JPH05342418A - カード類処理装置 - Google Patents

カード類処理装置

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JPH05342418A
JPH05342418A JP14910692A JP14910692A JPH05342418A JP H05342418 A JPH05342418 A JP H05342418A JP 14910692 A JP14910692 A JP 14910692A JP 14910692 A JP14910692 A JP 14910692A JP H05342418 A JPH05342418 A JP H05342418A
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card
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード類処理装置の小型化及び操作性の向上
を図る。 【構成】 通行券やプリペイドカード、クレジットカー
ドなどのカード類10の挿入排出口12と、挿入された
カード類10の種類を識別する識別センサ66と、カー
ド類10を一時待機させる第1及び第2の待機部54,
55と、識別センサ66の検出結果に基づいてカード類
10を第1待機部54あるいは第2待機部55に導く切
替フラップ67と、カード類10を蓄えるホッパスタッ
カ61と、搬送ラインに沿ってカード類10を往復移動
させる駆動ベルト33〜36と、カード類に対する情報
の読取り及び書込みを行う再生記録手段71,72,7
3,75と、カード類10を挿入排出口12あるいはホ
ッパスタッカ61に導く切替フラップ63とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカード類に対して各種情
報の書き込みや読み取りを行うためのカード類処理装置
に関し、特に有料自動車道路等における料金収受システ
ムの端末機として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】入口ゲートや出口ゲートが複数カ所に点
在する長距離の有料自動車道路等においては、利用区間
や利用車種に応じた通行料金を徴収するような料金体系
が必要となる。そこで、このような有料自動車道路等の
入口ゲートでは、自動車の種類や利用日時、あるいはこ
の入口ゲートなどの情報を記録した通行券を発券して利
用者に渡し、出口ゲートにて収受員がこの通行券を利用
者から回収し、通行券に記録された情報を読み取って利
用料金の精算を行うような料金収受システムが採用され
ている。
【0003】このため、上述した有料自動車道路等の入
口ゲートや出口ゲートには、通行券あるいはプリペイド
カードであるハイウェイカードや別納プレートと呼称さ
れるクレジットカード等のカード類を処理するためのカ
ード類処理装置が端末機として設置されており、通行券
としては磁気カードを利用したものが主流であるが、こ
の他にパンチカードを利用したもの等も知られている。
【0004】このようなカード類処理装置としては、特
開平2−228098号公報に開示されている。図2に
その従来のカード類処理装置を有料自動車道路における
料金収受システムの端末機である通行券確認機として応
用したものを示す。
【0005】図2に示すように、この通行券確認機は操
作表示部101が上面に組付けられた本体102に対
し、通行券処理ユニット103とカード処理ユニット1
04と領収書発行ユニット105とが装着されている。
そして、操作表示部101には車種入力用として5つの
操作ボタン106が設けられており、更に、タッチ入力
可能なテンキーや特殊処理用の表示パネル107が設け
られている。そして、これら操作表示部101及び各ユ
ニット103,104,105の制御部に対する図示し
ない中央処理制御部がこの本体102内に組み込まれて
いる。
【0006】また、通行券処理ユニット103の前面に
は通行券の挿入排出口108が開口し、カード処理ユニ
ット104の前面には通行券以外のカードの挿入排出口
109が開口し、領収書発行ユニット105の前面には
領収書の発券口110が開口している。
【0007】而して、有料自動車道路の出口ゲートにお
いて、収受員が道路利用者から通行券を受取ると、この
通行券を通行券処理ユニット103の挿入排出口108
に差し込む。そして、操作表示部101の操作ボタン1
06を用いて料金の演算処理を行う。このとき、料金の
