JP2010106371A - 介護服 - Google Patents

介護服 Download PDF

Info

Publication number
JP2010106371A
JP2010106371A JP2008276221A JP2008276221A JP2010106371A JP 2010106371 A JP2010106371 A JP 2010106371A JP 2008276221 A JP2008276221 A JP 2008276221A JP 2008276221 A JP2008276221 A JP 2008276221A JP 2010106371 A JP2010106371 A JP 2010106371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crotch
trousers
sewn
element holding
waist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008276221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5314382B2 (ja
Inventor
Tomoko Kasuya
智子 粕谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008276221A priority Critical patent/JP5314382B2/ja
Publication of JP2010106371A publication Critical patent/JP2010106371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5314382B2 publication Critical patent/JP5314382B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】立ったままでも着脱し易く、オムツを使用しても動き易く、着心地の良い介護服を提供する。
【解決手段】ズボンを前身頃1の中心線の上端から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、前身頃1上端の裁断箇所に開口形成された紐通し部5の通し口6、6aからウエスト寸法に合わせて結ぶ胴回り調整紐7、7aの各端部を突出し、ズボンの後身頃2の股間部に、前方へ折り返されることで前あて3と成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成し、左右一対のオープンファスナー9、10の一方のエレメント保持テープ9a、10aを前身頃1の前記裁断線に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープ9b、10bを後身頃2の裾から内股、前あて3の斜辺に沿って縫着すると共に、前あて3の頂点の延長線上で並列に縫着した。
【選択図】図1

