JP3276643B2 - 電動二輪車の動力ユニット冷却構造 - Google Patents

電動二輪車の動力ユニット冷却構造

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JP3276643B2
JP3276643B2 JP16203491A JP16203491A JP3276643B2 JP 3276643 B2 JP3276643 B2 JP 3276643B2 JP 16203491 A JP16203491 A JP 16203491A JP 16203491 A JP16203491 A JP 16203491A JP 3276643 B2 JP3276643 B2 JP 3276643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動二輪車の動力ユ
ニット冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電動二輪車には、近時、次のように構成
されたものが提案されている。
【0003】即ち、電動二輪車の動力ユニットが、車体
フレームの下部後方に配置されて前後方向に延びその後
端部側が上下に揺動自在となるようその前端部が上記車
体フレームに枢支される動力伝達装置と、この動力伝達
装置の揺動端に支承される後輪と、上記動力伝達装置の
前端部に突設されてこの動力伝達装置を介し上記後輪に
向けて動力を出力する電動機とを備え、この電動機の動
力を上記動力伝達装置を介して後輪に伝えることによ
り、電動二輪車が走行可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記動力伝
達装置は前後に長く形成されていて、その外面は大きい
ものである。このため、動力伝達時にこの動力伝達装置
で発生する熱は走行風によって冷却され易い。
【0005】しかし、電動機は外面の面積が上記動力伝
達装置のそれに比べて小さいものであるため、その駆動
による発熱が走行風によっては十分に冷却されないおそ
れがあり、この場合には、動力ユニットの寿命が低下す
るという不都合を生じる。
【0006】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、電動二輪車の動力ユニットにおい
て、電動機が走行風によって十分に冷却されるように
し、これにり、上記動力ユニットの寿命向上が得られる
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電動二輪車の動力ユニット冷却構造は、次の
如くである。
【0008】請求項1の発明は、図1〜に例示するよ
うに、車体フレーム2の下部後方に配置されて前後方向
に延びその後端部側が上下に揺動自在となるようその前
部が上記車体フレーム2に枢支される動力伝達装置21
と、この動力伝達装置21の揺動端に支承される後輪3
0と、上記動力伝達装置21の前部に突設されてこの動
力伝達装置21を介し上記後輪30に向けて動力を出力
する電動機20とを備えた電動二輪車という「前提条
件」において
【0009】記動力伝達装置21の前部の左右側面の
うち一側面にその外側方に向けて上記電動機20を突設
し、この電動機20の突出端の端面と、上記動力伝達装
置21の前部の他側面とにそれぞれ冷却フィン54を突
設すると共に、上記電動機20と動力伝達装置21の前
部のそれぞれ前面に他の冷却フィン63を突設し、
【0010】前後方向に延びて走行風53を上記各冷却
フィン54,63に向うよう案内する空気案内ダクト6
4を設け、この空気案内ダクト64を上記車体フレーム
2の側端部の下方に配置すると共に、上記空気案内ダク
ト64の後端部を車体の幅方向で車体の内側に向って屈
曲させたものである。
【0011】請求項の発明は、図8,9に例示するよ
うに、上記「前提条件」において、
【0012】上記動力伝達装置21の前部の左右側面の
うち一側面にその外側方に向けて上記電動機20を突設
し、この電動機20の突出端の端面と、上記動力伝達装
置21の前部の他側面とにそれぞれ冷却フィン54を突
設すると共に、上記電動機20と動力伝達装置21の前
部のそれぞれ前面に他の冷却フィン63を突設し、
【0013】上記各冷却フィン54,63をその外側方
から覆うサイドカバー38を設け、このサイドカバー3
8の外側方を流れる走行風53を上記冷却フィン54,
63に向けて案内する空気案内パイプ69を設けたもの
である。
