JPH05108443A - 情報処理装置のフアイル管理方式 - Google Patents

情報処理装置のフアイル管理方式

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JPH05108443A
JPH05108443A JP3269888A JP26988891A JPH05108443A JP H05108443 A JPH05108443 A JP H05108443A JP 3269888 A JP3269888 A JP 3269888A JP 26988891 A JP26988891 A JP 26988891A JP H05108443 A JPH05108443 A JP H05108443A
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JP
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JP3269888A
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Inventor
Koichi Kato
幸一 加藤
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NIPPON DENKI FIELD SERVICE
NEC Fielding Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI FIELD SERVICE
NEC Fielding Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ディスク装置50に格納されているディスクボ
リューム51のボリュームラベル52とディレクトリフ
ァイル55とを二重化した副系を副系ラベルファイル2
5としてディスク装置50とは別のディスク装置20に
格納し、正系のディスク装置50に障害が発生しても副
系を利用してデータファイル参照処理を継続できるよう
にする。 【効果】副系ボリュームラベルと副系ディレクトリファ
イルによりデータファイルへの参照処理を容易に代替で
きるようになり、ボリュームラベル及びディレクトリフ
ァイルが正しく参照できなかった場合でもデータファイ
ル参照処理を異常終了させず継続する事ができ、ディス
クボリューム全体のデータ損失を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置のファイル
管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータシステムは、図9に
示すように、システム全体を制御し処理を実行する中央
処理装置10と、情報やプログラムを記憶する記憶装置
30と、コンピュータシステムで処理する情報を格納す
るディスク装置50と、処理結果を表示する表示装置7
0とを有している。
【0003】図10は従来のコンピュータシステムのフ
ァイル管理方式を示すブロック図である。
【0004】記憶装置30はコンピュータシステム上で
動作するユーザプログラム31を記憶しており、ユーザ
プログラム31は参照するデータファイル61のファイ
ル名が記載されている参照ファイル名33と参照するデ
ータファイル61を格納しているディスクボリューム5
1のボリューム名が記載されている参照ボリューム名3
2を保持している。
【0005】中央処理装置10は、ユーザプログラム3
1が参照するディスクボリューム51のボリュームラベ
ル52を認識するボリュームラベル認識手段Aと、ユー
ザプログラム31が参照するデータファイル61のディ
レクトリ情報をディレクトリファイル55から取得する
ディレクトリファイル認識手段Cと、ボリュームラベル
認識手段Aとディレクトリファイル認識手段Cの認識結
果を判定する結果判定手段Bと、結果判定手段Bによる
判定結果が正常な場合ディレクトリ情報をもとにデータ
ファイル61を参照するデータファイル参照手段Dと、
結果判定手段Bによる判定結果が異常でディレクトリ情
報が取得できなかった場合その旨のエラーメッセージを
生成して表示装置70にエラーメッセージを表示させる
メッセージ出力手段Gとで構成されている。