Description

本発明は、高齢者・病人など主に介護が必要な被介護者を対象にした介護服に関する。
従来、この種の介護服は、多種多様なのものが見受けられる。
例えば、特許文献1には、前開き上衣の左右袖下から左右脇へ着脱の為の連続で開閉自在な2枚の重なり部分を設け、ズボンのウエスト部開口周縁には、その前側中央部から左右均等二個所に設置された夫々直線で略平行な2本の着脱の為の開閉自在な2枚の重なり部分を連続で裾まで設けると共に、そのウエスト開口周縁において前側二箇所の重なり部分の間以外の個所にウエスト締めの為の紐状ゴムが設けられギャザーが形成されている介護服が開示されている。
上記介護服にあっては、上衣の前開き部のボタンと、両脇の重なり部分を開放して展開状態と成し、ズボンの前側左右の重なり部分を開放して展開状態と成し、かかる展開状態の上衣とズボンの上に被介護者を仰臥状態で寝かせ、前開き部及び重なり部分を閉じることで着衣させていた。
登録実用新案第3130071号
上記介護服は、主に寝たきりの人を対象にしているので、立ったままでも着替えられる介護度の低い人などには不都合な点が見受けられる。
特に、ズボンでは、左右の重なり部分を閉じて通常のズボン形態にしなければ着用することができず、腰が容易に曲がらない人にとっては不便であった。
又、上記介護服は、通常の上衣とズボンを展開可能に形成してその着脱を容易にしただけのため、例えば被介護者がオムツを使用する場合には、ゆとりがなく履き心地が悪いだけでなく、ウエスト締め用の紐状ゴムが設けられたズボンの腰から両脇へ掛けてギャザーが形成されているので、仰臥ではその皺が腰に触れて寝心地が悪く、床擦れの原因となるなどの課題を有している。
そこで、本発明では、立ったままでも着脱し易く、オムツを使用しても動き易く、寝心地や着心地の良い介護服を提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、本発明の介護服は、ズボンを前身頃の中心線の上端から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、前身頃上端の裁断箇所に開口形成された紐通し部の通し口からウエスト寸法に合わせて結ぶ胴回り調整紐の各端部を突出し、ズボンの後身頃の股間部に、前方へ折り返されることで前あてと成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成し、左右一対のオープンファスナーの一方のエレメント保持テープを前身頃の前記裁断線に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープを後身頃の裾から内股、前あての斜辺に沿って縫着すると共に、前あての頂点の延長線上で並列に縫着したことを特徴とする。
そして、この介護服において、紐通し部にはその一方の通し口から他方の通し口に渡り、ズボンの上端周囲長より若干短い弾性帯を挿通し、該弾性帯の各端部を各通し口にこれを塞ぐことなく止着すると共に、紐通し部の腰部対応部位に皺を寄せることなく、且つ通し口から紐通し部の脇部対応部位に渡って皺寄せして前記脇部対応部位と弾性帯を縫い付け、該弾性帯において各通し口から脇部対応部位までの間の適所には先端部が各通し口から突出する胴回り調整紐の各基端部を縫着したことを特徴とする。
又、本発明の介護服は、繋ぎ服をその前身頃の中心線上にある襟ぐり下部から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、後身頃の股間部に、前方へ折り返されることで前あてと成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成し、左右一対のオープンファスナーの一方のエレメント保持テープを前身頃の前記裁断線に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープを後身頃の裾から内股、前あての斜辺に沿って縫着すると共に、前あての頂点の延長線上で並列に縫着したことを特徴とする。
更に、上記介護服にあっては、後身頃において前あての頂部から内股上方に渡る部位と他方のエレメント保持テープとの間には、股まわりにゆとりを持たせるための所定形状の襠を形成したことを特徴とする。
要するに本発明は、ズボンを前身頃の中心線の上端から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、ズボンの後身頃の股間部に、前方へ折り返されることで前あてと成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成し、左右一対のオープンファスナーの一方のエレメント保持テープを前身頃の前記裁断線に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープを後身頃の裾から内股、前あての斜辺に沿って縫着すると共に、前あての頂点の延長線上で並列に縫着したので、各オープンファスナーの開閉によりズボンを展開状態又はズボンとしての立体形態に簡単容易に変形でき、ズボンのウエスト開口部から身体を挿脱する通常着用をすることなく、被介護者にズボンを着脱させることができる。
又、前あてが股間部に形成されることで股間部辺りに大きくゆとりをとることができ、オムツを使用しても動き易く、しかも前あては後身頃の股間部に縫い付けずとも連続形成が可能なため、身体股間に縫い目が触れることもなく、座り心地や着心地を良好と成すことができる。
そして、前身頃上端の裁断箇所に開口形成された紐通し部の通し口からウエスト寸法に合わせて結ぶ胴回り調整紐の各端部を突出したので、左右の通し口を身体中央に引き寄せる様に臍の辺りで胴回り調整紐の各端部を結ぶことでオープンファスナーを開放した展開状態のズボンの身頃上端を胴回りに纏わせられ、立ったままでのオムツ交換やオープンファスナーの閉鎖によるズボンの着用(ズボンへの変形)が容易に成し得る。