【0014】請求項の発明は、図10〜13に例示す
るように、上記「前提条件」において、
【0015】上記動力伝達装置21の前部にその外側方
に向けて上記電動機20を突設し、この電動機20の外
周面のほぼ全体に冷却フィン71を突設し、
【0016】上記電動機20を上下からそれぞれ覆う上
導風板72と下導風板73とを設け、これら両板72,
73が後方に向うに従い互いに接近すると共に、上記電
動機20の後部外周面に沿って延びるよう成形したもの
である。
【0017】請求項の発明は、図14〜17に例示す
るように、上記「前提条件」において、
【0018】上記動力伝達装置21の前部にその外側方
に向けて延長ケース80を突設し、左右に延びて上記延
長ケース80に支承され上記後輪30側と連動連結され
る入力軸81を設け、この入力軸81の径方向外方に向
けて上記延長ケース80に上記電動機20を突設し、こ
の電動機20の出力軸20aに上記入力軸81をベベル
ギヤ組88により連動連結させ、
【0019】上記電動機20の突出端の端面と、外周面
のほぼ全体とにそれぞれ冷却フィン54,63,71を
突設したものである。
【0020】
【作 用】上記各発明による作用は次の如くである。
【0021】請求項1の発明は、車体フレーム2の下部
後方に配置されて前後方向に延びその後端部側が上下に
揺動自在となるようその前部が上記車体フレーム2に枢
支される動力伝達装置21と、この動力伝達装置21の
揺動端に支承される後輪30と、上記動力伝達装置21
の前部に突設されてこの動力伝達装置21を介し上記後
輪30に向けて動力を出力する電動機20とを備えた電
動二輪車という「前提条件」において
【0022】記動力伝達装置21の前部の左右側面の
うち一側面にその外側方に向けて上記電動機20を突設
し、この電動機20の突出端の端面と、上記動力伝達装
置21の前部の他側面とにそれぞれ冷却フィン54を突
設すると共に、上記電動機20と動力伝達装置21の前
部のそれぞれ前面に他の冷却フィン63を突設してあ
る。
【0023】このため、上記電動機20は、この電動機
20の突出端の端面と前面とに突設された冷却フィン5
4,63によって走行風53により直接的に冷却される
と共に、上記動力伝達装置21の前部の他側面と前面と
に突設された冷却フィン54,63によっても間接的に
冷却され、これにより、上記電動機20が十分に冷却さ
れる。
【0024】また、前後方向に延びて走行風53を上記
各冷却フィン54,63に向うよう案内する空気案内ダ
クト64を設け、この空気案内ダクト64を上記車体フ
レーム2の側端部の下方に配置すると共に、上記空気案
内ダクト64の後端部を車体の幅方向で車体の内側に向
って屈曲させてある。
【0025】このため、車体幅方向で車体フレーム2の
中央寄りを通る走行風53よりも勢いの大きい車体フレ
ーム2の側端部側の走行風53が、上記空気案内ダクト
64の後端部を通して上記各冷却フィン54,63に、
より確実に案内され、これにより、上記電動機20が十
分に冷却される。
【0026】請求項の発明は、上記「前提条件」にお
いて、
【0027】上記動力伝達装置21の前部の左右側面の
うち一側面にその外側方に向けて上記電動機20を突設
し、この電動機20の突出端の端面と、上記動力伝達装
置21の前部の他側面とにそれぞれ冷却フィン54を突
設すると共に、上記電動機20と動力伝達装置21の前
部のそれぞれ前面に他の冷却フィン63を突設してあ
る。
【0028】このため、上記電動機20は、この電動機
20の突出端の端面と前面とに突設された冷却フィン5
4,63によって走行風53により直接的に冷却される
と共に、上記動力伝達装置21の前部の他側面と前面と
に突設された冷却フィン54,63によっても間接的に
冷却され、これにより、上記電動機20が十分に冷却さ
れる。
【0029】また、上記各冷却フィン54,63をその
外側方から覆うサイドカバー38を設け、このサイドカ
バー38の外側方を流れる走行風53を上記冷却フィン
54,63に向けて案内する空気案内パイプ69を設け
てある。
【0030】このため、上記サイドカバー38により電
動二輪車1の見栄えが良好に保たれると共に、走行風5
3が上記空気案内パイプ69を通して上記各冷却フィン
54,63に、より確実に案内され、これにより、上記
電動機20が十分に冷却される。
【0031】請求項の発明は、上記「前提条件」にお
いて、
【0032】上記動力伝達装置21の前部にその外側方
に向けて上記電動機20を突設し、この電動機20の外
