JP3912339B2 - 軒樋切断治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒樋切断治具に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、軒樋の長手方向の任意位置で軒樋を切断するには、軒樋の長手方向の任意位置にガイド部材を被着し、電動鋸のような切断具の切断刃をこのガイド部材にガイドさせて軒樋を切断することが行われている(たとえば、特許文献1,2参照)。詳しくは、特許文献1では、図9のように軒樋2(図10参照)の外形形状に合わせたガイド部材3を軒樋2の外側を覆うようにして軒樋2の長手方向の任意位置に取り付け、ガイド部材3の幅方向の側縁に軒樋2の周方向に亙り且つ軒樋2の外方に突出した側壁15を立設し、切断具の切断刃をこの側壁15に沿わせて軒樋2を切断させている。また、特許文献2では、図10のように軒樋2の外形形状に合わせたガイド部材3を軒樋2の外側を覆うようにして軒樋2の長手方向の任意位置に取り付け、ガイド部材3に軒樋2の周方向に略亙るスリット16を穿設し、このスリット16内に切断具の切断刃を挿入してスリット16に沿わせて軒樋2を切断させている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−97002号公報
【特許文献2】
特開2002−307381号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらガイド部材3を用いて行う軒樋2の切断にあっては、図9のものでは何かの拍子でガイド部材3の側壁15から離れるように切断具の切断刃がずれてしまうこともあり、この場合には軒樋の切り口が乱れて形成されてしまうのであり、また図10のものではガイド部材3の周方向の端部部位では構造的にスリット16が穿設できないので、軒樋2の周方向の端部部位ではガイド部材3のガイドを伴った切断はできなく、つまり軒樋2の周方向の端部部位で軒樋2の切り口の仕上りが悪く形成される恐れがある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ガイドを伴った切断を軒樋の周方向に亙って行わせることができ、且つ軒樋の仕上り良い切断も確保できる軒樋切断治具を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る軒樋切断治具は、軒樋2の長手方向の任意位置に軒樋2の周方向に亙って軒樋2の外側に被着するガイド部材3と、軒樋2を切断する電動鋸4のベース板5に着脱自在に装着する被ガイド部材6とで構成される軒樋切断治具1であって、ガイド部材3の幅方向の両端縁にガイド部材3の周方向に亙るガイド壁7を外方に向けて立設し、対向する両ガイド壁7に囲まれて外方に開口せる摺動溝8をガイド部材3の周方向に亙って形成し、被ガイド部材6が電動鋸4の切断刃9の側方に位置するように電動鋸4のベース板5に被ガイド部材6を取り付け、被ガイド部材6の前端に斜め上方に突出する折曲片6aを設けると共に、この被ガイド部材6の幅寸法Aを両ガイド壁7の対向寸法Bと略同寸法に形成して被ガイド部材6を摺動溝8内に摺動自在に挿入し得るようにしたことを特徴とする。
【0007】
これによると、軒樋2の切断は、電動鋸4に取付けた被ガイド部材6をガイド部材3の摺動溝8に挿入して摺動させることで切断刃9のガイドが為されて行われるのであるが、この摺動溝8はガイド部材3の周方向に亙って形成してあるので、ガイドを伴った切断を軒樋2の周方向に亙って行わせることができ、また、被ガイド部材6の幅寸法Aが摺動溝8の溝壁を構成する両ガイド壁7の対向寸法Bと略同寸法に形成されているので、ガタつき無く被ガイド部材6を摺動溝8に摺動させることができて、電動鋸4の切断刃9に強い指向性を伴った安定したガイドを施すことができ、これにより軒樋2の仕上り良い切断を確保できる。また、被ガイド部材6の前端に斜め上方に突出する折曲片6aを備えているので、被ガイド部材6をガイド部材3の摺動溝8内に挿入している状態で、被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度を多少変化させても折曲片6aを摺動溝8の溝底に接地させ続けることができる。つまり被ガイド部材6の摺動溝8内への挿入状態は維持しつつも被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度は多少変化させ得るようにされているから、軒樋2の切断を適宜負担のかからない楽な姿勢で行うことができる。
