JP3167731U - バックルを使用しないベルト - Google Patents

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JP3167731U
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義文 小野
義文 小野
壽章 伊奈
壽章 伊奈
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Morito Co Ltd
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Abstract

【課題】ベルトループがベルトの折り返し部により引っ張られて歪んでも、外部からはその歪みがほとんど見えないような、バックルを使用しないベルトを提供する。【解決手段】ベルト本体(2)と、この本体の両末端に設けた折り返し部(3)と、この折り返し部(3)を開閉可能に接合する接合部材(31)を有する、バックルを使用しないベルトである。前記折り返し部(3)の、折り返し状態における先端(32)から前記接合部材(31)の間に第1固定部(33)を設けたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本考案は、バックルを使用しないベルトに関する。
ズボン類に使用されるベルトは、周知のように、開閉部にバックルを使用するタイプが大部分である。このようなベルトは、ズボン類の上げ下ろしや開閉の際にベルトを緩めたり締めたり、ベルトをバックルに通したり外したりする操作が必要である。しかし、低年齢の児童や老人にとってはかなり面倒であって、介添えを必要とする場合もある。
こうした問題を解決するため前面部にバックルを取り付けないでウエスト調整を行なえるようにしたウエスト調整ベルトが提案されている。たとえば、実用新案登録第3088592号、特開2002−266139、実用新案登録第3163611号などである。これらは、ベルト本体の両端に折り返し部を設け、その部分で開閉可能としている。この折り返し部を開放させた状態でズボン類のベルトループを収納し、その後折り返し部を閉鎖することにより、ベルトループの収納状態を維持するものである。
前記従来技術のベルトを使用すると、添付の図4(b)に示すように、ベルトループ41がこのベルトの折り返し部3Xにより引っ張られて大きく歪む。使用には通常、差し障りはないが、見栄えが悪くなる。
本考案はこの問題を解決するために行われたもので、ベルトループがベルトの折り返し部により引っ張られて歪んでも、図4(a)に示すように、外部からはその歪みがほとんど見えないような、バックルを使用しないベルトを提供することを目的とする。
本考案は、本体と、この本体の両末端に設けた折り返し部と、この折り返し部を開閉可能に接合する接合部材を有する、バックルを使用しないベルトであって、前記折り返し部の、折り返し状態における先端から前記接合部材の間に第1固定部を設けたことを特徴とする(請求項1)。
さらに好ましくは、前記折り返し部の、折り返し状態における先端と前記第1固定部の間に第2固定部を設ける(請求項2)。
好ましくは、前記第1固定部は前記折り返し部の、折り返し状態における先端から5mm〜20mm、好ましくは10〜15mmの間に設ける(請求項3)。
好ましくは、前記第1固定部は前記折り返し部の幅方向全体に亘る縫い糸の糸目である(請求項4)。そのほか、前記折り返し部の幅方向にリベットなどで数カ所固定することもできる。
好ましくは、前記接合部材は雌雄ボタンである(請求項5)。ボタンの代わりに面ファスナーその他のファスナーを使用してもよい。
請求項1の考案によれば、着用者の動きにより折り返し部が長手方向中央に向かって引っ張られても、ベルトループは第1固定部に接触しその位置で留まり、折り返し部の幅全体にわたって保持される。ベルトループは歪んでも折り返し部で隠されて外部からはほとんど見えない。そのため、本考案のベルトは見栄えがよい。
請求項2の考案によれば、第2固定部を設けることにより、前記折り返し部の、折り返し状態における先端と前記第1固定部の間がふくらまないので、使いやすく、見栄えがよい。
請求項3及び4の考案によれば、ベルトループの歪みが最も小さくなるので好ましい。