しかも、左右の通し口を身体中央に引き寄せれば、胴回り調整紐の結び目は必ず上記の様に身体中央の臍辺りとなり、かかる状態でオープンファスナーを閉じれば、ウエスト部が捻じれることなくズボンに容易にして整然と変形させられる。
上記介護服において、紐通し部にはその一方の通し口から他方の通し口に渡り、ズボンの上端周囲長より若干短い弾性帯を挿通し、該弾性帯の各端部を各通し口にこれを塞ぐことなく止着すると共に、紐通し部の腰部対応部位に皺を寄せることなく、且つ通し口から紐通し部の脇部対応部位に渡って皺寄せして前記脇部対応部位と弾性帯を縫い付け、該弾性帯において各通し口から脇部対応部位までの間の適所には先端部が各通し口から突出する胴回り調整紐の各基端部を縫着したので、オープンファスナーを開放したズボンの展開状態で紐通し部の腰部対応部位を腰に当て胴回り調整紐を引っ張って身体中央の臍辺りで結べば、紐通し部内の弾性帯全体がウエスト寸法に合わせて伸び、胴回りに無理なくフィットさせられ、この後にオープンファスナーを閉じれば着心地良くズボンを着用できる。
しかも、この着用状態で仰臥しても紐通し部の腰部対応部位には皺が形成されていないから、痛みがなく、床擦れの要因がなく、寝心地や着心地も良い。
又、本発明の介護服は、繋ぎ服をその前身頃の中心線上にある襟ぐり下部から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、後身頃の股間部に、前方へ折り返されることで前あてと成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成し、左右一対のオープンファスナーの一方のエレメント保持テープを前身頃の前記裁断線に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープを後身頃の裾から内股、前あての斜辺に沿って縫着すると共に、前あての頂点の延長線上で並列に縫着したので、各オープンファスナーの開閉により繋ぎ服の脚部を展開状態又は繋ぎ服の脚部としての立体形態に簡単容易に変形できると共に、繋ぎ服の上衣の前開き部を開閉できる。
よって、上記脚部を展開させた前開き状態と成す様にオープンファスナーを開放し、繋ぎ服を浴衣の様に身に纏い、オープンファスナーを閉鎖すれば、簡単容易に着衣でき、この逆の手順で簡単容易に脱衣できる。
又、前あてが股間部に形成されることで股間部辺りに大きくゆとりをとることができ、オムツを使用しても動き易く、しかも前あては後身頃の股間部に縫い付けずとも連続形成が可能なため、身体股間に縫い目が触れることもなく、座り心地や着心地を良好と成すことができる。
更に、上記介護服にあっては、後身頃において前あての頂部から内股上方に渡る部位と他方のエレメント保持テープとの間には、大腿部から臀部辺りにゆとりを持たせるための所定形状の襠を形成したので、大腿部から臀部辺りにより一層のゆとりを持たせることができ、オムツを使用しても余裕を持って歩くことができる等その実用的効果甚だ大である。
以下本発明の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る介護服は、図1に示す様に、下半身に着用するズボンであり、ニットや綿など肌触りの良い布地にて形成されている。
この介護服は、ズボンを前身頃1の中心線の上端から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、ズボンの後身頃2の股間部に、前方へ折り返されることで前あて3と成る様に、頂点が下方突出した頂部が鋭角な山型状(鋭角二等辺三角形、或いは図示例の様な鋭角な頂角を有する左右対称な五角形)の布片を連続形成した形態を、ズボンの縫成前の展開状態の原型としており(図3参照)、かかる原型は一枚生地で形成可能である。
尚、図3において、前身頃1と後身頃2の境界を二点鎖線で示す。
後身頃2において、前あて3の頂部から内股上方に渡る部位には大腿部から臀部辺りにゆとりを持たせるための所定形状(図示例では前あて3の斜辺と同長の2辺を有する頂角が鈍角な二等辺三角形)の襠4、4aを縫着している(図2、3参照)。
又、上記原型の上端縁を外側へ折り返して縫着することにより紐通し部5を形成しており、前身頃1において、前開き部1aの上端(前身頃1上端の上記裁断箇所に相当)に紐通し部5の通し口6、6aが開口形成され、該通し口6、6aからウエスト寸法に合わせて結ぶ胴回り調整紐7、7aの各端部を突出している。
紐通し部5には、その一方の通し口6から他方の通し口6aに渡り、ズボン(身頃1、2)の上端周囲長(胴回り)より若干短いゴム紐等の弾性帯8を挿通し、該弾性帯8の各端部を各通し口6、6aにこれを塞ぐことなく止着(通し口6、6aを構成する片側の生地に縫い付け)すると共に、紐通し部5の腰部対応部位5aに皺を寄せることなく、且つ通し口6、6aから紐通し部5の脇部対応部位5b、5cに渡って皺寄せして脇部対応部位5b、5cと弾性帯8を縫い付けている。
そして、弾性帯8において、各通し口6、6aから脇部対応部位5b、5cまでの間の適所には、先端部が各通し口6、6aから突出する胴回り調整紐7、7aの各基端部を縫着している。
尚、説明の便宜上、図3に示す紐通し部5の通し口6、6aから脇部対応部位5b、5cまでの間に表すべき皺は省略している。
上記の様に構成された図3に示す展開状態のズボンは、左右一対のオープンファスナー9、10を取付け、該オープンファスナー9、10を閉鎖することにより、ズボンとしての立体形態に変形可能と成している。
即ち、オープンファスナー9、10の一方のエレメント保持テープ9a、10aを前身頃1の上記裁断線(ズボン展開状態の左右側縁)に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープ9b、10bを後身頃2の裾から内股、襠4、4aの最長斜辺に沿って縫着すると共に、前あて3の頂点の延長線上でエレメント保持テープ9b、10bを上下に重ね合わせて各エレメントを並列と成す様に縫着している。
