JP2012226456A - データベースシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一データベース装置1が故障から復帰した際に、第一DB反映ツール10aは、正常動作中の第二データベース装置2に備えた第二データサーバ12bに対して第二データベース11bに格納されている更新データの送付を要求し、第二データベース11bに格納されている故障の時から要求の時までの更新データを取得して第一データベース11aに保存して修復し、修復の期間に第二データベース11bにn周期分の新たな更新データがある場合には第二データサーバ12bはn周期分の新たな更新データを第一DB反映ツール10aに送り、第一DB反映ツール10aは送られてきたn周期分の新たな更新データを第一データベース11aに追加保存する。
【選択図】図1
Description
上記データベース装置はそれぞれ互いに他のデータベース装置の上記データサーバと通信できるDB反映ツールを備え、
上記データベース装置の中の第一データベース装置に故障が発生し、上記第一データベース装置が故障から復帰した際に、上記第一データベース装置に備えた第一DB反映ツールは、正常動作中の第二データベース装置に備えた第二データサーバに対して上記第二データベース装置の第二データベースに保存されている上記更新データの送付を要求し、上記第二データベースに保存されている上記故障の時から上記要求の時までの上記更新データを取得して上記第一データベース装置に備えた第一データベースに保存して修復し、
上記修復の期間内に上記第二データベースにn周期分の新たな更新データがある場合には、上記第二データサーバはn周期分の新たな更新データを上記第一DB反映ツールに送り、上記第一DB反映ツールは送られてきた上記n周期分の新たな更新データを上記第一データベースに追加保存するものである。
上記データベース装置はそれぞれ互いに他のデータベース装置の上記データサーバと通信できるDB反映ツールを備え、
上記データベース装置の中の第一データベース装置に故障が発生し、上記第一データベース装置が故障から復帰した際に、上記第一データベース装置に備えた第一DB反映ツールは、正常動作中の第二データベース装置に備えた第二データサーバに対して上記第二データベース装置の第二データベースに保存されている上記更新データの送付を要求し、上記第二データベースに保存されている上記故障の時から上記要求の時までの上記更新データを取得して上記第一データベース装置に備えた第一データベースに保存して修復し、
上記修復の期間内に上記第二データベースにn周期分の新たな更新データがある場合には、上記第二データサーバはn周期分の新たな更新データを上記第一DB反映ツールに送り、上記第一DB反映ツールは送られてきた上記n周期分の新たな更新データを上記第一データベースに追加保存するものであるので、要求時以降の期間に発生する新たな更新データについて取りこぼしのないようにしたデータベースシステムを得ることができる。
図1は、この発明に係るデータベースシステムの実施の形態1を示す構成図である。図1に示したように、1つのプラントデータ13に対して、第一データベース装置1と第二データベース装置2の2つのデータベース装置を重複して備えている。
なお、第二データベース装置2の第二DB反映ツール10b及び第二更新データ情報ファイル格納部9bは、第一データベース装置1が正常動作し、第二データベース装置2が故障から復帰した場合に動作するものである。
第一データベース装置1が故障から復帰した際に、第一データベース装置1に備えた第一DB反映ツール10aは、正常動作中の第二データベース装置2に備えた第二データサーバ12bに対して第二データベース装置2の第二データベース11bに保存されている更新データの送付を要求し、第二データベース11bに格納されている故障の時から要求の時までの更新データを取得して第一データベース11aに保存して修復し、修復期間内に第二データベース11bにn周期分の新たな更新データがある場合には第二データサーバ12bはn周期分の新たな更新データを第一DB反映ツール10aに送り、第一DB反映ツール10aは送られてきたn周期分の新たな更新データを第一データベース11aに追加保存するものであるので、要求時以降に第二データベース11bに保存された新たな更新データについて取りこぼしのないようにしたデータベースシステムを得ることができる。
図4は、この発明に係るデータベースシステムの実施の形態2を示す構成図である。第一データベース装置1は故障から復帰した装置であり修復する必要がある第一データベース11aを有する。第二データベース装置2は正常動作中の装置である。図4において、第二データベース装置2は、第一データベース装置1と同様、DB反映ツール、更新データ情報ファイル格納部、更新情報ファイル格納部を備えているが図においては省略している。
