JP2004356005A - バッテリターミナルキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バッテリターミナルに接続された電線を引き出すために形成された開口部19に、キャップ本体側開口部17の下縁部を基端として立設され開口部19を覆うカバー片20をキャップ本体2と一体に設けた。カバー片20は、開口部19において引き出された電線に接触して変形可能となるように薄肉状に形成されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載されたバッテリのバッテリポストに取り付けられたバッテリターミナルに被せるバッテリターミナルキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載されているバッテリのバッテリポストに取り付けられたバッテリターミナルには、電流がリークしないように絶縁するといった目的や、バッテリターミナルや、バッテリに接続される電線の端末に設けられバッテリターミナルに接続される電線ターミナルに、水分や埃が付着するのを防ぐといった目的から、樹脂製のバッテリターミナルキャップが被せられる。従来、このようなバッテリターミナルキャップとして、種々のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
バッテリターミナルキャップには、バッテリターミナルに被せたときに、バッテリターミナルと接続されている電線を引き出すための開口部が形成されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−82458号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、バッテリターミナルに接続される電線の引き出し方向や数は、エンジンルーム内のレイアウト等によって決まり、このエンジンルーム内のレイアウトは車両毎に異なっていることから、バッテリターミナルに接続される電線の引き出し方向や数も車両毎に異なっているのが現状である。したがって、バッテリターミナルキャップにおける開口部の形成位置や数は、車両によって異なるものとなる。
【0006】
このように車両によって開口部の形成位置や数を変える必要があるバッテリターミナルキャップにあっては、汎用性を持たせるために、開口部の形成位置や数を、車両毎に異なるものとせず、予め想定される電線引き出し位置に開口部を複数形成しておくことも考えられる。
【0007】
しかし、このようなバッテリターミナルキャップを用いた場合、かかるバッテリターミナルキャップをバッテリターミナルに被せたときに、使用されない開口部が生じる可能性があり、かかる未使用の開口部から砂や埃がバッテリターミナルキャップの中に侵入してしまう可能性がある。
【0008】
一方、車両毎に開口部の形成位置や数を変えた場合、形成された開口部からは必ず電線が引き出され、未使用の開口部は生じない。しかし、開口部は、そこから引き出される電線よりも余裕をもって大きく形成されていることから、電線が引き出された開口部においても、電線との間に隙間が生じ、砂や埃が侵入するおそれがある。このようなことは、前記のように汎用性を持たせたバッテリターミナルキャップにおける電線が引き出された開口部においても生じる。
【0009】
本発明の目的は、バッテリターミナルに接続される電線を引き出すための開口部からの砂や埃の侵入を抑えることが可能なバッテリターミナルキャップを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、バッテリターミナルに接続された電線を引き出すために形成された開口部に、該開口部を覆い、なおかつ前記開口部において引き出された電線に接触して変形可能となるカバー片を一体に設けたことを特徴とする。
【0011】
このような請求項1に記載の本発明によれば、前記開口部が前記カバー片によって覆われていることから、電線が引き出されない未使用の開口部があったとしても、そこから砂や埃が侵入する可能性が極めて少ない。また、前記カバー片は開口部を覆っているものの、開口部において引き出される電線に接触して変形することができるので、開口部において電線を引き出すことができる。さらに、電線が引き出されている開口部においては、引き出された電線に接触して変形したカバー片により、キャップ内に砂や埃が侵入することを防止することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記カバー片を、薄肉状に形成したことを特徴とする。
