JP3089037B2 - 特定のアザシクロヘキサペプチド類の調製方法 - Google Patents

特定のアザシクロヘキサペプチド類の調製方法

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JP3089037B2 JP10501708A JP50170898A JP3089037B2 JP 3089037 B2 JP3089037 B2 JP 3089037B2 JP 10501708 A JP10501708 A JP 10501708A JP 50170898 A JP50170898 A JP 50170898A JP 3089037 B2 JP3089037 B2 JP 3089037B2
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    • C07K7/50Cyclic peptides containing at least one abnormal peptide link
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    • C07K7/56Cyclic peptides containing at least one abnormal peptide link with at least one abnormal peptide link in the ring the cyclisation not occurring through 2,4-diamino-butanoic acid

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Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 本発明は、1995年1月3日に発行された米国特許第5,
378,804号に開示された種類のある種のアザシクロヘキ
サペプチド類の改良された調製方法に関する。これらの
化合物を合成するために開示された最初の方法は、5段
階を必要とし、顕著に立体選択性又は高収率ではなかっ
た。水素化、水素化金属及び電気化学還元のような第一
級アミドの公知の還元は、ニューモカンジン(pneumoca
ndin)系に於ける他のアミド類及び官能基と適合しない
条件を強行することを必要とする。これらの還元は、異
なって置換されたアミド類の間の化学選択性が不足する
という欠点を有する。改良された3工程方法が、同時係
属出願の特許出願第08/386,618号に開示されている。し
かしながら、この方法は、約23〜25%の範囲内の最大化
学収率を有する。本明細書に開示された新規な方法は、
この化学物の類似物のより高い収率及びより容易な合成
になる。 発明の概要 本発明は、式: (式中、 R1は、CH2CH2NH2又はCH2CONH2であり、 RIは、C9〜C21アルキル、C9〜C21アルケニル、C1〜C10
アルコキシフェニル、C1〜C10アルコキシナフチル又はC
1〜C10アルコキシターフェニルであり、 RIIは、H、C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニル、(C
H22-4OH又は(CH22-4NRIVRVであり、 RIIIは、H、C1〜C4アルキルC3〜C4アルケニル、(C
H22-4OH、(CH22-4NRIVRVであるか、又はRII及びR
IIIは一緒になって、(CH2、(CH2、(CH22O
(CH2又は(CH22NH(CH2であり、 RIVは、H又はC1〜C4アルキルであり、 RVは、H又はC1〜C4アルキルであり、 Qは、N又はOである) のアザシクロヘキサペプチド類又はその医薬的に許容さ
れる酸付加塩の調製方法に関する。 本発明の方法によって調製された化合物は、真菌性感
染、特にカンジダ属、アスペルギルス属、ヒストプラス
マ属、コクシジオイデス属及びブラストミセス属によっ
て起こされるものを治療する際に有用であることが見出
された。これらはまた、AIDSによるもののような免疫低
下の患者にしばしば見出されるニューモシスティス・カ
リニによって起こされる感染の治療及び予防のために有
用であることが見出された。 本発明の方法に於いて有用である新規な中間体も開示
される。 発明の詳細な説明 本発明は、立体選択的、高収率方法による式(I)の
化合物の調製方法に関する。 明細書及び付属する請求の範囲を通して、記載した化
学式又は名称は、異性体及び混合物が存在する場合、総
ての光学異性体及び立体異性体並びにラセミ混合物を包
含するものとする。 用語「アルキル」は、直鎖、分枝鎖又は環式鎖炭化水
素基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチ
ル等を指す。 用語「シクロアルキル」は、炭素原子間の交互又は共
鳴二重結合を有しない3〜15個の炭素原子を含有するア
ルキルの種を指す。 用語「アルケニル」は、例えば、ビニル、1−プロペ
ン−2−イル、1−ブテン−4−イル、2−ブテン−4
−イル、1−ペンテン−5−イル等のような基を指す。 用語「アルコキシ」は、例えば、メトキシ、エトキ
シ、ブトキシ、ヘプトキシ、ドデシルオキシ等のような
直鎖又は分枝鎖オキシアルキル基を指す。 本発明の化合物は一般的に、一方の形が一般的に優勢
である立体異性体形の混合物として得られる。優精的に
所望の異性体を得るための条件は、熟練した技術者の通
常の技術内の手段によって調節することができる。「ノ
ーマル」形として本明細書に於いて称する好ましい立体
異性体形を有する化合物は、「C−5−orn」位にある
基が、該位置の平面より下にあるものである。名称「エ
ビ」は、「C−5−orn」位にある基がこの平面より上
にある、これらの化合物について使用した。「C−5−
orn」位は、4−ヒドロキシオルニチン成分の5−炭素
として定義される。 本発明の化合物は、約物的に許容される塩の形で投薬
することができる。用語「約物的に許容される塩」は、
全ての許容される塩を含めるように意図される。酸塩の
例は、塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、燐酸塩、ギ酸塩、酢酸
塩、トリフルオロ酢酸塩、プロピオン酸塩、マレイン酸
塩、コハク酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩等で
