JP3216670U - 祭り用股引き - Google Patents

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佳予子 百鬼
佳予子 百鬼
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株式会社カイリ
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Abstract

【課題】一般的なズボンと同様な方法で着脱でき、かつ着用時には活発の動きができる祭り用股引きの提供。【解決手段】右腰部11の上左側に右脚開口部を有する筒状の右脚部13と、左腰部21の上右側に左脚開口部を有する筒状の左脚部23とを備え、右脚部の右脚開口部の端部14は、左脚部の左脚開口部内に挿入されており、右脚部の上部前方側と左脚部の上部前方側とが重ねられて着用者の腹部を覆う腹部領域30となり、右脚部の上部後方側と左脚部の上部後方側とが重ねられて着用者の尻部を覆う尻部領域40となり、右脚開口部の端部が、左脚部の左腰部の内側で逢着部を形成しており、左脚開口部の端部24は、その上部が右脚部の右腰部の外側で逢着部を形成しており、下部は非逢着部を形成して開口状態である。【選択図】図1

Description

本願考案は、祭り用衣裳、特に詳しくは、祭りの際に、下半身に着用されるに祭り用股引きに関する。
祭りなどにおいて着用される股引きは、一般的なズボンとは異なり、腰部が予め形成されておらず、腰紐を用いて腰部を自ら形成していた。
また、尻部領域は予め形成されておらず、股間部から左右に展開される尻部被覆布を、交互に重畳させることにより、尻部領域を自ら形成していた。
このような腰部や尻部領域は着用者が股引きを着用して腰紐を結ぶことにより形成され、股引きの着脱は、腰紐を結びまたは解くことによって行っていた。
このような祭り用股引きの着脱の不便さを解消すべく、ズボン型股引ききが提案されている。
すなわち、特許文献1に記載のように、予め前股ぐり部を形成しファスナを設ける構成としたものや、特許文献2に記載のように、下腹部を被覆する被覆部分が左右に区分され、その中央に小便用開口部を設けた構成としたものがある。
また、特許文献3に記載のように、ウエスト部に面ファスナを設け、後腰部で交差する尻部被覆部を一時的に係止させることができる構成の股引きがある。
しかし、従来のズボン型股引ききは、尻部が左右に別れていないものであるため脱ぎ着が容易ではなく、伸縮性に乏しく、着用時において活発な動きができないなどの問題があった。
特開2003−278010号公報 登録実用新案第3132832号公報 登録実用新案第3143423号公報
本考案は、上記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、一般的なズボンと同様な方法で着脱でき、かつ着用時には活発の動きができる祭り用股引きを提供することである。
(1)本考案の祭り用股引きは、
右腰部11の上左側に右脚開口部12を有する筒状の右脚部13と、
左腰部21の上右側に左脚開口部22を有する筒状の左脚部23とを備え、
右脚部13の右脚開口部12の端部14は、左脚部23の左脚開口部22内に挿入されており、
右脚部13の上部前方側と前記左脚部23の上部前方側とが重ねられて着用者の腹部を覆う腹部領域30となり、
前記右脚部13の上部後方側と前記左脚部23の上部後方側とが重ねられて着用者の尻部を覆う尻部領域40となり、
前記右脚開口部12の端部14が、前記左脚部23の左腰部21の内側で逢着部を形成しており、
前記左脚開口部22の端部24は、
その上部が前記右脚部13の右腰部11の外側で逢着部を形成しており、
下部は非逢着部を形成して開口状態であることを特徴とする。
(2)本考案の祭り用股引きは、
右腰部11の上左側に右脚開口部12を有する筒状の右脚部13と、
左腰部21の上右側に左脚開口部22を有する筒状の左脚部23とを備え、
前記左脚部23の左脚開口部22の端部24は、右脚部13の右脚開口部12内に挿入されており、
前記左脚部13の上部前方側と前記右脚部13の上部前方側とが重ねられて着用者の腹部を覆う腹部領域30となり、
前記左脚部23の上部後方側と前記右脚部13の上部後方側とが重ねられて着用者の尻部を覆う尻部領域40となり、
前記左脚開口部22の端部24が、前記右脚部13の右腰部11の内側で逢着部を形成しており、
前記右脚開口部12の端部14は、
その上部が前記左脚部23の左腰部21の外側で逢着部を形成しており、
下部は非逢着部を形成して開口状態であることを特徴とする。
(3)本考案の祭り用股引きは、上記(1)又は(2)において、
右脚部13及び左脚部23に生地の一部を、伸縮性の大きい別生地を配設したことを特徴とする。
なお、本明細書において、「伸縮性」とは、生地そのものが伸縮する場合や、裁断の仕方で、特定の方向への伸縮率が優れている場合を含む。
本考案の祭り用股引きは、左脚部と左腹部と左尻部とからなる衣裳の左半分が、右脚部と右腹部と右尻部とからなる衣裳の左半分に対して、開口部を含む腹部の略中央においてのみつながっており、股下部と尻部とにおいてはつながっていないものであるため、脱着が容易であり、祭りの動作においても、脚を無理なく大きく開くことができるものである。
さらに、生地には伸縮性がある合成繊維を用い、ズボン型としたのでデザイン性に優れるという効果もある。
実施形態1の祭り用股引き10aの全体を示す背面斜視図である。 実施形態1の祭り用股引き10aを左脚部と右脚部に分解した状態を示す背面斜視図である。 実施形態2の祭り用股引き10bを左脚部と右脚部に分解した状態を示す背面斜視図である。 実施形態3の祭り用股引き10cの全体を示す背面斜視図である。
<実施形態1の祭り用股引き10a>
以下、本考案の実施形態1の祭り用股引き10aを図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態1の祭り用股引き10aの全体を示す背面斜視図である。
図2は、実施形態1の祭り用股引き10aを左脚部と右脚部に分解した状態を示す背面斜視図である。
<祭り用股引き10a全体>
図示するように、実施形態の祭り用股引き10aは、右腰部11の上左側に右脚開口部12を有する筒状の右脚部13と、左腰部21の上右側に左脚開口部22を有する筒状の左脚部23とからなる。
