JP3346445B2 - 識別・タイミング抽出回路 - Google Patents

識別・タイミング抽出回路

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JP3346445B2
JP3346445B2 JP18638395A JP18638395A JP3346445B2 JP 3346445 B2 JP3346445 B2 JP 3346445B2 JP 18638395 A JP18638395 A JP 18638395A JP 18638395 A JP18638395 A JP 18638395A JP 3346445 B2 JP3346445 B2 JP 3346445B2
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誠 中村
昇 石原
幸雄 赤沢
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号伝送の
受信回路において、受信信号を識別再生するクロックを
抽出し、識別再生を行う識別・タイミング抽出回路に係
り、特に、パケット状のバースト信号に瞬時に応答し、
クロックを抽出する識別・タイミング抽出回路に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】ディジタル伝送方式における識別・タイミ
ング抽出回路は、通信媒体を通して伝送されることによ
って劣化したデータ信号を受信し、これを識別再生し、
品質劣化のない伝送特性を実現する回路である。
【0003】図11は、入力データ、クロック、識別デ
ータの位相関係を示す図であり、図12は、バースト伝
送波形の例を示す図である。
【0004】上記ディジタル伝送方式で通常用いられて
いるNRZ(None−return−to−Zer
o)符号による伝送方式では、クロック成分を送信しな
いので、上記識別再生を行うクロックを抽出することが
必要である。また、バーストデータ伝送システムにおい
ては、図12に示すようなバースト状のパケット信号を
受信する。上記システムにおいて各データパケットの位
相が非同期である場合、各バースト入力データに対応
し、クロックを瞬時に抽出する必要がある。
【0005】図13は、バースト伝送用の識別・タイミ
ング抽出回路の先行例を示す図である。
【0006】この識別・タイミング抽出回路の先行例
は、本件出願の発明者が特願平7−42430号で開示
した回路であり、入力データの位相を伝送レートの1/
2周期位相だけ遅らせる遅延回路1と、排他的論理和回
路2と、論理反転回路3と、この論理反転回路3が出力
するゲーティング信号によって発振が制御される電圧制
御発振器4とによって構成され、入力データと遅延出力
との排他的論理和をとり、この反転信号をゲーティング
信号として、電圧制御発振器4の発振の開始/停止を制
御し、この電圧制御発振器4が出力する発振信号を、上
記識別再生を行うクロックとして使用するものである。
【0007】図14は、上記先行例におけるタイミング
チャー卜である。
【0008】上記先行例においては、入力データと90
度遅延されたデー夕との排他的論理和をとることによっ
て、NRZ信号の符号の切り替わりを検出し、これによ
って、クロックを出力する電圧制御発振器4の開始/停
止の位相制御信号を与えている。したがって、上記先行
例では、クロックを瞬時に抽出することができる。
【0009】さらに、この排他的論理和回路2の出力信
号の反転信号をゲーティング信号とすることによって、
同符号連続時には、上記ゲーティング信号が常に“H”
になるので、電圧制御発振器4の発振周波数に応じて、
電圧制御発振器4が発振を続けるので、上記先行例で
は、入力データが同符号で連続している場合でも、クロ
ックを発生し続けることが可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記先行例に
おいては、クロツク周波数に関して、外部から基準クロ
ック、または基準となる発振周波数制御電圧を与える必
要がある。したがって、上記先行例においては、入力デ
ータと非同期の外部基準周波数によってクロック周波数
が決定されるので、伝送されるデータが揺らいだ場合、
クロックは追従できず、入力データを最適なタイミング
