JPH0855315A - クリーニング方法およびその装置 - Google Patents

クリーニング方法およびその装置

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JPH0855315A
JPH0855315A JP19243094A JP19243094A JPH0855315A JP H0855315 A JPH0855315 A JP H0855315A JP 19243094 A JP19243094 A JP 19243094A JP 19243094 A JP19243094 A JP 19243094A JP H0855315 A JPH0855315 A JP H0855315A
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JP
Japan
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JP19243094A
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English (en)
Inventor
Takahiro Oda
高広 小田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードリーダライタ、電話機およびATM等
の媒体処理装置に、常に最適な清掃を自動的に施すこと
を目的としている。 【構成】 表面の凹凸を被清掃部に当接させ摩擦するこ
とによりこの被清掃部を清掃する清掃面部材5、6を有
し、かつ被清掃部の状態および清掃日等の清掃情報を記
録する磁気記録部4を具備するクリーニングカード3を
これに対応する媒体処理装置7内に挿入して搬送し、前
記磁気記録部4から、清掃情報を読み取り、媒体処理装
置7の制御部に導入した清掃指令により、前記媒体処理
装置7を清掃するために最適なクリーニングカード3の
往復回数を決定して搬送することにより清掃を自動実行
し、清掃情報を磁気記録部に書き込むことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】カード状の情報記録媒体へ情報を
読み書きするカードリーダライタ、電話機およびATM
その他の媒体処理装置内の被清掃部を清掃する方法およ
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の説明図である。図におい
て、1は清掃用具であり、カード状に形成されている。
2は吸液性部材であり、ここに清掃液を含ませて用いる
ことになる。例えば電話機に取り付けられたカードリー
ダーの場合、カードを搬送する搬送装置のユニットを電
話機本体から取りはずすことなく、カード投入口または
カード返却口から、清掃液を浸潤した清掃用具1を挿入
することで、搬送装置に設けられたベルトの清掃を行う
ことになる。
【0003】清掃用具1を搬送装置に接触させた状態で
保持し、搬送装置を駆動することにより、清掃を行うこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の清掃用具を用い
た清掃方法では、清掃回数、被清掃部の状態や日付等を
外部の記録装置を用いて管理する必要があり、清掃の度
にその記録装置を用いて、過去の清掃についての調査を
行わなければ適切な清掃ができないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面の凹凸を
被清掃部に当接させ摩擦することによりこの被清掃部を
清掃する清掃面部材を有し、かつ被清掃部の状態および
清掃日等の清掃情報を記録する磁気記録部を具備するク
リーニングカードをそのクリーニングカードに対応する
媒体処理装置内に挿入して搬送し、クリーニングカード
に設けられた磁気記録部から、清掃情報を読み取り、媒
体処理装置の制御部に導入した清掃指令により、媒体処
理装置を清掃するために最適な前記クリーニングカード
の往復回数を決定してクリーニングカードを搬送するこ
とにより清掃を自動実行し、清掃情報を磁気記録部に書
き込むことを特徴とする。
【0006】
【作用】クリーニングカードを媒体処理装置内に挿入し
て搬送し、そのクリーニングカードに設けられた磁気記
録部から、予め記録された清掃情報を読み取り、媒体処
理装置の制御部に導入された清掃指令により、媒体処理
装置内の被清掃部を清掃するために最適なクリーニング
カードの搬送速度および往復回数を決定してクリーニン
グカードを搬送することにより清掃を自動実行した後、
次回の清掃のために、清掃情報を磁気記録部に書き込む
ことになる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図を用いて説明す
