JP3166225B2 - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JP3166225B2 JP22204791A JP22204791A JP3166225B2 JP 3166225 B2 JP3166225 B2 JP 3166225B2 JP 22204791 A JP22204791 A JP 22204791A JP 22204791 A JP22204791 A JP 22204791A JP 3166225 B2 JP3166225 B2 JP 3166225B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、特急券と普
通乗車券のように分離された2枚1組の二葉化券を自動
改札するような自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動改札装置としては、券を1枚
ずつ投入して、この1枚ずつ投入された券を1枚ずつ放
出するように構成した装置が知られている。ところで、
新幹線その他の特急列車に乗車する場合には、特急券と
普通乗車券とが必要で、鉄道業務の関係上、上述の特急
券と普通乗車券とが1枚に設定された一葉化券と、上述
の特急券と普通乗車券とが分離され、2枚で1組に設定
された二葉化券との二種類がある。
【0003】上述の一葉化券を使用する場合には特に問
題は生じないが、上述の従来装置において二葉化券を使
用する場合には次のような問題点があった。すなわち、
自動改札装置の券投入口に特急券と普通乗車券との2枚
の券を別々に投入する必要があるため、投入操作が面倒
であり、乗客が誤って2枚の券を同時に投入した際には
処理が不能となるばかりでなく、自動改札装置の券取出
口には特急券と普通乗車券とがタイムラグを有して別々
に放出されるので、特に後で放出される券の取り忘れが
多発し、サービス性が悪い問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、分離され
た2枚で1組の二葉化券を同時投入することができ、装
置内部おいて磁気データ読取りのために2枚同時に投入
された二葉化券を1枚ずつに分離し、かつ1枚ずつに分
離された二葉化券を2枚に重ね合わせて同時放出するこ
とができ、サービス性の大幅な向上を図ることができる
自動改札装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、分離された2枚で1組の二葉化券を処理する
自動改札装置であって、上記二葉化券を同時投入可能な
券投入口と、上記二葉化券を同時放出可能な券取出口と
の間に、上記二葉化券が2枚同時に投入されたか否かを
判定する媒体判定手段と、上記媒体判定手段の2枚同時
投入の判定に基づいて、2枚同時に投入された二葉化券
を1枚ずつに分離する媒体分離機構と、後続媒体の到達
まで先行媒体を一時保留して上記媒体分離機構で1枚ず
つに分離された二葉化券を2枚に重ね合わせて搬送する
重合機構とを介設した自動改札装置であることを特徴と
する。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、分離さ
れた2枚で1組の二葉化券を処理する自動改札装置であ
って、上記二葉化券を同時投入可能な券投入口と、上記
二葉化券を同時放出可能な券取出口との間に、2枚同時
に投入された二葉化券を1枚ずつに分離する媒体分離機
構と、後続媒体の到達まで先行媒体を一時保留して上記
媒体分離機構で1枚ずつに分離された二葉化券を2枚に
重ね合わせて搬送する重合機構と、後続媒体の到達を一
定時間待つためのタイマ監視手段とを介設した自動改札
装置であることを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の請求項1記載の発明によれば、上述
の券投入口に乗客が分離された2枚で1組の二葉化券を
重ね合わせて同時に投入すると、媒体判定手段がこの2
枚同時投入を判定し、この判定に基づいて上述の媒体分
離機構は2枚同時に投入された二葉化券を1枚ずつに分
離し、次段の重合機構は、まず先行媒体を一時保留し、
この先行媒体に後続媒体を重ね合わせて、上述の媒体分
