JP3112785B2 - ファイル管理システム - Google Patents
ファイル管理システムInfo
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- JP3112785B2 JP3112785B2 JP05239334A JP23933493A JP3112785B2 JP 3112785 B2 JP3112785 B2 JP 3112785B2 JP 05239334 A JP05239334 A JP 05239334A JP 23933493 A JP23933493 A JP 23933493A JP 3112785 B2 JP3112785 B2 JP 3112785B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイル管理システムに
関し、特に世代管理を行うファイル管理システムに関す
る。
関し、特に世代管理を行うファイル管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の世代管理システムは、特開
昭63−4353号公報で開示されているように、時間
的あるいは機能的に相互に関係を持つファイル群を世代
グループとし、世代グループ名及び相対世代番号からな
る相対世代ファイル名の形式でファイル指定及び世代管
理を行ってきた。すなわち図2に示すように、従来の世
代ファイル管理システム4は、個別のファイルエントリ
名11(特開昭63−4353号公報の世代グループ名
に当たる)に対して、内部的に連番を採番した絶対世代
番号14を補助的にファイルエントリ名の語尾に付与し
て、物理ファイル名13として磁気ディスク、磁気テー
プ上に外部から設定された世代数12と同じ個数の物理
ファイル5を作成し、世代ファイル管理部でファイルエ
ントリに対する最新の物理ファイルを相対世代番号15
の0(ゼロ)世代と対応させて、以下、順に古い物理フ
ァイルを−1、−2、・・・−n世代と対応させて管理
していた。例えば、ある世代ファイルに関して、データ
を出力する時に+1(プラス1)世代を指定することに
よって、従来の世代管理システムは、最新の物理ファイ
ルの絶対世代番号に1を加えた絶対世代番号をファイル
エントリ名の語尾に付与した物理ファイル名でファイル
を作成し、業務処理毎に割当を行い、また指定により正
常終了時には、最新に出力したファイルを相対世代番号
0(ゼロ)世代と対応するようシフトし、以下、−1、
−2、・・・−n世代も同様に対応するようシフトし、
最も古い物理ファイルを削除していた。
昭63−4353号公報で開示されているように、時間
的あるいは機能的に相互に関係を持つファイル群を世代
グループとし、世代グループ名及び相対世代番号からな
る相対世代ファイル名の形式でファイル指定及び世代管
理を行ってきた。すなわち図2に示すように、従来の世
代ファイル管理システム4は、個別のファイルエントリ
名11(特開昭63−4353号公報の世代グループ名
に当たる)に対して、内部的に連番を採番した絶対世代
番号14を補助的にファイルエントリ名の語尾に付与し
て、物理ファイル名13として磁気ディスク、磁気テー
プ上に外部から設定された世代数12と同じ個数の物理
ファイル5を作成し、世代ファイル管理部でファイルエ
ントリに対する最新の物理ファイルを相対世代番号15
の0(ゼロ)世代と対応させて、以下、順に古い物理フ
ァイルを−1、−2、・・・−n世代と対応させて管理
していた。例えば、ある世代ファイルに関して、データ
を出力する時に+1(プラス1)世代を指定することに
よって、従来の世代管理システムは、最新の物理ファイ
ルの絶対世代番号に1を加えた絶対世代番号をファイル
エントリ名の語尾に付与した物理ファイル名でファイル
を作成し、業務処理毎に割当を行い、また指定により正
常終了時には、最新に出力したファイルを相対世代番号
0(ゼロ)世代と対応するようシフトし、以下、−1、
−2、・・・−n世代も同様に対応するようシフトし、
