JP3109587B2 - オーバーサンプリング型クロックリカバリ回路 - Google Patents

オーバーサンプリング型クロックリカバリ回路

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JP3109587B2
JP3109587B2 JP6173698A JP6173698A JP3109587B2 JP 3109587 B2 JP3109587 B2 JP 3109587B2 JP 6173698 A JP6173698 A JP 6173698A JP 6173698 A JP6173698 A JP 6173698A JP 3109587 B2 JP3109587 B2 JP 3109587B2
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/07Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop using several loops, e.g. for redundant clock signal generation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力されるデータか
らクロックの抽出を行うクロックリカバリ回路に関し、
特に位相の異なる複数のクロックでサンプリングを行う
オーバーサンプリング型のクロックリカバリ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、データ伝送はGbit Ethernet ,Fi
ber Channel 等に代表されるように高速なプロトコルが
提案されており、そのために高速な伝送において送られ
てきたデータからクロックの抽出を行うクロックリカバ
リ回路、または送られたクロックに対して回路内部で使
用されるクロックの周波数同期をとるPLL回路におい
ても高速化が必要とされている。このような要請に応え
るために、例えばIEEE JOURNAL OF SOLID STATE CIRCUI
T DEC 1996に開示されているように、伝送されたデータ
を回路内部で生成した位相の異なる複数のクロックでサ
ンプリングするオーバーサンプリング型クロックリカバ
リ回路が提案されている。
【0003】この先行技術文献に開示されたクロックリ
カバリ回路のブロック回路図を図7に示す。入力された
データは8個の位相比較器TIPD(TIPD0〜7)
に入力される。各位相比較器TIPDには、固定遅延回
路FDから出力される固定の遅延をもつ24本のクロッ
クが3本ずつ入力され、ここで入力されたデータと3本
のクロックとの位相状態を検出する。図2は前記入力デ
ータと24本のクロックの位相を示す図である。そし
て、データがクロックに対し遅れている場合、TIPD
はクロックの進みを検出し、回路の出力であるup信号
をイネーブル、dn信号をディセーブルにする。同様に
クロックの遅れを検出した場合は、up信号をディセー
ブル、dn信号をイネーブルにする。図3はその検出状
態を示しており、図3(a)はロック状態を検出した状
態で、up信号とdn信号がいずれもディセーブル、図
3(b)はクロックの遅れ状態でup信号がイネーブ
ル、図3(c)はクロックの進み状態でdn信号がイネ
ーブルをそれぞれ出力している。そして、チャージポン
プCPは、up信号がイネーブルの場合にその出力電圧
を上昇させ、dn信号がイネーブルの場合にその出力電
圧を下降させる。ローパスフィルタLPFは、前記チャ
ージポンプCPの出力電圧を入力としこの電圧の変化を
積分する。可変遅延回路VDは前記ローパスフィルタL
PFの出力電圧と電圧制御発振器VCOの出力であるク
ロックを入力とし、前記ローパスフィルタLPFの出力
電圧に応じて入力されるクロックを遅延させて出力す
る。そして、前記固定遅延回路FDは可変遅延回路VD
の出力を入力とし、入力された1本のクロックから固定
の遅延を持つ前記した24本のクロックを生成する。
【0004】このクロックリカバリ回路によれば、8個
の各位相比較器TIPDにおいてクロックの遅れ状態ま
たはクロックの進み状態が検出されると、up信号また
はdn信号がイネーブルとなり、それぞれ対応するチャ
ージポンプCPからの出力電圧が上昇または下降する。
このため、ローパスフィルタLPF及び可変遅延回路V
Dからの出力されるクロックが進みまたは遅れ、このク
ロックに基づいて固定遅延回路FDで生成される24本
のクロックの遅延が制御され、前記各位相比較器TIP
Dにおけるクロックの遅れ状態または進み状態を適正化
し、適切なデータのサンプリングを実現可能とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このク
ロックリカバリ回路では、回路を構成する配線レイアウ
ト等の影響により、前記24本のクロック間に位相差が
生じた場合、特に1つの位相比較器TIPDに入力され
る3本のクロック間に位相差が生じた場合に、正確なデ
ータのサンプリングが行われないという問題が生じる。
例えば、図8(a)に示すロック状態であるべきとき
