JP3171210B2 - 磁気カードリーダ - Google Patents

磁気カードリーダ

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JP3171210B2
JP3171210B2 JP00731492A JP731492A JP3171210B2 JP 3171210 B2 JP3171210 B2 JP 3171210B2 JP 00731492 A JP00731492 A JP 00731492A JP 731492 A JP731492 A JP 731492A JP 3171210 B2 JP3171210 B2 JP 3171210B2
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JP
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card
cleaning
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magnetic
magnetic head
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一雄 布施
岳史 松野
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株式会社三陽電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カード乗車券,テレ
ホンカード等のプリペイド式磁気カードを用い、カード
が挿入されるとカード搬送路で磁気カードを搬送し、そ
の搬送途中に設けられた磁気ヘッドにより、磁気カード
の磁気記録情報を読取り、必要に応じてその磁気カード
に情報の書き込み、または変更を行って磁気カードを返
却する磁気カードリーダに関し、特に磁気ヘッドの清掃
に係わる。
【0002】
【従来の技術】この種の磁気カードリーダにおいては、
その使用により、磁気カードに付着した汗、手あか、ご
みなどが磁気ヘッドに固着して正しく読取りや書込みを
行うことができなくなる。この問題を解決するため、従
来においては定期的に磁気ヘッドをアルコール類で清掃
したり、磁気カードの代りにクリーニングカードを挿入
して、クリーニングカードで磁気ヘッドをこすらせて、
磁気ヘッドを清掃している。又実開平4−126310
号公報(平成3年5月7日出願)のように、カード通路
の一端に磁気カードの挿入・排出口を設け、カード通路
の他端にクリーニングカードを挿入・排出するものがあ
るが、磁気カードを挿入してからそれが排出される迄、
利用者(乗客等)は挿入排出口で待たねばならないとい
う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気ヘッドの清掃を操
作員が定期的に行っており、その清掃が面倒であった。
また、いちいち清掃の時間になったかを注意しなければ
ならず、忘れる可能性もあるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、カード搬送路にクリーニングカード収納機構が連結
され、そのクリーニングカード収納機構にはクリーニン
グカードが収納され、またカード駆動手段が設けられ、
そのカード駆動手段によりクリーニングカードをカード
搬送路へ送り出したり、カード搬送路からクリーニング
カードを取り戻すことができるようにされている。
【0005】請求項2の発明によれば、予め決められた
清掃条件になるとクリーニングカードをカード搬送路へ
送り出し、磁気ヘッドを清掃後、クリーニングカードを
クリーニングカード収納機構に戻すことを自動的に行う
ようにされる。
【0006】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す。磁気カード
リーダの匡体11の1側板11aにカード挿入/排出口
12が形成され、その位置より、側板11aと対向する
側板11bに向って延長された後、上板11cに達する
カード搬送路13が設けられる。そのカード搬送路13
の他端は上板11に形成されたカード排出/挿入口1
4と対向している。カード搬送路13は無端ベルト15
と16、17とで磁気カードを挟んで搬送するように構
成した場合であり、無端ベルト15はカード搬送路13
の上側に一部がカード搬送路に沿うように適当に配され
た複数のローラ18に架張され、無端ベルト16はカー
ド搬送路13の水平部の下側に、一部がカード搬送路に
沿うように適当に配された複数のローラ30に架張さ
れ、カード搬送路13の立上り部分の側板11b側に無
端ベルト17が、複数のローラ20に架張されている。
無端ベルト15はモータ19で回転されるプーリ21に
も掛けられて、無端ベルト15が回転され、これに伴な
って無端ベルト16,17も回転される。カード搬送路
13の水平部の途中に磁気ヘッド22が設けられ、カー
ド搬送路13を通過する磁気カードの磁気記録情報を読
取ることができる。
【0007】この発明ではクリーニングカード収納機構
24がカード搬送路13と連結される。クリーニングカ
ード収納機構24にはクリーニングカード25が収納さ
れ、そのクリーニングカード25をカード駆動手段でカ
ード搬送路13に送り出したり、カード搬送路13から
取り戻したりすることができるようにされる。このた
め、カード搬送路13の水平部の側板11b側への延長
線上に位置して、その延長線と平行にクリーニングカー
ド25が無端ベルト27,28により可動自在に保持さ
れる。無端ベルト27はクリーニングカード25の下側
で複数のローラ29とプーリ31とに架張され、無端ベ
ルト28はクリーニングカード25の上側で複数のロー
ラ32に架張されている。プーリ31はモータ33で回
転される。
【0008】カード搬送路13の水平部のクリーニング
カード収納機構24側の端に2本の無端ベルト16の中
間に、カード搬送路13の立上り部への折れ曲り部の無
端ベルト15と対向した案内レバー34が軸35を中心
に回動自在に設けられる。案内レバー34の一端はプラ
ンジャソレノイド36のプランジャと係合している。ソ
レノイド36を付勢していない状態ではカード搬送路1
3における無端ベルト16と無端ベルト17との間にお
ける磁気カードの搬送を案内レバー34で案内して連結
するように作用する。
【0009】しかしソレノイド36を付勢すると、図2
