JPH0138828Y2 - - Google Patents

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JPH0138828Y2
JPH0138828Y2 JP1982063911U JP6391182U JPH0138828Y2 JP H0138828 Y2 JPH0138828 Y2 JP H0138828Y2 JP 1982063911 U JP1982063911 U JP 1982063911U JP 6391182 U JP6391182 U JP 6391182U JP H0138828 Y2 JPH0138828 Y2 JP H0138828Y2
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display band
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JP1982063911U
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JPS58165925U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦と表示帯との相対的な移動によつ
て表示帯の表示部を押釦の表示窓に現わしてスイ
ツチの切換状態を表示するスイツチの表示装置に
関する。
従来のこの種の表示装置は、表示帯をスイツチ
ケース側に固定し、押釦を押圧操作すると、この
押釦が表示帯に沿つて移動することにより、該押
釦の表示窓に現れる表示帯の表示が変わるように
構成されている。
しかしながら、この従来構成では、表示窓の表
示帯に対する移動量は、押釦の移動量そのもので
あるため、押釦の移動量が少ない場合には、表示
帯に付す表示の幅も狭くせねばならず、表示用の
文字やマークが小さくなつて見難くなるという問
題があつた。
そこで本考案の目的は、押釦の移動量が少ない
場合でも、表示帯に対する押釦の表示窓の移動量
を大きくすることができ、表示帯に表示用の文字
やマークを付す場合でもその文字やマークを大き
くすることができるスイツチの表示装置を提供す
るにある。
上記の目的を達成するために本考案のスイツチ
の表示装置は、表示窓を有し押圧操作によりスイ
ツチを作動させる押釦を設け、一端側を前記押釦
と一体的に移動可能に設けると共にこの押釦と一
体的に移動可能に設けられた部分よりも反押釦側
に位置する途中を押釦側に折返して該折返し部分
を静止部位に移動自在に保持させ且つ他端側を押
釦の内側に形成された通路に移動自在に挿入して
前記表示窓に対向させた表示帯を設けたものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。1は横長の略矩形枠形をなすスイツチケース
であり、これにはスイツチベース2が装着されて
いて、これの前方部にはランプ等の発光体3を組
込み、後方部には複数個の固定コンタクト4(一
個のみ図示)を配置している。5はスイツチケー
ス1内にスライド可能に収納した作動子で、これ
には前記固定コンタクト4とでスイツチ6を構成
する可動コンタクト7を取着しており、斯る作動
子5は圧縮ばね8により常時矢印A方向に付勢さ
れている。9はスイツチケース1の図示左端から
外方に突出する押釦で、これは前記作動子5の一
対の連結板部10の先端部分の角筒状部分に嵌着
して一体化されている。尚、前記発光体3は上記
一対の連結板部10間に位置している。一方、1
1はスイツチケース1内の後方部に設けたロツク
機構で、詳細には第1図に示すように作動子5の
上面に二段に連続して形成した略ハート形の溝部
12,13と、これに沿つて鉤形先端部が相対的
な転位をなすようにスイツチケース1の後端部に
巻着されたロツクバー14とから構成されてお
り、前記作動子5ひいては押釦9はこのロツク機
構11によつて二段にロツクされる。即ち押釦9
を第1図にBで示すオフ位置からCで示す第一段
のロツク位置まで押圧操作するとスイツチ6が第
一のオン状態となり、押釦9を更にDで示す第二
段のロツク位置まで押圧操作するとスイツチ6が
第二のオン状態となるように構成されている。こ
のようなスイツチ6は自動車のエアコンデイシヨ
ナの制御用として使用され、第一のオン状態では
エアコンデイシヨナのコンプレツサが稼動率を下
げた状態即ちエコノミー運転され、また第二のオ
ン状態ではコンプレツサが通常の状態で運転され
るようになつている。
而して、15は前記押釦9の前部に形成した表
示窓で、これには透明なレンズ16が嵌着されて
いる。17は透明な案内体で、これはレンズ16
の後方に位置するようにして連結板部10の先端
部分の角筒状部分内に収納されており、該角筒状
部分の二側面及び案内体17の先端面と押釦9と
の間に位置するようにして、該押釦9の内側に通
路としての略U字状の通路間隙18を形成してい
る。19は透光性を有するプラスチツクフイルム
等により形成した可撓性ある表示帯で、これは一
端部に孔19aを形成し、他端側に三つの表示部
20乃至22を形成している。表示部20はスイ
ツチ6のオフ状態に対応するもので、青色の地色
に「A/C」なる白色の文字を付しており、スイ
ツチ6の第一のオン状態に対応する表示部21は
緑色の地色に「ECO」なる白色の文字を付し、
またスイツチ6の第二のオン状態に対応する表示
部22は青色の地色に「A/C」なる文字を付し
て構成されている。このような表示帯19は、孔
19aを一方の連結板部10内面に形設した突起
10aに嵌着すると共にその近傍を同じく連結板
部10内面に形設した略L字状の突片10b,1
0bに挿入保持され、以て表示帯19の一端側を
連結板部10に連結して押釦9と一体的に移動す
るようにしている。そして表示帯19の途中、す
なわち押釦9と一体的に移動するように設けられ
た部分よりも反押釦9側の途中を、スイツチケー
ス1に発光体3を略半周するように突設した静止
部位としての略半円状の囲壁23とスイツチベー
ス2に囲壁23外周側に位置するように突設した
同じく静止部位としての縦壁24との間に形成さ
れた略半円状のガイド溝25に通すことにより、
ガイド溝25に移動自在に保持させて反押釦9側
から押釦9側に向けて略U字状に折返えす如くな
し、更に表示帯19の他端側を通路間隙18内に
挿入している。通路間隙18内に挿入された表示
帯19の他端側は案内体17の先端面とレンズ1
6の後端面との間で略U字状に曲がり、スイツチ
6がオフ状態にあるとき、表示部20を表示窓1
5(レンズ16)に対向させている。
次に上記構成の作用を説明する。押釦9を第一
段のロツク位置Cまで押圧すると、スイツチ6が
第一のオン状態となり、コンプレツサが稼動率を