離機構で1枚ずつに分離された二葉化券を2枚に重ね合
わせて上述の券取出口に搬送する。しかし、前述の媒体
判定手段が2枚同時投入を判定しない時は、媒体分離機
構は動作せず、これに伴って重合機構も動作しない。
【0008】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上述の券投入口に乗客が分離された2枚で1組の二葉化
券を重ね合わせて同時に投入すると、上述の媒体分離機
構は2枚同時に投入された二葉化券を1枚ずつに分離
し、次段の重合機構は、まず先行媒体を一時保留し、同
時にタイマ監視手段が後続媒体の到達を一定時間監視
し、この監視時間内に後続媒体が到達すると、重合手段
は先行媒体に後続媒体を重ね合わせて、上述の媒体分離
機構で1枚ずつに分離された二葉化券を2枚に重ね合わ
せて上述の券取出口に搬送する。しかし、前述のタイマ
監視手段の監視時間内に後続媒体の到達が判定されない
時は、先行媒体を返却放出して改札を無効処理するなど
のように対処する。
【0009】
【発明の効果】この結果、分離された2枚で1組の二葉
化券を同時投入することができ、装置内部において磁気
データ読取りのために2枚同時に投入された二葉化券を
1枚ずつに分離し、かつ1枚ずつに分離された二葉化券
を2枚に重ね合わせて同時放出することができる効果が
ある。したがって乗客の券投入操作および券取出し操作
が簡便となり、また券の取り忘れも少なくなって、サー
ビス性の大幅な向上を図ることができる効果がある。
【0010】さらに、二葉化券が2枚同時に投入された
か否かを判定する媒体判定手段を備えることにより、二
葉化券に対してのみ媒体分離機構および重合機構を動作
させることができて、一葉化券に対しては媒体分離機構
および重合機構を動作させないので、構成部品の高寿命
化、省エネを図ることができる。さらに、タイマ監視手
段を備えることにより、二葉化券の片方のみが投入され
か、または、媒体分離機構の分離不良かが検出でき
て、これらに対処しえ、利用客に対する無用のトラブル
を回避することができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は一葉化券と二葉化券との処理を可能とな
した自動改札装置を示し、図1において、この自動改札
装置1は装置本体2の一方に一葉化券および二葉化券を
投ずる券投入口3を形成し、装置本体2の他方に上述の
券を放出する券取出口4を形成すると共に、有効期限切
れの無効券や不正券投入時において乗客通路を閉鎖する
開閉扉5を備えている。
【0012】ここで上述の券投入口3および券取出口4
は、分離された2枚で1組の二葉化券(例えば特急券と
普通乗車券)を同時投入および同時放出可能な大きさに
設定すると共に、上述の券投入口3と券取出口4との間
には、一葉化券と二葉化券とを搬送する搬送経路6を配
設している。
【0013】また上述の券投入口3から券取出口4との
間には、第1センサ7、第1磁気ヘッド8、媒体分離機
構9、第2磁気ヘッド10、重合機構11、第2センサ
12を配設し、上述の券取出口4の他方側余剰空間には
上述の搬送経路6を駆動する搬送モータ13を配設して
いる。
【0014】上述の第1センサ7は券投入口3へ一葉化
券または二葉化券が投入されたことを検出するセンサ
で、例えば発光要素と受光要素とを含む光電式のセンサ
等により構成する。
【0015】上述の第1磁気ヘッド8は券面に予め磁気
記録された磁気データを読取ることにより、上述の券投
入口3から投入された券が一葉化券か或いは二葉化券か
を検出する。
【0016】上述の媒体分離機構9は第1磁気ヘッド8
の検出出力に基づいて二葉化券投入時に駆動され、2枚
同時に投入された二葉化券を1枚ずつに分離する。
【0017】上述の第2磁気ヘッド10は券面に予め磁
気記録された磁気データを読取ることにより、有効券、
無効券、不正券などの検出を行なう。
【0018】上述の重合機構11は第1磁気ヘッド8の
検出出力に基づいて二葉化券投入時に駆動され、後続媒
体の到達まで先行媒体を一時保留して上述の媒体分離機
構9で1枚ずつに分離された二葉化券を2枚に重ね合わ
せて搬送する。
【0019】上述の第2センサ12は券投入口3から投