周面のほぼ全体に冷却フィン71を突設てある。
【0033】このため、上記電動機20は、その外周面
のほぼ全体にわたり走行風53により冷却され、これに
より、上記電動機20が十分に冷却される。
【0034】また、上記電動機20を上下からそれぞれ
覆う上導風板72と下導風板73とを設け、これら両板
72,73が後方に向うに従い互いに接近すると共に、
上記電動機20の後部外周面に沿って延びるよう成形し
てある。
【0035】このため、走行風53が上記上導風板72
と下導風板73とにより上記電動機20の後面側にまで
案内され、これにより、上記電動機20が十分に冷却さ
れる。
【0036】請求項の発明は、上記「前提条件」にお
いて、
【0037】上記動力伝達装置21の前部にその外側方
に向けて延長ケース80を突設し、左右に延びて上記延
長ケース80に支承され上記後輪30側と連動連結され
る入力軸81を設け、この入力軸81の径方向外方に向
けて上記延長ケース80に上記電動機20を突設し、こ
の電動機20の出力軸20aに上記入力軸81をベベル
ギヤ組88により連動連結させてある。
【0038】このため、上記延長ケース80を設けた
分、上記動力ユニット17の外表面が増加することか
ら、走行風53により上記電動機20が十分に冷却され
る。
【0039】また、上記電動機20の突出端の端面と、
外周面のほぼ全体とにそれぞれ冷却フィン54,63,
71を突設してある。
【0040】このため、上記電動機20は、その外表面
のほぼ全体にわたり走行風53により効果的に冷却さ
れ、これにより、上記電動機20が十分に冷却される。
【0041】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0042】(第1実施例)
【0043】図1から図は第1実施例を示している。
【0044】図において、符号1はスクータ形の電動二
輪車で、図中矢印Frはその前方を示している。また、
下記する左右とは、上記前方に向っての車体の幅方向を
いうものとする。
【0045】上記電動二輪車1の車体フレーム2は、ア
ンダーボーン形をなしており、この車体フレーム2は、
その前端に位置するヘッドパイプ3と、このヘッドパイ
プ3から後下方に向って延びる前部フレーム4と、この
前部フレーム4の後端から後方に向ってほぼ水平に延び
る水平部フレーム5と、この水平部フレーム5の後端か
ら一旦後上方に向って延びた後、後方にほぼ水平に延び
る後部フレーム6とで構成され、これらは樹脂材により
一体成形されている。
【0046】上記ヘッドパイプ3には操向軸8が操向自
在に支承され、この操向軸8の下端にステアリングナッ
クル9が取り付けられている。そして、このステアリン
グナックル9の下端には、互いに連結されたリンク10
と緩衝器11とを介して前輪12が支承されている。ま
た、上記操向軸8の上端にはハンドル13が取り付けら
れている。
【0047】図1から図3、および図6において、17
は動力ユニットで、この動力ユニット17は交流の走行
駆動電動機20と、動力伝達装置21とで構成されてい
る。
【0048】上記電動機20は軸心が左右に延びるケー
シング23を有している。このケーシング23内に出力
軸20aとロータ20bとが一体的に回転自在に支承さ
れ、上記ロータ20bに対応してステータ20cが同上
ケーシング23に取り付けられている。
【0049】上記動力伝達装置21は、上記車体フレー
ム2の下部後方に配置されて前後方向に長く延びる伝動
ケース22を有し、この伝動ケース22は左側ケース2
2aと右側ケース22bとで構成されて、これらはボル
ト22cにより互いにねじ止めされている。上記伝動ケ
ース22の後部には入力軸21a、中間軸21b、およ
び後車軸21cが支承され、これらは減速用の歯車群2
1dで互いに連動連結されている。
【0050】前記ケーシング23は右側ケース22bの
前部右側面から突設され、これらは一体成形されてい
る。そして、上記出力軸20aと入力軸21aとはチェ
ーン巻掛手段21eにより互いに連動連結されている。
【0051】一方、前記後部フレーム6の前後方向の中
途部下面には、板金製のブラケット25がボルト26に
よりねじ止めされている。そして、このブラケット25
に対し、前記伝動ケース22の前部とケーシング23の
各上面に突設された支持片27,27が枢支軸28によ
り枢支され、この枢支軸28回りに上記伝動ケース22
の後端部側が上下に揺動自在とされている。また、特
に、図1、図2、および図5で示すように、上記伝動ケ
