JP3107693U - パンツ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ずり下げ及びずり上げの動作を行うことなく用便をすることができるパンツを提供する。
【解決手段】着用された際に右脚と左脚との間で分断された部分を有し、該分断された部分の両側を脱着自在に連結する連結手段を備えてなる、パンツである。前記分断された部分が、股を覆う股布に形成されるものであってもよい。前記分断された部分の両側が連結されていないとき、前記分断された部分の両側のうち少なくともいずれかの分断縁の近傍を折り返されるように係止する係止手段を備えるものであってもよい。
【選択図】 図1

Description

本考案は、パンツに関し、より詳細には、下半身に着用する肌着であるパンツに関する。
パンツは、下半身に着用する肌着として普及しており、その形態等からパンティやブリーフ等と呼ばれることもある。
かかるパンツは、下半身をうまく包み込むことができるので履き心地がよい反面、用便(例えば、男性の大便、女性の大小便)の際には下方(なお、本考案においては、パンツを着用した者が正面を向いて真っ直ぐ起立している場合、該者から見た「前」「後」「右」「左」「上」及び「下」を、「前」「後」「右」「左」「上」及び「下」という。)にずり下げ、用便後には再び上方にずり上げる必要がある。
このようなパンツのずり下げ及びずり上げの動作は、ときに煩雑であったり難儀であったりする。例えば、女性が和服を着ている場合には、和服の帯によって胴体が締め付けられており、パンツの上端部分にうまく手が届かないために該動作がうまく行えないことや、無理矢理パンツの上端部分に手を入れて該動作を行うと着くずれを起こすことがある。
また、身体を自由に動かせない者は、自分自身で該動作を行おうとすると難しく長時間を要したり、自分自身で該動作を行うことができない場合は、他人に該動作を行ってもらう必要があるが、他人も難儀であると共に本人は羞恥心をもつこともある。
このように用便(例えば、男性の大便、女性の大小便)の際のパンツのずり下げ及びずり上げの動作は、ときとして煩雑であったり難儀であったりするものであり問題があった。
そこで、本考案では、ずり下げ及びずり上げの動作を行うことなく用便をすることができるパンツを提供することを目的とする。
本考案のパンツ(以下、「本パンツ」という。)は、着用された際に右脚と左脚との間で分断された部分を有し、該分断された部分の両側を脱着自在に連結する連結手段を備えてなる、パンツである。
こうすることで用便(例えば、男性の大便、女性の大小便)をする際には、連結手段による該分断された部分の両側の連結を解き、該分断された部分の両側の間に開口を形成する。該分断された部分は着用者の右脚と左脚との間で分断されているので、該分断された部分の両側の間に形成される開口は右脚と左脚との間に連続して形成される。このため右脚と左脚との間に連続して形成される該開口を通じて、用便をすることができる。用便が終わった後、該分断された部分の両側を連結手段によって連結することで、右脚と左脚との間に連続して形成されていた該開口を閉じることができる。即ち、本パンツは、用便をしないときには、該分断された部分の両側を連結手段によって連結しておくことで(該開口は閉じられる。)通常のパンツと同様に使用することができ、用便をする際には連結手段による該分断された部分の両側の連結を解き、右脚と左脚との間に連続する該開口を形成して該開口を経由して用便をすることができる。このように本パンツは、ずり下げ及びずり上げの動作を行うことなく、連結手段による該分断された部分の両側を着脱することで、用便をすることができる。
なお、「連結手段」は、該分断された部分の両側を脱着自在に連結できるものであればいかなるものであってもよく何ら限定されるものではないが、例えば、面ファスナー、ホック、ボタン等を例示することができるが、脱着の容易性や確実性を考慮すれば面ファスナーを用いることが好ましい。
前記分断された部分が、股を覆う股布に形成されるものであってもよい。
パンツは、通常、パンツを着用する者の腹部を覆う前布と、該者の臀部を覆う後布と、該前布と該後布とをつなぎ該者の股を覆う股布と、を有する。着用された際に右脚と左脚との間で分断された部分を、この股を覆う股布に形成することで、用便が排出される部分(即ち、肛門、外尿道口)を、該分断された部分の両側の間に形成される前記開口にうまく位置させることができ、用便をうまくすることができる(例えば、小便や大便が本パンツに付着することをうまく防止しつつ用便することができる。)。