【0006】ディスク装置50はディスクボリューム5
1を有する。
【0007】図11は図10のディスクボリューム51
の内容を示すフォーマット図である。
【0008】ディスクボリューム51はボリュームラベ
ル52とディレクトリファイル55とデータファイル領
域60とから成る。ボリュームラベル52はボリューム
ラベル識別子、ボリューム名53、ディレクトリファイ
ル開始アドレス54から成る。ディレクトリファイル5
5はディレクトリファイルである事を示すディレクトリ
ファイル識別情報56とデータファイルのディレクトリ
情報57,58,59とから成る。データファイル領域
60はデータファイル61,62,63から成り、それ
ぞれディレクトリファイル55内のディレクトリ情報5
7,58,59より参照される。
【0009】次に、上記の情報処理装置のファイル管理
方式の動作について図12〜図16を参照して説明す
る。
【0010】図12に示すように、ボリュームラベル認
識手段Aは記憶装置30中のユーザプログラム31が保
持している参照ボリューム名32を入力する(ステップ
A1)。ディスクボリューム51のボリュームラベル5
2を参照する(ステップA2)。ボリュームラベル52
内に格納されているディスクボリューム51のボリュー
ム名53を入力する(ステップA3)。ユーザプログラ
ム31から入力した参照ボリューム名32とボリューム
ラベル52から入力したボリューム名53とが一致する
かどうかを判断する(ステップA4)。
【0011】一致する場合はボリュームラベル52から
ディレクトリファイル開始アドレス54を入力する(ス
テップA5)。ディレクトリファイル開始アドレス54
が正常に入力できたかどうかを判断し(ステップA
6)、正常に入力できた場合終了結果を正常とし(ステ
ップA7)、結果判定手段Bへ正常の終了結果と入力し
たディレクトリファイル開始アドレス54を渡す(ステ
ップA8)。ステップA4でボリューム名が不一致及び
ステップA6で正常にディレクトリファイル開始アドレ
スが入力できなかった場合、終了結果を異常とし(ステ
ップA9)、結果判断手段Bへ異常の終了結果を渡して
(ステップA10)、ボリュームラベル認識処理を終了
する。
【0012】次に、図13に示すように、結果判定手段
Bはボリュームラベル認識手段Aからの終了結果を得て
その終了結果が正常か異常かを判断する(ステップB1
1)。終了結果が正常である場合、ボリュームラベル認
識手段Aの終了結果かディレクトリファイル認識手段C
の終了結果かを判断する(ステップB12)。ボリュー
ムラベル認識手段Aからの終了結果である場合にはボリ
ュームラベル認識手段Aから得たディレクトリファイル
開始アドレスをディレクトリファイル認識手段Cへ渡す
(ステップB13)。
【0013】ステップB11で終了結果が異常である場
合、ボリュームラベル認識手段Aの終了結果かディレク
トリファイル認識手段Cの終了結果かを判断する(ステ
ップB15)。ボリュームラベル認識手段Aからの終了
結果である場合、ボリュームラベル52が認識不可能で
あると判定し(ステップB16)、ボリュームラベル5
2が認識不可能の為ディレクトリファイル開始アドレス
が入力できなかった事をメッセージ出力手段Gへ報告す
る(ステップB18)。
【0014】次に、図14に示すように、ディレクトリ
ファイル認識手段Cは記憶装置30中のユーザプログラ
ム31が保持する参照ファイル名33を入力し(ステッ
プC1)、結果判定手段Bからディレクトリファイル開
始アドレスを取得する(ステップC2)。ディレクトリ
ファイル開始アドレスによりディレクトリファイル55
がディスクボリューム51のどの位置に存在しているか
を判断しディレクトリファイル55を参照する(ステッ
プC3)。ディレクトリファイル55の先頭レコードに
格納されているディレクトリファイル識別情報56を入
力する(ステップC4)。入力したディレクトリファイ
ル識別情報56が正しいかどうかを判断する(ステップ
C5)。
【0015】正しいディレクトリファイル識別情報であ
った場合、ステップC1で入力した参照ファイル名33
に記載されているファイル名に対応したディレクトリ情
報をディレクトリファイル55のディレクトリ情報5
7,58,59の中から検索し(ステップC6)、ディ
