JPH0733177B2 - 荷積み装置 - Google Patents

荷積み装置

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JPH0733177B2
JPH0733177B2 JP62120840A JP12084087A JPH0733177B2 JP H0733177 B2 JPH0733177 B2 JP H0733177B2 JP 62120840 A JP62120840 A JP 62120840A JP 12084087 A JP12084087 A JP 12084087A JP H0733177 B2 JPH0733177 B2 JP H0733177B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、倉庫等から搬出された荷をトラック等の荷台
に移載するための荷積み装置に関し、特に、固定設置さ
れたストレージ部と昇降可能な積込部とに荷揃えされた
荷をパレット単位でトラック等の荷台に移載するのに適
した荷積み装置に関する。
〔従来の技術〕
荷をトラック等の荷台に移載するための荷積み装置とし
ては、実開昭60−9830号公報に記載のもの等が知られて
いる。
上記公報に記載されている従来の技術について説明する
と、上記公報には、荷搬送コンベヤ(ストレージ部)か
ら荷を受取って運搬車両(トラック)に渡す昇降装置を
具備する荷積込み装置(積込部)が記載されており、仕
分けコンベヤと積込部との間に設けられたストレージ部
の長さをトラックの荷台長さの約1.5倍となした実施例
が記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の従来の技術には以下のような問題
点がある。
即ち、トラックの荷台に積込まれる荷の総てを、ストレ
ージ部において一旦荷揃えした後、積込部を介してトラ
ックの荷台に移載するようになっているため、ストレー
ジ部の長さはトラックの荷台に収容し得る荷の総てを荷
揃えするのに要する長さと等しいか、或いはそれよりも
長くする必要があり、従って荷揃え及び荷積みスペース
に制約がある倉庫等には適用できない。
従って、本発明の目的は、トラック等の荷台に積込まれ
る荷を、ストレージ部と積込部との双方において荷揃え
することにより、ストレージ部の必要長さを短くした荷
積み装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、固定設置されたストレージ部と昇降可能な積
込部とを備え、荷をトラック等の荷台に移載する荷積み
装置において、上記ストレージ部を、上記荷台に収容し
得る荷の量よりも少ない量の荷しか収容し得ない大きさ
とし、且つ上記積込部を、上下方向に昇降する昇降装置
5と、該昇降装置5上に配設され荷の搬出方向に対して
略直角方向に移動する積込コンベヤ6と、上記昇降装置
5上に配設され、上記積込コンベヤ6上の荷を該積込コ
ンベヤ6と共に巾寄せするサイドプッシャー71を具備す
る巾寄せ装置7とを備えた積込装置2で構成したことを
特徴とする荷積み装置を提供することによって上記の目
的を達成したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の荷積み装置を図面に示す一実施例につい
て説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の荷積み装置の一実
施例の概略を示す平面図及び正面図で、これらの図にお
いて、1,1′は左右に並設した本発明のストレージ部と
しての2列の荷搬送用コンベヤ、2は本発明の昇降可能
な積込部としての積込装置、3はトラックの荷台、4,
4′はパレット積製品等の荷で、本発明の荷積み装置
は、2列の荷搬送用コンベヤ1,1′より搬出される荷4,
4′を、荷台3毎に荷搬送用コンベヤ1,1′と積込装置2
との双方に荷揃えした後、積込装置2により荷4,4′を
