JP2008031604A - ズボン - Google Patents

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Hiroshi Nakanishi
弘 中西
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Abstract

【課題】排尿動作の際に、ウエスト部の開閉部を容易に開放でき、排尿を容易に行うことができるズボンを提供する。
【解決手段】ウエスト部11及びウエストベルト部14の前身頃の中央部に対し、股下17付近から前記ウエストベルト部14へ至る縦方向の内外側の開閉部18,19を設ける。前記内側の開閉部18の縦方向の側端縁18aに対し腰周り方向に延在する遮蔽部20を設ける。両開閉部18,19の上端部を第1ホックH1により連結可能にする。前記遮蔽部20の上側先端部を前記ウエストベルト部14に対し第2ホックH2により連結可能にする。前記ウエスト部11の開閉部18,19のスライドファスナーを省略することができるので、両開閉部18,19の開閉を容易に行うことができ、排尿動作を容易に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、男性が排尿動作を行う際に、ズボンのウエスト部の前身頃に縦方向に設けられた開閉部の開閉操作を容易に行い、排尿動作を容易に行うことができるズボンに関する。
一般にズボンは、ウエスト部及び該ウエスト部の上端開口縁に縫着されたウエストベルト部の前身頃の中央部に対し、股下付近からウエストベルト部に至る内外側の開閉部を設けている。又、前記ウエスト部の開閉部の互いに接触される対向面に対し、縦方向に縫着されたスライドファスナーによりウエスト部の開閉部の開閉を行うことができるようになっている。
ところが、従来のズボンは、スライドファスナーによりウエスト部の開閉部の開閉を行うようになっているので、男性が排尿する際に、前記スライドファスナーの開閉操作用のスライダを上下方向に移動操作しなければならないという問題があった。特に、被介護者にとっては前記のスライダの上下操作が煩わしく、開放操作が遅れると、排尿動作が適正にできないおそれもあった。
さらに、排尿動作の後にスライドファスナーを閉め忘れると、ウエスト部の開閉部が開放されたままとなるので、体裁が悪くなるという問題もあった。
加えて、前記スライドファスナーは締めた状態で、ウエスト部の開閉部の形状に影響を与え、椅子に腰掛けた状態では、スライドファスナーによりウエスト部の開閉部が盛り上がることもあるので、ウエスト部の開閉部の外観が損なわれるという問題もあった。
本発明は、上記従来の問題点を解消して、排尿動作の際に、ウエスト部の開閉部を容易に開閉でき、排尿動作を容易に行うことができるとともに、開閉部の外観が損なわれるのを防止することができるズボンを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ウエスト部及びウエストベルト部の前身頃に対し、前記ウエスト部の股下付近から前記ウエストベルト部に至る内外側の開閉部を設け、前記ウエストベルト部に対し前記両開閉部の上端部の連結を行うことができる第1連結手段を設けたズボンにおいて、前記両開閉部のうち内側の開閉部の縦方向に指向する側端縁に対し、腰周り方向に張り出す遮蔽部を設け、該遮蔽部の上側先端部を該先端部と対応する前記ウエストベルト部に連結することができる第2連結手段を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記内側の開閉部及び遮蔽部の少なくとも開閉部には芯材が縫着されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記両開閉部の縦方向の中間部には両開閉部を局部的に係止し、かつワンタッチで係止できるとともに、係止状態をワンタッチで解除可能な係止手段が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記遮蔽部は弾性変形可能な布により形成されていることを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明は、ズボンの着用状態で前記ウエスト部の股下から第2連結手段に至る遮蔽部が該第2連結手段により吊り上げられ、これにより内側の開閉部も遮蔽部と同様に吊り上げられる。