本考案第1実施例のベルトの使用状態を示す斜視図である。 本考案第1実施例のベルトの(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図、(d)左側面図、(e)右側面図である。 図2(b)の矢視断面図である。 (a)本考案と(b)従来例を比較する正面拡大図である。 本考案第2実施例のベルトの(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図、(d)左側面図、(e)右側面図である。
以下、添付の図面に基づき、本考案の実施例を説明する。
図1に示すように、本考案のベルト1も、バックルを使用しない従来技術と同様に、ベルト本体2の両端に折り返し部3を設け、その部分で開閉可能としている。この折り返し部3を開放させた状態でズボン類4のベルトループ41を収納し、その後折り返し部3を閉鎖することにより、ベルトループ41の収納状態を維持するものである。
図2を参照してさらに詳細に見ると、ベルト本体2は伸縮性を有する織物又は編物製であり、着用者の前面を除く腰回りに装着される長さを有する。使用者の個人差に対応するために、ベルト本体2には長さ調節具21を設けるのが普通である。
ベルト本体2の両末端には折り返し部3が設けられている。折り返し部3はベルト本体2と一体化させてもよいが、この実施例では、別部材を使用している。折り返し部3は皮革製とすることが、強度を持たせると共に、見栄えの上で好ましい。
折り返し部3は開閉する必要があるので、開閉用の雌雄ボタン31が折り返し部の上下に設けられている。ボタンの代わりに面ファスナーその他のファスナーを使用してもよい。
折り返し部3の折り返し先端32は先細になっており、その先端から約1cmの位置に縫い糸で折り返し部を幅方向に縫合した第1固定部33を形成している。この実施例ではさらに前記先端から約3mmの位置にも幅方向に縫合した第2固定部34を形成している。第1,第2固定部33,34は、縫い糸で幅方向全体にわたって設けるのが好ましいが、幅方向にリベットなどで数カ所固定することもできる。
使用時には、まず、このボタン31を外し、折り返し部3を開放する。このときも第1固定部33の糸目のために折り返し部先端32と第1固定部33の間は開放されない。続いて第1固定部33とボタン31取付位置との間にズボン等のベルトループ41を配置した上で、ボタン31を閉じて、折り返し部3を閉鎖する(図4(a)参照)。
図4(a)の状態では、着用者の動きにより折り返し部3が長手方向中央に向かって引っ張られても、ベルトループ41は第1固定部33に接触しその位置で留まり、折り返し部の幅全体にわたって保持される。ベルトループ41は歪んでも、折り返し部で隠されて外部からはほとんど見えない。そのため、本考案のベルトは見栄えがよくなり、外観が向上する。
それに対して、従来例を示す図4(b)では、第1固定部に相当するものがないので、折り返し部3Xが引っ張られると、直接的にベルトループ41が引っ張られて、大きく歪む。
図5は本考案の第2実施例である。第1実施例との相違点は、第2固定部がないことだけである。第1実施例の符号に「A」を付して説明を省略する。
1 ベルト
2 ベルト本体
21 長さ調節具
3 折り返し部
31 ボタン
32 先端
32 部先端
33 第1固定部
34 第2固定部
4 ズボン類
41 ベルトループ
実用新案登録第3088592号 特開2002−266139 実用新案登録第3163611号

Claims (5)

  1. ベルト本体(2)と、この本体の両末端に設けた折り返し部(3)と、この折り返し部(3)を開閉可能に接合する接合部材(31)を有する、バックルを使用しないベルトであって、
    前記折り返し部(3)の、折り返し状態における先端(32)から前記接合部材(31)の間に第1固定部(33)を設けたことを特徴とするバックルを使用しないベルト。
  2. 前記折り返し部の、折り返し状態における先端と前記第1固定部(33)の間に第2固定部(34)を設けた請求項1記載のベルト。
  3. 前記第1固定部(33)を前記折り返し部の、折り返し状態における先端(32)から5mm〜20mmの間に設けた請求項1または2記載のベルト。
  4. 前記第1固定部(33)が前記折り返し部(3)の幅方向全体に亘る縫い糸の糸目である請求項1〜3のいずれかに記載のベルト。
  5. 前記接合部材は雌雄ボタンである請求項1〜4のいずれかに記載のベルト。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130006503U (ko) 2012-05-02 2013-11-12 모리토 가부시키가이샤 버클을 사용하지 않는 벨트

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