最も古い物理ファイルを削除していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の世代ファイル管理システムでは、個々のフ
ァイルエントリの状態が業務処理単位とは無関係に別々
に管理、更新されているため、通常、業務処理を行う場
合には世代管理がなされている複数のファイルを使用す
ることから、各ファイルエントリ間の各世代ファイルの
内容に不都合が生じる恐れがあった。
ような従来の世代ファイル管理システムでは、個々のフ
ァイルエントリの状態が業務処理単位とは無関係に別々
に管理、更新されているため、通常、業務処理を行う場
合には世代管理がなされている複数のファイルを使用す
ることから、各ファイルエントリ間の各世代ファイルの
内容に不都合が生じる恐れがあった。
【0004】例えば、業務処理上の区切りで分けた複数
のファイルエントリに対する一連の処理の途中で異常が
発生した場合、複数のまとまりのあるファイルエントリ
の中で一部のファイルエントリのみが絶対世代番号が上
がり、相対世代番号0(ゼロ)世代に対するファイルの
中身が他のファイルエントリと異なるタイミングのデー
タになるため不整合が発生し、再処理を行うためには、
処理の状況を人手により判断し、手作業により全体のフ
ァイルエントリの状態を合わせる準備をする必要があ
り、手間と時間がかかるという問題があった。本発明は
このような問題を解決するもので、異常終了時における
再処理をするための時間を大幅に短縮し、作業の違いを
減少させて運用操作の標準化されたシステムを提供する
ことを目的とする。
のファイルエントリに対する一連の処理の途中で異常が
発生した場合、複数のまとまりのあるファイルエントリ
の中で一部のファイルエントリのみが絶対世代番号が上
がり、相対世代番号0(ゼロ)世代に対するファイルの
中身が他のファイルエントリと異なるタイミングのデー
タになるため不整合が発生し、再処理を行うためには、
処理の状況を人手により判断し、手作業により全体のフ
ァイルエントリの状態を合わせる準備をする必要があ
り、手間と時間がかかるという問題があった。本発明は
このような問題を解決するもので、異常終了時における
再処理をするための時間を大幅に短縮し、作業の違いを
減少させて運用操作の標準化されたシステムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】世代管理されている個々
のファイルエントリを業務遂行上の処理の区切りで分け
た複数のファイルエントリをまとめることにより、業務
処理単位と1対1に対応する世代ファイル群エントリと
して関連づけて管理する世代ファイル群エントリ管理手
段と、個々のファイルエントリ毎の処理の終了状況と前
記業務処理単位の終了状況とを入力する終了状況入力手
段と、前記終了状況入力手段からの終了状況情報が異常
だった場合、前記世代ファイル群エントリ中のどのファ
イルエントリまでが正常に処理されたのかを判断し、こ
れに基づいて世代ファイル群エントリを更新前の同期の
とれた内容に復元する動作と、終了状況情報が正常だっ
た場合、世代ファイル群エントリ中のファイルエントリ
各々について一括して最古の世代ファイルを削除する動
作とを行う世代ファイル群エントリ更新手段とを備えて
いる。
のファイルエントリを業務遂行上の処理の区切りで分け
た複数のファイルエントリをまとめることにより、業務
処理単位と1対1に対応する世代ファイル群エントリと
して関連づけて管理する世代ファイル群エントリ管理手
段と、個々のファイルエントリ毎の処理の終了状況と前
記業務処理単位の終了状況とを入力する終了状況入力手
段と、前記終了状況入力手段からの終了状況情報が異常
だった場合、前記世代ファイル群エントリ中のどのファ
イルエントリまでが正常に処理されたのかを判断し、こ
れに基づいて世代ファイル群エントリを更新前の同期の
とれた内容に復元する動作と、終了状況情報が正常だっ
た場合、世代ファイル群エントリ中のファイルエントリ
各々について一括して最古の世代ファイルを削除する動
作とを行う世代ファイル群エントリ更新手段とを備えて
いる。
