JP3098537B2 - トナーエンド検知方法 - Google Patents

トナーエンド検知方法

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JP3098537B2 JP02337643A JP33764390A JP3098537B2 JP 3098537 B2 JP3098537 B2 JP 3098537B2 JP 02337643 A JP02337643 A JP 02337643A JP 33764390 A JP33764390 A JP 33764390A JP 3098537 B2 JP3098537 B2 JP 3098537B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真複写機のトナーエンド検知方法に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、電子写真複写機においては感光体に画像露光
を行って静電潜像を形成した後に、この静電潜像を現像
装置により現像して転写材に転写し、感光体上の残留ト
ナーをクリーニングブレードなどを用いたクリーニング
装置で除去している。現像装置は感光体に現像剤を供給
して静電潜像を現像する現像部と、この現像部の現像剤
にトナーを補給するトナー補給部とを有し、現像剤とし
て黒色トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用い
るものや単色のカラートナーとキャリアからなる2成分
現像剤を用いるものなどがある。このトナー補給部がト
ナーエンドになったとき、つまりトナー補給部内のトナ
ーがなくなった時には、トナーエンドがトナーエンド検
知手段により検知されて表示装置によりトナーエンドの
表示が行われ、ユーザによりトナー補給部にトナーが充
填され、又は現像装置がユーザにより新しいもの(トナ
ー補給部にトナーが充填されているもの)と交換され
る。
トナーエンド検知手段は一般に1つのトナーエンド検
知条件でトナーエンドか否かを検知しているが、複写機
の使用途中で温湿度環境の変化などによる現像装置の現
像能力変化によってトナーエンド検知手段がトナーエン
ドを誤って検知するという問題を解消するために、複数
のトナーエンド検知条件を設けてトナーエンド検知手段
がそのいずれか1つでトナーエンドか否かを検知する方
式が提案されている。
このような電子写真複写機において、トナーエンドの
検知後にユーザがトナーエンドに気付かずにトナー補給
部へのトナーの充填や現像装置の交換を行わずに画像形
成動作を行った場合には、現像部内の現像剤のトナー濃
度が低下し過ぎて複写画像の濃度不足や白抜け等の異常
画像が発生し、また、感光体ドラムへのキャリアの付着
が発生し易くなってクリーニングブレードが欠け感光体
表面に傷が発生して複写機本体(現像装置を除く部分)
にトナーエンドによる悪影響が出て好ましくない。そこ
で、トナーエンドの検知後に複写を不可とすることが考
えられるが、このようにすると、複写動作を画像面積率
が高い原稿について連続的に複写してトナーを急激な消
費した場合などにはトナーエンドを誤って検知して複写
を不可としてしまう。
このため、従来の電子写真複写機では電源の再投入時
には数十枚分の複写を行えるようにし、また現像装置を
トナーの色が異なるものと交換した場合にはトナー色検
知手段によりその交換を検知して複写不可状態を解除し
ている。
また、電子写真複写機には、現像装置として小型のも
のを用いてメンテナンスをユーザが自由に行えるように
したメンテナンスフリーの複写機がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記メンテナンスフリーの複写機においては、小型の
現像装置を用いるので、トナーエンドの検知後にユーザ
がトナーエンドに気付かずにトナー補給部へのトナーの
充填や現像装置の交換を行わずに複写動作を行った場合
には、現像部内の現像剤のトナー濃度が急激に低下し、
トナーエンドの検知後にトナーエンドによる上記異常画
像や複写機本体への悪影響が発生するまでの時間が非常
に短くなる。しかも、メンテナンスをユーザが自由に行
うので、トナーエンドよる複写機本体への悪影響は未然
に防がなければならない。このため、電源の再投入時に
数十枚分の複写を行えるようにすることは困難であり、
トナーエンドの検知後に複写を不可とする必要がある。
しかし、トナーエンドの検知後に複写を不可とすれば、
画像面積率が高い原稿を連続的に複写してトナーを急激
に消費した検などにトナーエンドを誤って検知した時に
複写が不可となってしまう。また、現像装置がユーザに
よりトナー補給部にトナーが充填されている新しいもの
と交換された場合にはトナーエンド検知手段がトナーエ
ンドを検知しなくなって複写が可能になり、現像装置を
トナーの色が異なるものと交換した場合には複写が行え
るが、現像装置を使用途中であってトナーエンドでない
ときにトナーの色が同じものと交換した場合には使用途
中の現像装置を取り外した際に複写が不可となってその
後もそのままになる。特に、小型の現像装置はキーカウ
ンタのように使用されることもあり、上記不具合が発生
することが多い。
本発明は上記欠点を改善し、トナーエンドを誤って検
