JP5813419B2 - コネクタ及び、コネクタの支持部材への固定構造 - Google Patents

コネクタ及び、コネクタの支持部材への固定構造 Download PDF

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Description

本発明は、端子収容部が設けられたハウジングを備えたコネクタ及び、コネクタの支持部材への固定構造に関する。
図7は、従来のコネクタの支持部材への固定構造を示す側面図である。図8は、図7に示されたコネクタの支持部材への固定構造の分解斜視図である。図9は、図7に示されたコネクタをブラケットに固定する手順を示す説明図である。図7、図8に示すように、コネクタの支持部材への固定構造110は、複数の端子収容部103が設けられたハウジング102を有し、互いに積層された2つのコネクタ101と、該2つのコネクタ101が固定される支持部材としてのブラケット104と、結束部材としてのバンドクランプ105と、を備えている。2つのコネクタ101それぞれに設けられた2つのハウジング102は同一形状である。上記ブラケット104は金属からなり板状に形成されている。このブラケット104は車体の一部である。
上述した2つのコネクタ101及びブラケット104は、図9に示すように、2つのコネクタ101とブラケット104とを互いに積層し、これら2つのコネクタ101及びブラケット104の外周にバンドクランプ105が巻かれて固定されていた。
しかしながら、コネクタの支持部材への固定構造110には以下に示す問題があった。即ち、各コネクタ101は、図10に示すように、各ハウジング102を互いに固定するための固定手段を備えていないので、互いに積層された2つのコネクタ101及びブラケット104にバンドクランプ105を巻き付ける際に、2つのコネクタ101が積層方向(上下方向)Z、各端子収容部103の長手方向(前後方向)Y(図8に示す)、各端子収容部103が幅方向(左右方向)Xに位置ずれしてしまい、作業性が悪いという問題があった。
そこで、前述した問題の対策として本発明の出願人によって、図11に示すように、互いに積層された2つのコネクタ220、230のうち一方の底面220aに第1係止凸部222を設け、他方の上面230cに第1係止凸部222に係止する第1係止凹部232を設けるとともに、一方の両側面220bに一対の第2係止凸部223を設け、他方の両側面230bに第2係止凹部233を設け、かつ、一方の両側面220bに突起224を設け、他方には、突起224に係止する孔部234aを有する係合片234を設けた合体コネクタ201が提案されている(特許文献1参照)。図11は、従来の合体コネクタの合体前の状態を示す斜視図である。
上述した特許文献1に記載の合体コネクタ201は、第1係止凸部222及び第1係止凹部232、第2係止凸部223及び第2係止凹部233、並びに、突起224及び係合片234、の係止によって、2つのコネクタ220、230を位置決めし、予めコネクタ220、230同士を固定しておくことで、合体コネクタ201を、例えば車体の一部であるブラケット(図示しない)に固定する際の作業性の向上を図っていた。
特開平11−67327号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の合体コネクタ201には、以下に示す問題があった。即ち、合体コネクタ201における係合片234の突起224への係止力(嵌合力)にばら付きが生じ易く、コネクタ220、230合体後においても嵌合力が不十分であった。このために、コネクタ220、230同士ががたつき、該コネクタ220、230同士が位置決めされない虞れがあるという問題があった。
本発明は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、同一構造のハウジングを上下に積層する際に、上側のハウジングを下側のハウジングに対してスライドさせる容易な作業で、互いに積層されたハウジング同士を位置決めすることができるコネクタ及びコネクタの支持部材への固定構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、複数の端子収容部が設けられたハウジングを備えたコネクタにおいて、前記ハウジングは、該ハウジングの両側壁から突出し、前記端子収容部の長手方向に沿って延在した一対のレール部と、前記両側壁から、該ハウジングの下壁よりも下方まで立設され、コ字状に形成された一対のアーム部と、前記下壁から突出したストッパー部と、を備え、同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、下側の前記ハウジングの前記一対のレール部が、上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、この状態で上側の前記ハウジングを下側の前記ハウジングに対して前方にスライドすることで、上側の前記ハウジングの前記ストッパー部が、下側の前記ハウジングの上壁の後端面に当接されることを特徴とするレバー嵌合式コネクタである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1記載の本発明において、前記ハウジングの前記下壁には係止部が設けられ、前記ハウジングの前記上壁には第1係止受け部が設けられ、同