JP4574668B2 - ジッパー - Google Patents

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    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/24Details
    • A44B19/26Sliders
    • A44B19/28Sliders constructed to be removable from at least one stringer ; Sliders with movable parts to permit releasing of the slider in the event of jamming or obstruction
    • A44B19/285Tools for opening or closing slide fasteners

Description

本発明は、ジッパーに関し、より詳細には、ジッパースライダーの先端にジッパーテープ間の間隔を狭める補助スライダーを備え、結合歯が噛み合う前に予め補助スライダーが移動しながらジッパーテープ間の間隔を狭めるジッパーに関する。
周知のように、ジャンバーや洋服ズボンのポケットをはじめとして、リュックサックやかばん、運動靴、ブーツなどは開口部を閉じるための色々な形態のジッパーが付着している。
このようなジッパーは毎使用時に紐を縛る不便さを減らすために開発されたもので、基本的な原理をみると、布などからなったジッパーテープに左右1列に並んだ結合歯が固定されており、この結合歯にはジッパースライダーが長手方向に移動自在に設けられている。したがって、ジッパーの中央取っ手を握ってジッパーを一側に引くと、ジッパースライダーによって結合歯が互いに噛み合いながらかばんなどの開口部を閉じる一方、反対側にジッパースライダーを引くと、噛み合っていた結合歯が分離しながら開口部が開放される。
ジッパーの種類にはジッパーを外に露出させるようにしたもの、縁部内に隠して外に露出されないようにしたもの、下部が互いに分離するようになっているものなどがある。その他にも結合歯が特別に大きくて開閉する取っ手に装飾品を飾ったり装飾用石を固着したジャイアンツジッパー、防水が可能な平面ジッパー、ジッパーの環を持ち上げなければジッパーが移動しない安全ジッパーなどがある。
図1は従来技術のジッパーの一例を示す平面図である。
この図1に示したように、ジッパー100は一般的に織物材で構成された一対のジッパーテープ120が互いに対向する形態で配置されており、これらのジッパーテープ120にはそれぞれ、その接触面に所定の間隔をおいて配置される歯構造の結合歯122が連設されている。結合歯122のライン上には取っ手114を備えたジッパースライダー110が結合されており、このジッパースライダー110が結合歯122に沿って前進及び後進移動することによって、一対の結合歯122が互いに噛み合ったり分離したりして開口部を開放または閉鎖する。
図面において、取っ手114を握ってジッパースライダー110を上方に上昇させると、このジッパースライダー110の上方に位置した一対の結合歯122が互いに分離された状態からジッパースライダー110の本体112内で互いに噛み合い、反対にジッパースライダー110を下方に下降させると、噛み合っていた結合歯122がジッパースライダー110の本体112を抜け出ながら互いに分離される。
しかし、このような構造を有する従来のジッパーは、噛み合う時に、ジッパーの内部に入っている内容物が多くてタイトにロックされる場合、広がった状態のジッパーテープを両手で付勢しながらジッパースライダーを上昇させる必要がある。この過程で多くの力が加えられ、内容物の圧力により結合歯の結合状態が解除されながらジッパーが分離されることによって、内容物が外に突出したりジッパーを再使用することができなくなる問題がある。
例えば、女性や中年の男性などの補正用下着であるコルセットに付着されたジッパーの場合には、外服により現われるスタイルを下着で強制補正するための衣類であるため、身体の一部がジッパーを外に強く付勢するようになり、その過程で片手でジッパースライダーを上げることが難しいなどの不便さがある。
このような問題点を解決するために、本出願人は新しい構造のジッパーを開発して2001年5月3日出願した(特許文献1)。
この特許文献1について図2、3を参照して詳細に説明する。
特許文献1に開示されたジッパー10は、ジッパースライダーが摺動しながらジッパーが閉められる過程で内容物により結合歯が分離されることを防止すると共に、完全にジッパーが閉まった状態で結合歯の結合状態が解除され、ジッパーが開くことを防止することができる役割をする防止手段を備えたジッパーを提供することにその目的がある。