知した場合や現像装置を使用途中でトナーエンドでない
ときにトナーの色が同じものと交換した場合に複写を可
能にすることができるトナーエンド検知方法を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、感光体
上にトナー濃度制御用パターンの静電潜像を形成して該
静電潜像を現像部により顕像とし、この顕像の濃度及び
前記感光体上の地肌部濃度を反射型フォトセンサにより
検知してこのフォトセンサからの前記感光体上の地肌部
濃度に対する検知信号と前記顕像に対する検知信号との
比率に応じてトナー補給部から前記現像部へのトナー補
給を制御するトナー濃度制御装置を備え、前記トナー補
給部のトナーエンドを検知して複写動作を不可とする電
子写真複写機のトナーエンド検知方法において、前記ト
ナー補給部がトナーエンドか否かを前記比率から検知し
てトナーエンドならばトナーエンドモードとし、該トナ
ーエンドモードにおいて所定の動作が行われたことを検
知した場合に前記トナー補給部のトナーエンドを前記比
率から検知してトナーエンドでなければトナーエンドモ
ードを解除するというリカバリ動作を行い、このリカバ
リ動作時には前記電子写真複写機の露光ランプを消灯さ
せ、露光ランプの点灯状態でトナー濃度制御用パターン
の顕像を作成する時の作像ポテンシャルに合わせた作像
ポテンシャルが得られるように前記電子写真複写機にお
ける帯電用スコロトロンチャージャのグリッド電圧又は
前記現像部の現像バイアス電圧を通常のトナーエンド時
と前記リカバリ動作時とで変化させてトナー濃度制御用
パターンの静電潜像を形成する。
請求項2の発明は、感光体上にトナー濃度制御用パタ
ーンの静電潜像を形成して該静電潜像を現像部により顕
像とし、この顕像の濃度及び前記感光体上の地肌部濃度
を反射型フォトセンサにより検知してこのフォトセンサ
からの前記感光体上の地肌部濃度に対する検知信号と前
記顕像に対する検知信号との比率に応じてトナー補給部
から前記現像部へのトナー補給を制御するトナー濃度制
御装置を備え、前記トナー補給部のトナーエンドを検知
して複写動作を不可とする電子写真複写機のトナーエン
ド検知方法において、前記比率から複数のトナーエンド
検知条件のいずれかにより前記トナー補給部がトナーエ
ンドか否かを検知してトナーエンドならばトナーエンド
モードとし、該トナーエンドモードにおいて所定の動作
が行われたことを検知した場合に前記トナー補給部のト
ナーエンドを前記比率から検知してトナーエンドでなけ
ればトナーエンドモードを解除するというリカバリ動作
を行い、このリカバリ動作時における前記顕像の作像条
件を前記トナーエンドの検知時における前記顕像の作成
条件に応じて変化させる。
請求項3の発明は、請求項2記載のトナーエンド検知
方法において、前記リカバリ動作時における前記電子写
真複写機の帯電用スコロトロングリッド電圧を前記トナ
ーエンドの検知時における前記電子写真複写機の帯電用
スコロトロングリッド電圧に応じて変化させる。
請求項4の発明は、請求項1記載のトナーエンド検知
方法において、前記リカバリ動作時における前記現像部
の現像バイアス電圧を前記トナーエンドの検知時におけ
る前記現像部の現像バイアス電圧に応じて変化させる。
〔実施例〕
第8図は本発明を応用した複写機の一例の概略を示
す。
感光体ドラム11はコピースタートスイッチが押されて
複写動作を行う時にはメインモータ12により回転駆動さ
れ、帯電用スコロトロンチャージャ13により均一に帯電
され、露光装置14により画像露光を受けて静電潜像が形
成された後にイレーサ33により画像領域外の不要な帯電
が消去される。露光装置14においては原稿台15上に載置
された原稿が露光ランプ16により照明されてその反射光
がミラー17〜19、レンズ20、ミラー21を介して感光体ド
ラム11に照射されると同時に露光ランプ16及びミラー17
〜19を含む可動光学系が往動して原稿を走査し、原稿の
走査終了後に可動光学系が復動してホームポジションに
復帰する。現像装置22は現像部23とトナー補給部24とを
有し、現像部23により単色のトナーとキャリアとからな
る2成分現像剤を感光体ドラム11に供給して感光体ドラ
ム11上の静電潜像を現像して顕像とする。トナー補給部
24は現像部23内の現像剤にトナーを補給する。給紙装置
25は転写紙をレジストローラ26へ給紙し、この転写紙は
レジストローラ26により感光体ドラム11上の顕像と先端
を合わせて送出され、転写用コロナ放電器27により感光
体ドラム11上の顕像が転写されて分離用コロナ放電器28
により感光体ドラム11から分離される。この感光体ドラ
ム11から分離された転写紙は定着装置29により顕像が定
着され、コピーとして排紙トレイ30へ排出される。ま
た、感光体ドラム11は転写紙の分離後にクリーニング装
置31により残留トナーが除去され、除電器32により除電
されて次の複写動作に備える。このような複写動作が操
作部による設定枚数分だけ連続的に繰り返して行われ
る。
また、トナー濃度制御動作がn回の複写動作に付き1
回行われる。すなわち、原稿台15の手前には一定の濃度
を有するトナー濃度制御用パターン34が配設され、可動
光学系16〜19が往動する時には原稿の走査に先立ってト
ナー濃度制御用パターン34の走査が行われる。従って、
感光体ドラム11はトナー濃度制御用パターン34が露光さ
