JP3133195B2 - 荷物運搬エスカレーター装置 - Google Patents
荷物運搬エスカレーター装置Info
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- JP3133195B2 JP3133195B2 JP05169657A JP16965793A JP3133195B2 JP 3133195 B2 JP3133195 B2 JP 3133195B2 JP 05169657 A JP05169657 A JP 05169657A JP 16965793 A JP16965793 A JP 16965793A JP 3133195 B2 JP3133195 B2 JP 3133195B2
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- Japan
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- base
- load
- escalator
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- luggage
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷物運搬エスカレーター
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、荷物仕分けセンターにおいて
は、トラック等で一階フロアに集荷されてくる荷物は二
階フロアに搬送され、ここで仕分けされたのち、一階フ
ロアに搬送される。
は、トラック等で一階フロアに集荷されてくる荷物は二
階フロアに搬送され、ここで仕分けされたのち、一階フ
ロアに搬送される。
【0003】ここで、一階フロアと二階フロアの間の荷
物搬送装置として、従来、リフター、エレベータ等が使
用されているが、この種の運搬装置は間欠的運搬を行う
関係上、搬送効率が小さい。
物搬送装置として、従来、リフター、エレベータ等が使
用されているが、この種の運搬装置は間欠的運搬を行う
関係上、搬送効率が小さい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エスカレー
ターは連続的運搬を行うのであるから、搬送効率は大き
いのであるが、エスカレーターを使用して搬送を行うと
なると、荷物のエスカレーターへの搬入、エスカレータ
ーからの搬出をエスカレーターのステップの運動にいか
に同期にして迅速かつ安全確実に行うかの問題がある。
ターは連続的運搬を行うのであるから、搬送効率は大き
いのであるが、エスカレーターを使用して搬送を行うと
なると、荷物のエスカレーターへの搬入、エスカレータ
ーからの搬出をエスカレーターのステップの運動にいか
に同期にして迅速かつ安全確実に行うかの問題がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて提案さ
れたもので、大量の荷物をキャスター付きケージを利用
して搬入部でのステップへの荷物の移載を安全迅速、確
実にかつ高効率でエスカレーター移載位置まで自動的に
運搬することのできる経済的なエスカレーターのケージ
搬入装置を提供することを目的とする。
れたもので、大量の荷物をキャスター付きケージを利用
して搬入部でのステップへの荷物の移載を安全迅速、確
実にかつ高効率でエスカレーター移載位置まで自動的に
運搬することのできる経済的なエスカレーターのケージ
搬入装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、所
定形状の荷物を下段基台から上段基台へ、またはその逆
方向へ運搬する荷物運搬エスカレーター装置において、
上記下段基台の下方に配設した下段スプロケットと、上
記上段基台の下方に配設した上段スプロケットと、上記
上下段両スプロケット間に巻掛けた巻掛けリンク手段
と、同巻掛けリンク手段に設けられ、荷物を載置したま
ま同荷物を上方または下方に平行移動して搬送されるよ
うに形成したステップと、上記巻掛けリンク手段を駆動
せしめる第1の駆動手段とを具備し、上記上段基台およ
び下段基台の荷物搬入側となる少なくとも一方の基台に
設けられ上記ステップの幅よりも幅広の間隔を有すると
共に同ステップが上記一方の基台の前方部で上下方向に
貫いて上昇されるように配設される左右一対の平行レー
ルと、同平行レールに沿って設けられ同平行レール上の
荷物に当接し同荷物を前方へ送る送り爪を有する縦送手