で識別再生ができない。特に、同符号が連続する場合に
は位相誤差が蓄積されるので、わずかな揺らぎも大きく
影響される。すなわち、周波数誤差によって、入力デー
タの同符号連続期間中に位相誤差が蓄積され、同符号連
続の時間が長ければ長い程、最適な識別・タイミングか
らのずれが大きくなり、入力データの識別誤りが生じる
という問題がある。
【0011】図15は、上記先行例において、同符号連
続期間に、周波数誤差によって位相誤差が蓄積される例
を示すタイミングチャートである。
【0012】この図15において、電圧制御発振器4の
周波数fと入力データの周波数f0とが一致している
(f=f0 )場合、発振周波数fが入力データの周波数
0 よりも高い(f>f0 )場合、発振周波数fが入力
データの周波数f0 よりも低い(f<f0 )場合につい
て示してある。
【0013】周波数誤差(つまり、上記周波数fとf0
との誤差(f>f0 、f<f0 ))によって、入力デー
タにおける同符号が連続した場合の最終ビットでは、正
規の位相との位相誤差(f−f0 )が大きくなる。すな
わち、周波数誤差△fによる同符号連続後の位相誤差△
φは次の式によって表される(nは同符号連続ビット数
である)。 △φ=(1/△f)×n 一方、入力データの同符号が連続する時間が長ければ長
い程、最適な識別・タイミングからのずれが大きくな
り、やがては識別誤りを生じさせてしまうという問題を
解決する方法としては、入力データと抽出クロックとを
同期させるPLL(Phase Lock Loop)
方式を使用することが考えられる。
【0014】しかし、従来のPLLは、周波数、位相の
同期引き込みに長い時間を必要とするために、互いに位
相が異なるバーストデータに対して瞬時に応答すること
ができず、したがって、上記識別・タイミング抽出回路
の先行例に従来のPLLを単に組合せるだけでは、最適
なクロックを抽出することができないという問題があ
る。
【0015】本発明は、バースト入力データからクロッ
クを瞬時に抽出でき、しかも、バースト入力データの同
符号が連続する時間が長くても、抽出されたクロックと
最適な識別・タイミングとのずれが少ない識別・タイミ
ング抽出回路を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、バースト入力データを1/2周期遅延させる遅延回
路と、上記バースト入力データと上記遅延回路の出力信
号とを入力する排他的論理和回路と、上記排他的論理和
回路の出力信号を反転する論理反転回路とを具備する第
1のゲーティング回路と、この第1のゲーティング回路
が出力する第1のゲーティング信号によって発振が制御
される第1の電圧制御発振器と、この第1の電圧制御発
振器が出力するクロックに基づいてバースト入力データ
を識別する第1の識別回路とで構成されている識別・タ
イミング抽出回路において、上記バースト入力データの
立ち上がりを検出すると第2のゲーティング信号を出力
する第2のゲーティング回路と、上記第2のゲーティン
グ信号によって発振が制御される第2の電圧制御発振器
と、上記バースト入力データを1/2周期遅延させた信
号と上記バースト入力データとの排他的論理をとった信
号であって上記バースト入力データのクロック周波数の
成分が抽出された信号と、上記第2の電圧制御発振器が
出力するクロックとの位相を比較する位相比較器と、こ
の位相比較器の出力信号の高周波成分を除去するローパ
スフィルタとを有し、上記第1の電圧制御発振器の発振
周波数制御端子と上記第2の電圧制御発振器の発振周波
数制御端子とが上記ローパスフィルタの出力端子に接続
されている識別・タイミング抽出回路である。
【0017】請求項2に記載の発明は、バースト入力デ
ータを1/2周期遅延させる遅延回路と、上記バースト
入力データと上記遅延回路の出力信号とを入力する排他
的論理和回路と、上記排他的論理和回路の出力信号を反
転する論理反転回路とを具備する第1のゲーティング回
路と、この第1のゲーティング回路が出力する第1のゲ
ーティング信号によって発振が制御される第1の電圧制
御発振器と、この第1の電圧制御発振器が出力するクロ
ックに基づいてバースト入力データを識別する第1の識
別回路とで構成されている識別・タイミング抽出回路に
おいて、上記バースト入力データの立ち上がりを検出す