【0006】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例の構成概要を示
すブロック構成図である。特に本発明のファイル管理シ
ステムが特徴とするのは、個々のファイルエントリを業
務処理上の区切りで一まとまりにした複数のファイルエ
ントリを世代ファイル群エントリとして群管理する世代
ファイル群エントリ管理手段1と、個々のファイルエン
トリ毎の処理の終了状況と業務処理単位の終了状況とを
後述の世代ファイル群エントリ更新手段2に伝達するた
めの終了状況入力手段3と、一括削除同期方式により、
業務処理の終了状況が正常の場合に不要となった各世代
管理の最古世代ファイルを一括して削除したり、業務処
理の終了状況が異常だった場合に世代ファイル群エント
リの状態を更新前の同期のとれた状態に復元する世代フ
ァイル群エントリ更新手段2により構成されている部分
である。
すブロック構成図である。特に本発明のファイル管理シ
ステムが特徴とするのは、個々のファイルエントリを業
務処理上の区切りで一まとまりにした複数のファイルエ
ントリを世代ファイル群エントリとして群管理する世代
ファイル群エントリ管理手段1と、個々のファイルエン
トリ毎の処理の終了状況と業務処理単位の終了状況とを
後述の世代ファイル群エントリ更新手段2に伝達するた
めの終了状況入力手段3と、一括削除同期方式により、
業務処理の終了状況が正常の場合に不要となった各世代
管理の最古世代ファイルを一括して削除したり、業務処
理の終了状況が異常だった場合に世代ファイル群エント
リの状態を更新前の同期のとれた状態に復元する世代フ
ァイル群エントリ更新手段2により構成されている部分
である。
【0008】前記一括削除同期方式とは、業務処理の終
了状況に応じて、正常な場合には全ての個別ファイルエ
ントリの最古世代ファイルを、また異常な場合には、正
常に処理された個別ファイルの最新世代ファイルのみを
一括削除するファイルとして指定する方式である。
了状況に応じて、正常な場合には全ての個別ファイルエ
ントリの最古世代ファイルを、また異常な場合には、正
常に処理された個別ファイルの最新世代ファイルのみを
一括削除するファイルとして指定する方式である。
【0009】尚、従来の世代ファイル管理システム4
と、物理ファイル5は、既存のシステムである。
と、物理ファイル5は、既存のシステムである。
【0010】図3は、本発明の一実施例の詳細な構成を
示すブロック構成図であり、世代管理ファイルA、B、
Cの更新をする業務処理単位GROUP−Xを実行する
場合を想定しており、このファイルA、B、Cともに登
録世代数が3世代で、最新世代ファイルの絶対世代番号
がG0009であることを図示している。
示すブロック構成図であり、世代管理ファイルA、B、
Cの更新をする業務処理単位GROUP−Xを実行する
場合を想定しており、このファイルA、B、Cともに登
録世代数が3世代で、最新世代ファイルの絶対世代番号
がG0009であることを図示している。
【0011】世代ファイル群エントリ管理手段1は、業
務処理単位名記録部31と最新絶対世代番号記録部32
と個別ファイルエントリ名記録部33とから構成されて
いる。上記個別ファイルエントリ名記録部33から3つ
の個別ファイルエントリ名FILE−A、FILE−
B、FILE−Cを通知された従来の世代ファイル管理
システム4は、ファイルA、B、Cそれぞれについて3
世代ずつ物理ファイル名13を記録し、FILE−A.
G0007〜0009、FILE−B.G0007〜0
009、FILE−C.G0007〜0009の全部で
9個の物理ファイル名13がそれぞれ物理ファイル5と
対応する。
務処理単位名記録部31と最新絶対世代番号記録部32
と個別ファイルエントリ名記録部33とから構成されて
いる。上記個別ファイルエントリ名記録部33から3つ
の個別ファイルエントリ名FILE−A、FILE−
B、FILE−Cを通知された従来の世代ファイル管理
システム4は、ファイルA、B、Cそれぞれについて3
世代ずつ物理ファイル名13を記録し、FILE−A.