ジッパー10には、ジャンバーやかばんなどの開口部を開閉するスライダー組立体の摺動を案内するガイド40がプレート状の構造に製作されており、このガイド40にはスライダー組立体が摺動しながら支持される案内レール44が設けられるジッパー10を例示した。
すなわち、本出願人が開発した特許文献1に開示されたジッパー10は、そのジッパー10を構成するジッパーテープ60、62の対向面に複数の結合歯50、52が固定されており、これらの結合歯50、52はスライダー組立体を構成する上部スライダー20の上下移動によって噛み合ったり分離したりする。
この時、スライダー組立体を構成する下部スライダー(図3の30)は前述したプレート状のガイド40に設けられた案内レール44に沿って摺動する。
ここで、下部スライダー30の長手方向移動を案内するガイド40はプレート状のガイド本体42からなっており、このガイド本体42の内側対向面には案内レール44が形成されている。
また、案内レール44の上面には複数の防止溝44aが設けられて、スライダー組立体が任意に移動して結合歯50、52の噛み合い状態が解除されることを防止する安全機能を提供する。
そして、ガイド本体42の外側面には厚肉部46が形成されており、この厚肉部46には複数の結合孔48が所定の間隔をおいて離間して形成されている。この結合孔48には固定用紐などが挿設されてガイド40の移動を防止する構成である。
しかし、上部スライダー20には取っ手24が付着され、ジッパーの使用時には取っ手24を握ってスライダー組立体を上下に移動させて開口部を開閉するようになる。上部スライダー20を構成する上部体22の中央には上部隔壁が形成されており、両側面には上部延長部が下方に延びている。この上部延長部は下部スライダー30を構成する下部体と一定間隔を維持することによって、結合歯50、52の離脱を防止すると共に、ジッパーテープ60、62の挿入を可能にする。
一方、下部スライダー30を構成する下部体の中央には下部隔壁が形成されており、この下部隔壁を中心に左右にはガイド40の案内レール44が挿入される二つの下部案内溝が提供される。また、下部体の両側面には、それぞれ垂直下方に及び垂直上方に延びる延長部が形成されている。これらの延長部の間にはガイド40のガイド本体42が挿入される。また、上部スライダー20にも上部隔壁を中心に左右にはジッパーテープ60、62に固定された結合歯50、52が挿入される二つの上部案内溝が提供されている。
韓国特許登録第404512号公報(2003年10月24日登録)
しかし、前述したジッパー10もやはりガイド本体42と案内レール44を構成するためのガイド40を別途に製作して、ジッパーテープ60、62の下面に付着しなければならない。そのため、工程が複雑であり、別の部品を新しく製作しなければならない問題点があり、それによって経済性が低下するという問題があった。
また、ジッパー10を構成するジッパースライダーはジッパーの結合歯50、52を噛み合せる上部スライダー20と、案内レール44を噛み合わせる下部スライダー30が積層された構造になっている。そのため、ジッパースライダーの厚さが大きくなる。それによって、使用者は異物感を感じるようになり、ジッパースライダーが衣類から外側に膨らんで突出するため、美観上ファッション感が低下するという問題があった。
また、従来のジッパー10は、ジッパーの結合歯50、52を噛み合せる上部スライダー20と、案内レール44を噛み合せる下部スライダー30を垂直に積層した構造になっているため、上部スライダー20がジッパーの結合歯50、52を噛み合わせる位置と、下部スライダー30が案内レール44を狭める位置が同一な地点である。それによって、ジッパー10の結合歯50、52の噛み合いのために下部スライダー30が案内レール44を狭めることが不可能になる。したがって、下部スライダー30は上部スライダー20がジッパーの結合歯50、52を噛み合うための力を軽減させる役割を正しく行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、小さな力でも容易にジッパーの結合歯を噛み合わせて、結合安定度を向上させることが可能な、新規かつ改良されたジッパーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、相対向して噛合可能なジッパーテープの対向面に設けられた複数の結合歯を噛み合わせたり分離させるジッパースライダーと、結合歯の外側部にジッパーテープの長手方向に沿って配置されて、ジッパーテープの上面に付着された案内レールと、ジッパースライダーの先端に連結され、内部側で案内レールに案内されながら摺動し、結合歯が噛み合う前に両側のジッパーテープ間の間隔を互いに狭める補助スライダーと、を備えることを特徴とする、ジッパーが提供される。