ると第2のゲーティング信号を出力する第2のゲーティ
ング回路と、上記第2のゲーティング信号によって発振
が制御される第2の電圧制御発振器と、上記第2の電圧
制御発振器が出力するクロックに基づいて上記バースト
入力データを識別する第2の識別回路と、上記第1の識
別回路が出力した識別信号と上記第2の識別回路が出力
した識別信号とを比較する位相比較器と、この位相比較
器の出力信号の高周波成分を除去するローパスフィルタ
とを有し、上記第1の電圧制御発振器の発振周波数制御
端子と上記第2の電圧制御発振器の発振周波数制御端子
とが上記ローパスフィルタの出力端子に接続されている
識別・タイミング抽出回路である。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、位相比較
器における位相比較入力時にのみ、位相比較器の出力と
ローパスフィルタとを接続するサンプルホールドスイッ
チを有するものである。
【0019】
【0020】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例である識別・
タイミング抽出回路TC1を示す図である。
【0021】この識別・タイミング抽出回路TC1は、
クロックゲーティング回路(第1のゲーティング回路)
10と、ゲーティング付電圧制御発振器(第1の電圧制
御発振器)4aと、バーストPLL11と、第1の識別
回路5aとによって構成されている。
【0022】クロックゲーティング回路10は、バース
ト入力データData inの符号切り替わり時に、1
/2周期のパルスを発生する回路であり、1/2周期遅
延1aと排他的論理和回路2aと論理反転回路3とによ
って構成されている。なお、クロックゲーティング回路
10が出力する第1のゲーティング信号Gating#
1を、第1の電圧制御発振器4aのゲーティング入力と
している。
【0023】バーストPLL11は、第2のバーストゲ
ーティング回路(第2のゲーティング回路)6と、ゲー
ティング付電圧制御発振器(第2の電圧制御発振器)4
bと、1/2周期遅延1bと、排他的論理和回路2b
と、位相比較器8と、ローパスフィルタ7とによって構
成されている。なお、電圧制御発振器4aが出力するク
ロックに基づいて、第1の識別回路5aが入力データを
識別する。
【0024】第2のゲーティング回路6は、バースト入
力データData inの先頭符号の立ち上がりを検出
し、第2のゲーティング信号Gating#2を出力す
る回路であり、バーストPLL11におけるゲーティン
グ付電圧制御発振器4bの発振を制御するものである。
【0025】第2の遅延回路1bは、バースト入力デー
タData inを、伝送レートの1/2周期分だけ遅
延させる回路である。第2の排他的論理和回路2bは、
遅延回路1bによって遅延された信号と上記バースト入
力データData inとの2つの信号のEX−OR論
理をとる回路である。
【0026】位相比較器8は、第2の排他的論理和回路
2bの信号と第2のゲーティング回路6の信号とを位相
比較するものである。ローパスフィルタ7は、位相比較
器8の出力信号の高周波成分を除去するものである。
【0027】第2の電圧制御発振器4bは、発振周波数
制御端子を具備し、第2のゲーティング回路6の出力信
号によって発振を制御するものである。また、第2の電
圧制御発振器4bの発振周波数制御電圧端子と、第1の
クロック生成用である第1の電圧制御発振器4aの発振
周波数制御電圧端子とがローパスフィルタ7の出力端子
に接続されている。
【0028】なお、クロックゲーティング回路10は、
遅延回路と排他的論理和回路と論理反転回路とを具備す
る第1のゲーティング回路の例である。電圧制御発振器
4aは、第1のゲーティング回路が出力する第1のゲー
ティング信号によって発振が制御される第1の電圧制御
発振器の例である。第1の識別回路5aは、第1の電圧
制御発振器が出力するクロックに基づいてバースト入力
データを識別する第1の識別回路の例である。
【0029】また、バーストゲーティング回路6は、バ
ースト入力データの先頭符号の立ち上がりを検出すると
第2のゲーティング信号を出力する第2のゲーティング
回路の例である。電圧制御発振器4bは、第2のゲーテ
ィング信号によって発振が制御される第2の電圧制御発
振器の例である。さらに、位相比較器8は、バースト入