れてその静電潜像が形成され、この静電潜像がイレーサ
33によりn回の複写動作に付き(n−1)回消去されて
n回の複写動作に付き1回だけ消去されずに残される。
この残されたトナー濃度制御用パターン34の静電潜像は
現像部23により現像されて顕像となり、この顕像は濃度
が反射型フォトセンサ(以下Pセンサと呼ぶ)からなる
濃度検知手段35により検知される。この顕像濃度の検知
後にはクリーニング装置31により顕像が除去され、その
電荷が除電器32により除去される。Pセンサ35は第1図
に示すように発光ダイオード35aとフォトトランジスタ3
5bとからなり、発光ダイオード35aは電源Vccとバッファ
36の出力端子との間に可変抵抗37を介して接続されてい
る。マイクロコンピュータ(CPU)38はイレーサ33を制
御して上述のようにトナー濃度制御用パターン34の静電
潜像をn回の複写動作に付き(n−1)回消去させると
共に、バッファ36に制御信号を出力して発光ダイオード
35aを感光体ドラム11の地肌部濃度及びトナー濃度制御
用パターン34の顕像濃度を検知すべきタイミングで点灯
させ、発光ダイオード35aから感光体ドラム11へ光が照
射されてその反射光がフォトトランジスタ35bで受光さ
れる。フォトトランジスタ35bは電源Vccと接地点との間
に抵抗39を介して接続されており、フォトトランジスタ
35bのコレクタ出力がPセンサ35の出力信号としてCPU38
に入力される。発光ダイオード35aの発光量は感光体ド
ラム11のトナーが付着していない地肌部に対してPセン
サ35の出力信号電圧が4Vになるように可変抵抗37により
調整される。CPU38は感光体ドラム11の地肌部及びトナ
ー濃度制御用パターン34の顕像に対するPセンサ35の出
力信号電圧を取り込んでアナログ/ディジタル(A/D)
変換部でA/D変換し、感光体ドラム11の地肌部に対する
フォトセンサ35の出力信号電圧Vsgとトナー濃度制御用
パターン34の顕像に対するフォトセンサ35の出力信号電
圧Vspとに基づいてバッファ50を介してトナー補給クラ
ッチ51を制御することによりトナー補給部24から現像部
23へのトナー補給を制御する。現像部23で例えば黒色ト
ナーにより感光体ドラム11上の静置潜像を現像する場合
は現像剤のトナー濃度が適正な濃度であればVsg=4V、V
sp=0.5Vとなる。そして、CPU38は従来と同様にVsg≦Vs
p×8のときにトナー補給クラッチを所定の時間オンさ
せてトナー補給部24にトナー補給を行われ、Vsg>Vsp×
8のときにトナー補給クラッチをオフさせることで現像
剤のトナー濃度を適正な濃度に制御する。また、現像部
23は単色のカラートナーとキャリアとからなる現像剤を
用いて現像を行うことができるが、この場合にはCPU38
が後述するようにトナー補給の制御を行う。
第10図は上記現像装置22の概略を示す。
現像装置22は現像部23とトナー補給部24とを接着して
一体に構成しており、トナーエンド時には現像装置22の
全体が交換される。現像部23は内部に200gの現像剤が充
填され、この現像剤がパドル40により撹拌されて現像ロ
ーラ41により汲み上げられる。この現像ローラ41により
汲み上げられる現像剤はドクタ42により所定の量になる
ように掻き落された後に感光体ドラム11に供給されて感
光体ドラム11上の静電潜像をトナーで現像し、ドクタ42
により掻き落された現像剤はセパレータ43によりパドル
40側に戻される。現像ローラ41には現像バイアス電源56
から現像バイアス電圧が印加され、現像ローラ41及びパ
ドル40はメインモータ12により回転駆動される。トナー
補給部24はトナーを収容するホッパー44と、このホッパ
ー44内のトナーを撹拌して現像部23へ供給するアジテー
タ45と、現像部23へのトナー補給量を規制する小穴付き
のマイラー46とからなり、ホッパー44には300gのトナー
が充填される。アジテータ45はトナー補給クラッチによ
り回転駆動源に対して接離され、トナー補給クラッチの
オンにより回転してトナー補給を行う。
第11図は上記現像装置22におけるホッパー44内のトナ
ー残量とアジテータ45によるトナー補給量との関係を示
す。
アジテータ45によるトナー補給量はホッパー44内のト
ナーが満杯(300g)に近い時には約20g/min程度と多
く、その後12〜14g/minとなってトナーエンド近くまで
安定している。
また、現像装置22は新規に使用する時には現像部23内
の現像剤を所定の時間撹拌してその帯電量を立ち上げる
必要があり、新規なものを検知するための新規装置検知
装置が設けられている。第12図(a)(b)はその新規
装置検知手段を説明するための図である。第12図(a)
は現像装置22の新規な状態を示す図で、メインモータ12
により駆動されてパドル40を回転させるためのギヤ47の
軸にねじが切られており、そこに初期状態検知センサ48
を遮光するための遮光部材49が取り付けられている。こ
の遮光部材49は現像装置22を複写機本体に新規に取付け
た時には初期状態検知センサ48における発光部から受光
部への光を遮断し、初期状態検知センサ48の出力信号が
高レベルとなる。そして、ギヤ47がメインモータ12によ
り回転駆動されてパドル40が回転することにより現像部
23内の現像剤が撹拌される際には、遮光部材49がギヤ47