G0007〜0009、FILE−B.G0007〜0
009、FILE−C.G0007〜0009の全部で
9個の物理ファイル名13がそれぞれ物理ファイル5と
対応する。
【0012】終了状況入力手段3は、個別ファイルの個
別終了状況入力部36と業務処理単位の業務処理終了状
況入力部37とで構成されており、個別終了状況入力部
36には、個別ファイルエントリの更新処理が終了する
毎にその処理の終了状況を入力し、業務処理終了状況入
力部37には、業務処理単位GROUP−Xが終了した
時点でその終了状況が入力される。
別終了状況入力部36と業務処理単位の業務処理終了状
況入力部37とで構成されており、個別終了状況入力部
36には、個別ファイルエントリの更新処理が終了する
毎にその処理の終了状況を入力し、業務処理終了状況入
力部37には、業務処理単位GROUP−Xが終了した
時点でその終了状況が入力される。
【0013】世代ファイル群エントリ更新手段2は、更
新動作判断部34と更新動作実行部35から構成され
る。更新動作判断部34は、個別終了状況入力部36及
び業務処理終了状況入力部37の情報に基づいて、前記
一括削除方式により削除すべきファイルを判断して更新
動作実行部35へ通知し、更新動作実行部35はそれに
従って物理ファイル5の削除、及び従来の世代ファイル
管理システム4の相対世代番号15と世代ファイル群エ
ントリ管理手段1の最新絶対世代番号32の更新を行
う。
新動作判断部34と更新動作実行部35から構成され
る。更新動作判断部34は、個別終了状況入力部36及
び業務処理終了状況入力部37の情報に基づいて、前記
一括削除方式により削除すべきファイルを判断して更新
動作実行部35へ通知し、更新動作実行部35はそれに
従って物理ファイル5の削除、及び従来の世代ファイル
管理システム4の相対世代番号15と世代ファイル群エ
ントリ管理手段1の最新絶対世代番号32の更新を行
う。
【0014】次に、図3、図4を用いて本発明の実施例
の処理の流れを説明する。
の処理の流れを説明する。
【0015】まず利用者が入力装置から業務処理単位G
ROUP−Xの実行を指示すると(ステップ41)、世
代ファイル群エントリ管理手段1が業務処理単位名、個
別ファイルエントリ名、最新絶対世代番号を業務処理単
位名記録部31、個別ファイルエントリ名記録部33、
最新絶対世代番号記録部32に記録する。次に、世代フ
ァイル群エントリ管理手段1が個別ファイルエントリ名
記録部33から1つずつ個別ファイルエントリを取り出
して従来の世代ファイル管理システム4へ通知し(ステ
ップ42)、従来の世代ファイル管理システム2は物理
ファイル5対応して、当該ファイルエントリについて、
相対世代番号が+1(プラス1)の最新世代ファイルを
作成する(ステップ42、43)。作成終了後、その終
了状況が個別終了状況入力部36ね入力され、終了状況
が正常であるか否かを判断する(ステップ44)ここで
異常だった場合は、後述のステップ48へ移る。正常だ
った場合は、全ての個別ファイルエントリの処理を終了
したか否かを判断し(ステップ45)、未処理の個別フ
ァイルエントリが残っていた場合は、再びステップ41
〜45を繰り返す。全ての個別ファイルエントリの処理
を終了し、業務処理単位GROUP−Xが終了したかを
判断して(ステップ46)、業務処理単位GROUP−
Xの終了状況を業務処理終了状況入力部37に入力す
る。業務処理単位GROUP−Xの終了状況が正常か否
かを判断し(ステップ46)、異常だった場合は、ステ
ップ48へ移る。正常だった場合は、更新動作判断部3
4により、全ての個別ファイルエントリの最古世代ファ
イルが指定され、更新動作実行部35により指定された
最古世代ファイルの物理ファイル5の削除、従来の世代
ファイル管理システム4における相対世代番号15、及
び物理ファイル名13の更新と、世代ファイル群エント
リ管理手段1の最新絶対世代番号32の更新が行われる
(ステップ47)。また、業務処理終了状況入力部37
または個別終了状況入力部36の終了状況が異常だった
場合は、更新動作判断部34により、個別終了状況入力
部36に「正常」と記録されている個別ファイルのみに
ついて、最新世代ファイルが指定され、更新動作実行部
35により、指定された最新世代ファイルの物理ファイ
ル5の削除、従来の世代ファイル管理システム4におけ
る相対世代番号15、及び物理ファイル名13の復元が
行われる(ステップ48)。
ROUP−Xの実行を指示すると(ステップ41)、世
代ファイル群エントリ管理手段1が業務処理単位名、個
別ファイルエントリ名、最新絶対世代番号を業務処理単
位名記録部31、個別ファイルエントリ名記録部33、
最新絶対世代番号記録部32に記録する。次に、世代フ
ァイル群エントリ管理手段1が個別ファイルエントリ名
記録部33から1つずつ個別ファイルエントリを取り出
して従来の世代ファイル管理システム4へ通知し(ステ
ップ42)、従来の世代ファイル管理システム2は物理
ファイル5対応して、当該ファイルエントリについて、
相対世代番号が+1(プラス1)の最新世代ファイルを
作成する(ステップ42、43)。作成終了後、その終
了状況が個別終了状況入力部36ね入力され、終了状況
が正常であるか否かを判断する(ステップ44)ここで
異常だった場合は、後述のステップ48へ移る。正常だ
った場合は、全ての個別ファイルエントリの処理を終了
したか否かを判断し(ステップ45)、未処理の個別フ
ァイルエントリが残っていた場合は、再びステップ41
〜45を繰り返す。全ての個別ファイルエントリの処理
を終了し、業務処理単位GROUP−Xが終了したかを
判断して(ステップ46)、業務処理単位GROUP−
Xの終了状況を業務処理終了状況入力部37に入力す
る。業務処理単位GROUP−Xの終了状況が正常か否
