JP3101162B2 - シフトレバー装置のスライドカバー構造 - Google Patents

シフトレバー装置のスライドカバー構造

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JP3101162B2
JP3101162B2 JP06254015A JP25401594A JP3101162B2 JP 3101162 B2 JP3101162 B2 JP 3101162B2 JP 06254015 A JP06254015 A JP 06254015A JP 25401594 A JP25401594 A JP 25401594A JP 3101162 B2 JP3101162 B2 JP 3101162B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作溝孔に沿ってジグ
ザグモードのシフト操作をなすシフトレバー装置に用い
られ、操作溝孔をハウジング内から覆うスライドカバー
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドカバーとして、例えば、実開昭
64−47430号公報のものが公知である。
【0003】すなわち、図8乃至図10に示すように、
車体に固定されたハウジング102に、ステップ形状の
操作溝孔104が形成され、操作溝孔104からシフト
レバー106がハウジング102外に車両上方(矢印U
Pで示す)へ向けて延出されている。シフトレバー10
6は、下端部で支持され、車両前後方向(車両前方を矢
印FRで示す)、車両幅方向(矢印Wで示す)へそれぞ
れ移動自在となり、操作溝孔104に沿ってジグザグモ
ードでシフト操作される。
【0004】操作溝孔104からハウジング102内が
覗けないように、操作溝孔104をハウジング102内
から覆うべくスライドカバー108が設けられる。スラ
イドカバー108は、第1カバープレート(メインカバ
ープレート)110と第2カバープレート(サブカバー
プレート)112とを備え、第1カバープレート110
は、操作溝孔102に対向してハウジング102内に設
けられ、車両前後方向へ長尺とされ、第1カバープレー
ト110の幅方向端部(長手方向と直交する方向の端
部)が、図9に示すように、ハウジング102内のガイ
ドレール120に係合して、第1カバープレート110
が車両前後方向にスライド移動可能とされる。
【0005】第1カバープレート110の長手方向中央
部には、第1カバープレート110の幅方向に長尺な長
孔118が形成され、この長孔118に対向して、第1
カバープレート110の下面側に、上記第2カバープレ
ート112が設けられる。図10に示すように、第2カ
バープレート112の幅方向端部(長手方向と直交する
方向の端部)が、第1カバープレート110の下面のガ
イドレール122に係合して、第2カバープレート11
2が、車両幅方向にスライド移動可能とされる。
【0006】第2カバープレート112の長手方向中央
部には、円筒124が形成されて、円筒124が上記長
孔118内に嵌合し、第2カバープレート112の車両
幅方向の移動により、円筒124が長孔118内を摺動
でき、円筒124内にはシフトレバー106が貫通す
る。シフトレバー106が車両前後方向に移動すると、
第1カバープレート110が第2プレート112と共に
同方向(車両前後方向)に移動し、シフトレバー106
が車両幅方向に移動すると、第2カバープレート112
が同方向(車両幅方向)に移動する。これにより、シフ
トレバー106の移動に関わらず、操作溝孔104がハ
ウジング102内から覆われるようになる。
【0007】ここで、第1カバープレート110の幅方
向端部は、立ち上げられた垂直片114と、垂直片11
4の上端で水平に外方へ延びる水平片116とで段差を
有するように屈曲形成され、水平片116がガイドレー
ル120に係合しており、第2カバープレート112
は、車両幅方向に移動する際、図9に鎖線で示すよう
に、ガイドレール120の下側を移動して、第2カバー
プレート112の長手方向端部がガイドレール120と
干渉することなく第1カバープレート110の幅方向端
から外方へ突出する(図8は突出状態を示す)。これに
より、第1カバープレート110の幅方向寸法が小さく
て足るようになっている。
【0008】また、第1カバープレート110は、可撓
性とされて、操作溝孔104の反対側に曲率中心を有す
るように撓む経路(図8に鎖線で示す)を通って移動す
る。すなわち、操作溝孔104に対応する経路部分は緩
い円弧形状、ないし略水平とされ、操作溝104から外
れた経路部分は大きく湾曲した円弧形状とされ、シフト
レバー106が車両前方側へ、あるいは車両後方側へ移