に、図8(b)のように1本のクロックに位相のずれ
(遅れ)が生じると、位相比較器TIPDの検出結果は
クロック遅れ状態を検出し、up信号がイネーブルとな
る。このため、このup信号のイネーブルを受けたチャ
ージポンプCP以降の前記した動作によって固定遅延回
路FDで生成される24本のクロックの遅延が制御され
てしまい、他の位相比較器TIPDを含むクロックリカ
バリ回路全体における正確なデータのサンプリングが行
われない状態が生じる。
【0006】本発明の目的は、入力データのサンプリン
グに使用される複数のクロックリカバリ回路内部で生成
されるクロックのレイアウト等の影響による各クロック
間の位相差を補正し、正確なデータのサンプリングを実
現するオーバーサンプリング型クロックリカバリ回路を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力されるデ
ータを位相の異なる複数のクロックでサンプリングして
位相比較を行なう複数の位相比較器を備え、前記位相比
較器から出力される位相差情報に基づいて前記クロック
の進み、遅れを制御するオーバーサンプリング型クロッ
クリカバリ回路において、前記複数の位相比較器のそれ
ぞれから出力される複数の位相差情報を入力とし、当該
位相差情報の多数決をとり、少数側の位相差情報を多数
側の位相差情報に補正して出力する多数決回路を備え
る。
【0008】前記多数決回路は、複数の位相比較器にお
いて検出された位相差情報の多数決をとり、その多数決
の結果にしたがって少数側の位相差情報を多数側の位相
差情報に補正して出力する。したがって、複数の位相比
較器に入力される固定遅延のクロックの一部に、レイア
ウト等の影響による位相にずれが生じた場合でも、多数
決回路での前記した作用により補正され、結果として固
定遅延のクロックの位相の進みや遅れを正常な状態に確
保でき、正確なデータのサンプリングが可能とされる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のオーバーサンプリン
グ型クロックリカバリ回路の一実施形態のブロック回路
図である。なお、従来のクロックリカバリ回路と等価な
部分には同一符号を付してある。この実施形態では8ビ
ットのデータをそれぞれ3本のクロックでサンプリング
するため、8個の位相比較器TIPD(TIPD0〜
7)が設けられる。すなわち、前記各位相比較器TIP
Dは同じ固定の遅延を持つ3本のクロックと、伝送され
てきたデータを入力とし、この入力されたデータとクロ
ックの位相状態を検出する。データがクロックに対し遅
れている場合、位相比較器TIPDはクロックの進みを
検出し、回路の出力であるup信号up0〜7をイネー
ブル、dn信号dn0〜7をディセーブルにする。同様
に、クロックの遅れを検出した場合は、up信号をディ
セーブル、dn信号をイネーブルにする。
【0010】前記各位相比較器TIPDのup信号及び
dn信号の出力端には多数決回路DECが接続されてい
る。前記多数決回路DECは、前記各位相比較器TIP
Dのup信号、dn信号のイネーブルまたはディセーブ
ルになっている数の多数決をとり、回路全体として入力
データに対して回路内部のクロックが進んでいるか遅れ
ているかを判別し、その判別の結果から少数側のup信
号とdn信号の状態を多数側のup信号とdn信号の状
態に補正し、それぞれupd信号、dnd信号としてチ
ャージポンプCPに出力する。
【0011】前記チャージポンプCPは前記多数決回路
DECからのupd信号とdnd信号を入力とし、各入
力信号に応じて出力の電圧を変化させ、ローパスフィル
タLPFに出力する。前記ローパスフィルタLPFは前
記チャージポンプCPから出力される電圧の変化を積分
し、可変遅延回路VDに出力する。可変遅延回路VDは
電圧制御発振器VCOより入力される一定の周波数をも
つクロックと、前記ローパスフィルタLPFの出力を入
力とし、ローパスフィルタLPF出力電圧に応じて入力
されるクロックを遅延させる。さらに、固定遅延回路F
Dは前記可変遅延回路VDの出力を入力とし、入力され
た1本のクロックから固定の遅延を持つ24本のクロッ
クを生成し、それぞれ3本ずつ前記位相比較器TIPD
に入力する。
【0012】以上の構成のクロックリカバリ回路の動作
を説明する。8個の位相比較器TIPDに入力される入
力データと、この入力データをサンプルするために使用
される24本のクロックは図2に示すタイミングチャー
トである。また、図3は各位相比較器TIPDにおける
動作のタイミングチャートである。従来技術においても
説明したように、前記位相比較器TIPDにおいて入力
されたデータと3本のクロック間の位相状態を検出す
る。図3(a)はデータとクロックの位相があっている
ロック状態、図3(b)はデータがクロックより進んで
いる状態、図3(c)はデータがクロックよりも遅れて
いる状態である。ロック状態ではクロックの位相を変化
させる必要がないため、up信号、dn信号はともにデ
ィセーブル状態となる。クロックがデータよりも遅れて
いる場合、クロックの位相をより進めるためup信号を