かを判断し(ステップ46)、異常だった場合は、ステ
ップ48へ移る。正常だった場合は、更新動作判断部3
4により、全ての個別ファイルエントリの最古世代ファ
イルが指定され、更新動作実行部35により指定された
最古世代ファイルの物理ファイル5の削除、従来の世代
ファイル管理システム4における相対世代番号15、及
び物理ファイル名13の更新と、世代ファイル群エント
リ管理手段1の最新絶対世代番号32の更新が行われる
(ステップ47)。また、業務処理終了状況入力部37
または個別終了状況入力部36の終了状況が異常だった
場合は、更新動作判断部34により、個別終了状況入力
部36に「正常」と記録されている個別ファイルのみに
ついて、最新世代ファイルが指定され、更新動作実行部
35により、指定された最新世代ファイルの物理ファイ
ル5の削除、従来の世代ファイル管理システム4におけ
る相対世代番号15、及び物理ファイル名13の復元が
行われる(ステップ48)。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるファ
イル管理システムは、個々のファイルエントリを業務処
理上の区切りで一まとまりにした複数のファイルエント
リを「世代ファイル群エントリ」として群管理すること
によって、業務処理遂行中、異常終了した場合に、世代
ファイル群エントリ中、どのファイルエントリまでが正
常に処理されたかを判断して、これに基づいた世代ファ
イル群エントリを更新前の同期のとれた内容に復元する
作業とが自動的に実行可能である。また、業務処理が正
常終了した場合、世代ファイル群エントリ中のファイル
エントリ各々について、一括して最古世代ファイルの削
除、及び絶対世代番号のシフトアップが実行可能であ
る。
イル管理システムは、個々のファイルエントリを業務処
理上の区切りで一まとまりにした複数のファイルエント
リを「世代ファイル群エントリ」として群管理すること
によって、業務処理遂行中、異常終了した場合に、世代
ファイル群エントリ中、どのファイルエントリまでが正
常に処理されたかを判断して、これに基づいた世代ファ
イル群エントリを更新前の同期のとれた内容に復元する
作業とが自動的に実行可能である。また、業務処理が正
常終了した場合、世代ファイル群エントリ中のファイル
エントリ各々について、一括して最古世代ファイルの削
除、及び絶対世代番号のシフトアップが実行可能であ
る。
【0017】このように、従来、多大な工数と時間を要
した世代ファイル管理が、正確かつ容易に行うことが可
能となり、作業効率の飛躍的な向上が期待できる。特に
異常終了時における再処理をするための時間を大幅に短
縮し、作業の違いを減少させて運用操作の標準化された
システムを提供することができる。
した世代ファイル管理が、正確かつ容易に行うことが可
能となり、作業効率の飛躍的な向上が期待できる。特に
異常終了時における再処理をするための時間を大幅に短
縮し、作業の違いを減少させて運用操作の標準化された
システムを提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の構成概要を示すブロック構
成図
成図
【図2】従来の世代ファイル管理システの構成を示すブ
ロック構成図
ロック構成図
【図3】本発明の一実施例の詳細な全体構成を示すブロ
ック構成図
ック構成図
【図4】本発明の一実施例の処理の流れを示すフローチ
ャート
ャート
1 世代ファイル群エントリ管理手段 2 世代ファイル群エントリ更新手段 3 終了状況入力手段 4 従来の世代ファイル管理システム 5 物理ファイル 11 ファイルエントリ名 12 世代数 13 物理ファイル名 14 絶対世代番号 15 相対世代番号 31 業務処理単位名記録部 32 最新絶対世代番号記録部 33 個別ファイルエントリ名記録部 34 更新動作判断部 35 更新動作実行部 36 個別終了状況入力部 37 業務処理終了状況入力部 41〜48 ステップ
Claims (1)
- 【請求項1】 コンピュータにおけるファイル管理シス
テムの、特に世代管理を行うファイル管理システムにお
いて、 世代管理されている個々のファイルエントリを業務遂行
上の処理の区切りで分けた複数のファイルエントリをま
とめることにより、業務処理単位と1対1に対応する世
代ファイル群エントリとして関連づけて管理する世代フ
ァイル群エントリ管理手段と、 個々のファイルエントリ毎の処理の終了状況と前記業務
処理単位の終了状況とを入力する終了状況入力手段と、 前記終了状況入力手段からの終了状況情報が異常だった
場合、前記世代ファイル群エントリ中のどのファイルエ
ントリまでが正常に処理されたのかを判断し、これに基
づいて世代ファイル群エントリを更新前の同期のとれた
内容に復元する動作と、終了状況情報が正常だった場
合、世代ファイル群エントリ中のファイルエントリ各々
について一括して最古の世代ファイルを削除する動作と
を行う世代ファイル群エントリ更新手段とを備えたこと
を特徴とするファイル管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05239334A JP3112785B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | ファイル管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05239334A JP3112785B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | ファイル管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793200A JPH0793200A (ja) | 1995-04-07 |