下げた状態で運転されると共に、発光体3が通電
されて発光する。一方、押釦9が押圧操作される
と、表示帯19の一端部は押釦9の押圧方向と同
方向に移動するも、他端側に至る途中の折返えし
部分が静止部位たる囲壁23及び縦壁24間のガ
イド溝25に保持されているため、その一端部側
の押圧方向移動が途中で反押圧方向移動に変換さ
れる。このため、表示帯19は押釦9の操作変位
量の2倍に相当する長さ分だけ通路間隙18内に
挿入され、その結果、表示窓15は表示帯19に
対して押釦9の操作変位量の2倍に相当する距離
だけ相対移動したこととなつて表示部21に対向
するようになる。従つて操作者は表示部21の地
色の緑色が発光体3によつて明るく照らし出され
て「ECO」の文字が浮かび上がることにより、
エコノミー運転状態にあることを確認する。
また押釦9を第二段のロツク位置Dまで押圧す
ると、スイツチ6が第二のオン状態になり、発光
体3が通電状態に維持されると共に、コンプレツ
サが通常の状態で運転される。一方、上記押釦9
の押圧操作により上記と同様にして、表示窓15
が表示帯19に対して押釦9の操作変位量の2倍
に相当する距離だけ相対移動したこととなつて表
示部22に対向するようになる。従つて操作者は
表示部22の地色の青色が発光体3によつて明る
く照らし出されて「A/C」の文字が浮かび上が
ることにより、コンプレツサが通常運転状態にあ
ることを確認する。
この状態で更に押釦9を押圧すると、ロツク機
構11のロツクは解かれて作動子5及び押釦9が
矢印A方向に移動して元のオフ位置に復帰する。
するとスイツチ6がオフ状態となつて発光体3が
断電されると共に、コンプレツサの運転が停止さ
れる。一方、押釦9の復帰に伴つて表示帯19の
一端部が押釦9と一体的に復帰方向に移動し、こ
の復帰方向移動がガイド溝25で反復帰方向移動
に変換されるため、表示帯19は押釦9の復帰変
位量の2倍に相当する長さ分だけ通路間隙18か
ら引き出され、表示部20が表示窓15に対向す
るようになる。従つて操作者は発光体3の消灯に
よつて暗青色を呈する表示部20によつてオフ状
態にあることを確認する。
ところで従来のこの種の装置では、表示帯の一
端部をスイツチケース1に固定していたため、表
示帯に対する表示窓の移動量は押釦の操作変位量
分だけしか得られず、従つて表示帯に付す三つの
表示部の幅が小さくなり、文字やマークを大きく
して見易くすることが困難であつた。これに対し
本考案にあつては表示帯19に対する表示窓15
の移動量は押釦9の変位量の2倍となるから表示
部20乃至22の幅を大きく取り、文字やマーク
を見易い大形のものとすることができる。
本考案は以上説明したように、表示帯の一端側
を押釦と一体的に移動するように設けると共に、
押釦と一体的に移動するように設けた部分よりも
反押釦側に位置する表示帯の途中を押釦側に折返
してこの折返し部分を静止部位に移動自在に保持
させ、そして表示帯の他端側を押釦の内側に形成
された通路に移動自在に挿入して該押釦の表示窓
に対向させたことにより、押釦が移動すると、表
示帯の一端側が押釦と一体的に移動し、その一端
側の移動は静止部位に保持された折返し部分によ
り表示帯の他端側に対して押釦の移動方向とは反
対方向への移動に変換されるようになり、このた
め押釦の表示窓が表示帯に対して押釦の移動量の
2倍移動することとなるので、押釦の表示窓と表
示帯との相対的な移動量を大きくすることができ
て、表示帯に付す文字やマーク等のピツチ間隔を
大きく設定でき、その文字やマーク等を大きくし
て見易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
面図、第2図は横断面図、第3図は第1図中−
線に沿う縦断面図、第4図は一部除去して示す
表示帯の展開図である。 図中3は発光体、6はスイツチ、9は押釦、1
5は表示窓、18は通路間隙(通路)、19は表
示帯、20乃至22は表示部、23は囲壁(静止
部位)、24は縦壁(静止部位)、25はガイド溝
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示窓を有し押圧操作によりスイツチを作動さ
    せる押釦と、一端側を前記押釦と一体的に移動可
    能に設けると共にこの押釦と一体的に移動可能に
    設けられた部分よりも反押釦側に位置する途中を
    押釦側に折返して該折返し部分を静止部位に移動
    自在に保持させ且つ他端側を押釦の内側に形成さ
    れた通路に移動自在に挿入して前記表示窓に対向
    させた表示帯とを具備して成るスイツチの表示装
    置。
JP6391182U 1982-04-30 1982-04-30 スイツチの表示装置 Granted JPS58165925U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6391182U JPS58165925U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 スイツチの表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6391182U JPS58165925U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 スイツチの表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165925U JPS58165925U (ja) 1983-11-05
JPH0138828Y2 true JPH0138828Y2 (ja) 1989-11-20

Family

ID=30073989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6391182U Granted JPS58165925U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 スイツチの表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58165925U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978779U (ja) * 1972-10-25 1974-07-08
JPS5082364U (ja) * 1973-11-30 1975-07-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58165925U (ja) 1983-11-05

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