JP3165034B2 - 車輌用補助前照灯 - Google Patents
車輌用補助前照灯Info
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- JP3165034B2 JP3165034B2 JP17427296A JP17427296A JP3165034B2 JP 3165034 B2 JP3165034 B2 JP 3165034B2 JP 17427296 A JP17427296 A JP 17427296A JP 17427296 A JP17427296 A JP 17427296A JP 3165034 B2 JP3165034 B2 JP 3165034B2
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- reflecting surface
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/0408—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/04—Optical design
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21W—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
- F21W2102/00—Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21W—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
- F21W2107/00—Use or application of lighting devices on or in particular types of vehicles
- F21W2107/10—Use or application of lighting devices on or in particular types of vehicles for land vehicles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、フォグランプ等
の車輌用補助前照灯、特にそのリフレクタの構成に関す
るものである。
の車輌用補助前照灯、特にそのリフレクタの構成に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フォグランプにおいては、リ
フレクタからの平行反射光をレンズで拡散させる代わり
に、バルブからの光をリフレクタによって拡散反射させ
るように構成されたものが多く採用されている。
フレクタからの平行反射光をレンズで拡散させる代わり
に、バルブからの光をリフレクタによって拡散反射させ
るように構成されたものが多く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フォグランプにおけるリフレクタは、車輌前後方向に延
びる単一の光軸を中心にして水平方向に光を拡散させる
ように構成されているので、次のような問題がある。
フォグランプにおけるリフレクタは、車輌前後方向に延
びる単一の光軸を中心にして水平方向に光を拡散させる
ように構成されているので、次のような問題がある。
【0004】すなわち、フォグランプにコーナリングラ
ンプの機能(すなわちコーナリング走行の際にその走行
路前方を照射する機能)を付加することができれば望ま
しいのであるが、単一のリフレクタ光軸を中心にして水
平方向に光を拡散させるだけでは、その水平拡散照射角
の大きさに自ずと限界があり、コーナリング走行時その
走行路前方を十分に照射することは困難である。特に、
車輌前端両側部において車輌意匠ラインに沿うようにし
てフォグランプが設けられる場合には、大きな水平拡散
照射角を確保することが一層困難となる。
ンプの機能(すなわちコーナリング走行の際にその走行
路前方を照射する機能)を付加することができれば望ま
しいのであるが、単一のリフレクタ光軸を中心にして水
平方向に光を拡散させるだけでは、その水平拡散照射角
の大きさに自ずと限界があり、コーナリング走行時その
走行路前方を十分に照射することは困難である。特に、
車輌前端両側部において車輌意匠ラインに沿うようにし
てフォグランプが設けられる場合には、大きな水平拡散
照射角を確保することが一層困難となる。
【0005】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、フォグランプとしての機能のほかに
コーナリングランプとしての機能をも備えた車輌用補助
前照灯を提供することを目的とするものである。
れたものであって、フォグランプとしての機能のほかに
コーナリングランプとしての機能をも備えた車輌用補助
前照灯を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、一般にフォ
グランプは車輌の車幅方向中心位置からオフセットした
