JP3089727U - 手足両駆動と、操作方法を用いた三輪自転車及び牽引用二輪車。 - Google Patents

手足両駆動と、操作方法を用いた三輪自転車及び牽引用二輪車。

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俊雄 黄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手足が不自由な身体障害者や高齢者でも安全に
自転車に乗る楽しさや屋外でのリハビリができるように
すること。 【解決手段】まずは自転車が安定するように三輪(前輪
一輪、後輪二輪)を使用し、身体を安定させる為座席に
はシートベルトを装着、背もたれや肘かけ等を装備し、
ペダルにはすべり防止用のつま先カバーやかかとベルト
を装着し、足が不自由な人でも手で前輪を駆動させて走
行できる他、足でもペダルを漕いで後輪を駆動させて走
行できるようにしたのである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車体の安定する三輪を用いた自転車で、手の不自由な方は 足でペダルを漕いで駆動させ、足の不自由な方は手でハンドルを漕いで駆動させ て、安全且つ容易に使用でき、視力障害の方でも牽引用二輪車に乗用して自転車 の自己走行を体感できるよう工夫した三輪自転車に関する事。
【0002】
【従来の技術】
従来の三輪自転車は健全な人のみ使用でき、荷物の運搬を目的として開発され ており、駆動方法が足でペダルを漕いで駆動することしかできなかった。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】
今までは身体が不自由な人は移動手段として車イス又は歩行器を利用するしか 方法がない為、行動する場所、行動距離に限界が生じられた。
【0004】 視覚障害のある人は、今まで自力で自転車に乗ることができなかった。
【0005】 これらの移動手段の制限を少しでも緩和し、自力で自転車に乗ることができな かった人でも自転車に乗る楽しさを知ってもらう為の目的である。
【0006】
【考案が解決するための手段】
前記の課題を解決するために、従来の足でペダルを漕いで後輪二輪に動力を伝 達して駆動させる方法の他に、足が不自由な人は手で操作をしながらハンドルを 前後に移動させ、テコの力を利用して前輪上部に固定している歯車をクランク棒 で回転させ、動力を前輪のハブに内装された三段変速機ギアに伝達し、駆動させ る方法を用いて前輪駆動でも良し、後輪駆動でも良し、前輪・後輪同時駆動をさ せて体力が弱い人でも乗車できるようにしたものである。
【0007】 視覚障害者でも牽引用二輪車を要ることにより、自力で自転車に乗れるように したのである。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案に於いて、足の不自由、又は弱い人でも自転車に乗れる楽しさを知って もらう為に手と腕を使って前輪を駆動させる方法としてハンドルを船の櫓を漕ぐ 要領で前後運動させ、その力をクランク棒で前輪上部に設置している歯車に回転 運動として伝え、その回転力を前輪にチェーンを使用して伝達し前輪を駆動させ ることで身体の弱い人でも乗れ、リハビリ用として使用できる。
【0009】 前輪を駆動させる為にハンドルの前後運動をすることによって身体の位置が重 要になってくる。
【0010】 その解決策として座席を前後に最大18cm移動させることができ、尚且つ上 下に最大14cm移動させることによってベストポジションが得られ、身体に無 理なく且つ安定した姿勢でシートベルトを装着し、安全に乗車することができる 。
【0011】 前記で述べたハンドルで前輪を駆動させる為に、前輪上の歯車について述べて みよう。
【0012】 前輪上の歯車の設置には大変苦慮しどのように固定するかがポイント で、まず、歯車の大きさに注目し、小さい場合は回転力を伝える時に力の不可が 大きく、体力の弱い人には漕げなくなり、又歯車を大きくした場合には力の不可 は還元されるが、テコの要領で回転させるハンドルの前後運動が大きくなり乗車 姿勢が不安手になりハンドル操作ができなくなる。
【0013】 その2点を考えると現状の歯車に到達し、これが歯車のベストだと思 う。しかし、これだけではまだ力の負荷が有り、それを解決する為に前輪ハブに 内蔵された三段変速機で力の負荷で還元できるようにした。
【0014】 歯車の固定については、従来の自転車はフォークが左右一本ずつだったが、従 来のフォークの前方に別のフォークを取り付け、その上部に歯車を固定すること によって解決し、尚且つハンドル軸下部に補助軸で支える型を用いたのである。
【0015】
【実施例】
本考案にかかる身体障害者・リハビリ用三輪自転車に於ける手足両方の駆動方 法と身体の体格によって座席の位置や高さ、フレームの長さを調整して身体の不 自由な人でも適切に使用できる三輪自転車の実施例について、図面を参照して以 下詳述する。まずは駆動方法について述べる。
【0016】 従来の足で駆動させる方法として、図1.2.3.(側面図)の(9)つま先 カバー付きペダルを漕いで(10)チェーンで(5a)後輪ギアに力を伝達させ て駆動させる。足でペダルを漕ぐ際にすべり防止用の(9a)ベルトで足を固定 させて使用すると安全にペダルを漕ぐことができる。