支払いが現金ではなく、クレジットカードなどによる支
払いであった場合は、このハイウェイカードあるいはク
レジットカードをカード処理ユニット104の挿入排出
口109に差し込む。そして、カードデータを読み取っ
て操作ボタン106を操作することで料金の演算処理を
行う。その後、領収書発行ユニット105の発券口11
0から有料自動車道路の使用料金の領収書が排出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したカード類処理
装置としての従来の通行券確認機にあっては、装置本体
102内に使用するカードの種類ごとに処理ユニットが
設けられている。即ち、通行券を処理するための通行券
処理ユニット103、そして、クレジットカードを処理
するためのカード処理ユニット104、また、ハイウェ
イカード(プリペイドカード)を処理するためにはこれ
らとは別の処理ユニットが必要となる。従って、装置が
複雑になると共に大型化して余分な配置スペースをとっ
てしまうという問題があった。
【0009】また、この従来の通行券確認機を使用する
場合、収受員が通行券及びクレジットカード、あるいは
プリペイドカードをそれぞれ対応する挿入排出口に挿入
しなければならず、操作が面倒であって時間がかかり、
処理効率が良くないという問題があった。
【0010】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、装置の小型化及び操作性の向上を図ったカード
類処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のカード類処理装置は、装置本体の表面部に
形成され複数種類のカード類が出し入れされる挿入排出
口と、該挿入排出口から挿入されたカード類の種類を識
別する識別手段と、前記カード類を一時待機させる第1
及び第2の待機部と、前記識別手段の検出結果に基づい
て前記カード類を該第1の待機部あるいは第2の待機部
に導く切替フラップと、前記カード類を蓄えるホッパス
タッカと、前記挿入排出口と第1及び第2の待機部とを
結ぶ搬送ラインに沿って前記カード類を往復移動させる
搬送手段と、前記搬送ライン上に設けられて前記カード
類に対する情報の読取り及び書込みを行う再生記録手段
と、前記挿入排出口と再生記録手段との間の搬送ライン
上に設けられて前記カード類を前記挿入排出口あるいは
ホッパスタッカに導く切替フラップとを具えたことを特
徴とするものである。
【0012】
【作用】カード類を挿入排出口から送り込むと、識別手
段によってそのカード類の種類が識別され、このカード
類は搬送手段により第1の待機位置まで搬送されてここ
で一時待機する。次に、別種類のカード類を挿入排出口
から送り込むと、同様にそのカード類の種類が識別さ
れ、このカード類は搬送手段により第2の待機位置まで
搬送されてここで一時待機する。その後、再び搬送手段
が作動して第2の待機位置に待機しているカード類を挿
入排出口側へ送り出し、この搬送の途中で再生記録手段
により必要な情報がカード類に対して読み取りあるいは
記録され、カード類をホッパスタッカ側に導く切替フラ
ッパによってこのカード類がホッパスタッカ内に回収さ
れる。また、第1の待機位置に待機しているカード類も
同様に挿入排出口側へ送り出して必要な情報が読み取り
あるいは記録され、カード類を挿入排出口側に導く切替
フラッパによってこのカード類が挿入排出口から排出さ
れる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図1に本発明の一実施例に係るカード類処
理装置を有料自動車道路における料金収受システムの端
末機である通行券確認機として応用した概略構成を示
す。
【0015】本実施例の通行券確認機において、図1に
示すように、本体11の前面(図1において左側)には
通行券あるいはプリペイドカードであるハイウェイカー
ドやクレジットカード等のカード類10の挿入排出口1
2が形成されており、この挿入排出口12にはシャッタ
13が開閉自在に取付けられると共に挿入検知センサ
(光センサ)14が取付けられている。このシャッタ1
3は通常閉じており、挿入検知センサ14が挿入排出口
12にカード類10が差し込まれたことを検知すると開
くようになっている。
【0016】挿入排出口12から本体11の後方(図1
において右側)に向かってほぼ水平な案内板15,1
6,17が配置されると共に、案内板15の上方には前
後に傾斜した案内板18,19がそれぞれ配設されてい
る。そして、各案内板15,16,17,18,19に
