JPH0313129B2 - - Google Patents

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JPH0313129B2
JPH0313129B2 JP1495086A JP1495086A JPH0313129B2 JP H0313129 B2 JPH0313129 B2 JP H0313129B2 JP 1495086 A JP1495086 A JP 1495086A JP 1495086 A JP1495086 A JP 1495086A JP H0313129 B2 JPH0313129 B2 JP H0313129B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、倉庫等から搬出された荷をトラツク
等の荷台に移載するための荷積み装置に関し、特
に荷搬送用コンベヤ上に荷揃えされた荷をパレツ
ト単位でトラツク等の荷台に移載するのに適した
荷積み装置に関する。
〔従来の技術〕
荷をトラツク等の荷台に移載するための荷積み
装置としては、実開昭57−46532号公報に記載の
もの等が知られている。又、荷をトラツク等の荷
台に移載するための荷積み装置に関連する装置と
しては、実公昭53−17098号公報、実公昭53−
42938号公報、実公昭53−42939号公報、実公昭54
−13333号公報に記載のもの等が知られている。
上記公報により開示されている従来技術につい
て説明すると、実開昭57−46532号公報には、荷
搬送用コンベヤのレベルとトラツク等の荷台上に
設けられたコンベヤのレベルとの高さの調整、荷
搬送用コンベヤの平面位置とトラツク等の荷台の
平面位置との調整、荷揃えされた荷の間隔の巾寄
せ、トラツク等の荷台への荷の積込み等の機能を
備えた荷積み装置(運搬装置)が開示されてお
り、この荷積み装置は、左右に移動可能な走行台
車上に取付けられた上下方向に昇降自在な昇降キ
ヤレツジ、左右に転がるように配置されたフリー
ローラ等から構成されている。
また、実公昭53−17098号公報には、プツシユ
平板の摺動につれて、搬出コンベヤを、荷の搬出
方向に対して直角方向に摺動するようにした荷の
位置決め装置が開示されている。
また、実公昭53−42938号公報には、一定経路
を走行可能な走行台車に水平方向位置を検出する
検出器を、昇降自在な荷受け渡し装置に上下方向
位置を検出する検出器を設ける等した荷受け渡し
装置の位置検出装置が開示されている。
また、実公昭53−42939号公報には、一定経路
を走行可能な走行台車にフオークを昇降可能に支
持し、該フオークの高さを制御する装置を設けた
荷積み装置のフオーク制御装置が開示されてい
る。
また、実公昭54−13333号公報には、搬出され
た荷をプツシユバーによつて押出し得るようにし
た荷物押出し装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のよう
な問題点を有していた。
即ち、実開昭57−46532号公報又は実公昭53−
17098号公報に開示されている装置は、荷を走行
台車の中央に巾寄せした後、走行台車を移動させ
てトラツク等の荷台に荷を移載するものであるか
ら、移載に時間を要する。その上、これらの公報
には、トラツク等の荷台に走行台車を正確に位置
合わせしたり、巾寄せすべき荷が正確に荷揃えさ
れている場合は勿論のこと、巾寄せすべき荷の一
部が欠けたり、荷揃えがずれている場合にも、荷
を走行台車の中央以外の箇所に巾寄せすることは
記載も示唆もされていない。従つて、実際には、
トラツク等は運転技術の差異によつて必ずしも正
確な位置に停車するとは限らず、しかもトラツク
等の運転条件の差異に応じて例えば荷を左寄せや