ース22の後部は前記後部フレーム6の後部に緩衝器2
9により支持され、前記後車軸21cの右端突出端に後
輪30が支承され、この後輪30は上記後車軸21cを
介し上記動力伝達装置21の揺動端に支承されている。
【0052】上記動力伝達装置21の伝動ケース22の
前部の左右側面のうち一側面である右側面にその外側方
に向けて前記電動機20が突設され、上記電動機20の
動力が前記チェーン巻掛手段21eや歯車群21dなど
を介し後輪30に向けて出力され、この後輪30に上記
動力が伝えられることにより、電動二輪車1の走行が可
能とされている。この走行の際、車体が路面31から受
ける衝撃は上記緩衝器11,29によって吸収される。
【0053】その他、32はリヤフェンダで、これは後
部フレーム6の下面に一体成形され、後輪30で跳ね上
げられた泥等が電動機20に向うことを防止する。
【0054】図1から図3において、上記後部フレーム
6上には収納箱33が設けられている。この収納箱33
も樹脂材で上記後部フレーム6に一体成形されて、部品
点数の増加が抑えられている。この収納箱33はその上
部に開口34を有し、同上収納箱33上にシート35が
支持されている。このシート35の前端は上記収納箱3
3の上部前端に枢支ピン36により枢支され、この枢支
ピン36回りにシート35の後部が上下回動自在とされ
ている。
【0055】そして、このシート35を図示するように
下方回動させれば、ライダーが着座可能となり、一方、
上方回動させれば、上記開口34が開放されて、上記収
納箱33に対しヘルメットなど小物の出し入れが可能と
なる。また、上記したようにシート35を下方回動させ
たとき、このシート35によって、上記開口34が閉じ
られるようになっており、この状態で、上記シート35
を収納箱33側にロックできるロック手段37が設けら
れている。
【0056】また、上記後部フレーム6と収納箱33を
左右外側方から覆う左右一対のサイドカバー38,38
が設けられ、これらは左右対称形をなしている。
【0057】図1から図4において、前記水平部フレー
ム5上には、シート35に着座したライダーが足を載せ
るためのフートレストフロア39が設けられている。こ
のフートレストフロア39の下面側に沿ってバッテリ4
0が設けられ、このバッテリ40は4つの単体40aで
構成されている。上記バッテリ40は、前記電動機20
の電源となるものであって、前記水平部フレーム5に支
持されている。
【0058】この場合、この水平部フレーム5は幅広で
偏平な箱状の本体部55と、この本体部55の上面にボ
ルト56により着脱自在にねじ止めされるカバー板57
とで構成されている。そして、上記本体部55の上面部
に凹部42が形成され、この凹部42の開口43が上方
に向って開放され、この開口43は上記カバー板57
よって開閉自在に閉じられている。そして、前記各単体
40aは各凹部42にそれぞれ挿抜自在に収納され、こ
の際、各単体40aと各凹部42の内面との間には発泡
スチロール製の断熱、緩衝材45がそれぞれ介設されて
いる。また、アンダーカバー50の各側縁は本体部55
の側面に沿い上方に延びて、カバー板57の側縁に嵌り
込んでいる。
【0059】上記車体フレーム2における水平部フレー
ム5は断面箱形となっており、このため、十分の強度を
有する構造となっている。一方、前部フレーム4や後部
フレーム6はその各側面にリブ46が形成されて、これ
により強度向上が図られている。このようにして、全体
的に軽くて高剛性の車体フレーム2が得られることとな
っている。また、前記したように後部フレーム6に収納
箱33を一体化したことによっても、車体フレーム2の
強度向上が図られている
【0060】1において、上記フートレストフロア3
9に載せられたライダーの足を前方から覆うレッグシー
ルド49が設けられる。また、このレッグシールド49
は前記ヘッドパイプ3、前部フレーム4、および操向軸
8を覆っている。図1において、前記水平部フレーム5
の下面を覆うアンダーカバー50が設けられている。図
4において、51は水抜き孔である。
【0061】図1と図2において、上記後部フレーム6
の前端下面には、メインスタンド52が設けられてい
る。このメインスタンド52は、ばねにより付勢されて
図中実線図示の上方回動姿勢と、仮想線図示の下方回動
姿勢のいずれかを選択できるようになっている。そし
て、上方回動姿勢にすれば、電動二輪車1の走行が可能
であり、下方回動姿勢にすれば、電動二輪車1を自立状
態に保持させることができる。