段と、同縦送手段により上記レール上を前方へ移動する
上記荷物を 段を有することを特徴とする。
定形状の荷物を下段基台から上段基台へ、またはその逆
方向へ運搬する荷物運搬エスカレーター装置において、
上記下段基台の下方に配設した下段スプロケットと、上
記上段基台の下方に配設した上段スプロケットと、上記
上下段両スプロケット間に巻掛けた巻掛けリンク手段
と、同巻掛けリンク手段に設けられ、荷物を載置したま
ま同荷物を上方または下方に平行移動して搬送されるよ
うに形成したステップと、上記巻掛けリンク手段を駆動
せしめる第1の駆動手段とを具備し、上記上段基台およ
び下段基台の荷物搬入側となる少なくとも一方の基台に
設けられ上記ステップの幅よりも幅広の間隔を有すると
共に同ステップが上記一方の基台の前方部で上下方向に
貫いて上昇されるように配設される左右一対の平行レー
ルと、同平行レールに沿って設けられ同平行レール上の
荷物に当接し同荷物を前方へ送る送り爪を有する縦送手
段と、同縦送手段により上記レール上を前方へ移動する
上記荷物を 段を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、第2の駆動手段が上段スプロ
ケットまたは下段スプロケットのいずれか一方とほぼ同
一の速度で荷物を移動させるため、荷物を第2の駆動手
段へ導入すれば、第2の駆動手段が、第1の駆動手段に
より駆動される巻掛けリンク手段に同期して荷物を移動
させることになり、上段基台または下段基台のいずれか
一方上にある荷物を巻掛けリンク手段に設けられたステ
ップに円滑に載置することができる。そして、これによ
り連続運転される巻掛リンク手段に設けられるステップ
に円滑かつ連続的に荷物を移載することが可能になり、
一方の基台にある荷物を迅速かつ高効率に他方の基台へ
運搬することができる。
ケットまたは下段スプロケットのいずれか一方とほぼ同
一の速度で荷物を移動させるため、荷物を第2の駆動手
段へ導入すれば、第2の駆動手段が、第1の駆動手段に
より駆動される巻掛けリンク手段に同期して荷物を移動
させることになり、上段基台または下段基台のいずれか
一方上にある荷物を巻掛けリンク手段に設けられたステ
ップに円滑に載置することができる。そして、これによ
り連続運転される巻掛リンク手段に設けられるステップ
に円滑かつ連続的に荷物を移載することが可能になり、
一方の基台にある荷物を迅速かつ高効率に他方の基台へ
運搬することができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその全体斜視図、図2は図1の側面図、図3
は図2の要部平面図、図4は制御の概念を示したブロッ
ク図、図5は図2の主要部の作用説明図である。
と、図1はその全体斜視図、図2は図1の側面図、図3
は図2の要部平面図、図4は制御の概念を示したブロッ
ク図、図5は図2の主要部の作用説明図である。
【0009】まず、図1〜図2において、1は本発明に
係るエスカレーターで、エスカレーター1は一階フロア
に沿って縦方向に延びる水平の下段搬入部LTと、二階
フロアに沿って縦方向に水平に延びる上部搬出部UT
と、両者間に傾斜して縦方向に延びる傾行部ITとが一
体的に組立てられている。
係るエスカレーターで、エスカレーター1は一階フロア
に沿って縦方向に延びる水平の下段搬入部LTと、二階
フロアに沿って縦方向に水平に延びる上部搬出部UT
と、両者間に傾斜して縦方向に延びる傾行部ITとが一
体的に組立てられている。
【0010】2は、エスカレーター1で運搬される複数
の直立方体状ケージで、底面の四隅にそれぞれキャスタ
ーローラが配設されている。
の直立方体状ケージで、底面の四隅にそれぞれキャスタ
ーローラが配設されている。
【0011】3は、エスカレーター1の複数の可動ステ
ップで、上端載荷面4が左右1対の平行ローラ5、5を
有するとともに、その下部に突設されたV字状脚足6の
下端に下端ローラー7、7を有し、その載荷面4の後端
は若干後方へ突出したオーバーハング部となっている。
ップで、上端載荷面4が左右1対の平行ローラ5、5を
有するとともに、その下部に突設されたV字状脚足6の
下端に下端ローラー7、7を有し、その載荷面4の後端
は若干後方へ突出したオーバーハング部となっている。
【0012】 ここで、複数の可動ステップ3の循環的
移動を案内する閉曲線レールは各可動ステップ3の左右
1対の先端ローラ5、5と下端ローラ7、7をそれぞれ
案内する左右1対の広幅ガイドレール8、8と狭巾ガイ
ドレール9、9よりからなり、これらガイドレール8、