【0008】
また、摺動溝8の溝底となる溝底片10をガイド部材3の周方向に亙って形成し、この溝底片10を1つの山型円弧状に形成したことも好ましい。これによると、1つの山型円弧状に形成された溝底片10に沿わせて被ガイド部材6を摺動溝8に摺動させることができ、つまりその摺動途中では被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度を急激に変化させることが無くなり、滑らかに摺動させることができて軒樋2を作業性良く切断させることができる。なお、これは、断面角型の軒樋2の形状に合わせてガイド部材3が形成されて、摺動溝8の周方向の途中に軒樋2の角部に対応する角部分があって被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度をこの角部分で急激に変化させねばならないといった困難な切断作業が必要とされる場合に、特に有効である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0010】
図1乃至図7に本発明の実施の形態の例を示す。本例の軒樋切断治具1は、角型の軒樋2をその長手方向の任意位置で精度良く切断するために用いられるものであり、軒樋2の長手方向の任意位置に軒樋2の周方向に亙って軒樋2の外側に被着するガイド部材3と、軒樋2を切断する電動鋸4のベース板5に着脱自在に装着する被ガイド部材6とで構成されている。
【0011】
ここで、角型の軒樋2は、図1のように、水平板状の底壁21の前端から前壁22が上方に立設し、この底壁21の後端から後壁23が上方に立設して形成された断面略U字状の軒樋2である。前壁22と後壁23とは対向しており、前壁22の上端には後方に向けて突出した前耳部24が形成され、後壁23の上端には前方に向けて突出した後耳部25が形成されている。また本例の軒樋2では、前壁22と底壁21との間に軒樋2の内方に突出した段部26が形成されている。なお、前壁22から底壁21を介して後壁23に至る方向を軒樋2の周方向という。この軒樋2の周方向は軒樋2の長手方向とは略直交する方向である。
【0012】
軒樋切断治具1を構成せるガイド部材3は、図2,3のように、軒樋2の長手方向の任意位置に軒樋2の周方向に亙って軒樋2の外側に被着するガイド部材本体30を有し、このガイド部材本体30の幅方向の両側縁にガイド部材3の周方向に亙るガイド壁7が外方に向けてそれぞれ立設されている。
【0013】
ここで、ガイド部材本体30は一定の幅寸法を有し且つ軒樋2の外形形状(断面形状)に合わせた板状のものであり、具体的には、軒樋2の底壁21の外側を被覆する底壁被覆部31、軒樋2の前壁22の外側を被覆する前壁被覆部32、軒樋2の後壁23の外側を被覆する後壁被覆部33をガイド部材本体30の周方向に連設し、軒樋2の前耳部24を引掛ける前耳フック34を前壁被覆部32の上端に形成すると共に、軒樋2の後耳部25を引掛ける後耳フック35を後壁被覆部33の上端に形成して構成されている。なお、底壁被覆部31と前壁被覆部32との間には軒樋の段部26の外側を被覆する段部被覆部36が形成されている。しかして、このガイド部材本体30は、連設した底壁被覆部31、前壁被覆部32及び後壁被覆部33で囲まれたガイド部材本体30の内方空間に、ガイド部材本体30の幅方向と軒樋2の長手方向を合わせるようにして軒樋2を位置して取り付けできるようにされている。なお、上述したようにガイド部材本体30内に軒樋2を位置したときには、前耳フック34が前耳部24と係合すると共に後耳フック35が後耳部25と係合するので、ガイド部材3と軒樋2との取付状態が維持できるようにされている。
