JP3196969U - 鞄 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP3196969U
JP3196969U JP2015000441U JP2015000441U JP3196969U JP 3196969 U JP3196969 U JP 3196969U JP 2015000441 U JP2015000441 U JP 2015000441U JP 2015000441 U JP2015000441 U JP 2015000441U JP 3196969 U JP3196969 U JP 3196969U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
belt
slide fastener
slider
storage portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015000441U
Other languages
English (en)
Inventor
隆也 卯野
隆也 卯野
Original Assignee
株式会社ウノフク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ウノフク filed Critical 株式会社ウノフク
Priority to JP2015000441U priority Critical patent/JP3196969U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3196969U publication Critical patent/JP3196969U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本体の外側面に設けられた収納部の開口部を開閉するスライドファスナーが、外観から視認されづらく、かつ、開閉が容易な鞄を提供する。【解決手段】本体の外側面1に収納部2を有する鞄であって、前記収納部2は、開口部3の一方の端部から他方の端部にかけて設けられたスライドファスナーFによって開閉可能になっており、前記開口部3の一方の端部近傍と、前記スライドファスナーFのスライダーSとの間に取り付けられた帯状体4を有し、前記開口部3が閉状態において、噛合された一対のファスナーエレメント列が前記帯状体4によって覆われる。【選択図】図1