そして、エレメント保持テープ9b、10bに上下動自在に装着したスライダ11をその下端に有する箱12、12a上に当接し、エレメント保持テープ9a、10a下端に有する蝶棒13、13aをスライダ11及び箱12、12a夫々の側方溝(図示せず)に挿入して各エレメント保持テープ9a、9b、10a、10bの下端を接合し、スライダ11、11aの引手を持ってこれを上下させることにより、オープンファスナー9、10を開閉させる。
オープンファスナー9、10の閉鎖は、その下端を上記の様に接合した状態でスライダ11、11aを上端へ移動させることで達成し、これにより図1、2の様に下半身に着用可能な立体形態のズボンに変形させられる。
又、オープンファスナー9、10の開放は、その下端の箱12、12a上にスライダ11、11aを移動させ、該スライダ11、11aと箱12、12a夫々の側方溝から蝶棒13、13aを抜き出すことで達成し、これによりズボンを図3の様に展開状態と成すことができる。
次に、介護服の他例を図5〜7に基づき説明する。
この介護服は、上記構成のズボンに上衣を連続形成したものであり、上記と同一又は相当部分には同一の符号を図中に付し、詳細な説明は省略する。
即ち、この介護服は、図5、6に示す様に、繋ぎ服をその前身頃1の中心線上にある襟ぐり14下部から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、後身頃2の股間部に、前方へ折り返されることで前あて3と成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成している。
又、後身頃2に形成した前あて3の頂部から内股上方に渡る部位には大腿部から臀部辺りにゆとりを持たせるために上記と同形状の襠4、4aを縫着している。
尚、繋ぎ服の縫成前の展開状態を示す図7の様に、襠4、4aを除くその原型は一枚生地から成り、襠4、4aの縫成箇所の他には、縫成箇所は上衣を構成するための身頃1、2の袖下部位と、前身頃1の胸元部位だけにして、できる限り人体に触れる箇所に縫い目が形成されない様にしている。
図7において、前身頃1と後身頃2の境界を破線で示す。
上記の様に構成された図6に示す展開状態の繋ぎ服は、左右一対のオープンファスナー9、10を取付け、該オープンファスナー9、10を閉鎖することにより、繋ぎ服としての立体形態に変形可能と成している。
即ち、オープンファスナー9、10の一方のエレメント保持テープ9a、10aを前身頃1の襟ぐり14下部から左右の各裾へ渡る上記裁断線(前開き部1aに同じ)に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープ9b、10bを後身頃2の裾から内股、襠4、4aの最長斜辺に沿って縫着すると共に、前あて3の頂点の延長線上でエレメント保持テープ9b、10bを上下に重ね合わせて各エレメントを並列と成す様に縫着している。
尚、本実施例に示すズボン形態及び繋ぎ形態の介護服にあっては、後身頃2において、前あて3の頂部から内股上方に渡る部位と他方のエレメント保持テープ9b、10bとの間には、大腿部から臀部辺りにゆとりを持たせるための襠4、4aを形成したものを示し、この様に襠4、4aが形成されることがより望ましいが、襠4、4aがなくても、前あて3が後身頃2の股間部に形成されるだけでも、股間部辺りに大きくゆとりを持たせられ、ズボン形態及び繋ぎ形態の介護服としては有効であるので、その様に介護服を構成しても良い。
この場合には、エレメント保持テープ9b、10bは、後身頃2の裾から内股、前あて3の斜辺に沿って縫着すると共に、前あて3の頂点の延長線上でエレメント保持テープ9b、10bを上下に重ね合わせて各エレメントを並列と成す様に縫着することとなる。
上記の様に構成されたズボン形態の介護服の着用に際しては、オープンファスナー9、10を開放し、ズボンを図3に示す展開状態と成し、図4に示す様に、紐通し部5の腰部対応部位5aを腰に当て左右の通し口6、6aを身体中央に引き寄せる様に胴回り調整紐7、7aを引っ張って身体中央の臍辺りで結べば、紐通し部5内の弾性帯8全体がウエスト寸法に合わせて伸び、胴回りに無理なくフィットし、展開状態のズボンの身頃1、2上端を胴回りに纏わせられ、立ったままでのオムツ交換をも可能としている。
そして、各オープンファスナー9、10を閉鎖する様にその上端へスライダ11、11aを移動させることによりズボンの着用(ズボンへの変形)が容易に成し得る。
脱衣は、上記の逆の手順、即ちオープンファスナー9、10を開放し、胴回り調整紐7、7aの結び目を解くことで成し得る。
又、繋ぎ形態の介護服の着用は、上記と同様に先ずオープンファスナー9、10を開放し、脚部を展開させた前開き状態と成し、かかる状態の繋ぎ服の袖に腕を通して浴衣の様に身に纏ってオープンファスナー9、10を閉鎖することで着衣でき、この逆の手順で脱衣する。
ズボン形態及び繋ぎ形態の介護服の着用状態では、前あて3が後身頃2の股間部に形成されることで大腿部から臀部辺りにゆとりをとることができると共に、更に後身頃2において前あて3の頂部から内股上方に渡る部位に襠4、4aが形成されることにより、股間部から臀部辺りに大きくゆとりを持たせられ、オムツを使用しても下半身が締めつけられる様な不快感を生ぜず動き易く、余裕を持って歩行できる。
介護服の正面図である。 襠の形成状態を示す様に股を開いた状態の介護服の正面図である。 介護服の展開状態を示す図である。 オープンファスナーの開放時の介護服の正面図である。 介護服の他例を示す正面図である。 オープンファスナーの開放時の介護服の正面図である。 縫成前の展開状態を示す図である。
符号の説明
1 前身頃
2 後身頃
3 前あて
4、4a 襠
5 紐通し部
5a 腰部対応部位
5b、5c 脇部対応部位
6、6a 通し口
7、7a 胴回り調整紐
8 弾性帯
9 オープンファスナー
9a、9b エレメント保持テープ
10 オープンファスナー
10a、10b エレメント保持テープ