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、上側の前記ハウジングの前記係止部が、下側の前記ハウジングの前記第1係止受け部に係止することにより、上側の前記ハウジングにおける下側の前記ハウジングの前記後端面から離れる方向への移動が規制されることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項2記載の本発明において、前記係止部は前記下壁に設けられた突起であり、前記第1係止受け部よりも前記後端側には、前記第1係止受け部に向かうに従って、前記上壁の外面に近付く第1案内面が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、上方に突出し、前記両側壁に垂直な方向に延在した第1リブと、下方に突出し、前記両側壁に垂直な方向に間隔をあけて前記長手方向に沿って延在した一対の第2リブと、が設けられ、同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、前記第1リブが前記一対の第2リブに当接されることを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の1つ以上のコネクタと、該コネクタの下方に積層された板状の支持部材と、互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれる結束部材と、を備え、前記支持部材は、その厚み寸法が前記レール部の上下方向の寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法が前記一対のレール部における前記両側壁に垂直な方向の寸法と同じに形成されており、前記支持部材が上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、前記ハウジングの前記ストッパー部が前記支持部材の長手方向の後端面に当接され、前記結束部材が互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれて、少なくとも1つ以上の前記コネクタが前記支持部材に固定されることを特徴とするコネクタの支持部材への固定構造である。
請求項6に記載の本発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか一項記載の1つ以上のコネクタと、該コネクタの下方に積層された板状の支持部材と、互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれる結束部材と、を備え、前記支持部材は、その厚み寸法が前記レール部の上下方向の寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法が前記一対のレール部における前記両側壁に垂直な方向の寸法と同じに形成されており、前記支持部材は、前記ハウジングの前記係止部に係止して、前記ハウジングにおける前記支持部材の長手方向の後端面から離れる方向への移動を規制する第2係止受け部と、該第2係止受け部よりも前記後端側に設けられ、該第2係止受け部に向かうに従って、前記支持部材の上面に近付く第2案内面と、を有し、前記支持部材が上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、前記ハウジングの前記ストッパー部が前記支持部材の前記後端面に当接され、前記係止部が前記第2係止受け部に係止され、前記結束部材が互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれて、少なくとも1つ以上の前記コネクタが前記支持部材に固定されることを特徴とするコネクタの支持部材への固定構造である。
請求項1記載の本発明によれば、複数の端子収容部が設けられたハウジングを備えたコネクタにおいて、前記ハウジングは、該ハウジングの両側壁から突出し、前記端子収容部の長手方向に沿って延在した一対のレール部と、前記両側壁から、該ハウジングの下壁よりも下方まで立設され、コ字状に形成された一対のアーム部と、前記下壁から突出したストッパー部と、を備え、同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、下側の前記ハウジングの前記一対のレール部が、上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、上側の前記ハウジングの前記ストッパー部が、下側の前記ハウジングの上壁の後端面に当接されるので、上側のハウジングの一対のアーム部が、下側のハウジングの一対のレール部を挟み、上側のハウジングを下側のハウジングに対してスライドさせる容易な作業で、上側のハウジングのストッパー部を下側のハウジングの上壁の後端面に当接されることとなり、上下に積層されたハウジングを位置決めすることができるコネクタを提供することができる。
請求項2記載の本発明によれば、前記ハウジングの前記下壁には係止部が設けられ、前記ハウジングの前記上壁には第1係止受け部が設けられ、同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、上側の前記ハウジングの前記係止部が、下側の前記ハウジングの前記第1係止受け部に係止することにより、上側の前記ハウジングの下側の前記ハウジングの前記後端面から離れる方向への移動を規制するので、上側のハウジングをスライドさせるのみの作業で、新たに作業を追加せずとも、上側の前記ハウジングにおける、下側の前記ハウジングの前記後端面から離れる方向への移動を規制することができる。