る。 第1実施例 図1は本実施例のクリーニングカードの説明図である。
図において、3は本実施例のクリーニングカードを示し
ている。4は磁気記録部であり、クリーニングカード3
表面に形成され、後述する媒体処理装置によって情報を
記録可能である。この磁気記録部4に清掃回数、被清掃
部の状態、日付等の清掃情報を記録することになる。
【0008】5および6は清掃面部材であり、表面に凹
凸を有し、クリーニングカード3の表面に形成してあ
る。清掃面部材6は磁気記録部4の後端に位置してお
り、磁気記録部4の仕様に応じてこの清掃面部材6の配
置や形状を調整することになる。このように構成したク
リーニングカード3を対応する媒体処理装置(後述説
明)に矢印Aの方向に挿入し、その媒体処理装置内部で
往復させることにより、清掃面部材5と6に当接する被
清掃部を清掃することになる。なお、クリーニングカー
ド3の裏側にも清掃面部材を設けておいてもよい。
【0009】図2は本実施例の説明図である。図におい
て、7は媒体処理装置であり、通常使用時には、図示し
ない磁気カードを読み書きして処理するが、清掃時には
クリーニングカード3を受け入れることになる。8は制
御部であり、後述する磁気読み書きヘッドおよびモータ
を制御することになる。
【0010】9は磁気読み書きヘッドであり、通常使用
時は図示しない磁気カードの磁気ストライプに対して情
報を読み書きするためのものであるが、清掃時には、磁
気記録部4に清掃情報を読み書きすることになる。10
はモータであり後述する駆動ローラを駆動するためのも
のである。11および12は駆動ローラであり、13お
よび14はプレッシャローラを示している。プレッシャ
ローラ13および14は駆動ローラ11および12にそ
れぞれ圧接して回動することになる。
【0011】15および16は駆動ベルトであり、モー
タ10は駆動ベルト15を介して駆動ローラ12を駆動
し、この駆動ローラ12が駆動ベルト16を介して駆動
ローラ11を駆動することになる。17は清掃指令記録
部であり、制御部8に導入して用いるための清掃指令
を、例えば媒体処理装置7に内蔵したROMや媒体処理
装置7の図示しないスロットから導入可能なICカード
等の各種記録手段に記録したものである。
【0012】磁気読み書きヘッド9によって磁気記録部
4から読み取った清掃情報に基づき、制御部8は清掃指
令に従って、媒体処理装置7の被清掃部に応じた清掃手
順を構築し、最適な清掃を行うことになる。媒体処理装
置7の通常使用時には、制御部8は清掃指令を実行しな
いが、清掃を行う際には、清掃指令を清掃指令記録部1
7から読み出して実行することになる。
【0013】このように清掃を行う際に、清掃指令を制
御部8に導入する方法としては、例えば、クリーニング
カード3に記録しておいた識別符号を磁気読み書きヘッ
ド9が読み取ることにより、制御部8が清掃指令記録部
17から清掃指令を読み出して清掃モードになるように
してもよい。また、媒体処理装置に図示しないディップ
スイッチを設けておき、このディップスイッチを操作す
ることにより、通常動作モードと清掃モードを切り換え
ることにしてもよい。
【0014】クリーニングカード3を矢印A方向に挿入
すると、このクリーニングカード3は駆動ローラ11と
プレッシャローラ13に挟まれ、駆動ローラ11が回転
することにより進行する。この際、プレッシャローラ1
3もクリーニングカード3に圧接して回転する。クリー
ニングカード3が駆動ローラ12とプレッシャローラ1
4に挟まれてさらに進むことにより、磁気読み書きヘッ
ド9は磁気記録部4に当接してこの磁気記録部4に記録
した清掃情報を読みとる。
【0015】この清掃情報に基づき、制御部8は清掃指
令記録部17から読み出しておいた清掃指令を実行して
搬送速度および往復回数等の清掃手順を決定し、この清
掃手順に従ってモータ10を制御することにより往復搬
送を行い、清掃面部材5および6表面の凹凸がプレッシ
ャローラ13および14や磁気読み書きヘッド9等の被
清掃部に当接して摩擦することにより、そのカードリー
ドライタ7にとって最適な清掃を行う。清掃面部材をク
リーニングカード3裏面にも設けておくことにより、駆
動ローラ11および12も同様に清掃可能である。
【0016】清掃を終える際には、次回の清掃のため
に、清掃情報を磁気記録部4に書き込むことになる。こ
のことにより、当該媒体処理装置についての清掃情報を
調べた上で、外部から清掃手順を手動で入力するような
ことは不要となり、常に最適な清掃を自動的に行うこと
ができる。
【0017】なお、制御部8に清掃指令17を導入して
いない場合であっても、媒体処理装置7によって認識可
能な情報が磁気記録部4に存在することにより、媒体処
理装置7はクリーニングカード3を通常の磁気記録カー
ドと認識して通常の読み書き・排出等の一連の動作を行