位置に設けられることを考慮して、リフレクタを光軸の
向きの異なる2つの反射面で構成することにより、上記
目的達成を図るようにしたものである。
グランプは車輌の車幅方向中心位置からオフセットした
位置に設けられることを考慮して、リフレクタを光軸の
向きの異なる2つの反射面で構成することにより、上記
目的達成を図るようにしたものである。
【0007】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、車輌の車幅方向中心位置からオフセットした
位置に設けられる補助前照灯であって、バルブと、この
バルブからの光を前方へ拡散反射させるリフレクタと、
素通しレンズと、を備えた車輌用補助前照灯において、
上記リフレクタが、車幅方向外方側に位置する第1反射
面と、車幅方向内方側に位置する第2反射面とを備えて
なり、上記第1および第2反射面が、凹凸状の水平断面
形状を有しており、上記第2反射面の光軸が、上記第1
反射面の光軸に対して車幅方向外方かつ下方を向くよう
に設定されており、上記第1および第2反射面が、複数
の凹または凸状のシリンドリカルステップからなる、こ
とを特徴とするものである。
たように、車輌の車幅方向中心位置からオフセットした
位置に設けられる補助前照灯であって、バルブと、この
バルブからの光を前方へ拡散反射させるリフレクタと、
素通しレンズと、を備えた車輌用補助前照灯において、
上記リフレクタが、車幅方向外方側に位置する第1反射
面と、車幅方向内方側に位置する第2反射面とを備えて
なり、上記第1および第2反射面が、凹凸状の水平断面
形状を有しており、上記第2反射面の光軸が、上記第1
反射面の光軸に対して車幅方向外方かつ下方を向くよう
に設定されており、上記第1および第2反射面が、複数
の凹または凸状のシリンドリカルステップからなる、こ
とを特徴とするものである。
【0008】上記第2反射面の光軸の向きの基準となる
上記「第1反射面の光軸」は、車輌前後方向を向くよう
に設定されたものであってよいことはもちろんである
が、該第1反射面からの反射光によりフォグランプとし
ての機能を発揮し得る範囲内であれば、車輌前後方向に
対して車幅方向内方または外方へ多少ずれた方向を向く
ように設定されたものであってよい。
上記「第1反射面の光軸」は、車輌前後方向を向くよう
に設定されたものであってよいことはもちろんである
が、該第1反射面からの反射光によりフォグランプとし
ての機能を発揮し得る範囲内であれば、車輌前後方向に
対して車幅方向内方または外方へ多少ずれた方向を向く
ように設定されたものであってよい。
【0009】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車輌用補助前照灯は、バルブからの光を前方へ拡散
反射させるリフレクタと素通しレンズとを備えている
が、リフレクタにおいて車幅方向内方側に位置する第2
反射面の光軸が、車幅方向外方側に位置する第1反射面
の光軸に対して車幅方向外方を向くように設定されてい
るので、第1反射面により車輌の正面前方領域を拡散照
射してフォグランプとしての機能を果たすとともに第2
反射面により車輌の車幅方向外方の前方領域を拡散照射
してコーナリングランプとしての機能を果たすことが可
能となる。しかも、上記第2反射面の光軸は、上記第1
反射面の光軸に対して下方を向くように設定されている
ので、コーナリング走行の際に照射することが望まれる
車両前方の比較的手前側に位置する路面を効率良く照射
することができる。また、上記リフレクタの第1および
第2反射面は、凹凸状の水平断面形状を有しているの
で、これらいずれの反射面からの拡散反射光についても
その配光制御を容易に行うことができる。
係る車輌用補助前照灯は、バルブからの光を前方へ拡散
反射させるリフレクタと素通しレンズとを備えている
が、リフレクタにおいて車幅方向内方側に位置する第2
反射面の光軸が、車幅方向外方側に位置する第1反射面
の光軸に対して車幅方向外方を向くように設定されてい
るので、第1反射面により車輌の正面前方領域を拡散照
射してフォグランプとしての機能を果たすとともに第2
反射面により車輌の車幅方向外方の前方領域を拡散照射
してコーナリングランプとしての機能を果たすことが可
能となる。しかも、上記第2反射面の光軸は、上記第1
反射面の光軸に対して下方を向くように設定されている
ので、コーナリング走行の際に照射することが望まれる
車両前方の比較的手前側に位置する路面を効率良く照射
することができる。また、上記リフレクタの第1および
第2反射面は、凹凸状の水平断面形状を有しているの
で、これらいずれの反射面からの拡散反射光についても
その配光制御を容易に行うことができる。
【0010】このように、本願発明によれば、フォグラ
ンプとしての機能のほかにコーナリングランプとしての
機能をも備えた車輌用補助前照灯を得ることができる。
ンプとしての機能のほかにコーナリングランプとしての
機能をも備えた車輌用補助前照灯を得ることができる。
【0011】しかも本願発明においては、上記第1およ
び第2反射面が、複数の凹または凸状のシリンドリカル
ステップからなる構成となっているので、これら第1お