右脚部13の右脚開口部12の端部14は、左脚部23の左脚開口部22内に挿入されている。
また、右脚部13の上部前方側と前記左脚部23の上部前方側とが重ねられて着用者の腹部を覆う腹部領域30となっている。
さらに、前記右脚部13の上部後方側と前記左脚部23の上部後方側とが重ねられて着用者の尻部を覆う尻部領域40となっている。
前記右脚開口部12の端部14が、前記左脚部23の左腰部21の内側に逢着されて逢着部を形成している。
そして、前記左脚開口部22の端部24は、その上部が前記右脚部13の右腰部11の外側で逢着されて逢着部を形成し、下部は逢着されずに非逢着部を形成して開口状態である。
<右脚部13、左脚部23>
右脚部13は、着用者の右腰を覆う右腰部11の上左側に右脚開口部12を有する。
左脚部23は、着用者の左腰を覆う左腰部21の上右側に左脚開口部22を有する。
いずれも、着用者の足を覆う筒状のものであり、1枚の生地を筒状に裁断縫製したものでもよく、2枚以上の生地を縫製して筒状にしたものであってもよい。
<右腰部11、左腰部21>
右腰部11は、右脚部13の上部に配設され着用者の右腰を覆う部分である。
左腰部21は、左脚部23の上部に配設され着用者の左腰を覆う部分である。
<腹部領域30>
腹部領域30は、着用者の腹部を覆う領域をいい、右脚部13の上部前方側と左脚部23の上部前方側とが重ねられている部分である。
<尻部領域40>
尻部領域40は、着用者の尻部を覆う領域をいい、右脚部13の上部後方側と左脚部23の上部後方側とが重ねられている部分である。
また、この尻部領域40は、右脚部13の上方から左方へ延設された右尻領域41と、左脚部23の上方から右方へ延設された左尻領域42とを備えている。
これらの右尻領域41と左尻領域42は、着用者の股下を覆う股下部43で逢着されているが、開口部においては逢着されていない。
この開口部については後述する。
<開口部>
図2に示すように、実施形態1の祭り用股引き10aは、腹部領域30と尻部領域40との間において開口部が形成されている。
この開口部は、右脚部13の右腰部11と、左脚部23の左腰部21とを逢着する際に、右腰部11と左腰部21とによって形成される腹部領域30と尻部領域40の一部を逢着せずに、開口状態のままとしたものである。
すなわち、実施形態1の祭り用股引き10aは、右脚部13は、その右腰部11の上左側に右脚開口部12を有する。
また、左脚部23は、その左腰部21の上右側に左脚開口部22を有する。
このような右脚部13と左脚部23とを、右脚部13の右脚開口部12の端部14が左脚部23の左脚開口部22内に挿入される。
そして、右脚部13の上部前方側と左脚部23の上部前方側とが重ねられて着用者の腹部を覆う腹部領域30となり、右脚部13の上部後方側と左脚部23の上部後方側とが重ねられて着用者の尻部を覆う尻部領域40となるのである。
その際に、右脚部13の右腰部11の上左側の右脚開口部12の端部14が左脚部23の左腰部21の内側に逢着されて逢着部を形成し、
左脚開口部22の端部24は、その上部が右脚部13の右腰部11の外側に逢着されて逢着部を形成し、
下部は逢着されずに非逢着部を形成し開口状態を形成している。
すなわち、右脚開口部12はその端部14が左脚部23の左腰部21の内側に逢着されているが、左脚開口部22の端部24は、その上部のみが左脚部の腰部内側に逢着(逢着部となる)されているが、
下部は開口状態(非逢着部となる)となっているということである。
この開口非逢着部の大きさは、脱着の容易性や股の開き易さなどの動作のスムーズ性などを考慮して適宜決定することができる。
このような状態では、しゃがむ動作や屈伸など、左右の脚の大きな動きにも対応することができる。
<伸縮生地>
本考案は、祭り用股引きを構成する生地そのものが伸縮性ある材料で構成することが望ましい。
例えば、伸縮性の高いポリウレタンなどの伸縮性の高い糸を木綿糸と併用したストレッチ性の高い布帛を用いることができる。
これにより、合成繊維糸を用いた伸縮性の高い生地を用いることによって、脱着や動作により容易となる。
<ゴム紐>
なお、祭り用股引き10aの腰部上部には、円環状に構成されたゴム紐50が周方向に内挿されていることが望ましい。
<実施形態2>
図3は、実施形態2の祭り用股引き10bを左脚部と右脚部に分解した状態を示す背面斜視図である。
実施形態2の祭り用股引き10bは、挿入方向が実施形態1と異なるが、その他の点では実施形態1の祭り用股引き10aと同様である。
すなわち、実施形態2の祭り用股引き10bは、左脚部23の左脚開口部22の端部24が右脚部13の右脚開口部12内に挿入される。
そして、左脚部23の左腰部21の左脚開口部22の端部24が右脚部13の右腰部11の内側に逢着されて逢着部を形成し、
右脚開口部12の端部14は、その上部が左脚部23の左腰部21の外側に逢着されて逢着部を形成し、
下部は逢着されずに非逢着部を形成し開口状態を形成している。
<実施形態3>
図4は、実施形態3の祭り用股引き10cの全体を示す背面斜視図である。
実施形態3の祭り用股引き10cは、部分的に別生地を用いたものである。
すなわち、右脚部13及び左脚部23の下方は、円筒状として示しているが、その後方の一部には、伸縮性の大きい別生地を配設することも好ましい。
例えば、図4に示すように、後方において、大腿部からふくらはぎを覆う部分に、伸縮性のさらに大きいストレッチ生地を縫着して左右脚部を構成することもできる。
この場合、別の生地13a,23aの形状を調整することにより、大腿部と裾の幅寸法を適宜な割合に調整し得る。
例えば、大腿部付近を広くすることにより、身頃全体のうち大腿部において余裕を有する状態とすることができ、裾において生地を省略することにより細く仕上げることができる。
10a 実施形態1の祭り用股引き
10b 実施形態2の祭り用股引き
10c 実施形態3の祭り用股引き
11 右腰部
12 右脚開口部
13 右脚部
13a 別の生地
14 右脚開口部12の端部
21 左腰部
22 左脚開口部
23 左脚部
23a 別の生地
24 左脚開口部22の端部
30 腹部領域
40 尻部領域
41 右尻領域
42 左尻領域
43 股下部
50 ゴム紐