この実施の形態2では、図3のフローチャートのST−12において、第一DB反映ツール10aは第一データベース11a及び第二データベース11bのデータ項目と、第二データサーバ12bへのデータ要求時刻、第一データベース11aへの書き込み終了時刻及びデータ項目の追加/削除情報を有する更新情報ファイル8aを生成し、更新情報ファイル格納部8に格納するとともに、更新情報ファイル8aにおいて追加/更新情報が「変更なし」の更新データを第二データサーバ12bに要求する。ST−12以外の各STの動作は上記実施の形態1と同じである。
図6は、この発明に係るデータベースシステムの実施の形態3を示す構成図である。第一データベース装置1は故障から復帰した装置であり修復する必要がある第一データベース11aを有する。第二データベース装置2は正常動作中の装置である。図6において、第二データベース装置2は、第一データベース装置1と同様、DB反映ツール、更新データ情報ファイル格納部、更新項目情報ファイル格納部を備えているが図においては省略している。
この実施の形態3では、図3のフローチャートのST−12において、第一DB反映ツール10aは第二データベース11bのデータ項目から更新項目情報ファイル7aを生成し更新項目情報ファイル格納部7に格納するとともに、更新項目情報ファイル7aの更新要否情報が「更新要」のデータ項目についての更新データのみ第二データサーバ12bに要求する。ST−12以外の各STにおける動作は上記実施の形態1と同じである。
図8は、この発明に係るデータベースシステムの実施の形態4を示す構成図である。第一データベース装置1は故障から復帰した装置であり修復する必要がある第一データベース11aを有する。第二データベース装置2は正常動作中の装置である。図8において、第二データベース装置2は、第一データベース装置1と同様、DB反映ツール、更新データ情報ファイル格納部、通信管理情報ファイル格納部を備えているが図においては省略している。
この実施の形態4では、図3のフローチャートST−12において、第一DB反映ツール10aが、第二データベース装置2の第二データサーバ12bに更新データを要求する際に図示していない計測器で通信量を測定し、通信量が通信管理情報ファイル6aの通信負荷しきい値を超える場合は、更新データの要求を一時停止する。その後、データ再要求間隔毎に通信量をチェックし、通信量が通信負荷しきい値以下になったタイミングで第二データサーバ12bに対して更新データの要求を行う。ST−12以外の各STの動作は上記実施の形態1と同じである。
図10は、この発明に係るデータベースシステムの実施の形態5を示す構成図である。第一データベース装置1は故障から復帰した装置であり修復する必要がある第一データベース11aを有する。第二データベース装置2は正常動作中の装置である。図10において、第二データベース装置2は、第一データベース装置1と同様、DB反映ツール、更新データ情報ファイル格納部、欠測補填定義ファイル格納部を備えているが図においては省略している。
この実施の形態5では、図3のフローチャートST−15において、第一DB反映ツール10aが第一データベース装置1の第一データベース11aに更新データを書き込む際、書き込む更新データのデータ値が欠測であり、欠測補填定義ファイル4aの欠測時の補填要否が「補填要」の場合は、予め定義されている欠測時の補填値を更新データに追加して第一データベース11aに書き込む。ST−15以外の各STにおける動作は上記実施の形態1と同じである。
図12は、この発明に係るデータベースシステムの実施の形態6を示す構成図である。第一データベース装置1及び第三データベース装置3は故障から復帰した装置であり修復する必要がある第一データベース11a,第三データベース11cを有する。第二データベース装置2は正常動作中の装置である。図12において、第二データベース装置2及び第三データベース装置3は、第一データベース装置1と同様、DB反映ツール、更新データ情報ファイル格納部、DB修復対象装置ファイル格納部を備えているが図においては省略している。
この実施の形態6では、図3のフローチャートのST−15において、第一DB反映ツール10aが第二データサーバ12bを介して取得した更新データを書き込む際に、DB修復対象装置情報ファイル14aを参照し、登録されている第一データベース装置1と第三データベース装置3のデータベースに対して同時に書き込みを行う。この実施の形態6において、ST−15以外の各STにおける動作は上記実施の形態1と同じである。
6 通信管理情報ファイル格納部、6a 通信管理情報ファイル、
7 更新項目情報ファイル格納部、7a 更新項目情報ファイル、
8 更新情報ファイル格納部、8a 更新情報ファイル、
