JP4804035B2 - パンツ - Google Patents

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本発明は、お尻の割れ目に生地が食い込むようにしたパンツに関するものである。
痔や大腸癌などの肛門の病気を患う人は、肛門に薬を塗ってガーゼを当てているが、立って歩いたりしているうちにそのガーゼが患部から浮き上がったり位置がずれたりする不都合があった。従来のパンツ、特に男性用のパンツは、お尻の部分に余裕を持たせて縫製してあるため、ガーゼの浮き上がりやずれを防止する効果はなく、ガーゼを押さえるにはフンドシを着用する以外にはなかった。
また、ガードル等のサポート力を有する女性用のパンツにあっては、全体を伸縮力の強い生地で形成してあって、お尻の割れ目に沿う部分は左右のお尻の肉をそれぞれ包み込む左右の生地の縫い合わせ部となっており、この部分を特別引き上げるようにしたものは無い。図5(a)(b)は従来のガードル90を履いたときのお尻の状態を示しており、生地の伸びにより両側に向けて引き上げる力faのみが作用し、これにより左右のお尻の肉が一つの丸みをおびた形に圧迫されることとなり、お尻の形がきれいにならず、お尻を持ち上げる効果もさほど強いものではなかった。
本発明は以上に述べた実情に鑑みてなされたものであって、肛門に当てたガーゼの浮き上がりやずれを防止したり、お尻の形を美しく見せたりする効果のある履き心地の良好なパンツの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるパンツは、股下位置の生地表側と尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置の生地表側とに両端側を止着して、お尻の割れ目に沿って設けた引き上げ紐を備え、引き上げ紐はゴム紐で形成してあり、中間部が生地の表側に当たり且つ生地に縫い付けてないことを特徴とする。ここで、尾てい骨の先端とは、お尻に飛び出た尾てい骨のとがった部位をいい、ウエストとは、腰の最もくびれた付近の高さ位置における背中側の部位をいう。
請求項記載の発明によるパンツは、請求項1記載の発明の構成に加え、股下位置の生地表側、及び尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置の生地表側の少なくとも何れかに、引き上げ紐の端部を着脱自在に止着する止着部を有し、引き上げ紐の前記止着部までの長さを調節するか引き上げ紐の着脱自在な端部の止着位置を変更することにより、引き上げ紐による生地の引き上げ強さを調節自在としたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によるパンツは、股下位置の生地表側と尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置の生地表側とに両端側を止着して、お尻の割れ目に沿って設けた引き上げ紐を備えているので、パンツの生地が引き上げ紐により引き上げられ、お尻の割れ目に食い込んで肛門に密着する。そのため、肛門に当てたガーゼの浮き上がりやずれを確実に防止できる。また、ガードルに上記のように引き上げ紐を設けたときには、お尻の肉が左右に分かれてそれぞれ持ち上げられるため、お尻の左右の肉のふくらみが強調された美しいヒップラインが形成されるとともに、足を長く見せる効果もある。
引き上げ紐はゴム紐で形成してあり、中間部が生地の表側に当たり且つ生地に縫い付けてないことで、パンツの生地がゴム紐の弾力によりソフトにお尻の割れ目に食い込むので履き心地が良好であると共に、引き上げ紐がよく伸びてヒップラインを整える効果や足を長く見せる効果を確実に得ることができる。
請求項記載の発明によるパンツは、股下位置の生地表側、及び尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置の生地表側の少なくとも何れかに、引き上げ紐の端部を着脱自在に止着する止着部を有し、引き上げ紐の前記止着部までの長さを調節するか引き上げ紐の着脱自在な端部の止着位置を変更することにより、引き上げ紐による生地の引き上げ強さを調節自在としたので、生地がお尻の割れ目に食い込む強さを簡単に調節でき、常に最適な状態で着用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1と図2は本発明のパンツをブリーフ5に適用した実施形態を示しており、図1は着用時の状態を斜め後側から見た図であり、図2は着用前の状態の後面図である。本ブリーフ5は、股下位置1の生地表側に、ゴム紐で形成した引き上げ紐3の一端が縫い付けてあり、尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置2(図示のものはウエスト位置)の生地表側に、引き上げ紐3の他端側6を結びつけるための止着ベルト4を横に縫い付けてある。なお止着ベルト4は、尾てい骨の先端からウエストまでの範囲のどの位置に設けてあってもよい。