の軸の回転に伴ってギヤ47の軸上を右側に進み、現像部
23内の現像剤が所定の時間撹拌された後には第12図
(b)に示すように遮光部材49が初期状態検知センサ48
における発光部から受光部への光を遮断しなくなって初
期状態検知センサ48の出力信号が低レベルになる。
このように新規な現像装置22が検知されると、長期間
の保存,放置により帯電々荷が落ちこんでいる現像剤中
のトナーの帯電量を現像剤の撹拌により立ち上げ、かつ
カラー現像を行う場合現像剤の所定現像電界におけるト
ナー付着量を検知して複写動作時のトナー制御レベル等
を決めるためのインチングモードに入る。CPU38は初期
状態検知センサ48の出力信号が高レベルから低レベルに
なったことによりインチングモードの設定を行い、複写
動作を行うコピーモードとほぼ同様な動作(但し、転写
紙を給紙せず、感光体ドラム11上のトナー制御用パター
ン34の静電潜像以外をイレーサ33で消去する)を行わせ
て現像剤の撹拌やカラー現像時のトナー制御レベルの設
定を行う。
すなわち、インチングモードではCPU38は通常、10〜5
0枚複写(例えば20枚複写)を行う程度の時間だけバッ
ファ52を介してリレー53をオンさせてこのリレー53の接
点53aによりメインモータ12を回転させることでパドル4
0を回転させて現像剤の撹拌を行い、その後半には感光
体ドラム11にトナー制御用パターン34の静電潜像を上述
のように形成させてイレーサ33により適当な大きさに修
正させる。このトナー制御用パターン34の静電潜像は現
像剤23により所定の現像電界の条件下で現像されて顕像
となり、その濃度及び感光体ドラム11の地肌部濃度がP
センサ35により検知される。インチング終了前の数回の
トナー制御用パターン34の顕像濃度及び感光体ドラム11
の地肌部濃度の検知ではCPU38はトナー制御用パターン3
4の顕像に対するPセンサ35の出力値Vspoと,感光体ド
ラム11の地肌部に対するPセンサ35の出力値Vsgとの比
率Vspo/Vsgの平均値を求めて所定トナー濃度の現像剤に
よる現像特性を検出する。インチング終了後には操作部
54のコピースタートスイッチ55からのコピースタート信
号により前述のように複写動作及びトナー濃度制御動作
を行わせるが、カラー現像を行う場合にはトナー濃度制
御はCPU38が感光体ドラム11の地肌部に対するPセンサ3
5の出力信号電圧Vsgとトナー濃度制御用パターン34の顕
像に対するPセンサ35の出力信号電圧Vspとの比率Vsp/s
gを上記インチングデータVspo/Vsg(=トナー濃度制御
レベルRcontrol)と比較し、その結果に応じてトナー補
給クラッチを制御することにより行われる。図示しない
プッシュスイッチは現像装置22における現像剤のトナー
が黒色トナーであるかカラートナーであるかに応じてオ
ン/オフされ、このプッシュスイッチからの信号に基づ
いてCPU38はトナーが黒色トナーである場合には前述の
ようにVsg≦Vsp×8であるか否かに応じてトナー補給ク
ラッチ51をオン/オフ制御してトナー濃度を適正な濃度
に制御する。また、トナーが単色のカラートナーである
場合にはCPU38はVsp/Vsgがトナー濃度制御レベルRcontr
ol以上になったときにトナー補給クラッチ51をオンさ
せ、Vsp/Vsgがトナー濃度制御レベルRcontrol未満にな
ったときにはトナー補給クラッチ51をオフさせてトナー
濃度を一定に制御する。このように黒色トナーを用いた
場合とカラートナーを用いた場合とでトナー濃度制御レ
ベルを変えたのは、現像装置22の性能(現像ローラ41と
感光体ドラム11とのギャップ,現像ローラ41の特性,現
像剤等のバラツキ)によりPセンサ35の出力信号がばら
ついてトナー濃度が狙いの範囲(2〜5wt%:トナーと
キャリアとの重量比)に入らないことがあるためであ
る。
CPU38はプッシュスイッチからの信号によりトナーの
色を判断して現像剤23が黒色トナーで現像を行う場合に
はVsp/Vsg≧37.5%が2回連続したことをトナーエンド
として検知してトナーエンドモードとし、かつVsp/Vsg
≧25%が10回連続した後に50枚目の複写が終了したこと
をトナーエンドとして検知してトナーエンドモードとす
る。また、CPU38は現像部23がカラートナーで現像を行
う場合にはVsp/Vsg≧Rcontrol×1.2が2回連続したこと
をトナーエンドとして検知してトナーエンドモードと
し、かつVsp/Vsg≧Rcontrol×1.1が10回連続した後に50
枚目の複写が終了したことをトナーエンドとして検知し
てトナーエンドモードとする。CPU38はトナーエンドモ
ードでは複写動作を禁止して複写を不可とし、複写機本
体の表示装置57のトナーエンドマークを点灯させてトナ
ーエンドの表示を行わせる。
現像装置22の交換は複写機本体の前カバーを開いて行
うが、この前カバーの開閉は前カバー開閉検出用スイッ
チにより検出される。CPU38は複写機本体のメインスイ
ッチがオフ/オンされて電源が切入されたときには通常
の動作に入る前に、トナー補給部24のトナーエンドを前
記Vsp/Vsgから検知してトナーエンドでなければトナー
エンドモードを解除するというリカバリ動作を行い、か
つ前カバー開閉検出用スイッチからの信号により前カバ
ーが開閉されたことを検知したときには通常の動作に入
