JP3212529U - バッグ - Google Patents

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誠 正田
誠 正田
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Abstract

【課題】体の左右いずれの側に保持した場合でも、容易にファスナーを開閉でき、使用勝手が良く、汎用性を向上することができるバッグを提供する。【解決手段】表面側側面部及び裏面側側面部を有し、使用者が身体の両側に保持して使用しうるバッグであって、表面側側面部及び裏面側側面部には、夫々、開操作方向が同一のスライド式ファスナを有する収納開口部が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、バッグ、特に、肩掛け式のバッグに関する。
従来、ショルダーバッグやトートバックのように、肩掛け式のバッグが周知である。このような肩掛け式のバッグは、立体形状の上面部に主たる収納開口部を設けており、必要に応じて開閉可能としている。
なお、開閉可能とは、ボタンやマグネット、ベルト、ファスナ等によって内部が見えない程度に閉じた状態、並びに、内部に物品等を出し入れすることができる程度に開いた状態、であることを意味する。
一方、このようなバッグには、大小様々な物品を持ちあることができるとともに、例えば、小物や使用頻度の高い物品の使い勝手をよくするために、バッグ本体の外側に収納ポケット等を設けたものが多く見受けられる。
この際、このような収納ポケットにおいても、必要に応じてファスナにより開閉可能としたものも多い(例えば、特許文献1〜3参照)。
実用新案登録第3184266号公報 特開2007−082884号公報 特開平08−168408号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示のバッグの場合、バッグ本体の表面側側面部及び裏面側側面部の両面に収納ポケットを設けるとともに、ファスナにより開閉可能としている。
具体的には、表裏で収納ポケットの大きさが異なる(特許文献1参照)、使用形態がバッグ以外のものに変化する(特許文献2参照)、表裏で収納ポケットの位置が異なる(特許文献3参照)、といったように、その用途に応じた形態を呈している。
しかも、これら全てのバッグの表裏に設けたファスナは、表側側面部と裏側側面部において閉止時のスライダのが前後逆側にあるため、使用者の右側にバッグを位置させた際と両者の左側にバッグを位置させた際とでは、使用者の外側(使用形態でバッグの表面側側面部)に位置するスライダの開操作方向が同じとはならず、しかも、その開操作方向は使用者の後方から前方に向けて行うこととなる。
したがって、使用者にとって開閉操作が混乱し易く煩わしい操作を強いられると共に、使用者がファスナの開操作を行うために後方から前方へファスナ操作を行う場合には、腕を身体の後方から前方へ動かす必要があることとから開操作しにくい、という不具合があった。
従って、このような観点から、本考案は、使用者の体側の左右いずれの側に保持した場合であっても、容易にファスナーを開操作しうるバッグを提供することを課題とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案にあっては、表面側側面部及び裏面側側面部を有し、使用者が身体の両側に保持して使用しうるバッグであって、表面側側面部及び裏面側側面部には、夫々、開操作方向が同一のスライド式ファスナを有する収納開口部が設けられた、ものである。
請求項2記載の考案にあっては、スライド式ファスナの開操作方向を、使用者を基準として、バッグの前面一致かつ表裏逆となるように使用者右側及び使用者左側の何れの位置にあるときでも前方から後方とした、ものである。
請求項3記載の考案にあっては、バッグの表面側側面部及び裏面側側面部には、上面部に向かうほど接近するように上方に反り返る曲面部を有し、スライド式ファスナを肩掛けした状態で使用者の身体と接触しない曲面部に、表面側側面部及び裏面側側面部の上縁に沿って配置した、ものである。
請求項4記載の考案にあっては、スライド式ファスナをバッグの前後長さ方向の全長に亘って同じ長さに配置した、ものである。
請求項1記載の考案にあっては、表面側側面部及び裏面側側面部を有し、使用者が身体の両側に保持して使用しうるバッグであって、表面側側面部及び裏面側側面部には、夫々、開操作方向が同一のスライド式ファスナを有する収納開口部が設けられたことにより、開操作方向が同一に形成されていることから、使用者は身体のいずれの側で保持して使用した場合であっても、手を同一の方向に動かすことにより収納開口部を開くことができるため、使用者が惑うことなく収納開口部を開閉でき、使用勝手が良く、汎用性を向上させることができる。
請求項2記載の考案にあっては、スライド式ファスナの開操作方向を、使用者を基準として、バッグの前面一致かつ表裏逆となるように使用者右側及び使用者左側の何れの位置にあるときでも前方から後方としたことにより、使用者はバッグを身体のいずれの側に保持している場合であっても、常に、手で前方から後方へファスナを引く動作により収納開口部を開放することができるため、身体に自然な動作でファスナの開操作を行うことができ、使用者が使いやすいバッグを提供することができる。