4個ずつ所望位置に巾寄せしてから荷台3に移載するよ
うに構成してある。又、1″は倉庫等から荷4,4′を搬
出して荷搬送用コンベヤ1,1′に分配する分配コンベヤ
である。又、左右一対の部材等については、原則とし
て、左側(荷の搬送方向に対して)のものを示す場合は
ダッシュを付さずに符号のみで示し、右側のものを示す
場合にはダッシュを付した同一符号で示す(以下、同
じ)。尚、荷搬送用コンベヤ1,1′、積込装置2及び荷
台3は、2組図示してあるが、これらの組数に特に制限
はない。
本発明の荷積み装置における上記荷搬送用コンベヤ1,
1′は、上記荷台3に収容し得る荷4,4′の量よりも少な
い量の荷4,4′しか収容し得ない大きさとなしてある。
そして、本発明の荷積み装置においては、荷搬送用コン
ベヤ1,1′と上記積込装置2とに収容し得る荷4,4′の量
が、荷台3に収容し得る荷4,4′の量と略等しいことが
好ましい。即ち、荷台3に積載し得る荷4,4′が16個の
場合は、2列の荷搬送用コンベヤ1,1′に12個の荷4,4′
が収容できるようにし、且つ積込装置2に4個の荷4,
4′が収容できるようにすることが好ましい。尚、荷搬
送コンベヤ1,1′は、荷4,4′をストレージし得る構造で
あれば良く、ローラコンベヤ、チェーンコンベヤ、或い
はこれらの組合せ等の中から適宜選択できる。
また、上記積込装置2は、上下方向に昇降する昇降装置
5と、該昇降装置5上に配設され荷4,4′の搬出方向に
対して略直角方向に移動する左右一対の積込コンベヤ6,
6′と、該積込コンベヤ6,6′上の荷4,4′を巾寄せする
左右一対の巾寄せ装置7,7′とを主体として構成してあ
る。
上記積込装置2の各部をその詳細を示す第3図〜第5図
とともに詳述すると、先ず、上記昇降装置5は、この実
施例の場合、荷搬送用コンベヤ1,1′の搬出端部の前方
(第4図において右方)に固定してあり、その上部の昇
降部51を昇降シリンダー52により昇降させるようになし
てある。そして、昇降部51の前方、即ちトラック側に
は、トラックの荷台3の水平方向位置を検出し得るよう
に、荷4,4′の搬出方向に対して略直角方向に水平に移
動するスライド軸8を設けてある。
上記スライド軸8は、スライドモーター53により荷4,
4′の搬出方向に対して略直角方向に水平に移動するよ
うになしてあり、スライド軸8の両端部には後述のよう
に上記巾寄せ装置7,7′の検出器75,75′,76′により検
出されるガイドブラケット81,81′をそれぞれ取付位置
調整可能に取付けてある。そして、一方(荷の搬出方向
に対して左側)のガイドブラケット81には、トラックの
上記荷台3の水平方向位置を検出する検出器82,82及び
上記荷台3の上下方向位置を検出する検出器83,83をそ
れぞ上下一対設けてある。これらの検出器82,82,83,83
は、実施例の場合、何れもトラックの後部にその荷台3
よりも低く取付けた反射板31を検出する光電管で構成し
てある。反射板31は、第6図及び第7図に示す如く、ト
ラック本体の取付ステーに取付部32を介して取付けられ
た非反射性の反射板取付板33の所定箇所に貼着してあ
る。反射板31の反射板取付板33への貼着は、反射板取付
板33の表面に設けられた碁盤の目を基準にし、トラック
の大きさに応じて正確に位置決めするのが好ましく、反
射板31の取付け位置は、水平方向においてはトラックの
左側内壁よりも右側(内側)、上下方向においては、ト
ラックの荷台3のローラーコンベヤ34から一定距離下方
が好ましい。これに対応して、荷台3の上下方向位置を
検出する検出器83,83は、積込装置2からトラックの荷
台3への移載が同一レベルで行われるようにするため、
上記積込コンベヤ6,6′からの距離が上記一定距離と等
しくなるような位置に取付けておく。荷台3の水平方向
位置を検出する検出器82,82については、特にこのよう
な条件はない。而して、荷台3の水平方向位置を検出す
