JP2008018885A - 電動アシスト車両とその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人力駆動部20を用いて、ペダル18に加えられた人力踏力は、クランクアーム21から一方向動力伝達手段22を介することで常に一方向の回転力としてクランク軸23に伝えられて、このクランク軸23に設けた主スプロケット26から動力伝達手段27へと人力駆動力が出力されるとともに、変化量読取り手段30にて読み取ったクランク軸の変化量に基づいて、補助駆動力演算部38に人力駆動力を伝えるというものである。
【選択図】図2
Description
一対のペダル各々と接続するクランクアームと、この一対のクランクアームの一方の動きに対し連動して、他方のクランクアームが常に反対方向に移動することでペダルが交互往復運動を行うクランクアーム位置復元手段と、クランクアームが行う交互往復運動の回転中心となるとともに、クランクアームとは所定の回転方向にのみ回転力を伝える一方向動力伝達手段を介して接続するクランク軸と、このクランク軸と同心に設けられた主駆動力伝達部と、クランク軸を支持する軸受け部と、この軸受け部内にクランク軸の変化量を検出する変化量読取り手段とを有する人力駆動部を具備し、ペダルに加えられた人力踏力は、クランクアームから一方向動力伝達手段を介することで常に一方向の回転力としてクランク軸に伝えられて、このクランク軸に設けた主駆動力伝達部から動力伝達手段へと人力駆動力が出力されるとともに、変化量読取り手段にて読み取ったクランク軸の変化量に基づいて、補助駆動力演算部に人力駆動力を伝えるというものである。
図1は、本発明の実施例1における電動アシスト車両の概念図を示すものである。
図9は、本発明の実施例2における電動アシスト車両の斜視図である。
図10は、本発明の実施例3における電動アシスト車両の斜視図を示すものである。
次に、図13を用いて、制御について説明する。
図16は、本発明の実施例5の電動アシスト車両の人力駆動部の動作状態概念図である。
9 ハンドル
14 前輪
16 搭乗者
17 着座シート
18,18a,18b ペダル
19 後輪
20,20a 人力駆動部
21,21a,21b クランクアーム
22,22a,22b クラッチ(一方向動力伝達手段)
23 クランク軸
24 ペダルプーリ
25 ベルト
26 主スプロケット(主駆動力伝達部)
27 チェーン(動力伝達手段)
28 車軸
29 副スプロケット(副駆動力伝達部)
29a 副傘歯車(副駆動力伝達部)
30,30a,81 磁気歪検出センサ(変化量読取り手段)
31 補助動力部
32 駆動スプロケット(補助駆動力伝達部)
38,38a 補助駆動力演算部
42 軸受け部
46 クランクアーム位置復元手段
60 差動歯車箱
61 入力側傘歯車
62 入力軸
63 出力軸
64 出力側傘歯車
65a,65b 差動歯車
66a,66b 差動歯車軸
70 差動歯車部
83 クランク軸変化量入力部(人力駆動力検出部)
Claims (6)
- 少なくともいずれか一方が一対であるとともに、一方を方向陀輪、他方を駆動輪とする前輪および後輪と、
搭乗者が意図する進行方向を前記方向陀輪となる前輪または後輪のいずれかへ伝えるハンドルと、
前記搭乗者が乗る着座シートと、
前記搭乗者が左右各々の足で交互に踏み込むことで人力踏力を入力する一対のペダルと、
この一対のペダルから入力した前記人力踏力を人力駆動力へと変換し、変換した人力駆動力を動力伝達手段へと出力する人力駆動部と、
前記動力伝達手段を介して得た前記人力駆動力を前記駆動輪へと伝える副駆動力伝達部と、
前記人力駆動部で得た人力駆動力から補助できる補助駆動力を演算する補助駆動力演算部と、
前記演算結果に基づき補助駆動力を発生させる補助動力部と、
この補助動力部で発生した補助駆動力を駆動輪に伝達する補助駆動力伝達部と、
少なくとも前記前輪および後輪と、前記ハンドルと、前記着座シートと、前記人力駆動部とを支持するフレームとを具備し、
前記人力駆動部は、前記一対のペダル各々と接続するクランクアームと、
この一対のクランクアームの一方の動きに対し連動して、他方のクランクアームが常に反対方向に移動することで前記ペダルが交互往復運動を行うクランクアーム位置復元手段と、
前記クランクアームが行う交互往復運動の回転中心となるとともに、前記クランクアームとは所定の回転方向にのみ回転力を伝える一方向動力伝達手段を介して接続するクランク軸と、
このクランク軸と同心に設けられた主駆動力伝達部と、
前記クランク軸を支持する軸受け部と、
この軸受け部内に前記クランク軸の変化量を検出する変化量読取り手段とを有し、
前記ペダルに加えられた人力踏力は、前記クランクアームから前記一方向動力伝達手段を介することで常に一方向の回転力として前記クランク軸に伝えられて、このクランク軸に設けた主駆動力伝達部から前記動力伝達手段へと人力駆動力が出力されるとともに、
前記変化量読取り手段にて読み取った前記クランク軸の変化量に基づいて、前記補助駆動力演算部に人力駆動力を伝えることを特徴とする電動アシスト車両。 - 前記クランクアーム位置復元手段は、前記回転中心よりも鉛直上方で、かつ、前記フレームに対して回動自在に軸支されたペダルプーリと、
前記一対のクランクアームを連絡するベルトとを具備し、