補助スライダーは、補助スライダーの下部に案内レールが結合される複数の案内路と、複数の案内路が形成されるように、補助スライダーの下面の中央に分離壁が形成された上部体と、上部体の下部に結合されて案内路を規定する下部支持板と、上部体と下部支持板を結合させる固定ピンと、を有してもよい。
案内レールは一定間隔をおいて形成された凹溝を有し、凹溝の底面前方と後方にはそれぞれ縫線が縫合される縫合孔が形成されて、案内レールがジッパーテープに縫着されてもよい。
補助スライダーはジッパースライダーの先端に形成された連結輪が挿設される連結孔が形成された突出部を有してもよい。
補助スライダーは上部体の側端部から垂直下方に所定長さに延びる離脱防止部を有してもよい。案内路を通じて通過する案内レールからの補助スライダーの離脱が防止されてもよい。
補助スライダーは、補助スライダー内に規定される案内路が中心から一側へ行くほど順次に幅が拡大し、中心から他側へ行くほど順次に幅が縮小したラッパ状で形成されてもよい。補助スライダーの一端部には、案内レールが広げるように拡張端を備え、別の一端部には、案内レールが狭まるように縮小端を備えてもよい。
以上説明したように本発明によれば、小さな力でも容易にジッパーの結合歯を噛み合わせて、結合安定度を向上させることが可能な、新規かつ改良されたジッパーを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図4は本発明の一実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーを示す斜視図であり、図5は同実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーのジッパースライダーを示す要部斜視図であり、図6は同実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーのジッパースライダー構造を示すジッパーテープの延在方向に対して垂直に切断した断面図である。
これらの図面を参照すれば、本実施形態に係るジッパー210は、ジッパースライダーの先端にジッパーテープ間の間隔を狭める補助スライダーを備え、結合歯が噛み合う前に予め補助スライダーが移動しながらジッパーテープ間の間隔を狭めることによって、小さな力でも容易にジッパーの結合歯を噛み合うことができるようにした装置である。
すなわち、本実施形態に係るジッパー210は、分離しているジッパーの結合歯50、52を噛み合わせるためのジッパースライダー250と、ジッパーの結合歯50、52が対向して設けられたジッパーテープ60、62と、これらのジッパーテープ60、62間の間隔をそれぞれ狭めることによって、結合歯50、52が容易に噛み合うことができるようにした補助スライダー220とからなっている。
補助スライダー220はジッパースライダー250の先端に一直線上に連結されて、補助スライダー220はジッパースライダー250の一側で分離状態の結合歯50、52に位置するようになる。一方、補助スライダー220は連結輪260によりジッパースライダー250の先端に連結されて、補助スライダー220の移動によりジッパースライダー250が従動する。より詳細には、本実施形態に係るジッパー210は、補助スライダー220とジッパースライダー250から構成される。この時、ジッパースライダー250は一般的なジッパースライダーと同様に、ジッパーテープ60、62の対向面に設けられた複数の結合歯50、52を噛み合わせ及び分離させてジッパーを開閉する。
ジッパースライダー250の上部体252には補助スライダー220が連結される連結輪260が設けられて、その両側面には垂直下方に延びる離脱防止部254を備える。上部体252の下面中央には分離壁258が形成され、上部体252の下方には上部体252と分離壁258を介して下部板256が配置される。
ジッパースライダー250は分離壁258及び上部体252、下部板256により規定される案内路236を通じてジッパーの結合歯50、52に沿って移動しながら、これらの結合歯を噛み合わせる。
一方、本実施形態に係るジッパー210において、結合歯50、52の外側部にはジッパーの長手方向に沿って案内レール270が配置される。案内レール270はジッパーテープ60、62の上面に付着され、結合歯50、52の外側部でジッパーの長手方向に沿って延びて配置される。
一方、本発明のジッパーにおいて、ジッパースライダー250の先端に配置される補助スライダー220は案内レール270に沿って摺動しながら、結合歯50、52が噛み合う前にジッパーテープ60、62間の間隔を狭める内部構造を有する。