【0014】
また、このガイド部材3では、上述のように幅方向に一定の間隔を有して並設したガイド壁7がガイド部材3の周方向に亙って形成されているが、この一対のガイド壁7及びガイド部材本体30の外面にて囲まれた部位は摺動溝8を構成している。つまり、摺動溝8は、平行した一対のガイド壁7が溝壁をガイド部材本体30の外面が溝底を構成し、ガイド部材3の外方に開口してガイド部材3の周方向に亙って直線状に形成された溝である。
【0015】
また、上記ガイド部材3と共に軒樋切断治具1を構成せる被ガイド部材6は、図4のように、摺動溝8に挿入して摺動させる長板状の部材であり、電動鋸4のベース板5に取り付ける取付部11を付設して構成されている。なおここで、電動鋸4は、図1,6のように、周縁に亙って上方に屈曲したフランジ5aを有する矩形板状のベース板5を備えている。このベース板5の左右方向の中央から偏った位置から下方に貫通させるように切断刃9が配置されている。この切断刃9は円盤状であり、その円盤面はベース板5の左右方向に向くようにされている。またベース板5の前端部分の左右のフランジ5aの対面位置にはそれぞれ貫通孔12が穿孔され、上記一対の貫通孔12を結ぶ線の中間部分に上下に螺進可能な取付ネジ13が配設されている。この電動鋸4は、ベース板5の左右方向を軒樋2の長手方向と同方向に向けることで、軒樋2の周方向に切断刃9の切断端面を向けて軒樋2の周方向に軒樋2を切断するものである。上記被ガイド部材6に付設した取付部11は、ベース板5の対向する貫通孔12に挿通させる長板状の上板11aと、上板11aから下方に180°折返されてベース板5の下面に沿わせて被ガイド部材6を取付ける下板11bとで構成されている。また、長板状の被ガイド部材6はその幅寸法Aが両ガイド壁7の対向寸法Bと略同寸法に形成され(図7)、その前端近傍の上面に上記取付部11の下板11bの下面を積層固着すると共に、その前端には斜め上方に突設した折曲片6aを備え、また後端の幅方向の一端部には角部を切り欠いた切欠6bを備えて構成されている。
【0016】
この被ガイド部材6を電動鋸4のベース板5に取付けるには、まず図5のように取付部11の上板11aをベース板5の両貫通孔12に貫通させ、次いで図6のように上板11aをベース板5の上面に押し付けるように取付ネジ13を締め付けることで行われる。このようにして電動鋸4のベース板5に取付けられた被ガイド部材6は、ベース板5の下方で且つ切断刃9の側方位置に配置される。詳しくは、被ガイド部材6の板面はベース板5の下面と対向し、被ガイド部材6の長手方向は切断刃9の円盤面と略平行の位置関係となる。
【0017】
そして、軒樋2をその長手方向の任意位置で切断するには、軒樋2の長手方向の任意位置にガイド部材3を被着し、電動鋸4のベース板5に被ガイド部材6を取付け、この被ガイド部材6をガイド部材3の摺動溝8に挿入して摺動させながら、回転駆動する切断刃9を軒樋2に押圧することで行われる。このように被ガイド部材6がガイド部材3の摺動溝8に挿入摺動されるので、切断刃9がガイドされて軒樋2の切断が為されるようにされている。詳しくは、この摺動溝8はガイド部材3の周方向に亙って形成してあるので、ガイドを伴った軒樋2の切断を軒樋2の周方向に亙って行わせることが可能にされている。また、被ガイド部材6の幅寸法Aは摺動溝8の溝壁を構成する両ガイド壁7の対向寸法Bと略同寸法に形成されているので、ガタつき無く被ガイド部材6を摺動溝8に摺動でき、且つ電動鋸4の切断刃9の移動方向を摺動溝8の溝方向のみに設定できるから、強い指向性のある安定したガイドを切断刃9に施すことが可能とされている。このように本例では、軒樋2の周方向に亙ってガイドの伴った切断を軒樋2に施すことができ、軒樋2の仕上り良い切断が確保されているのである。
【0018】