請求項3記載の本発明によれば、前記係止部は前記下壁に設けられた突起であり、前記第1係止受け部よりも前記後端側には、前記第1係止受け部に向かうに従って、前記上壁の外面に近付く第1案内面が設けられているので、係止部が第1案内面によって第1係止受け部に案内されることにより、係止部が第1係止受け部に確実に係止される。また、第1案内面が設けられていることにより、上側のハウジングが下側のハウジングに対して小さな力でスライドされることとなり、作業性の向上を図ることができる。
請求項4記載の本発明によれば、上方に突出し、前記両側壁に垂直な方向に延在した第1リブと、下方に突出し、前記両側壁に垂直な方向に間隔をあけて前記長手方向に沿って延在した一対の第2リブと、が設けられ、同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、前記第1リブが前記一対の第2リブに当接されるので、互いに積層された各ハウジングにおける前記両側壁に垂直な方向の傾きが抑制され、互いに積層された上側のハウジング及び下側のハウジングのがたつきを防止することができる。また、第1リブと一対の第2リブとの接触面積が小さくなり、上側のハウジングが下側のハウジングに対して小さな力でスライドされるので、作業性の向上を図ることができる。また、同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、第1リブと一対の第2リブとは互いに近付く方向に突出していることとなり、第1リブと一対の第2リブとのうちいずれか一方のみしかない場合よりも低背化、即ちハウジングの小型化を図ることができる。
請求項5記載の本発明によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の1つ以
上のコネクタと、該コネクタの下方に積層された板状の支持部材と、互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれる結束部材と、を備え、前記支持部材は、その厚み寸法が前記レール部の上下方向の寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法が前記一対のレール部における前記両側壁に垂直な方向の寸法と同じに形成されており、前記支持部材が上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、前記ハウジングの前記ストッパー部が前記支持部材の長手方向の後端面に当接され、前記結束部材が互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれて、少なくとも1つ以上の前記コネクタが前記支持部材に固定されるので、支持部材をハウジングの一対のアーム部で挟み、ハウジングを支持部材に対してスライドさせる容易な作業で、上下に積層された、最も下方に位置するコネクタと支持部材とを位置決めすることができるコネクタの支持部材への固定構造を提供することができる。
請求項6記載の本発明によれば、請求項2乃至請求項4のいずれか一項記載の1つ以上のコネクタと、該コネクタの下方に積層された板状の支持部材と、互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれる結束部材と、を備え、前記支持部材は、その厚み寸法が前記レール部の上下方向の寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法が前記一対のレール部における前記両側壁に垂直な方向の寸法と同じに形成されており、前記支持部材は、前記ハウジングの前記係止部に係止して、前記ハウジングにおける前記支持部材の長手方向の後端面から離れる方向への移動を規制する第2係止受け部と、該第2係止受け部よりも前記後端側に設けられ、該第2係止受け部に向かうに従って、前記支持部材の上面に近付く第2案内面と、を有し、前記支持部材が上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、前記ハウジングの前記ストッパー部が前記支持部材の前記後端面に当接され、前記係止部が前記第2係止受け部に係止され、前記結束部材が互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれて、少なくとも1つ以上の前記コネクタが前記支持部材に固定されるので、支持部材をハウジングの一対のアーム部で挟み、ハウジングを支持部材に対してスライドさせる容易な作業で、上下に積層された、最も下方に位置するコネクタを支持部材に対して該支持部材の厚み方向、長手方向及び幅方向に対して位置決めすることができるとともに、第2案内面が設けられているので、ハウジングの係止部が支持部材の第2案内面によって第2係止受け部に案内されることにより、ハウジングの係止部が支持部材の第2係止受け部に確実に係止されるとともに、ハウジングが支持部材に対して小さな力でスライドされるので、作業性の向上を図ったコネクタの支持部材への固定構造を提供することができる。