Claims (4)

  1. ズボンを前身頃の中心線の上端から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、前身頃上端の裁断箇所に開口形成された紐通し部の通し口からウエスト寸法に合わせて結ぶ胴回り調整紐の各端部を突出し、ズボンの後身頃の股間部に、前方へ折り返されることで前あてと成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成し、左右一対のオープンファスナーの一方のエレメント保持テープを前身頃の前記裁断線に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープを後身頃の裾から内股、前あての斜辺に沿って縫着すると共に、前あての頂点の延長線上で並列に縫着したことを特徴とする介護服。
  2. 紐通し部にはその一方の通し口から他方の通し口に渡り、ズボンの上端周囲長より若干短い弾性帯を挿通し、該弾性帯の各端部を各通し口にこれを塞ぐことなく止着すると共に、紐通し部の腰部対応部位に皺を寄せることなく、且つ通し口から紐通し部の脇部対応部位に渡って皺寄せして前記脇部対応部位と弾性帯を縫い付け、該弾性帯において各通し口から脇部対応部位までの間の適所には先端部が各通し口から突出する胴回り調整紐の各基端部を縫着したことを特徴とする請求項1記載の介護服。
  3. 繋ぎ服をその前身頃の中心線上にある襟ぐり下部から鉛直に股部、内股、及び裾へ渡って裁断し、後身頃の股間部に、前方へ折り返されることで前あてと成る様に、頂点が下方突出した山型状の布片を連続形成し、左右一対のオープンファスナーの一方のエレメント保持テープを前身頃の前記裁断線に沿って縫着し、他方のエレメント保持テープを後身頃の裾から内股、前あての斜辺に沿って縫着すると共に、前あての頂点の延長線上で並列に縫着したことを特徴とする介護服。
  4. 後身頃において前あての頂部から内股上方に渡る部位と他方のエレメント保持テープとの間には、大腿部から臀部辺りにゆとりを持たせるための所定形状の襠を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の介護服。
JP2008276221A 2008-10-28 2008-10-28 介護服 Active JP5314382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276221A JP5314382B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 介護服