【0013】
このような請求項2に記載の本発明によれば、前記開口部を覆うカバー片は、薄肉状に形成されているので、開口部において引き出された電線に接触した際に変形しやすい。これにより、開口部において容易に電線を引き出すことができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記カバー片を、外側に向かって傾くように形成したことを特徴とする。
【0015】
このような請求項3に記載の本発明によれば、前記開口部において電線を引き出す際に、前記カバー片がキャップ内に入りにくくなる。これにより、カバー片がキャップ内に入ることによってバッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せることが困難となり作業性が著しく低下するといった事態を生じにくくすることができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、前記カバー片の少なくとも先端側を、外側に向かうR形状に形成したことを特徴とする。
【0017】
このような請求項4に記載の本発明によれば、前記開口部において電線を引き出す際に、前記カバー片がキャップ内に入りにくくなるとともに、カバー片によって電線が傷つくことを防止することができる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、前記カバー片を、前記開口部の幅方向両側から幅方向略中央まで延びる一対の部材で構成したことを特徴とする。
【0019】
このような請求項5に記載の本発明によれば、前記カバー片を構成する前記一対の部材のそれぞれの長さを短くすることができ、これにより、前記開口部において電線を引き出す際に、万が一キャップ内に前記一対の部材が入ってしまっても、キャップ内に入る長さが短いことから、バッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せるときの作業性が著しく低下するといった事態を防止することができる。
【0020】
請求項6に記載の発明は、前記一対の部材の側縁部のうち、前記開口部において引き出される電線との当接部分を、R形状に形成したことを特徴とする請求項5に記載のバッテリターミナルキャップ。
【0021】
このような請求項6に記載の本発明によれば、開口部において引き出された電線に接触して変形する前記一対の部材の側縁部のうち、前記電線との当接部分が、R形状に形成されているので、バッテリターミナルキャップをバッテリターミナルに被せる際に、開口部において引き出される電線が傷つくことを防止することができる。
【0022】
請求項7に記載の発明は、バッテリターミナルに接続された電線を引き出すために形成された開口部に、該開口部において引き出された電線まで延び、なおかつ該電線に接触して変形可能となる当接片を一体に設けたことを特徴とする。
【0023】
このような請求項7に記載の本発明によれば、開口部において引き出された電線まで延びる当接片により、電線が引き出された開口部において生じる隙間を埋めることができる。これにより、キャップ内に砂や埃が侵入する可能性を極めて少なくすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第1例を示す斜視図、図2は図1に示すバッテリターミナルキャップを裏面から見た斜視図である。
【0025】
図に示した本例のバッテリターミナルキャップ1は、車両に搭載されたバッテリのバッテリポストに取り付けられたバッテリターミナル(不図示)を覆うとともに、バッテリに接続される電線の端末に設けられバッテリターミナルに接続される電線ターミナル(不図示)を覆い、周囲の物体がバッテリターミナルや電線ターミナルに接触してリークしたり、水分や埃がバッテリターミナル及び電線ターミナルに付着したりしないように保護する役目を果たすように形成されている。
【0026】
バッテリターミナルキャップ1は、絶縁性を有する合成樹脂材料を射出成型することにより形成されており、キャップ本体2とこのキャップ本体2にヒンジ3を介して開閉自在に連結された蓋体4とを備えて構成されている。
【0027】
キャップ本体2は、ドーム状に形成された第一本体部5と、この第一本体部5から連成された第二本体部6とを有している。
【0028】
第一本体部5は、バッテリターミナルのバッテリポストに取り付けられる側を配置するための部分に形成されている。この第一本体部5は下部が開口した状態となっている。
【0029】