レクトリ情報57を入力する(ステップC7)。ディレ
クトリ情報が正常に入力できたかどうかを判断する(ス
テップC8)。正しくディレクトリ情報が入力できた場
合終了結果を正常とする(ステップC9)。正常の終了
結果とディレクトリ情報を結果判定手段Bへ渡す(ステ
ップC10)。
【0016】ステップC5でディレクトリファイル識別
情報が正しくなかった場合及びステップC8でディレク
トリ情報が正しく入力されなかった場合終了結果を異常
とし(ステップC11)、終了結果を結果判定手段Bへ
渡して(ステップC12)、ディレクトリファイル認識
処理を終了する。
【0017】ディレクトリファイル認識手段Cからの終
了結果を得た結果判定手段Bは、図13に示すように、
終了結果を判定し(ステップB11)、終了結果が正常
である場合ディレクトリファイル認識手段Cからの終了
結果と判定され(ステップB12)、ディレクトリファ
イル認識手段Cから取得したディレクトリ情報をデータ
ファイル参照手段Dへ渡す(ステップB14)。
【0018】ステップB11で終了結果が異常である場
合ボリュームラベル認識手段Aの終了結果かディレクト
リファイル認識手段Cの終了結果かを判断する(ステッ
プB15)。ディレクトリファイル認識手段Cの終了結
果である場合、ディレクトリファイル55が認識不可能
であると判定し(ステップB17)、ディレクトリファ
イル55が認識不可能の為ディレクトリ情報が入力でき
なかった事をメッセージ出力手段Gへ報告し(ステップ
B18)、結果判定手段Bの処理を終了する。
【0019】次に、図15に示すように、データファイ
ル参照手段Dは結果判定手段Bより参照するデータファ
イル61のディレクトリ情報57を取得し、ディレクト
リ情報をもとにデータファイル61を参照する(ステッ
プD1)。
【0020】上記のようにしてデータファイル61を参
照する事が可能となる。
【0021】次に、図16に示すように、メッセージ出
力手段Gは、結果判定手段Bからボリュームラベル認識
不可能もしくはディレクトリファイル認識不可能の報告
を受け取ると(ステップG1)、その旨のエラーメッセ
ージを生成し(ステップG2)、生成されたエラーメッ
セージを表示装置70へ表示する(ステップG3)。デ
ータファイル参照手段Dはユーザプログラムのデータフ
ァイル61のファイル参照処理を中断する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】この従来の情報処理装
置のファイル管理方式では、ディスクボリューム51内
のデータファイル61を参照する場合、必ずボリューム
ラベル52よりディレクトリファイル55の位置を知
り、ディレクトリファイル55よりデータファイル61
のディレクトリ情報57を取得して、そのディレクトリ
情報57をもとにして始めてデータファイル領域60内
のデータファイル61を参照する事が出来る。しかしな
がらボリュームラベルもディレクトリファイルもディス
クボリューム上に1つしか存在しないため、万一ディス
ク装置50の故障やディスクボリューム51の不良等の
障害が発生した場合、ディスクボリューム51内のデー
タファイル領域60内の全てのデータファイル61,6
2,63を参照できなくなる恐れがある。実際のデータ
ファイル領域60が参照可能な状態であっても、ボリュ
ームラベル52もしくはディレクトリファイル55が参
照できなければ全てのデータファイル61,62,63
の内容を失うという問題があった。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明による情報処理装
置のファイル管理方式は、システム全体を制御し全ての
処理を実行する中央処理装置と、命令やユーザプログラ
ムを記憶する記憶装置と、処理結果を表示する表示装置
と、処理する情報を格納する複数台のディスク装置とを
有する情報処理装置のファイル管理方式において、 前
記ユーザープログラムが参照するデータファイルを格納
するディスク装置内のディスクボリュームのボリューム
ラベルとディレクトリファイルを二重化し、副系を1つ
のデータファイルに格納した副系ラベルファイルを前記
ディスク装置とは別のディスク装置内のディスクボーリ
ューム内に備え、 前記記憶装置内に格納されているユ