沿って駆動ローラ20〜30が配置されると共に出力軸
31を有する駆動モータ32が配置され、この駆動ロー
ラ20〜30及び出力軸31の所定の位置に駆動ベルト
33〜36が掛け回されている。従って、駆動モータ3
2の作動によって各駆動ローラ20〜30を介して各駆
動ベルト33〜36を駆動することができる。また、駆
動ローラ20,22〜25,27にはそれぞれピンチロ
ーラ37が対接し、各駆動ベルト31〜34にはテンシ
ョンローラ38が付勢している。このようにして一直線
上をなす搬送ラインとしての第1搬送部39とこの第1
搬送部39から分岐した第2搬送部40が構成される。
【0017】第1搬送部39の後方(図1において右
側)には前述した案内板16と対向して案内板41が配
置されると共に、案内板16から下方に傾斜した一対の
案内板42,43が配置されている。そして、案内板1
6,41側にはクラッチ機構付の駆動ローラ44及びピ
ンチローラ45が配置される一方、案内板42,43側
にはクラッチ機構付の駆動ローラ46及びピンチローラ
47が配置されている。また、この近傍には駆動モータ
48が配置され、駆動モータ48の出力軸49と各駆動
ローラ44,46との間には駆動ベルト50,51が掛
け回されている。なお、案内板16,41及び案内板4
2,43側の後端部には位置検出センサ52,53が取
付けられている。このようにして第1待機部54と第2
待機部55が構成される。
【0018】前述した第1搬送部39及び第2搬送部4
0において、その前後の分岐部には切替フラッパ56,
57が回動自在に取付けられ、この切替フラッパ56,
57にはリターンスプリング58,59が連結されて付
勢力が付与されることで、切替フラッパ56,57を上
方、即ち、カード類10が第1搬送部39を移動できる
ように付勢保持されている。なお、一方の切替フラッパ
57にはプルソレノイド60が連結され、必要に応じて
切り替えることができる。
【0019】また、第1搬送部39の下方にはホッパス
タッカ61が配置されている。このホッパスタッカ61
は再発行するための新規な通行券を蓄えると共に使用済
みの通行券を回収するためのものであって、第1搬送部
39との間に案内板62及び切替フラッパ63が配置さ
れている。この切替フラッパ63はリターンスプリング
64によって下方、即ち、カード類10が第1搬送部3
9を移動できるように付勢保持されており、また、切替
フラッパ63にはプルソレノイド65が連結され、必要
に応じて切り替えることができる。
【0020】第1搬送部39の挿入排出口12側にはこ
の挿入排出口12から差し込まれたカード類10の種類
を識別する識別センサ66が取付けられている。一方、
第1待機部54と第2待機部55の分岐部には切替フラ
ッパ67が回動自在に取付けられ、この切替フラッパ6
7にはリターンスプリング68が連結されて付勢力が付
与されることで、切替フラッパ67を下方、即ち、カー
ド類10が第2待機部44に移動できるように付勢保持
されている。また、切替フラッパ67にはプルソレノイ
ド69が連結され、識別センサ66の検出結果に基づい
て切り替えることができる。
【0021】第1搬送部39上の切替フラッパ63と6
7の間に位置して第1の印字装置としての印字ヘッド7
0を有するドットプリンタ71が配置されている。ま
た、このドットプリンタ71に隣接し、駆動ローラ2
8,30に対向して再生ヘッド72と記録ヘッド73が
配置されている。ドットプリンタ71は通行券に対して
文字や記号などを印刷するものであり、再生ヘッド72
は通行券やプリペイドカード、クレジットカードなどの
カード類10に形成された磁気記録部の磁気情報を読み
取るものであり、また、記録ヘッド73は同じくカード
類10に新たな磁気情報を書き込むものである。
【0022】また、第2搬送部40上には第2の印字装
置としての印字ヘッド74を有するサーマルプリンタ7
5が配置されている。このサーマルプリンタ75はプリ
ペイドカードに対して文字や記号などを印刷するもので
あり、プッシュソレノイド76によって進退自在となっ
ている。
【0023】ここで、本実施例の通行券確認機による処
理の流れを説明する。この通行券確認機は少なくとも以
下の3通りの処理を行なうことがきる。 通行券のみを処理する。 通行券及びプリペイドカードを処理する。 通行券及びクレジットカードを処理する。 以下、順に説明する。
【0024】通行券のみを処理する場合、図1に示すよ
うに、有料自動車道路の出口ゲートにおいて収受員が道
路利用者から通行券(カード類10)を受取ると、この