第一本体部5の天井部7には、キャップ本体2をバッテリターミナルに被せるときに、バッテリターミナルに当接させる平面視略H状の位置決め突起8が設けられている。この位置決め突起8は、第一本体部5の天井部7から下部に向かってキャップ本体2の高さ方向略中央部まで形成されている。
【0030】
また、第一本体部5の天井部7には、バッテリターミナル当接壁9が設けられている。このバッテリターミナル当接壁9は、キャップ本体2をバッテリターミナルに被せたときに、その下縁部9aがバッテリターミナルに当接するようになっており、天井部7から下部に向かって前記位置決め突起8とほぼ同様の長さに形成されている。
【0031】
前記第二本体部6は、バッテリターミナルの電線ターミナルが接続される側と電線ターミナルとを配置するための部分に形成されており、ヒンジ3が設けられた側壁10と、側壁11,12、及び電線ターミナルを配置するための部分の下部に設けられた底板13とを備えて構成されている。
【0032】
この第二本体部6の、バッテリターミナルの電線ターミナルが接続される側を配置するための部分の下部は、第一本体部5の下部から連続して開口した状態となっている。これにより、バッテリポストに取り付けられたバッテリターミナルにキャップ本体2を上方から被せて取り付けることができるようになっている。
【0033】
第二本体部6の開口した状態となっている部分は、側壁10,12の下部に一体に設けられた一対のバッテリターミナル係止片14,14を有している。
【0034】
この一対のバッテリターミナル係止片14,14は、キャップ本体2をバッテリターミナルに被せるときに、キャップ本体2をバッテリターミナルに仮係止するためのものである。かかる一対のバッテリターミナル係止片14,14は、側壁10,12の下部から斜め上方に向かって延びる基部14a,14aと、この基部14a,14aの先端から上方に向かって延びるようにして形成されバッテリターミナルに接触して係止し合うバッテリターミナル係止部14b,14bとから構成され、バッテリターミナルに接触して変形可能となるように形成されている。
【0035】
前記第二本体部6の電線ターミナルを配置するための部分に設けられた底板13には、同じ長さだけ突出するようにして形成され、電線ターミナルを受けてこれを配置する電線ターミナル受け部15,16が設けられている。
【0036】
前記側壁11,12には、キャップ本体側開口部17,17がそれぞれ形成されている。一方、前記蓋体4の、キャップ本体側開口部17,17に対応する位置には、蓋体側開口部18,18がそれぞれ形成されている。そして、キャップ本体側開口部17,17と蓋体側開口部18,18とで、電線ターミナルに接続された電線、即ち、バッテリターミナルに電線ターミナルを介して接続された電線を引き出すための開口部19,19が構成されている。
開口部19,19には、本発明の要旨であるカバー片20,20がキャップ本体2と一体に設けられている。
【0037】
このカバー片20は、キャップ本体側開口部17の下縁部を基端として立設され、キャップ本体側開口部17と蓋体側開口部18とで構成される開口部19を覆う長さ及び幅を有するように形成されている。そして、カバー片20は、開口部19において引き出された電線に接触して変形可能となるように、薄肉状に形成されている。具体的には、カバー片20は、側壁11,12の肉厚よりも薄く形成され、開口部19において引き出された電線が接触したときに変形しやすくなっている。かかるカバー片20の先端側は、外側に向かってR形状に形成されている。
【0038】
なお、このカバー片20は、蓋体側開口部18側を基端として設けられていてもよい。
【0039】
また、カバー片20は、図示しないが先端側の角部がR形状に形成されていてもよい。このように形成することにより、開口部19において引き出された電線が傷付くことを防止できる。
【0040】
さらに、カバー片20は、本例では一枚の板状に形成されているが、これに限らず、例えば短冊状に分けて形成されていてもよい。
【0041】
前記側壁11には、蓋体4の後述する係止突起が係止するコ字状の係止部21,21が設けられている(一つは一部のみ図示してある)。
【0042】
前記蓋体4はヒンジ3が設けられた側壁22、前記蓋体側開口部18,18が形成された側壁23,24、及び側壁25と、天井壁26を備えて構成されている。
【0043】
天井壁26には、蓋体4を閉じたときにバッテリターミナルを受けるためのバッテリターミナル受け部27と、バッテリターミナルに接続された電線ターミナルを受けるための電線ターミナル受け部28,29とが立設されている。
【0044】