ーザプログラムから参照するデータファイルを格納する
ディスクボリューム名を入力し、前記ディスク装置に格
納されているディスクボリュームのボリュームラベルを
参照して前記ボリューム名を入力し、前記ユーザプログ
ラムから入力したボリューム名と比較してディレクトリ
ファイル開始アドレスを取得するボリュームラベル認識
手段と、 前記ボリュームラベル認識手段がボリューム
ラベルから取得したディレクトリファイル開始アドレス
と前記ユーザプログラムから参照するデータファイルの
ファイル名を入力して前記ディスクボリュームのディレ
クトリファイルを参照し、ファイル名に対応するディレ
クトリ情報を取得するディレクトリファイル認識手段
と、 前記ボリュームラベル認識手段のボリュームラベ
ルの認識結果と前記ディレクトリファイル認識手段のデ
ィレクトリファイルの認識結果が正常かどうかを判定す
る結果判定手段と、 前記ユーザプログラムが参照する
データファイルのディレクトリ情報を取得し、そのディ
レクトリ情報をもとにデータファイルを参照するデータ
ファイル参照手段と、 前記結果判定手段による判定結
果が異常であるとき、前記記憶装置内に前記副系ラベル
ファイルを格納するディスクボリュームのボリューム名
と前記副系ラベルファイルのファイル名と前記副系ラベ
ルファイルのディレクトリ情報を格納した副系ラベル情
報を複数格納できるように設けられた副系ラベル管理テ
ーブルから前記副系ラベルファイルを格納するディスク
ボリュームのボリューム名と前記副系ラベルファイルの
ファイル名と前記副系ラベルファイルのディレクトリ情
報を取得する副系ラベル管理テーブル認識手段と、 前
記副系ラベル管理テーブル認識手段が前記副系ラベル管
理テーブルから取得した情報をもとに前記副系ラベルフ
ァイルを参照し、副系のボリュームラベル及びディレク
トリファイルからデータファイルのディレクトリ情報を
入力して前記データファイル参照手段へ渡し、ファイル
参照処理を副系のボリュームラベル及びディレクトリフ
ァイルにより代替させる副系ラベルファイル認識手段
と、 前記副系ラベルファイルが正しく認識できなかっ
た場合にはボリュームラベルとディレクトリファイルが
認識不可能の状態であるので、その旨のエラーメッセー
ジを生成して前記表示装置へ表示させるメッセージ出力
手段とを具備する。
【0024】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0025】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。同図において本発明による情報処理装置のファ
イル管理方式は、図10に示した従来のシステムにディ
スクボリューム21と副系ラベル管理テーブル認識手段
Eおよび副系ラベルファイル認識手段Fを新しく追加し
て設けている。
【0026】図2は上記の実施例を実現するコンピュー
タシステムのブロック図である。このコンピュータシス
テムは、図9に示した従来のシステムにディスク装置2
0を新しく追加して設けている。ディスク装置20を追
加して設けたのは、ディスク装置50に格納されている
ディスクボリューム51のボリュームラベル52とディ
レクトリファイル55とを二重化した副系を副系ラベル
ファイル25としてディスク装置50とは別のディスク
装置20に格納し、正系のディスク装置50に障害が発
生しても副系を利用してデータファイル参照処理を継続
できるようにするためである。
【0027】図3は図1の副系ラベルファイル25の内
容を示すフォーマット図である。副系ラベルファイル2
5はボリュームラベル格納領域識別情報26をファイル
の先頭に格納し、それに続く領域にボリュームラベル5
2の副系を格納するボリュームラベル格納領域27を設
け、ボリュームラベル格納領域27の後の残り領域にデ
ィレクトリファイル格納領域識別情報28を設け、それ
に続く領域にディレクトリファイル55の副系を格納す
るディレクトリファイル格納領域29を設けている。
【0028】ボリュームラベル格納領域識別情報26と
ディレクトリファイル格納領域識別情報28はそれぞれ
副系のボリュームラベルとディレクトリファイルの格納
領域に開始点を示している。この副系ラベルファイル2
5はディスク装置20内のディスクボリューム21に格