力データのクロック周波数の成分が抽出された信号と第
2の電圧制御発振器が出力するクロックとの位相を比較
する位相比較器の例である。
【0030】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0031】図2は、上記実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【0032】NRZ(None−return−to−
Zero)のバースト入力データData inを、伝
送レートの1/2周期分だけ遅延回路1aが遅延させ、
この遅延された信号とバースト入力データData i
nとの2つの信号を排他的論理和回路2aがEX−OR
論理をとり、この信号を論理反転回路3が反転すること
によって、クロックゲーティング信号Gating#1
を得る。
【0033】すなわち、クロックゲーティング信号Ga
ting#1は、バースト入力データData inの
符号切り替わり時に1/2周期のパルスを発生し、バー
スト入力データData inの同符号連続時に、
“H”レベルを送出する。
【0034】そして、クロックゲーティング信号Gat
ing#1を、電圧制御発振器4aの発振の停止/開始
の制御信号として用い、電圧制御発振器4aがクロック
CLK#1を出力する。つまり、バースト入力データD
ata inの符号切り替わり時に、電圧制御発振器4
aが1/2周期のクロックCLK#1を出力し、バース
ト入力データData inの同符号連続時に、クロッ
クゲーティング信号Gating#1が“H”レベルに
なるので、この期間では、ローパスフィルタ7が出力す
る電圧に応じた周波数のパルス(クロックCLK#1)
を電圧制御発振器4aが出力する。そして、このクロッ
クCLK#1を使用して、第1の識別回路5aがデータ
再生を行う。
【0035】一方、遅延回路1bと排他的論理和回路2
bとによってクロックパルス検出信号が発生し、このク
ロックパルス検出信号の位相と電圧制御発振器4bが出
力するパルスの位相とが位相比較器8で比較され、この
比較結果の信号中の高周波成分がローパスフィルタ7に
よって除去され、このローパスフィルタ7の出力電圧に
応じた周波数のパルスが電圧制御発振器4bから出力さ
れる。
【0036】つまり、入力データの位相に対応したクロ
ックパルス検出信号と電圧制御発振器4bの出力パルス
の位相がロックされ、ローパスフフィルタ7の出力電圧
は上記2つの比較パルスの位相差がなくなるように一定
に維持される。ローパスフィルタ7の出力電圧は、バー
スト入力データData inの同符号連続時において
も、一定に維持される。
【0037】ところで、電圧制御発振器4bは、クロッ
ク用の電圧制御発振器4aと同一の回路構成を有し、ま
た、上記のように、ローパスフィルタ7の出力電圧は、
バースト入力データData inの同符号連続時にお
いても、一定に維持されるので、このローパスフィルタ
7の出力電圧によって発振周波数が制御される電圧制御
発振器4aは、一定の周波数のクロックを発生する。
【0038】すなわち、電圧制御発振器4aは、バース
ト入力データData inの同符号連続時において
も、一定の周波数のクロックを発生する。また、この場
合、ローパスフィルタ7の出力電圧は、バースト入力デ
ータData inから検出されたクロックと同じ周波
数のクロックであるので、バースト入力データData
inの同符号連続時においても、電圧制御発振器4a
は、適切なクロックとずれがないクロックを発生する。
【0039】また、電圧制御発振器4bは、ゲーティン
グ回路6が検出したバースト入力データの立ち上がりと
同時に動作を開始するので、電圧制御発振器4bはバー
スト入力データからクロックを瞬時に抽出でき、また、
電圧制御発振器4aも、バースト入力データからクロッ
クを瞬時に抽出できる。
【0040】したがって、バースト入力データと同相の
クロックCLK#2が瞬時に得られ、これによって、従
来のPLLの引き込み時間よりも、バーストPLL11
における引き込み時間が短くなる。
【0041】さらに、クロック用電圧制御発振器4aの
発振周波数は、データ速度との誤差をある程度許容する
ので、引き込み期間中でも識別クロックの抽出が可能で
ある。すなわち、上記実施例においては、クロックゲー