前記側壁24の前記キャップ本体2の前記係止部21に対応する位置には、蓋体4を閉じたときに前記係止部21と係止し合う係止突起30,30が設けられている。
【0045】
以上のように構成されたバッテリターミナルキャップ1をバッテリターミナルに取り付ける作業は次のようにして行う。
まず、バッテリポストに取り付けたバッテリターミナルにキャップ本体2を被せる。具体的には、バッテリターミナルのバッテリポストに取り付けられる側がキャップ本体2の第一本体部5に配置され、バッテリターミナルの電線ターミナルが接続される側が第二本体部6の一部に配置されるようにしてキャップ本体2をバッテリターミナルに被せる。このとき、位置決め突起8にバッテリターミナルを当接させて位置決めを行うとともに、前記一対のバッテリターミナル係止片14,14をバッテリターミナルの電線ターミナル側に係止させ、バッテリターミナルに対しバッテリターミナルキャップ1を仮止めの状態におく。
【0046】
次に、このようにバッテリターミナルキャップ1が仮止めの状態におかれたバッテリターミナルに、電線ターミナルを接続する。その後、この電線ターミナルに接続されている電線をキャップ本体側開口部17から引き出す。電線ターミナルに2本の電線が接続されている場合には、2つのキャップ本体側開口部17,17からそれぞれ電線を引き出し、1本しか電線が接続されていない場合には、いずれかのキャップ本体側開口部17から電線を引き出す。このときキャップ本体側開口部17からの電線の引き出しにあたっては、カバー片20に電線を接触させることによりカバー片20を外側に曲げるようにして変形させ(図中の矢印)、開口部19から電線を引き出す。このようにして電線を引き出した後、蓋体4の係止突起30,30をキャップ本体2の係止部21,21に係止させ、蓋体4をキャップ本体2に係止させることにより、バッテリターミナルへのバッテリターミナルキャップ1の取り付けが完了する。
【0047】
以上、本例のバッテリターミナルキャップ1によれば、開口部19がカバー片20によって覆われていることから、電線ターミナルに接続されている電線が1本しかなく、いずれかの開口部19において電線が引き出されなかったとしても、かかる未使用の開口部19から砂や埃が侵入する可能性が極めて少ない。また、前記カバー片20は開口部19を覆っているものの、開口部19において引き出される電線に接触して変形することができるので、開口部19において電線を引き出すことができる。さらに、電線が引き出されている開口部19においては、引き出された電線に接触して変形したカバー片20により、キャップ本体2内に砂や埃が侵入することを防止することができる。
【0048】
また、前記カバー片20の先端側は、外側に向かってR形状に形成されているので、カバー片20によって電線を傷つけてしまうことがない。また、前記開口部19において電線を引き出す際に、カバー片20がキャップ本体2内に入りにくくなる。これにより、カバー片20がキャップ本体2内に入ってバッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せることが困難となり作業性が著しく低下するといった事態を生じにくくすることができる。
【0049】
次に、本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第2例について説明する。
図3は本例のバッテリターミナルキャップを示す斜視図、図4は図3に示すバッテリターミナルキャップを裏面から見た斜視図である。
【0050】
本例のバッテリターミナルキャップ40は、図示しないが、バッテリターミナルに接続される電線ターミナルが、L字形状のものである場合に用いられるものである。この電線ターミナルは、バッテリターミナルに接続される電気接触部と電線に接続される電線接続部とを、曲げ部を挟んで両端部に有している。そして、かかる電線ターミナルは、電気接触部側にも、横方向に引き出される電線が接続されるように構成されている。
【0051】
バッテリターミナルキャップ40は、上記実施の形態の第1例のバッテリターミナルキャップ1と同様の役目を果たすように形成されており、絶縁性を有する合成樹脂材料を射出成型することにより形成されていて、キャップ本体41を備えている。
【0052】
キャップ本体41は、第一本体部42と第二本体部43とを有しており、第一本体部42と第二本体部43とをL字状に連続配置することにより形成されている。
【0053】
前記第一本体部42は、バッテリターミナルと、バッテリターミナルに接続される電線ターミナルの電気接触部側とを配置するための部分に形成されている。
【0054】