両側寄せする等、荷の積込態様を異ならせるにも
拘わらず、更には荷が一部欠けたり荷揃えがずれ
たりするにも拘わらず、これらの装置はこれに対
応することができない。
また、実公昭53−42938号公報又は実公昭53−
42939号公報に開示されている装置は、巾寄せ機
能を具備していないため、2列の荷搬送用コンベ
ヤからトラツク等の荷台に荷を移載する場合に
は、搬出される荷が通常若干乱れており、又2列
の荷搬送用コンベヤのピツチが通常かなり大きく
なつているので、荷がトラツク等の荷台にあたり
荷を移載できない。
また、実公昭54−13333号公報に開示されてい
る装置は、1列の荷搬送用コンベヤより搬出され
る荷を取り扱うもので、上記の場合と同様に巾寄
せ機能を具備していない。
従つて、本発明の目的は、荷が一部欠けたり荷
揃えがずれた場合にも、搬出された荷をトラツク
等の荷台位置に合わせて巾寄せし得るようになす
ことにより、トラツク等の荷台に移載する能力を
大きくし、且つ構造を単純化できる荷積み装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、2列の荷搬送用コンベヤより搬出さ
れる荷を巾寄せし、巾寄せされた荷をトラツク等
の荷台に移載する荷積み装置において、荷の搬出
方向に対して略直角方向に移動する1対の積込コ
ンベヤと、該積込コンベヤ上の荷をその外側から
巾寄せ方向に押圧するサイドプツシヤーを備え且
つ該積込コンベヤをその外側から巾寄せ方向に押
圧する補助サイドプツシヤーを備えており、上記
積込コンベヤ上の荷を上記サイドプツシヤーを介
して巾寄せし或いは上記積込みコンベヤを上記補
助サイドプツシヤーを介して巾寄せする1対の巾
寄せ装置を設けると共に、少なくとも2対の等長
リンクによつて、上記1対の積込コンベヤ又は上
記1対の巾寄せ装置に連結され、上記1対の積込
コンベヤ又は上記1対の巾寄せ装置の移動に連動
する中央仕切板を設け、該中央仕切板を上記1対
の積込コンベヤ又は上記1対の巾寄せ装置の略中
心線上に常時位置し得るようにしたことを特徴と
する荷積み装置を提供することによつて上記の目
的を達成したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の荷積み装置を図面に示す実施例
について説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の荷積み装
置の一実施例の概略を示す平面図及び正面図で、
これらの図面において、1,1′は左右に並設し
た2列の荷搬送用コンベヤ、2は積込装置、3は
トラツクの荷台、4,4′はパレツト積製品等の
荷で、本発明の荷積み装置は、2列の荷搬送用コ
ンベヤ1,1′より搬出される荷4,4′を、積込
装置2により所望位置に巾寄せしてから荷台3に
移載するように構成してある。尚、荷搬送用コン
ベヤ1,1′、積込装置2及び荷台3は、2組図
示してあるが、これらの組数に特に制限はない。
又、1″は倉庫から荷4,4′を搬出して荷搬送用
コンベヤ1,1′に分配する分配コンベヤである。
又、左右1対の部材等については、原則として、
左側(荷の搬送方向に対して)のものを示す場合
はダツシユを付さずに符号のみで示し、右側のも
のを示す場合にはダツシユを付した同一符号で示
す(以下、同じ)。
本発明の荷積み装置における上記積込装置2
は、上下方向に昇降する昇降装置5と、該昇降装
置5上に配設され荷4,4′の搬送方向に対して
略直角方向に移動する左右1対の積込コンベヤ
6,6′と、該積込コンベヤ6,6′上の荷4,
4′を巾寄せする左右1対の巾寄せ装置7,7′と
を主体として構成してある。
上記積込装置2の各部をその詳細を示す第3図
〜第5図とともに詳述すると、先ず、上記昇降装
