JPH0798582B2 - 荷積み方法 - Google Patents

荷積み方法

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JPH0798582B2
JPH0798582B2 JP23934590A JP23934590A JPH0798582B2 JP H0798582 B2 JPH0798582 B2 JP H0798582B2 JP 23934590 A JP23934590 A JP 23934590A JP 23934590 A JP23934590 A JP 23934590A JP H0798582 B2 JPH0798582 B2 JP H0798582B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、倉庫等から搬出された荷をトラック等の荷台
に移載するための荷積み方法に関し、特に荷搬送用コン
ベヤ上に荷揃えされた荷をパレット単位でトラック等の
荷台に移載するのに適した荷積み方法に関する。
〔従来の技術〕
荷をトラック等の荷台に移載するための荷積み装置とし
ては、実開昭57−46532号公報に記載のもの等が知られ
ている。又、荷をトラック等の荷台に移載するための荷
積み装置に関連する装置としては、実公昭53−17098号
公報、実公昭53−42938号公報、実公昭53−42939号公
報、実公昭54−13333号公報に記載のもの等が知られて
いる。
上記公報により開示されている従来技術について説明す
ると、実開昭57−46532号公報には、荷搬送用コンベヤ
のレベルとトラック等の荷台上に設けられたコンベヤの
レベルとの高さの調整、荷搬送用コンベヤの平面位置と
トラック等の荷台の平面位置との調整、荷揃えされた荷
の間隔の巾寄せ、トラック等の荷台への荷の積込み等の
機能を備えた荷積み装置(運搬装置)が開示されてお
り、この荷積み装置は、左右に移動可能な走行台車上に
取付けられた上下方向に昇降自在な昇降キャレッジ、左
右に転がるように配置されたフリーローラ等から構成さ
れている。
また、実公昭53−17098号公報には、プツシュ平板の摺
動につれて、搬出コンベヤを、荷の搬出方向に対して直
角方向に摺動するようにした荷の位置決め装置が開示さ
れている。
また、実公昭53−42938号公報には、一定経路を走行可
能な走行台車に水平方向位置を検出する検出器を、昇降
自在な荷受け渡し装置に上下方向位置を検出する検出器
を設ける等した荷受け渡し装置の位置検出装置が開示さ
れている。
また、実公昭53−42939号公報には、一定経路を走行可
能な走行台車にフォークを昇降可能に支持し、該フォー
クの高さを制御する装置を設けた荷積み装置のフォーク
制御装置が開示されている。
また、実公昭54−13333号公報には、搬送された荷をプ
ツシユバーによって押出し得るようにした荷物押出し装
置が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のような問題点
を有していた。
即ち、実開昭57−46532号公報又は実公昭53−17098号公
報に開示されている装置は、荷を走行台車の中央に巾寄
せした後、走行台車を移動させてトラック等の荷台に荷
を移載するものであるから、移載に時間を要する。その
上、これらの公報には、トラック等の荷台に走行台車を
正確に位置合わせしたり、巾寄せを走行台車の中央以外
の箇所に巾寄せすることが記載も示唆もされていない。
従って、実際には、トラック等は運転技術の差異によっ
て必ずしも正確な位置に停車するとは限らず、しかもト
ラック等の運転条件の差異に応じて例えば荷を左寄せや
両側寄せする等、荷の積込態様を異ならせるにも拘わら
ず、これらの装置はこれに対応することができない。
また、実公昭53−42938号公報又は実公昭53−42939号公
報に開示されている装置は、巾寄せ機能を具備していな
いため、2列の荷搬送用コンベヤからトラック等の荷台
に荷を移載する場合には、搬出される荷が通常若干乱れ
ており、又2列の荷搬送用コンベヤのピッチが通常かな
り大きくなっているので、荷がトラック等の荷台にあた
り荷を移載できない。
