JP3162442B2 - 電動二輪車における車両構成部品配設構造 - Google Patents

電動二輪車における車両構成部品配設構造

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JP3162442B2 JP29509591A JP29509591A JP3162442B2 JP 3162442 B2 JP3162442 B2 JP 3162442B2 JP 29509591 A JP29509591 A JP 29509591A JP 29509591 A JP29509591 A JP 29509591A JP 3162442 B2 JP3162442 B2 JP 3162442B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動二輪車における
車両構成部品配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記電動二輪車には、従来、開平4‐
292284号公報で示されるものがある。
【0003】上記公報のものによれば、車体フレームに
後輪を上下に揺動自在に支承させるリヤアームが設けら
れ、このリヤアームは、前後方向に延びてその後端部側
が上下に揺動自在となるようその前端部が車体フレーム
に枢支されている。このリヤアームの揺動端の一側方に
後輪が配設されると共に、この後輪が後車軸により上記
揺動端に支承され、上記後輪を駆動させる電動機が設
られている。
【0004】上記電動機は、ハウジングと、このハウジ
ングの内部に設けられると共にこのハウジングに取り付
けられるステータと、上記ハウジングに支承される出力
軸と、上記ハウジングの内部に設けられ上記出力軸に支
持されてこの出力軸と共に回転する回転支持体と、この
回転支持体の径方向の外縁部に取り付けられて上記ステ
ータに対面するロータとを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術では、電動機は、リヤアームや後車軸とは別個に設
けられており、このため、車両構成部品の部品点数が多
くなって、電動二輪車の構成が複雑になっている。
【0006】また、上記従来の技術では、車両構成部品
であるリヤアームの揺動端、後輪、および電動機は、車
体幅方向で単に並設されているため、後輪周りのこれら
車両構成部品の組み合せ体は車体幅方向の寸法が大き
くなりがちであり、もって、電動二輪車の取り回しがし
難くなるおそれがある
【0007】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、電動二輪車の車両構成部品の部品点
数を少なくして、この電動二輪車の構成を簡単にさせる
ようにし、かつ、電動二輪車における後輪周りの車両構
成部品がコンパクトに配設されるようにして、電動二輪
車の取り回しが容易にできるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
発明の電動二輪車における車両構成部品配設構造
は、次の如くである。
【0009】請求項1の発明は、全図で例示するよう
に、前後方向に延びてその後端部側が上下に揺動自在と
なるようその前端部が車体フレーム2に枢支されるリヤ
アーム7を設け、このリヤアーム7の揺動端9の一側方
に後輪11を配設すると共に、この後輪11を後車軸1
0により上記揺動端9に支承させ、上記後輪11を駆動
させる電動機13を設け、この電動機13が、ハウジン
グと、このハウジングの内部に設けられると共にこのハ
ウジングに取り付けられるステータ31と、上記ハウジ
ングに支承される出力軸と、上記ハウジングの内部に設
けられ上記出力軸に支持されてこの出力軸と共に回転す
る回転支持体34と、この回転支持体34の径方向の外
縁部に取り付けられて上記ステータ31に対面するロー
タ37とを備えた電動二輪車において、
【0010】上記後車軸10と同じ軸心10a上に、か
つ、上記後輪11の側方に上記電動機13を配設し、こ
の電動機13の出力軸を上記後車軸10により形成し、
【0011】上記リヤアーム7の揺動端9を、左右に並
設されて互いに結合される左、右側ケース22,23に
