JP3210833U - 男性下半身用下着、及び男性下半身用衣服 - Google Patents
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Abstract
【課題】子供や手の不自由な者、高齢者であっても、簡易に、素早く、小便をすることが可能な男性用の下半身用下着、及び下半身用衣服を提供する。【解決手段】男性下半身用下着100は、下腹部9に、外布3と内布4とを重ねた前開き部7を備え、外布3は、左右の一側端縁に外側へ開口した外側開口部31を有し、内布4は、左右の他側端縁に内側へ開口した内側開口部41を有する。また、内布4の内側開口部41から左右の一側へ切れ込むスリット8を備える。【選択図】図1
Description
この考案は、男性用のブリーフやパンツ、股引等の下半身用下着や、スポーツパンツ等の下半身用衣服に関し、特に、小便をするための前開き部を備えた男性用の下半身用下着、及び衣服に関する。
従来、ブリーフやパンツ、股引等の男性用の下半身用下着の多くは、外布と内布を前後に重ねてなる前開き部が設けられており、小便をする場合に、外布と内布を開ける必要が有る。また、ブリーフの上に股引を重ねたような場合は、股引の外布と内布を開けたのち、さらに、ブリーフの外布と内布を開ける必要が有る。
そのため、子供や手の不自由な者がうまく前開き部を開けることができず、あるいは、排尿機能の衰えた高齢者が、急を要する場合に間に合わず、ブリーフ等を尿で汚してしまうことが有る。
そこで、特許文献1では、前面の2枚の布が重なった前開き部(特許文献1では「重合部」)の外布の開口縁の下端がブリーフの下端に達するよう構成した男性用ブリーフが提案されている。
しかし、特許文献1のブリーフでは、外布を開放するのは多少容易になるものの、内布を開放するのには、なお手間がかかるという問題がある。
また、ジャージ等のスポーツパンツは、下腹部に前開き部を備えないものが多く、小便をする際には腰ゴムを陰部まで下ろす必要が有り、上着の裾をたくし上げたりしなくてはならず、やはり手間がかかるという問題が有る。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、子供や手の不自由な者、高齢者等であっても、簡易に、素早く、小便をすることが可能な男性下半身用下着、及び男性下半身用衣服の提供を目的とする。
また、ジャージ等のスポーツパンツは、下腹部に前開き部を備えないものが多く、小便をする際には腰ゴムを陰部まで下ろす必要が有り、上着の裾をたくし上げたりしなくてはならず、やはり手間がかかるという問題が有る。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、子供や手の不自由な者、高齢者等であっても、簡易に、素早く、小便をすることが可能な男性下半身用下着、及び男性下半身用衣服の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた考案は、下腹部に、外布と内布とを重ねた前開き部を備え、前記外布は、左右の一側端縁に外側へ開口した外側開口部を有し、前記内布は、左右の他側端縁に内側へ開口した内側開口部を有する男性下半身用下着であって、前記内布の内側開口部から左右の一側へ切れ込むスリットを備えることを特徴とする。
このように、下腹部の前開き部に、外布と内布とを設けてなる男性下半身用下着において、内布に、その端縁(内側開口部)から切れ込むスリットを設けることで、外布を開いたあと、容易に、素早く陰部を取り出すことができる。
本考案は、下腹部に水平方向(着用者の左右方向)のスリットを備える男性下半身用衣服を含む。例えば、従来前開き部を有さなかったスポーツパンツ等に、かかる水平方向に切れ込むスリットを設けることで、腰ゴムを陰部までずらす必要がなくなり、容易に、スリットから陰部を取り出すことができる。
以上説明したように、本考案の男性下半身用下着、及び男性下半引用衣服によれば、小便をする際に、素早く、簡単に陰部を取り出すことができる。
以下、適宜図面を用いながら本考案の実施形態について詳述する。ただし、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではない。
尚、以下の実施形態において、着用者の右側が特許請求の範囲における左右の一側に、着用者の左側が特許請求の範囲における左右の他側に該当する。
尚、以下の実施形態において、着用者の右側が特許請求の範囲における左右の一側に、着用者の左側が特許請求の範囲における左右の他側に該当する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本考案の第1実施形態に係る男性下半身用下着100を示している。男性下半身用下着100は、股引やパッチ、ステテコのように、トランクスやブリーフ等の上に重ねて着用する下半身用の下着である。
図1及び図2は、本考案の第1実施形態に係る男性下半身用下着100を示している。男性下半身用下着100は、股引やパッチ、ステテコのように、トランクスやブリーフ等の上に重ねて着用する下半身用の下着である。
男性下半身用下着100は、綿やアクリル等の天然、又は合成繊維により編成された布地を裁断縫製して形成され、図1に示すように、着用者の左足と左腰を覆う左身頃1と、着用者の右足と右腰を覆う右身頃2と、下腹部9に設けられる前開き部7と、穿き口周縁に設けられる腰ゴム5と、左右一対の足首リブ6とを備えている。前開き部7は、外布3、及び内布4により構成される。腰ゴム5、及び足首リブ6には、ポリウレタン等からなる弾性糸を用いて伸縮性が付与されている。
外布3は、図1に示すように、上下方向に長い短冊状に裁断された布地からなり、右縁(図1では、左側の縁)の下部に、円弧状に左側へ切れ込んで、ほつれ止めの縫合がされた円弧状部31が形成されている。
外布3の周縁は、円弧状部31を除いて、左身頃1、右身頃2、腰ゴム5、及び内布4のいずれかに縫合されている。円弧状部31と内布4との間に、右方へ開口した外側開口部71が形成されている。
外布3の周縁は、円弧状部31を除いて、左身頃1、右身頃2、腰ゴム5、及び内布4のいずれかに縫合されている。円弧状部31と内布4との間に、右方へ開口した外側開口部71が形成されている。