また、本例では、被ガイド部材6の前端に斜め上方に突出する折曲片6aを備えているので、被ガイド部材6をガイド部材3の摺動溝8内に挿入している状態で、被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度を多少変化させても折曲片6aを摺動溝8の溝底に接地させ続けることができる。つまり被ガイド部材6の摺動溝8内への挿入状態は維持しつつも被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度は多少変化させ得るようにされているから、軒樋2の切断を適宜負担のかからない楽な姿勢で行うことができるといった利点も有している。
【0019】
また、従来では、切断刃9を軒樋2に押圧する際に力を入れすぎると、この力がまともに軒樋2に負荷されて軒樋2が変形してしまって軒樋2の仕上り良い切断が行えないこともあったが、本例では、被ガイド部材6が摺動溝8の溝底に接地するので、切断刃9を軒樋2に押圧する力の一部は被ガイド部材6を介してガイド部材3に負荷できるのであり、つまり軒樋2の変形防止が図られており、この点でも軒樋2の仕上り良い切断の確保が図られているのである。
【0020】
また、本例の軒樋2の切断時における被ガイド部材6と切断刃9との位置関係は、図7のように、被ガイド部材6と切断刃9との間にガイド部材3のガイド壁7を位置させているが、たとえばこのときの切断刃9の位置をその円盤面がガイド壁7の対向しない側の壁面7aに沿う位置に設定することも好ましい。これによると、軒樋2の長手方向の任意位置に配置したガイド部材3のすぐ脇を切断できるのであり、つまりガイド部材3の軒樋2への取付位置と軒樋2の切断位置とを略同位置にできるから、異なる位置の軒樋2への取付位置と軒樋2の切断位置とを混同することで生じていた施工間違えを根本的に無くすることができ、軒樋2の切断施工の施工性を向上できるのである。
【0021】
なお、本例ではガイド部材6は長板状に形成されているが、被ガイド部材6の幅寸法Aを両ガイド壁7の対向寸法Bと略同寸法に形成して被ガイド部材6を摺動溝8内に摺動自在に挿入し得るようにしてあれば形状は限定されるものではなく、たとえばブロック状でもよいのは言うまでもない。
【0022】
また、図8には本発明の実施の形態の他例を示す。この例は、被ガイド部材6をスムーズに摺動溝8に摺動させて軒樋2の切断の作業性を向上させるために、摺動溝8の溝底を構成する溝底片10をガイド部材3の摺動溝8に亙って形成した例である。この溝底片10はガイド部材3の周方向に亙る1つの山型円弧状に形成されている。詳しくは、山型円弧状の溝底片10は、前壁被覆部32と底壁被覆部31との角部、後壁被覆部33と底壁被覆部31との角部及び段部26の角部でガイド部材本体30と接続し、且つ、ガイド部材本体30を外側から囲むような緩やかな円弧を描くように形成されている。このように溝底片10で構成される摺動溝8の溝底はガイド部材3の周方向に亙って滑らかに屈曲する連続面に形成されているので、この溝底に沿わせて摺動溝8の周方向に亙って被ガイド部材6を摺動させると、その摺動途中で被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度を急激に変化させるといったことが無く、摺動溝8の周方向に亙って被ガイド部材6を滑らかに連続的に摺動させることができるから、軒樋2を作業性良く切断させることができるのである(図8矢印C)。
【0023】
つまり、先の例のように断面角型の軒樋2の形状に合わせてガイド部材3が形成され、ガイド部材本体30の外面が摺動溝8の溝底を構成するものでは、摺動溝8の周方向の途中に軒樋2の角部に対応する角部分があって被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度を該角部分で急激に変化させねばならないものであったが、この被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度の急激な変更は電動鋸4を持つ作業者に急激な姿勢変更を迫るものであって、作業者に負担がかかるものであった。