【0062】上記構成において、動力ユニット17を走
行風53により冷却させるため、次のように構成されて
いる。
【0063】即ち、図1、図2、および図6において、
上記動力伝達装置21の伝動ケース22の前部の左右側
面のうち他側面である左側面と、上記動力伝達装置21
の前部からの上記電動機20の突出端の端面であるケー
シング23の右側面とにそれぞれ複数の冷却フィン54
が突設され、これら各冷却フィン54はそれぞれ後上が
り状に延びるよう成形されている。
【0064】そして、電動二輪車1が走行するとき、水
平部フレーム5の下面側を通ってきた走行風53が上記
動力ユニット17を全体的に冷却すると共に、特に、そ
の一部が冷却フィン54間を通って後上方に流れ、特に
電動機20を十分に冷却する。
【0065】図1、図2、および図6において、冷却フ
ィン54は前後にほぼ水平に延び、伝動ケース22の前
部の前面と、上記動力伝達装置21の前部からの上記電
動機20の突出部におけるケーシング23の前面を含む
外周面とには左右に延びる他の冷却フィン63が複数突
設されている。
【0066】図1、図2、および図7において、水平部
フレーム5とアンダーカバー50の左右各側部の間には
前後方向に延びる空気案内ダクト64,64が設けら
れ、その前端開口65は前方に向って開口し、後端開口
66が上記各冷却フィン54,63に向うよう上記各空
気案内ダクト64の後端部がそれぞれ車体の幅方向で車
体の内側に向って屈曲させられている。
【0067】記各前端開口65を覆う板金製のカバー
体67が設けられ、このカバー体67は水平部フレーム
5に支持されている。このカバー体67は各前端開口6
5を前方、上方、車体内側方からそれぞれ覆っている。
【0068】そして、カバー体67を迂回して前端開口
65を通り空気案内ダクト64に導入された走行風53
は、後端開口66から各冷却フィン54,63に向うよ
う案内され、これにより、電動機20の冷却が特に効果
的に行なわれる。
【0069】また、この場合、前輪12で跳ね上げられ
た小石や泥が前端開口65を通り空気案内ダクト64に
入り込もうとすることは上記カバー体67により防止さ
れる。
【0070】以下の各図は第2〜第6実施例を示してい
る。なお、これら実施例が上記第1実施例に共通する構
成、作用については図にその共通の符号を付して、その
説明を省略する。
【0071】(第実施例)
【0072】図と図は第実施例を示している。
【0073】これによれば、冷却フィン54は前後にほ
ぼ水平に延び、また、伝動ケース22の前部の前面と、
ケーシング23の前面を含む外周面には第実施例と同
じく、冷却フィン63が突設されている。上記各冷却フ
ィン54,63の各群の前部はその外側方から各サイド
カバー38によって覆われている。
【0074】側面視で、上記各冷却フィン54,63の
前方近傍で、上記サイドカバー38のうち左側のサイド
カバー38には空気案内パイプ69が取り付けられてい
る。そして、上記サイドカバー38の外側方を流れる走
行風53が上記空気案内パイプ69を通り上記各冷却フ
ィン54,63に向けて案内され、特に電動機20が十
分に冷却されるようになっている。
【0075】なお、図例では、左側のサイドカバー38
だけを図示し、かつ、このサイドカバー38にだけ空気
案内パイプ69を設けたものを示したが、右側のサイド
カバー38にも設けてもよい。
【0076】(第実施例)
【0077】図10から図12は第実施例を示してい
る。
【0078】これによれば、ケーシング23の外周面の
ほぼ全体にその周方向に延びる環状の冷却フィン71が
複数突設されている。また、上記ケーシング23の後半
分を上下からそれぞれ覆う上導風板72と下導風板73
とが設けられ、これらはケーシング23に突設された支
持部74にボルト75によりねじ止めされている。
【0079】上記上導風板72と下導風板73とは後方
に向うに従い互いに接近すると共に、上記ケーシング2
3の外周面に沿って延びるよう成形され、具体的には、
上記上導風板72と下導風板73の各後部は、出力軸2
0aを中心とする円弧形に成形されている。また、これ
らの各前縁72a,73aはそれぞれケーシング23か
ら離れるように折り曲げられ、ベルマウス形状とされて
いる。一方、各後縁72b,73bは互いに対面し、か
つ、ここから後方に向うに従い互いに離れる方向に折り
曲げられている。また、上導風板72の後縁72bの方
が下導風板73の後縁73bよりも少し後方に長くさ
れ、これら両者間が排出スリット76となっている。