9a 第一更新データ情報ファイル格納部、9b 第二更新データ情報ファイル格納部、9a1 更新データ情報ファイル、10a 第一DB反映ツール、
11a 第一データベース、11b 第二データベース、11c 第三データベース、
12a 第一データサーバ、12b 第二データサーバ、12c 第三データサーバ、
13 プラントデータ、14 DB修復対象装置情報ファイル格納部、
14a DB修復対象装置情報ファイル。
Claims (7)
- プラントデータを一定周期で収集し上記プラントデータをデータ項目、更新の日時及び更新のデータ値を含む更新データとしてデータベースに時系列で格納するデータサーバを備えたデータベース装置が、一の上記プラントデータに対して重複して設けられたデータベースシステムにおいて、
上記データベース装置はそれぞれ互いに他のデータベース装置の上記データサーバと通信できるDB反映ツールを備え、
上記データベース装置の中の第一データベース装置に故障が発生し、上記第一データベース装置が故障から復帰した際に、上記第一データベース装置に備えた第一DB反映ツールは、正常動作中の第二データベース装置に備えた第二データサーバに対して上記第二データベース装置の第二データベースに保存されている上記更新データの送付を要求し、上記第二データベースに保存されている上記故障の時から上記要求の時までの上記更新データを取得して上記第一データベース装置に備えた第一データベースに保存して修復し、
上記修復の期間内に上記第二データベースにn周期分の新たな更新データがある場合には、上記第二データサーバは上記n周期分の新たな更新データを上記第一DB反映ツールに送り、上記第一DB反映ツールは送られてきた上記n周期分の新たな更新データを上記第一データベースに追加保存することを特徴とするデータベースシステム。 - 上記第二データサーバは、(n+1)周期目の更新データを上記n周期分の新たな更新データに追加して直ちに送り、上記第一DB反映ツールは送られてきた上記(n+1)周期目の更新データを上記n周期分の新たな更新データに併せて追加保存することを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステム。
- 上記第一DB反映ツールは、上記第二データベースから上記データ項目を上記第二データサーバを介して取得し上記第一データベースの上記データ項目と比較して上記第一データベースの上記故障時におけるデータ項目から変更されていないデータ項目について上記更新データの送付を要求することを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステム。
- 上記第一データベース装置に上記データ項目ごとの更新要否の情報を格納した更新項目情報ファイルを設定し、上記第一DB反映ツールは、上記更新項目情報ファイルを参照して更新要のデータ項目について上記第二データベースの更新データの送付を要求することを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステム。
- 上記第一DB反映ツールに対する通信負荷しきい値及びデータ再要求間隔が設定され、上記第一DB反映ツールは、通信量が上記通信負荷しきい値を超える場合は、上記更新データの送付の要求を一時停止し、上記データ再要求間隔ごとに上記通信量をチェックし、上記通信量が上記通信負荷しきい値以下になった場合に上記第二データベースの更新データの送付を要求することを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステム。
- 上記取得した更新データにおいて上記データ値が欠けている場合に上記欠けたデータ値を補填するデータ欠測補填情報ファイルを上記第一データベース装置に設定し、上記第一DB反映ツールは、上記データ欠測補填情報ファイルを参照して欠けた上記データ値を補填して上記第一データベースへの上記保存を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステム。
- 上記プラントデータに対して3つ以上のデータベース装置が重複して設けられている場合、上記データベース装置それぞれに、復帰データベース装置を定義するDB修復対象装置情報ファイルを設定し、
上記第一データベース装置の他に故障から復帰した修復対象データベース装置がある場合に、上記第一DB反映ツールは、上記第一データベース装置に備えた上記DB再生対象装置ファイルを参照して上記第二データベースから取得した上記更新データを上記第一データベース及び上記他の修復対象データベース装置のデータベースに保存することを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステム。
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