よび第2反射面を容易に形成することが可能となる。
び第2反射面が、複数の凹または凸状のシリンドリカル
ステップからなる構成となっているので、これら第1お
よび第2反射面を容易に形成することが可能となる。
【0012】なお、本願発明に係る車輌用補助前照灯を
車輌前端両側部に1対設けるようにすれば、左右いずれ
の方向へコーナリング走行する場合においてもコーナリ
ングランプとしての機能を確保することができる。
車輌前端両側部に1対設けるようにすれば、左右いずれ
の方向へコーナリング走行する場合においてもコーナリ
ングランプとしての機能を確保することができる。
【0013】上記第2反射面の光軸は、上記第1反射面
の光軸に対して車幅方向外方を向くように設定されてい
れば、その向きは特に限定されるものではないが、車輌
前後方向から20〜60°車幅方向外方へ向けるように
すれば、コーナリング走行に適した照射光を得ることが
できる。
の光軸に対して車幅方向外方を向くように設定されてい
れば、その向きは特に限定されるものではないが、車輌
前後方向から20〜60°車幅方向外方へ向けるように
すれば、コーナリング走行に適した照射光を得ることが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0015】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用補助前照灯を示す平断面図である。
用補助前照灯を示す平断面図である。
【0016】本実施形態に係る補助前照灯10は、車輌
前端右側部に設けられるフォグランプ兼コーナリングラ
ンプであって、ボディ12と素通しレンズ14とで形成
される空間内に、リフレクタ16が上下方向および左右
方向に傾動可能に設けられるとともに、このリフレクタ
16に、C−6タイプのバルブ(H3バルブ)18およ
びシェード20が取り付けられてなっている。
前端右側部に設けられるフォグランプ兼コーナリングラ
ンプであって、ボディ12と素通しレンズ14とで形成
される空間内に、リフレクタ16が上下方向および左右
方向に傾動可能に設けられるとともに、このリフレクタ
16に、C−6タイプのバルブ(H3バルブ)18およ
びシェード20が取り付けられてなっている。
【0017】上記リフレクタ16は、車幅方向外方側に
位置する第1反射面16Aと、車幅方向内方側に位置す
る第2反射面16Bとを備えている。
位置する第1反射面16Aと、車幅方向内方側に位置す
る第2反射面16Bとを備えている。
【0018】上記第1反射面16Aは、車輌前後方向や
や下向き(約2°下向き)に延びる光軸Axを有してお
り、上記バルブ18は、その光軸を上記光軸Axと一致
させるようにしてリフレクタ16に取り付けられてい
る。そして、上記第1反射面16Aは、その光軸Axを
中心軸とし、かつ該光軸Ax上におけるバルブ18のフ
ィラメント18aの位置Fを焦点位置とする回転放物面
上に、凸状の水平断面形状で上下方向に延びる複数のシ
リンドリカルステップ16Asが形成されてなり、バル
ブ18のフィラメント18aからの光を水平方向に拡散
反射させるようになっている。
や下向き(約2°下向き)に延びる光軸Axを有してお
り、上記バルブ18は、その光軸を上記光軸Axと一致
させるようにしてリフレクタ16に取り付けられてい
る。そして、上記第1反射面16Aは、その光軸Axを
中心軸とし、かつ該光軸Ax上におけるバルブ18のフ
ィラメント18aの位置Fを焦点位置とする回転放物面
上に、凸状の水平断面形状で上下方向に延びる複数のシ
リンドリカルステップ16Asが形成されてなり、バル
ブ18のフィラメント18aからの光を水平方向に拡散
反射させるようになっている。
【0019】一方、上記第2反射面16Bは、図2に示
すように、第1反射面16Aの光軸Axに対して上記位
置Fを基準に車幅方向外方かつ下方を向いた光軸Ax′
を有している。その車幅方向外方への振れ角θhは約3
5°に設定されており、また、その下方への振れ角θv
は約2°(すなわち水平面からの下向き角は約4°)に
設定されている。そして、この第2反射面16Bは、そ
の光軸Ax′を中心軸とし、かつ上記位置Fを焦点位置
とする回転放物面上に、凸状の水平断面形状で上下方向
に延びる複数のシリンドリカルステップ16Bsが形成
されてなり、バルブ18のフィラメント18aからの光
を水平方向に拡散反射させるようになっている。
すように、第1反射面16Aの光軸Axに対して上記位
置Fを基準に車幅方向外方かつ下方を向いた光軸Ax′
を有している。その車幅方向外方への振れ角θhは約3
5°に設定されており、また、その下方への振れ角θv
は約2°(すなわち水平面からの下向き角は約4°)に
設定されている。そして、この第2反射面16Bは、そ
の光軸Ax′を中心軸とし、かつ上記位置Fを焦点位置
とする回転放物面上に、凸状の水平断面形状で上下方向
に延びる複数のシリンドリカルステップ16Bsが形成
されてなり、バルブ18のフィラメント18aからの光
を水平方向に拡散反射させるようになっている。
【0020】図2に示すように、上記第1反射面16A
の各シリンドリカルステップ16Asからの拡散反射光