また、実公昭54−13333号公報に開示されている装置
は、1列の荷搬送用コンベヤより搬出される荷を取り扱
うもので、上記の場合と同様に巾寄せ機能を具備してい
ない。
従って、本発明の目的は、搬出された荷をトラック等の
荷台位置に合わせて巾寄せし得るようになすことによ
り、トラック等の荷台に荷を移載する能力を大きくし、
且つ構造を単純化できる荷積み方法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、2列の荷搬送用コンベヤより搬出される荷
を、巾寄せ装置により巾寄せした後、トラック等の荷台
に移載する荷積み方法において、上記荷台の水平方向位
置を検出する検出器を荷の搬出方向に対して略直角方向
で且つ水平方向に移動させて上記荷台の水平方向位置を
検出する荷台位置検出工程と、該荷台位置検出工程によ
り検出された上記荷台の水平方向位置に対応して設定さ
れた上記荷台の巾位置を、上記巾寄せ装置を移動させ該
巾寄せ装置に取付けた別の検出器により検出して上記荷
の巾寄せを完了させる巾寄せ工程とを具備させたことを
特徴とする荷積み方法を提供することによって上記の目
的を達成したものである。
〔作用〕
本発明の荷積み方法によれば、2列の荷搬送用コンベヤ
より搬出される荷を、トラックの荷台に移載するに際
し、トラックを、その後方から、荷積み装置の直前に着
床させた後、先ず、上記荷台の水平方向位置を検出する
検出器を荷の搬出方向に対して略直角方向で且つ水平方
向に移動させて上記検出器により上記荷台の水平方向位
置を検出し、次いで、検出された上記荷台の水平方向位
置に対応して設定された上記荷台の巾位置を、上記巾寄
せ装置を移動させて該巾寄せ装置に取付けた別の検出器
により検出することにより、上記荷を上記荷台の位置に
対して適正な位置(荷積みに最適な位置)に巾寄せする
ことができる。
〔実施例〕
以下、先ず、本発明の荷積み方法の実施に用いられる荷
積み装置を図面に示す実施例について説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ上記荷積み装置の一例の概
略を示す平面図及び正面図で、これらの図面において、
1,1′は左右に並設した2列の荷搬送用コンベヤ、2は
積込装置、3はトラックの荷台、4,4′はパレット積製
品等の荷で、上記荷積み装置は、2列の荷搬送用コンベ
ヤ1,1′より搬出される荷4,4′を、積込装置2により所
望位置に巾寄せしてから荷台3に移載するように構成し
てある。尚、荷搬送用コンベヤ1,1′、積込装置2及び
荷台3は、2組図示してあるが、これらの組数に特に制
限はない。又、1″は倉庫等から荷4,4′を搬出して荷
搬送用コンベヤ1,1′に分配する分配コンベヤである。
又、左右一対の部材等については、原則として、左側
(荷の搬送方向に対して)のものを示す場合はダッシュ
を付さずに符号のみで示し、右側のものを示す場合には
ダッシュを付した同一符号で示す(以下、同じ)。
上記積込装置2は、上下方向に昇降する昇降装置5と、
該昇降装置5上に配設され荷4,4′の搬出方向に対して
略直角方向に移動する左右一対の積込コンベヤ6,6′
と、該積込コンベヤ6,6′上の荷4,4′を巾寄せする左右
一対の巾寄せ装置7,7′とを主体として構成してある。
上記積込装置2の各部をその詳細を示す第3図〜第5図
とともに詳述すると、先ず、上記昇降装置5は、この実
施例の場合、荷搬送用コンベヤ1,1′の搬出端部の前方
(第4図において右方)に固定してあり、その上部の昇
降部51を昇降シリンダー52により昇降させるようになし
てある。そして昇降部51の前方、即ちトラック側には、
トラックの荷台3の水平方向位置を検出して得るよう
に、荷4,4′の搬出方向に対して略直角方向に水平に移
動するスライド軸8を設けてある。
上記スライド軸8は、スライドモーター53により荷4,
4′の搬出方向に対して略直角方向に水平に移動するよ
うになしてあり、スライド軸8の両端部には後述のよう
に上記巾寄せ装置7,7′の検出器75,75′,76′により検
出されるガイドブラケット81,81′をそれぞれ取付位置
調整可能に取付けてある。そして、一方(荷の搬出方向
に対して左側)のガイドブラケット81には、トラックの