る検出器82,82は、スライドモーター53によるスライド
軸8の右側(荷の搬出方向に対して)への移動の際、何
れかが反射板31を検出することによりスライドモーター
53を停止させてスライド軸8を所定位置に停止させる機
能を有する。又、荷台3の上下方向位置を検出する検出
器83,83は、前記昇降装置5の昇降シリンダー52の駆動
により昇降部51が上昇した際、2個の検出器83,83が同
時に反射板31(の両端部分)を検出することにより昇降
シリンダー52を停止させて昇降部51を所定位置に停止さ
せ、昇降部51上の積込コンベヤ6,6′の上面とトラック
の荷台3のローラーコンベヤ34の上面とを一致させる機
能を有する。
また、積込装置2の左右一対の前記積込コンベヤ6,6′
は、荷4,4′の搬出方向に対して略直角方向に水平に移
動し得るように上記昇降装置5の昇降部51上に設けてあ
る。即ち、昇降部51上には荷4,4′の搬出方向に対して
略直角方向にレール54を複数本固設してあり、積込コン
ベヤ6,6′は、それぞれに付属させた複数個の車輪61,6
1′を介して斯るレール54上に走行自在に配してある。
そして、積込コンベヤ6,6′は、後述の如く巾寄せ装置
7,7′により巾寄せされる荷4,4′とともに移動するよう
になしてあり、その停止は、車輪61,61′に付設したブ
レーキに62,62′により行うようになしてある。又、積
込コンベヤ6,6′は、それぞれ、駆動モーター63,63′に
より駆動されるエンドレスチェーン64,64′を上部左右
に一対備えており、これらのエンドレスチェーン64,6
4′間にそれぞれ保護板65,65″を張設した構造となして
ある。そして、保護板65,65′それぞれの中央部には荷
4,4′の搬出方向に長手方向を向けた切欠部66,66′を形
成してあり、積込コンベヤ6,6′には、それぞれ、斯る
切欠部66,66′から第4図に示す如く起立して積込コン
ベヤ6,6′上の荷4,4′を荷台3に押し込む押込プッシャ
ー9,9′を設けてある(その駆動機構は図示せず)。そ
して又、保護板65,65′上にはそれぞれ前後させて2つ
の荷検出器91,92,91′,92′を設けてあり、後方(荷搬
送用コンベヤ1,1′側)の荷検出器91,91′及び前方(ト
ラックの荷台3側)の荷検出器92,92′を荷4,4′が越え
た時に押込プッシャー9,9′を上述の如く作動させるよ
うになしてある。
また、積込装置2の左右一対の前記巾寄せ装置7,7′
は、積込コンベヤ6,6′上の荷4,4を巾寄せし得るように
前記昇降装置5の前記昇降部51上に設けてある。即ち、
巾寄せ装置7,7′は、それぞれ、積込コンベヤ6,6′上の
荷4,4′をその外側から押圧するサイドプッシャー71,7
1′及びこれらそれぞれに一体的に設けた複数本のガイ
ドシャフト72,72′を備えており、ガイドシャフト72,7
2′を昇降部51に設けたガイド(軸受け)73,73′に摺動
自在に嵌挿し、且つ昇降部51に設けたサイドプッシャー
駆動部74,74′でサイドプッシャー71,71′を駆動するこ
とにより、積込コンベヤ6,6′上の荷4,4′をその外側か
ら押圧するようになしてある。そして、サイドプッシャ
ー駆動部74,74′によるサイドプッシャー71,71′の駆動
は、前記積込コンベヤ6,6′の前記荷検出器91,92,91′,
92′により積込コンベヤ6,6′上の荷4,4′の存在が検知
された時、開始するようになしてある。又、サイドプッ
シャー71,71′におけるトラックの荷台3側の端部に
は、それぞれ前記スライドシャフト8の前記ガイドブラ
ケット81,81′への近接を検出する検出器75及び75′7
6′(検出器75,76′はトラックに左寄せで荷4,4′を積
み込む時に使用し、左右両側寄せで荷4,4′を積み込む
場合には検出器75及び75′を使用する)を設けてあり、
サイドプッシャー駆動部74,74′によるサイドプッシャ
ー71,71′の駆動は、この検出器75,75′,76′により上