る前に、リカバリ動作を行う。
トナーがカラートナーの場合にはCPU38は前回のトナ
ーエンド検知動作と同様にリカバリ動作を行い、このリ
カバリ動作では次の理由〜により露光ランプ16を点
灯させずにトナー濃度制御用パターンの静電潜像を感光
体ドラム11上に形成させる。
複写機本体の電源再投入時に自動的にリカバリ動作を
開始させて露光ランプ16を点灯させることによるユーザ
の不安感,不信感を誘引させない。
リカバリ動作時には感光体ドラム11上の画像領域(原
稿画像の露光により静電潜像を形成する領域)では静電
潜像を形成せず、感光体ドラム11上の非画像領域でトナ
ー濃度制御用パターンの静電潜像を形成するので、露光
ランプ16を点灯させなくてもよい。
露光ランプ16によるフレア光を無くしてトナー濃度制
御用パターンの作像ポテンシャルを安定化させる。
CPU38は通常のトナー濃度制御時にはトナー濃度制御
用パターンの作像を行うために露光ランプ16をその立上
り時間を考慮して点灯させており、露光ランプ16による
フレア光を含めてトナー濃度制御用パターンの静電潜像
電位Vpが−620Vとなるように帯電用スコロトロンチャー
ジャ13のグリッド電圧VgをVg=−620Vに設定している。
ところが、リカバリ動作時には露光ランプ16によるフレ
ア光が無いので、通常のトナー濃度制御時と同じトナー
濃度制御用パターンの静電潜像電位Vpを得るために帯電
用スコロトロンチャージャ13のグリッド電圧VgをVg=−
580Vに設定する。このように帯電用スコロトロンチャー
ジャ13のグリッド電圧(絶対値)Vgをリカバリ動作時に
は通常のトナーエンド検知時より小さくするのは、通常
のトナーエンド検知時と同じトナー濃度制御用パターン
の静電潜像電位Vpを得るためであり、この代りに現像バ
イアス電源56から現像ローラ41に印加する現像バイアス
電圧(絶対値)Vbをリカバリ動作時には通常のトナーエ
ンド検知時より大きくするようにしてもよい。例えば、
通常のトナーエンド検知時にはVb=−260V,リカバリ動
作時にはVb=−300VになるようにCPU38により現像バイ
アス電源56を制御すればよい。
トナーが黒色トナーの場合におけるリカバリ動作で
は、CPU38はVsp/Vsg≧37.5%であることをトナーエンド
として検知してトナーエンドモードとし、複写動作を禁
止して複写機本体の表示装置57のトナーエンドマークを
点灯させる。また、CPU38は25.0%≦Vsp/Vsg≦37.5%で
あることをトナーニアエンド(トナーエンドに近い状
態)として検知してトナーニアエンドモードとし、1枚
分の複写動作を可能として表示装置57のトナーエンドマ
ークを点滅させる。さらに、CPU38はVsp/Vsg<25.0%で
あればトナーエンドモード,トナーニアエンドモードを
解除して通常の動作を行い、表示装置57のトナーエンド
マークを消灯させて複写を可能とする。
第13図は上記CPU38のトナーエンド後処理ルーチンを
示す。
このトナーエンド後処理ルーチンはトナーエンド検知
後に現像装置22が交換された場合において複写不可状態
(トナーエンドモード)を解除するためのルーチンであ
る。現像装置22を交換するには複写機本体の前カバーを
開かなければならないが、CPU38は前カバー開閉検出用
スイッチからの信号により複写機本体の前カバーが開か
れてから閉じられたことを検出してトナーエンド後処理
ルーチンを実行する。CPU38はまず、トナーエンドリカ
バリ判定ルーチンでトナーエンドであるか否かを判定
し、トナーエンドであればリカバリモードとする。ここ
に、トナーエンド検知条件は2通りあり、そのいずれの
トナーエンド検知条件でトナーエンドが検知されたかに
よりトナーエンドモードがトナーエンドモード0,トナー
エンドモード1のいずれかになる。CPU38はトナーエン
ドリカバリ判定ルーチンでは第14図に示すようにトナー
エンドモード0,トナーエンドモード1に応じてリカバリ
モード0あるいはリカバリモード1でトナーエンド検知
時と同じトナーエンド検知条件にてトナーエンドである
か否かを判定する。
次に、CPU38はリカバリモードではメインモータ12を
回転させて帯電用スコロトロンチャージャ13,分離用コ
ロナ放電器28をオンさせ、現像部23を作動させて露光ラ
ンプ16,帯電用スコロトロンチャージャ13のグリッド電
圧,現像バイアス電源56の現像バイアス電圧,イレーサ
33を制御する。この場合、CPU38は第15図に示すように
リカバリモードでは露光ランプ16を点灯させず、イレー
サ33を制御して感光体ドラム11上の非画像領域にトナー
濃度制御用パターンの静電潜像(帯電用スコロトロンチ
ャージャ13で帯電されて露光されない部分)を形成する
とともに、それ以外の領域の電荷を消去させ、この静電
潜像を現像部23により現像させて顕像とする。また、CP
U38は第2図に示すように帯電用スコロトロンチャージ
ャ13のグリッド電圧を通常のモードではPセンサパター
ン(トナー濃度制御用パターン)の静電潜像作成時にお
けるモードがモード0であれば−660Vに設定してモード
1であれば−740Vに設定し、リカバリモードではPセン
サパターンの静電潜像作成時におけるモードがモード0
であれば−620Vに設定してモード1であれば−700Vに設
定し、さらに第3図に示すように現像バイアス電源56の
