JPH1153239A - データベースのロールバック処理方法及び前記ロールバック処理方法の手順を記録した記録媒体 - Google Patents

データベースのロールバック処理方法及び前記ロールバック処理方法の手順を記録した記録媒体

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JPH1153239A
JPH1153239A JP9209041A JP20904197A JPH1153239A JP H1153239 A JPH1153239 A JP H1153239A JP 9209041 A JP9209041 A JP 9209041A JP 20904197 A JP20904197 A JP 20904197A JP H1153239 A JPH1153239 A JP H1153239A
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JP
Japan
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data
log information
database
recorded
processing
Prior art date
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JP9209041A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kato
哲也 加藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データベースのデータを更新処理する際のログ
情報の記録回数を削減し、また、ロールバック処理に要
する処理手順を短縮する。 【解決手段】同一のデータ項目のデータに対する更新処
理が重複する場合にも、最初の更新処理の際のログ情報
のみを記録処理し、前記ログ情報には更新処理前の前記
データ項目の初期データを前記更新処理の内容とともに
記録するデータベースのログ情報の記録処理方法とし
た。また、前記ログ情報の記録処理方法により記録した
ログ情報を参照して前記データベースを復元処理するロ
ールバック処理方法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータベースの管理
方法に関し、特にデータベースのデータを更新処理する
際に記録するログ情報の記録処理方法及びデータの更新
処理を途中で中断したり途中で障害が発生したとき、デ
ータベースを初期状態に復帰させるロールバック処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データベースを更新処理する際に
は、データ項目のデータの更新処理毎に更新前のデータ
と更新後のデータとの変分情報をログ情報として記録し
ていた。従って、同一項目のデータに対し重複してN回
(Nは自然数)の更新処理を行うときにも、更新処理毎
に更新処理前後の該当データの変分情報をログ情報とし
てN回記録するようにしていた。また、データベースの
更新処理を途中で中断したとき、データベースの各デー
タ項目のデータを初期状態に復元するロールバック処理
については、前記ログ情報に記録された変分情報を更新
処理の逆の順に遡って、初期状態に復帰処理するように
していた。従って、同一項目のデータのロールバック処
理についてみると、前記のように、データの更新処理毎
にログ情報として記録した変分情報を更新処理の逆の順
にM回(Mは自然数で、更新処理中断までに前記同一デ
ータ項目のデータを更新処理した回数)連鎖的に遡って
初期状態に復元するロールバック処理を行っていた。
【0003】また、より具体的には、特開平7−848
15号公報の「フォールト・トレラント・トランザクシ
ョン指向データ処理システムおよび方法」にあるよう
に、個々のトランザクションのロールバックは、すべて
のトランザクションのログ情報を記憶する回復ログの一
部である個々のトランザクション毎に記憶された回復リ
ストを参照して行い、システムの再始動は前記回復ログ
を参照して行うようにしていた。前記回復ログや回復リ
ストには「回復可能データに対して行われるすべての処
置が」通常記録され、これらのログ情報の量は膨大なも
のとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
ログ情報の記録処理方法では、同一のデータ項目のデー
タに対する更新処理が重複する場合にも、その各々につ
いて変分情報を記録しているので、ログ情報を更新処理
の回数分記録する必要があった。また、ロールバック処
理も前記ログ情報にもとづいて、ログ情報の連鎖を逆の
順に遡っていたので、同一のデータ項目のデータの復元
処理をする際にも、重複して更新処理した回数分の復元
処理が必要となり、初期データへの復元処理の手順が冗
長となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のデータベースのログ情報の記録処理方法