記ガイドブラケット81,81′が検出された時にそれぞれ
停止するようになしてあり、この停止時に、サイドプッ
シャー71,71′は、それぞれ巾寄せ完了位置に位置し、
積込コンベヤ6,6′の荷4,4′に対して所定の巾寄せを完
了している。又、サイドプッシャー71,71′は、巾寄せ
完了後、それぞれ外側に移動して元の位置に復帰するよ
うになしてあるが、その復帰に際して、巾寄せ時に荷4,
4′とともに巾寄せされた積込コンベヤ6,6′も復帰させ
るため、上記ガイドシャフト72,72′には、積込コンベ
ヤ6,6′をその内側からそれぞれ押圧して復帰させる復
帰フック77,77′を設けてある。
この他、第1図、第2図及び第4図において、35は積込
装置2の直前にトラックを停車(着床)させるトラック
ストッパー、36はトラックへの荷4,4′の積込によっト
ラックの荷台3が下がるのを防止する荷台固定装置であ
る。
次に、上述の構成からなる荷積み装置を用いた場合を、
トラックの荷台3に荷4,4′を(トラックの前進方向に
対して)左寄せして積み込む実施態様について、荷の動
きは第8図〜第10図を参照しながら、又装置各部の動き
は第1図〜第7図を参照しながら説明する。尚、この左
寄せ積みは、一般道路走行の場合に用いられるもので、
路肩が通常左下がりのため荷が左側に崩れ易いのを防止
するために用いられる。
本発明の荷積み装置の実施に際しては、先ず、その準備
段階として、トラックをその後方から積込装置2の直前
に着床(停止)させる。この着床は、トラック及び積込
装置2のセンターを一致させて正確に行う必要はなく、
荷搬送用コンベヤ1,1′上を搬送される左右の荷4,4′の
巾W1内にトラックの荷台3(巾W2<W1)が入るようにす
れば良い。そして、反射板31を、前述の如く、荷台3の
上下方向位置を検出する検出器83,83から積込コンベヤ
6,6′迄の距離に等しい距離だけトラックの荷台3のロ
ーラーコンベヤ34から下方に、且つトラックの左内壁面
の下方に位置させて取付ける。そして又、積込装置2に
おけるスライド軸8へのガイドブラケット81,81′の取
付間隔を、トラックの荷台3に左寄せされて積み込まれ
る荷4,4′の巾W3(<W2)に等しくしておく。尚、この
準備段階における巾寄せ装置7,7′のサイドプッシャー7
1,71′の間隔W4(第1図参照)は、W4>W1の関係にあ
る。
他方、トラックの着床作業と同時に、トラックの荷台3
に積込まれる荷4,4′を、荷台3毎に荷搬送コンベヤ1,
1′と積込装置2との双方に荷揃えしおく。例えば、荷
台3に積込まれる荷4,4′が16個の場合には、積込装置
2に4個の荷4,4,4′,4′を、又、荷搬送コンベヤ1,1′
に12個の荷4,4′,・・・を荷揃えしておく。この荷揃
えは、荷搬送コンベヤ1,1′及び積込コンベヤ6を駆動
しながら、荷4,4′,・・・を分配コンベヤ1″から供
給することにより自動的に行うことができる。これによ
って、荷搬送コンベヤ1,1′には、分配コンベヤ1″か
ら上述の如く合計12個の荷4,4′,・・・が荷揃えさ
れ、積込装置2には、荷搬送用コンベヤ1,1′からそれ
ぞれ2個づつ、合計4個の荷4,4,4′,4′が積込コンベ
ヤ6,6′上に上述の如く搬入(荷揃え)される。積込コ
ンベヤ6,6′上に搬入された左右の荷4,4′の巾は、荷搬
送用コンベヤ1,1′におけるそれと同じ巾W1である。こ
の搬入は、積込コンベヤ6,6′における荷検出器91,92,9
1′,92′によって検出される。尚、積込コンベヤ6,6′
は、その駆動モーター63,63′により駆動される。
上記の積込準備が完了後、積込装置2開始ボタン(図示
せず)を押すと、積込装置2に付属させたスライド軸8
がスライドモーター53により左端原点から右側に移動
し、スライド軸8に取付けられた、荷台3の水平方向位
置を検出する検出器82,82のいずれか一方がトラックの
反射板31を検出した時点でスライドモーター53が停止し