現像バイアス電圧を−260Vに固定する。これにより、P
センサパターンの作像ポテンシャルが通常のモードとリ
カバリモードとで合わせられる。なお、CPU38は第4図
に示すように現像バイアス電源56の現像バイアス電圧を
通常のモードではPセンサパターンの静電潜像作成時に
おけるモードがモード0であれば−260Vに設定してモー
ド1であれば−180Vに設定し、リカバリモードではPセ
ンサパターンの静電潜像作成時におけるモードがモード
0であれば−300Vに設定してモード1であれば−220Vに
設定し、さらに第5図に示すように帯電用スコロトロン
13のグリッド電圧を−660Vに固定するようにしてPセン
サパターンの作像ポテンシャルを通常のモードとリカバ
リモードとで合わせてもよい。
次に、CPU38は第13図に示すようにPセンサ35をオン
させてPセンサパターンサンプリングルーチンを実行す
る。このPセンサパターンサンプリングルーチンはPセ
ンサ35がオンしてからフォトセンサ35の出力信号のサン
プリングが終了するまで一定のインターバル(例えば4m
sec)で実行されるルーチンである。CPU38がPセンサ35
からA/D変換部を介して読み込んだデータはOOH〜FFHで
あり、0V〜5Vに相当する。ちなみに、A8Hは3.3Vに相当
する。Pセンサ35の発光ダイオード35aは感光体ドラム1
1におけるトナー濃度制御用パターン34の顕像より手前
の地肌部がPセンサ35の濃度検知位置に来た時よりオン
する。CPU38はPセンサ35の出力信号をA/D変換部を介し
てサンプリングデータバッファに順次にサンプリングし
て取り込み、そのサンプリングデータよりVsgとVspとを
求める。この場合、CPU38はVspチェックモードを解除し
ておいて感光体ドラム11の地肌部とトナー濃度制御用パ
ターン34の顕像とのスレショルドレベルをA8Hとして上
記サンプリングデータがスレショルドレベル以下に2度
連続してなった点の15〜8サンプル前の8データの平均
値をVsgとした後にVspチェックモードとし、次にVspチ
ェックモードではサンプリングデータがスレショルドレ
ベル以下に2度連続してなった点の9〜16サンプル数の
8データの平均値をVspとしてからPセンサレベルチェ
ックリクエスト(フラグ)をセットする。ここに、サン
プリングデータバッファは第9図に示すようにRAM上の1
6バイトの領域を用いており、新しいデータが読み込ま
れると、サンプリングデータバッファの内容が上に1バ
イトづつシフトして行く。サンプリングデータバッファ
は読み込まれたデータが最下位まで格納されることによ
り最新の16バイトのデータが記憶される。また、CPU38
はサンプリングデータがスレショルドレベル以下になる
前にスレッショルドカウンタ,Vspチェックカウンタを0
にイニシャライズし、サンプリングデータがスレショル
ドレベル以下になった回数をスレッショルドカウンタで
カウントしてこのスレッショルドカウンタが2になった
か否かを判断することで、サンプリングデータがスレシ
ョルドレベル以下に2度連続してなったか否かを判断す
る。また、CPU38はVspチェックモードで1サンプル毎に
Vspチェックカウンタをカウントアップし、このVspチェ
ックカウンタが16より大きくなったか否かを判断するこ
とで、サンプリングデータがスレショルドレベル以下に
2度連続してなった点の16サンプル後であるか否かを判
断する。
次に、CPU38は第13図に示すようにPセンサレベルチ
ェックリクエストがセットされると、上記各負荷をオフ
させ、トナーエンド解除判断ルーチンを実行する。CPU3
8はトナーエンド解除判断ルーチンでは第7図に示すよ
うにモード0のときにはVsp/Vsg≧Rcontrol×1.2であれ
ばトナーエンドと判断してトナーエンドモードとし、複
写を不可とする。また、CPU38はモード0のときにRcont
rol×1.2>Vsp/Vsg≧Rcontrol×1.1であれば1枚だけ複
写を可能とし、Rcontrol×1.1>Vsp/Vsgであれはトナー
エンドでないと判断してトナーエンドモードを解除し、
複写を可能とする。さらに、CPU38はモード1のときに
はVsp/Vsg≧0.64であればトナーエンドと判断してトナ
ーエンドモードとし、複写を不可とする。また、CPU38
はモード1のときに0.64>Vsp/Vsg≧0.62であれば1枚
だけ複写を可能とし、0.62>Vsp/Vsgであればトナーエ
ンドでないと判断してトナーエンドモードを解除し、複
写を可能とする。
上記実施例ではトナー補給部24のトナーエンドをVsp/
Vsgから検知してトナーエンドモードとし、複写機本体
の電源オフ/オン又は前記現像装置の交換によりトナー
補給部のトナーエンドをVsp/Vsgから検知してトナーエ
ンドでなければトナーエンドを解除するというリカバリ
ー動作を行うので、画像面積率が高い原稿を連続的に複
写してトナーを急激な消費した際などにトナーエンドを
誤って検知した場合や、現像装置を使用途中でトナーエ
ンドでないときにトナーの色が同じものと交換した場合
にトナーエンドを解除することができて複写を行うこと
が可能になる。また、リカバリー動作時に露光ランプ16
を消灯させるので、複写機本体の電源再投入時に自動的
にリカバリー動作を開始させて露光ランプ16を点灯させ