より構成してケース構造とし、上記電動機13のハウジ
ングを上記左、右側ケース22,23により形成したも
のである。
【0012】請求項2の発明は、図1〜3で例示するよ
うに、請求項1の発明に加えて、上記左、右側ケース2
2,23のうち、上記後車軸10の軸方向で、上記後輪
11から遠い側のケース(22)に形成したボス部22
aに上記後車軸10を支承させ、上記回転支持体34に
おける上記外縁部よりも径方向での内側部分に、上記ボ
ス部22aに向って開口する凹部34aを形成し、この
凹部34aに上記ボス 部22aを嵌入させたものであ
る。
【0013】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0014】請求項1の発明は、後車軸10と同じ軸心
10a上に、かつ、後輪11の側方に電動機13を配設
し、この電動機13の出力軸を上記後車軸10により形
成し、
【0015】リヤアーム7の揺動端9を、左右に並設さ
れて互いに結合される左、右側ケース22,23により
構成してケース構造とし、上記電動機13のハウジング
を上記左、右側ケース22,23により形成してある。
【0016】このため、上記したように、電動機13の
出力軸が後車軸10により形成され、上記電動機13の
ハウジングがリヤアーム7の左、右側ケース22,23
により形成されたことから、従来、上記電動機13がリ
ヤアーム7や後車軸10に対し別個に設けられていたこ
とに比べて、上記リヤアーム7や後車軸10が利用され
た分、電動二輪車1の車両構成部品の部品点数が少なく
なる。
【0017】また、上記したように、電動機13のハウ
ジングを上記リヤアーム7の揺動端9により形成してあ
る。
【0018】このため、上記後車軸10の軸方向で、リ
ヤアーム7の揺動端9と電動機13とが互いに重なり合
うことから、上記リヤアーム7の揺動端9と電動機13
とを単に車体幅方向で並設させていた従来の技術に比べ
て、後輪11周りのこれら車両構成部品9,11,1
車体幅方向でコンパクトに配設されることとなる。
【0019】請求項2の発明は、上記左、右側ケース2
2,23のうち、上記後車軸10の軸方向で、上記後輪
11から遠い側のケース(22)に形成したボス部22
aに 上記後車軸10を支承させ、上記回転支持体34に
おける上記外縁部よりも径方向での内側部分に、上記ボ
ス部22aに向って開口する凹部34aを形成し、この
凹部34aに上記ボス部22aを嵌入させてある。
【0020】このため、上記した凹部34aへのボス部
22aの嵌入により、上記電動機13において、上記ス
テータ31を取り付ける回転支持体34の外縁部と、上
記左側ケース22のボス部22aとが、上記後車軸10
の軸方向で互いに重なり合うことから、これら34,2
2aが車体幅方向でコンパクトに配設されることとな
る。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0022】(第1実施例)
【0023】図1から図3は第1実施例を示している。
【0024】図2と図3において、符号1はスクータ型
電動二輪車で、矢印Frはその前方を示している。
【0025】上記電動二輪車1はアンダーボーン形の車
体フレーム2を有し、この車体フレーム2の前端にはフ
ロントフォーク3が操向自在に支承されている。そし
て、このフロントフォーク3の下端には前輪4が支承さ
れ、上端にはハンドル5が取り付けられている。
【0026】上記車体フレーム2の後部にはリヤアーム
7が枢支軸8により上下揺動自在に枢支され、このリヤ
アーム7の揺動端9に後車軸10により後輪11が支承
されている。また、同上揺動端9には上記後輪11を駆
動させて電動二輪車1を走行させる交流の電動機13が
取り付けられている。
【0027】上記車体フレーム2の後端とリヤアーム7
の揺動端9側との間には緩衝器14が架設されている。
そして、走行中に車体が路面15から受ける衝撃は上記
フロントフォーク3と緩衝器14とによって吸収され
る。
【0028】その他、16はシート、17はフートレス
トフロア、18はレッグシールド、また、19は車体カ
バーである。
【0029】図1において、上記後輪11の側方に電動