このベルトが前記ペダルプーリ上を移動することで前記ペダルが交互往復運動を行うことを特徴とする請求項1に記載の電動アシスト車両。 - 少なくともいずれか一方が一対であるとともに、一方を方向陀輪、他方を駆動輪とする前輪および後輪と、
搭乗者が意図する進行方向を前記方向陀輪となる前輪または後輪のいずれかへ伝えるハンドルと、
前記搭乗者が乗る着座シートと、
前記搭乗者が左右各々の足で交互に踏み込むことで人力踏力を入力する一対のペダルと、
この一対のペダルから入力した前記人力踏力を人力駆動力へと変換し、変換した人力駆動力を前記駆動輪へと伝える副駆動力伝達部へと出力する人力駆動部と、
前記人力駆動部で得た人力駆動力から補助できる補助駆動力を演算する補助駆動力演算部と、
前記演算結果に基づき発生させた補助駆動力を直接前記駆動輪に伝達する補助動力部と、
少なくとも前記前輪および後輪と、前記ハンドルと、前記着座シートと、前記人力駆動部とを支持するフレームを具備し、
前記人力駆動部は、
前記一対のペダル各々と接続するクランクアームと、
前記一対のクランクアームの反ペダル接続端を連絡するクランク軸と、
前記一対のクランクアームを連絡するベルトと、
前記クランク軸よりも上方で、かつ、前記フレームに対して回動自在に軸支されたペダルプーリとを有し、
前記ベルトが前記ペダルプーリ上を移動することにより前記ペダルが前記クランク軸を回転中心とした交互往復運動を行い、かつ、前記クランクアームと前記クランク軸との接続部に一方向動力伝達手段を設けることで前記クランク軸が所定の回転方向のみの回転力を得るとともに、
前記クランク軸を支持する軸受け部と、
この軸受け部内に前記クランク軸の変化量を検出する変化量読取り手段とを設け、
この変化量読取り手段にて読み取った前記クランク軸の変化量に基づいて、前記補助駆動力演算部に人力駆動力を伝える人力駆動力検出部と、
前記ペダルプーリを一端に、他端に入力側傘歯車を設けた入力軸と、
一端に前記入力側傘歯車と対向する出力側傘歯車を有し、他端に前記駆動輪を連絡する車軸へと前記人力駆動力を伝達する出力軸と、
前記入力側傘歯車と前記出力側傘歯車との間に各々の歯が噛み合うように取り付けた差動歯車と、
この差動歯車の軸心に前記差動歯車の回転を支持する差動歯車軸と、
前記入力側傘歯車と前記出力側傘歯車と前記差動歯車とを内蔵するように差動歯車箱とを設け、
前記差動歯車箱に対して前記入力軸と前記出力軸と前記差動歯車軸とを各々一方向動力伝達手段を介して支持する差動歯車部とを備え、
前記ペダルに加えられた人力踏力は、前記差動歯車部を介して変換された人力駆動力として前記副駆動力伝達部へと伝達されるとともに、
前記変化量読取り手段にて読み取った前記クランク軸の変化量に基づいて、前記補助駆動力演算部に人力駆動力を伝えることを特徴とする電動アシスト車両。 - 前記変化量読取り手段を、前記軸受け部内に換えて前記差動歯車箱内に設け、かつ、前記クランク軸に換えて前記出力軸の変化量を読み取り、この出力軸の変化量に基づいて、前記補助駆動力演算部に人力駆動力を伝達することを特徴とする請求項3に記載の電動アシスト車両。
- 前記クランク軸の変化量を検出する変化量読取り手段にて読み取った検出値に基づいて、前記補助駆動力演算部で補助駆動力を算出する際、前記一方向動力伝達手段で減衰した人力駆動力を補う補正係数を加えて補正補助駆動力を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電動アシスト車両の制御方法。
- 前記出力軸の変化量を検出する変化量読取り手段にて読み取った検出値に基づいて、前記補助駆動力演算部で補助駆動力を算出する際、差動歯車部で減衰した人力駆動力を補う補正係数を加えて補正補助駆動力を算出することを特徴とする請求項4に記載の電動アシスト車両の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193832A JP2008018885A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | 電動アシスト車両とその制御方法 |
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JP2008018885A true JP2008018885A (ja) | 2008-01-31 |
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ID=39075179
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JP2006193832A Pending JP2008018885A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | 電動アシスト車両とその制御方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-07-14 JP JP2006193832A patent/JP2008018885A/ja active Pending
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