は、データベースのデータ項目のデータを更新処理する
際、前記データ項目に対するデータの更新処理が重複す
るか否かを確認し、前記データ項目に対する更新処理が
重複しない場合には、最初の更新処理に対するログ情報
を記録し、前記ログ情報には前記最初の更新処理前の前
記データ項目の初期データを前記更新処理の内容ととも
に記録するようにし、重複する場合には、前記データ項
目に対する更新処理時のログ情報は記録しないようにし
た。
【0006】また、前記データベースに対する更新処理
を途中で中断したり、途中で障害が発生したとき、前記
更新処理を無効にしてデータベースを初期状態に復元す
るロールバック処理について、前記ログ情報の記録処理
方法に基づいて記録したログ情報を参照して、データベ
ースの各データ項目を各データ項目のデータの最初の更
新処理前の初期データに復元してロールバック処理する
ようにした。
【0007】また、前記データベースがLSI設計のC
AD/CAE用のセルライブラリのデータベースであ
り、セル毎のピン間遅延データ、タイミング制約デー
タ、負荷容量データを一組のデータ項目の単位として更
新処理するようにして、前記のログ情報の記録処理方
法、及び前記のロールバック処理方法を適用した。
【0008】また、前記ログ情報の記録処理方法の手
順、及び前記ロールバック処理方法の手順の各々を記録
媒体に記録して、情報処理システムで利用できるように
した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施の形態のデー
タベースのログ情報の記録処理方法を説明するフローチ
ャートである。ステップ1では、トランザクション中で
のデータベースのデータ項目に対するデータの更新処理
の有無を確認する。データ項目のデータの更新処理を実
行するときには、ステップ2で、それ以前に同一のデー
タ項目のデータに対して更新処理を実行したログ情報が
有るか否かを確認する。ログ情報に同一項目データに対
する更新処理のログ情報が記録されているときには、前
記の更新処理は重複した更新処理であるとしてログ情報
は記録せずステップ1に戻る。前記データ項目のデータ
の更新処理のログ情報が記録されていないときには、ス
テップ3で、そのデータ項目のデータに対する最初の更
新処理に対するログ情報の中に最初の更新処理前の前記
データ項目の初期データを前記更新処理の内容とともに
記録する。ステップ4では、トランザクションの終了を
確認し、トランザクションが終了の場合には、前記ログ
情報の記録処理も終了する。したがって、同一のデータ
項目のデータが重複して更新処理された場合にも、最初
の更新処理時のログ情報のみが記録されることになる。
【0011】図2は、本発明の第2の実施の形態のデー
タベースのロールバック処理方法を説明するフローチャ
ートである。ステップ5では、トランザクションが中断
されたか否かを確認する。トランザクションが中断され
た場合には、ステップ6で、先に記録したログ情報に基
づいて、データベースを初期状態に復元するロールバッ
ク処理を実行する。このとき、ログ情報には中断したト
ランザクションで更新処理された各々のデータ項目毎に
初期データが記録されているので、各データ項目につい
てログ情報を一度だけ参照すれば、元のデータ項目の初
期データに復元処理できる。ステップ7では、ログ情報
に記録されている全ての更新されたデータ項目のデータ
の復元処理が完了したか否かを確認し、完了していれば
ロールバック処理を終了する。
【0012】以上に説明した、ログ情報処理方法の手
順、及びロールバック処理方法の手順を記録した記録媒
体を利用して、前記ログ情報の記録処理方法及びロール
バック処理方法を情報処理システムで利用できるように
することは周知のことである。
【実施例】図3は、本発明のログ情報の記録処理方法及
びロールバック処理方法を、LSI設計のCAD/CA
E用セルライブラリ・データベースに適用した場合の例
を示したものである。
【0013】図3で、LSI設計のCAD/CAE用セ
ルライブラリ・データベース20は、任意のLSI設計
アプリケーションプログラム12の入力情報11として
セル毎にピン間遅延データ、タイミング制約データ、負
荷容量データを一組のデータ項目として、データベース
マネジメントシステム13により生成されるトランザク
ション14によりデータが更新処理される。このとき、
このトランザクションにより更新されるデータ項目がそ
れ以前に更新処理されたことがあるか否かを、登録管理
テーブル18上の登録データ項目を検索処理17して更
新処理の重複をチェックし、重複していない場合には更
新処理を実施したデータ項目を登録管理テーブル18に
登録する。同時にログ情報テーブル22に更新前の初期
データを処理内容とともに記録する。途中で障害が発生
したときには、前記ログ情報テーブル22に記録された
各データ項目の初期データを参照して、データベース2
0を初期状態に復元するようにして、ロールバック処理