8、9、9、は複数の支持部材を介してトラス構造とし
て強固に組立られ上段架台US、下段架台LS間に斜設
されている。
移動を案内する閉曲線レールは各可動ステップ3の左右
1対の先端ローラ5、5と下端ローラ7、7をそれぞれ
案内する左右1対の広幅ガイドレール8、8と狭巾ガイ
ドレール9、9よりからなり、これらガイドレール8、
8、9、9、は複数の支持部材を介してトラス構造とし
て強固に組立られ上段架台US、下段架台LS間に斜設
されている。
【0013】10は上端が一階フロアレベル上にあるよ
うに軸支された左右1対よりなる下段スプロケット、1
2は上段スプロケットをなし二階フロアレベルより若干
下方に軸支された左右1対よりなる駆動スプロケットで
あり、駆動スプロケット12は図示省略の第1の駆動手
段となるモーターにより駆動されるが、下段スプロケッ
ト10はアイドラーである。
うに軸支された左右1対よりなる下段スプロケット、1
2は上段スプロケットをなし二階フロアレベルより若干
下方に軸支された左右1対よりなる駆動スプロケットで
あり、駆動スプロケット12は図示省略の第1の駆動手
段となるモーターにより駆動されるが、下段スプロケッ
ト10はアイドラーである。
【0014】13は下段スプロケット10、及び駆動ス
プロケット12にループ状にかけ回された左右1対のエ
ンドレスチェーン(エスカレーターチェーン)で、エン
ドレスチェーン13の各スプロケット10、11、12
間の部分はそれぞれ広巾ガイドレール8に沿って延びて
おり、エンドレスチェーン13には等間隔で複数の可動
ステップ3の前端ローラ5がそれぞれ装着されている。
なお、このエンドレスチェーン13は巻掛けリンク手段
をなすものである。
プロケット12にループ状にかけ回された左右1対のエ
ンドレスチェーン(エスカレーターチェーン)で、エン
ドレスチェーン13の各スプロケット10、11、12
間の部分はそれぞれ広巾ガイドレール8に沿って延びて
おり、エンドレスチェーン13には等間隔で複数の可動
ステップ3の前端ローラ5がそれぞれ装着されている。
なお、このエンドレスチェーン13は巻掛けリンク手段
をなすものである。
【0015】次に図2及び図3において、15、16は
それぞれ下段搬入部LT、上段搬出部UTの主要部材を
なす下段基台、上段基台で両基台は同一構造で、縦方向
の平行レール部17を有し、その外矩巾はケージ巾にほ
ぼ等しく、その内矩巾は可動ステップ3がその前部を上
下方向に相貫することができるように、可動ステップ巾
よりも若干大きく作られ、上記平行レール部17上をケ
ージのキャスターローラーが走行できるようになってお
り、両基台15、16はそれぞれ平行レール部の先端が
互いに向き合う前後対称的な形で配設されている。
それぞれ下段搬入部LT、上段搬出部UTの主要部材を
なす下段基台、上段基台で両基台は同一構造で、縦方向
の平行レール部17を有し、その外矩巾はケージ巾にほ
ぼ等しく、その内矩巾は可動ステップ3がその前部を上
下方向に相貫することができるように、可動ステップ巾
よりも若干大きく作られ、上記平行レール部17上をケ
ージのキャスターローラーが走行できるようになってお
り、両基台15、16はそれぞれ平行レール部の先端が
互いに向き合う前後対称的な形で配設されている。
【0016】このような配置により二階フロアレベルか
ら一階フロアレベルへケージを搬送する際は、上段基台
が上段搬入部となり、下段基台が下段搬出部となること
ができる。
ら一階フロアレベルへケージを搬送する際は、上段基台
が上段搬入部となり、下段基台が下段搬出部となること
ができる。
【0017】以下説明の便宜上、主として下段搬入部に
ついて述べる。
ついて述べる。
【0018】 図2,3において、27は下段基台15
の左右側方であって若干上方のレベルで、下段架台LS
に配設されそれぞれ同一水平面内で縦方向に延びる左右
一対の縦長エンドレスチェーン(縦送手段)で両エンド
レスチェーン27の内側平行部分が同一速度で前方に向
かって循環するように、両エンドレスチェーンはそれぞ
れの前後一対の前部スプロケット28、後部スプロケッ
ト29にかけ回され、後部スプロケット29、29が第
2の駆動手段となるモータ30、ベベルギア31、ユニ
バーサルシャフト32等を介して駆動される。
の左右側方であって若干上方のレベルで、下段架台LS
に配設されそれぞれ同一水平面内で縦方向に延びる左右
一対の縦長エンドレスチェーン(縦送手段)で両エンド
レスチェーン27の内側平行部分が同一速度で前方に向
かって循環するように、両エンドレスチェーンはそれぞ