ることによるユーザの不安感,不信感を誘引させない。
さらに、通常のトナー濃度検知時とリカバリー動作時と
で帯電用スコロトロンチャージャ13のグリッド電圧又は
現像部の現像バイアス電圧を変化させるので、リカバリ
動作時に通常のトナー濃度検知時と同じPセンサ作像ポ
テンシャルが得られてリカバリ動作時を精度良く行うこ
とができる。
また、複写機の使用途中で温湿度環境の変化などによ
る現像装置22の現像能力変化によってトナーエンドを誤
って検知するという問題を解消するために、モード0,モ
ード1で異なるトナーエンド検知条件によりトナーエン
ドを検知するが、リカバリ動作時の作像条件(トナー濃
度制御用パターンの作像ポテンシャル)と通常のトナー
エンド検知時の作像条件とが異なった場合にはトナーエ
ンドを誤って検知することがある。上記実施例ではリカ
バリ動作時にスコロトロンチャージャのグリッド電圧又
は現像バイアス電圧をトナーエンド検知時のスコロトロ
ンチャージャのグリッド電圧又は現像バイアス電圧に応
じて変化させることにより作像条件を通常のトナーエン
ド検知時の作像条件に合わせるので、トナーエンドの誤
検知を防止することができる。
〔発明の効果〕
以上のように請求項1の発明によれば、感光体上にト
ナー濃度制御用パターンの静電潜像を形成して該静電潜
像を現像部により顕像とし、この顕像の濃度及び前記感
光体上の地肌部濃度を反射型フォトセンサにより検知し
てこのフォトセンサからの前記感光体上の地肌部濃度に
対する検知信号と前記顕像に対する検知信号との比率に
応じてトナー補給部から前記現像部へのトナー補給を制
御するトナー濃度制御装置を備え、前記トナー補給部の
トナーエンドを検知して複写動作を不可とする電子写真
複写機のトナーエンド検知方法において、前記トナー補
給部がトナーエンドか否かを前記比率から検知してトナ
ーエンドならばトナーエンドモードとし、該トナーエン
ドモードにおいて所定の動作が行われたことを検知した
場合に前記トナー補給部のトナーエンドを前記比率から
検知してトナーエンドでなければトナーエンドモードを
解除するというリカバリ動作を行い、このリカバリ動作
時には前記電子写真複写機の露光ランプを消灯させ、露
光ランプの点灯状態でトナー濃度制御用パターンの顕像
を作成する時の作像ポテンシャルに合わせた作像ポテン
シャルが得られるように前記電子写真複写機における帯
電用スコロトロンチャージャのグリッド電圧又は前記現
像部の現像バイアス電圧を通常のトナーエンド時と前記
リカバリ動作時とで変化させてトナー濃度制御用パター
ンの静電潜像を形成するので、電源再投入時に自動的に
リカバリ動作を開始させて露光ランプを点灯させること
によるユーザの不安感、不信感を誘引させず、リカバリ
動作時に通常のトナーエンド検知時と同じPセンサ作像
ポテンシャルが得られてリカバリ動作時を精度良く行う
ことができる。
請求項2の発明によれば、感光体上にトナー濃度制御
用パターンの静電潜像を形成して該静電潜像を現像部に
より顕像とし、この顕像の濃度及び前記感光体上の地肌
部濃度を反射型フォトセンサにより検知してこのフォト
センサからの前記感光体上の地肌部濃度に対する検知信
号と前記顕像に対する検知信号との比率に応じてトナー
補給部から前記現像部へのトナー補給を制御するトナー
濃度制御装置を備え、前記トナー補給部のトナーエンド
を検知して複写動作を不可とする電子写真複写機のトナ
ーエンド検知方法において、前記比率から複数のトナー
エンド検知条件のいずれかにより前記トナー補給部がト
ナーエンドか否かを検知してトナーエンドならばトナー
エンドモードとし、該トナーエンドモードにおいて所定
の動作が行われたことを検知した場合に前記トナー補給
部のトナーエンドを前記比率から検知してトナーエンド
でなければトナーエンドモードを解除するというリカバ
リ動作を行い、このリカバリ動作時における前記顕像の
作像条件を前記トナーエンドの検知時における前記顕像
の作成条件に応じて変化させるので、リカバリ動作時の
作像条件を通常のトナーエンド検知時の作像条件に合わ
せることができてトナーエンドの誤検知を防止すること
ができる。
請求項3の発明によれば、請求項2記載のトナーエン
ド検知方法において、前記リカバリ動作時における前記
電子写真複写機の帯電用スコロトロングリッド電圧を前
記トナーエンドの検知時における前記電子写真複写機の
帯電用スコロトロングリッド電圧に応じて変化させるの
で、リカバリ動作時に通常のトナーエンド検知時と同じ
Pセンサ作像ポテンシャルが得られてリカバリ動作時を
精度良く行うことができる。
請求項4の発明によれば、請求項1記載のトナーエン
ド検知方法において、前記リカバリ動作時における前記
現像部の現像バイアス電圧を前記トナーエンドの検知時
における前記現像部の現像バイアス電圧に応じて変化さ
せるので、リカバリ動作時に通常のトナーエンド検知時
と同じPセンサ作像ポテンシャルが得られてリカバリ動
作時を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を応用した複写機の一例の回路構成を示
すブロック図、第2図乃至第7図は同複写機におけるCP
Uの処理フローを示すフローチャート、第8図は同複写
機を示す断面図、第9図は同複写機におけるCPUのサン
プリングデータバッファを示す図、第10図は同複写機の