本ブリーフ5は、通常のブリーフと同じように履いた後、図2に示すように、引き上げ紐3の他端側6を止着ベルト4に通して引っ張り、引き上げ紐3の他端側6を止着ベルト4に結び付けて使用する。こうすると、図1に示すように、ブリーフ5の生地がお尻の割れ目に食い込んで肛門に常に密着する。そのため、痔や大腸癌などの患者が肛門にガーゼを当てていた場合に、ガーゼが浮き上がったりずれたりするのを確実に防止できる。引き上げ紐3は、弾力性のあるゴム紐で形成してあるので、ブリーフ5の生地がお尻の割れ目に食い込んでも痛みを感じることがなく、良好な履き心地である。また、生地がお尻の割れ目に食い込む強さは、引き上げ紐3の一端より止着ベルト4までの長さを調節することで可変できる。
図4は、本発明をガードル8に適用した場合を示しており、図4(a)はガードル8着用時のお尻の横断面図、図4(b)はガードル8着用時の後面図である。本ガードル8は、股下位置1の生地表側に引き上げ紐3の一端を縫い付け、尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置2(図示のものはウエスト位置)の生地表側に引き上げ紐3の他端を縫い付けて、引き上げ紐3により生地がお尻の割れ目に食い込んで密着するようにしている。引き上げ紐3は、幅広の強力なゴム紐で形成してあり、引き上げ紐3の長さは、引き上げ紐3両端の止着位置間のパンツの生地の長さ(後側のまた上長さ)よりも短く設定してあり、ガードル8着用時に引き上げ紐3が十分伸ばされるようにしている。
本ガードル8を着用すると、生地が伸びることで両側に向けて引き上げる力faが作用することに加え、引き上げ紐3により引っ張られることでお尻の割れ目側に向けて引き上げる力fbが作用し、これによりお尻の肉が左右に分かれて持ち上げられ、きれいなヒップラインが形成される。さらに、引き上げ紐3が伸びることによる引っ張り力fcが作用してお尻が中央から持ち上げられることで、足が長くなる効果もある。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。例えば、図3に示すように、パンツの尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置2の生地表側と引き上げ紐3の他端側6に一対の面ファスナー7a,7bを取付けておき、この面ファスナー7a,7bを利用して引き上げ紐3の他端側6をパンツの生地に止着するようにしてもよい。このようにすれば、引き上げ紐3を止着ベルト4に結びつけたりほどいたりする手間がかからず、一人でも容易に着用することができるし、引き上げ紐3の他端側6の止着位置を上下に調節することで、生地のお尻の割れ目に食い込む強さを調節できる。面ファスナー以外にも、ボタン、ホックなどを利用して、引き上げ紐3の端部をパンツの生地に着脱できるようにしてもよい。引き上げ紐3は、弾力性の無い紐で形成してもよい。さらに引き上げ紐3は、股下側をパンツの生地に着脱自在とし、ウエスト側をパンツに縫い付けてあってもよいし、股下側とウエスト側の両方をパンツの生地に着脱自在としてもよい。本発明は、ブリーフに限らず、トランクスや、女性用のパンティー等あらゆる種類のパンツに適用できる。
本発明の一実施形態に係るパンツの着用時の状態を示す後面図である。 本発明の一実施形態に係るパンツの着用前の状態を示す後面図である。 本発明のパンツの他の実施形態を示す着用状態における後面図である。 本発明をガードルに適用した場合を示しており、(a)はガードル着用時のお尻の横断面図、(b)はガードル着用時の後面図である。 (a)は従来のガードル着用時のお尻の横断面図、(b)は従来のガードル着用時の後面図である。
符号の説明
1 股下位置
2 尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置
3 引き上げ紐
4 止着ベルト(止着部)
5 ブリーフ(パンツ)
7a 面ファスナー(止着部)
8 ガードル(パンツ)

Claims (2)

  1. 股下位置(1)の生地表側と尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置(2)の生地表側とに両端側を止着して、お尻の割れ目に沿って設けた引き上げ紐(3)を備え、引き上げ紐(3)はゴム紐で形成してあり、中間部が生地の表側に当たり且つ生地に縫い付けてないことを特徴とするパンツ。
  2. 股下位置(1)の生地表側、及び尾てい骨の先端からウエストまでの範囲の位置(2)の生地表側の少なくとも何れかに、引き上げ紐(3)の端部を着脱自在に止着する止着部(4)を有し、引き上げ紐(3)の前記止着部(4)までの長さを調節するか引き上げ紐(3)の着脱自在な端部の止着位置を変更することにより、引き上げ紐(3)による生地の引き上げ強さを調節自在としたことを特徴とする請求項1記載のパンツ。
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