上記荷台3の水平方向位置を検出する検出器82,82及上
記荷台3の上下方向位置を検出する検出器83,83をそれ
ぞれ上下一対設けてある。これらの検出器82,82,83,83
は、実施例の場合、何れもトラックの後部にその荷台3
よりも低く取付けた反射板31を検出する光電管で構成し
てある。反射板31は、第6図及び第7図に示す如く、ト
ラック本体の取付ステーに取付部32を介して取付けられ
た非反射性の反射板取付板33の所定箇所に貼着してあ
る。反射板31の反射板取付板33への貼着は、反射板取付
板33の表面に設けられた碁盤の目を基準にし、トラック
の大きさに応じて正確に位置決めするのが好ましく、反
射板31の取付け位置は、水平方向においてはトラックの
左側内壁よりも右側(内側)、上下方向においては、ト
ラックの荷台3のローラーコンベヤ34から一定距離下方
が好ましい。これに対応して、荷台3の上下方向位置を
検出する検出器83,83は、積込装置2からトラックの荷
台3への移載が同一レベルで行われるようにするため、
上記積込コンベヤ6,6′からの距離が上記一定距離と等
しくなるような位置に取付けておく。荷台3の水平方向
位置を検出する検出器82,82については、特にこのよう
な条件はない。而して、荷台3の水平方向位置を検出す
る検出器82,82は、スライドモーター53によるスライド
軸8の右側(荷の搬出方向に対して)への移動の際、何
れかが反射板31を検出することによりスライドモーター
53を停止させてスライド軸8を所定位置に停止させる機
能を有する。又、荷台3の上下方向位置を検出する検出
器83,83は、前記昇降装置5の昇降シリンダー52の駆動
により昇降部51が上昇した際、2個の検出器83,83が同
時に反射板31(の両端部分)を検出することにより昇降
シリンダー52を停止させて昇降部51を所定位置に停止さ
せ、昇降部51上の積込コンベヤ6,6′の上面とトラック
の荷台3のローラーコンベヤ34の上面とを一致させる機
能を有する。
また、積込装置2の左右一対の前記積込コンベヤ6,6′
は、荷4,4′の搬出方向に対して略直角方向に水平に移
動し得るように上記昇降装置5の昇降部51上に設けてあ
る。即ち、昇降部51上には荷4,4′の搬出方向に対して
略直角方向にレール54を複数本固設してあり、積込コン
ベヤ6,6′は、それぞれに付属させた複数個の車輪61,6
1′を介して斯るレール54上に走行自在に配してある。
そして、積込コンベヤ6,6′は、後述の如く巾寄せ装置
7,7′により巾寄せされる荷4,4′とともに移動するよう
になしてあり、その停止は、車輪61,61′に付設したブ
レーキに62,62′により行うようになしてある。又、積
込コンベヤ6,6′は、それぞれ、駆動モーター63,63′に
より駆動されるエンドレスチェーン64,64′を上部左右
に一対備えており、これらのエンドレスチェーン64,6
4′間にそれぞれ保護板65,65′を張設した構造となして
ある。そして、保護板65,65′それぞれの中央部には荷
4,4′の搬出方向に長手方向を向けた切欠部66,66′を形
成してあり、積込コンベヤ6,6′には、それぞれ、斯る
切欠部66,66′から第4図に示す如く起立して積込コン
ベヤ6,6′上の荷4,4′を荷台3に押し込む押込プッシャ
ー9,9′を設けてある(その駆動機構は図示せず)。そ
して又、保護板65,65′上にはそれぞれ前後させて2つ
の荷検出器91,92,91′,92′を設けてあり、後方(荷搬
送用コンベヤ1,1′側)の荷検出器91,91′及び前方(ト
ラックの荷台3側)の荷検出器92,92′を荷4,4′が越え
た時に押込プッシャー9,9′を上述の如く作動するよう
になしてある。
また、積込装置2の左右一対の前記巾寄せ装置7,7′
は、積込コンベヤ6,6′上の荷4,4を巾寄せし得るように
前記昇降装置5の前記昇降部51上に設けてある。即ち、
巾寄せ装置7,7′は、それぞれ、積込コンベヤ6,6′上の
荷4,4′をその外側から押圧するサイドプッシャー71,7
1′及びこれらそれぞれに一体的に設けた複数本のガイ
ドシャフト72,72′を備えており、ガイドシャフト72,7
2′を昇降部51に設けたガイド(軸受け)73,73′に摺動