ティング回路10のゲーティング信号Gating#1
の位相によって、クロックの識別・タイミングが決定さ
れるので、発振器4a、4bの周波数誤差によってクロ
ックのDuty比は若干劣化するものの、一定の最適な
識別点は維持される。
【0042】次に、上記識別・タイミング抽出回路TC
1の変形例である識別・タイミング抽出回路TC2の構
成について説明する。
【0043】図3は、識別・タイミング抽出回路TC2
を示す図である。
【0044】この識別・タイミング抽出回路TC2は、
識別・タイミング抽出回路TC1におけるバーストPL
L11の代りに、バーストPLL11aを設けたもので
あり、バーストPLL11aは、入カデータからクロッ
クパルス(位相比較用パルス)を作る検出回路として、
クロックゲーティング回路10の一部を共用した回路で
ある。つまり、位相比較器8aは、クロックゲーティン
グ回路10における排他的論理和回路2aの出力信号と
第2の電圧制御発振器4bの出力信号との位相を比較す
るものである。
【0045】識別・タイミング抽出回路TC2において
も、識別・タイミング抽出回路TC1と同様の動作を行
う。
【0046】図4は、ゲーティング付電圧制御発振器4
a、4bの具体的例を示す回路図である。
【0047】ゲーティング付電圧制御発振器4a、4b
は、奇数個の論理反転回路3と、論理積回路51とで構
成され、発振周波数制御用電圧印加端子52と、発振開
始/停止制御用電圧印加端子53と、クロック出力端子
54とを有する。発振周波数制御用電圧印加端子52
は、ローパスフィルタ7の出力端子に接続され、発振開
始/停止制御用電圧印加端子53は、クロックゲーティ
ング回路10の出力端子、またはバーストゲーティング
回路6の出力端子に接続されている。
【0048】ゲーティング付電圧制御発振器4a、4b
は、論理反転回路3を奇数個接続したリング発振器を基
本構成としている。また、論理反転回路3のループの中
に、論理積回路51を挿入することによって、ゲーティ
ング機能を容易に実現することが可能である。すなわ
ち、論理積回路51の一方の入力をリング発振器のルー
プとし、論理積回路51の他方の入力に、発振器の発振
/停止を制御する制御信号Gating Signal
(ゲーティング信号Gating#1またはGatin
g#2)を印加する。そして、電圧制御発振器4a、4
bの発振制御端子53に“H”が入力されると、発振ル
ープが形成され発振し、逆に、発振制御端子53に
“L”が入力される(バースト入力データが検出されな
くなる)と、論理積出カレベルは固定されるので、発振
ループが切断され発振が停止する。
【0049】また、図4に示す発振器4a、4bにおい
ては、外部から制御電圧を与えることによって、発振周
波数を制御することができる。つまり、発振周波数を制
御する場合、たとえば、論理反転回路3に電流源を接続
し、この電流源を調整することによって、ループを形成
するトランジスタの時定数が変化するので、発振周波数
が変化する。
【0050】図5は、バーストゲーティング回路6の具
体例の説明図であり、図5(1)は、バーストゲーティ
ング回路6を示す回路図であり、図5(2)は、そのタ
イミングチャートである。
【0051】バーストゲーティング回路6は、ピーク検
出用ダイオード61と、レベルホールド容量62と、リ
セット用FET63と、インバータアンプ(論理反転回
路)3とで構成されている。
【0052】図5(1)に示すように、バーストゲーテ
ィング回路6が出力するバーストゲーティング信号Ga
ting#2は、リセット信号Resetによって一
旦、“L”にリセットされ、バースト入力データDat
a inを検出すると“H”になり、次のリセット信号
Resetを受けるまで“H”を保持する。
【0053】図6は、本発明の他の実施例である識別・
タイミング抽出回路TC3を示す回路図である。
【0054】識別・タイミング抽出回路TC3は、クロ
ックゲーティング回路10と、ゲーティング付電圧制御
発振器4aと、識別回路5aと、バーストPLL11b
とで構成されている。バーストPLL11bは、バース
トゲーティング回路6と、位相比較器8aと、ローパス
フィルタ7と、ゲーティング付電圧制御発振器4bと、
インバータと、識別回路5bとで構成されている。
【0055】識別・タイミング抽出回路TC3は、識別