動したときには特にそれに伴い操作溝孔102から同側
へ長く余り出る第1カバープレート110の端部の格納
用スペースが狭くて足るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
スライドカバーの構造では、第1カバープレート110
の幅方向端部が段差形成されていてその段差を形成する
ための垂直片114の存在は、スライドカバーの剛性を
増して可撓性を悪化させる。
【0010】また、第1カバープレート110の幅方向
端部が段差形成されて水平片116がガイドレール12
0に係合して、第2カバープレート112が、ガイドレ
ール120の下側を移動するために、その分、スライド
カバー108の上下方向の寸法、すなわち、肉厚方向の
寸法が大きくなっている。
【0011】シフトレバー装置の小型化のために、スラ
イドカバー108の肉厚方向寸法は短縮化が求められ
る。
【0012】本発明は上記事実を考慮し、スライドカバ
ーの十分な可撓性を確保するとともに、スライドカバー
の肉厚方向の寸法の短縮化を図るシフトレバー装置のス
ライドカバー構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係るシフトレバー装置のスライド
カバー構造は、ハウジングに形成された操作溝孔からハ
ウジング外へ突出するシフトレバーが、操作溝孔に沿っ
て第1方向と、第1方向に対して直角の方向の第2方向
とにそれぞれ移動可能とされ、ジグザグモードのシフト
操作をなすシフトレバー装置に用いられ、前記操作溝孔
に対向してハウジング内に第1方向へ長尺な可撓性とさ
れて設けられ、第2方向へ長尺な第1貫通孔が形成され
て第1貫通孔内にシフトレバーが貫通され、長手方向と
直交する方向の幅方向端部がハウジング内の第1支持部
に支持されて、シフトレバーの第1方向の移動に伴い撓
みを要する経路に沿って第1方向へスライド移動すると
ともに、シフトレバーの第2方向の移動によってはシフ
トレバーの第2方向の移動を第1貫通孔内で孔長手方向
に沿って可能とする第1カバープレートと、前記第1カ
バープレートの第1貫通孔に対向して操作溝孔と反対側
に第2方向へ長尺とされて設けられ、シフトレバーが貫
通される第2貫通孔が形成され、長手方向と直交する方
向の幅方向端部が第1カバープレートの操作溝孔と反対
側の面に形成された第2支持部で支持されて、長手方向
端部がシフトレバーの第2方向の移動に伴い第1カバー
プレートの幅方向端を過ぎて外方へ突出するように第2
方向へスライド移動するとともに、シフトレバーの第1
方向の移動によっては第1カバープレートと共に第1方
向へ移動する第2カバープレートと、を備えて、シフト
レバーの移動に関わらず操作溝孔をハウジング内から覆
うスライドカバーを構成し、前記第1カバープレートの
操作溝孔と反対側の面において第1カバープレートの幅
方向端部に複数の凸部を、第1カバープレートの長手方
向に沿って凹凸をなすべく並設し、凸部の突出先端を第
1支持部と当接させて、第1支持部と第1カバープレー
トとの間に第2カバープレートの第2方向の移動を許容
する間隙を確保してなる、ことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成によれば、シフトレバーが操作溝孔に
沿って移動し、ジグザグモードでシフト操作をなす。
【0015】シフトレバーの第1方向の移動により、第
1カバ−プレートが第2カバープレートと共に、第1方
向へスライド移動し、シフトレバーの第2方向の移動に
よっては、シフトレバーが第1貫通孔内を孔長手方向に
移動して、第2カバープレートが第2方向へスライド移
動する。これによって、操作溝孔は、シフトレバーの移
動に関わらず、ハウジング内から覆われる。
【0016】第2カバープレートは、第2方向へ移動す
るにあたって、複数の凸部が第1支持部と当接して形成
される第1支持部と第1カバープレートとの間の間隙を
移動できる。第2カバープレートの長手方向端部はその
間隙から第1カバープレートの幅方向端を過ぎて突出
し、第2カバープレートが第1支持部と干渉することは
ない。
【0017】複数の凸部が第1カバープレートの幅方向
端部において、長手方向に沿って凹凸をなすべく並設さ
れるので、第1カバープレートが第1方向に移動する
際、第1カバープレートの撓み経路に沿う撓みが容易と
なり、スムーズな移動が確保される。
【0018】同時に、第2カバープレートの長手方向端
部が第1カバープレートの幅方向端から突出するのに、
本発明では凸部によって形成される第1支持部と第1カ
バープレートとの間の間隙を第2カバープレートが移動
することによってなされ、従来のように第1支持部の第
1カバープレートと反対側を移動しなくてよいので、そ
の分、スライドカバーの肉厚方向の寸法が短縮化され、