現像装置を示す断面図、第11図は同複写機におけるホッ
パー内トナー残量とトナー補給量との関係を示す特性
図、第12図(a)(b)は同複写機における新規現像装
置検知手段の2つの状態を示す正面図、第13図乃至第15
図は同複写機におけるCPUの処理フローを示すフローチ
ャートである。 11……感光体ドラム、13……帯電用スコロトロンチャー
ジャ、16……露光ランプ、22……現像装置、23……現像
部、24……トナー補給部、34……トナー濃度制御用パタ
ーン、35……Pセンサ、38……CPU、56……現像バイア
ス電源。
フロントページの続き (72)発明者 守屋 正夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭62−299876(JP,A) 特開 平2−285367(JP,A) 特開 昭58−76864(JP,A) 特開 平2−280176(JP,A) 特開 平1−307782(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/06 - 13/095 G03G 15/00 303 G03G 15/06 - 15/095 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14 G03G 21/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上にトナー濃度制御用パターンの静
    電潜像を形成して該静電潜像を現像部により顕像とし、
    この顕像の濃度及び前記感光体上の地肌部濃度を反射型
    フォトセンサにより検知してこのフォトセンサからの前
    記感光体上の地肌部濃度に対する検知信号と前記顕像に
    対する検知信号との比率に応じてトナー補給部から前記
    現像部へのトナー補給を制御するトナー濃度制御装置を
    備え、前記トナー補給部のトナーエンドを検知して複写
    動作を不可とする電子写真複写機のトナーエンド検知方
    法において、前記トナー補給部がトナーエンドか否かを
    前記比率から検知してトナーエンドならばトナーエンド
    モードとし、該トナーエンドモードにおいて所定の動作
    が行われたことを検知した場合に前記トナー補給部のト
    ナーエンドを前記比率から検知してトナーエンドでなけ
    ればトナーエンドモードを解除するというリカバリ動作
    を行い、このリカバリ動作時には前記電子写真複写機の
    露光ランプを消灯させ、露光ランプの点灯状態でトナー
    濃度制御用パターンの顕像を作成する時の作像ポテンシ
    ャルに合わせた作像ポテンシャルが得られるように前記
    電子写真複写機における帯電用スコロトロンチャージャ
    のグリッド電圧又は前記現像部の現像バイアス電圧を通
    常のトナーエンド時と前記リカバリ動作時とで変化させ
    てトナー濃度制御用パターンの静電潜像を形成すること
    を特徴とするトナーエンド検知方法。
  2. 【請求項2】感光体上にトナー濃度制御用パターンの静
    電潜像を形成して該静電潜像を現像部により顕像とし、
    この顕像の濃度及び前記感光体上の地肌部濃度を反射型
    フォトセンサにより検知してこのフォトセンサからの前
    記感光体上の地肌部濃度に対する検知信号と前記顕像に
    対する検知信号との比率に応じてトナー補給部から前記
    現像部へのトナー補給を制御するトナー濃度制御装置を
    備え、前記トナー補給部のトナーエンドを検知して複写
    動作を不可とする電子写真複写機のトナーエンド検知方
    法において、前記比率から複数のトナーエンド検知条件
    のいずれかにより前記トナー補給部がトナーエンドか否
    かを検知してトナーエンドならばトナーエンドモードと
    し、該トナーエンドモードにおいて所定の動作が行われ
    たことを検知した場合に前記トナー補給部のトナーエン
    ドを前記比率から検知してトナーエンドでなければトナ
    ーエンドモードを解除するというリカバリ動作を行い、
    このリカバリ動作時における前記顕像の作像条件を前記
    トナーエンドの検知時における前記顕像の作成条件に応
    じて変化させることを特徴とするトナーエンド検知方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のトナーエンド検知方法にお
    いて、前記リカバリ動作時における前記電子写真複写機
    の帯電用スコロトロングリッド電圧を前記トナーエンド
    の検知時における前記電子写真複写機の帯電用スコロト
    ロングリッド電圧に応じて変化させることを特徴とする
    トナーエンド検知方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のトナーエンド検知方法にお
    いて、前記リカバリ動作時における前記現像部の現像バ
    イアス電圧を前記トナーエンドの検知時における前記現
    像部の現像バイアス電圧に応じて変化させることを特徴
    とするトナーエンド検知方法。
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