置5は、この実施例の場合、荷搬送用コンベヤ
1,1′の搬出端部の前方(第4図において右方)
に固定してあり、その上部の昇降部51を昇降シ
リンダー52により昇降させるようになしてあ
る。そして昇降部51の前方、即ちトラツク側に
は、トラツクの荷台3の水平方向位置を検出し得
るように、荷4,4′の搬出方向に対して略直角
方向に水平に移動するスライド軸8を設けてあ
る。
上記スライド軸8は、スライドモーター53に
より荷4,4′の搬出方向に対して略直角方向に
水平に移動するようになしてあり、スライド軸8
の両端部には後述のように上記巾寄せ装置7,
7′の検出器75,75′,76′により検出され
るガイドブラケツト81,81′をそれぞれ取付
位置調整可能に取付けてある。そして、一方(荷
の搬出方向に対して左側)のガイドブラケツト8
1には、トラツクの上記荷台3の水平方向位置を
検出する検出器82,82及上記荷台3の上下方
向位置を検出する検出器83,83をそれぞれ上
下1対設けてある。これらの検出器82,82,
83,83は、実施例の場合、何れもトラツクの
後部にその荷台3よりも低く取付けた反射板31
を検出する光電管で構成してある。反射板31
は、第6図及び第7図に示す如く、トラツク本体
の取付ステーに取付部32を介して取付けられた
非反射性の反射板取付板33の所定箇所に貼着し
てある。反射板31の反射板取付板33への貼着
は、反射板取付板33の表面に設けられた基盤の
目を基準にし、トラツクの大きさに応じて正確に
位置決めするのが好ましく、反射板31の取付け
位置は、水平方向においてはトラツクの左側内壁
よりも右側(内側)、上下方向においては、トラ
ツクの荷台3のローラーコンベヤ34から一定距
離下方が好ましい。これに対応して、荷台3の上
下方向位置を検出する検出器83,83は、積込
装置2からトラツクの荷台3への移載が同一レベ
ルで行われるようにするため、上記積込コンベヤ
6,6′からの距離が上記一定距離と等しくなる
ような位置に取付けておく。荷台3の水平方向位
置を検出する検出器82,82については、特に
このような条件はない。而して、荷台3の水平方
向位置を検出する検出器82,82は、スライド
モーター53によるスライド軸8の右側(荷の搬
出方向に対して)への移動の際、何れかが反射板
31を検出することによりスライドモーター53
を停止させてスライド軸8を所定位置に停止させ
る機能を有する。又、荷台3の上下方向位置を検
出する検出器83,83は、前記昇降装置5の昇
降シリンダー52の駆動により昇降部51が上昇
した際、2個の検出器83,83が同時に反射板
31(の両端部分)を検出することにより昇降シ
リンダー52を停止させて昇降部51を所定位置
に停止させ、昇降部51上の積込コンベヤ6,
6′の上面とトラツクの荷台3のローラーコンベ
ヤ34の上面とを一致させる機能を有する。
また、積込装置2の左右1対の前記積込コンベ
ヤ6,6′は、荷4,4′の搬出方向に対して略直
角方向に水平に移動し得るように上記昇降装置5
の昇降部51上に設けてある。即ち、昇降部51
上には荷4,4′の搬出方向に対して略直角方向
にレール54を複数本固設してあり、積込コンベ
ヤ6,6′は、それぞれに付属させた複数個の車
輪61,61′を介して斯るレール54上に走行
自在に配してある。そして、積込コンベヤ6,
6′は、後述の如く巾寄せ装置7,7′により巾寄
せされる荷4,4′とともに移動するようになし
てあり、その停止は、車輪61,61′に付設し
たブレーキに62,62′により行うようになし
てある。又、積込コンベヤ6,6′は、それぞれ、
駆動モーター63,63′により駆動されるエン
ドレスチエーン64,64′を上部左右に1対備
えており、これらのエンドレスチエーン64,6
4′間にそれぞれ保護板65,65′を張設した構