本発明にかかるコネクタのブラケットへの固定構造の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示された本発明のコネクタを示す斜視図である。 図1中のI−I線に沿う断面図である。 図3中のII−II線に沿う断面図である。 図1に示されたコネクタ、ブラケット及びバンドクランプの分解斜視図である。 図1に示されたコネクタをブラケットに固定する手順を示す説明図であり(a)は、1つのコネクタがブラケットに固定された状態を示す図であり、(b)は、2つのコネクタ及びブラケットが互いに固定された状態を示す図であり、(c)は、2つのコネクタとブラケットとの外周にバンドクランプが巻き付けられる様子を示す図であり、(d)は、2つのコネクタとブラケットとの外周にバンドクランプが巻き付けられた状態を示す図である。 従来のコネクタの支持部材への固定構造を示す側面図である。 図7に示されたコネクタの支持部材への固定構造の分解斜視図である。 図7に示されたコネクタをブラケットに固定する手順を示す説明図であり(a)は、1つのコネクタがブラケットに固定された状態を示す図であり、(b)は、2つのコネクタ及びブラケットが互いに固定された状態を示す図であり、(c)は、2つのコネクタとブラケットとの外周にバンドクランプが巻き付けられる様子を示す図であり、(d)は、2つのコネクタとブラケットとの外周にバンドクランプが巻き付けられた状態を示す図である。 従来のコネクタの支持部材への固定構造の問題点を説明するための図である。 従来の合体コネクタの合体前の状態を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態にかかるコネクタ、及び、コネクタの支持部材への固定構造を図1ないし図6を参照して説明する。
上記コネクタの支持部材への固定構造10は、図1に示すように、少なくとも1つのコネクタ1(図示例では2つ)と、車体の一部であり、該コネクタ1を固定するための支持部材としてのブラケット2と、コネクタ1をブラケット2に固定するためのバンドクランプ3と、を備えている。即ち、コネクタの支持部材への固定構造10は、少なくとも1つのコネクタ1を車体に固定するための構造である。バンドクランプ3は、特許請求の範囲に記載された「結束部材」に相当する。
上記コネクタ1は、複数の電線4(図5に示す)の端末にそれぞれ取り付けられた複数の雌端子部同士を互いに電気接続するものである。このコネクタ1は、図2に示すように、複数の雄端子部51を有するバスバ5(図3に示す)と、各雄端子部51をそれぞれ収容する複数の端子収容部61が設けられたハウジング6と、を備えている。このコネクタ1は図示例では2つ設けられ、2つのコネクタ1は互いに積層される。即ち、2つのコネクタ1それぞれのハウジング6は互いに積層される。
上記バスバ5は、図3に示すように、バスバ本体50と、複数の雄端子部51と、を備えている。このバスバ5は、金属板にプレス加工が施されることにより、長方形の板状のバスバ本体50と、該バスバ本体50の縁から延設され、各電線4の端末に取り付けられた雌端子と電気接続する複数の雄端子部51と、が形成されて得られたものである。上記複数の雄端子部51は、棒状に形成されており、互いに間隔をあけて並列に並べられている。
また、本明細書では、各端子収容部61の長手方向を前後方向Yと示し、複数のハウジング6が積層される方向を上下方向Zと示し、前後方向Yと上下方向Zとの双方向に対して直交する方向であり、ハウジング6に設けられた一対の側壁7に垂直な方向を左右方向Xと示す。また、上下方向Zにおける紙面方向の上側を「上」と表現し、この上に対して紙面方向の下側を「下」と表現する。また、前後方向Yにおける各端子収容部61の後述する開口部60a側を「前」と表現し、この前に対して開口部60a反対側を「後」と表現する。
上記2つのハウジング6は合成樹脂で構成されている。これら2つのハウジング6は、図2に示すように、互いに同一形状である。上記各ハウジング6は、左右方向Xに対向する一対の側壁7と、該一対の側壁7を連結し、上下方向Zに対向する下壁8と、上壁9と、によって略箱型に形成されたハウジング本体60と、該ハウジング本体60に取り付けられるスペーサ11と、を備えている。
上記ハウジング本体60には、図3に示すように、複数の雄端子部51それぞれを収容する複数の端子収容部61と、該複数の端子収容部61に連通し、バスバ本体50を収容するバスバ収容部62と、が設けられている。上記複数の端子収容部61は下壁8と上壁9とを連結し、左右方向Xに間隔をあけて設けられた複数の隔壁12によって区画されることで形成されている。即ち、複数の端子収容部61は左右方向Xに並んでいる。また、複数の端子収容部61とバスバ収容部62とは前後方向Yに沿って並んでおり、各端子収容部61のバスバ収容部62の反対側には開口部60aが形成されている。上記各端子収容部61の内面には、前述した電線4に接続された雌端子に係止するランス13が設けられている。このランス13が雌端子に係止すると、電線4が引っ張られた際においても、電線4に接続された雌端子が端子収容部61から抜け出ることが防止される。
上記一対の側壁7には、図1に示すように、一対のレール部71と、一対のアーム部72と、が設けられている。これら一対のレール部71及び一対のアーム部72は、前後方向Yのバスバ収容部62側に設けられている。また、これら一対のレール部71及び一対のアーム部72は上下方向Zに並ぶ位置に設けられ、各レール部71が各アーム部72よりも上方に設けられている。前記一対の側壁7は、特許請求の範囲に示された「両側壁」に相当する。