すなわち、図6に詳細に示すように、補助スライダー220はその下部に案内レール270が位置する複数の案内路236を提供するために、その下面中央に分離壁234が形成された上部体222と、上部体222の下部に結合されて案内路236を規定する下部支持板230と、上部体222と下部支持板230を結合させる固定ピン242を備える。
また、連結輪260を通じてジッパースライダー250に連結される補助スライダー220の一側には突出部226が形成されて、この突出部226の一端にはジッパースライダー250に形成された連結輪260が挿設される連結孔228が形成されている。
また、補助スライダー220は、その上部体222の両側から垂直下方に所定長さに延びる離脱防止部224を備えることによって、この
離脱防止部224により案内路236を通過する案内レール270から補助スライダー220が離脱することを防止する構成を有する。
一方、補助スライダー220内に規定される案内路236の構造を見ると、中心から一側(図5で右側)へ行くほど幅が拡大して案内レール270が広がるようにする拡張端238が形成されており、中心から他側(図5で左側)へ行くほど幅が縮小して案内レール270を狭めるようにする縮小端240が形成されている。したがって、補助スライダー220内に規定される案内路236はラッパ状になっている。
図4に一部拡大して断面図に示したように、案内レール270は一定間隔をおいて複数の凹溝272が形成され、その凹溝272の底面前方と後方にはそれぞれ縫線276が縫合される縫合孔274が形成される。縫線276と縫合孔274により案内レール270はジッパーテープ60、62に縫着される。
しかし、案内レール270がジッパーテープ60、62に付着される方式は、但し縫線276による縫着に限定されるものではなく、その外に多様な方法で案内レール270をジッパーテープ60、62に付着することが可能である。
また、案内レール270の材質は特に限定されず、適切な強度の合成樹脂や金属材質で製造できる。さらに、補助スライダー220も同様に、適切な強度の合成樹脂や金属材質などのような多様な材料で製造できる。
前述した構成の本実施形態に係るジッパーの機能と作用に対して添付図面を参照して詳細に説明する。図7は本発明の一実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーのジッパースライダーによるガイド状態を示す平断面図である。
これを参照すれば、本実施形態に係るジッパー210において、補助スライダー220はその拡張端238が分離している結合歯50、52側に位置し、その内部に規定される案内路236には案内レール270が結合されている。そして、その補助スライダー220の縮小端240、すなわち結合されている結合歯50、52側には連結輪260により補助スライダー220と並べてジッパースライダー250が連結される。
したがって、補助スライダー220の拡張端238に連結された取っ手244を握って上方に引くと、結合歯50、52の外側に付着した案内レール270に沿って補助スライダー220が移動しながら、分離された状態で対向していた案内レール270を狭めるようになる。
すなわち、補助スライダー220の案内路236は拡張端238側の直径が大きく、縮小端240側へ行くほど順次に案内路236の直径が小さくなるので、補助スライダー220が上方に移動すると、相互対向する案内レール270が相互密着されるように狭める。それによって、両側のジッパーテープ60、62は相互密着する案内レール270によって互いに狭められるようになる。
その状態で、補助スライダー220により狭められた結合歯50、52がジッパースライダー250を通過しながら相互結合される。したがって、本実施形態に係るジッパー210は、補助スライダー220により非常に小さな力で対向する両側の結合歯50、52が容易に集められるので、結合歯50、52の噛み合いが容易になる。
特に、本実施形態に係るジッパー210を補正用下着のコルセットなどに適用する場合は、コルセットの内部に受容された身体の一部により外部に作用する圧力を抗してジッパー210が容易に移動できるので、片手でも容易にジッパー210を作動させることができる。このような作動は結合歯50、52がジッパースライダー250により結合される位置に到達する前に予め補助スライダー220が結合歯50、52を狭めることによって可能である。すなわち、補助スライダー220の採用によって結合歯50、52の噛み合いがより容易になる。
また、補助スライダー220及びジッパースライダー250が垂直でなく水平に並べて連結された構造であるので、全体ジッパースライダーの厚さが薄くなって異物感が小さくなる。また、案内レール270は既存のジッパーテープ60、62にも簡単に付着できるので、使用上汎用性が非常に高い。