・タイミング回路TC1において、PLLの発振器4b
が出力するクロックCLK#2によって、バースト入カ
データを識別する第2の識別回路5bを新たに備え、第
1の識別器5aによる再生データDEC#1と、第2の
識別器5bによる再生データDEC#2とを、位相比較
器8aが位相比較し、この位相比較結果のうちの高周波
成分をローパスフィルタ7が除去するものである。
【0056】図7は、識別・タイミング抽出回路TC3
のタイミングチャートである。
【0057】まず、クロックゲーティング信号Gati
ng#1、バーストゲーティング信号Gating#2
は、識別・タイミング抽出回路TC1の場合と同様に生
成される。
【0058】そして、バーストゲーティング信号Gat
ing#2に応じて発振開始の位相が制御されたPLL
のクロックCLK#2によって識別再生されたデータD
EC#2と、クロックゲーティング信号Gating#
1に応じて発振の開始/停止が制御されたクロックCL
K#1によって識別再生された再生データDEC#1と
を、位相比較器8aが位相比較する。
【0059】したがって、位相比較を行う2つの入力デ
ータは、基本的に同一の論理パターンになるので、デー
タとクロックとを比較する場合に、同符号連続時に比較
する論理バターンが異なることによって生じる位相比較
誤差を排除できる。
【0060】図7に示すタイミングチャートにおいて、
立ち下がり比較の例を示しているが、上記のように、位
相比較器8aに入力される再生データDEC#1とDE
C#2とは同一論理パターンになり、論理的な位相誤差
は生じない。したがって、同符号連続時の位相誤差が低
減され、クロック周波数の保持特性が向上する。
【0061】上記識別・タイミング抽出回路TC3にお
いては、同符号連続時における位相を比較せずに、変化
点のみを位相比較するので、識別・タイミング抽出回路
TC1よりも、位相比較誤差が少なくなる。
【0062】図8は、本発明の別の実施例である識別・
タイミング抽出回路TC4を示すブロック図である。
【0063】識別・タイミング抽出回路TC4は、クロ
ックゲーティング回路10と、ゲーティング付電圧制御
発振器4aと、識別回路5aと、バーストPLL11c
とで構成されている。
【0064】バーストPLL11cは、バーストゲーテ
ィング回路6と、位相比較器8bと、サンプルホールド
制御回路90と、サンプルホールドスイッチ付きローパ
スフィルタ91と、ゲーティング付電圧制御発振器4b
と、識別回路5bと、遅延回路1cとで構成されてい
る。
【0065】識別・タイミング抽出回路TC4は、電圧
制御発振器4bによるクロックCLK#2によってバー
スト入カデータを識別する第2の識別回路5bを新たに
備え、第1、第2の識別回路5a、5bによる再生デー
タDEC#1とDEC#2とを位相比較器8bが比較
し、識別データDEC#2をT/2遅延させる遅延回路
1cと、遅延回路1cの出力信号とバースト入力データ
とを入力するサンプルホールド制御回路90と、この制
御回路90の制御信号によって位相比較器8bとローパ
スフィルタ7aとの接続をオン/オフするサンプルホー
ルドスイッチ付ローパスフィルタ91とを備えているも
のである。
【0066】次に、サンプルホールドスイッチ付ローパ
スフィルタ91の具体的な実施例を示す。
【0067】図9は、識別・タイミング抽出回路TC4
におけるサンプルホールドスイッチ付ローパスフィルタ
91の具体例を示す図であり、図9(1)はその回路構
成例を示す図であり、図9(2)はそのタイミングチャ
ートである。
【0068】サンプルホールドスイッチ付ローパスフィ
ルタ91は、サンプルホールド制御回路90と、サンプ
ルホールドスイッチ92と、ローパスフィルタ7aとを
有する。サンプルホールド制御回路90は、バースト入
力データData inと遅延回路1cの出力データと
を入力する排他的論理和回路と、この排他的論理和回路
の出力と遅延回路1cの出力データとを入力する論理積
回路とによって構成されている。サンプルホールドスイ
ッチ92として通常のCMOSスイッチが使用され、ロ
ーパスフィルタ7aとして一般的なラグ・リードフィル
タが使用されている。
【0069】サンプルホールド制御回路90は、図9
(2)に示すように、位相比較時にのみ、サンプルホー
ルドスイッチ92をオンする。逆にいえば、位相比較時