造となしてある。そして、保護板65,65′そ
れぞれの中央部には荷4,4′の搬出方向に長手
方向を向けた切欠部66,66′を形成してあり、
積込コンベヤ6,6′には、それぞれ、斯る切欠
部66,66′から第4図に示す如く起立して積
込コンベヤ6,6′上の荷4,4′を荷台3に押し
込む押込プツシヤー9,9′を設けてある(この
駆動機構は図示せず)。そして又、保護板65,
65′上にはそれぞれ前後させて2つの荷検出器
91,92,91′,92′を設けてあり、後方
(荷搬送用コンベヤ1,1′側)の荷検出器91,
91′及び前方(トラツクの荷台3側)の荷検出
器92,92′を荷4,4′が越えた時に押込プツ
シヤー9,9′を上述の如く作動するようになし
てある。
また、積込装置2の左右1対の前記巾寄せ装置
7,7′は、積込コンベヤ6,6′上の荷4,4′
を巾寄せし得るように前記昇降装置5の前記昇降
部51に設けてある。即ち、巾寄せ装置7,7′
は、それぞれ、積込コンベヤ6,6′上の荷4,
4′をその側から押圧するサイドプツシヤー71,
71′及びこれらそれぞれに一体的に設けた複数
本のガイドシヤフト72,72′を備えており、
ガイドシヤフト72,72′を昇降部51に設け
たガイド(軸受け)73,73′に摺動自在に嵌
挿し、且つ昇降部51に設けたサイドプツシヤー
駆動部74,74′でサイドプレツシヤー71,
71′を駆動することにより、積込コンベヤ6,
6′上の荷4,4′をその外側から押圧するように
なしてある。そして、サイドプツシヤー駆動部7
4,74′によるサイドプツシヤー71,71′の
駆動は、前記積込コンベヤ6,6′の前記荷検出
器91,92,91′,92′により積込コンベヤ
6,6′上の荷4,4′の存在が検知された時、開
始するようになしてある。又、サイドプツシヤー
71,71′におけるトラツクの荷台3側の端部
には、それぞれ前記スライドシヤフト8の前記ガ
イドブラケツト81,81′への近接を検出する
検出器75及び75′,76′(検出器75′,7
6′はトラツクに左寄せで荷4,4′を積み込む時
に使用し、左右両側寄せで荷4,4′を積み込む
場合には検出器75及び75′を使用する)を設
けてあり、サイドプツシヤー駆動部74,74′
によるサイドプツシヤー71,71′の駆動は、
この検出器75,75′76′により上記ガイドブ
ラケツト81,81′が検出された時にそれぞれ
停止するようになしてあり、この停止時に、サイ
ドプツシヤー71,71′は、それぞれ巾寄せ完
了位置に位置し、積込コンベヤ6,6′の荷4,
4′に対して所定の巾寄せを完了している。又、
サイドプツシヤー71,71′は、巾寄せ完了後、
それぞれ外側に移動して元の位置に復帰するよう
になしてあるが、その復帰に際して、巾寄せ時に
荷4,4′とともに巾寄せされた積込コンベヤ6,
6′も復帰させるため、上記ガイドシヤフト72,
72′には、積込コンベヤ6,6′をその内側から
それぞれ押圧して復帰させる復帰フツク77,7
7′を設けてある。又、サイドプツシヤー71,
71′には、それぞれ、補助サイドプツシヤー7
0,70及び70′,70′を設けてあり、積込コ
ンベヤ6,6′上に荷4,4′がない場合には、積
込コンベヤ6,6′のフレームをその外側から押
圧するようになしてある。
また、本発明の荷積み装置においては、第3図
〜第5図に示す如く、1対の上記積込コンベヤ
6,6′間に中央仕切板78を設けてある。中央
仕切板78は、該積込コンベヤ6,6′の移動に
連動するように2対の等長リンク79,79′及
び79,79′により1対の積込コンベヤ6,
6′に連結してあり、前述の如く1対の巾寄せ装
置7,7′の作動によつて1対の積込コンベヤ6,
6′が荷4,4′の搬出方向と略直角方向に移動し
