JP6003801B2 - スライドシート用のワイヤハーネス配索装置 - Google Patents
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Description
該ハーネスレールの前端に連結され、前記スライドシートのスライド動作に追従する前記ワイヤハーネスの余長部をターンさせて収容する余長収容ケースと、
を備え、
前記ハーネスレールと余長収容ケースとの連結部の側壁内面の対向位置および底壁内面に曲面状の凹部が形成されていると共に、
前記余長収容ケースの上壁を前記ハーネスレールの前端に向けて斜め上方に傾斜させており、かつ、
前記ハーネスレールの連結部の対向する側壁内面および底壁内面に前記凹部の一方片側を形成する曲面部を設けている一方、前記余長収容ケースの連結部の対向する側壁内面および底壁内面に前記凹部の他方片側を形成する曲面部を設け、かつ、前記ハーネスレールの連結部の側壁外面より、前記余長収容ケースの連結部の側壁外面に外嵌する一対の突出片を設けていることを特徴とするスライドシート用のワイヤハーネス配索装置を提供している。
該構成により、前記曲面状の凸部の上面側を通過するワイヤハーネスからみると前記凹部の底部が一層奥まった位置に存在することとなり、この位置にたとえ連結部の段差が形成されたとしてもワイヤハーネスが該段差に引っ掛かる可能性は極めて低くなり本発明の効果をより高めることができる。
図1乃至図6は本発明の実施形態を示す。
本実施形態のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置では、自動車に搭載する助手席側のスライドシートを400mm〜1200mm程度スライドできるロングスライドシートとしており、図1および図2に示すように、スライドシート1に装着した電装品(図示せず)に給電するために、フロアパネル2からスライドシート1へワイヤハーネス3を配線している。
また、前記斜め上方に傾斜させるワイヤハーネス出入部8Xの上壁8dの厚さを先端に向けて徐々に減少させている。
図6(A)はスライドシート1が前方位置にある場合を示し、図6(B)はスライドシート1が後方位置にある場合を示している。スライドシート1を前方から後方へとスライドさせていくと、余長収容ケース8の余長収容部8Y内でターンして収容されていたワイヤハーネス3がワイヤハーネス出入部8Xを通ってハーネスレール7のハーネス挿通部7Aへと挿入されていくと共に、余長収容部8Yの後端側に位置していたワイヤハーネス3の屈曲部Cが前方へ移動する。
また、余長収容ケース8のワイヤハーネス出入部8Xの上壁8dをハーネスレール7の前端に向けて斜め上方に傾斜させ、該上壁8dの先端をハーネスレール7の上壁7dの前端に近づけているため、ワイヤハーネス3の軌道に浮きが生じてもワイヤハーネス3の外装材30がワイヤハーネス出入部8Xの上壁8dの端縁等に引っ掛かることなく、滑らかにワイヤハーネス3を出入りさせることができる。
第1変形例では、ハーネスレール7の前端と余長収容ケース8のワイヤハーネス出入部8Xとの連結部D(7D、8D)の対向する側壁(7b、8b)内面に形成する曲面状の凹部19を図7に示すような形状としている。また、図示しないが、ハーネスレール7の前端と余長収容ケース8のワイヤハーネス出入部8Xとの連結部D(7D、8D)の底壁(7a、8a)内面に形成する凹部も凹部19と同様の形状としている。
具体的には、図7に示すように、ハーネスレール7の連結部7Dの対向する側壁7bの内面側角部をR形状(19a)とすると共に、ワイヤハーネス出入部8Xの連結部8Dの対向する側壁8bの内面側の角部もR形状(19b)とし、この2つのR形状(19a、19b)を突き合わせることにより曲面状の凹部19を形成している。
第1変形例においても前記実施形態と同様の効果が得られると共に、凹部19の曲面の加工がしやすいという利点がある。
第2変形例では、ハーネスレール7の前端と余長収容ケース8のワイヤハーネス出入部8Xとの連結部D(7D、8D)の対向する側壁(7b、8b)内面に曲面状の凹部29を形成していると共に、該凹部29の両側に連続して曲面状の凸部28を設けている。また、図示しないが、ハーネスレール7の前端と余長収容ケース8のワイヤハーネス出入部8Xとの連結部D(7D、8D)の底壁(7a、8a)内面も前記側壁(7b、8b)内面と同様の形状としている。
第2変形例のように、連結部Dに設ける凹部29の両側に連続して曲面状の凸部28を設けることで、曲面状の凸部28の上面側を挿通するワイヤハーネス3からみると凹部29の底部Sが一層奥まった位置に存在することとなり、該位置Sに連結部の段差が生じたとしてもワイヤハーネス3の外装材30が該段差に引っ掛かる可能性は極めて低くなり本発明の効果を一層高めることができる。
3 ワイヤハーネス
7 ハーネスレール
7A ハーネス挿通部
7B スライダ摺動部
7D 連結部
7a 底壁
7b 側壁
7d 上壁
7e 突出片
8 余長収容ケース
8X ワイヤハーネス出入部
8Y 余長収容部
8D 連結部
8a 底壁
8b 側壁
8d 上壁
9、10、19、29 曲面状の凹部
11 スライダ
28 曲面状の凸部
30 外装材(プロテクタ)
D 連結部
Claims (4)
- スライドシート用のシートレールの側面前端から後方に向かって配置し、該スライドシートに配線するワイヤハーネスを貫通したスライダを摺動自在に嵌合させる一本の直線状のハーネスレールと、
該ハーネスレールの前端に連結され、前記スライドシートのスライド動作に追従する前記ワイヤハーネスの余長部をターンさせて収容する余長収容ケースと、
を備え、
前記ハーネスレールと余長収容ケースとの連結部の側壁内面の対向位置および底壁内面に曲面状の凹部が形成されていると共に、
前記余長収容ケースの上壁を前記ハーネスレールの前端に向けて斜め上方に傾斜させており、かつ、
前記ハーネスレールの連結部の対向する側壁内面および底壁内面に前記凹部の一方片側を形成する曲面部を設けている一方、前記余長収容ケースの連結部の対向する側壁内面および底壁内面に前記凹部の他方片側を形成する曲面部を設け、かつ、前記ハーネスレールの連結部の側壁外面より、前記余長収容ケースの連結部の側壁外面に外嵌する一対の突出片を設けていることを特徴とするスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。 - 前記余長収容ケースの斜め上方に傾斜させる上壁の厚さを先端に向けて徐々に減少させていると共に、該上壁の先端を前記ハーネスレールの上壁の前端に近づけている請求項1に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
- 前記曲面状の凹部に連続して曲面状の凸部を設けている請求項1または請求項2に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
- 前記ハーネスレールおよび余長収容ケースに挿通されるワイヤハーネスにはキャタピラ型のプロテクタを外装しており、該プロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在すると共に幅方向に間隔をあけて設けた複数本の折り曲げラインを折り曲げて筒状とすると共に、長さ方向に間隔をあけて幅方向に切り込みを入れて一辺を連続させると共に他辺を分離し、一方側には屈曲するが他方側には屈曲しない状態で連結している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスライドシート用のワイヤハーネス配索装置。
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