機13が設けられ、つまり、上記後輪11と電動機13
とは左右(前方に向っての車体幅方向をいい、以下同じ
とする。)に並設されている。このため、走行風は後輪
11に阻害されることなく電動機13を十分に空気冷却
する。
【0030】上記リヤアーム7は、前後方向に延びてそ
の後端部側が上下に揺動自在となるようその前端部が上
記枢支軸8により車体フレーム2に枢支される車体幅方
向で一本のアーム部材20を備え、このアーム部材20
の揺動端9の一側方(右側方)に上記後輪11が配設さ
れている。
【0031】上記アーム部材20の前部は図3で示すよ
うにパイプで構成されている。一方、図1で示すように
上記アーム部材20の後部を構成する揺動端9はケース
構造とされ、この揺動端9は左右に並設される左側ケー
ス22と右側ケース23とで構成され、これら両ケース
22,23はボルト24によって着脱自在に結合されて
いる。また、上記アーム部材20の前部の後端は上記左
側ケース22の前端に固着されている。
【0032】上記左側ケース22と右側ケース23に対
し、第1軸受26,27により前記後車軸10がその軸
心10a回りに回転自在に支承され、上記後輪11は、
上記後車軸10の右端に取り付けられ、この後車軸10
により上記アーム部材20の揺動端9に支承されてい
る。この後輪11は上記後車軸10に固着されるディス
クホイール28と、タイヤ29とで構成されている。
【0033】記電動機13はそのハウジングが上記
動端9を構成する左側ケース22と右側ケース23とに
よって形成され、上記揺動端9の内部で、上記左側ケー
ス22の内周面にコイルであるステータ31が取り付け
られている。一方、上記電動機13の出力軸は上記軸心
10a上に位置しており、上記出力軸は上記後車軸10
により形成されている。上記揺動端9の内部で、一対の
第2軸受32,33により後車軸10にドラム形状の回
転支持体34が支承され、この回転支持体34はワンウ
ェイクラッチ36により上記後車軸10に連結されて
この後車軸10と共に一方向にのみ回転可能とされて
る。同上回転支持体34の径方向の外縁部に磁石たるロ
ータ37が取り付けられ、上記ステータ31とロータ3
7とは後車軸10の径方向で互いに対面している。
【0034】上記左、右側ケース22,23のうち、上
記後車軸10の軸方向で、上記後輪11から遠い側の左
側ケース22に形成したボス部22aに上記後車軸10
の左端部が支承されている。上記回転支持体34におけ
る上記外縁部よりも径方向での内側部分に、上記ボス部
22aに向って開口する凹部34aが形成され、この凹
部34aに上記ボス部22aが嵌入させられている。
【0035】電動二輪車1に備えられたコントローラが
バッテリからの電流を調整して、回転速度等につき上記
電動機13を制御する。この電動機13が駆動し、ロー
タ37と共に回転支持体34が回転するときには、その
動力はワンウェイクラッチ36を介し後車軸10に伝え
られる。すると、後輪11が図1中矢印Aの方向に回転
して、電動二輪車1が走行することとなる。
【0036】なお、下り坂の走行時などに、後輪11か
ら回転支持体34やロータ37側に動力が伝わろうとす
るとき、この動力の伝達は上記ワンウェイクラッチ36
によって防止される。
【0037】上記電動機13を走行風の利用により冷却
させる空気冷却手段39が設けられ、この空気冷却手段
39の少なくとも一部は上記揺動端9よりもこの揺動端
9の他側方(左側方)に突出させられている。これにつ
き説明すると、上記左側ケース22の左側面に前記軸心
10a周りに円環状の凹部40が形成されている。上記
後車軸10の左端にファン羽根41が取り付けられ、こ
のファン羽根41の右端部は上記凹部40に嵌り込んで
いる。上記ファン羽根41覆う板金製カバー42が上記
左側ケース22の左側面に着脱自在に取り付けられ、こ
のカバー42は上記揺動端9と電動機13から左側方に
突出させられていて、その突出部にルーバー43が形成
されている。また、上記左側ケース22の左側面には多
数の冷却フィン44が突設されている。
【0038】そして、後車軸10が回転すると、これに
伴いファン羽根41が回転して、ルーバー43を通しカ