JP3112785B2 true JP3112785B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=17043191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05239334A Expired - Fee Related JP3112785B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | ファイル管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112785B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10111822A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-04-28 | Nec Corp | システム構成情報を用いたバージョン管理方法 |
JP4596715B2 (ja) * | 1999-06-10 | 2010-12-15 | サン・マイクロシステムズ・インコーポレーテツド | 別個のメモリ領域におけるデータの組の種々のバージョンを記憶する配列及びメモリ内のデータの組を更新する方法 |
JP4942519B2 (ja) * | 2007-03-14 | 2012-05-30 | 株式会社日立製作所 | 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 |
WO2015132904A1 (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-11 | 株式会社日立製作所 | 情報処理方法及び情報処理システム |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59154560A (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-03 | Hitachi Ltd | フアイル管理方法 |
JPS62107350A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-18 | Hitachi Ltd | 補助記憶装置のデ−タ管理方式 |
JPS634353A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-09 | Nec Corp | 世代フアイル管理方式 |
JPS6411248A (en) * | 1987-07-03 | 1989-01-13 | Canon Kk | Camera |
JPS63303442A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-12 | Hitachi Ltd | データディクショナリ/ディレクトリ回復方式 |
JPH0324648A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-01 | Nec Corp | ファイル同時アクセス制御方式 |
JPH03119444A (ja) * | 1989-10-03 | 1991-05-21 | Nec Software Ltd | メンバ毎の世代管理方式 |
JPH04165545A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-11 | Toshiba Corp | データ障害回復方式 |
JPH04372026A (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-25 | Hitachi Ltd | データセットの世代管理方式 |
JPH0546597A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Ricoh Co Ltd | 文書処理装置 |
JPH05108443A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-04-30 | Nec Field Service Ltd | 情報処理装置のフアイル管理方式 |
JPH05113920A (ja) * | 1991-10-22 | 1993-05-07 | Canon Inc | フアイル管理方法及びその装置 |
JPH05120102A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-18 | Nec Software Ltd | フアイル更新処理の評価方法 |
JPH05120092A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-18 | Ricoh Co Ltd | フアイル装置のフアイル削除制御方法 |
JPH05233404A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-10 | Nec Corp | ファイル制御方式 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP05239334A patent/JP3112785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0793200A (ja) | 1995-04-07 |
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