てスライド軸8も停止する。即ち、検出器82,82が荷4,
4′の搬出方向に対して略直角方向に移動して荷台位置
を検出する荷台検出工程が実施される。
次いで、巾寄せ装置7,7′のサイドプッシャー駆動部74,
74′が駆動され、それによってサイドプッシャー71,7
1′が、積込コンベヤ6,6′上に搬入(荷揃え)されてい
る荷4,4,4′,4′をその両側から巾寄せする。サイドプ
ッシャー71,71′による巾寄せは、上述の如く所定位置
に停止しているスライド軸8に取付けられたガイドブラ
ケット81,81′をサイドプッシャー71,71′に取付けられ
た検出器75,76′が検出した時に、サイドプッシャー駆
動部74,74′が停止することにより完了する。即ち、上
記荷台検出工程により検出された荷台位置を巾寄せ装置
7,7′に取付けた検出器75,76′により検出して荷4,4,
4′,4′の巾寄せ完了位置を定める巾寄せ位置検出工程
の実施により、荷4,4,4′,4′の巾寄せが完了する。こ
の時、スライド軸8に取付けられたガイドブラケット8
1,81′の間隔は、前述の如く、トラックの荷台3に左寄
せして積み込もうとする巾W3に等しくしてあり、又、左
側のガイドブラケット81が、トラックの左内壁面と荷の
左側面とを一致し得る位置となるようにスライド軸8が
移動停止しているから、左右の荷4,4′は、その巾がト
ラックの荷台3に左寄せして積み込もうとする巾W3に等
しくなるように巾寄せされており、且つ左側の荷4の左
側面は、トラックの左内壁面に略一致している。即ち、
巾寄せされた荷4,4,4′,4′は、トラックの荷台3方向
に押せば、そのままトラックの荷台3に左寄せして積み
込まれる位置にある。又、この巾寄せの際、積込コンベ
ヤ6,6′は、巾寄せされる荷4,4,4′,4′とともに内側に
巾寄せされ、巾寄せ完了時に、ブレーキ62,62′により
停止固定される。尚、トラックの荷台3に荷を左寄せし
て積み込もうとする場合、トラックが積込装置2の左側
一杯に着床された時には、左側のサイドプッシャー71は
殆ど駆動されない場合もある。
また、上述の如き巾寄せと同時に、積込コンベヤ6,6′
の上面とトラックの荷台3のローラーコンベヤ34の上面
とのレベル合わせも行われる。即ち、昇降装置5の昇降
シリンダー52の駆動により昇降部51が上昇し、昇降部51
に取付けられたスライド軸8が上昇し、スライド軸8に
取付けられた、荷台3の上下方向位置を検出する検出器
83,83の両方が、反射板31を検出することにより、昇降
シリンダー52を停止させて斯るレベル合わせが行われ
る。
上述の如き巾寄せ及びレベル合わせが完了すると、積込
コンベヤ6,6′が再び駆動され、荷4,4,4′,4′は、トラ
ックの荷台3のローラーコンベヤ34に送り込まれ、後方
の左右2個の荷4,4′が積込コンベヤ6,6′の前方(トラ
ックの荷台3側)の荷検出器92,92′を越えた時に、押
込プッシャー9,9′が作動して荷4,4,4′,4′を後押し、
トラックの荷台3のローラーコンベヤ34上に確実に移載
させて積込を完了させる。
積込が完了すると、押込プッシャー9,9′は元の位置に
復帰し、又、積込コンベヤ6,6′のブレーキ62,62′が解
除され、巾寄せ装置7,7′のサイドプッシャー71,71′の
元の位置への復帰とともに積込コンベヤ6,6′が復帰フ
ック77,77′を介して元の位置に復帰し、更に昇降装置
5の昇降部51が下降してそこに設置された積込コンベヤ
6,6′の上面と荷搬送用コンベヤ1,1′の上面とが等しく
なり、次の積込に備える。
次の積込は、積込コンベヤ6,6′の駆動モーター63,63′
が駆動されることによって開始し、これによって、荷搬
送用コンベヤ1,1′からそれぞれ2個づつ、合計4個の
荷4,4,4′,4′積込コンベヤ6,6′上に搬入される。搬入
された左右の荷4,4′の巾は、前述の荷揃えの場と同様
に、荷搬送用コンベヤ1,1′におけるそれと同じ巾W1で