通行券を挿入排出口12に差し込む。すると、挿入検出
センサ14は通行券が挿入されたことを検知し、シャッ
タ13を開放すると共に駆動モータ32を作動して駆動
モータ20〜30を図1に示す矢印方向に正転させるこ
とで駆動ベルト33〜36を駆動して通行券を第1搬送
部39に沿って移動させる。このとき、駆動モータ48
を作動して駆動モータ44,46及び駆動ベルト50,
51を駆動させておく。
【0025】通行券は第1搬送部39の移動中に識別セ
ンサ66によってカード類の種別が識別される。この場
合、差し込まれたカード類が通行券であることが識別さ
れ、その識別結果がプルソレノイド69に出力され、こ
のプルソレノイド69によって切替フラッパ67が上方
に回動することで第1搬送部39と第1待機部54が連
続する。なお、識別センサ66によるカード類の識別方
法はその大きさや厚さによって行なっているものである
が、その他、カード類の材質や記録内容などによって識
別を行なってもよいものである。
【0026】また、通行券は再生ヘッド72によってこ
の通行券に記録された情報が読み取られ、更に、通行券
が同方向に移動して第1待機部54の待機位置まで搬送
される。そして、位置検知センサ53が通行券を検知す
ると、駆動モータ48の作動を停止し、通行券は一時待
機する。その後、通行料金の精算処理が行なわれ、所定
の料金が支払われる。料金の支払いが完了すると、今度
は駆動モータ32,49を逆転駆動して通行券を第1待
機部54から第1搬送部39に戻し、記録ヘッド73に
よって通行日時・時刻や料金、インターチェンジナンバ
ー等の情報が磁気記録情報として通行券に書き込まれ
る。そして、再生ヘッド72によってこの通行券に書き
込まれた磁気記録情報に誤りがないかどうか確認された
後に、ドットプリンタ71の印字ヘッド70によって通
行券に対して必要なデータを印字される。
【0027】その後、通行券への印字が完了すると、プ
ルソレノイド65によって切替フラッパ63を上方に回
動し、処理済の通行券がホッパスタッカ60に回収され
る。このようにして通行券の処理が完了する。
【0028】次に、通行券及びプリペイドカードを処理
する場合、まず、プリペイドカードを挿入排出口12か
ら差し込むと、挿入検出センサ14はプリペイドカード
が挿入されたことを検知し、シャッタ13を開放すると
共に駆動モータ20〜30を及び駆動ベルト33〜36
を駆動してプリペイドカードを第1搬送部39に沿って
移動させる。このとき、プリペイドカードは識別センサ
66によってカード類の種別が識別され、この場合、差
し込まれたカード類がプリペイドカードであることが識
別され、その識別結果がプルソレノイド69に出力され
るが作動せず、切替フラッパ67は下方に位置すること
で第1搬送部39と第2待機部55が連続する。
【0029】プリペイドカードは再生ヘッド72によっ
てこのプリペイドカードに記録された情報が読み取ら
れ、更に、プリペイドカードが同方向に移動して第2待
機部55の待機位置まで搬送される。そして、位置検知
センサ52がプリペイドカードを検知すると駆動ローラ
44のクラッチが断切され、駆動モータ48の駆動力が
この駆動ローラ44に伝達されずに回転が停止する。従
って、プリペイドカードはここで一時待機する。なお、
プリペイドカードの搬送処理中は挿入排出口12から別
のカード類が送り込まれないようにシャッタ13は閉じ
ている。
【0030】次に、通行券を挿入排出口12に差し込む
と、前述と同様に、シャッタ13が開放して通行券は第
1搬送部39に沿って搬送され、識別センサ66によっ
て通行券であることが識別され、再生ヘッド72によっ
て記録された情報が読み取られる。そして、通行券は第
1待機部54の待機位置まで搬送され、位置検知センサ
53がこの通行券を検知すると、駆動ローラ46のクラ
ッチが断切され、駆動モータ48の駆動力がこの駆動ロ
ーラ46に伝達されずに回転が停止する。従って、通行
券はここで一時待機する。
【0031】この状態で今度はプリペイドカードの処理
を行なう。即ち、駆動ローラ44のクラッチを接続して
駆動モータ32及び49を逆転駆動し、第2待機部55
に位置しているプリペイドカードを第1搬送部39に戻
し、記録ヘッド73によって通行料金が引き取られて残
金が磁気記録情報として書き込まれると共に、通行日時
・時刻などの情報も磁気記録情報としてプリペイドカー
ドに書き込まれる。そして、再生ヘッド72によってこ
のプリペイドカードに書き込まれた磁気記録情報に誤り
がないかどうか確認される。