上記一対のレール部71は、両側壁7の外面から突出し、前後方向Yに沿って延在している。各レール部71は各側壁7の上端部に設けられている。
上記一対のアーム部72は、両側壁7の外面から突出した一対の第1水平部73と、該各第1水平部73から下方に向かって立設された一対の立設部74と、該一対の立設部74から互いに近付く方向に向かって突出し、一対の第1水平部73と平行な一対の第2水平部75と、によってコ字状に形成されている。各アーム部72は、第1水平部73が各側壁7の上下方向Zの中央部に設けられ、第2水平部75は下壁8よりも下方に位置している。上記各第1水平部73の内面における左右方向Xの寸法は、各レール部71と略等しい。
2つのハウジング6を上下に積層した際には、下側のハウジング6の一対のレール部71が、上側のハウジング6の一対のアーム部72に挟まれる。本明細書では、「下側のハウジング6の一対のレール部71が上側のハウジング6の一対のアーム部72に挟まれる」ことは、上側のハウジング6の一対のアーム部72における各第1水平部73と各第2水平部75との間に下側のハウジング6の各レール部71を位置付けることにより、一対のアーム部72が、一対の立設部74間で一対のレール部71を挟むことをいう。下側のハウジング6の一対のレール部71が、上側のハウジング6の一対のアーム部72に挟まれることにより、上側のハウジング6は下側のハウジング6に対して前後方向Yにスライド自在であるとともに、上側のハウジング6は下側のハウジング6に対して上下方向Z、左右方向Xに位置決めされる。
上記下壁8は、第1壁部80と、該第1壁部80に連なる第2壁部81と、を備えている。第1壁部80は前後方向Yの前方側に設けられ、第2壁部81は第1壁部80より後方側に設けられている。第1壁部80と第2壁部81との間には段差部83が設けられており、第1壁部80の外面は第2壁部81より上方に位置している。
上記第1壁部80には、その外面に一対の縦リブ88が設けられている。上記一対の縦リブ88は、左右方向Xに間隔をあけて設けられている。また、各縦リブ88の長手方向Yの一端は前述した段差部83に連なり、他端は第1壁部80の前端部まで延在している。この縦リブ88の頂部と第2壁部81の外面とは略面一である。縦リブ88は、特許請求の範囲に記載された「第2リブ」に相当する。
上記第2壁部81には、左右方向Xに間隔をあけて設けられ、第2壁部81の後端部から板状に立設された一対のストッパー部84と、該第2壁部81から突出した係止部85と、が設けられている。即ち、一対のストッパー部84は下壁8に設けられている。
上記係止部85は第2壁部81の中央に設けられている。また、係止部85は、前述した一対のアーム部72間に設けられている。この係止部85には、第2壁部81の外面に対して垂直な垂直面86と、該垂直面86の頂部から前方に向かって第2壁部81の外面に近付く方向に傾斜する第1傾斜面87と、が設けられている。
上記上壁9には、図3に示すように、スペーサ11が挿入される挿入孔11aと、第1係止受け部91と、第1案内面92と、が設けられている。第1係止受け部91の前方側には挿入孔11aが設けられ、後方側には第1案内面92が設けられている。この挿入孔11aは上壁9に設けられた貫通孔である。挿入孔11aは左右方向Xの全長に亘って設けられている。
上記第1係止受け部91は前方側が後方側よりも下方に位置した段差である。また、第1係止受け部91は、上壁9の外面9aに対して垂直である。この第1係止受け部91は、前述した係止部85の垂直面86と平行である。この第1係止受け部91は、2つのハウジング6を上下に積層した際には、上側のハウジング6に設けられた係止部85に係止する。
なお、本明細書では、「上側のハウジング6の係止部85が下側のハウジング6の第1係止受け部91に係止する」ことは、上側のハウジング6に設けられた係止部85の垂直面86が、下側のハウジング6に設けられた第1係止受け部91と対向し、上側ハウジング6が下側ハウジング6に対して後方にスライドされた際に、係止部85の垂直面86が第1係止受け部91に当接することを意味する。即ち、係止部85が第1係止受け部91に係止することにより、上側のハウジング6が下側のハウジング6に対して後方に移動することが規制される。
上記第1案内面92は、第1係止受け部91に向かうに従って該上壁9の外面に近付くように傾斜している。即ち、第1係止受け部91に向かうに従って上方に傾斜している。また、第1案内面92は上壁9の後端面9bの一部を切り欠いている。上記上壁9の外面9aとは、上壁9において最も上方に位置する面を意味し、2つのハウジング6を上下に積層した際に、上側のハウジング6の第2壁部81の外面に当接される面である。
また、上側のハウジング6の係止部85が下側のハウジング6の第1係止受け部91に係止する際は、上側のハウジング6が下側のハウジング6に対して前方にスライドされるに従って、上側のハウジング6の係止部85が下側のハウジング6の第1案内面92に摺接され、係止部85が第1係止受け部91と第1案内面92との間の上壁9の外面9a上に乗り上げるとともに、係止部85が上壁9の外面9aから離れる方向に撓み、そして、係止部85が外面9aを乗り越えることにより、係止部85が撓む前の状態に復元し、係止部85が第1係止受け部91に係止する。係止部85が第1係止受け部91に係止した際に、係止部85の垂直面86と第1係止受け部91とは対向している。