う。この際、清掃面部材は媒体処理装置7の被清掃部に
当接して摩擦することになり、清掃を実行することがで
きる。この工程を必要なだけ繰り返すことにより適切な
清掃を行うことができる。
【0018】上述の媒体処理装置としては、カードリー
ダライタ、ATMおよび電話機等がある。ATMでは、
カード処理部に適用可能なだけでなく、通帳と同じ形状
のクリーニングカードを用いることにより、通帳処理部
にも本発明を適用可能である。 第2実施例 図3は本実施例のクリーニングカードの説明図である。
図において、18は本実施例のクリーニングカードを示
している。19、20および21は清掃面部材であり、
表面に凹凸を有し、クリーニングカード18の表面に形
成してある。
【0019】22は清掃記録表示部であり、ここに後述
する印字ヘッドにより清掃に関する情報を肉眼で読める
ように印字し、磁気記録部4には後述する磁気読み書き
ヘッドにより、清掃情報を磁気的に記録することにな
る。清掃面部材20は磁気記録部4の後端に位置し、清
掃面部材21は清掃記録表示部22の後側に位置し、清
掃面部材19は後述するプレッシャローラを、清掃面部
材20は後述する磁気読み書きヘッドを、清掃面部材2
1は後述する印字ヘッドをそれぞれ清掃することにな
る。清掃面部材20は磁気記録部4の仕様に応じて配置
や形状を調整しておき、清掃面部材21は印字仕様に応
じて配置や形状を調整しておく。
【0020】また、清掃面部材をカード裏側にも設けて
おくことにより、後述する駆動ローラを清掃可能であ
る。このように構成したクリーニングカード3を対応す
る媒体処理装置(後述説明)に矢印A方向に挿入するこ
とになる。図4は本実施例の説明図である。図におい
て、23は媒体処理装置であり、印字機能を有してい
る。通常使用時には、媒体処理装置23は図示しない磁
気カードを読み書きして処理するが、清掃時にはクリー
ニングカード18を受け入れることになる。
【0021】24は制御部であり、後述する磁気読み書
きヘッド、印字ヘッドおよび図示しないモータを制御す
ることになる。25、26および27は駆動ローラであ
り、図示しないモータによって駆動されて回動する。2
8、29および30はプレッシャローラであり、駆動ロ
ーラ25、26および27にそれぞれ圧接して回動する
ことになる。
【0022】31は印字ヘッドであり、32はプラテン
ローラである。印字ヘッド31とプラテンローラ32の
間に挿入されたクリーニングカード18の清掃記録表示
部22に印字ヘッド31が当接して印字することにな
る。33は清掃指令記録部であり、清掃情報に基づいて
最適な清掃を実現するための清掃指令を、例えば媒体処
理装置23に内蔵したROMや媒体処理装置23の図示
しないスロットから導入可能のICカード等の各種記録
手段に記録したものである。
【0023】媒体処理装置23の通常使用時には、制御
部24は清掃指令を実行しないが、清掃を行う際には、
清掃指令を清掃指令記録部33から読み出して実行する
ことになる。このために、例えば、クリーニングカード
18に記録した識別記号を磁気読み書きヘッド9が読み
取ることにより、制御部24が清掃指令を読みだすこと
にしてもよい。
【0024】また、媒体処理装置23に図示しないディ
ップスイッチを設けておき、このディップスイッチを操
作することにより、通常動作モードと清掃モードを切り
換えることにしてもよい。クリーニングカード18を矢
印A方向に挿入すると、このクリーニングカード18は
駆動ローラ25とプレッシャローラ28に挟まれ、駆動
ローラ25が回転することにより進行する。この際、プ
レッシャローラ28もクリーニングカード18に圧接し
て回転する。
【0025】クリーニングカード18が駆動ローラ26
とプレッシャローラ29に挟まれてさらに進むことによ
り、磁気読み書きヘッド9は磁気記録部4に当接してこ
の磁気記録部4に記録した清掃情報を読みとる。この清
掃情報に基づき、制御部24は清掃指令記録部33から
読み出した清掃指令を実行し、搬送速度および往復回数
等の清掃手順を決定して図示しないモータを制御するこ
とにより往復搬送を行い、清掃面部材19、20および
21表面の凹凸がプレッシャローラ28、29および3
0、印字ヘッド31や磁気読み書きヘッド9等の被清掃
部に当接して摩擦することにより、カードリードライタ
23にとって最適な清掃を行う。清掃面部材をクリーニ
ングカード18の裏面にも設けておくことにより、駆動
ローラ25、26および27とプラテンローラ32も清
掃可能である。
【0026】清掃を終える際には、次回の清掃のため
に、清掃情報を磁気記録部4および清掃記録表示部22
に書き込む。このように、清掃情報を調べた上で、外部
から清掃方法を手動で入力するというようなことが不要
になり、常に最適な清掃を行うことができる。なお、制