この第一本体部42の天井部44には、キャップ本体41をバッテリターミナルに被せて取り付けるときにバッテリターミナルに当接させる平面視略H状の位置決め突起45が設けられている。この位置決め突起45は、第一本体部42の天井部44から、下部に向かって高さ方向略中央部まで形成されている。
【0055】
また、第一本体部42の天井部44には、バッテリターミナルを受けてこれを配置するバッテリターミナル受け部46と、バッテリターミナルに接続された電線ターミナルの電気接触部側を受けてこれを配置する電線ターミナル受け部47とが立設されている。
【0056】
さらに、第一本体部42の天井部44には、前記電線ターミナル受け部47の前記バッテリターミナル受け部46側の近傍に、キャップ本体41を電線ターミナルに係止させるための一対の係止突起48,48が一体に設けられている。
【0057】
この係止突起48は、先端部に電線ターミナルの電気接触部側と係止し合う係止突部49を有しており、またキャップ本体41を電線ターミナルに係止させる際に横方向に開くよう可撓弾性を有するようにして形成されている。
【0058】
前記係止突起48の先端部の係止突部49は、該係止突部49と前記電線ターミナル受け部47との間に電線ターミナルを配置することができるように形成されている。
【0059】
また、前記第一本体部42には、電線ターミナルの電気接触部側に接続された電線を引き出すための開口部50が形成されている。
【0060】
開口部50には、本発明の要旨であるカバー片51が第一本体部42と一体に設けられている。このカバー片51は、開口部50の天井部44側を基端として設けられていて、開口部50を覆う長さ及び幅を有するように形成されている。そして、カバー片51は、上記実施の形態の第1例と同様、開口部50において引き出された電線に接触して変形可能となるように薄肉状に形成されている。
【0061】
なお、カバー片51は、図示しないが上記実施の形態の第1例と同様、先端側が外側に向かってR形状に形成されていてもよく、また、短冊状に分けて形成されていてもよい。
【0062】
前記第二本体部43は、前記第一本体部42の一端側に対し直交するようにして連成されている。この第二本体部43は、電線ターミナルの電線接続部側を配置するための部分に形成されている。そして、第二本体部43は、第一本体部42と連成されている側とは反対側の端部が開口状態にあり、電線ターミナルに接続された電線を突出させることができるようになっている。
【0063】
キャップ本体41の第二本体部43には、第二本体部43に配置された電線ターミナルの電線接続部に接続された電線に取り付けられる係止体52が一体に設けられている。
【0064】
係止体52は、キャップ本体41の第二本体部43から一体に設けられた薄板状の可撓性を有する連結部53と、該連結部53の先端部に連成された電線保持部54とから構成されている。
【0065】
電線保持部54は、平板状の基板部55と基板部55にヒンジ56を介して開閉自在に連結された略C字状の蓋部57とから構成されている。基板部55には係止部58が設けられ、蓋部57には係止部58と係止し合う係止突起59が設けられている。引用符号60は係止突起59を係止部58に係止させる際に蓋部57をガイドするガイド片である。
【0066】
以上のように構成されたバッテリターミナルキャップ40のバッテリターミナルへの取り付けは、バッテリポストに取り付けられたバッテリターミナルに、電線ターミナルを接続した状態で行う。具体的には次のようにして行う。
【0067】
先ず、キャップ本体41をバッテリターミナル及び電線ターミナルに上方から被せる。具体的には、バッテリターミナル及び電線ターミナルの電気接触部側が第一本体部42に配置され、電線ターミナルの電線接続部側が第二本体部43に配置されるようにして、キャップ本体を被せる。このとき、位置決め突起45にバッテリターミナルを当接させて位置決めを行うとともに、一対の係止突起48,48を電線ターミナルの電気接触部側に係止させる。そして、電線ターミナルの電線接続部側に接続された電線を第二本体部43の端部から突出させる。
【0068】
その後、係止体52を第二本体部43の端部から突出する電線に取り付ける。この係止体52の取り付けは、具体的には、係止体52の連結部53を屈曲させ、電線保持部54によって電線を保持させることにより行う。電線保持部54による電線の保持にあたっては、先ず電線保持部54の基板部55に電線を配置する。そして、かかる基板部55の係止部58に蓋部57の係止突起を係止させて蓋部57を基板部に係止させる。これにより、電線保持部54によって電線が保持される。
【0069】