ても、1対の積込コンベヤ6,6′の略中心線上
に常時位置し得るようになしてある。尚、、中央
仕切板78は、第12図に示す如く、1対の巾寄
せ装置7,7′にこれらに連動するように設け、
1対の巾寄せ装置7,7′の略中心線上に常時位
置し得るようになしてあつても良く、第12図の
場合、中央仕切板78は、巾寄せ装置7,7′の
ガイドシヤフト72,72′及び72,72′の先
端部に2対の等長リンク79,79′及び79,
79′により連結してある。
この他、第1図、第2図及び第4図において、
35は積込装置2の直前にトラツクを停車(着
床)させるトラツクストツパー、36はトラツク
への荷4,4′の積込によつてトラツクの荷台3
が下がるのを防止する荷台固定装置である。
次に、上述の構成からなる荷積み装置による荷
積み態様を、トラツクの荷台3に荷4,4′を
(トラツクの前進方向に対して)左寄せして積み
込む場合について、荷の動きは第8図〜第10図
を参照しながら、又装置各部の動きは第1図〜第
7図を参照しながら説明する。尚、この左寄せ積
みは、一般道路走行の場合に用いられるもので、
路肩が通常左下がりのため荷が左側に崩れ易いの
を防止するために用いられる。
荷積みに際しては、先ず、その準備段階とし
て、トラツクをその後方から積込装置2の直前に
着床(停止させる)。この着床は、トラツク及び
積込装置2のセンターを一致させて正確に行う必
要はなく、荷搬送用コンベヤ1,1′上を搬送さ
れる左右の荷4,4′の巾W1よりも、1対の巾
寄せ装置7,7′のサイドプツシヤー71,7
1′の巾W4を充分大きくとり、W4>W1とし
ておけば、トラツクの荷台3(巾W2<W1)が
W4内に入るようにトラツクを着床すれば良い。
もし、中央仕切板78がなければ、トラツクの着
床範囲は、W1内になければならないが、本発明
の荷積み装置においては、中央仕切板78が設け
てあるため、W4内にあれば良く、それだけ着床
範囲を拡げることができる。実際にも、第8図の
例においては、トラツクの着床位置は、W4内に
あるが、W1の位置よりもW6だけ外側にずれて
いる。そして、反射板31を、前述の如く、荷台
3の上下方向位置を検出する検出器83,83か
ら積込コンベヤ6,6′迄の距離に等しい距離だ
けトラツクの荷台3のローラーコンベヤ34から
下方に、且つトラツクの左内壁面の下方に位置さ
せて取付ける。そして又、積込装置2におけるス
ライド軸8へのガイドブラケツト81,81′の
取付間隔を、トラツクの荷台3に左寄せされて積
み込まれる荷4,4′の巾W3(<W2)に等し
くしておく。
上記の積込準備が完了後、積込装置2開始ボタ
ン(図示せず)を押すと、積込装置2に付属させ
たスライド軸8がスライドモーター53により左
端原点から右側に移動し、スライド軸8に取付け
られた、荷台3の水平方向位置を検出する検出器
82,82のいずれか一方がトラツクの反射板3
1を検出した時点でスライドモーター53が停止
してスライド軸8も停止する。
次いで、積込コンベヤ6,6′の駆動モーター
63,63′が駆動され、荷搬送用コンベヤ1,
1′からそれぞれ2個づつ、合計4個の荷4,4,
4′,4′積込コンベヤ6,6′上に搬入される。
搬入された左右の荷4,4′は、荷搬送用コンベ
ヤ1,1′におけるそれと同じ巾W1である。こ
の搬入は、積込コンベヤ6,6′における荷検出
器91,92,91′,92′によつて検出され
る。
積込コンベヤ6,6′上に4個の荷4,4,
4′,4′が搬入されると、巾寄せ装置7,7′の
サイドプツシヤー駆動部74,74′が駆動され、
それによつてサイドプツシヤー71,71′が、
搬入された荷4,4,4′,4′を両側から巾寄せ
するため、搬入された荷4,4,4′,4′は、積
込コンベヤ6,6′又はサイドプツシヤー71,