バー42内の空気が車外の空気と強制的に入れ替えら
れ、これによって、電動機13が十分に冷却されるよう
になっている。
【0039】上記カバー42の下部には細い通気孔46
が形成されている。そして、ファン羽根41の回転で、
空気が通気孔46を通しカバー42内に吸引されると
き、上記通気孔46で吸引音が生じるようになってい
る。つまり、電動機13の騒音は小さいため、上記吸引
音によって、歩行者に対し電動二輪車1の存在を知らせ
るようにしてある。
【0040】上記後輪11を制動するブレーキ装置47
が設けられている。このブレーキ装置47は前記ディス
クホイール28の基部に形成されるブレーキドラム48
と、このブレーキドラム48内に収容されるブレーキシ
ュー49とを備え、このブレーキシュー49は右側ケー
ス23に支持ピン50により着脱自在に枢支されてい
る。
【0041】そして、ライダーがブレーキ操作をすれ
ば、ブレーキシュー49がブレーキドラム48の内周面
に摩擦接合して、上記後輪11が制動されるようになっ
ている。
【0042】上記の場合、後輪11は後車軸10に対し
締結具51により固着されており、この締結具51を緩
めれば、後輪11は後車軸10から取り外せる。そし
て、後輪11を取り外せば、ブレーキドラム48の点検
やブレーキシュー49を新しいものへ容易に交換できる
こととなっている。
【0043】図2において、53はスタンドで、このス
タンド53は縦向きの案内溝54を有している。一方、
上記スタンド53に対応して路面15には係止突起55
が設けられている。
【0044】電動二輪車1を駐車させるときには、この
電動二輪車1の前輪4と後輪11とを案内溝54に順次
嵌め込み、次に、図中仮想線で示すように、この電動二
輪車1をその前部から引き上げ、電動二輪車1後部のウ
ィリーバー56を上記係止突起55に係止させる。する
と、上記電動二輪車1を立体的に駐車させることができ
る。
【0045】(第2実施例)
【0046】図4は第2実施例を示している。
【0047】これによれば、前記実施例の回転支持体3
4に変えてディスク58が設けられ、ステータ31とロ
ータ37とは左右で対面している。このようにすれば、
電動機13の左右寸法が短くなり、つまり、車体の幅寸
法を小さくできるという利点がある。
【0048】他の構成や作用は前記第1実施例と同様で
ある。そこで、共通の構成については図面に共通の符号
を付してその説明を省略する
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、次の効果が生じる。
【0050】請求項1の発明は、前後方向に延びてその
後端部側が上下に揺動自在となるようその前端部が車体
フレームに枢支されるリヤアームを設け、このリヤアー
の揺動端の一側方に後輪を配設すると共に、この後輪
後車軸により上記揺動端に支承させ、上記後輪を駆動
させる電動機を設け、この電動機が、ハウジングと、こ
のハウジングの内部に設けられると共にこのハウジング
に取り付けられるステータと、上記ハウジングに支承さ
れる出力軸と、上記ハウジングの内部に設けられ上記出
力軸に支持されてこの出力軸と共に回転する回転支持体
と、この回転支持体の径方向の外縁部に取り付けられて
上記ステータに対面するロータとを備えた電動二輪車に
おいて、
【0051】上記後車軸と同じ軸心上に、かつ、上記後
輪の側方に上記電動機を配設し、この電動機の出力軸を
上記後車軸により形成し、
【0052】上記リヤアームの揺動端を、左右に並設さ
れて互いに結合される左、右側ケースにより構成してケ
ース構造とし、上記電動機のハウジングを上記左、右側
ケースにより形成してある。
【0053】このため、上記したように、電動機の出力
軸が後車軸により形成され、上記電動機のハウジングが
リヤアームの左、右側ケースにより形成されたことか
ら、従来、上記電動機がリヤアームや後車軸に対し別個
に設けられていたことに比べて、上記リヤアームや後車
軸が利用された分、電動二輪車の車両構成部品の部品点
数が少なくなって、電動二輪車の構成が簡単となる。
【0054】また、上記したように、電動機のハウジン
グを上記リヤアームの揺動端により形成してある。