また、バッテリターミナルキャップ40の取り付けにあたっては、電線ターミナルの長手方向と直交する方向に延びる電気接触部側に接続された電線を、開口部50から引き出す。具体的には、開口部50からの電線の引き出しは、カバー片51に電線を接触させることによりカバー片51を外側に曲げるようにして変形させることにより(図中の矢印)行う。以上により、バッテリターミナルへのバッテリターミナルキャップ40の取り付けが完了する。
【0070】
以上、本例のバッテリターミナルキャップ40によれば、開口部50を覆うカバー片51が、開口部50において引き出される電線に接触して変形することができるので、開口部50において電線を引き出すことができるとともに、開口部50においては、引き出された電線に接触して変形したカバー片51により、キャップ本体41内に砂や埃が侵入することを防止することができる。また、電線ターミナルの電気接触部側に電線が接続されておらず、開口部50から電線が引き出されない場合であっても、開口部50はカバー片51によって覆われていることから、開口部50から砂や埃が侵入する可能性が極めて少ない。
【0071】
なお、図示しないが、カバー片51はその基端部から外側に向かって傾くようにして形成されていてもよい。この場合、開口部50において電線を引き出す際に、前記カバー片51がキャップ本体41内に入りにくくなる。これにより、カバー片51がキャップ本体41内に入ることによりバッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せることが困難となり作業性が著しく低下するといった事態を生じにくくすることができる。
【0072】
また、図示しないが、カバー片51は前記実施の形態の第1例と同様、先端側が外側に向かうR形状に形成されていてもよい。
【0073】
前記一対の係止突起48,48は、本例のバッテリターミナルキャップ41とは別の形状のものにおいて、真横に開くスペースがない場合には、図5及び図6に示すものであってもよい。
【0074】
図5及び図6に示された一対の係止突起70,70は、それぞれ、先端部に係止突部71を有し基部72から立設された突起本体73を有している。この突起本体73は樹脂製の基部72と一体に形成され可撓弾性を有するようにして形成されている。
【0075】
突起本体73には、基部72から立設されたリブ74が一体に設けられている。このリブ74は、突起本体73から垂直に立ち上がり途中から斜め方向に屈曲するようにして形成されている。リブ74の下部には、基部72から立設されリブ74から連続して形成されて該リブ74を補強する補強リブ75が設けられている。
【0076】
このように構成された係止突起70は、バッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを取り付けるにあたり、電線ターミナルなどの被係止物に係止させる際、横方向に押圧される力がかかると、係止突起70の突起本体73にはリブ74が一体に設けられていることから、このリブ74の方向には開かない。すなわち、係止突起70を被係止物に係止させる際、係止突起70は、真横には開かず、リブ74の屈曲方向とは逆の斜め方向(図6中の矢印)に開く。したがって、バッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを取り付けるにあたり、係止突起を被係止物に係止させる際に係止突起が真横に広がるスペースがない場合であっても、このような係止突起70を用いれば、係止突起70を被係止物に係止させてバッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを取り付けることができる。
【0077】
次に、本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第3例について説明する。
図7は本例のバッテリターミナルキャップを示す斜視図である。
【0078】
本例のバッテリターミナルキャップ80にあっては、開口部50に設けられたカバー片81は、一対の部材82,82によって構成されている。
【0079】
カバー片81を構成する一対の部材82,82は、開口部50の幅方向両側を基端部として、キャップ本体41と一体に設けられている。そして、一対の部材82,82は、開口部50の幅方向略中央部まで延びるようにして形成され開口部50を覆うようにして形成されている。また、一対の部材82,82は、外側に向かうR形状に形成され、外側に向かって傾くようにして形成されているとともに、開口部50において引き出された電線に接触して変形可能となるように薄肉状に形成されている。