前記分断された部分の両側が連結されていないとき、前記分断された部分の両側のうち少なくともいずれかの分断縁の近傍を折り返されるように係止する係止手段を備えるもの(以下、「係止手段具備本パンツ」という。)であってもよい。
前記分断された部分の両側が連結手段により連結されていないときは、前記分断された部分が下方(通常、便器内部)に垂れ下がることがあり、これによって垂れ下がった部分(特に、前記分断された部分の分断縁の近傍)に大小便や水(便器内部に存する)が付着する問題が生じうる。かかる問題を防止するため、前記分断された部分の両側が連結されていないとき、前記分断された部分が下方に垂れ下がることを防止するために、係止手段により前記分断された部分の両側のうち少なくともいずれかの分断縁の近傍を折り返すように係止してもよい。
係止手段具備本パンツの場合、前記係止手段は、前記パンツの外面に両端が取り付けられた線状又は帯状の架橋部材であって前記いずれかの分断縁の近傍を該架橋部材と前記パンツの該外面との間に挟持するものである架橋部材によって構成されるものであってもよい。
係止手段具備本パンツの係止手段は、前記分断された部分の両側が連結されていないとき、前記分断された部分の両側のうち少なくともいずれかの分断縁の近傍を折り返されるように係止することができればいかなるものであってもよく何ら限定されるものではなく、例えば、面ファスナー、ホック、ボタン等を例示することができるが、前記パンツの外面に両端が取り付けられた線状又は帯状の架橋部材であって前記いずれかの分断縁の近傍を該架橋部材と前記パンツの該外面との間に挟持するものである架橋部材としてもよい。係止手段具備本パンツの係止手段を架橋部材によって構成することで、前記いずれかの分断縁の近傍を該架橋部材と前記パンツの該外面との間に確実に挟持して支持することができ、前記分断された部分が下方(通常、便器内部)に垂れ下がることを確実に防止することができる。なお、線状又は帯状の架橋部材としては、布で形成した紐材、布で形成した帯材、伸縮性を有するゴム紐で形成した紐材、伸縮性を有するゴム紐で形成した帯材等を例示することができるが、とりわけ伸縮性を有するゴム紐を用いたものは、前記いずれかの分断縁の近傍を該架橋部材と前記パンツの該外面との間に一層確実に挟持して支持することができ、前記分断された部分が下方(通常、便器内部)に垂れ下がることを一層確実に防止することができる。
前記分断された部分が、前寄りに形成されるものであってもよい。
こうすることで前記分断された部分が、本パンツ着用者の手の届きやすい前寄りに形成されることから、前記分断された部分の両側を連結させたり解いたりすることを容易かつ確実に行うことができるので、本パンツをうまく使用することができる。
なお、ここにいう「前寄り」とは、本パンツの着用者が真っ直ぐ直立した際、該着用者の股の最下部よりも前側であることをいう。また、このとき前記分断された部分は、連結手段により連結された状態で「前寄り」か否か判断するものとし、前記分断された部分の少なくとも一部が前寄りに形成されていれば、ここにいう「前記分断された部分が、前寄りに形成」されていることを満たす。
前記分断された部分の両側の一方と他方とが互いに重合する重合部分を有し、該一方の重合部分と該他方の重合部分との間に前記連結手段が配設されるもの(以下、「重合本パンツ」という。)であってもよい。
こうすることで該一方の重合部分と該他方の重合部分との間に連結手段が配設されるので連結手段が見えにくくなることから連結手段が本パンツの外観を害することを防止又は減少させることができると共に、該一方と該他方とを重合させた状態で連結するので両者を確実に連結することができる。
重合本パンツの場合、前記分断された部分が、前寄りに形成されるものであり、前記一方と前記他方とのうち、着用者身体の前面の比較的下部を覆う前記他方が、該前面の比較的上部を覆う前記一方と、該前面と、の間に挟まれるものであってもよい。
こうすることで前述した通り、前記分断された部分が、本パンツ着用者の手の届きやすい前寄りに形成されることから、前記分断された部分の両側を連結させたり解いたりすることを容易かつ確実に行うことができる。なお、ここにいう「前寄り」とは、前述と同様、本パンツの着用者が真っ直ぐ直立した際、該着用者の股の最下部よりも前側であることをいう。また、このとき前記分断された部分は、連結手段により連結された状態で「前寄り」か否か判断するものとし、前記分断された部分の少なくとも一部が前寄りに形成されていれば、ここにいう「前記分断された部分が、前寄りに形成」されていることを満たす。