【0017】 手で三輪自転車を駆動させる方法として(1)ハンドルを前後運動させその力 を(2)クランク棒で前輪上部に施置した(3)歯車をテコの要領で回転運動に 変化させて(10a)チェーンで前輪ハブに内装した(5)三段変速機に力を伝 えて駆動させて三輪自転車を走らせることができる。
【0018】 身体の体格に合わせて(7)座席と(6)背もたれを(8a)ネジを ゆるめて(8)座席ポストを移動させることができ、(8b)ポスト調整 ネジで座席を上下させることができる。フレームの長さも(8)座席ポスト下に ある(8a)ネジで長さの調整ができる。
【0019】 安全に乗車できるように座席にはシートベルトが装着(側面図には記載してい ない)されており、身体を固定することができる。(11)はシートベルトを通 す位置である。
【0020】 走行を停止させるには、後輪ブレーキと前輪ブレーキがあり、従来の(5a) ブレーキドラム方式と前輪のブレーキシステムになっており、(1)ハンドルに 装着された(14a)ブレーキレバーを引いて後輪、前輪を停止させることがで きる。
【0021】 図2.の児童身体障害者用三輪車に於いては、子供故に体力が弱い為三輪自転 車を走行できないこともあるので(20)補助棒を使って大人が後方から押して 走行できるようにしたのである。
【0022】 図4.の後輪二輪のみ自転車は図1.の障害者用三輪自転車後方の(22)カ ゴ台座に(17)連結具を連結し牽引して走行できるようにし、視覚障害者の人 でも乗車できるようにした牽引用二輪車である。
【0023】 図4.の牽引用二輪車に乗車して視覚障害者でも(1)ハンドルを握り、足( 9)ペダルを漕いで自転車に乗っている体感を感じてもらう為の車である。
【0024】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように手や足の不自由な障害者や児童障害者、及び視覚 障害者が車イス以外の手動手段として使用し、尚且つ自転車に乗る楽しさを感じ てもらう事や、高齢者のリハビリにも適し、屋外に出る楽しさや嬉しさを感じ取 ってもらうための三輪自転車である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の方法を適用した、身体障害者用(成人
用)三輪自転車の側面図である。
【図2】本考案の方法を適用した、身体障害者用(児童
用)三輪自転車の側面図である。
【図3】本考案の方法を適用した、足の不自由な方用三
輪自転車の側面図である。
【図4】本考案の方法を適用した、視覚障害者用牽引車
の側面図である。
【符号の説明】
(1)ハンドル (2)クランク棒 (3)前輪用歯車 (4)サブフォーク (5)前輪三段内装ギア (5a)後輪ギア (6)背もたれ (7)座席 (8)座席ポスト (8a)座席ポスト
固定ネジ (8b)座席調整ネジ (9)ペダル (9a)かかとベルト (9b)つま先カバ
ー (10)後輪駆動用チェーン (10a)前輪駆動
用チェーン (11)シートベルト取り付け金具(12)前輪タイヤ (13)後輪タイヤ (14)後輪ブレー
キドラム (14a)ブレーキレバー (15)肘かけ (16)足置き (17)連結具 (18)連結ジョイント (19)ハンドルポ
スト (20)手押し補助棒 (21)カゴ (22)カゴ台座
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月27日(2002.6.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体障害者及びリハビリ用の前輪一輪、後
    輪二輪の三輪自転車として、足でペダルを漕いでチェー
    ンを利用し後輪二輪に動力を伝達し駆動させる方法と、
    手でハンドルを前後に漕いで前輪一輪に動力を伝達し駆
    動させる方法があり、手で前輪を駆動させる時は、前輪
    に三段変速機が内蔵されており、スピード・力を自由に
    調整することが出来る三輪自転車。
  2. 【請求項2】前輪に動力を伝達する方法として、ハンド
    ルを前後に動かし、その前後運動を前輪上部に施置した
    歯車にクランク棒を利用して、テコの要領で回転運動に
    変化させ、前輪ハブに内蔵されたの三段変速機にチェー
    ンで動力を伝達させて駆動走行させる三輪自転車。
  3. 【請求項3】フレームは、座席の下の中央部分に18c
    m以内で長さ調節ができ、身体の大きさに合わせること
    ができ、その収縮によってのチェーンのたるみなどは補
    助車で調節できる三輪自転車。
  4. 【請求項4】座席には背もたれや肘かけがあり、乗車中
    の身体を安定させ、尚且つシートベルトによって身体を
    固定し、体格に合わせて座席が前後と上下に動き調整す
    ることができる。又、ペダルにはすべり防止用につま先
    カバーとかかと用のベルトが付けてある三輪自転車。
  5. 【請求項5】視力障害のある方でも乗車できるように、
    前記の三輪自転車の後部に連結する牽引用二輪車があ
    り、前記同様、座席の調整、車体フレームの調整ができ
    る。
  6. 【請求項6】子供用には、手や足で駆動させる方法以外
    に、体力が弱い人の為に三輪自転車後部に手押し用棒が
    装備されており大人方が後から押して走行させることが
    できる三輪自転車。
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