納されている。
【0029】図4は図1のディスクボリューム21の構
造を示す説明図である。同図において副系ラベルファイ
ル25は通常のディスクボリューム上のデータファイル
領域に格納されており、副系ラベルファイル25のディ
レクトリ情報24はディスクボリューム21のディレク
トリファイル23に格納されディスクボリューム21内
では1つのデータファイルとして存在する。
【0030】図5は図1の副系ラベル管理テーブル40
の内容を示すフォーマット図である。同図において副系
ラベル管理テーブル40は副系ラベル情報41を格納
し、副系ラベル情報41はディスクボリューム51のボ
リューム名を格納する正系ディスクボリューム名42
と、副系ラベルファイル25を格納するディスクボリュ
ーム21のボリューム名が記載されている副系ラベルフ
ァイル格納ボリューム名43と、副系ラベルファイル2
5のファイル名が記載されている副系ラベルファイル名
44と、副系ラベルファイル25のディレクトリ情報2
4が記載されてる副系ラベルディレクトリ情報45とか
ら成る。
【0031】副系ラベル管理テーブル認識手段Eは副系
ラベル管理テーブル40を参照して副系ラベルファイル
25の格納ボリューム名、ファイル名、ディレクトリ情
報を取得する。
【0032】副系ラベルファイル認識手段Fは副系ラベ
ルファイル25を参照してデータファイル61のディレ
クトリ情報を副系ラベルファイル25内のディレクトリ
ファイル55のコピーから取得する。
【0033】副系ラベル管理テーブル認識手段Eと副系
ラベルファイル認識手段Fは中央処理装置10に新しく
設けられている。
【0034】図6は図1の結果判定手段Bの動作を説明
するための流れ図である。
【0035】図7は図1の副系ラベル管理テーブル認識
手段Eの動作を説明するための流れ図である。
【0036】次に、本発明の実施例の動作について図
1、図6〜図8、図12、図14〜図16を参照して説
明する。
【0037】ボリュームラベル認識手段Aは、図12で
既に説明したように、ディスクボリューム51のボリュ
ームラベル52を参照し終了結果を結果判定手段Bへ渡
す(ステップA1〜A10)。
【0038】結果判定手段Bは、図6に示すように、上
記の終了結果が正常か異常かを判定する(ステップB
1)。終了結果が正常である場合、ボリュームラベル認
識手段Aからの終了結果かディレクトリファイル認識手
段Cからの終了結果かを判定し(ステップB2)、ボリ
ュームラベル認識手段Aからの終了結果である場合には
ディレクトリファイル開始アドレスをディレクトリファ
イル認識手段Cへ渡す(ステップB3)。
【0039】ステップB1の判定結果が異常である場
合、ボリュームラベル認識手段Aによりディスクボリュ
ーム51のボリュームラベル52が認識できないので結
果判定手段Bは副系ラベルによるファイル参照処理に代
替するために、ユーザプログラム31から参照ボリュー
ム名32と参照ファイル名33の情報を入力する(ステ
ップB5)。入力した参照ボリューム名32と参照ファ
イル名33の情報を副系ラベル管理テーブル認識手段E
へ渡して(ステップB6)、結果判定手段Bの処理を追
える。
【0040】ボリュームラベル認識手段Aの結果が正常
でディスクボリューム51のボリュームラベル52から
ディレクトリファイル開始アドレス54が取得できた場
合、図14で既に説明したように、ディレクトリファイ
ル確認手段Cは結果判定手段Bからディレクトリファイ
ル開始アドレスを取得し、ユーザプログラム31から参
照ファイル名33に記載されているファイル名を入力し
てディスクボリューム51内のディレクトリファイル5
5を参照して、終了結果を結果判定手段Bへ渡す(ステ
ップC1〜ステップC12)。
【0041】次に、図6を参照して結果判定手段Bはデ
ィレクトリファイル認識手段Cの終了結果が正常か異常
かを判定する(ステップB1)。終了結果が正常である
場合、ボリュームラベル認識手段Aからの終了結果かデ
ィレクトリファイル認識手段Cからの終了結果かを判定
し(ステップB2)、後者であるのでデータファイル6
1のディレクトリ情報をデータファイル参照手段Dへ渡
す(ステップB4)。
【0042】ステップB1の判定結果が異常である場
合、ディレクトリファイル認識手段Cによりディスクボ