請求項3記載の考案にあっては、バッグの表面側側面部及び裏面側側面部には、上面部に向かうほど接近するように上方に反り返る曲面部を有し、スライド式ファスナを肩掛けした状態で使用者の身体と接触しない曲面部に、表面側側面部及び裏面側側面部の上縁に沿って配置したことにより、スライド式ファスナによって衣服がすれたり引っ掛かってしまうことを抑制することができる。
請求項4記載の考案にあっては、スライド式ファスナをバッグの前後長さ方向の全長に亘って同じ長さに配置したことにより、バッグの見掛け上の表裏を同じとすることができる。
本考案の一実施の形態に係るバッグを示し、(A)は使用者の身体の右側に位置している状態の表面側側面部(外面)を基準としたバッグの斜視図、(B)は使用者の身体の左側に位置している状態の表面側側面部(外面)を基準としたバッグの斜視図である。 本考案の一実施の形態に係るバッグの平面図である。 本考案の一実施の形態に係るバッグを示し、表裏の各ファスナが使用者の身体から離れている状態を示す説明図である。 本考案の一実施の形態に係るバッグを示し、使用者が右肩に肩掛けしている使用状態の説明図である。 本考案の一実施の形態に係るバッグを示し、使用者が左肩に肩掛けしている使用状態の説明図である。
次に、本考案に係る一実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、説明の便宜上、一部の肉厚は省略して図示している。
図1に示すように、バッグ10は、布や皮(合皮を含む)等によって立体形状としたバッグ本体11と、バッグ本体11の前面側マチ部17及び背面側マチ部18に両端を接続した肩紐12と、を備える。
ここで、図2に示すように、バッグ10は、表面側側面部15及び裏面側側面部16を有し、使用者が身体の両側に保持して使用しうるバッグ10であって、表面側側面部15及び裏面側側面部16には、夫々、開操作方向が同一のスライド式ファスナ25,26を有する収納開口部15a,16aが設けられたものである。
バッグ本体11は、上面部13、底面部14、表面側側面部15、裏面側側面部16、前面側マチ部17、背面側マチ部18からなる。なお、これら表裏前後の各方向は、図1(A)を基準としたものであり、使用者の使用状況における表裏前後を限定するものではない。
肩紐12は、例えば、帯状であって、長さの調節が可能な周知のものを用いている。また、肩紐12は、着脱可能なものでもよい。
上面部13は、バッグ本体11の内部に設けた主収納部(図示せず)と外部とを連通する主収納開口部13aが主スライド式ファスナ19によって開閉可能となっている。
図2に示すように、主スライド式ファスナ19は、公知のものを用いており、バッグ本体11の前後方向に沿って延びるエレメント(務歯)20と、エレメント20の互いに対向する務歯頭部(詳細図省略)を係合状態と非係合状態とに切り替えるスライダ21と、を備える。したがって、主収納開口部13aは、エレメント20の務歯頭部が、係合状態にあるときに閉じ(閉成)状態となり、非係合状態にあるときに開き(開放)状態となる。なお、以下の説明では、務歯頭部の係合・非係合状態を単に「噛み合わせ」とも称する。
スライダ21は、エレメント20の務歯頭部の噛み合わせを切り替える胴部22と、胴部22と一体の屈曲した柱部23と、柱部23に保持された引手24と、を備える。なお、引手24はデザイン上の観点から各種の形状又は形態のものを用いることができる。
また、スライダ21は、互いに操作方向が逆向きとなるように2つ配置してもよい。これにより、バッグ10の前後を使用者が任意に選択することができる。ここで、図2に示すように、一方のスライダ21に引手24をフック24’とすることにより、他方の引手24と係合させれば簡易ロックとして利用することができる。
底面部14は、特に詳細な図示しないが、例えば、四隅付近に点鋲等を設けるなど、バッグ10のデザインや用途等に応じたものとすることができる。
バッグ本体11の表面側側面部15及び裏面側側面部16のそれぞれには、主収納部とは隔絶した副収納部(図示せず)と外部とを連通する収納開口部15a,16aがスライド式ファスナ25,26によって開閉可能となっている。
図3に示すように、ここで、バッグ本体11の表面側側面部15及び裏面側側面部16には、上面部13に向かうほど接近するように上方に曲面を以て反り返る曲面部15b,16bを有している。
上述したスライド式ファスナ25,26は、バッグ10を肩掛けした状態で使用者の身体と接触しない曲面部15b,16bに位置しており、表面側側面部15及び裏面側側面部16の上縁に沿って延びている。
スライド式ファスナ25,26は、公知のものを用いており、バッグ本体11の前後方向に沿って延びるエレメント(務歯)27と、エレメント27の互いに対向する務歯頭部(詳細図省略)を係合状態と非係合状態とに切り替えるスライダ28と、を備える。したがって、収納開口部15a,16aは、エレメント27の務歯頭部が、係合状態にあるときに閉じ(閉成)状態となり、非係合状態にあるときに開き(開放)状態となる。なお、以下の説明では、務歯頭部の係合・非係合状態を単に「噛み合わせ」とも称する。