シフトレバー装置の小型化が果たされる。
【0019】
【実施例】本発明のシフトレバー装置のスライドカバー
構造の一実施例を図1乃至図7に基づき説明する。図
中、矢印FRは車両前方を示し。矢印Wは車両幅方向を
示し、矢印UPは車両上方を示す。
【0020】車両のシフトレバー装置では、図6及び図
7に示すように、車体12に固定されたフレーム14
に、車両幅方向を軸方向とする取付軸16が設けられ、
取付軸16には、これと直交する方向(車両前後方向)
にピン軸18が設けられる。ピン軸18に、シフトレバ
ー20の下端部が支持されて、シフトレバー20が、取
付軸16の軸線回りに回動自在とされるとともに、ピン
軸18の軸線回りに回動自在とされる。
【0021】フレーム14の上部は、ハウジング22に
よって覆われる。図5に示すように、ハウジング22の
上壁には、操作溝孔24が形成され、操作溝孔24か
ら、シフトレバー20の上端部がハウジング22外へ突
出される。シフトレバー20の上端部には、シフトレバ
ーノブ21(図1を参照)が装着される。操作溝孔24
はステップ状とされて、操作溝孔24に沿ってシフトレ
バー20を、車両前後方向、車両幅方向にそれぞれ移動
すれば、シフトレバー20は、ジグザグモードでシフト
操作をなす。シフトレバー20の位置に応じて、Pレン
ジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、3レンジ、2レン
ジ、Lレンジがそれぞれ選択される。シフトレバー20
の移動は、取付軸16に設けた操作レバー26(図7を
参照)を介して図示を省略するトランスミッションに伝
達される。
【0022】ハウジング22上壁下面には、ライトガイ
ドプレート28が設けられ、ライトガイドプレート28
には、操作溝孔24に対向して同形状の溝孔30が形成
される。ライトガイドプレート28は、この肉厚中にお
いて、図示を省略する光源からの光を案内し、操作溝孔
24の孔縁を照明して操作溝形状を照明するとともに、
ハウジング22上壁に設けてある各シフトレンジに対応
するレンジ表示部32を照明するようになっている。
【0023】ライトガイドプレート28の下側には、図
1乃至図3に示すように、スライドカバー33を構成す
る第1カバープレート(メインカバープレート)34と
第2カバープレート(サブカバープレート)36とが設
けられる。第1カバープレート34は、操作溝孔24に
対向して、車両前後方向に長尺な可撓性の素材で形成さ
れ、第1カバープレート34の幅方向(長手方向と直交
する方向)両端部にはそれぞれ、第1カバープレート3
4の下面(操作溝孔24と反対側の面)に、複数の凸部
38が突出形成されて、第1カバープレート34の長手
方向に沿って凹凸をなすようにされる。各凸部38は、
第1カバープレート34の幅方向から見て半円状とさ
れ、丸くされた突出先端が、これに対向してフレーム1
4から立ち上げられて延びる支持片(第1支持部)40
に当接される。
【0024】支持片40と、ライトガイドプレート28
とは、操作溝孔24から車両前後方向へそれぞれ延出さ
れ、支持片40と、ライトガイドプレート28との間に
は、第1カバープレート34が車両前後方向にスライド
移動する経路が形成される。この経路のうち、操作溝孔
24に対応する部分は、略水平とされ、操作溝孔24か
ら車両前後方向に外れた部分は、操作溝孔24と反対側
に曲率中心を有するように円弧状に湾曲されて形成され
る。支持片40を図6に鎖線で示す。シフトレバー20
が車両前方側へ、あるいは車両後方側へ移動したときに
も第1カバープレート34が操作溝孔24を覆うことが
できるように、第1カバープレート34の長さは、操作
溝孔24の車両前後方向の寸法より長くされており、湾
曲された上記経路によって、第1カバープレート34は
撓み(図1に一点鎖線で示す)、シフトレバー20が車
両前方側へ、あるいは車両後方側へ移動したときには特
にそれに伴い操作溝孔24から同側へ長く余り出る第1
カバープレート34の端部の格納用スペースが狭くて足
るようになっている。
【0025】第1カバープレート34の長手方向中央部
には、第1カバープレート34の幅方向に長尺な長孔
(第1貫通孔)42が形成され、長孔42に対向して、
第1カバープレート34の下面側に、上記第2カバープ
レート36が設けられる。第2カバープレート36は、
第1カバープレート34の幅方向寸法に略渡り第1カバ
ープレート34の幅方向に長尺とされる。第2カバープ
レート36の幅方向(長手方向と直交する方向)両端部
は、第1カバープレート34の下面に形成されたL型の
ガイドレール(第2支持部)39と係合し(図1に、第
1カバープレート34のガイドレール39への装着方向
を矢印INで示す)、第1カバープレート34の幅方向