Claims (3)

  1. 右腰部(11)の上左側に右脚開口部(12)を有する筒状の右脚部(13)と、
    左腰部(21)の上右側に左脚開口部(22)を有する筒状の左脚部(23)とを備え、
    右脚部(13)の右脚開口部(12)の端部(14)は、左脚部(23)の左脚開口部(22)内に挿入されており、
    右脚部(13)の上部前方側と前記左脚部(23)の上部前方側とが重ねられて着用者の腹部を覆う腹部領域(30)となり、
    前記右脚部(13)の上部後方側と前記左脚部(23)の上部後方側とが重ねられて着用者の尻部を覆う尻部領域(40)となり、
    前記右脚開口部(12)の端部(14)が、前記左脚部(23)の左腰部(21)の内側で逢着部を形成しており、
    前記左脚開口部(22)の端部(24)は、
    その上部が前記右脚部(13)の右腰部(11)の外側で逢着部を形成しており、
    下部は非逢着部を形成して開口状態であることを特徴とする祭り用股引き(10a)。
  2. 右腰部(11)の上左側に右脚開口部(12)を有する筒状の右脚部(13)と、
    左腰部(21)の上右側に左脚開口部(22)を有する筒状の左脚部(23)とを備え、
    前記左脚部(23)の左脚開口部(22)の端部(24)は、右脚部(13)の右脚開口部(12)内に挿入されており、
    前記左脚部(13)の上部前方側と前記右脚部(13)の上部前方側とが重ねられて着用者の腹部を覆う腹部領域(30)となり、
    前記左脚部(23)の上部後方側と前記右脚部(13)の上部後方側とが重ねられて着用者の尻部を覆う尻部領域(40)となり、
    前記左脚開口部(22)の端部(24)が、前記右脚部(13)の右腰部(11)の内側で逢着部を形成しており、
    前記右脚開口部(12)の端部(14)は、
    その上部が前記左脚部(23)の左腰部(21)の外側で逢着部を形成しており、
    下部は非逢着部を形成して開口状態であることを特徴とする祭り用股引き(10b)。
  3. 右脚部(13)及び左脚部(23)に生地の一部を、伸縮性の大きい別生地を配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の祭り用股引き(10c)。
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