【0080】そして、走行風53は上導風板72と下導
風板73とに案内されて、各冷却フィン71間を通過
し、排出スリット76を通って後方に排出される。これ
により、特に電動機20が効果的に冷却される。
【0081】(第実施例)
【0082】図13は第実施例を示している。
【0083】この基本構成は、前記第実施例と同じで
あるため、異なる構成についてのみ説明すると、下導風
板73はほぼ水平に延びる平板をなしている。また、上
導風板72の後部は一旦ほぼ垂直下方に延び、その後縁
72bは後方に向ってほぼ直角に折り曲げられている。
【0084】(第実施例)
【0085】図14と図15とは第実施例を示してい
る。
【0086】これによれば、前部フレーム4、水平部フ
レーム5、および後部フレーム6は全てパイプ材により
一体成形されている。また、ステアリングナックル9に
代えてフロントフォーク78が設けられている。バッテ
リ40は後部フレーム6に支持されている。
【0087】伝動ケース22の前部に右側方に向けて延
長ケース80が突設されている。この延長ケース80に
左右に延びる入力軸81が支承され、この入力軸81は
後輪30側と連動連結されている。具体的には、上記入
力軸81に駆動プーリ82が取り付けられている。一
方、伝動ケース22の後部に後車軸83が支承され、こ
の後車軸83に従動プーリ84が支承され、上記駆動プ
ーリ82と従動プーリ84とにVベルト85が巻き掛け
られている。
【0088】上記駆動プーリ82と共に回転する重り8
6が設けられている。そして、電動機20が作動すれ
ば、これに伴い上記駆動プーリ82が回転し、この回転
に伴い重り86に遠心力が生じることとなる。すると、
この遠心力の大きさに比例して、同上駆動プーリ82に
おけるプーリ巻き掛け径が大きくなる一方、従動プーリ
84におけるプーリ巻き掛け径が小さくなるようになっ
ている。
【0089】上記延長ケース80の前面に上記入力軸8
1の径方向外方である前方に向けて電動機20が突設さ
れ、電動機20の出力軸20aに上記入力軸81がベベ
ルギヤ組88により連動連結されている。
【0090】上記電動機20の突出端の端面であるケー
シング23の前面に冷却フィン54が突設されて左右に
延び、ケーシング23外周面のほぼ全体に冷却フィン6
3が突設されて前後に向って延びている。
【0091】(第実施例)
【0092】図16と図17は第実施例を示してい
る。
【0093】この基本構成は、前記第実施例と同じで
あるため、異なる構成についてのみ説明すると、延長ケ
ース80の上面から上方に向けて電動機20が突設され
ている。また、上記電動機20の外周面のほぼ全体に冷
却フィン71が突設されている。
【0094】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0095】請求項1の発明は、車体フレームの下部後
方に配置されて前後方向に延びその後端部側が上下に揺
動自在となるようその前部が上記車体フレームに枢支さ
れる動力伝達装置と、この動力伝達装置の揺動端に支承
される後輪と、上記動力伝達装置の前部に突設されてこ
の動力伝達装置を介し上記後輪に向けて動力を出力する
電動機とを備えた電動二輪車という「前提条件」におい
【0096】記動力伝達装置の前部の左右側面のうち
一側面にその外側方に向けて上記電動機を突設し、この
電動機の突出端の端面と、上記動力伝達装置の前部の他
側面とにそれぞれ冷却フィンを突設すると共に、上記電
動機と動力伝達装置の前部のそれぞれ前面に他の冷却フ
ィンを突設してある。
【0097】このため、上記電動機は、この電動機の突
出端の端面と前面とに突設された冷却フィンによって走
行風により直接的に冷却されると共に、上記動力伝達装
置の前部の他側面と前面とに突設された冷却フィンによ
っても間接的に冷却され、これにより、上記電動機が十
分に冷却される。
【0098】また、前後方向に延びて走行風を上記各冷
却フィンに向うよう案内する空気案内ダクトを設け、こ
の空気案内ダクトを上記車体フレームの側端部の下方に
配置すると共に、上記空気案内ダクトの後端部を車体の
幅方向で車体の内側に向って屈曲させてある。
【0099】このため、車体幅方向で車体フレームの中
央寄りを通る走行風よりも勢いの大きい車体フレームの
側端部側の走行風が、上記空気案内ダクトの後端部を通
して上記各冷却フィンに、より確実に案内され、これに
より、上記電動機が十分に冷却される。
【0100】よって、電動機の熱が、この電動機を備え