れの前後一対の前部スプロケット28、後部スプロケッ
ト29にかけ回され、後部スプロケット29、29が第
2の駆動手段となるモータ30、ベベルギア31、ユニ
バーサルシャフト32等を介して駆動される。
【0019】次に、図4に基づいて、可動ステップ3を
駆動するモータM1、下段搬入部LT(図1)に設けら
れたエンドレスチェーン27,27を駆動するモータM
2および上段搬入部UTに設けられたエンドレスチェー
ン(図示せず)を駆動するモータM3の制御技術につい
て説明する。
駆動するモータM1、下段搬入部LT(図1)に設けら
れたエンドレスチェーン27,27を駆動するモータM
2および上段搬入部UTに設けられたエンドレスチェー
ン(図示せず)を駆動するモータM3の制御技術につい
て説明する。
【0020】図4中、VR は各モータのスピードを段階
的に切り換える操作部となる可動抵抗器、Kは速度設定
器、Iはインバータ、C1〜C3はスプロケット部など
に設けられ各モータM1,M2,M3の回転位置を検出
して回転位置信号を出力する同調装置、S1,S2は同
調装置C1〜C3と接続され第1の駆動手段となるモー
タM1の回転位置信号と第2の駆動手段となるモータM
2,M3の回転位置信号とを導入し、モータM1の回転
位置(回転速度)を基準としてモータM1の回転位置
(回転速度)に、各モータM2,M3の回転位置(回転
速度)を同調させるようにモータM2,M3へ回転速度
を増減させる制御信号をフィードバックする。
的に切り換える操作部となる可動抵抗器、Kは速度設定
器、Iはインバータ、C1〜C3はスプロケット部など
に設けられ各モータM1,M2,M3の回転位置を検出
して回転位置信号を出力する同調装置、S1,S2は同
調装置C1〜C3と接続され第1の駆動手段となるモー
タM1の回転位置信号と第2の駆動手段となるモータM
2,M3の回転位置信号とを導入し、モータM1の回転
位置(回転速度)を基準としてモータM1の回転位置
(回転速度)に、各モータM2,M3の回転位置(回転
速度)を同調させるようにモータM2,M3へ回転速度
を増減させる制御信号をフィードバックする。
【0021】 このように各モータM1,M2,M3を
制御することにより、低位フロア上のケージ2を手動で
移動してケージ導入板の両側に沿って縦方向にそれぞれ
同期的に移動する平行エンドレスチェーン27、27に
等間隔で対向して突出する送り爪36が同ケージ2の下
部後端に同時に当たって、ケージ2を可動ステップ3の
移動速度と同速度で前方へ搬送する。
制御することにより、低位フロア上のケージ2を手動で
移動してケージ導入板の両側に沿って縦方向にそれぞれ
同期的に移動する平行エンドレスチェーン27、27に
等間隔で対向して突出する送り爪36が同ケージ2の下
部後端に同時に当たって、ケージ2を可動ステップ3の
移動速度と同速度で前方へ搬送する。
【0022】即ち、ケージ2と可動ステップ3との前方
へ移動する相対速度が無い状態となり、その状態で移載
位置にケージが搬送されてくるとケージ2の下方から可
動ステップ3が上昇して可動ステップ上面4の規定位置
に精度良くケージ2を移載させることができる。
へ移動する相対速度が無い状態となり、その状態で移載
位置にケージが搬送されてくるとケージ2の下方から可
動ステップ3が上昇して可動ステップ上面4の規定位置
に精度良くケージ2を移載させることができる。
【0023】 以上述べたエスカレーターの主要作用を
まとめると、図5側面図において、まず、手動で下段搬
入部入口位置aに持ち込まれたケージ2は連続して回転
している搬送チェーン27により自動的に位置bまで送
られる。
まとめると、図5側面図において、まず、手動で下段搬
入部入口位置aに持ち込まれたケージ2は連続して回転
している搬送チェーン27により自動的に位置bまで送
られる。
【0024】その状態でケージの下方から可動ステップ
3が上昇して可動ステップ上面4の規定位置に精度良く
ケージを移載する。
3が上昇して可動ステップ上面4の規定位置に精度良く
ケージを移載する。
【0025】ケージを上載した可動ステップ3が上段搬
出部に来たとき、ケージ2は可動ステップ3から離れて
上段基台16の有する縦方向の平行レール17に乗り上
段搬送部の連続して回転している搬送チェーンの作用に
よりその排出端に送られここに停止する。
出部に来たとき、ケージ2は可動ステップ3から離れて
上段基台16の有する縦方向の平行レール17に乗り上
段搬送部の連続して回転している搬送チェーンの作用に
よりその排出端に送られここに停止する。