そして、着用者身体の前面の比較的下部を覆う前記他方が、該前面の比較的上部を覆う前記一方と、該前面と、の間に挟まれるので、前記他方と前記一方とのつなぎ目(前記一方の分断縁を含む。)が、逆の場合(前記一方が前記他方と該前面との間に挟まれる場合。このときは前記他方と前記一方とのつなぎ目は前記他方の分断縁を含む。)に比して下方に位置することになり、このつなぎ目が目立ちにくくなることから、該つなぎ目により本パンツの外観が害されることを防止又は減少させることができる。なお、ここにいう比較的下部と比較的上部とは、前者(比較的下部)と後者(比較的上部)とを比較したとき前者が後者よりも下の部分であり、そして後者が前者よりも上の部分であることをいう。
前記連結手段が、前記分断された部分の両側の一方に対して他方を連結する位置を変更することで股上を調節することができるものであってもよい。
こうすることで本パンツの着用者の体型に合わせて股上を調節することができるので、本パンツの着心地を向上させることができる。
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述するが、本考案はこれに限定されるものではない。
図1は、一例の本考案のパンツ(本パンツ)11を示す正面図であり、図2は、本パンツ11を示す背面図であり、図3は図1のAーA端面図であり、そして図4は本パンツ11の右側面図(図1及び図2中、矢印C方向から見たところを示している。なお、図4は「右」側面図であるが、本考案にいう「左」方向から見たものである。後述の図5及び図6も同様である。)である。図1乃至図4を参照して、本パンツ11について説明する。なお、図1乃至図4においては、本パンツ11は着用者101(真っ直ぐ直立している。)に着用されているところを示しているが、理解を容易にするため着用者101を点線により示し(図3を除く)、実際には着用者101の身体により隠れて見えない本パンツ11の部分も実線によって示している。
本パンツ11は、大まかには、着用者101の腹部103を覆う前布13と、着用者101の臀部105を覆う後布15と、前布13と後布15とをつなぎ着用者101の股107を覆う股布17と、本パンツ11の外面11aに両端が取り付けられた帯状の架橋部材19と、を備えてなる。
なお、図中、「前」「後」「右」「左」「上」及び「下」を、それぞれ矢印Kf、Kb、Kr、Kl、Ku及びKdにて示す。
股布17は、ここでは真っ直ぐに直立した着用者101の右脚109aが本パンツ11から突出する部分の最も高い位置P1と、左脚109bが本パンツ11から突出する部分の最も高い位置P2と、の両点P1、P2を含む水平面Fよりも下方に存する本パンツ11の部分をいい、右脚109aと左脚109bとの間で分断された部分を有している(特に、図1、図3及び図4を参照されたい。なお、図3中では、分断された部分を矢印Rにて示している。)。かかる分断された部分により、股布17は、前布13に連なる第1股布17aと、後布15に連なる第2股布17bと、に分割されている。
第1股布17aと第2股布17bとは、互いに重合する重合部分(図3中、矢印Bにて示した範囲に属する部分)を有しており、第1股布17aの重合部分と第2股布17bの重合部分との間に面ファスナー18a、18bが配設されている。具体的には、第1股布17aの重合部分には面ファスナー18aが貼着されると共に、第2股布17bの重合部分には面ファスナー18bが貼着されており、面ファスナー18aと面ファスナー18bとは互いに係合可能でありまた係合を解くことを自由に行うことができる(脱着自在)。
帯状の架橋部材19は、ここでは帯状のゴム紐によって形成されており、架橋部材19の両端は、第2股布17bに縫いつけられている。そして、本パンツ11が所定の着用者101に着用された状態において、架橋部材19はたるみがなくやや引きのばされた状態になるような長さにされている。
このような本パンツ11は、面ファスナー18aと面ファスナー18bとを互いに係合させた状態で図1乃至図4に示したように通常のパンツ(従来のパンツ)と同様に着用することができる。
そして、着用者101が用便をする際には、面ファスナー18aと面ファスナー18bとの係合を解き(第1股布17aの重合部分を、第2股布17bの重合部分から引き離すように力を加えればよい。)、第1股布17aと第2股布17bとの間に図5(図4と同じ位置から見たところを示している。)に示すように開口31を形成する。