内布4は、図1に示すように、外布3と概ね同形状に裁断された布地からなり、左縁の下部に、右側に円弧状に切れ込んで、ほつれ止めの縫合がされた円弧状部41が形成されている。
内布4の周縁は、円弧状部41を除いて、外布3と共に周囲の部材に縫合されている。
円弧状部41と外布3との間に、左方へ開口した内側開口部72が形成されている。
内布4の周縁は、円弧状部41を除いて、外布3と共に周囲の部材に縫合されている。
円弧状部41と外布3との間に、左方へ開口した内側開口部72が形成されている。
内布4は、上下方向の中央において、円弧状部41から右側に切れ込むスリット8を備えている。スリット8の周縁には、ほつれ止めの縫合がなされている(図2参照)。スリット8は、内布4の幅よりも短いことが好ましい。スリット8が内布4の全幅にわたり切れ込むと、不用意に陰部が内布4の外部へ飛び出す虞がある。
図示の例では、スリット8は、円弧状部41に略垂直に切れ込んでいるが、円弧状部41に対し斜めに切れ込むようにしてもよい。
図示の例では、スリット8は、円弧状部41に略垂直に切れ込んでいるが、円弧状部41に対し斜めに切れ込むようにしてもよい。
以上のような構成を有する男性下半身用下着100を着用して小便をする際には、図2に示すように、外布3を左側に引っ張って外側開口部71を開くと、内布4のスリット8が現れるため、これを通して容易に陰部Pを取り出すことができる。
(第2実施形態)
図3は、本考案の第2実施形態に係る男性下半身用下着200の内布204を示している。内布204のスリット208は、スリットの上下の布地が前後に重なり、互いに面ファスナー(不図示)により係脱自在に接合されている。面ファスナーの代わりに、ボタンやホック、ジッパー等を用いることもできる。
図3は、本考案の第2実施形態に係る男性下半身用下着200の内布204を示している。内布204のスリット208は、スリットの上下の布地が前後に重なり、互いに面ファスナー(不図示)により係脱自在に接合されている。面ファスナーの代わりに、ボタンやホック、ジッパー等を用いることもできる。
(その他の実施形態)
図4は、本考案の第3実施形態に係る男性下半身用衣類300を示している。男性下半身用衣類300は、下腹部9に左右方向に延び両端を有するスリット308を備えている。スリット308は、着用者の陰部の直前となる位置に設けられている。図示の例では、スリット308は、前垂れ部308aにより開閉する。
図4は、本考案の第3実施形態に係る男性下半身用衣類300を示している。男性下半身用衣類300は、下腹部9に左右方向に延び両端を有するスリット308を備えている。スリット308は、着用者の陰部の直前となる位置に設けられている。図示の例では、スリット308は、前垂れ部308aにより開閉する。
従来のスポーツパンツは、一般に下腹部に前開き部を備えないため、腰ゴム部を下ろして穿き口から陰部を出すようにする。本実施形態に係る男性下半身用衣類300のスリット308は、前垂れ部308aで覆っただけであるため、穿き口を陰部までずらさなくても、前垂れ部308aを開くだけで、容易に、陰部を取り出すことができる。
また、スーツのズボンやジーンズのボトムのように、縦に延びる前開き部の場合には、ジッパーを開けても、前開き部の一方を片手で押えながら、もう片方の手で陰部を取り出す必要が有る。これに対し、本実施形態の男性下半身用衣類300は、左右方向に延びるようスリット308を設けたので、スリット308を開けたあと、片方の手でスリットが閉じないように押える必要が無い。
尚、図5に示した、男性下半身用衣類400のように、水平方向に延びるスリット408にチャック408aを設けてもよい。
以上、本考案の下半身用下着は、上述した実施形態に限らず、例えば、ブリーフ等の上に着用するものに限らず、ブリーフのように肌の上に直接着用する下着等にスリットを設けたようなものも含む。両端を有するスリットをスポーツパンツでなく、ブリーフや猿股等の下着に設けてもよい。
100,200,300,400 下半身用衣服
3 外布
4,204 内布
7 前開き部
71 外側開口部
72 内側開口部
8,208,308,408 スリット
9 下腹部
3 外布
4,204 内布
7 前開き部
71 外側開口部
72 内側開口部
8,208,308,408 スリット
9 下腹部
Claims (2)
- 下腹部に、外布と内布とを重ねた前開き部を備え、前記外布は、左右の一側端縁に外側へ開口した外側開口部を有し、前記内布は、左右の他側端縁に内側へ開口した内側開口部を有する男性下半身用下着であって、
前記内布の内側開口部から左右の一側へ切れ込むスリットを備えることを特徴とする男性下半身用下着。 - 男性が下半身に着用する下半身用衣服であって、
下腹部に水平方向のスリットを備える男性下半身用衣服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001375U JP3210833U (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 男性下半身用下着、及び男性下半身用衣服 |
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JP2017001375U JP3210833U (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 男性下半身用下着、及び男性下半身用衣服 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020170920A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
WO2024177486A1 (ko) * | 2023-02-16 | 2024-08-29 | 구홍식 | 남성용 속옷 |
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- 2017-03-29 JP JP2017001375U patent/JP3210833U/ja not_active Expired - Fee Related
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