をするようにしている。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の、ログ情報の記
録処理方法及びロールバック処理方法によれば、従来、
同一のデータ項目のデータについて更新処理した回数分
だけ重複してログ情報を記録していたのに比べて、同一
のデータ項目のデータについて最初の更新処理時のみロ
グ情報を記録するようにしたので、ログ情報の記録回数
が少なくなり、また、ロールバック処理についても、同
一のデータ項目のデータについて一回分のログ情報を参
照するのみで初期データに復元処理できるので、ロール
バック処理手順が簡潔になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するフローチ
ャートである。
【図2】本発明の第2の実施の形態を説明するフローチ
ャートである。
【図3】本発明の実施例を説明する構成図である。
【符号の説明】
1 データの更新処理の有無を確認するステップ 2 ログ情報記録に同一データ項目のデータに対する
更新記録が有るか否かを確認するステップ 3 各々のデータ項目のデータに対する最初の更新処
理のログ情報を、更新前の初期データとともに記録する
ステップ 4 トランザクションの終了確認のステップ 5 データの更新処理が中断されたか否かの確認のス
テップ 6 ログ情報に基づきロールバック処理を実行するス
テップ 7 ロールバック処理の終了確認のステップ 11 入力情報 12 アプリケーションプログラム 13 データベースマネジメントシステム(DBM
S) 14 トランザクション 15 データベースのデータ項目のデータ更新処理 16 更新処理の重複チェック処理 17 登録管理テーブルの重複データ項目の検索処理 18 更新処理したデータ項目の登録管理テーブル 19 ログ情報の記録処理 20 データベース 21 ロールバック処理 22 ログ情報テーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースのデータ項目のデータを更
    新処理する際、前記データ項目に対するデータの更新処
    理が重複するか否かを確認し、前記データ項目に対する
    更新処理が重複しない場合には、最初の更新処理に対す
    るログ情報を記録し、前記ログ情報には前記最初の更新
    処理前の前記データ項目の初期データを前記更新処理の
    内容とともに記録するようにし、重複する場合には、前
    記データ項目に対する重複分の更新処理時のログ情報は
    記録しないようにしたことを特徴とするログ情報の記録
    処理方法。
  2. 【請求項2】 前記データベースに障害が発生したとき
    には、前記ログ情報の記録処理方法に基づいて記録した
    ログ情報を参照して、データベースを各データ項目の最
    初の更新処理前の初期データに復元処理するようにした
    ことを特徴とするデータベースのロールバック処理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のログ情報の記録処理方法
    の手順を記録した記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のロールバック処理方法の
    手順を記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記データベースがLSI設計のCAD
    /CAE用のセルライブラリのデータベースであり、セ
    ル毎のピン間遅延データ、タイミング制約データ、負荷
    容量データを一組のデータ項目の単位として更新処理す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のログ情報
    の記録処理方法。
  6. 【請求項6】 前記データベースがLSI設計のCAD
    /CAE用のセルライブラリのデータベースであり、セ
    ル毎のピン間遅延データ、タイミング制約データ、負荷
    容量データを一組のデータ項目の単位として更新処理す
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載のロールバ
    ック処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のログ情報の記録処理方法
    の手順を記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のロールバック処理方法の
    手順を記録した記録媒体。
JP9209041A 1997-08-04 1997-08-04 データベースのロールバック処理方法及び前記ロールバック処理方法の手順を記録した記録媒体 Pending JPH1153239A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010123