イネーブル、dn信号をディセーブルとする。逆に、ク
ロックがデータよりも進んでいる場合、クロックの位相
をより遅らせるためup信号をディセーブル、dn信号
をイネーブルとする。
【0013】そして、各位相比較器TIPDのup信号
とdn信号は多数決回路DECに入力される。この多数
決回路DECでは、位相比較器TIPDからのup信
号、dn信号を入力とし、入力されたup信号、dn信
号に基づいて各位相比較器TIPDの検出結果、すなわ
ち位相差情報の多数決をとる。前記したようにオーバー
サンプリング型クロックリカバリ回路は、固定の位相差
をもったクロックで入力されたデータをサンプルするた
め、入力データがハイまたはローの連続でなければ、各
位相比較器TIPDで検出される位相差情報はクロック
の位相差分の遅延を持つだけで同じ値になる。入力デー
タがハイまたはローの連続である場合、入力データの立
ち上がりエッジが存在しないため位相比較器TIPDで
はロック状態であると判断しup信号、dn信号をとも
にディセーブルとする。しかし、入力データは伝送に使
用される方式によって連続するデータの数に制限がある
ため、必ずあるビット単位において位相検出が可能とな
る。そのため本実施形態ではビット単位を8としてい
る。
【0014】そして、前記したup信号、dn信号のイ
ネーブルまたはディセーブルになっている数の多数決の
結果から、クロックリカバリ回路全体として入力データ
に対して回路内部のクロックが進んでいるか遅れている
かを判別する。図4は入力データとクロックの一部、ま
たそのクロックとデータを入力とした位相比較器TIP
Dの出力であるup信号と、そのup信号を入力として
多数決回路DECにより補正されたupD信号を示して
いる。この図4の状態では、各クロックに位相のずれが
なければすべての位相比較器TIPDでクロックの遅れ
が検出されup信号がイネーブルになるが、ここではク
ロックclk08がずれを持っているため、clk06
〜clk08を入力とする位相比較器TIPD、図1の
例では位相比較器TIPD2ではロック状態と判断して
up信号をディセーブルとしてしまう。しかしながら、
図1に示した全ての位相比較器TIPD0〜7からのu
p信号が多数決回路DECに入力されると、多数決回路
DECでは入力された各up信号、dn信号の多数決を
とるため回路全体としてはクロックの遅れ状態であると
判断し、位相比較器TIPD2の出力であるup02信
号に対応した多数決回路DECの出力であるupD02
信号をイネーブルとする。したがって、以降の動作で
は、クロックclk08の位相のずれによる影響は解消
される。
【0015】図5は図4と同様に入力データおよびクロ
ックのタイミングを示しているが、ここでは入力データ
があるビットにおいてずれを生じた場合を示している。
入力データのあるビットにおいてずれが生じた場合に
も、クロックがずれた場合と同様に多数決回路DECに
より補正が可能となる。すなわち、入力データの図示破
線のビットに位相のずれがなければすべての位相比較器
TIPDでクロックの遅れが検出されup信号がイネー
ブルになるが、ここでは第3のビットに位相のずれが生
じているため、この第3のビットを入力とする位相比較
器TIPD、図1の例では位相比較器TIPD2ではロ
ック状態と判断してup信号をディセーブルとしてしま
う。しかしながら、図1に示した全ての位相比較器TI
PD0〜7からのup信号が多数決回路DECに入力さ
れると、多数決回路DECでは入力された各up信号、
dn信号の多数決をとるため回路全体としてはクロック
の遅れ状態であると判断し、位相比較器TIPD2の出
力であるup02信号に対応した多数決回路DECの出
力であるupD02信号をイネーブルとする。したがっ
て、以降の動作では、入力データの位相のずれによる影
響は解消される。
【0016】このように、多数決回路DECにおいて、
クロックやデータの位相のずれが補正されるため、各u
pd信号upd0〜7、dnd信号dnd0〜7が入力
される各チャージポンプCPでは、これらupd信号、
dnd信号から得られる位相差情報を電圧値に変換す
る。すなわち、upd信号がイネーブルの場合出力電圧
を上昇させ、dnd信号がイネーブルの場合出力電圧を
下降させる。そして、ローパスフィルタLPFでは、前
記チャージポンプCPの出力電圧を入力としこの電圧の
変化を積分する。可変遅延回路VDはローパスフィルタ
LPFの出力電圧と電圧制御発振器VCOの出力である
クロックを入力とし、ローパスフィルタLPFの出力電
圧に応じて入力されるクロックを遅延させて出力する。
図6に可変遅延回路VDの入力電圧に対する遅延量の関
係を示す。可変遅延回路VDで遅延されたクロックは固
定遅延回路FDに入力され、固定遅延回路FDは入力さ
れた1本のクロックから、クロック間に同じ位相差を持
つ24本のクロックを生成し、前記各位相比較器TIP
Dに出力する。
【0017】したがって、固定位相のクロックの一部に
位相ずれが生じた場合、あるいは入力されたデータの一
部に位相ずれが生じた場合に、一部の位相比較器TIP
Dにおいて誤った位相情報が出力される状態となった場