【0080】
一対の部材82,82は、開口部50の開口側の角部83,83(請求の範囲でいう側縁部)が、R形状に形成されている。このR形状に形成された角部83は、バッテリターミナルキャップ80をバッテリターミナルに上方から被せる際、開口部50において引き出される電線との当接部分となっている。
【0081】
その他の構成については上記実施の形態の第2例と同様であり、対応する構成については同一の符号を付けて示している。
【0082】
このように構成されたバッテリターミナルキャップ80のバッテリターミナルへの取り付けは、開口部50における電線の引き出し以外については上記実施の形態の第2例と同様にして行う。開口部50における電線の引き出しは、カバー片81を構成する一対の部材82,82に電線を接触させることにより、一対の部材82,82を、それぞれ外側に曲げるようにして変形させ観音開き状に開くことにより行う。
【0083】
以上、本例のバッテリターミナルキャップ80によれば、上記実施の形態の第2例と同様の効果を得ることができるとともに、カバー片81を構成する一対の部材82,82は、外側に向かうR形状に形成され外側に向かって傾くようにして形成されているので、該一対の部材82,82がキャップ本体41内に入りにくい。また、万が一キャップ内に一対の部材82,82が入ってしまったとしても、該一対の部材82,82は、それぞれ開口部50の幅方向両側から幅方向略中央部までしか形成されていないことから、キャップ本体41内に入る長さが短く、バッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せるときの作業性が著しく低下するといった事態を防止することができる。
【0084】
また、バッテリターミナルキャップ80をバッテリターミナルに上方から被せる際、一対の部材82,82が電線に当接する部分である角部83,83は、R形状に形成されているので、開口部50において引き出される電線を傷つけずに済む。
【0085】
次に、本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第4例について説明する。
図8は本例のバッテリターミナルキャップの一部拡大斜視図である。
【0086】
本例のバッテリターミナルキャップ90は、開口部50において引き出される電線が必ずある場合に用いられるものである。
【0087】
バッテリターミナルキャップ90の開口部50には、当接片91が設けられている。この当接片91は、キャップ本体41の天井部44側を基端部として、キャップ本体41と一体に設けられている。そして、当接片91は、開口部50において引き出された電線に接触して変形可能となるように薄肉状に形成され、かつ開口部50において引き出された電線まで延びるようにして形成されている。具体的には、当接片91は、開口部50の略中央部まで至る長さに形成され、先端側が開口部50において引き出される電線に合わせて円弧状に切り欠かれるようにして形成されている。
その他の構成については上記実施の形態の第2例と同様の構成となっている。
【0088】
このように構成されたバッテリターミナルキャップ90のバッテリターミナルへの取り付けは、開口部50における電線の引き出し以外については上記実施の形態の第2例と同様にして行う。開口部50における電線の引き出しは、当接片91に電線を接触させることにより、該当接片91を外側に曲げるようにして変形させて行う。
【0089】
以上、本例のバッテリターミナルキャップ90によれば、開口部50において引き出された電線まで延びる当接片91により、開口部50に生じる隙間を埋めることができるので、キャップ本体41内に砂や埃が侵入する可能性が極めて少ない。また、当接片91は開口部50において引き出される電線に接触して変形可能となっているので、開口部50において電線を引き出すことができる。
【0090】
さらに、当接片91は、開口部50において電線を引き出す際に、万が一キャップ本体41内に入ってしまったとしても、キャップ本体41内に入る長さが短いことから、バッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せるときの作業性が著しく低下するといった事態を防止することができる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、電線が引き出されない未使用の開口部があったとしても、開口部がカバー片によって覆われていることから、かかる開口部から砂や埃が侵入する可能性が極めて少ない。また、開口部を覆っているカバー片は開口部において引き出される電線に接触して変形することができるので、開口部において電線を引き出すことができる。さらに、電線が引き出されている開口部においては、引き出された電線に接触して変形したカバー片により、キャップ内に砂や埃が侵入することを防止することができる。