にスライド移動自在とされる。ガイドレール39は、第
1カバープレート34の幅方向寸法に渡り形成される。
ガイドレール39の下面は、上記凸部38の下面と同一
面とされて、ガイドレール39の下面も上記支持片40
に当接され、ガイドレール39の両端についてはこれ
も、凸部を構成する。図4に示すように、ガイドレール
39間では、凸部38がなく、凸部38の下面(すなわ
ち、支持片40の上面)と第1カバープレート34の下
面との間に、第2カバープレート36が車両幅方向へ移
動できるだけの間隙sが形成確保される。すなわち、第
2カバープレート36が図2に示す状態から車両幅方向
に移動する際、図3に示すように、第2カバープレート
36の長手方向端部が、支持片40と干渉することな
く、間隙sから第1カバープレート34の幅方向端を過
ぎて外方へ突出するようにされる。これにより、第1カ
バープレート34の幅方向寸法が小さくて足るようにな
っている。図2及び図3では、シフトレバー20の軸線
を一点鎖線で示す。
【0026】第2カバープレート36の長手方向中央部
には、円孔(第2貫通孔)44が形成され、シフトレバ
ー20が、その円孔44及び上記長孔42を貫通する。
円孔44の孔縁には、複数の凸片45が形成され、凸片
45は、シフトレバー20の周部を弾性的に押接し、シ
フトレバー20が円孔44内で良好にフィットするよう
になっている。
【0027】シフトレバー20を車両前後方向に移動す
ると、第1カバープレート34は第2カバープレート3
6と共に、同方向(車両前後方向)へ移動する。シフト
レバー20の車両幅方向の移動によっては、シフトレバ
ー20は、長孔42内を孔長手方向に移動し、第2カバ
ープレート36は同方向(車両幅方向)へ移動する。
【0028】なお、図6に示すように、ライトガイドプ
レート28の操作溝孔24から車両前方、後方へ延出さ
れたそれぞれの部分の幅方向左右両側にはそれぞれ、案
内側片46、48が下方に対向して屈曲形成され、対向
する案内側片46、48に、第1カバープレート34の
幅方向端が当接して、カバープレート34の車両幅方向
への移動が規制される。また、ライトガイドプレート2
8の車両前後方向中央部には、その幅方向左右両側に、
案内足片50、52が垂下され、案内足片50、52
は、第1カバープレート34の幅方向端と当接して第1
カバープレート34の車両幅方向の移動を規制する。案
内足片50、52は、車両前後方向で位置をずらしてお
り、第2カバープレート36が車両幅方向に移動して第
2カバープレート36の長手方向端部が第1カバープレ
ート34の幅方向端から外方へ突出しても、障害となら
ないようにされている。
【0029】次に、上記実施例の作用を説明する。シフ
トレバー20が操作溝孔24に沿って移動し、ジグザグ
モードでシフト操作をなすが、シフトレバー20の車両
前後方向の移動によれば、第1カバ−プレート34が第
2カバープレート36と共に、車両前後方向へスライド
移動し、シフトレバー20の車両幅方向の移動によって
は、シフトレバー20が長孔42内を孔長手方向に移動
して、第2カバープレート36が車両幅方向へスライド
移動する。これによって、操作溝孔24は、シフトレバ
ー20の移動に関わらず、ハウジング22内から覆われ
る。
【0030】第1カバープレート34の凸部38の突出
先端が支持片40と当接して支持片40と第1カバープ
レート34との間の間隙sが確保され、第2カバープレ
ート36が車両幅方向へ移動する際、第2カバープレー
ト36は、その間隙sを移動でき、第2カバープレート
36の長手方向端部が間隙sから、第1カバープレート
34の幅方向端を過ぎて突出し、第2カバープレート3
6が支持片40と干渉することはない。
【0031】複数の凸部38が第1カバープレート34
の幅方向端部において、長手方向に沿って凹凸をなすべ
く並設されるので、第1カバープレート34が車両前後
方向に移動する際、第1カバープレート34の撓み経路
に沿う撓みが容易となり、スムーズな移動が確保され
る。第1カバープレート34は、隣合う凸部38が近接
するように撓む。
【0032】同時に、第2カバープレート36の長手方
向端部が第1カバープレート34の幅方向端から突出す
るのに、本発明では凸部38によって形成される支持片
40と第1カバープレート34との間の間隙sを第2カ
バープレート36が移動することによってなされ、従来
のようにガイドレールの下側を移動しなくてよいので、
その分、スライドカバー33の肉厚方向の寸法が短縮化
され、シフトレバー装置の小型化が果たされる。
【0033】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく種々の変更が可能である。例えば、上記実施例で
は、車両のシフトレバー装置について説明したが、車両