【0026】ケージが分離したあとの可動ステップは、
駆動スプロケット12に沿ってUターンして下段入部L
Tに戻る。
駆動スプロケット12に沿ってUターンして下段入部L
Tに戻る。
【0027】その際、駆動スプロケット12は二階フロ
アレベルの若干下方に設けられているので、可動ステッ
プのUターンの際、そのオーバーハング部が上段搬出部
の平行レール部のレベルを越えて上方を旋回することが
ないから、作業安全に役立つ。
アレベルの若干下方に設けられているので、可動ステッ
プのUターンの際、そのオーバーハング部が上段搬出部
の平行レール部のレベルを越えて上方を旋回することが
ないから、作業安全に役立つ。
【0028】このような実施例によれば、下記の効果が
奏せられる。エスカレーターの可動ステップの循環運動
により荷物の搬送効率は大巾に大きくなる。
奏せられる。エスカレーターの可動ステップの循環運動
により荷物の搬送効率は大巾に大きくなる。
【0029】上下段の搬入部及び搬出部の協働作用によ
り、作業員の省人、省力化ができるとともに、搬送効率
も飛躍的に大きくなる。
り、作業員の省人、省力化ができるとともに、搬送効率
も飛躍的に大きくなる。
【0030】エスカレーターの上下端を搬入端、搬出端
のいずれかにも使用することができる。
のいずれかにも使用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によると、上段基台および下段基
台の荷物搬入側となる少なくとも一方の基台に設けられ
ステップの幅よりも幅広の間隔を有すると共にステップ
が上記一方の基台を上下方向に貫いて上昇されるように
配設される左右一対の平行レールと、平行レールに沿っ
て設けられ平行レール上の荷物に当接し荷物を前方へ送
る送り爪を有する縦送手段と、縦送手段によりレール上
を前方へ移動する荷物を平行レールからステップ上に円
滑に移載すべく第1の駆動手段の回転位置に同調させて
縦送手段を駆動せしめる第2の駆動手段を有する構成を
採用することで、連続運転される巻掛リンクに設けられ
て移動するステップに対して基台のレール上にある荷物
をステップの規定位置に精度よく、しかも安全迅速、確
実かつ高効率でエスカレーター移載位置まで自動的に運
搬することができる経済的な荷物運搬用エスカレーター
装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
台の荷物搬入側となる少なくとも一方の基台に設けられ
ステップの幅よりも幅広の間隔を有すると共にステップ
が上記一方の基台を上下方向に貫いて上昇されるように
配設される左右一対の平行レールと、平行レールに沿っ
て設けられ平行レール上の荷物に当接し荷物を前方へ送
る送り爪を有する縦送手段と、縦送手段によりレール上
を前方へ移動する荷物を平行レールからステップ上に円
滑に移載すべく第1の駆動手段の回転位置に同調させて
縦送手段を駆動せしめる第2の駆動手段を有する構成を
採用することで、連続運転される巻掛リンクに設けられ
て移動するステップに対して基台のレール上にある荷物
をステップの規定位置に精度よく、しかも安全迅速、確
実かつ高効率でエスカレーター移載位置まで自動的に運
搬することができる経済的な荷物運搬用エスカレーター
装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2の要部平面図である。
【図4】本発明の制御の概念を示したブロック図であ
る。
る。
【図5】図2の主要部の作用説明図である。
1 エスカレーター 2 ケージ 3 可動ステップ 4 載荷面 5 先端ローラー M1 モータ(第1の駆動手段) M2 モータ(第2の駆動手段) M3 モータ(第2の駆動手段) IT 傾斜行程部 LS 下段架台 LT 下段搬入部 US 上段架台 UT 上段搬出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 田村 嘉章 審判官 清水 信行 審判官 西川 恵雄 (56)参考文献 実開 昭63−37621(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 17/18,17/48,43/08 B65G 47/57,47/86
Claims (1)
- 【請求項1】所定形状の荷物を下段基台から上段基台
へ、またはその逆方向へ運搬する荷物運搬エスカレータ
ー装置において、上記下段基台の下方に配設した下段ス
プロケットと、上記上段基台の下方に配設した上段スプ
ロケットと、上記上下段両スプロケット間に巻掛けた巻