リューム51内のディレクトリファイル55の認識は出
来ないので、結果判定手段Bは副系ラベルによるファイ
ル参照処理の代替を行おうと、ユーザプログラム31か
ら参照ボリューム名32と参照ファイル名33の情報を
入力する(ステップB5)。入力した参照ボリューム名
32と参照ファイル名33の情報を副系ラベル管理テー
ブル認識手段Eへ渡して(ステップB6)、結果判定手
段Bの処理を終える。
【0043】ディレクトリファイル認識手段Cの結果が
正常でディスクボリューム51のディレクトリファイル
55からデータファイル61のディレクトリ情報57が
取得できた場合、図15で既に説明したように、データ
ファイル参照手段Dは結果判定手段Bによりディレクト
リ情報を取得して、その情報をもとにデータファイル6
1を参照する(ステップD1)。以上でデータファイル
61を参照する。
【0044】このようにしてデータファイル61を参照
することはできるが、上記はディスクボリューム51の
ボリュームラベル52とディレクトリファイル55がと
もに正しく認識できた場合である。
【0045】次にボリュームラベル認識手段Aによるボ
リュームラベル52の認識結果もしくはディレクトリフ
ァイル認識手段Cによるディレクトリファイル55の認
識結果が結果判定手段Bで異常と判定され参照ボリュー
ム名32と参照ファイル名33の情報が副系ラベル管理
テーブル認識手段Eへ渡された場合(図6のステップB
6)、図7に示すように、副系ラベル管理テーブル認識
手段Eは結果判定手段Bより参照ボリューム名32と参
照ファイル33を取得する(ステップE1)。
【0046】そして記憶装置30内の副系ラベル管理テ
ーブル40を参照する(ステップE2)。参照ボリュー
ム32に記載されたボリューム名と同一のボリューム名
を副系ラベル情報のキー部に生系ディスクボリューム名
42を格納する副系ラベル情報を検索する(ステップE
3)。副系ラベル情報41より副系ラベルファイル25
を参照するための副系ラベルファイル格納ボリューム名
43と副系ラベルファイル名44と副系ラベルウァイル
ディレクトリ情報45を入力する(ステップE4)。取
得した副系ラベルファイルを参照するための情報を副系
ラベルファイル認識手段Fへ渡して(ステップE5)、
副系ラベル管理テーブル認識手段Eの処理を終了する。
【0047】次に、図8に示すように副系ラベルファイ
ル認識手段Fは、参照ボリューム名32と参照ファイル
名33に記載されているボリューム名とファイル名を取
得し(ステップF1)、副系ラベル管理テーブル認識手
段Eから副系ラベルファイル25の格納ボリューム名と
ファイル名とディレクトリ情報と取得する(ステップF
2)。取得した副系ラベルファイル25の格納ボリュー
ム名とファイル名とディレクトリ情報をもとにディスク
ボリューム21内に格納されている副系ラベルファイル
25を、ディスクボリューム21のボリュームラベル2
2とディレクトリファイル23を参照せずに直接参照す
る(ステップF3)。副系ラベルファイル25内のボリ
ュームラベル格納領域識別情報26を検索しボリューム
ラベル格納領域27を探し当てる(ステップF4)。ボ
リュームラベル格納領域27に格納しているディスクボ
リューム51のボリュームラベル52の副系から、ボリ
ューム名を入力する(ステップF5)。副系ラベルファ
イル25のボリュームラベル格納領域27からのボリュ
ーム名と参照ボリューム名32に記載されているボリュ
ーム名が一致するかどうか判定する(ステップF6)。
【0048】ボリューム名が一致する場合、副系ラベル
ファイル25内のディレクトリファイル格納領域識別情
報28を検索し(ステップF7)、ディレクトリファイ
ル格納領域29の格納しているディスクボリューム51
ディレクトリファイル55の副系から、参照ファイル名
に記載されているファイル名に対応するディレクトリ情
報を入力する(ステップF8)。副系ラベルファイル2
5のディレクトリファイル格納領域29からディレクト
リ情報が正しく入力できたか判定する(ステップF
9)。ディレクトリ情報が正しく入力できた場合、その
ディレクトリ情報はデータファイル61のディレクトリ
情報であるため、データファイル参照手段Dで渡す(ス
テップF10)。