自在に嵌挿し、且つ昇降部51に設けたサイドプッシャー
駆動部74,74′でサイドプッシャー71,71′を駆動するこ
とにより、積込コンベヤ6,6′上の荷4,4′をその外側か
ら押圧するようになしてある。そして、サイドプッシャ
ー駆動部74,74′によるサイドプッシャー71,71′の駆動
は、前記積込コンベヤ6,6′の前記荷検出器91,92,91′,
92′により積込コンベヤ6,6′上の荷4,4′の存在が検知
された時、開始するようになしてある。又、サイドプッ
シャー71,71′におけるトラックの荷台3側の端部に
は、それぞれ前記スライドシャフト8の前記ガイドブラ
ケット81,81′への近接を検出する検出器75及び75′7
6′(検出器75,76′はトラックに左寄せで荷4,4′を積
み込む時に使用し、左右両側寄せで荷4,4′を積み込む
場合には検出器75及び75′を使用する)を設けてあり、
サイドプッシャー駆動部74,74′によるサイドプッシャ
ー71,71′の駆動は、この検出器75,75′,76′により上
記ガイドブラケット81,81′が検出された時にそれぞれ
停止するようになしてあり、この停止時に、サイドプッ
シャー71,71′は、それぞれ巾寄せ完了位置に位置し、
積込コンベヤ6,6′の荷4,4′に対して所定の巾寄せを完
了している。又、サイドプッシャー71,71′は、巾寄せ
完了後、それぞれ外側に移動して元の位置に復帰するよ
うになしてあるが、その復帰に際して、巾寄せ時に荷4,
4′とともに巾寄せされた積込コンベヤ6,6′も復帰させ
るため、上記ガイドシャフト72,72′には、積込コンベ
ヤ6,6′をその内側からそれぞれ押圧して復帰させる復
帰フック77,77′を設けてある。
この他、第1図、第2図及び第4図において、35は積込
装置2の直前にトラックを停車(着床)させるトラック
ストッパー、36はトラックへの荷4,4′の積込によっト
ラックの荷台3が下がるのを防止する荷台固定装置であ
る。
次に、上述の構成からなる荷積み装置を用いた場合の本
発明の荷積み方法を、トラックの荷台3に荷4,4′を
(トラックの前進方向に対して)左寄せして積み込む実
施態様について、荷の動きは第8図〜第10図を参照しな
がら、又装置各部の動きは第1図〜第7図を参照しなが
ら説明する。尚、この左寄せ積みは、一般道路走行の場
合に用いられるもので、路肩が通常左下がりのため荷が
左側に崩れ易いのを防止するために用いられる。
本発明の荷積み方法の実施に際しては、先ず、その準備
段階として、トラックをその後方から積込装置2の直前
に着床(停止させる)。この着床は、トラック及び積込
装置2のセンターを一致させて正確に行う必要はなく、
荷搬送用コンベヤ1,1′上を搬送される左右の荷4,4′の
巾W1内にトラックの荷台3(巾W2<W1)が入るようにす
れば良い。そして、反射板31を、前述の如く、荷台3の
上下方向位置を検出する検出器83,83から積込コンベヤ
6,6′迄の距離に等しい距離だけトラックの荷台3のロ
ーラーコンベヤ34から下方に、且つトラックの左内壁面
の下方に位置させて取付ける。そして又、積込装置2に
おけるスライド軸8へのガイドブラケット81,81′の取
付間隔を、トラックの荷台3に左寄せされて積み込まれ
る荷4,4′の巾W3(<W2)に等しくしておく。尚、この
準備段階における巾寄せ装置7,7′のサイドプッシャー7
1,71′の間隔W4(第1図参照)は、W4>W1の関係にあ
る。
上記の積込準備が完了後、積込装置2開始ボタン(図示
せず)を押すと、積込装置2に付属させたスライド軸8
がスライドモーター53により左端原点から右側に移動
し、スライド軸8に取付けられた、荷台3の水平方向位
置を検出する検出器82,82のいずれか一方がトラックの
反射板31を検出した時点でスライドモーター53が停止し
てスライド軸8も停止する。即ち、検出器82,82が荷4,
4′の搬出方向に対して略直角方向に移動して荷台位置
を検出する荷台位置検出工程が実施される。
次いで、積込コンベヤ6,6′の駆動モーター63,63′が駆
動され、荷搬送用コンベヤ1,1′からそれぞれ2個づ
つ、合計4個の荷4,4,4′,4′が積込コンベヤ6,6′上に
搬入される。搬入された左右の荷4,4′は、荷搬送用コ