御部24に清掃指令を導入していない場合であっても、
磁気記録部4に媒体処理装置23が認識可能な情報が存
在することにより、媒体処理装置23はクリーニングカ
ード18を通常の磁気記録カードと認識して通常の読み
書き・排出等の一連の動作を行う。この際、清掃面部材
は被清掃部に当接して摩擦することになり、清掃を実行
することができる。この工程を必要なだけ繰り返すこと
により適切な清掃を実行可能である。
【0027】上述の媒体処理装置としては、カードリー
ダライタ、ATMおよび電話機等がある。ATMでは、
カード処理部に適用可能なだけでなく、通帳と同じ形状
のクリーニングカードを用いることにより、通帳処理部
にも本発明を適用可能である。
【0028】
【発明の効果】クリーニング媒体に清掃情報を記録して
おき、その清掃情報に基づいて最適な清掃を自動実行可
能としたことにより、係員が清掃に関する事項を調べて
清掃手順を策定・実行する必要がなくなり、常に最適な
清掃を行うことができる効果を有する。
【0029】また、清掃記録表示部を設けておくことに
より、係員が特別な装置を用いることなく肉眼で直接清
掃情報を確認して清掃工程を管理することができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のクリーニングカードの説明図であ
る。
【図2】第1実施例の説明図である。
【図3】第2実施例のクリーニングカードの説明図であ
る。
【図4】第2実施例の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
3 クリーニングカード 4 磁気記録部 5、6 清掃面部材 7 媒体処理装置 8 制御部 17 清掃指令記録部 18 クリーニングカード 19、20、21 清掃面部材 22 清掃記録表示部 23 媒体処理装置 24 制御部 33 清掃指令記録部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の凹凸を被清掃部に当接させ摩擦す
    ることによりこの被清掃部を清掃する清掃面部材を有
    し、かつ被清掃部の状態および清掃日等の清掃情報を記
    録する磁気記録部を具備するクリーニングカードを該ク
    リーニングカードに対応する媒体処理装置内に挿入して
    搬送し、前記クリーニングカードに設けられた前記磁気
    記録部から、清掃情報を読み取り、媒体処理装置の制御
    部に導入した清掃指令により、前記媒体処理装置を清掃
    するために最適な前記クリーニングカードの往復回数を
    決定して前記クリーニングカードを搬送することにより
    清掃を自動実行し、清掃情報を磁気記録部に書き込むこ
    とを特徴とするクリーニング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、清掃指令によりクリ
    ーニングカードの往復回数および搬送速度等を決定して
    清掃を行うことを特徴とするクリーニング方法。
  3. 【請求項3】 表面の凹凸を被清掃部に当接させ摩擦す
    ることにより、この被清掃部を清掃する清掃面部材を有
    し、かつ被清掃部の状態および清掃日等の清掃情報を記
    録する磁気記録部を具備するクリーニングカードと、 該クリーニングカードの前記磁気記録部から、清掃情報
    を読み取り、制御部に導入した清掃指令により、清掃に
    最適な前記クリーニングカードの往復回数を決定して前
    記クリーニングカードを搬送することにより清掃を自動
    実行し、清掃情報を前記磁気記録部に書き込むことがで
    きる前記クリーニングカードに対応した媒体処理装置と
    から成ることを特徴とするクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、清掃情報を印字ヘッ
    ドによって肉眼で読み取れるように印字可能な清掃記録
    表示部をクリーニングカードに設けたことを特徴とする
    クリーニング装置。
JP19243094A 1994-08-16 1994-08-16 クリーニング方法およびその装置 Pending JPH0855315A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018138486A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 富士通フロンテック株式会社 カード取扱装置及び搬送ローラ清掃方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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