71′の略中央部に常時位置するように前述の如
く連動している中央仕切板78によつても押され
つつ巾寄せされる。この場合、サイドプツシヤー
71,71′による巾寄せは、上述の如く所定位
置に停止しているスライド軸8に取付けられたガ
イドブラケツト81,81′をサイドプツシヤー
71,71′に取付けられた検出器75,76′が
検出した時に、サイドプツシヤー駆動部74,7
4′が停止することにより完了する。この時、ス
ライド軸8に取付けられたガイドブラケツト8
1,81′の間隔は、前述の如く、トラツクの荷
台3に左寄せして積み込もうとする巾W3に等し
くしてあり、又、左側のガイドブラケツト81
が、トラツクの左内壁面と荷の左側面とを一致し
得る位置となるようにスライド軸8が移動停止し
ているから、左右の荷4,4′は、その巾がトラ
ツクの荷台3に左寄せして積み込もうとする巾W
3に等しくなるように巾寄せされており、且つ左
側の荷4の左側面は、トラツクの左内壁面に略一
致している。即ち、巾寄せされた荷4,4,4′,
4′は、トラツクの荷台3方向に押せば、そのま
まトラツクの荷台3に左寄せして積み込まれる位
置にある。又、この巾寄せの際、積込コンベヤ
6,6′は、巾寄せされる荷4,4,4′,4′と
ともに内側に巾寄せされ、巾寄せ完了時に、ブレ
ーキ62,62′により停止固定される。尚、ト
ラツクの荷台3に荷を左寄せして積み込もうとす
る場合、トラツクが左側一杯に着床された時に
は、左側のサイドプツシヤー71は殆ど駆動され
ない場合もある。
また、上述の如き巾寄せと同時に、積込コンベ
ヤ6,6′の上面とトラツクの荷台3のローラー
コンベヤ34の上面とのレベル合わせも行われ
る。即ち、昇降装置5の昇降シリンダー52の駆
動により昇降部51が上昇し、昇降部51に取付
けられたスライド軸8が上昇し、スライド軸8に
取付けられた、荷台3の上下方向位置を検出する
検出器83,83の両方が、反射板31を検出す
ることにより、昇降シリンダー52を停止させて
斯るレベル合わせが行われる。
上述の如き巾寄せ及びレベル合わせが完了する
と、積込コンベヤ6,6′が再び駆動され、荷4,
4,4′,4′はトラツクの荷台3のローラーコン
ベヤ34に送り込まれ、後方の左右2個の荷4,
4′が積込コンベヤ6,6′の前方(トラツクの荷
台3側)の荷検出器91,92′を越えた時に、
押込プツシヤー9,9′が作動して荷4,4,
4′,4′を後押し、トラツクの荷台3のローラー
コンベヤ34上に確実に移載させて積込を完了さ
せる。
積込が完了すると、押込プツシヤー9,9′は
元の位置に復帰し、又、積込コンベヤ6,6′の
ブレーキ62,62′が解除され、サイドプツシ
ヤー71,71′の一方が殆ど動かず積込コンベ
ヤ6,6′の双方が大きく移動した場合であつて
も積込コンベヤ6,6′と巾寄せ装置7,7′との
位置関係を巾寄せ前の元の位置関係に確実に復帰
させるため、巾寄せ装置7,7′のサイドプツシ
ヤー71,71′が一旦内側に作動された後元の
位置への復帰し、これとともに積込コンベヤ6,
6′が復帰フツク77,77′を介して元の位置に
復帰し、更に昇降装置5の昇降部51が下降して
そこに設置された積込コンベヤ6,6′の上面と
荷搬送用コンベヤ1,1′の上面とが等しくなり、
次の積込に備える。
以上、トラツクの荷台3に荷4,4′を左寄せ
して積み込む荷積み態様を、荷搬送用コンベヤ
1,1′から積込コンベヤ6,6′へ荷4,4,
4′,4′が1つも欠けずに且つ所定の位置に所定
の向きで荷揃えされた場合について説明したが、
本発明の荷積み装置によれば、第14図に示す如
く荷4′の1つが欠けたり(荷搬送用コンベヤ1,
1′から搬出される最後尾の荷を荷積みする場合
に起こり得る)若しくは図示してはないがそれ以