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276221A JP5314382B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 介護服

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010106371A true JP2010106371A (ja) 2010-05-13
JP5314382B2 JP5314382B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=42296096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008276221A Active JP5314382B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 介護服

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5314382B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101528749B1 (ko) * 2014-07-14 2015-06-15 정수진 의류 및 이의 제작방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104687542A (zh) * 2015-01-17 2015-06-10 孔伟 一种多功能病号裤的设计与应用

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61142812U (ja) * 1985-02-22 1986-09-03
JP3000340U (ja) * 1994-01-21 1994-08-09 小杉産業株式会社 下 衣
JPH0728911U (ja) * 1993-11-02 1995-05-30 濱田 ルリ子 健康志向の寝巻き
JPH10102304A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 San S Kogyo Kk 介護用ズボン
JP2000160410A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Mizuno Corp パンツ
JP3078287U (ja) * 2000-12-12 2001-06-29 有限会社学生ショップロード 介護用下着
FR2859879A1 (fr) * 2003-09-19 2005-03-25 Bicat Adela Olejnik Vetement pour personne qui se deplace en fauteuil roulant

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61142812U (ja) * 1985-02-22 1986-09-03
JPH0728911U (ja) * 1993-11-02 1995-05-30 濱田 ルリ子 健康志向の寝巻き
JP3000340U (ja) * 1994-01-21 1994-08-09 小杉産業株式会社 下 衣
JPH10102304A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 San S Kogyo Kk 介護用ズボン
JP2000160410A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Mizuno Corp パンツ
JP3078287U (ja) * 2000-12-12 2001-06-29 有限会社学生ショップロード 介護用下着
FR2859879A1 (fr) * 2003-09-19 2005-03-25 Bicat Adela Olejnik Vetement pour personne qui se deplace en fauteuil roulant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101528749B1 (ko) * 2014-07-14 2015-06-15 정수진 의류 및 이의 제작방법
WO2016010321A1 (ko) * 2014-07-14 2016-01-21 정수진 의류 및 이의 제작방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP5314382B2 (ja) 2013-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWM511221U (zh) 便於穿著之服裝
JP5314382B2 (ja) 介護服
US20140033400A1 (en) Easy wear
JP2004137608A (ja) 簡易着装式和服のための着物および帯
TWM258713U (en) Sanitary shorts
JP4728100B2 (ja) マタニティ用下半身着衣
JP6389344B1 (ja) パジャマ
JP3213789U (ja) 二部式着物
JP3212971U (ja) クラシカルパンツ
JP3210833U (ja) 男性下半身用下着、及び男性下半身用衣服
JP3156152U (ja) 肌着
JP3152203U (ja) 介護服
JP3208020U (ja) 介護用スラックス
JP5681312B1 (ja) 男性用下着
JP7265074B1 (ja) 被介護者用下衣
JP3138170U (ja) 袴型襦袢
JP7336804B2 (ja) トランクス
CN211185883U (zh) 一种男性外生殖器术后保护裤
JPH07243105A (ja) パジャマ
JP4098911B2 (ja) 男性用小用自立ズボン
JP3185617U (ja) ふんどしパンツ
JP3142532U (ja) 介護服
TWM499209U (zh) 衛生褲結構改良
JP2021110079A (ja) 介護ズボン
JP3203447U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5314382

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250