【0049】ステップF6でボリューム名が一致しない
場合及びステップF9で正しくディレクトリ情報が入力
できなかった場合、副系ラベルファイル認識不可と判断
し(ステップF11)、副系ラベルファイル認識不可の
ため副系ラベルによる代替処理ができなかった旨の報告
をメッセージ出力手段Gへ渡して(ステップF12)、
副系ラベルファイル認識手段Fの処理を終える。
【0050】副系ラベル認識手段Fにより副系ラベルフ
ァイル25からデータファイル61のディレクトリ情報
が取得できなかった場合、図16で既に説明したよう
に、メッセージ出力手段Gは副系ラベルファイル25に
よる代替処理ができなかった旨の報告を取得し(ステッ
プG1)、その旨エラーメッセージを生成し(ステップ
G2)、生成したエラーメッセージを表示装置70へ表
示させ(ステップG3)ユーザプログラム31のデータ
ファイル61のファイル参照処理を中断させる。
【0051】副系ラベルファイル認識手段Fにより副系
ラベルファイル25からデータファイル61のディレク
トリ情報が正しく取得できた場合、図15に示すよう
に、データファイル参照手段Dはあたかも正系のディレ
クトリファイル55から取得したディレクトリ情報であ
るかのように副系ラベルファイル25から副系ラベルフ
ァイル認識手段Fより取得されたディレクトリ情報を受
取り、データファイル61を参照する(ステップD
1)。
【0052】以上説明したように、二重化されたボリュ
ームラベル52とディレクトリファイル55の副系を格
納した副系ラベルファイル25よりデータファイル61
のディレクトリ情報を取得できるため、正系のボリュー
ムラベル52もしくは正系のディレクトリファイル55
が認識できなかった場合でも正常にデータファイル61
を参照する事が出来る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ディス
クボリューム内の全てのデータファイルを参照する場合
には必ず参照しなければならないディスクボリュームの
ボリュームラベルとディレクトリファイルを二重化して
その副系を他のディスクボリューム上のデータファイル
に格納し、記憶装置内に副系ボリュームラベルと副系デ
ィレクトリファイルを格納したデータファイルの格納ボ
リューム名とファイル名とディレクトリ情報を記憶さ
せ、この記憶装置上の情報を入力するだけで副系ボリュ
ームラベルと副系ディレクトリを格納したデータファイ
ルを直接参照できる。したがって副系ボリュームラベル
と副系ディレクトリファイルによりデータファイルへの
参照処理を容易に代替できるようになり、ボリュームラ
ベル及びディレクトリファイルが正しく参照できなかっ
た場合でもデータファイル参照処理を異常終了させず継
続する事ができ、ディスクボリューム全体のデータ損失
を防止するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例に用いるコンピュータシステム
のブロック図である。
【図3】図1の副系ラベルファイルの内容を示すフォー
マット図である。
【図4】図1のディスクボリュームの内容を示すフォー
マット図である。
【図5】図1の副系ラベル管理テーブルの内容を示すフ
ォーマット図である。
【図6】図1の結果判定手段の動作を説明するための流
れ図である。
【図7】図1の副系ラベル管理テーブル認識手段の動作
を説明するための流れ図である。
【図8】図1の副系ラベルファイル認識手段の動作を説
明するための流れ図である。
【図9】従来のコンピュータシステムの例を示すブロッ
ク図である。
【図10】従来のファイル管理方式の例を示すブロック
図である。
【図11】図10のディスクボリュームの内容を示すフ
ォーマット図である。
【図12】ボリュームラベル認識手段の動作を説明する
ための流れ図である。
【図13】図10の結果判定手段の動作を説明するため
の流れ図である。
【図14】ディレクトリファイル認識手段の動作を説明
するための流れ図である。
【図15】データファイル参照手段の動作を説明するた
めの流れ図である。
【図16】メッセージ出力手段の動作を説明するための
流れ図である。
【符号の説明】