る動力ユニットに悪影響を及ぼすことが防止され、この
動力ユニットの寿命向上が得られるという「効果」が生
じる。
【0101】請求項の発明は、上記「前提条件」にお
いて、
【0102】上記動力伝達装置の前部の左右側面のうち
一側面にその外側方に向けて上記電動機を突設し、この
電動機の突出端の端面と、上記動力伝達装置の前部の他
側面とにそれぞれ冷却フィンを突設すると共に、上記電
動機と動力伝達装置の前部のそれぞれ前面に他の冷却フ
ィンを突設してある。
【0103】このため、上記電動機は、この電動機の突
出端の端面と前面とに突設された冷却フィンによって走
行風により直接的に冷却されると共に、上記動力伝達装
置の前部の他側面と前面とに突設された冷却フィンによ
っても間接的に冷却され、これにより、上記電動機が十
分に冷却される。
【0104】また、上記各冷却フィンをその外側方から
覆うサイドカバーを設け、このサイドカバーの外側方を
流れる走行風を上記冷却フィンに向けて案内する空気案
内パイプを設けてある。
【0105】このため、上記サイドカバーにより電動二
輪車の見栄えが良好に保たれると共に、走行風が上記空
気案内パイプを通して上記各冷却フィンに、より確実に
案内され、これにより、上記電動機が十分に冷却され
る。
【0106】よって、前記「効果」が生じる。
【0107】請求項の発明は、上記「前提条件」にお
いて、
【0108】上記動力伝達装置の前部にその外側方に向
けて上記電動機を突設し、この電動機の外周面のほぼ全
体に冷却フィンを突設てある。
【0109】このため、上記電動機は、その外周面のほ
ぼ全体にわたり走行風により冷却され、これにより、上
記電動機が十分に冷却される。
【0110】また、上記電動機を上下からそれぞれ覆う
上導風板と下導風板とを設け、これら両板が後方に向う
に従い互いに接近すると共に、上記電動機の後部外周面
に沿って延びるよう成形してある。
【0111】このため、走行風が上記上導風板と下導風
板とにより上記電動機の後面側にまで案内され、これに
より、上記電動機が十分に冷却される。
【0112】よって、前記「効果」が生じる。
【0113】請求項の発明は、上記「前提条件」にお
いて、
【0114】上記動力伝達装置の前部にその外側方に向
けて延長ケースを突設し、左右に延びて上記延長ケース
に支承され上記後輪側と連動連結される入力軸を設け、
この入力軸の径方向外方に向けて上記延長ケースに上記
電動機を突設し、この電動機の出力軸に上記入力軸をベ
ベルギヤ組により連動連結させてある。
【0115】このため、上記延長ケースを設けた分、上
記動力ユニットの外表面が増加することから、走行風に
より上記電動機が十分に冷却される。
【0116】また、上記電動機の突出端の端面と、外周
面のほぼ全体とにそれぞれ冷却フィンを突設してある。
【0117】このため、上記電動機は、その外表面のほ
ぼ全体にわたり走行風により効果的に冷却され、これに
より、上記電動機が十分に冷却される。
【0118】よって、前記「効果」が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で側面図である。
【図2】第1実施例で平面図である。
【図3】第1実施例で図1の3‐3線矢視断面図であ
る。
【図4】第1実施例で図1の4‐4線矢視断面図であ
る。
【図5】第1実施例で図1の5‐5線矢視断面図であ
る。
【図6】第1実施例で動力ユニットの平面断面図であ
る。
【図7】第実施例で図1の7矢視図である。
【図8】第2実施例で側面図である。
【図9】第2実施例で平面図である。
【図10】第実施例で斜視図である。
【図11】第3実施例で平面部分断面図である。
【図12】第3実施例で側面断面図である。
【図13】第4実施例で側面断面図である。
【図14】第実施例で側面図である。
【図15】第実施例で平面断面図である。
【図16】第実施例で側面図である。
【図17】第6実施例で平面断面図である。
【符号の説明】
1 電動二輪車 2 車体フレーム 17 動力ユニット 20 電動機 20a 出力軸 21 動力伝達装置 30 後輪 38 サイドカバー 53 走行風 54 冷却フィン 63 冷却フィン 64 空気案内ダクト 71 冷却フィン 72 上導風板 73 下導風板 80 延長ケース 81 入力軸 88 ベベルギヤ組