上の荷が欠けた場合や、第14図に示す如く荷4
の向きにずれを生じたり若しくは図示してはない
が左右の荷4,4′の巾が荷搬送用コンベヤ1,
1′の中心線に対してずれて荷揃えされた場合で
あつても、本発明の荷積み装置によれば、中央仕
切板78が前述の如く設けてあり、荷をこの中央
仕切板78で押さえながら巾寄せできるため、荷
の位置を適正な位置に修正しつつ上述の場合と同
様に巾寄せして荷積みすることができる。中央仕
切板78がない場合にはこのような修正乃至巾寄
せを行うことはできない。尚、このような修正乃
至巾寄せは、実施例の如く、積込コンベヤ6,
6′をエンドレスチエーンで構成しても、該エン
ドレスチエーン上に荷を滑らすことができるため
容易に行なうことができる。又、左右の荷4,4
及び4′,4′の何れか一方の荷(実施例の場合2
個)が欠けた場合、荷の欠けている方の積込コン
ベヤ6,6′は、巾寄せ装置7,7′による巾寄せ
時に、補助サイドプツシヤー70,70又は7
0′,70′により直接押圧されて巾寄せ装置7又
は7′とともに巾寄せされる。
また、上記の荷積み装置を用いて、第11図に
示す如く、荷を両側寄せしてトラツクの荷台3に
積み込むためには、スライド軸8へのガイドブラ
ケツト81,81′の取付間隔はW3となつてお
り、トラツクの荷台3に両側寄せされて積み込ま
れる左右の荷4,4′の巾W5(<W2)との差
(W5−W3)相当の距離だけ検出器76′より内
側に検出器75′が取付けられているので、巾寄
せに際して検出器75,75′を用いるようにす
れば良い。このような積込態様は、峠道等、左右
にうねる道を走行する場合に適している。
上述の荷積み態様の説明からも明らかなよう
に、前述の構成からなる実施例の荷積み装置は、
トラツクの着床位置が必ずしも正確でなく、かな
りずれても、巾寄せ装置7,7′のサイドプツシ
ヤーの巾W4内にトラツクが着床されさえすれ
ば、スライド軸8の検出器82でトラツクの荷台
3の水平方向位置を検出し、それに基づいて荷
4,4′を所定の位置に中央仕切板78で押さえ
ながら巾寄せ装置7,7′により巾寄せできるた
め、積込開始時に検出器82で巾寄せ位置を1回
検出してしまえば、積込開始後はこの検出を要す
ることなく繰り返し自動的に積込を行うことがで
き、従来の装置のように装置本体の中央に巾寄せ
してから装置本体を移動させる必要がなく、且つ
装置本体を積込の度に移動させる必要がない利点
がある。しかも、中央仕切板78が巾寄せ装置
7,7′又は積込コンベヤ6,6′と連動させて設
けてあるため、積込コンベヤ6,6′上に荷の一
部が欠けて搬出されたり荷揃えがずれている場合
であつても、積込コンベヤ6,6′上において荷
を適正位置に修理乃至巾寄せすることができる。
更に又、上下方向のレベル調整も水平方向の巾寄
せと同時に行うことができるため、無駄な動作が
なく、高能率且つシンプルである。又、積込コン
ベヤ6,6′は、巾寄せ装置7,7′とともに移動
するようになつているので、積込コンベヤ6,
6′と直交するコンベヤを組み込む必要がなく、
積込コンベヤ6,6′をこのように移動させるこ
とにより押込プツシヤー9,9′により荷4,
4′の中央部を特別の工夫を要することなく容易
に押し込める利点もある。
また、以上、昇降装置5が所定位置に固定され
ている場合について本発明の荷積み装置の実施例
を説明したが、本発明の荷積み装置は、その昇降
装置が、第13図に示す如く、一定経路11上を
水平方向に移動可能な台車12上に配設された構
造となつていても良い。荷積み装置をこのように
構成することにより、第13図に示す例えば3組
の荷搬送用コンベヤ1,1′の任意の1組から、
荷を受け取つた後、着床された3台のトラツクの
荷台3のうち任意の1つに荷を積み込むことが可
能となる。尚、第13図において、13は、各組