ンベヤ1,1′におけるそれと同じ巾W1である。この搬入
は、積込コンベヤ6,6′における荷検出器91,92,91′,9
2′によって検出される。
積込コンベヤ6,6′上に4個の荷4,4,4′,4′が搬入され
ると、巾寄せ装置7,7′のサイドプッシャー駆動部74,7
4′が駆動され、それによってサイドプッシャー71,71′
が、搬入された荷4,4,4′,4′を両側から巾寄せする。
サイドプッシャー71,71′による巾寄せは、上述の如く
所定位置に停止しているスライド軸8に取付けられたガ
イドブラケット81,81′をサイドプッシャー71,71′に取
付けられた検出器75,76′が検出した時に、サイドプッ
シャー駆動部74,74′が停止することにより完了する。
即ち、上記荷台位置検出工程により検出された上記荷台
3の水平方向位置に対応して設定された上記荷台3の巾
位置を、巾寄せ装置7,7′に取付けた検出器75,76′によ
り検出して荷4,4,4′,4′の巾寄せを完了させる巾寄せ
工程の実施により、荷4,4,4′,4′の巾寄せが完了す
る。この時、スライド軸8に取付けられたガイドブラケ
ット81,81′の間隔は、前述の如く、トラックの荷台3
に左寄せして積み込もうとする巾W3に等しくしてあり、
又、左側のガイドブラケット81が、トラックの左内壁面
と荷の左側面とを一致し得る位置となるようにスライド
軸8が移動停止しているから、左右の荷4,4′は、その
巾がトラックの荷台3に左寄せして積み込もうとする巾
W3に等しくなるように巾寄せされており、且つ左側の荷
4の左側面は、トラックの左内壁面に略一致している。
即ち、巾寄せされた荷4,4,4′,4′は、トラックの荷台
3方向に押せば、そのままトラックの荷台3に左寄せし
て積み込まれる位置にある。又、この巾寄せの際、積込
コンベヤ6,6′は、巾寄せされる荷4,4,4′,4′とともに
内側に巾寄せされ、巾寄せ完了時に、ブレーキ62,62′
により停止固定される。尚、トラックの荷台3に荷を左
寄せして積み込もうとする場合、トラックが積込装置2
の左側一杯に着床された時には、左側のサイドプッシャ
ー71は殆ど駆動されない場合もある。
また、上述の如き巾寄せと同時に、積込コンベヤ6,6′
の上面とトラックの荷台3のローラーコンベヤ34の上面
とのレベル合わせも行われる。即ち昇降装置5の昇降シ
リンダー52の駆動により昇降部51が上昇し、昇降部51に
取付けられたスライド軸8が上昇し、スライド軸8に取
付けられた、荷台3の上下方向位置を検出する検出器8
3,83の両方が、反射板31を検出することにより、昇降シ
リンダー52を停止させて斯るレベル合わせが行われる。
上述の如き巾寄せ及びレベル合わせが完了すると、積込
コンベヤ6,6′が再び駆動され、荷4,4,4′,4′はトラッ
クの荷台3のローラーコンベヤ34に送り込まれ、後方の
左右2個の荷4,4′が積込コンベヤ6,6′の前方(トラッ
クの荷台3側)の荷検出器92,92′を越えた時に、押込
プッシャー9,9′が作動して荷4,4,4′,4′を後押し、ト
ラックの荷台3のローラーコンベヤ34上に確実に移載さ
せて積込を完了させる。
積込が完了すると、押込プッシャー9,9′は元の位置に
復帰し、又、積込コンベヤ6,6′のブレーキ62,62′が解
除され、巾寄せ装置7,7′のサイドプッシャー71,71′の
元の位置への復帰とともに積込コンベヤ6,6′が復帰フ
ック77,77′を介して元の位置に復帰し、更に昇降装置
5の昇降部51が下降してそこに設置された積込コンベヤ
6,6′の上面と荷搬送用コンベヤ1,1′の上面とが等しく
なり、次の積込に備える。
而して、上記の荷積み装置を用いて、第11図に示す如
く、荷を両側寄せしてトラックの荷台3に積み込むため
には、スライド軸8へのガイドブラケット81,81′の取
付間隔はW3となっており、トラックの荷台3に両側寄せ
されて積み込まれる左右の荷4,4′の巾W5(<W2)との
左(W5−W3)相当の距離だけ検出器76′より内側に検出
器75′が取付けられているので、巾寄せに際して検出器
75,75′を用いるようにすれば良い。このような積込態
様は、峠道等、左右にうねる道を走行する場合に適して
いる。