このため、内外側の開閉部の対向面が接触状態に保持され、両開閉部が開放されることはなく、ファスナーを省略することができる。従って、排尿動作の際に、ファスナーがないので、ウエスト部の開閉部の開閉操作を容易に行うことができ、排尿動作を容易に行うことができる。又、開閉部にファスナーが無いので、開閉部がファスナーによって盛り上がることもなく、開閉部の外観が損なわれるのを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記内側の開閉部及び遮蔽部の少なくとも開閉部には芯材が縫着されているので、内側の開閉部が外側の開閉部よりも屈曲し難くなり、内側の開閉部の形状に倣って外側の開閉部が内側の開閉部に接触され、両開閉部の接触状態を安定化することができる。
請求項3に記載の発明は、前記両開閉部の縦方向の中間部には局部的に係止手段が設けられているので、両開閉部の閉鎖状態を安定して保持することができる。
請求項4に記載の発明は、前記遮蔽部が弾性変形可能な布により形成されているので、排尿動作の際に該遮蔽部を縮小する方向に弾性変形させることができ、排尿動作をさらに容易に行うことができる。
本発明によれば、排尿動作の際に、ウエスト部の開閉部の開閉動作を容易に行うことができ、排尿動作を容易に行うことができるとともに、開閉部の外観が損なわれるのを防止することができる。
以下、本発明を具体化したズボンの一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すようにこのズボンは、ウエスト部11と、該ウエスト部11の下部に一体に形成された左右一対の脚部12,13と、前記ウエスト部11の上端開口部に縫着されたウエストベルト部14とにより構成されている。前記ウエストベルト部14には図示しないバンドを挿通するためのバンド通し15が複数箇所に設けられている。前記ウエスト部11の左右両側には、左右一対のポケット16が設けられている。前記ウエスト部11及びウエストベルト部14の前身頃の中央部には、ウエスト部11の股下17付近からウエストベルト部14に至る内外の開閉部18,19が設けられている。
前記内側の開閉部18の縦方向の側端縁18a(図1の二点鎖線参照)には、前記ウエスト部11及びウエストベルト部14を腰周り(図1の右)方向に張り出して正面ほぼ三角形状をなす遮蔽部20が形成されている。前記内側の開閉部18及び遮蔽部20の表地と裏地の間には、図4に示すように例えば薄手の綿製の芯材21が収容され、図示しないステッチにより縫い合わせされている。
前記内側の開閉部18を形成するウエストベルト部14の表面には、第1連結手段としての第1ホックH1の雌ホック22が取り付けられ、外側の開閉部19を形成するウエストベルト部14の裏面には、前記雌ホック22に取り外し可能に係止される第1ホックH1の雄ホック23が取り付けられている。
前記遮蔽部20の上側先端部には、前記第1ホックH1の雌ホック22から遮蔽部20の張り出し方向に離隔した位置に、第2連結手段としての第2ホックH2の雌ホック24が取り付けられ、ウエストベルト部14の裏面には、前記雄ホック23から離隔した位置に、前記雌ホック24に取り外し可能に係止される第2ホックH2の雄ホック25が取り付けられている。
前記内側の開閉部18の上下方向の中間部の表面には、係止手段としての第3ホックH3の雌ホック26が取り付けられ、外側の開閉部19の裏面には、前記雌ホック26に取り外し可能に係止される第3ホックH3の雄ホック27が取り付けられている。
次に、前記のように構成されたズボンの使用方法について説明する。
図1に示すように第1〜第3ホックH1〜H3を分離した状態において、図2に示すようにズボンを男性の身体(図示略)に着用し、第1〜第3ホックH1〜H3を結合状態にする。排尿動作の際には、第3ホックH3のみの係止状態をワンタッチで解除して、接触状態の前記両開閉部18,19に間に手を入れて該開閉部18,19を開放すればよい。