このときこれまで着用者101の股107を覆っていた第2股布17bは、図5に示すように下方に垂れ下がった状態となり、このまま用便をするためしゃがむと便器(図示せず)やその内部に存する水や大小便にこの垂れ下がった部分が接触することがある(この接触は該垂れ下がった部分を汚す可能性があるので衛生面から好ましくない。)。これを防止するため図6(図4及び図5と同じ位置から見たところを示している。)に示すよう、架橋部材19と本パンツ11の外面11aとの間に、第2股布17bの分断縁17bcの近傍を差し込むことで、ゴム紐たる架橋部材19の締め付け力によって第2股布17b(第2股布17bの分断縁17bcの近傍部分)がうまく係止されている。即ち、本パンツ11は、第1股布17aと第2股布17bとの間に開口31を形成した状態において、第2股布17bの分断縁17bcの近傍を折り返すように係止する帯状の架橋部材19を有している(特に、図6を参照されたい。)。帯状の架橋部材19は、第2股布17bの分断縁17bcの近傍を架橋部材19と本パンツ11の外面11aとの間に挟持している。
この後、着用者101は、通常の用便時と同様、便器(図示せず)にしゃがみこみ用便をする(前述の通り、第2股布17bの分断縁17bcの近傍が架橋部材19により折り返されるように係止されているので、便器(図示せず)やその内部に存する水や大小便に分断縁17bcの近傍が接触することを防止することで本パンツ11の使用を衛生的かつ容易ならしめている。)。上述のようにして形成された開口31は、右脚109aと左脚109bとの間に連続して形成されているので、開口31を通じて着用者101は用便をすることができる。
用便が終わった後、第2股布17bを元の位置に戻し(架橋部材19と本パンツ11の外面11aとの間から第2股布17bの分断縁17bcの近傍を抜き取り(図5の状態に戻す)、第2股布17bの分断縁17bcを前方の第1股布17a方向に戻し、第2股布17bが股107を覆うようにする。)、面ファスナー18aと面ファスナー18bとを互いに係合させることで開口31を閉じることができる。このように本パンツ11は、ずり下げ及びずり上げの動作を行うことなく、面ファスナー18aと面ファスナー18bとの係合を解き、第1股布17aと第2股布17bとの間に開口31を形成することで、着用者101は用便することができる。
以上説明したように、本パンツ11は、着用された際に右脚109aと左脚109bとの間で分断された部分(ここでは第1股布17aと第2股布17bとの間)を有し、該分断された部分の両側(第1股布17aと第2股布17b)を脱着自在に連結する連結手段たる面ファスナー18a、18bを備えてなる、パンツである。
そして、本パンツ11においては、前記分断された部分が、股を覆う股布(第1股布17aと第2股布17bとによって形成される股布17)に形成されている。
さらに、本パンツ11は、前記分断された部分の両側(第1股布17aと第2股布17b)が連結されていないとき、前記分断された部分の両側(第1股布17aと第2股布17b)のうち少なくともいずれか(ここでは第2股布17b)の分断縁17bcの近傍を折り返されるように係止する係止手段たる架橋部材19を備える。
そして、ここでは前記係止手段は、本パンツ11の外面11aに両端が取り付けられた線状又は帯状の架橋部材19であって前記いずれか(ここでは第2股布17b)の分断縁17bcの近傍を架橋部材19と本パンツ11の外面11aとの間に挟持するものである架橋部材19によって構成されるものである。
また、本パンツ11においては、前記分断された部分(ここでは第1股布17aと第2股布17bとの間)が、前寄りに形成されている。即ち、前記分断された部分(ここでは第1股布17aと第2股布17bとの間)は、連結手段たる面ファスナー18a、18bにより連結された状態(図1、図2、図4)において、本パンツ11の着用者101が真っ直ぐ直立した際(図1乃至図6のいずれもこの状態を示している。)、着用者101の股の最下部(図1、図2、図4及び図5中、点Qとして示した。)よりも前側である。なお、ここでは前記分断された部分(ここでは第1股布17aと第2股布17bとの間)の全部が前寄りに形成されている。
そして、本パンツ11においては、前記分断された部分(ここでは第1股布17aと第2股布17bとの間)の両側(第1股布17aと第2股布17b)の一方(第1股布17a)と他方(第2股布17b)とが互いに重合する重合部分(図3中、矢印Bにて示した範囲に属する部分)を有しており、一方(第1股布17a)の重合部分と他方(第2股布17b)の重合部分との間に連結手段たる面ファスナー18a、18bが配設されている。