の荷搬送用コンベヤ1,1′の前方に台車12を
停止させるためのリミツトスイツチである。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明の荷積み装置は、荷搬送用
コンベヤ上に荷揃えされた荷をパレツト単位でト
ラツク等の荷台に移載するのに適するもので、ト
ラツク等の着床位置がずれたり、搬出された荷の
一部が欠けていたり、荷揃えがずれたりしている
場合であつても、斯る荷をその位置を修正しなが
らトラツク等の荷台位置に合わせて巾寄せし得る
ようになすことができ、それによつてトラツク等
の荷台に荷を移載する能力を大きくできる効果を
奏するものであり、構造を単純化できること等と
相俟ち、その産業上の利用価値が高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略を示す平面
図、第2図はその正面図、第3図はその積込装置
の拡大詳細平面図、第4図は第2図の要部拡大詳
細正面図、第5図はその積込装置の拡大詳細右側
面図、第6図はトラツクへの反射板取付板の取付
態様を示す概略図、第7図は反射板取付板の斜視
図、第8図、第9図及び第10図は左寄せ積み態
様を説明するための平面図、正面図及び右側面
図、第11図は両側寄せ積み態様を説明するため
の平面図、第12図は本発明の別の実施例の積込
装置の拡大詳細平面図、第13図は本発明の更に
別の実施例の概略を示す平面図、第14図は荷が
欠け且つ荷揃えがずれている場合の荷積み態様を
説明するための平面図である。 1,1′……荷搬送用コンベヤ、3……荷台、
4,4′……荷、6,6′……積込コンベヤ、7,
7′……巾寄せ装置、78……中央仕切板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2列の荷搬送用コンベヤより搬出される荷を
    巾寄せし、巾寄せされた荷をトラツク等の荷台に
    移載する荷積み装置において、荷の搬出方向に対
    して略直角方向に移動する1対の積込コンベヤ
    と、該積込コンベヤ上の荷をその外側から巾寄せ
    方向に押圧するサイドプツシヤーを備え且つ該積
    込コンベヤをその外側から巾寄せ方向に押圧する
    補助サイドプツシヤーを備えており、上記積込コ
    ンベヤ上の荷を上記サイドプツシヤーを介して巾
    寄せし或いは上記積込みコンベヤを上記補助サイ
    ドプツシヤーを介して巾寄せする1対の巾寄せ装
    置とを設けると共に、少なくとも2対の等長リン
    クによつて、上記1対の積込コンベヤ又は上記1
    対の巾寄せ装置に連結され、上記1対の積込コン
    ベヤ又は上記1対の巾寄せ装置の移動に連動する
    中央仕切板を設け、該中央仕切板を上記1対の積
    込コンベヤ又は上記1対の巾寄せ装置の略中心線
    上に常時位置し得るようにしたことを特徴とする
    荷積み装置。 2 積込コンベヤが、上下方向に昇降する昇降装
    置上に配設されている、特許請求の範囲第1項記
    載の荷積み装置。 3 昇降装置が、一定径路上を水平方向に移動可
    能な台車上に配設されている、特許請求の範囲第
    2項記載の荷積み装置。 4 荷台の水平方向位置を検出する検出器を有し
    且つ荷の搬出方向に対して略直角方向に水平に移
    動するスライド軸を、上記荷台の水平方向位置を
    検出し得る位置に設けると共に、該スライド軸の
    水平方向位置を検出する別の検出器を巾寄せ装置
    に設けてある、特許請求の範囲第1項〜第3項の
    何れかに記載の荷積み装置。
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