ある。又、この搬入は、積込コンベヤ6,6′における荷
検出器91,92,91′,92′によって検出され、この検出に
より前述の巾寄せが開始される。
而して、上記の荷積み装置を用いて、第11図に示す如
く、荷を両側寄せしてトラックの荷台3に積み込むため
には、スライド軸8へのガイドブラケット81,81′の取
付間隔はW3となっており、トラックの荷台3に両側寄せ
されて積み込まれる左右の荷4,4の巾W5(<W2)との差
(W5−W3)相当の距離だけ検出器76′より内側に検出器
75′が取付けられているので、巾寄せに際して検出器7
5,75′を用いるようにすれば良い。このような積込態様
は、峠道等、左右にうねる道を走行する場合に適してい
る。
以上、本発明の荷積み装置の一実施例について説明した
が、これらに制限されるものではない。例えば、荷4が
荷台3に1列で積込まれる場合には、荷搬送コンベヤ1
は1列であれば良く、且つ、積込装置2の積込コンベヤ
6も1列であれば良い。
また、トラック等の着床位置を検出する手段として、ス
ライド軸8を設けず、積込コンベヤ6に取付けた検出器
でトラック等の荷台3の位置を直接検出しても良い。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明の荷積み装置は、荷揃えされた荷を
パレット単位でトラック等の荷台に移載するのに適する
もので、トラック等の荷台に積込まれる荷をストレージ
部と積込部とに荷揃えすることによって、ストレージ部
の必要長さを短くできる効果を奏するものであり、ま
た、積込部としての積込装置の昇降装置により荷のレベ
ル合せをすると共に、その積込コンベアが荷の搬出方向
に対して直角方向に移動するようになしてあり、該積込
コンベア上の荷を該積込コンベアと共に巾寄せし得るよ
うになしてあるから、荷をパレット単位でトラック等の
荷台に移載する際に、荷のレベル合せと共に荷を適正な
位置に容易に巾寄せして荷台に確実に移載できる効果を
奏するものであり、その産業上の利用価値が高いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の荷積み装置の一実施例の概略を示す平
面図、第2図はその正面図、第3図はその積込装置の拡
大詳細平面図、第4図は第2図の要部拡大詳細正面図、
第5図はその積込装置の拡大詳細右側面図、第6図はト
ラックへの反射板取付板の取付態様を示す概略図、第7
図は反射板取付板の斜視図、第8図、第9図及び第10図
は本発明の荷積み方法の一実施態様による左寄せ積み態
様を説明するための平面図、正面図及び右側面図、第11
図は本発明の荷積み装置の一実施態様による両側寄せ積
み態様を説明するための平面図である。 1,1′……ストレージ部(荷搬送用コンベヤ) 2……積込部(積込装置)、3……荷台 4,4′……荷、5……昇降装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定設置されたストレージ部と昇降可能な
    積込部とを備え、荷をトラック等の荷台に移載する荷積
    み装置において、 上記ストレージ部を、上記荷台に収容し得る荷の量より
    も少ない量の荷しか収容し得ない大きさとし、且つ 上記積込部を、上下方向に昇降する昇降装置5と、該昇
    降装置5上に配設され荷の搬出方向に対して略直角方向
    に移動する積込コンベヤ6と、上記昇降装置5上に配設
    され、上記積込コンベヤ6上の荷を該積込コンベヤ6と
    共に巾寄せするサイドプッシャー71を具備する巾寄せ装
    置7とを備えた積込装置2で構成した ことを特徴とする荷積み装置。
  2. 【請求項2】ストレージ部と積込部とに収容し得る荷の
    量が、荷台に収容し得る荷の量と略等しい、特許請求の
    範囲(1)項記載の荷積み装置。
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