上記実施形態のズボンによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、内側の開閉部18に遮蔽部20を設け、開閉部18,19の上端部を第1ホックH1により連結し、遮蔽部20の上端部の先端部を第2ホックH2によってウエストベルト部14の裏地に連結するようにした。このため、ズボンの着用状態で前記ウエスト部11の股下17から第2ホックH2に至る遮蔽部20が該第2ホックH2により吊り上げられ、これにより内側の開閉部18も遮蔽部20と同様に吊り上げられる。従って、着用者がどのような姿勢をとっても両開閉部18,19を接触状態に保持でき、両開閉部18,19の間のファスナーを省略することができる。この結果、排尿動作の際に、両開閉部18,19を容易に開閉することができ、排尿動作を高齢者、幼児あるいは被介護者が容易に行うことができる。
(2)上記実施形態では、第3ホックH3のように開閉部18,19をワンタッチで係止し、ワンタッチで係止状態を解除できる係止手段を局部的に設けたので、両開閉部18,19を接触状態にさらに安定して保持することができる。
(3)記実施形態では、内側の開閉部18及び遮蔽部20に芯材21を設け、外側の開閉部19よりも開閉部18及び遮蔽部20が屈曲し難くなるようにしたので、内側の開閉部18の屈曲形状に追従して開閉部19が屈曲され、両開閉部18,19の接触状態を安定して保持することができる。
(4)記実施形態では、第1〜第3ホックH1〜H3を用いたので、人体へのズボンの脱着作業を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図5に示すように、前記ウエストベルト部14に対し第1連結手段及び第2連結手段を構成する面ファスナー31,32を形成してもよい。第3ホックH3に代えて、チップ状の面ファスナー33,34を用いてもよい。
・図示しないが、前記遮蔽部20を伸縮性を有する布地により形成してもよい。
・前記第1連結手段及び第2連結手段として、第1,第2ホックH1,H2、ボタンとボタン孔,止め金具とフック及びスライドファスナーの群のなかから少なくとも一種を選択してもよい。
・前記芯材21を内側の開閉部18のみに形成してもよい。
・前記第3ホックH3又は面ファスナー33,34を省略してもよい。
・前記第3ホックH3又は面ファスナー33,34に代えて、磁石を用いてもよい。
(技術的思想)
前記実施形態から把握される請求項以外の技術的思想について以下に説明する。
(1)請求項1〜4のいずれか一項において、前記第1連結手段及び第2連結手段は、ホック、ボタンとボタン孔、ファスナー及びフックと該フックを引き止める金具の群のなかから選択されたものであることを特徴とするズボン。
この発明のズボンを具体化した一実施形態の開閉部の開放状態を示す正面図。 ズボンの使用状態を示す正面図。 ズボンのウエストベルト部の略体平面図。 ズボンの開閉部の第3ホック付近の略体断面図。 この発明の別の実施形態を示すズボンの開閉部の開放状態を示す正面図。
符号の説明
11…ウエスト部、14…ウエストベルト部、18,19…開閉部、18a…側端縁、20…遮蔽部、21…芯材。

Claims (4)

  1. ウエスト部及びウエストベルト部の前身頃に対し、前記ウエスト部の股下付近から前記ウエストベルト部に至る内外側の開閉部を設け、前記ウエストベルト部に対し前記両開閉部の上端部の連結を行うことができる第1連結手段を設けたズボンにおいて、
    前記両開閉部のうち内側の開閉部の縦方向に指向する側端縁に対し、腰周り方向に張り出す遮蔽部を設け、該遮蔽部の上側先端部を該先端部と対応する前記ウエストベルト部に連結することができる第2連結手段を設けたことを特徴とするズボン。
  2. 請求項1において、前記内側の開閉部及び遮蔽部の少なくとも開閉部には芯材が縫着されていることを特徴とするズボン。
  3. 請求項1又は2において、前記両開閉部の縦方向の中間部には両開閉部を局部的に係止し、かつワンタッチで係止できるとともに、係止状態をワンタッチで解除可能な係止手段が設けられていることを特徴とするズボン。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記遮蔽部は弾性変形可能な布により形成されていることを特徴とするズボン。
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