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−128789(JP,A) 特開 平2−120198(JP,A) 実開 昭58−132257(JP,U) 実開 平3−63094(JP,U) 実開 平2−60694(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62L 39/00 B60L 11/18 B62K 11/00 B62M 7/02 H02K 9/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体フレームの下部後方に配置されて前
    後方向に延びその後端部側が上下に揺動自在となるよう
    その前部が上記車体フレームに枢支される動力伝達装置
    と、この動力伝達装置の揺動端に支承される後輪と、上
    記動力伝達装置の前部に突設されてこの動力伝達装置を
    介し上記後輪に向けて動力を出力する電動機とを備えた
    電動二輪車において、 上記動力伝達装置の前部の左右側面のうち一側面にその
    外側方に向けて上記電動機を突設し、この電動機の突出
    端の端面と、上記動力伝達装置の前部の他側面とにそれ
    ぞれ冷却フィンを突設すると共に、上記電動機と動力伝
    達装置の前部のそれぞれ前面に他の冷却フィンを突設
    し、 前後方向に延びて走行風を上記各冷却フィンに向うよう
    案内する空気案内ダクトを設け、この空気案内ダクトを
    上記車体フレームの側端部の下方に配置すると共に、上
    記空気案内ダクトの後端部を車体の幅方向で車体の内側
    に向って屈曲させた電動二輪車の動力ユニット冷却構
    造。
  2. 【請求項2】 車体フレームの下部後方に配置されて前
    後方向に延びその後端部側が上下に揺動自在となるよう
    その前部が上記車体フレームに枢支される動力伝達装置
    と、この動力伝達装置の揺動端に支承される後輪と、上
    記動力伝達装置の前部に突設されてこの動力伝達装置を
    介し上記後輪に向けて動力を出力する電動機とを備えた
    電動二輪車において、 上記動力伝達装置の前部の左右側面のうち一側面にその
    外側方に向けて上記電動機を突設し、この電動機の突出
    端の端面と、上記動力伝達装置の前部の他側面とにそれ
    ぞれ冷却フィンを突設すると共に、上記電動機と動力伝
    達装置の前部のそれぞれ前面に他の冷却フィンを突設
    し、 上記各冷却フィンをその外側方から覆うサイドカバーを
    設け、このサイドカバーの外側方を流れる走行風を上記
    冷却フィンに向けて案内する空気案内パイプを設けた電
    動二輪車の動力ユニット冷却構造。
  3. 【請求項3】 車体フレームの下部後方に配置されて前
    後方向に延びその後端部側が上下に揺動自在となるよう
    その前部が上記車体フレームに枢支される動力伝達装置
    と、この動力伝達装置の揺動端に支承される後輪と、上
    記動力伝達装置の前部に突設されてこの動力伝達装置を
    介し上記後輪に向けて動力を出力する電動機とを備えた
    電動二輪車において、 上記動力伝達装置の前部にその外側方に向けて上記電動
    機を突設し、この電動機の外周面のほぼ全体に冷却フィ
    ンを突設し、 上記電動機を上下からそれぞれ覆う上導風板と下導風板
    とを設け、これら両板が後方に向うに従い互いに接近す
    ると共に、上記電動機の後部外周面に沿って延びるよう
    成形した電動二輪車の動力ユニット冷却構造。
  4. 【請求項4】 車体フレームの下部後方に配置されて前
    後方向に延びその後端部側が上下に揺動自在となるよう
    その前部が上記車体フレームに枢支される動力伝達装置
    と、この動力伝達装置の揺動端に支承される後輪と、上
    記動力伝達装置の前部に突設されてこの動力伝達装置を
    介し上記後輪に向けて動力を出力する電動機とを備えた
    電動二輪車において、 上記動力伝達装置の前部にその外側方に向けて延長ケー
    スを突設し、左右に延びて上記延長ケースに支承され上
    記後輪側と連動連結される入力軸を設け、この入力軸の
    径方向外方に向けて上記延長ケースに上記電動機を突設
    し、この電動機の出力軸に上記入力軸をベベルギヤ組に
    より連動連結させ、 上記電動機の突出端の端面と、外周面のほぼ全体とにそ
    れぞれ冷却フィンを突設した電動二輪車の動力ユニット
    冷却構造。
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