【0055】このため、上記後車軸の軸方向で、リヤア
ームの揺動端と電動機とが互いに重なり合うことから、
上記リヤアームの揺動端と電動機とを単に車体幅方向で
並設させていた従来の技術に比べて、後輪周りのこれら
車両構成部品は車体幅方向でコンパクトに配設されるこ
ととなる。
【0056】よって、上記車両構成部品の組み合せ体の
車体幅方向の寸法を小さくでき、その分、電動二輪車
の取り回しが容易にできる。
【0057】請求項2の発明は、上記左、右側ケースの
うち、上記後車軸の軸方向で、上記後輪から遠い側のケ
ースに形成したボス部に上記後車軸を支承させ、上記回
転支持体における上記外縁部よりも径方向での内側部分
に、上記ボス部に向って開口する凹部を形成し、この凹
部に上記ボス部を嵌入させてある。
【0058】このため、上記した凹部へのボス部の嵌入
により、上記電動機において、上記ステータを取り付け
る回転支持体の外縁部と、上記左側ケースのボス部と
が、上記後車軸の軸方向で互いに重なり合うことから、
上記回転支持体とボス部とが車体幅方向でコンパクトに
配設されることとなる。
【0059】よって、上記電動機の車体幅方向での寸法
を小さくでき、これに伴い、上記後輪周りの車両構成部
品の組み合せ体の車体幅方向での寸法を更に小さくで
き、その分、電動二輪車の取り回しが更に容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で図2の1‐1線矢視断面図であ
る。
【図2】第1実施例で全体側面図である。
【図3】第1実施例で後輪側の概略平面図である。
【図4】第2実施例で図1の一部に相当する図である
【符号の説明】
1 電動二輪車 2 車体フレーム 7 リヤアーム 9 揺動端 10 後車軸10a 軸心 11 後輪 13 電動機22 左側ケース 22a ボス部 23 右側ケース 31 ステータ 34 回転支持体 34a 凹部 37 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−275427(JP,A) 特開 平4−292284(JP,A) 実開 平2−60694(JP,U) 実開 昭62−182050(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 7/12 B62K 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方向に延びてその後端部側が上下に
    揺動自在となるようその前端部が車体フレームに枢支さ
    れるリヤアームを設け、このリヤアームの揺動端の一側
    方に後輪を配設すると共に、この後輪を後車軸により
    記揺動端に支承させ、上記後輪を駆動させる電動機を
    け、この電動機が、ハウジングと、このハウジングの内
    部に設けられると共にこのハウジングに取り付けられる
    ステータと、上記ハウジングに支承される出力軸と、上
    記ハウジングの内部に設けられ上記出力軸に支持されて
    この出力軸と共に回転する回転支持体と、この回転支持
    体の径方向の外縁部に取り付けられて上記ステータに対
    面するロータとを備えた電動二輪車において、上記後車軸と同じ軸心上に、かつ、上記後輪の側方に上
    記電動機を配設し、この電動機の出力軸を上記後車軸に
    より形成し、 上記リヤアームの揺動端を、左右に並設されて互いに結
    合される左、右側ケースにより構成してケース構造と
    し、上記電動機のハウジングを上記左、右側ケースによ
    り形成し た電動二輪車における車両構成部品配設構造。
  2. 【請求項2】 上記左、右側ケースのうち、上記後車軸
    の軸方向で、上記後輪から遠い側のケースに形成したボ
    ス部に上記後車軸を支承させ、上記回転支持体における
    上記外縁部よりも径方向での内側部分に、上記ボス部に
    向って開口する凹部を形成し、この凹部に上記ボス部を
    嵌入させた請求項1に記載の電動二輪車における車両構
    成部品配設構造。
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