合においても、多数決回路DECにおいてその位相情報
が修正されることになる。このため、誤った位相情報の
影響を受けて固定遅延回路FDにおいて適切でない進
み、或いは遅れのクロックが生成されることが回避で
き、正確なデータのサンプリングが確保されることにな
る。
【0018】なお、前記実施形態は本発明の一例を示し
たものであり、データのビット数、及びこれに伴う位相
比較器の数、ならびに位相比較を行う固定位相のクロッ
ク数等は要求される高速化に応じて適宜に設定できるこ
とは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力され
るデータを位相の異なる複数のクロックでサンプリング
して位相比較を行なう複数の位相比較器のそれぞれの出
力である複数の位相差情報を入力とし、当該位相差情報
の多数決をとり、少数側の位相差情報を多数側の位相差
情報に補正して出力する多数決回路を備えているので、
各位相比較器に入力される複数のクロックの位相がレイ
アウト等の影響によってずれを生じたとしても、この位
相ずれによって生じる少数側の位相差情報を正常な多数
側の位相差情報に補正でき、その結果として一部の位相
比較器が誤った位相差を検出した場合でもこれを補正
し、正確なデータのサンプリングを実現することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロックリカバリ回路の一実施形態の
ブロック回路図である。
【図2】入力データとクロックのタイミングを示す図で
ある。
【図3】位相比較器における動作を説明するためのタイ
ミング図である。
【図4】多数決回路の動作のその1を説明するためのタ
イミング図である。
【図5】多数決回路の動作のその2を説明するためのタ
イミング図である。
【図6】可変遅延回路の入出力特性を示す図である。
【図7】従来のクロックリカバリ回路の一例のブロック
回路図である。
【図8】位相のずれによる位相比較の誤検出を説明する
ためのタイミング図である。
【符号の説明】
TIPD 位相比較器 DEC 多数決回路 CP チャージポンプ LPF ローパスフィルタ VCO 電圧制御発振器 VD 可変遅延回路 FD 固定遅延回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−38432(JP,A) 特開 平6−61993(JP,A) 特開 平1−133420(JP,A) 特開 平5−308283(JP,A) ”A Power and Effi cient CMOS Clock/D ata Recovery Circu its for High−Speed Serial Interface s”,Dao−Long Chen,I EEE Journal of Sol id−State Circuits, vol.31,No.8,Aug 1996 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/02 H03L 7/06 - 7/199

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデータを位相の異なる複数の
    クロックでサンプリングして位相比較を行なう複数の位
    相比較器を備え、前記位相比較器から出力される位相差
    情報に基づいて前記クロックの進み、遅れを制御するオ
    ーバーサンプリング型クロックリカバリ回路において、
    前記複数の位相比較器のそれぞれから出力される複数の
    位相差情報を入力とし、当該位相差情報の多数決をと
    り、少数側の位相差情報を多数側の位相差情報に補正し
    て出力する多数決回路を備えることを特徴とするオーバ
    ーサンプリング型クロックリカバリ回路。
  2. 【請求項2】 前記複数のクロックを生成する固定遅延
    回路を備え、前記多数決回路から出力される多数決のと
    られた位相差情報に基づいて前記固定遅延回路で生成す
    る固定遅延クロックの位相を制御する請求項1に記載の
    オーバーサンプリング型クロックリカバリ回路。
  3. 【請求項3】 前記多数決回路からの各位相差情報に基
    づいて電圧を出力する複数のチャージポンプと、基準と
    なるクロックを発生する電圧制御発振器と、前記チャー
    ジポンプから出力される電圧に基づいて前記電圧制御発
    振器からの基準となるクロックの位相を制御する可変遅
    延回路とを備え、前記可変遅延回路で位相制御された前
    記クロックにより前記固定遅延回路で生成する複数のク
    ロックの位相を制御する請求項2に記載のオーバーサン
    プリング型クロックリカバリ回路。
  4. 【請求項4】 前記位相比較器から出力される位相差情
    報は、クロックの遅れ、進みに対応してイネーブルまた
    はディセーブルに状態が変化されるup信号、dn信号
    である請求項1ないし3のいずれかに記載のオーバーサ
    ンプリング型クロックリカバリ回路。
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