上記スペーサ11には、ハウジング本体60の挿入孔11aを塞ぐ、平面視が長方形状の塞ぎ部14と、該塞ぎ部14の内面から突出し、複数の端子収容部61にそれぞれ収容される電線押え部15(図3、図4に示す)と、該塞ぎ部14の長辺方向Xの両端から立設し、ハウジング本体60に設けられた一対の突起63に係止する一対の取付部16と、横リブ17と、が設けられている。
上記横リブ17は、塞ぎ部14の外面から上方に突出し、該塞ぎ部14長辺方向Xの全長に亘って設けられている。この横リブ17の頂部は上壁9の外面9aと面一である。横リブ17は、特許請求の範囲に記載された「第1リブ」に相当する。また、横リブ17は上方に突出していれば、上壁9に設けられていても良い。
この横リブ17は、2つのハウジング6を上下に積層した際には、上側のハウジング6の一対の縦リブ88に当接される。こうして、横リブ17及び一対の縦リブ88によって、上下に積層された2つのハウジング6の隙き間が埋められることとなり、ハウジング6における左右方向X、及び前後方向Yの傾きが抑制され、互いに積層された上側のハウジング6及び下側のハウジング6のがたつきを防止することができる。
上述した構成のコネクタ1は、バスバ5がハウジング本体60内に収容された後、電線4に接続された雌端子が開口部60aから端子収容部61に挿入されて収容される。各端子収容部61に収容された各雌端子は、各雄端子部51と嵌合して該雄端子部51に電気接続される。最後に、スペーサ11が挿入孔11aに挿入されて組み立てられる。
上記ブラケット2には、図5に示すように、後述するバンドクランプ3が巻かれる一対のくびれ部21と、上方に積層されるハウジング6の係止部85に係止する第2係止受け部22と、第2案内面23と、が設けられている。このブラケット2は略長方形状の板金である。また、ブラケット2はその厚み寸法がハウジング6に設けられたレール部71の上下方向Zの寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法がハウジング6に設けられた一対のレール部71の左右方向Yの寸法と同じに形成されている。また、このブラケット2は長辺方向Yの前端2c(図5に示す)が車体に連なっている。即ち、ブラケット2は車体の一部である。ブラケット2は、特許請求の範囲に記載された「支持部材」に相当する。
上記くびれ部21はブラケット2の短辺方向Xの両縁を切り欠いている。
上記第2係止受け部22はブラケット2を貫通している。この第2係止部85は、くびれ部21よりも長辺方向Yの後端側に設けられている。第2係止受け部22は、その後端側に垂直面24を有している。この第2係止受け部22は、ブラケット2にハウジング6を積層した際には、ハウジング6に設けられた係止部85に係止する。なお、本実施形態では、第2係止受け部22はブラケット2を貫通しているが、その後端側に垂直面24を有していればブラケット2の上面2aから凹に形成されていてもよい。
上記第2案内面23は第2係止受け部22よりも後端側に設けられている。第2係止受け部22に向かうに従って該ブラケット2の上面2aに近付くように傾斜している。即ち、第2係止受け部22に向かうに従って上方に傾斜している。また、第2案内面23はブラケット2の後端面2bの一部を切り欠いている。
上記バンドクランプ3は、帯状のバンド本体31と、該バンド本体31の帯長手方向の端部に設けられた結束部32と、を備えている。この結束部32にはバンド本体31の先端を貫通孔32aが設けられている。また、結束部32にはバンド本体31の先端側が係止される。
次に、上述したコネクタ1(ハウジング6)をブラケット2に固定する手順について説明する。まず、ブラケット2の後端にハウジング6の前端を近付けて、ハウジング6の一対のアーム部72によってブラケット2を挟み、この状態でハウジング6をブラケット2に対して前方にスライドし、ハウジング6の係止部85をブラケット2の第2案内面23に案内させて第2係止受け部22に係止させるとともに、ハウジング6のストッパー部84をブラケット2の後端面2bに当接させ、ハウジング6のブラケット2に対する上下方向Z、前後方向Y、及び左右方向Xへの移動を規制する。こうして、ハウジング6をブラケット2に固定する。
次に、上述した2つのコネクタ1(ハウジング6)を固定する手順について説明する。図6(a)に示すように、下側のハウジング6の後端に上側のハウジング6の前端を近付けて、上側のハウジング6の一対のアーム部72によって下側のハウジング6の一対のレール部71を挟み、この状態で上側のハウジング6を下側のハウジング6に対して前方にスライドし、上側のハウジング6の係止部85を、上側のハウジング6の第1案内面92に案内させて第1係止受け部91に係止させるとともに、上側のハウジング6のストッパー部84を下側のハウジング6の上壁9の後端面9bに当接させ、図6(b)に示すように、上側のハウジング6の下側のハウジング6に対する上下方向Z、前後方向Y、及び左右方向Xへの移動を規制する。こうして、上側のハウジング6を、ブラケット2に固定された下側のハウジング6に固定する。