は、光軸Axと平行な軸線Ax1(すなわち、車体前後
方向に延びる軸線)を中心とする水平拡散光となり、上
記第2反射面16Bの各シリンドリカルステップ16B
sからの拡散反射光は、光軸Ax′と平行な軸線Ax1
(すなわち、車体前後方向から車幅方向外方へ約35°
かつ下方へ約4°向いた方向に延びる軸線)を中心とす
る水平拡散光となっている。
の各シリンドリカルステップ16Asからの拡散反射光
は、光軸Axと平行な軸線Ax1(すなわち、車体前後
方向に延びる軸線)を中心とする水平拡散光となり、上
記第2反射面16Bの各シリンドリカルステップ16B
sからの拡散反射光は、光軸Ax′と平行な軸線Ax1
(すなわち、車体前後方向から車幅方向外方へ約35°
かつ下方へ約4°向いた方向に延びる軸線)を中心とす
る水平拡散光となっている。
【0021】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0022】図3は、車輌が右方向へコーナリング走行
する際における、補助前照灯10による照射光パターン
の様子を示す図である。
する際における、補助前照灯10による照射光パターン
の様子を示す図である。
【0023】図示のように、第1反射面16Aからの拡
散反射光により、車輌の正面前方領域を拡散照射する照
射光パターンPaが形成され、第2反射面16Bからの
拡散反射光により、上記照射光パターンPaの右下方領
域を拡散照射する照射光パターンPbが形成される。そ
して、これにより、右方向へカーブした走行路Rcは、
その右側の路肩部分から左側の路肩部分まで幅広く照射
されることとなる。
散反射光により、車輌の正面前方領域を拡散照射する照
射光パターンPaが形成され、第2反射面16Bからの
拡散反射光により、上記照射光パターンPaの右下方領
域を拡散照射する照射光パターンPbが形成される。そ
して、これにより、右方向へカーブした走行路Rcは、
その右側の路肩部分から左側の路肩部分まで幅広く照射
されることとなる。
【0024】以上詳述したように、本実施形態において
は、リフレクタ16において車幅方向内方側に位置する
第2反射面16Bの光軸Ax′が、車幅方向外方側に位
置する第1反射面16Aの光軸Axに対して約35°車
幅方向外方を向くように設定されているので、第1反射
面16Aにより車輌の正面前方領域を拡散照射してフォ
グランプとしての機能を果たすとともに第2反射面16
Bにより車輌の車幅方向外方の前方領域を拡散照射して
コーナリングランプとしての機能を果たすことができ
る。しかも、上記第2反射面16Bの光軸Ax′は、上
記第1反射面16Aの光軸Axに対して約2°下方を向
くように設定されているので、コーナリング走行の際に
照射することが望まれる車両前方の比較的手前側に位置
する路面を効率良く照射することができる。また、上記
リフレクタの第1および第2反射面16A、16Bは、
凹凸状の水平断面形状を有しているので、これらいずれ
の反射面からの拡散反射光についてもその配光制御を容
易に行うことができる。
は、リフレクタ16において車幅方向内方側に位置する
第2反射面16Bの光軸Ax′が、車幅方向外方側に位
置する第1反射面16Aの光軸Axに対して約35°車
幅方向外方を向くように設定されているので、第1反射
面16Aにより車輌の正面前方領域を拡散照射してフォ
グランプとしての機能を果たすとともに第2反射面16
Bにより車輌の車幅方向外方の前方領域を拡散照射して
コーナリングランプとしての機能を果たすことができ
る。しかも、上記第2反射面16Bの光軸Ax′は、上
記第1反射面16Aの光軸Axに対して約2°下方を向
くように設定されているので、コーナリング走行の際に
照射することが望まれる車両前方の比較的手前側に位置
する路面を効率良く照射することができる。また、上記
リフレクタの第1および第2反射面16A、16Bは、
凹凸状の水平断面形状を有しているので、これらいずれ
の反射面からの拡散反射光についてもその配光制御を容
易に行うことができる。
【0025】このように、本実施形態によれば、フォグ
ランプとしての機能のほかにコーナリングランプとして
の機能をも備えた車輌用補助前照灯を得ることができ
る。
ランプとしての機能のほかにコーナリングランプとして
の機能をも備えた車輌用補助前照灯を得ることができ
る。
【0026】図4は、本実施形態に係る補助前照灯10
および該補助前照灯10に対して左右対称の構造を有す
る補助前照灯10′を車輌前端左右両側部に設けた状態
で車輌が直進走行する際における、これら1対の補助前
照灯10および10′による照射光パターンの様子を示
す図である。
および該補助前照灯10に対して左右対称の構造を有す
る補助前照灯10′を車輌前端左右両側部に設けた状態
で車輌が直進走行する際における、これら1対の補助前
照灯10および10′による照射光パターンの様子を示
す図である。
【0027】図示のように、補助前照灯10の第1反射
面16Aおよび補助前照灯10′の第1反射面16A′
からの拡散反射光によって形成される照射光パターンP
aおよびPa′により、車輌2の正面前方領域が2重に