に限定されるものではない。また、凸部の形状は上記実
施例に限定されるものでもない。
【0034】更に、上記実施例では、第1カバープレー
ト34の長手方向に沿って隣合う凸部38の基端間が若
干離れて配置されているが、凸部の基端は接していても
よい。凸部は、第1カバープレートの長手方向に沿って
凹凸をなすように複数個、並設されておればよい。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るシフトレバー装置のスライ
ドカバー構造によれば、スライドカバーの十分な可撓性
が確保されるとともに、スライドカバーの肉厚方向の寸
法の短縮化が果たされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシフトレバー装置のス
ライドカバー構造を見上げて示す分解斜視図である。
【図2】本実施例に係るシフトレバー装置のスライドカ
バー構造を車両前後方向から見た縦断面図である。
【図3】本実施例に係るシフトレバー装置のスライドカ
バー構造を、車両前後方向の図2とは異なる位置で切断
し、第2カバープレートの車両幅方向の移動を示す、図
2に対応する図である。
【図4】本実施例に係るシフトレバー装置のスライドカ
バー構造を車両幅方向から見た縦断面図である。
【図5】本実施例に係るスライドカバー構造を適用した
シフトレバー装置を車両上方から見た概略図である。
【図6】本実施例に係るスライドカバー構造を適用した
シフトレバー装置を車両幅方向から見た概略図である。
【図7】本実施例に係るスライドカバー構造を適用した
シフトレバー装置を車両前後方向から見た概略図であ
る。
【図8】従来のシフトレバー装置のスライドカバー構造
を示す上側から見た斜視図である。
【図9】従来のシフトレバー装置のスライドカバー構造
を車両幅方向から見た縦断面図である。
【図10】従来のシフトレバー装置のスライドカバー構
造を車両前後方向から見た縦断面図である。
【符号の説明】
20 シフトレバー 22 ハウジング 24 操作溝孔 34 第1カバープレート 36 第2カバープレート 38 凸部 39 ガイドレール(第2支持部) 40 支持片(第1支持部) 42 長孔(第1貫通孔) 44 円孔(第2貫通孔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 20/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに形成された操作溝孔からハ
    ウジング外へ突出するシフトレバーが、操作溝孔に沿っ
    て第1方向と、第1方向に対して直角の方向の第2方向
    とにそれぞれ移動可能とされ、ジグザグモードのシフト
    操作をなすシフトレバー装置に用いられ、 前記操作溝孔に対向してハウジング内に第1方向へ長尺
    な可撓性とされて設けられ、第2方向へ長尺な第1貫通
    孔が形成されて第1貫通孔内にシフトレバーが貫通さ
    れ、長手方向と直交する方向の幅方向端部がハウジング
    内の第1支持部に支持されて、シフトレバーの第1方向
    の移動に伴い撓みを要する経路に沿って第1方向へスラ
    イド移動するとともに、シフトレバーの第2方向の移動
    によってはシフトレバーの第2方向の移動を第1貫通孔
    内で孔長手方向に沿って可能とする第1カバープレート
    と、 前記第1カバープレートの第1貫通孔に対向して操作溝
    孔と反対側に第2方向へ長尺とされて設けられ、シフト
    レバーが貫通される第2貫通孔が形成され、長手方向と
    直交する方向の幅方向端部が第1カバープレートの操作
    溝孔と反対側の面に形成された第2支持部で支持され
    て、長手方向端部がシフトレバーの第2方向の移動に伴
    い第1カバープレートの幅方向端を過ぎて外方へ突出す
    るように第2方向へスライド移動するとともに、シフト
    レバーの第1方向の移動によっては第1カバープレート
    と共に第1方向へ移動する第2カバープレートと、 を備えて、シフトレバーの移動に関わらず操作溝孔をハ
    ウジング内から覆うスライドカバーを構成し、 前記第1カバープレートの操作溝孔と反対側の面におい
    て第1カバープレートの幅方向端部に複数の凸部を、第
    カバープレートの長手方向に沿って凹凸をなすべく並
    設し、凸部の突出先端を第1支持部と当接させて、第1
    支持部と第1カバープレートとの間に第2カバープレー
    トの第2方向の移動を許容する間隙を確保してなる、 ことを特徴とするシフトレバー装置のスライドカバー構
    造。
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