しかしながら、本例では摺動溝8の溝底がガイド部材3の周方向に亙って滑らかに屈曲する連続面に形成されているので、作業者の負担となる急激な姿勢変更を引き起こす被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度の急激な変更が無くするようされており、軒樋2の切断の作業性を向上させているのである。このように、本例は、断面角型の軒樋2の形状に合わせてガイド部材3が形成される場合など、摺動溝8の周方向の途中に軒樋2の角部に対応する角部分があって被ガイド部材6の摺動溝8への挿入角度をこの角部分で急激に変化させて対応しなければならないといった困難な切断作業が必要とされる場合に、特に有効である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、軒樋の切断は、摺動溝がガイド部材の周方向に亙って形成してあるので、ガイドを伴った切断を軒樋の周方向に亙って行わせることができ、また、被ガイド部材の幅寸法が摺動溝の溝壁を構成する両ガイド壁の対向寸法と略同寸法に形成されているので、ガタつき無く被ガイド部材を摺動溝に摺動させ、電動鋸の切断刃に指向性のある安定したガイドを施すことができて、軒樋の仕上り良い切断を周方向に亙って確保できるのである。更に言うと、被ガイド部材の前端に斜め上方に突出する折曲片を備えているので、被ガイド部材をガイド部材の摺動溝内に挿入している状態で、被ガイド部材の摺動溝への挿入角度を多少変化させても折曲片を摺動溝の溝底に接地させ続けることができるのであり、つまり被ガイド部材の摺動溝内への挿入状態は維持しつつも被ガイド部材の摺動溝への挿入角度は多少変化させ得るようにされているから、軒樋の切断を適宜負担のかからない楽な姿勢で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例の軒樋の切断作業を示す斜視図である。
【図2】同上のガイド部材の斜視図である。
【図3】(a)は同上のガイド部材の側面図であり、(b)は(a)の正面図である。
【図4】同上の被ガイド部材を示すもので、(a)は下面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(a)のD−D線断面図である。
【図5】同上の被ガイド部材の電動鋸のベース板への取付けを説明する斜視図である。
【図6】同上の被ガイド部材の電動鋸のベース板への取付けを説明する斜視図である。
【図7】同上の切断刃と被ガイド部材との位置関係を説明する概略正面図である。
【図8】本発明の実施の形態の他例を示し、(a)はガイド部材の側面図であり、(b)は(a)の正面図である。
【図9】従来技術の例を示し、(a)はガイド部材の側断面図であり、(b)は正面図である。
【図10】従来技術の他例を示し、ガイド部材を軒樋に配置した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 軒樋切断治具
2 軒樋
3 ガイド部材
4 電動鋸
5 ベース板
6 被ガイド部材
7 ガイド壁
8 摺動溝
9 切断刃
10 溝底片

Claims (2)

  1. 軒樋の長手方向の任意位置に軒樋の周方向に亙って軒樋の外側に被着するガイド部材と、軒樋を切断する電動鋸のベース板に着脱自在に装着する被ガイド部材とで構成される軒樋切断治具であって、ガイド部材の幅方向の両端縁にガイド部材の周方向に亙るガイド壁を外方に向けて立設し、対向する両ガイド壁に囲まれて外方に開口せる摺動溝をガイド部材の周方向に亙って形成し、被ガイド部材が電動鋸の切断刃の側方に位置するように電動鋸のベース板に被ガイド部材を取り付け、被ガイド部材の前端に斜め上方に突出する折曲片を設けると共に、この被ガイド部材の幅寸法を両ガイド壁の対向寸法と略同寸法に形成して被ガイド部材を摺動溝内に摺動自在に挿入し得るようにしたことを特徴とする軒樋切断治具。
  2. 摺動溝の溝底となる溝底片をガイド部材の周方向に亙って形成し、この溝底片を1つの山型円弧状に形成したことを特徴とする請求項1記載の軒樋切断治具。
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