以外の期間には、サンプルホールドスイッチ92をオフ
しているので、この位相比較時以外の期間には、ローパ
スフィルタ7aを構成するコンデンサが回路的にオープ
ンにされるので、リーク電流が流れず、ローパスフィル
タ7aが出力する発振周波数制御電圧の変化が少なく、
識別・タイミング抽出回路TC1、TC2よりも、位相
比較誤差がさらに少なくなる。
【0070】図10は、識別・タイミング抽出回路TC
4のシミュレーション結果を示す図である。
【0071】バースト入力データに対応した抽出クロッ
クが瞬時に得られ、この抽出クロックによって識別デー
タが再生なされていることを確認できる。バーストゲー
ティングPLL11cによって、バースト入力データと
ともにデータの先頭から位相がほば等しい比較データを
得ることができる。さらに、バースト間の同符号連続期
間(識別データにおける“L”)においては、発振周波
数制御電圧Vrefがサンプルホールドによって保持さ
れ、このために、バースト入カデータと同期した一定の
発振周波数のクロックを送出し続けていることがわか
る。
【0072】上記各実施例において、バースト入力デー
タの受信と同時に、クロックの位相を同期することがで
き、バースト入力データの先頭ビットから符号識別する
ことが可能になる。さらに、バースト入カデータとクロ
ック信号との同期を高速にとることができるので、識別
の位相誤差を低減でき、同符号連続耐性が高くなる。さ
らに、PLL構成によって、基準発振器等の外部部品が
不要となり、これによって、バーストデータ伝送を行う
受信器において、識別・タイミング抽出回路の高速応答
と識別位相の高精度化とが可能でになる。さらに、構成
が容易であるために、一般的なCMOSによる構成が可
能となり、受信回路の小型、経済化に有効である。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、識別・タイミング抽出
回路において、バースト入力データからクロックを瞬時
に抽出でき、しかも、バースト入力データの同符号が連
続する時間が長くても、抽出されたクロックと最適な識
別・タイミングとのずれが少ないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である識別・タイミング
抽出回路TC1を示す図である。
【図2】上記実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】識別・タイミング抽出回路TC2を示す図であ
る。
【図4】ゲーティング付電圧制御発振器4a、4bの具
体例を示す回路図である。
【図5】バーストゲーティング回路6の具体例の説明図
である。
【図6】本発明の他の実施例である識別・タイミング抽
出回路TC3を示す回路図である。
【図7】識別・タイミング抽出回路TC3のタイミング
チャートである。
【図8】本発明の別の実施例である識別・タイミング抽
出回路TC4を示すブロック図である。
【図9】識別・タイミング抽出回路TC4におけるサン
プルホールドスイッチ付ローパスフィルタ91の具体例
を示す図である。
【図10】識別・タイミング抽出回路TC4のシミュレ
ーション結果を示す図である。
【図11】入力データ、クロック、識別データの位相関
係を示す図である。
【図12】バースト伝送波形の例を示す図である。
【図13】バースト伝送用識別・タイミング抽出回路の
先行例を示す図である。
【図14】上記先行例におけるタイミングチャー卜であ
る。
【図15】上記先行例において、同符号連続期間に、周
波数誤差によって位相誤差が蓄積される例を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1a、1b、1c…1/2周期遅延回路、 2a、2b…排他的論理和、 3…論理反転回路、 4a…第1のゲーティング付電圧制御発振器、 4b…第2のゲーティング付電圧制御発振器、 5a…第1の識別回路、 5b…第2の識別回路、 6…バーストゲーティング回路、 7…ローパスフィルタ、 8、8a、8b…位相比較器、 10…クロックゲーティング回路、 11、11a、11b、11c…バーストPLL、 31…リセット端子、 51…論理積回路、 52…発振周波数制御端子、 53…ゲーティング端子、 90…サンプルホールド制御回路、 91…サンプルホールドスイッチ付きローパスフィル