【0032】磁気記録情報の確認がなされると、プルソ
レノイド60によって切替フラッパ57が下方に回動
し、第1搬送部39と第2搬送部40とが連続する。第
1搬送部39を移動しているプリペイドカードは第2搬
送部40に移動し、サーマルプリンタ75の下方を通過
中にプッシュソレノイド76が作動して印字ヘッド74
によってプリペイドカードに対して必要なデータを印字
される。その後、プリペイドカードは同方向に移動して
切替フラッパ56をリターンスプリング58に抗して押
し開け、更に、シャッタ13を開けて挿入排出口12か
ら排出される。このようにしてプリペイドカードの処理
が完了する。
【0033】プリペイドカードの処理が完了すると、今
度は通行券の処理を行なう。即ち、駆動ローラ46のク
ラッチを接続して駆動モータ32及び49を逆転駆動し
て通行券を第1待機部54から第1搬送部39に戻す。
そして、通行券に記録ヘッド73により通行日時・時刻
や料金、インターチェンジナンバー等の情報が磁気記録
情報としてに書き込まれ、再生ヘッド72により書き込
まれた磁気記録情報に誤りがないかどうか確認される。
その後、ドットプリンタ71の印字ヘッド70によって
通行券に対して必要なデータを印字される。そして、通
行券への印字が完了すると、プルソレノイド65によっ
て切替フラッパ63を上方に回動し、処理済の通行券が
ホッパスタッカ60に回収されて処理が完了する。
【0034】次に、通行券及びクレジットカードを処理
する場合、まず、クレジットカードを挿入排出口12か
ら差し込むと、挿入検出センサ14はクレジットカード
が挿入されたことを検知し、シャッタ13を開放すると
共に駆動モータ20〜30を及び駆動ベルト33〜36
を駆動してクレジットカードを第1搬送部39に沿って
移動させる。このとき、クレジットカードは識別センサ
66によってカード類の種別が識別され、その識別結果
がプルソレノイド69に出力され、切替フラッパ67は
その位置に保持されることで第1搬送部39と第2待機
部55が連続する。
【0035】クレジットカードは再生ヘッド72によっ
てこのクレジットカードに記録された情報が読み取られ
て第2待機部55の待機位置まで搬送される。そして、
位置検知センサ52がクレジットカードを検知すると駆
動ローラ44のクラッチが断切されて停止し、クレジッ
トカードはここで一時待機する。なお、クレジットカー
ドの搬送処理中は挿入排出口12から別のカード類が送
り込まれないようにシャッタ13は閉じている。
【0036】次に、通行券を挿入排出口12に差し込む
と、前述と同様に、シャッタ13が開放して通行券は第
1搬送部39に沿って搬送され、識別センサ66によっ
て通行券であることが識別され、再生ヘッド72によっ
て記録された情報が読み取られる。そして、通行券は第
1待機部54まで搬送され、位置検知センサ53がこの
通行券を検知すると、駆動ローラ46のクラッチが断切
されて停止し、通行券はここで一時待機する。
【0037】この状態で今度はクレジットカードの処理
を行なう。即ち、駆動ローラ44のクラッチを接続して
駆動モータ32及び49を逆転駆動し、第2待機部55
に位置しているクレジットカードを第1搬送部39に戻
し、更に、クレジットカードは同方向に移動してシャッ
タ13を開け、挿入排出口12から排出される。このよ
うにしてクレジットカードの処理が完了する。
【0038】クレジットカードの処理が完了すると、今
度は通行券の処理を行なう。即ち、前述と同様に、駆動
ローラ46のクラッチを接続して駆動モータ32及び4
9を逆転駆動し、通行券を第1待機部54から第1搬送
部39に戻す。そして、通行券に記録ヘッド73により
通行日時・時刻や料金、インターチェンジナンバー等の
情報が磁気記録情報として書き込まれ、再生ヘッド72
により書き込まれた磁気記録情報に誤りがないかどうか
確認される。その後、ドットプリンタ71によって通行
券に対して必要なデータを印字されると、処理済の通行
券はホッパスタッカ60に回収されて処理が完了する。
【0039】なお、上述の実施例において、通行券及び
プリペイドカードを処理する場合と、通行券及びクレジ
ットカードを処理する場合において、プリペイドカード
及びクレジットカードを先に挿入排出口12に差し込
み、これらのカードを待機部で待機させた状態で通行券
を処理するようにしたが、挿入順序はこれに限定される
ものではなく、先に通行券を挿入してもよいものであ
る。
【0040】このように識別手段によって挿入排出口か
ら挿入されたカード類の種類を識別し、そのカードの種