上述の実施態様の説明からも明らかなように、前述の構
成からなる荷積み装置は、トラックの着床位置が必ずし
も正確でなくても、スライド軸8の検出器82でトラック
の荷台3の水平方向位置を検出し、それに基づいて荷4,
4′を所定の位置に直接巾寄せできるため、積込開始時
に検出器82で巾寄せ位置を1回検出してしまえば、積込
開始後はこの検出を要することなく繰り返し自動的に積
込を行うことができ、従来の装置のように装置本体の中
央に巾寄せしてから装置本体を移動させる必要がなく、
且つ装置本体を積込の度に移動させる必要がない利点が
ある。しかも、上下方向のレベル調整も水平方向の巾寄
せと同時に行うことができるため、無駄な動作がなく、
高能率且つシンプルである。又、積込コンベヤ6,6′
は、巾寄せ装置7,7とともに移動するようになっている
ので、積込コンベヤ6,6′と直交するコンベヤを組み込
む必要がなく、積込コンベヤ6,6′をこのように移動さ
せることにより押込プッシャー9,9′により荷4,4′の中
央部を特別の工夫を要することなく容易に押し込める利
点もある。
以上、昇降装置5が所定位置に固定されている場合につ
いて荷積み装置の一例及び該荷積み装置を用いた本発明
の荷積み方法の一実施態様を説明したが、上記荷積み装
置は、その昇降装置が、第12図に示す如く、一定経路11
上を水平方向に移動可能な台車12上に配設された構造と
なっていても良い。荷積み装置をこのように構成するこ
とにより、第12図に示す例えば3組の荷搬送用コンベヤ
1,1′の任意の1組から、荷を受け取った後、着床され
た3台のトラックの荷台3のうちの任意の1つに荷を積
み込むことが可能となる。尚、第12図において,13は、
各組の荷搬送用コンベヤ1,1′の前方に台車12を停止さ
せるためのリミットスイッチである。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明の荷積み方法は、荷搬送用コンベヤ
上に荷揃えされた荷をパレット単位でトラック等の荷台
に移載するのに適するもので、搬出された荷をトラック
等の荷台位置に合わせて巾寄せし得るようになすことが
でき、それによってトラック等の荷台に荷を移載する能
力を大きくできる効果を奏するものであり、構造を単純
化できること等と相俟ち、その産業上の利用価値が高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の荷積み方法の実施に用いられる荷積み
装置の一例の概略を示す平面図、第2図はその正面図、
第3図はその積込装置の拡大詳細平面図、第4図は第2
図の要部拡大詳細正面図、第5図はその積込装置の拡大
詳細右側面図、第6図はトラックへの反射板取付板の取
付態様を示す概略図、第7図は反射板取付板の斜視図、
第8図、第9図及び第10図は本発明の荷積み方法による
左寄せ積み態様を説明するための平面図、正面図及び右
側面図、第11図は本発明の荷積み方法による両側寄せ積
み態様を説明するための平面図、第12図は本発明の荷積
み方法の実施に用いられる荷積み装置の別の例の概略を
示す平面図である。 1,1′……荷搬送用コンベヤ 3……荷台 4,4′……荷 7,7′……巾寄せ装置 8……スライド軸 75,75′……巾寄せ装置の検出器 82……荷台の水平方向位置検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2列の荷搬送用コンベヤより搬出される荷
    を、巾寄せ装置により巾寄せした後、トラック等の荷台
    に移載する荷積み方法において、上記荷台の水平方向位
    置を検出する検出器を荷の搬送方向に対して略直角方向
    で且つ水平方向に移動させて上記荷台の水平方向位置を
    検出する荷台位置検出工程と、該荷台位置検出工程によ
    り検出された上記荷台の水平方向位置に対応して設定さ
    れた上記荷台の巾位置を、上記巾寄せ装置を移動させ該
    巾寄せ装置に取付けた別の検出器により検出して上記荷
    の巾寄せを完了させる巾寄せ工程とを具備させたことを
    特徴とする荷積み方法。
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