Description

本考案は、本体の外側面に収納部を有する鞄に関するものである。
従来より、本体の外側面に設けられた収納部の開口部を、スライドファスナーによって開閉する鞄が知られている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3095896号公報
しかしながら、収納部の開閉に用いられるスライドファスナーは、向かい合う一対のファスナーテープの対向する各側縁部に配列されたエレメント(以下「エレメント列」という。)にスライダーが挿通され、このスライダーをエレメント列に沿って摺動させることにより、エレメント列を噛合又は分離させて、開口部を開閉する構成のものである。そのため、少なくともスライダーが摺動する範囲のスライダーファスナーが露出した状態にて開口部に縫着されることとなり、収納部が鞄の外側面に設けられている場合、外観からスライドファスナーが視認できるので、非常に体裁が悪かった。
また、スライドファスナーを開閉する引手は、小片部材であるため、手が不自由な人や、手袋を装着した人が収納部を開閉する場合、開閉しづらい場合があった。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、本体の外側面に設けられた収納部の開口部を開閉するスライドファスナーが、外観から視認されづらく、意匠性に優れた外観を有し、かつ、開閉が容易な鞄を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本考案に係る鞄は、本体の外側面に収納部を有し、前記収納部は、開口部の一方の端部から他方の端部にかけて設けられたスライドファスナーによって開閉可能になっており、前記開口部の一方の端部近傍と、前記スライドファスナーのスライダーとの間に取り付けられた帯状体を有し、前記開口部が閉状態において、噛合された一対のファスナーエレメント列が前記帯状態によって覆われている。
前記開口部が閉状態において、開口部の一端側とスライダーまでのスライドファスナーが、前記帯状体に略覆われるようにすることができる。
前記収納部を、鞄の前面に設けることができる。
前記前面を構成する前面形成部材における側縁近傍に上下方向に向けて細長い略長方形状の開口部を有し、前記帯状体の一端側は、前面形成部材の裏面における開口部の下端近傍に縫着され、帯状体の他端側は、連結部材を介してスライダーの引手取付孔に取り付けることができる。
前記帯状体の表面に模様を施すことができる。
このように、本考案に係る鞄によれば、本体の外側面に設けられた収納部の開口部を開閉するスライドファスナーが、外観から視認されづらく、意匠性に優れた外観を有し、かつ、開閉が容易となる。
本考案の一実施形態に係る鞄の前面側を示す図である。 収納部の開口部が図1と異なる位置に設けられている鞄の一例を示す図である。 図1の開口部が閉状態の一部拡大図である。 図1の開口部が開状態の一部拡大図である。
以下、本考案に係る実施形態を図面に従って説明するが、本考案はこの実施形態に限定されるものではない。
本考案に係る鞄は、本体の外側面1に収納部2を有しており、この収納部2の開口部3がスライドファスナーFによって開閉可能になっている。
図1は、本考案の一実施形態に係る鞄の前面11側を示す図である。ここで、本明細書において、「鞄の前面11とは」使用者の体に当接する面と反対側を向く面のことをいう。
図1に示す鞄は、鞄の前面11を構成する前面形成部材12における側縁13近傍に上下方向に向けて細長い略長方形状の開口部3が設けられており、前面形成部材12の裏側における開口部3の周縁に、スライドファスナーFのファスナーテープFTが縫着されている。なお、図1に示す鞄は、前面11を構成する前面形成部材12における左側の側縁13近傍に開口部3を設けているが、開口部3の位置は特に限定されるものではなく、例えば、前面形成部材12における右側の側縁13近傍に設けてもよいし(図示しない)、図2に示すように、前面11を構成する前面形成部材12における上縁14近傍に、左右方向に向けて開口部3を設けてもよい。また、収納部2の位置、大きさ等も特に限定されるものではない。
スライドファスナーFは、向かい合う一対のファスナーテープFTの対向する各側縁13部に配列されたエレメント(以下「エレメント列E」という。)にスライダーSが挿通され、このスライダーSをエレメント列Eに沿って摺動させることにより、エレメント列Eを噛合又は分離させることによって開口部3を開閉するものである。本実施形態に係る鞄は、周知のスライドファスナーFを使用することができる。
本実施形態に係る鞄は、図3に示すように、スライダーSが開口部3の略上端に位置するときに開口部3が閉状態となり、図4に示すように、スライダーSが開口部3の略下端に位置するときに、開口部3が開状態となる。また、スライダーSが開口部3の略上端に位置するときに開口部3が開状態となり、スライダーSが開口部3の略下端に位置するときに開口部3が閉状態となるように、開口部3にスライドファスナーFを縫着させることもできる。なお、例えば、図2に示すように、左右方向に向けて開口部3を設けた場合、スライダーSが、開口部3の略右端に位置するときに、開口部3が閉状態となるようにスライドファスナーFを開口部3に縫着してもよいし、スライダーSが開口部3の略左端に位置するときに、開口部3が閉状態となるように開口部3にスライドファスナーFを縫着させてもよい。
スライダーSは、エレメント列Eを噛合させる胴体S1と、胴体S1の上面に設けられた引手取付柱S2と、胴体S1と引手取付柱S2とによって形成される引手取付孔S3に取り付けられた引手S4を備える。引手取付柱S2は、引手S4と、後述する帯状体4とを回動可能に連結することができればどのような構成のものでも構わない。図1に示す引手S4は、小片部材の引手S4とリング部材S5とを連結させ、このリング部材S5を引手取付孔S3に取り付ける構成としているが、貫通孔を設けた引手S4を直接引手取付孔S3に取り付ける構成としてもよい。また、引手S4の幅の長さを、後述する帯状体4の幅の長さと略同一にすれば、体裁に優れるので好ましい。
帯状体4は、収納部2の開口部3の一方の端部近傍と、スライドファスナーFのスライダーSとの間に取り付けられている。
具体的には、帯状体4の一端側は、前面形成部材12の裏面における開口部3の下端近傍に縫着され、帯状体4の他端側は、連結部材5を介してスライダーSに取り付けられている。帯状体4としては、幅広のテープ等を用いることができる。
さらに具体的には、帯状体4の一端側は、前面形成部材12の裏面における開口部3の下端近傍に、前面11側より、前面形成部材12、帯状体4、スライドファスナーFの順に重なった状態にて縫着されている。帯状体4の他端側は、端部近傍を折り返してループ41を形成し、このループ41に連結部材5を取り付けると共に、連結部材5をスライダーSの引手取付孔S3に取り付けている。このとき、引手S4が帯状体4によって覆われないように、連結部材5は、引手取付孔S3に取り付けられた引手S4よりも下側に位置するように取り付ける。また、連結部材5としては、Dカンを用いることが好ましい。なお、例えば、図2に示すように、左右方向に向けて開口部3を設けた場合、帯状体4の一端側は、前面形成部材12の裏面における開口部3の左右端のいずれか一方の近傍に縫着させ、帯状体4の他端側をスライダーSに取り付ける。
帯状体4の幅方向長さは、開口部3の幅の長さと略同一でることが好ましいが、開口部3が閉状態のときに、少なくとも噛合したファスナーエレメント列Eを覆うことができればよい。帯状体4の長さは、スライダーSが閉状態の位置に配置されたときに、帯状体4がピンと張った状態になるように形成されている。
本実施形態に係る鞄によれば、図1及び図3に示すように、開口部3が閉状態の時に、スライドファスナーFが帯状体4に覆われるので、スライドファスナーFが外観から視認されず、デザイン性が向上し非常に意匠性に優れたものとなる。また、帯状体4を引っ張ることによって、スライダーSを摺動させることができるので、例えば、手が不自由な人や、手袋を装着した状態の人でも開口部3の開閉が容易にできる。
また、帯状体4の表面に、種々の模様を施すことができる。例えば、図1のように、帯状体4の表面にストライプの模様を施した帯状体4を、外側面1が無地の鞄に取り付けた場合、開口部3の目印になると共に、デザインの一部を構成することとなるため意匠的にも非常に優れたものとなる。
本実施形態の鞄は、適宜の内容物を入れることができる主袋16を備え、肩掛け可能な持ち手17を有する鞄を例示しながら説明したが、鞄の形状は特に限定されず、背負い鞄等でもよい。また、収納部2は、鞄本体の前面11に限らず、マチ15や後面等、鞄本体の外側面1に設けることもできる。
以上のとおり、図面を参照しながら本考案の実施形態を説明したが、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更または削除が可能である。したがってそのようなものも本考案の範囲内に含まれる。
1 外側面
11 前面
12 前面形成部材
13 側縁
14 上縁
15 マチ
16 主袋
17 持ち手
2 収納部
3 開口部
F スライドファスナー
FT ファスナーテープ
E エレメント列
S スライダー
S1 胴体
S2 引手取付柱
S3 引手取付孔
S4 引手
S5 リング部材
4 帯状体
41 ループ
5 連結部材