最後に、図6(c)に示すように、互いに固定されたハウジング6及びブラケット2の外周に、バンド本体31を巻き付けて、バンド本体31の先端を結束部32に係止する。この際、バンド本体31をブラケット2のくびれ部21に巻き付ける。こうすることにより、バンド本体31(バンドクランプ3)が支持部材2の前後方向Yに動かされることがない。こうして、図6(d)に示すように、ハウジング6の支持部材2への固定構造を組み立てる。
上述した実施形態によれば、ハウジング6は、該ハウジング6の両側壁7から突出し、端子収容部61の長手方向に沿って延在した一対のレール部71と、両側壁7から、該ハウジング6の下壁8よりも下方まで立設され、コ字状に形成された一対のアーム部72と、下壁8から突出したストッパー部84と、を備え、同一構造のハウジング6を上下に積層した際に、下側のハウジング6の一対のレール部71が、上側のハウジング6の一対のアーム部72に挟まれ、上側のハウジング6のストッパー部84が、下側のハウジング6の上壁9の後端面9bに当接されるので、同一構造のハウジング6を上下に積層した際に、上側のハウジング6の一対のアーム部72が、下側のハウジング6の一対のレール部71を挟み、上側のハウジング6を下側のハウジング6に対してスライドさせる容易な作業で、上側のハウジング6のストッパー部84を下側のハウジング6の上壁9の後端面9bに当接させることとなり、上下に積層されたハウジング6を位置決めすることができるコネクタ1を提供することができる。
また、積層されるハウジング6は同一構造なので、成形金型の開発コストを抑えることができ、安価に製造することができるコネクタ1を提供することができる。
また、ハウジング6の上壁9には係止部85が設けられ、ハウジング6の下壁8には第1係止受け部91が設けられているので、上側のハウジング6を下側のハウジング6に対してスライドさせるのみの作業で、新たに作業を追加せずとも、上側のハウジング6における、下側のハウジング6の後端面2bから離れる方向への移動を規制することができる。
また、係止部85の後端側には第1案内面92が設けられているので、該第1案内面92によって係止部85が第1係止受け部91に案内されることにより、係止部85が第1係止受け部91に確実に係止される。また、第1案内面92が設けられていることにより、上側のハウジング6が下側のハウジング6に対して小さな力でスライドされることとなり、作業性の向上を図ることができる。
また、上方に突出した横リブ17及び下方に突出した一対の縦リブ88が設けられているので、同一構造のハウジング6を上下に積層した際に、各ハウジング6における左右方向Xの傾きを抑制し、互いに積層された上側のハウジング6及び下側のハウジング6のがたつきを防止することができる。また、横リブ17と一対の縦2リブ88との接触面積が小さくなり、上側のハウジング6が下側のハウジング6に対して小さな力でスライドされるので、作業性の向上を図ることができる。また、同一構造のハウジング6を上下に積層した際に、横リブ17と一対の縦リブ88とは互いに近付く方向に突出していることとなり、横リブ17と一対の縦リブ88とのうちいずれか一方のみしかない場合よりも低背化、即ちハウジング6の小型化を図ることができる。
また、コネクタ1と、該コネクタ1の下方に積層された板状の支持部材としてのブラケット2と、互いに積層されたコネクタ1及び支持部材の外周に巻かれる結束部材としてのバンドクランプ3と、を備え、ブラケット2は、その厚み寸法がレール部71の上下方向Zの寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法が一対のレール部71の左右方向Xの寸法と同じに形成されているので、ハウジング6の一対のアーム部72がブラケット2の一対のレール部71を挟み、ハウジング6をブラケット2に対してスライドさせる容易な作業で、ハウジング6のストッパー部84がブラケット2の長手方向Yの後端面2bに当接されることとなり、互いに積層されたハウジング6とブラケット2とを位置決めすることができるコネクタの支持部材への固定構造10を提供することができる。
また、ブラケット2には、ハウジング6の係止部85に係止する第2係止受け部22が設けられているので、上側のハウジング6を下側のハウジング6に対してスライドさせるのみの作業で、新たに作業を追加せずとも、ハウジング6における、ブラケット2の後端面2bから離れる方向への移動を規制することができる。
また、ブラケット2には、第2係止受け部22の後端側に第2案内面23が設けられているので、該第2案内面23によって係止部85が第2係止受け部22に案内されることにより、係止部85が第2係止受け部22に確実に係止される。また、第2案内面23が設けられていることにより、ハウジング6がブラケット2に対して小さな力でスライドされることとなり、作業性の向上を図ることができる。
また、ブラケット2には、くびれ部21が設けられ、バンドクランプ3がくびれ部21に巻かれているので、バンドクランプ3がブラケット2の長手方向Yに位置ずれされることがなくなり、作業性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、2つのハウジング6が積層されて固定されているが、本発明はこれに限ったものではなく、1つのハウジング6がブラケット2に固定されても良く、2以上のハウジング6が積層されて固定されても良い。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 コネクタ
10 コネクタの支持部材への固定構造