類によって処理する内容を区別したり、また、通行券の
処理中はプリペイドカードやクレジットカードを第1の
待機部や第2の待機部に一時待機させておくことで、挿
入排出口を1つにして複数のカードを同時に処理するこ
とができる。
【0041】なお、上述の実施例において、本発明のカ
ード類処理装置を有料自動車道路における料金収受シス
テムの端末機である通行券確認機として説明したが、通
行券発券機とすることもできる。即ち、図1において、
ホッパカタッカ61から図示しない繰出しローラによっ
て1枚の新規な通行券が第1搬送部39上に送り出さ
れ、再生ヘッド72によって記録された情報が読み取ら
れる。そして、通行券が新規なものであるか、表裏が正
しいかどうかなどが確認され、正しければこの通行券に
記録ヘッド73によって日時や入口ゲートなどの情報が
磁気記録情報として書き込まれる。その後、ドットプリ
ンタ71によって通行券に対して必要なデータを印字さ
れると、挿入排出口12から排出されて道路利用者に渡
される。
【0042】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のカード類処理装置によれば、複数種類のカ
ード類が出し入れされる挿入排出口と挿入されたカード
類の識別手段とカード類を一時待機させる第1及び第2
の待機部と識別手段によってカード類を第1の待機部あ
るいは第2の待機部に導く切替フラップとカード類を蓄
えるホッパスタッカと挿入排出口と第1及び第2の待機
部とを結ぶ搬送ラインに沿ってカード類を往復移動させ
る搬送手段と搬送ライン上に設けられた再生記録手段と
カード類を挿入排出口あるいはホッパスタッカに導く切
替フラップとを具えたので、挿入されたカード類の種類
を識別してそのカードの種類によって処理する内容を区
別し、また、一方のカードの処理中は他方のカードを第
1の待機部あるいは第2の待機部に一時待機させておく
ことで複数のカードを同時に処理することができ、簡単
な構造にして装置の小型化を図ることができると共に、
カード類の挿入排出口を1つにすることで種類の異なる
カードを同じ挿入排出口に挿入すればよく、操作が簡単
で短時間で処理でき、処理効率が良くなって操作性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカード類処理装置を表
す有料自動車道路における料金収受システムの端末機で
ある通行券確認機の概略構成図である。
【図2】従来の有料自動車道路における料金収受システ
ムの端末機である通行券確認機の斜視図である。
【符号の説明】
10 カード類 11 本体 12 挿入排出口 13 シャッタ 20〜30,44,46 駆動ローラ 32,48 駆動モータ 33〜36,50,51 駆動ベルト 39 第1搬送部 40 第2搬送部 54 第1待機部 55 第2待機部 56,57,63,67 切替フラップ 61 ホッパスタッカ 66 識別センサ 70,74 印字ヘッド 71 ドットプリンタ 72 再生ヘッド 73 記録ヘッド 75 サーマルプリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の表面部に形成され複数種類の
    カード類が出し入れされる挿入排出口と、該挿入排出口
    から挿入されたカード類の種類を識別する識別手段と、
    前記カード類を一時待機させる第1及び第2の待機部
    と、前記識別手段の検出結果に基づいて前記カード類を
    該第1の待機部あるいは第2の待機部に導く切替フラッ
    プと、前記カード類を蓄えるホッパスタッカと、前記挿
    入排出口と第1及び第2の待機部とを結ぶ搬送ラインに
    沿って前記カード類を往復移動させる搬送手段と、前記
    搬送ライン上に設けられて前記カード類に対する情報の
    読取り及び書込みを行う再生記録手段と、前記挿入排出
    口と再生記録手段との間の搬送ライン上に設けられて前
    記カード類を前記挿入排出口あるいはホッパスタッカに
    導く切替フラップとを具えたことを特徴とするカード類
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018176572A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 株式会社フェニックス プリンター、およびプリンターの制御方法

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