Claims (5)

  1. 本体の外側面に収納部を有する鞄であって、
    前記収納部は、開口部の一方の端部から他方の端部にかけて設けられたスライドファスナーによって開閉可能になっており、
    前記開口部の一方の端部近傍と、前記スライドファスナーのスライダーとの間に取り付けられた帯状体を有し、
    前記開口部が閉状態において、噛合された一対のファスナーエレメント列が前記帯状態によって覆われる鞄。
  2. 前記開口部が閉状態において、開口部の一端側とスライダーまでのスライドファスナーが、前記帯状体に略覆われる請求項1に記載の鞄。
  3. 前記収納部が、鞄の前面に設けられている請求項1又は請求項2に記載の鞄。
  4. 前記前面を構成する前面形成部材における側縁近傍に上下方向に向けて細長い略長方形状の開口部を有し、
    前記帯状体の一端側は、前面形成部材の裏面における開口部の下端近傍に縫着され、帯状体の他端側は、連結部材を介してスライダーの引手取付孔に取り付けられている請求項3に記載の鞄。
  5. 前記帯状体の表面に模様が施されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の鞄。





JP2015000441U 2015-01-30 2015-01-30 Active JP3196969U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000441U JP3196969U (ja) 2015-01-30 2015-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000441U JP3196969U (ja) 2015-01-30 2015-01-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3196969U true JP3196969U (ja) 2015-04-09

Family

ID=52986572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000441U Active JP3196969U (ja) 2015-01-30 2015-01-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3196969U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3196969U (ja)
JP3215364U (ja) 携行用外衣
JP4574668B2 (ja) ジッパー
JP3231299U (ja) マスコット付きバッグ
US9615648B1 (en) Backpack
US10869526B2 (en) Slide closure with stabilizing fins and associated garment
JP3200681U (ja) ランドセル用サブバッグ
JP3177011U (ja) バックルを使用しないベルト
JP3184840U (ja) バッグ付ランドセルカバー
JP3205055U (ja) バッグ
JP3199806U (ja) 布団カバー
JP3198606U (ja) バッグ
KR101433880B1 (ko) 트렌스폼 가방
JP3217291U (ja) ポケットティシュ用ストラップ
JP3167731U (ja) バックルを使用しないベルト
JP6194855B2 (ja) 皺軽減バッグ
JP3217578U (ja) 布団カバー
CN214630516U (zh) 一种可拆卸多用口袋
KR200462992Y1 (ko) 가방 기능이 구비된 바지
JP3113952U (ja) ランドセル用カバー
JP3129238U (ja) 小物入れ
JP3212529U (ja) バッグ
JP5794649B1 (ja) 収納部材及びこれを備えた鞄
KR200444319Y1 (ko) 스커트
JP2017179679A (ja) 上衣

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3196969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250