拡散照射され、補助前照灯10の第2反射面16Bおよ
び補助前照灯10′の第2反射面16B′からの拡散反
射光によって形成される照射光パターンPbおよびP
b′により、上記照射光パターンPaおよびPa′の右
下方領域および左下方領域が拡散照射される。そして、
これにより、真っ直ぐ延びる走行路Rsは、その左右両
側の路肩部分が近距離から遠距離まで十分に照射され
る。
面16Aおよび補助前照灯10′の第1反射面16A′
からの拡散反射光によって形成される照射光パターンP
aおよびPa′により、車輌2の正面前方領域が2重に
拡散照射され、補助前照灯10の第2反射面16Bおよ
び補助前照灯10′の第2反射面16B′からの拡散反
射光によって形成される照射光パターンPbおよびP
b′により、上記照射光パターンPaおよびPa′の右
下方領域および左下方領域が拡散照射される。そして、
これにより、真っ直ぐ延びる走行路Rsは、その左右両
側の路肩部分が近距離から遠距離まで十分に照射され
る。
【0028】なお、上記補助前照灯10′を設けた場合
には、車輌が左方向へコーナリング走行する際、図3に
示した補助前照灯10による照射光パターンを左右反転
させた照射光パターンが得られるので、補助前照灯10
の場合と同様に、左方向へカーブした走行路は、その左
側の路肩部分から右側の路肩部分まで幅広く照射される
こととなる。すなわち、補助前照灯10′を設けること
により、左方向へコーナリング走行する場合においても
コーナリングランプとしての機能を確保することができ
る。
には、車輌が左方向へコーナリング走行する際、図3に
示した補助前照灯10による照射光パターンを左右反転
させた照射光パターンが得られるので、補助前照灯10
の場合と同様に、左方向へカーブした走行路は、その左
側の路肩部分から右側の路肩部分まで幅広く照射される
こととなる。すなわち、補助前照灯10′を設けること
により、左方向へコーナリング走行する場合においても
コーナリングランプとしての機能を確保することができ
る。
【0029】本実施形態においては、上記第1および第
2反射面16A、16Bが、複数の凸状のシリンドリカ
ルステップ16As、16Bsからなるものとして説明
したが、複数の凹状のシリンドリカルステップからなる
構成とした場合あるいは格子状に区分けされた複数のス
テップからなる構成とした場合においても、本実施形態
と同様の作用効果を得ることができる。
2反射面16A、16Bが、複数の凸状のシリンドリカ
ルステップ16As、16Bsからなるものとして説明
したが、複数の凹状のシリンドリカルステップからなる
構成とした場合あるいは格子状に区分けされた複数のス
テップからなる構成とした場合においても、本実施形態
と同様の作用効果を得ることができる。
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用補助前照灯
を示す平断面図
を示す平断面図
【図2】上記補助前照灯の要部を示す斜視図
【図3】上記補助前照灯による照射光パターンの様子を
示す図
示す図
【図4】上記補助前照灯およびその左右反転構造を有す
る補助前照灯による照射光パターンの様子を示す図
る補助前照灯による照射光パターンの様子を示す図
10 補助前照灯 12 ボディ 14 素通しレンズ 16 リフレクタ 16A 第1反射面 16As シリンドリカルステップ 16B 第2反射面 16Bs シリンドリカルステップ 18 バルブ 18a フィラメント Ax 第1反射面の光軸 Ax1 Axと平行な軸線 Ax′ 第2反射面の光軸 Ax′1 Ax′と平行な軸線 Pa、Pb 照射光パターン Rc、Rs 走行路 10′ 補助前照灯 16′ リフレクタ 16A′ 第1反射面 16B′ 第2反射面 Pa′、Pb′ 照射光パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F21Y 101:00 (56)参考文献 特開 平4−255604(JP,A) 特開 平4−324201(JP,A) 実開 昭60−123803(JP,U) 実開 昭63−60201(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/12 B60Q 1/02 F21S 8/10 F21V 7/09
Claims (1)
- 【請求項1】 車輌の車幅方向中心位置からオフセット
した位置に設けられる補助前照灯であって、 バルブと、このバルブからの光を前方へ拡散反射させる
リフレクタと、素通しレンズと、を備えた車輌用補助前
照灯において、 上記リフレクタが、車幅方向外方側に位置する第1反射
面と、車幅方向内方側に位置する第2反射面とを備えて
なり、 上記第1および第2反射面が、凹凸状の水平断面形状を
有しており、 上記第2反射面の光軸が、上記第1反射面の光軸に対し
て車幅方向外方かつ下方を向くように設定されており、 上記第1および第2反射面が、複数の凹または凸状のシ
リンドリカルステップからなる、ことを特徴とする車輌
用補助前照灯。
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