入された一葉化券または二葉化券が券取出口4に到達し
たことを検出する。
【0020】次に図2、図3、図4に基づいて上述の媒
体分離機構9の具体的構成について説明する。
【0021】この媒体分離機構9は対向位置に開口1
4,15,16,17を有する上下のガイド板18,1
9と、これらのガイド板18,19間に形成された券搬
送空間20と、前位の開口14,16に対応して配設さ
れた非回動の分離ローラ21および回転可能な押圧ロー
ラ22と、この押圧ローラ22を上下動させる第1ソレ
ノイド23と、二葉化券投入に上述の券搬送空間20を
一旦遮断するストッパ24と、このストッパ24を突
出、後退駆動する第2ソレノイド25と、後位の開口1
5,17に対応して上下に対設された一対の繰出しゲー
トローラ26,26と、媒体分離機構9の所定分離位置
に二葉化券が搬送されたことを検出する第3センサ27
とを備えている。なお、図2、図3においてZは特急券
Xと普通乗車券Yとの2枚で1組の二葉化券である。
【0022】そして、上述の媒体分離機構9は図4のフ
ローチャートに示す如く動作する。つまり、第1ステッ
プ31で、押圧ローラ22上動すると共に、ストッパ2
4が券搬送空間20に突出して図2の状態となり、第2
ステップ32で、第3センサ27がONになったか否か
を判定し、二葉化券Zが上述のストッパ24位置まで搬
送された時には次の第3ステップ33に移行し、この第
3ステップ33で、押圧ローラ22が下動し、次の第4
ステップ34でストッパ24が券搬送空間20から後退
して図3の状態となり、この時点において2枚に重ね合
わされた二葉化券Zは上述の分離ローラ21と押圧ロー
ラ22との作用により、特急券Xと普通乗車券Yとの1
枚ずつに分離され、次の第5ステップ35で第3センサ
27がOFFになったか否かを判定し、第3センサOF
F時には次の第6ステップ36で押圧ローラ22が上動
すると共に、ストッパ24が券搬送空間20に突出して
再び図2の状態となる。
【0023】このようにして、上述の媒体分離機構9で
は二葉化券Zを1枚ずつに分離する。但し、一葉化券投
入時にはこの媒体分離機構9は図3の状態を保持する。
【0024】次に図5、図6に基づいて上述の重合機構
11の具体的構成について説明する。この重合機構11
は、ローラ37,38間に張架されたエンドレス状のア
ッパベルト39と、ローラ40,41,42間に張架さ
れ上述のアッパベルト39の下部にその一部が対設する
前位ロアベルト43と、ローラ44,45間に張架され
上述のアッパベルト39の下部にその一部が対設する後
位ロアベルト46と、一葉化券を上述のベルト39,4
3間から直接上述のベルト39,46間に搬送する一
方、二葉化券の場合には上述の媒体分離機構9で1枚ず
つに分離された券X,Yを一時保留部47側へ搬送する
フラッパ48と、上述の一時保留部47を形成する略凹
状の受樋49と、この受樋49の回動支点軸50と、上
述の受樋49の前位側開口部上端位置に配設された回転
可能なタッチローラ51と、この重合機構11への券到
達枚数を検出する第4センサ52とを備えている。
【0025】そして、上述の重合機構11は二葉化券Z
が券投入口3に投入された場合、フラッパ48および受
樋49を図5に示す状態に位置させ、上述の媒体分離機
構9で1枚ずつに分離された特急券X、普通乗車券Yの
うちの先行媒体たとえば特急券Xを一旦、一時保留部4
7に導いて一時保留し、後続媒体たとえば普通乗車券Y
が受樋49上の上述の特急券Xに重ね合わされるのを待
ち、これら各券X,Yが2枚に重ね合わされた時、フラ
ッパ48および受樋49を図5の状態から図6の状態に
切換えると共に、タッチローラ51を駆動して、2枚に
重ね合わされた二葉化券Zを各ベルト39,46間を介
して次段へ搬送する。
【0026】このようにして、上述の重合機構11では
1枚ずつに分離された二葉化券Zを2枚に重ね合わせて
搬送する。但し、一葉化券投入時にはこの重合機構11
は図6の状態を保持する。
【0027】図7は自動改札装置の制御回路を示し、C
PU60は、第1センサ7、第2センサ12、第1磁気
ヘッド8、第2磁気ヘッド10からの各信号に基づい
て、ROM61に格納されたプログラムに従って、媒体