10 中央処理装置 20 ディスク装置 21 ディスクボリューム 25 副系ラベルファイル 30 記憶装置 31 ユーザプログラム 32 参照ボリューム名 33 参照ファイル名 40 副系ラベル管理テーブル 50 ディスク装置 51 ディスクボリューム 52 ボリュームラベル 55 ディレクトリファイル 57,58,59 ディレクトリ情報 61,62,63 データファイル 70 表示装置 A ボリュームラベル認識手段 B 結果判定手段 C ディレクトリファイル認識手段 D データファイル参照手段 E 副系ラベル管理テーブル認識手段 F 副系ラベルファイル認識手段 G メッセージ出力手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム全体を制御し全ての処理を実行
    する中央処理装置と、命令やユーザプログラムを記憶す
    る記憶装置と、処理結果を表示する表示装置と、処理す
    る情報を格納する複数台のディスク装置とを有する情報
    処理装置のファイル管理方式において、 前記ユーザープログラムが参照するデータファイルを格
    納するディスク装置内のディスクボリュームのボリュー
    ムラベルとディレクトリファイルを二重化し、副系を1
    つのデータファイルに格納した副系ラベルファイルを前
    記ディスク装置とは別のディスク装置内のディスクボー
    リューム内に備え、 前記記憶装置内に格納されているユーザプログラムから
    参照するデータファイルを格納するディスクボリューム
    名を入力し、前記ディスク装置に格納されているディス
    クボリュームのボリュームラベルを参照して前記ボリュ
    ーム名を入力し、前記ユーザプログラムから入力したボ
    リューム名と比較してディレクトリファイル開始アドレ
    スを取得するボリュームラベル認識手段と、 前記ボリュームラベル認識手段がボリュームラベルから
    取得したディレクトリファイル開始アドレスと前記ユー
    ザプログラムから参照するデータファイルのファイル名
    を入力して前記ディスクボリュームのディレクトリファ
    イルを参照し、ファイル名に対応するディレクトリ情報
    を取得するディレクトリファイル認識手段と、 前記ボリュームラベル認識手段のボリュームラベルの認
    識結果と前記ディレクトリファイル認識手段のディレク
    トリファイルの認識結果が正常かどうかを判定する結果
    判定手段と、 前記ユーザプログラムが参照するデータファイルのディ
    レクトリ情報を取得し、そのディレクトリ情報をもとに
    データファイルを参照するデータファイル参照手段と、 前記結果判定手段による判定結果が異常であるとき、前
    記記憶装置内に前記副系ラベルファイルを格納するディ
    スクボリュームのボリューム名と前記副系ラベルファイ
    ルのファイル名と前記副系ラベルファイルのディレクト
    リ情報を格納した副系ラベル情報を複数格納できるよう
    に設けられた副系ラベル管理テーブルから前記副系ラベ
    ルファイルを格納するディスクボリュームのボリューム
    名と前記副系ラベルファイルのファイル名と前記副系ラ
    ベルファイルのディレクトリ情報を取得する副系ラベル
    管理テーブル認識手段と、 前記副系ラベル管理テーブル認識手段が前記副系ラベル
    管理テーブルから取得した情報をもとに前記副系ラベル
    ファイルを参照し、副系のボリュームラベル及びディレ
    クトリファイルからデータファイルのディレクトリ情報
    を入力して前記データファイル参照手段へ渡し、ファイ
    ル参照処理を副系のボリュームラベル及びディレクトリ
    ファイルにより代替させる副系ラベルファイル認識手段
    と、 前記副系ラベルファイルが正しく認識できなかった場合
    にはボリュームラベルとディレクトリファイルが認識不
    可能の状態であるので、その旨のエラーメッセージを生
    成して前記表示装置へ表示させるメッセージ出力手段と
    を具備することを特徴とする情報処理装置のファイル管
    理方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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