加えて、前記分断された部分(ここでは第1股布17aと第2股布17bとの間)が、前述の通り、前寄りに形成されるものであり、かつ前記一方(第1股布17a)と前記他方(第2股布17b)とのうち、着用者101の身体の前面(即ち、下腹部の表面。図3において、下腹部131の表面131a)の比較的下部を覆う前記他方(第2股布17b)が、該前面(図3中、下腹部131の表面131a)の比較的上部を覆う前記一方(第1股布17a)と、該前面(図3中、下腹部131の表面131a)と、の間に挟まれる。
最後に、前記連結手段たる面ファスナー18a、18bが、前記分断された部分(第1股布17aと第2股布17bとの間)の両側の一方に対して他方を連結する位置を変更することで股上を調節することができる(例えば、図3において、第1股布17a(一方)に対して第2股布17b(他方)を連結する位置を矢印Dに沿った方向に所定範囲内で変更することで股上を調節することができる。)。
以上説明したように、本パンツ11は、用便(例えば、男性の大便、女性の大小便)の際のパンツのずり下げ及びずり上げの動作を行うことなく用便をすることができるものであり、和服を着用して用便する場合の下着として、身体を自由に動かせない者が自分で用便する場合の下着として、そして被介護者が介護者の助けをかりて用便する場合の下着として、極めて便利である。また、女性の生理の処理を行う場合もこれと同様である。
一例の本考案のパンツ(本パンツ)を示す正面図である。 図1に示した本パンツを示す背面図である。 図1のAーA端面図である。 図1に示した本パンツの右側面図である。 面ファスナーの係合を解き、第1股布と第2股布との間に開口を形成したところを示す本パンツの右側面図である。 架橋部材と本パンツの外面との間に、第2股布の分断縁の近傍を差し込んだところを示す本パンツの右側面図である。
符号の説明
11 本パンツ
11a 外面
13 前布
15 後布
17 股布
17a 第1股布
17b 第2股布
17bc 分断縁
18a、18b 面ファスナー
19 架橋部材
31 開口
101 着用者
103 腹部
105 臀部
107 股
109a 右脚
109b 左脚
131 下腹部
131a 表面

Claims (8)

  1. 着用された際に右脚と左脚との間で分断された部分を有し、該分断された部分の両側を脱着自在に連結する連結手段を備えてなる、パンツ。
  2. 前記分断された部分が、股を覆う股布に形成されるものである、請求項1に記載のパンツ。
  3. 前記分断された部分の両側が連結されていないとき、前記分断された部分の両側のうち少なくともいずれかの分断縁の近傍を折り返されるように係止する係止手段を備えるものである、請求項1又は2に記載のパンツ。
  4. 前記係止手段は、前記パンツの外面に両端が取り付けられた線状又は帯状の架橋部材であって前記いずれかの分断縁の近傍を該架橋部材と前記パンツの該外面との間に挟持するものである架橋部材によって構成されるものである、請求項3に記載のパンツ。
  5. 前記分断された部分が、前寄りに形成されるものである、請求項1乃至4のいずれか1に記載のパンツ。
  6. 前記分断された部分の両側の一方と他方とが互いに重合する重合部分を有し、該一方の重合部分と該他方の重合部分との間に前記連結手段が配設されるものである、請求項1乃至5のいずれか1に記載のパンツ。
  7. 前記分断された部分が、前寄りに形成されるものであり、
    前記一方と前記他方とのうち、着用者身体の前面の比較的下部を覆う前記他方が、該前面の比較的上部を覆う前記一方と、該前面と、の間に挟まれるものである、請求項6に記載のパンツ。
  8. 前記連結手段が、前記分断された部分の両側の一方に対して他方を連結する位置を変更することで股上を調節することができるものである、請求項1乃至7のいずれか1に記載のパンツ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0560281A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Tokai Rubber Ind Ltd コネクタ及び雄部材の製造方法
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