分離機構9、重合機構11、搬送モータ13、開閉扉
5、タイマ62を駆動制御し、またRAM63は必要な
データを記憶する。
【0028】このように構成した自動改札装置の動作を
図8、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
第1ステップ71で、CPU60は券投入口3に一葉化
券または二葉化券Zが投入されることで第1センサ7が
ONになったか否かを判定し、第1センサ7のON時に
は次の第2ステップ72に移行する。
【0029】この第2ステップ72で、CPU60は搬
送モータ13を駆動し、搬送経路6を駆動し、次の第3
ステップ73で、CPU60は第1磁気ヘッド8によ
り、上述の券投入口3から投入された一葉化券または二
葉化券Zの磁気データの読取りを実行する。
【0030】次に第4ステップ74で、CPU60は第
1磁気ヘッド8により読取ったデータに基づいて二葉化
券Zか否かの判定を実行し、二葉化券Zの時には次の第
5ステップ75に移行する一方、一葉化券の時には別の
第6ステップ76にスキップする。
【0031】上述の第5ステップ75で、CPU60は
図4で既に示したサブルーチンに従って2枚同時に投入
された二葉化券Zを特急券Xと普通乗車券Yとの1枚ず
つに分離する。
【0032】次に第6ステップ76で、CPU60は第
2磁気ヘッド10により磁気データの読取りを実行す
る。この磁気データの読取りは一葉化券の場合には1枚
の券データの読取りを実行し、二葉化券Zの場合には特
急券Xと普通乗車券Yとの各券データの読取りを実行す
る。
【0033】次に第7ステップ77で、CPU60は再
び二葉化券Zか否かの判定を実行する。この場合は上述
の第4ステップ74での判定結果を記憶するRAM63
の所定エリアに二葉化券フラグFを立てる領域を設定
し、F=0かF=1かの判定に基づいて二葉化券Zか否
かの判定を実行すればよい。
【0034】上述の第7ステップ77での判定結果によ
り一葉化券の場合には次の第8ステップ78に移行する
一方、二葉化券Zの場合には1枚ずつに分離された各券
X,Yを2枚に重ね合わせる必要があるので別の第9ス
テップ79に移行する。
【0035】上述の第8ステップ78で、CPU60は
第6ステップ76での読取りデータに基づいて有効券か
否かの判定を実行し、有効券の場合には次の第10ステ
ップ80に、無効券の場合には別の第11ステップ81
にそれぞれ移行する。
【0036】上述の第10ステップ80で、CPU60
は開閉扉5により乗客通路を開放する一方、上述の第1
1ステップ81では、CPU60は開閉扉5により乗客
通路を閉鎖する。
【0037】次に第12ステップ82で、CPU60は
一葉化券または二葉化券Zが搬送経路6により搬送され
て第2センサ12がONになったか否かを判定し、第2
センサ12のON時にのみ次の第13ステップ83に移
行する。この第13ステップ83で、CPU60は搬送
モータ13を停止して一連の処理を終了する。
【0038】とこ6ろで、上述の第7ステップ77で、
二葉化券Zであると判定された時には次の第9ステップ
79に移行する。この第9ステップ79で、CPU60
は第4センサ52(図5参照)からの出力に基づいて後
続媒体たとえば普通乗車券Yが重合機構11の一時保留
部47に到達したか否かを判定し、非到達時には次の第
14ステップ84に移行し、到達時には別の第15ステ
ップ85に移行する。
【0039】上述の第14ステップ84で、CPU60
は先行媒体たとえば特急券Xを上述の一時保留部47に
保留し、次の第16ステップ86で、CPU60はタイ
マ62の監視を実行する。次に第17ステップ87で、
CPU60はタイマ62がタイムアップしたか否かを判
定し、非タイムアップ時には上述の第9ステップ79に
リターンする一方、所定時間が経過しても後続媒体が到
達しないタイムアップ時には、乗客が二葉化券Zの何れ
か一方のみを券投入口3に投入したか、あるいは媒体分
離機構9の分離不良と見なして上述の第11ステップ8
1に移行する。
【0040】上述のタイマ62のタイムアップまでの間
に後続媒体たとえば普通乗車券Yが到達した時には、上
述の第15ステップ85に移行し、この第15ステップ
85で、CPU60は重合機構の作用により図5、図6