【0092】
請求項2に記載の発明によれば、カバー片が開口部において引き出される電線に接触して変形することができるので、前記開口部において電線を引き出すことができる。
【0093】
請求項3に記載の発明によれば、前記開口部において電線を引き出す際に、前記カバー片がキャップ内に入りにくくなり、これにより、バッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せる際の作業性が著しく低下するといった事態を生じにくくすることができる。
【0094】
請求項4に記載の発明によれば、前記開口部において電線を引き出す際に、前記カバー片がキャップ内に入りにくくなるとともに、カバー片によって電線が傷つくことを防止することができる。
【0095】
請求項5に記載の発明によれば、前記カバー片を構成する前記一対の部材のそれぞれの長さを短くすることができ、これにより、前記開口部において電線を引き出す際に、万が一キャップ内に前記一対の部材が入ってしまっても、キャップ内に入る長さが短いことから、バッテリターミナルにバッテリターミナルキャップを被せるときの作業性が著しく低下するといった事態を防止することができる。
【0096】
請求項6に記載の発明によれば、バッテリターミナルキャップをバッテリターミナルに被せる際に、開口部において引き出される電線が傷つくことを防止することができる。
【0097】
請求項7に記載の発明によれば、開口部において引き出された電線まで延びる当接片により、電線が引き出された開口部において生じる隙間を埋めることができる。これにより、キャップ内に砂や埃が侵入する可能性を極めて少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第1例を示す斜視図。
【図2】図1に示すバッテリターミナルキャップを裏面から見た斜視図。
【図3】本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第2例を示す斜視図。
【図4】図3に示すバッテリターミナルキャップを裏面から見た斜視図。
【図5】係止突起の他例を示す斜視図。
【図6】図5の平面図。
【図7】本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第3例を示す斜視図。
【図8】本発明に係るバッテリターミナルキャップの実施の形態の第4例の一部拡大斜視図。
【符号の説明】
1,40,80,90 バッテリターミナルキャップ
19,50 開口部
20,51,81 カバー片
82 一対の部材
91 当接片
Claims (7)
- バッテリターミナルに接続された電線を引き出すために形成された開口部に、該開口部を覆い、なおかつ前記開口部において引き出された電線に接触して変形可能となるカバー片を一体に設けたことを特徴とするバッテリターミナルキャップ。
- 前記カバー片を、薄肉状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のバッテリターミナルキャップ。
- 前記カバー片を、外側に向かって傾くように形成したことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のバッテリターミナルキャップ。
- 前記カバー片の少なくとも先端側を、外側に向かうR形状に形成したことを特徴とする請求項1,2又は3のいずれかに記載のバッテリターミナルキャップ。
- 前記カバー片を、前記開口部の幅方向両側から幅方向略中央まで延びる一対の部材で形成したことを特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載のバッテリターミナルキャップ。
- 前記一対の部材の側縁部のうち、前記開口部において引き出される電線との当接部分を、R形状に形成したことを特徴とする請求項5に記載のバッテリターミナルキャップ。
- バッテリターミナルに接続された電線を引き出すために形成された開口部に、該開口部において引き出された電線まで延び、なおかつ該電線に接触して変形可能となる当接片を一体に設けたことを特徴とするバッテリターミナルキャップ。
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