に示すように、案内レバー34が反時計方向に回動し
て、案内レバー34による無端ベルト16,17間の連
結作用が解除され、かつカード搬送路13の水平部の延
長線上から案内レバー34が外され、従ってモータ33
を回転して、クリーニングカード25をカード搬送路1
3へ送り込むことができる。この場合必要に応じてクリ
ーニングカード収納機構24とカード搬送路13の水平
部との間に、クリーニングカード25が円滑にカード搬
送路13へ送られるように一対の対向した案内板38を
設ける。
【0010】無端ベルト27,28のカード保持部の側
板11b側に位置センサ39が設けられ、カード搬送路
13からクリーニングカード25をクリーニングカード
収納機構24に取り戻し終った状態を位置センサ39で
検出するようにされている。更にこの例ではクリーニン
グカード収納機構24を磁気カードリーダの匡体11に
対し取り外し自在とした場合である。即ち図3に示すよ
うにケース41内にクリーニングカード収納機構24
と、プランジャソレノイド36と、位置センサ39とが
収容され、ケース41のクリーニングカード25の送り
出し側の側板に、クリーニングカード25を出し入れす
るためのスリット42と、ソレノイド36のプランジャ
が突出している小孔43とが形成されている。
【0011】このように構成されているから、常時は、
ソレノイド36を滅勢状態として、カード搬送路13を
完全な通路とし、カード搬送路13に挿入された磁気カ
ードをカード搬送路13により搬送し、磁気ヘッド22
により磁気記録情報の読取り、必要に応じて書込みを行
い、磁気カードを排出する。磁気ヘッド22を清掃する
場合は、ソレノイド36を付勢し、モータ33とモータ
19とを連動駆動して、クリーニングカード25をカー
ド搬送路13へ送り込み、その後、モータ19の正逆回
転を数回繰返してクリーニングカード25を、磁気ヘッ
ド22に対し複数回往復通過させ、その後、送り出し時
とは逆にモータ19,33を回転させてクリーニングカ
ード25をクリーニングカード収納機構24に取り戻
す。
【0012】上述において、磁気ヘッドの清掃を定期的
に行う場合の処理例を図4に示す。
【0013】ずクリーニング時期、例えば午前8時に
なったかが判定され(S1 )、その時期でなければ磁気
カード受付け状態とし(S2 )、磁気カードが挿入され
たかをチェックし(S3 )、挿入されていなければ、ス
テップS1 に戻り、挿入されていれば、カード搬送路1
3を駆動して、その磁気カードの磁気記録情報を読取
り、乗車券カードの場合は運賃を求め(S4 )、その結
果に応じて、磁気カードの有効金額を書込みにより減額
し(S5 )、その書込みが正しく行われたかを照合し
(S6 )、正しく行われなかったら、誤り表示して(S
7 )、磁気カードを返却する(S8 )。正しく書込まれ
た場合は正しいことを表示して(S9 )、磁気カードを
返却する(S8 )。磁気カードを返却するとステップS
1 に戻る。
【0014】クリーニング時期、午前8時になると、モ
ータ19,33を起動してクリーニングカード25をカ
ード搬送路13へ送る(S10)、カード搬送路13にク
リーニングカード25が来たことを図示されていないセ
ンサで検出すると(S11)、モータ19を正逆回転し
て、クリーニングカード25を磁気ヘッド22の面上で
往復移動させてクリーニング動作を行い(S12)、清掃
が終了すると、モータ19,33を最初と逆に回転させ
て、クリーニングカード25の取り戻しを行い
(S13)、センサ39がクリーニングカード25を検出
するとモータ19,33を停止してステップS1 に戻る
(S14)。
【0015】磁気ヘッドの清掃を行う時期、つまり清掃
条件としては前述したように、日毎に一定時刻で行う場
合に限らず、毎時間ごとに行ってもよく、あるいは磁気
カードの挿入が所定回数になるごとに行ってもよく、ま
た磁気カードリーダの電源を投入するごとに行ってもよ
く、更に、読取り誤りや書込み誤りを発見するごとに清
掃を行うようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によればク
リーニングカード収納機構が設けられているから、操作
員はクリーニングを行う際にいちいちクリーニングカー
ドの挿入を行う必要がなく、単にボタンを押すなどによ
り清掃指令を行えば自動的に磁気ヘッドの清掃が行わ
れ、操作が頗る簡単である。また前述したように設定し
た清掃条件になると自動的に清掃が行われ、操作員が清
掃時期などをいちいち気にする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における通常の状態を示す側
面図。
【図2】図1の実施例における清掃状態を示す側面図。
【図3】図1の実施例でクリーニング収納機構24を外
した状態を示す側面図。
【図4】この発明装置の動作の流れを示す流れ図。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10 B08B 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード搬送路の一端側に設けられた挿入
    口から挿入された磁気カードを上記カード搬送路で搬送
    し、そのカード搬送路の途中に設けられた磁気ヘッドに
    より上記磁気カードの磁気記録情報を読取り、その読取
    られた磁気カードを上記搬送路の他端側に設けられた排
    出口から排出する磁気カードリーダにおいて、上記 磁気ヘッドを清掃するためのクリーニングカードが
    収納され、 そのクリーニングカードを上記カード搬送路へ送り出
    し、また上記カード搬送路から上記クリーニングカード
    を取り戻すことができるカード駆動手段をもつクリーニ
    ングカード収納機構が上記カード搬送路に連結されてい
    ることを特徴とする磁気カードリーダ。
  2. 【請求項2】 予め決めた清掃条件になると、上記クリ
    ーニングカードを上記カード搬送路へ送り出し、上記磁
    気ヘッドを清掃後、そのクリーニングカードを上記クリ
    ーニングカード収納機構に戻すことを自動的に行う手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の磁気
    カードリーダ。
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