掛けリンク手段と、同巻掛けリンク手段に設けられ、荷
物を載置したまま同荷物を上方または下方に平行移動し
て搬送されるように形成したステップと、上記巻掛けリ
ンク手段を駆動せしめる第1の駆動手段とを具備し、上
記上段基台および下段基台の荷物搬入側となる少なくと
も一方の基台に設けられ上記ステップの幅よりも幅広の
間隔を有すると共に同ステップが上記一方の基台の前方
部で上下方向に貫いて上昇されるように配設される左右
一対の平行レールと、同平行レールに沿って設けられ同
平行レール上の荷物に当接し同荷物を前方へ送る送り爪
を有する縦送手段と、同縦送手段により上記レール上を
前方へ移動する上記荷物を上記平行レールから上記ステ
ップ上に円滑に移載すべく前記第1の駆動手段の回転位
置に同調させて前記縦送手段を駆動せしめる第2の駆動
手段を有することを特徴とする荷物運搬エスカレーター
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05169657A JP3133195B2 (ja) | 1992-06-26 | 1993-06-15 | 荷物運搬エスカレーター装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-193414 | 1992-06-26 | ||
JP19341492 | 1992-06-26 | ||
JP05169657A JP3133195B2 (ja) | 1992-06-26 | 1993-06-15 | 荷物運搬エスカレーター装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672538A JPH0672538A (ja) | 1994-03-15 |
JP3133195B2 true JP3133195B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=26492906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05169657A Expired - Fee Related JP3133195B2 (ja) | 1992-06-26 | 1993-06-15 | 荷物運搬エスカレーター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133195B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009102101A1 (en) * | 2008-02-11 | 2009-08-20 | In Ho Whon | Rotational body for windmill |
WO2009145390A1 (en) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | In Ho Won | Rotational main body for windmill |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107857099B (zh) * | 2017-12-01 | 2024-01-09 | 江汉大学 | 一种手扶电梯式运输机 |
CN109533789B (zh) * | 2018-10-22 | 2020-10-27 | 苏州悠扬智能科技有限公司 | 一种悬挂分拣设备 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP05169657A patent/JP3133195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009102101A1 (en) * | 2008-02-11 | 2009-08-20 | In Ho Whon | Rotational body for windmill |
WO2009145390A1 (en) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | In Ho Won | Rotational main body for windmill |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0672538A (ja) | 1994-03-15 |
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