タ、 92…サンプルホールドスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−53950(JP,A) 特開 平6−224893(JP,A) 特開 平6−232857(JP,A) 特開 平6−188898(JP,A) 特開 平5−14538(JP,A) 特開 平5−91098(JP,A) 特開 平2−76429(JP,A) 特開 昭58−95447(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/033 H04L 7/027 H03L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バースト入力データを1/2周期遅延さ
    せる遅延回路と、上記バースト入力データと上記遅延回
    路の出力信号とを入力する排他的論理和回路と、上記排
    他的論理和回路の出力信号を反転する論理反転回路とを
    具備する第1のゲーティング回路と、この第1のゲーテ
    ィング回路が出力する第1のゲーティング信号によって
    発振が制御される第1の電圧制御発振器と、この第1の
    電圧制御発振器が出力するクロックに基づいてバースト
    入力データを識別する第1の識別回路とで構成されてい
    る識別・タイミング抽出回路において、 上記バースト入力データの立ち上がりを検出すると第2
    のゲーティング信号を出力する第2のゲーティング回路
    と; 上記第2のゲーティング信号によって発振が制御される
    第2の電圧制御発振器と;上記バースト入力データを1/2周期遅延させた信号と
    上記バースト入力データとの排他的論理をとった信号で
    あって上記バースト入力データのクロック周波数の成分
    が抽出された信号と、 上記第2の電圧制御発振器が出力
    するクロックとの位相を比較する位相比較器と; この位相比較器の出力信号の高周波成分を除去するロー
    パスフィルタと; を有し、上記第1の電圧制御発振器の発振周波数制御端
    子と上記第2の電圧制御発振器の発振周波数制御端子と
    が上記ローパスフィルタの出力端子に接続されているこ
    とを特徴とする識別・タイミング抽出回路。
  2. 【請求項2】 バースト入力データを1/2周期遅延さ
    せる遅延回路と、上記バースト入力データと上記遅延回
    路の出力信号とを入力する排他的論理和回路と、上記排
    他的論理和回路の出力信号を反転する論理反転回路とを
    具備する第1のゲーティング回路と、この第1のゲーテ
    ィング回路が出力する第1のゲーティング信号によって
    発振が制御される第1の電圧制御発振器と、この第1の
    電圧制御発振器が出力するクロックに基づいてバースト
    入力データを識別する第1の識別回路とで構成されてい
    る識別・タイミング抽出回路において、 上記バースト入力データの立ち上がりを検出すると第2
    のゲーティング信号を出力する第2のゲーティング回路
    と; 上記第2のゲーティング信号によって発振が制御される
    第2の電圧制御発振器と; 上記第2の電圧制御発振器が出力するクロックに基づい
    て上記バースト入力データを識別する第2の識別回路
    と; 上記第1の識別回路が出力した識別信号と上記第2の識
    別回路が出力した識別信号とを比較する位相比較器と; この位相比較器の出力信号の高周波成分を除去するロー
    パスフィルタと; を有し、上記第1の電圧制御発振器の発振周波数制御端
    子と上記第2の電圧制御発振器の発振周波数制御端子と
    が上記ローパスフィルタの出力端子に接続されているこ
    とを特徴とする識別・タイミング抽出回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記位相比較器における位相比較入力時にのみ、上記位
    相比較器の出力と上記ローパスフィルタとを接続するサ
    ンプルホールドスイッチを有することを特徴とする識別
    ・タイミング抽出回路。
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