2 ブラケット(支持部材)
2b ブラケットの後端面
3 バンドクランプ(結束部材)
6 ハウジング
7 一対の側壁(両側壁)
8 下壁
9 上壁
9b 上壁の後端面
17 横リブ(第1リブ)
21 くびれ部
22 第2係止受け部
23 第2案内面
71 一対のレール部
72 一対のアーム部
84 ストッパー部
85 係止部
88 一対の縦リブ(一対の第2リブ)
91 第1係止受け部
92 第1案内面

Claims (6)

  1. 複数の端子収容部が設けられたハウジングを備えたコネクタにおいて、
    前記ハウジングは、該ハウジングの両側壁から突出し、前記端子収容部の長手方向に沿って延在した一対のレール部と、
    前記両側壁から、該ハウジングの下壁よりも下方まで立設され、コ字状に形成された一対のアーム部と、
    前記下壁から突出したストッパー部と、を備え、
    同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、下側の前記ハウジングの前記一対のレール部が、上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、この状態で上側の前記ハウジングを下側の前記ハウジングに対して前方にスライドすることで、上側の前記ハウジングの前記ストッパー部が、下側の前記ハウジングの上壁の後端面に当接されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングの前記下壁には係止部が設けられ、
    前記ハウジングの前記上壁には第1係止受け部が設けられ、
    同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、上側の前記ハウジングの前記係止部が、下側の前記ハウジングの前記第1係止受け部に係止することにより、上側の前記ハウジングにおける下側の前記ハウジングの前記後端面から離れる方向への移動が規制されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記係止部は前記下壁に設けられた突起であり、
    前記第1係止受け部よりも前記後端側には、前記第1係止受け部に向かうに従って、前記上壁の外面に近付く第1案内面が設けられていることを特徴とする請求項2記載のコネタ。
  4. 上方に突出し、前記両側壁に垂直な方向に延在した第1リブと、
    下方に突出し、前記両側壁に垂直な方向に間隔をあけて前記長手方向に沿って延在した一対の第2リブと、が設けられ、
    同一構造の前記ハウジングを上下に積層した際に、前記第1リブが前記一対の第2リブに当接されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項記載のコネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の1つ以上のコネクタと、
    該コネクタの下方に積層された板状の支持部材と、
    互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれる結束部材と、を備え、
    前記支持部材は、その厚み寸法が前記レール部の上下方向の寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法が前記一対のレール部における前記両側壁に垂直な方向の寸法と同じに形成されており、
    前記支持部材が上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、前記ハウジングの前記ストッパー部が前記支持部材の長手方向の後端面に当接され、前記結束部材が互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれて、少なくとも1つ以上の前記コネクタが前記支持部材に固定されることを特徴とするコネクタの支持部材への固定構造。
  6. 請求項2乃至請求項4のいずれか一項記載の1つ以上のコネクタと、
    該コネクタの下方に積層された板状の支持部材と、
    互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれる結束部材と、を備え、
    前記支持部材は、その厚み寸法が前記レール部の上下方向の寸法と同じに形成され、かつ、その幅寸法が前記一対のレール部における前記両側壁に垂直な方向の寸法と同じに形成されており、
    前記支持部材は、前記ハウジングの前記係止部に係止して、前記ハウジングにおける前記支持部材の長手方向の後端面から離れる方向への移動を規制する第2係止受け部と、該第2係止受け部よりも前記後端側に設けられ、該第2係止受け部に向かうに従って、前記支持部材の上面に近付く第2案内面と、を有し、
    前記支持部材が上側の前記ハウジングの前記一対のアーム部に挟まれ、前記ハウジングの前記ストッパー部が前記支持部材の前記後端面に当接され、前記係止部が前記第2係止受け部に係止され、
    前記結束部材が互いに積層された前記コネクタ及び前記支持部材の外周に巻かれて、少なくとも1つ以上の前記コネクタが前記支持部材に固定されることを特徴とするコネクタの支持部材への固定構造。
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