一方、本実施形態に係るジッパー210を通じて結合歯50、52を分離させる作動を説明すると、まず、既に噛み合った結合歯50、52の間をジッパースライダー250が移動しながら、その内部の分離壁258が各結合歯50、52を分離させる。それと共に、ジッパースライダー250に連結された補助スライダー220が結合歯50、52の外側に付着した案内レール270に沿って移動しながら、その案内レール270を分離させる。それによって、ジッパーテープ60、62が容易に広がるようになるので、噛み合った結合歯50、52は小さな力でも容易に分離される。したがって、使用上便宜性が非常に高い。
本発明に係るジッパーによれば、補助スライダーが分離状態の両側の結合歯を予め狭めて、ジッパースライダーが結合歯をより一層容易に結合させることができ、それによって小さな力でも容易にジッパーの結合歯を噛み合わせることができる長所がある。また、ジッパースライダーと補助スライダーが水平に連結されているので、体積が小さくて異物感が少なく、案内レールを通じて結合歯が形成されたジッパーテープを扁平に維持させるので、結合歯が容易に噛み合うようになる長所がある。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明によれば、小さな力でも容易にジッパーの結合歯を噛み合わせることができる結合安定度が優れたジッパーを提供する。従って、本発明の産業利用性はきわめて高いものといえる。
従来技術のジッパーの一例を示す平面図である。 図1に示したジッパーを改良した従来のジッパーを示す斜視図である。 図2に示したスライダー組立体を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーを示す斜視図である。 同実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーのジッパースライダーを示す要部斜視図である。 同実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーのジッパースライダー構造を示すジッパーテープの延在方向に対して垂直に切断した断面図である。 本発明の一実施形態に係る結合安定度が優れたジッパーのジッパースライダーによるガイド状態を示す平断面図である。
符号の説明
210 ジッパー
220 補助スライダー
222 上部体
224 離脱防止部
226 突出部
228 連結孔
230 下部支持板
234 分離壁
236 案内路
250 ジッパースライダー
270 案内レール

Claims (6)

  1. 相対向して噛合可能なジッパーテープの対向面に設けられた複数の結合歯を噛み合わせたり分離させるジッパースライダーと、
    前記結合歯の外側部に前記ジッパーテープの長手方向に沿って配置されて、前記ジッパーテープの上面に付着された案内レールと、
    前記ジッパースライダーの先端に連結され、内部側で前記案内レールに案内されながら摺動し、前記結合歯が噛み合う前に両側の前記ジッパーテープ間の間隔を互いに狭める補助スライダーと、
    を備えることを特徴とする、ジッパー。
  2. 前記補助スライダーは、
    前記補助スライダーの下部に前記案内レールが結合される複数の案内路と、
    前記複数の案内路が形成されるように、前記補助スライダーの下面の中央に分離壁が形成された上部体と、
    前記上部体の下部に結合されて前記案内路を規定する下部支持板と、
    前記上部体と前記下部支持板を結合させる固定ピンと、
    を有することを特徴とする、請求項1に記載のジッパー。
  3. 前記案内レールは一定間隔をおいて形成された凹溝を有し、前記凹溝の底面前方と後方にはそれぞれ縫線が縫合される縫合孔が形成されて、前記案内レールが前記ジッパーテープに縫着されることを特徴とする、請求項1に記載のジッパー。
  4. 前記補助スライダーは前記ジッパースライダーの先端に形成された連結輪が挿設される連結孔が形成された突出部を有することを特徴とする請求項2に記載のジッパー。
  5. 前記補助スライダーは前記上部体の側端部から垂直下方に所定長さに延びる離脱防止部を有することを特徴とする、請求項2に記載のジッパー。
  6. 前記補助スライダーは、
    前記補助スライダー内に規定される前記案内路が中心から一側へ行くほど順次に幅が拡大し、中心から他側へ行くほど順次に幅が縮小したラッパ状で形成されることを特徴とする、請求項2に記載のジッパー。
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