スライド式ファスナ25,26は、バッグ本体11の前後長さ方向の略全長に亘って同じ長さに配置しており、外見上、表面側側面部及び裏面側側面部は同一の形状として構成されている。
スライダ28は、エレメント27の務歯頭部の噛み合わせを切り替える胴部29と、胴部29と一体の屈曲した柱部30と、柱部30に保持された引手31と、を備える。なお、引手31はデザイン上の観点から各種の形状又は形態のものを用いることができる。
前面側マチ部17には、例えば、スマートフォンSなどのように使用頻度の高い小物を収納することができるポケット32を設けている。これにより、バッグ10の前後を規定することができるようになっている。なお、背面側マチ部18においても、例えば、ペットボトル等の小物を収納することができるポケット(図示せず)を設けてもよい。
次に、本考案のバッグ10の使用例を説明する。図4に示すように、使用者Pは、右肩に肩紐12を掛けた状態でバッグ10を自身の身体の右側に位置させる。
これにより、バッグ10の表面側側面部15が自身の身体の外側に位置しており、スライド式ファスナ25のスライダ28が前面側マチ部17側に位置している。
バッグ10は使用者Pの右側において保持されており、表面側側面部15にスライド式ファスナ25を有する収納開口部15aが設けられた状態となる。したがって、使用者Pは、スライド式ファスナ25を開操作する場合には、スライダ28を前方から後方に向けて操作する。
一方、図5は、使用者Pが、左肩に肩紐12を掛けた状態でバッグ10を自身の身体の左側に位置させて保持した状態を示している。
これにより、バッグ10の裏面側側面部16が自身の身体の外側に位置しており、スライド式ファスナ25のスライダ28が前面側マチ部17側に位置している。
バッグ10は使用者Pの左側に位置しており、裏面側側面部16にスライド式ファスナ26を有する収納開口部16aが設けられた状態となる。したがって、使用者Pは、スライド式ファスナ26を開操作する場合には、スライダ28を前方から後方に向けて操作する。
このように、バッグ10は、前面側マチ部17を使用者Pの前方に位置させた状態で、右肩及び左肩のどちらに肩掛けしても、その際の使用者Pの外面に位置する表面側側面部15又は裏面側側面部16は、何れもスライダ28を使用者Pの前方から後方に向かう開操作とすることができる。すなわち、使用者Pはバッグ10を身体のいずれの側に保持している場合であっても、常に、手で前方から後方へスライド式ファスナ25,26(スライダ28)を引く動作により収納開口部15a,16aを開放することができるため、身体に自然な動作でファスナの開操作を行うことができ、使用者Pが使いやすいバッグ10を提供することができる。
ところで、本考案のバッグ10は、上述した箱に限定されるものではない。例えば、肩掛けの方式は、上述した肩紐12によるものの他、表面側側面部15及び裏面側側面部16の各々にループ状の紐を設けて手提げ及び肩掛けの両方を可能としたトートバックにも適用可能である。
以上説明したように、本考案に係るバッグは、使用勝手が良く、汎用性を向上することができるという効果を有し、バッグ、特に、肩掛け式のバッグ全般に有用である。
10 バッグ
11 バッグ本体
12 肩紐
13 上面部
13a 主収納開口部
14 底面部
15 表面側側面部
15a 収納開口部
15b 曲面部
16 裏面側側面部
16a 収納開口部
16b 曲面部
17 前面側マチ部
18 背面側マチ部
19 スライド式ファスナ
20 エレメント
21 スライダ
22 胴部
23 柱部
24 引手
25 スライド式ファスナ
26 スライダ
27 エレメント
28 スライダ
29 胴部
30 柱部
31 引手
32 ポケット
P 使用者
S スマートフォン

Claims (4)

  1. 表面側側面部及び裏面側側面部を有し、使用者が身体の両側に保持して使用しうるバッグであって、
    前記表面側側面部及び前記裏面側側面部には、夫々、開操作方向が同一のスライド式ファスナを有する収納開口部が設けられたことを特徴とするバッグ。
  2. スライド式ファスナの開操作方向を、使用者を基準として、バッグの前面一致かつ表裏逆となるように使用者右側及び使用者左側の何れの位置にあるときでも前方から後方としたことを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
  3. 前記バッグの表面側側面部及び裏面側側面部には、上面部に向かうほど接近するように上方に反り返る曲面部を有し、前記スライド式ファスナを肩掛けした状態で使用者の身体と接触しない曲面部に、前記表面側側面部及び前記裏面側側面部の上縁に沿って配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッグ。
  4. 前記スライド式ファスナを前記バッグの前後長さ方向の全長に亘って同じ長さに配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のバッグ。
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