に示す如く特急券Xと普通乗車券Yとを2枚に重ね合わ
せた後に、上述の第8ステップ78に移行する。このよ
うにして、2枚に重ね合わされた二葉化券Zは搬送経路
6により搬送されて、券取出口4へ2枚重ね状態のまま
放出される。
【0041】以上要するに、券投入口3に乗客が分離さ
れた2枚で1組の二葉化券Zを重ね合わせて同時に投入
すると、上述の媒体分離機構9は2枚同時に投入された
二葉化券Zを1枚ずつに分離し、次段の重合機構11
は、まず先行媒体を一時保留し、この先行媒体に後続媒
体を重ね合わせて、上述の媒体分離機構9で1枚ずつに
分離された二葉化券Z(特急券Xと普通乗車券Y)を2
枚重ね合わせて上述の券取出口4に同時放出する。
【0042】この結果、分離された2枚で1組の二葉化
券Zを重ね合わせた状態で券投入口3に同時投入するこ
とができ、装置内部において磁気データ読取りのために
2枚同時に投入された上述の二葉化券Zを1枚ずつに分
離し、かつ1枚ずつに分離された二葉化券Zを2枚に重
ね合わせて同時に券取出口4に放出することができる効
果がある。したがって、乗客の券投入操作および券取出
し操作が簡便となり、また券の取り忘れも少なくなっ
て、サービス性の大幅な向上を図ることができる効果が
ある。
【0043】また上述の実施例で示した如く構成する
と、一葉化券と二葉化券Zとの混在処理が可能となるの
で、乗客は自己の保持する券が一葉化券であるか或は二
葉化券Zであるかを意識する必要がなく、より一層サー
ビス性の向上を図ることができる。
【0044】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の二葉化券は、駅務で用いられる特
急券Xと普通乗車券Yとの2枚1組の二葉化券Zに対応
し、以下同様に、媒体判定手段は、第1磁気ヘッド8に
対応し、タイマ監視手段は、第4センサ52、タイマ6
2、CPU60の第16ステップ86の処理機能に対応
するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動改札装置を示す概略説明図。
【図2】 媒体分離機構を示す側面図。
【図3】 媒体分離機構による分離作用の説明図。
【図4】 媒体分離処理を示すフローチャート。
【図5】 重合機構を示す側面図。
【図6】 重合機構による2枚重ね合わせ処理を示す説
明図。
【図7】 制御回路ブロック図。
【図8】 自動改札処理を示すフローチャート。
【図9】 図8の続きを示すフローチャート。
【符号の説明】
3…券投入口 4…券取出口 9…媒体分離機構 11…重合機構 X…特急券 Y…普通乗車券 Z…二葉化券
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04 B65H 83/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離された2枚で1組の二葉化券を処理す
    る自動改札装置であって、 上記二葉化券を同時投入可能な券投入口と、 上記二葉化券を同時放出可能な券取出口との間に、 上記二葉化券が2枚同時に投入されたか否かを判定する
    媒体判定手段と、 上記媒体判定手段の2枚同時投入の判定に基づいて、2
    枚同時に投入された二葉化券を1枚ずつに分離する媒体
    分離機構と、 後続媒体の到達まで先行媒体を一時保留して上記媒体分
    離機構で1枚ずつに分離された二葉化券を2枚に重ね合
    わせて搬送する重合機構とを介設した自動改札装置。
  2. 【請求項2】分離された2枚で1組の二葉化券を処理す
    る自動改札装置であって、 上記二葉化券を同時投入可能な券投入口と、 上記二葉化券を同時放出可能な券取出口との間に、 2枚同時に投入された二葉化券を1枚ずつに分離する媒
    体分離機構と、 後続媒体の到達まで先行媒体を一時保留して上記媒体分
    離機構で1枚ずつに分離された二葉化券を2枚に重ね合
    わせて搬送する重合機構と、 後続媒体の到達を一定時間待つためのタイマ監視手段と
    を介設した自動改札装置。
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