あり、これらは溶解性又は加水分解特性を修正するため
の剤形として使用することができ、又は徐放出性又はプ
ロドラッグ配合物中に使用することができる。本発明の
化合物の特定の官能基に依存して、本発明の化合物の医
薬的に許容される塩には、ナトリウム、カリウム、アル
ミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、亜鉛
のようなカチオンから、並びにアンモニア、エチレンジ
アミン、N−メチル−グルタミン、リシン、アルギニ
ン、オルニチン、コリン、N,N′−ジベンジルエチレン
ジアミン、クロロプロカイン、ジエタノールアミン、プ
ロカイン、N−ベンジルフェネチルアミン、ジエチルア
ミン、ピペラジン、トリ(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン及びテトラメチルアンモニウムヒドロキシドのよう
な塩基から形成されたものが含まれる。これらの塩は、
標準的な方法、例えば、遊離酸を適当な有機若しくは無
機塩基と反応させることにより又はその代わりに遊離塩
基を適当な有機若しくは無機酸と反応させることにより
調製することができる。 また、酸基(−COOH)又はアルコール基が存在する場
合に、薬物的に許容されるエステル、例えば、メチルエ
ステル、エチルエステル、ブチルエステル、酢酸エステ
ル、マレイン酸エステル、ピバロイルオキシメチルエス
テル等並びに徐放出性又はプロドラッグ配合物として使
用するために溶解性又は加水分解特性を修正するために
当該技術分野で公知のこれらのエステルを使用すること
ができる。 好ましい態様に於いて、本発明の方法は、式: の化合物IIを、フェニルボロン酸と反応させて、式: の化合物IIIを得る工程、化合物IIIを続いてアミンに還
元し、次いで加水分解して、式: の化合物IVを得る工程、化合物IVを、フェニルチオ基の
置換により、式: の化合物Vを経て化合物Iに立体選択的に転化する工程
からなる。 別の態様に於いて、本発明の方法は、式: の化合物IIをチオフェノールと反応させて、式: の化合物VIを得る工程、続いて化合物VIをフェニルボロ
ン酸と反応させて、式: の化合物III aを得る工程、化合物III aを続いてアミン
に還元し、次いで加水分解して、式: の化合物Vを得る工程、化合物Vをフェニルチオ基の置
換によって化合物Iに立体選択的に転化する工程からな
る。 化合物II(但し、R1はジメチルトリデシルである)
は、米国特許第5,202,309号(これは参照してここに組
み込まれる)に開示され、特許請求されている。化合物
IIは、米国特許第5,021,341号(これまもた、参照して
ここに組み込まれる)に記載されているように、炭素の
主要源としてマンニトールに富んだ栄養培地中で、Zale
rionarboricola ATCC20868を培養することにて製造す
ることができる。 本発明の方法によって調製される好ましい化合物を下
記に示す。 本発明の方法によって調製される第二の好ましい化合
物を下記に示す。 本発明の方法を一層明瞭に示すために、好ましい反応
剤が示されている下記の工程に於いて、本発明を例示す
る。下記の反応図式に於いて、RIはジメチルトリデシル
である。 反応図式I 上に示すように、工程1には、化合物II及び乾燥THF
を、フェニルボロン酸、p−メトキシフェニルボロン酸
又はメタンボロン酸と反応させることによるビス(フェ
ニルボロナート)化合物(化合物III)の生成が含まれ
る。1〜10モル当量のこの酸を使用することができ、1
〜3モル当量が好ましい。 工程2には、THF又は他の適当な溶媒中の、ボランと
テトラヒドロフラン(THF)、ジメチルスルフィド、ジ
フェニルスルフィド、ジベンジルスルフィド、1,4−オ
キサチアンとの若しくはBH2Clとジメチルスルフィドと
のようなボラン錯体又はZrCl4/NaBH4若しくはTiCl4/NaB
H4のようなホウ化金属を使用して、化合物IIIをアミン
(化合物IV)に還元することが含まれる。この還元はま
た、アンモニア、ジメチルアミン、ピリジン又はピペラ
ジンとのボラン錯体を使用して行うこともできる。好ま
しい還元剤には、THF又は他の適当な溶媒中の、テトラ
ヒドロフラン(THF)、ジメチルスルフィド、ジフェニ
ルスルフィド、ジベンジルスルフィド、1,4−オキサチ
アンとのボラン錯体若しくはBH2Clとジメチルスルフィ
ドとのボラン錯体又はZrCl4/NaBH4若しくはTiCl4/NaBH4
のようなホウ化金属が含まれる。この還元によって転化
されなかった全てのアミドは、逆相クロマトグラフィー
を使用して分離される。還元に続いて、工程2にはま
た、酸水溶液による処理の間のフェニルボロナート基の
除去が含まれる。 工程3には2個の部分が含まれる。先ず第一に、フェ
ニルスルフィド含有中間体を製造するための、アセトニ
トリル及びトリフルオロ酢酸(TFA)中での化合物IVと
チオフェノールとの反応。全ての中強度酸が、良好な収
率でこの中間体を製造すると期待される。このような中
強度酸の例には、トリフルオロ酢酸、リン酸及びトリク
ロロ酢酸が含まれるが、これらに限定されない。4−メ
トキシチオフェノール、2−メルカプト−1−メチルイ
ミダゾール及び2−メルカプトベンゾイミダゾールのよ
うな他のスルフィド類を使用することができる。化合物
IIIは、希釈した反応溶液を逆相C−18カラムに適用
し、続いてメタノールによって溶離することによって抽
出される。 使用するTFAの量は、置換速度及びに環式ペプチドの
ホモチロシンセグメントに於ける望ましくないスルフィ
ドの続く生成に対して極めて重要である。アセトニトリ
ル中の約5%〜約25%のTFAが、最良の収率及び処理熟
成時間を与えることが見出された。好ましいTFA範囲
は、約7%〜約15%であることが見出された。 この工程で使用されるチオフェノールの量もまた、最
終生成物の収率に対して重要である。3〜5当量のチオ
フェノールが最良の収率を与えた。 スルフィド生成のための好ましい条件は、0℃で10%
TFA/アセトニトリル中で5当量のチオフェノールである
と決定された。これらの条件によって、固相抽出後に65
〜70%の収率になった。 工程3の第二部分には、フェニルチオ基の置換が含ま
れる。フェニルスルフィドは環境温度で純粋な(neat)
エチレンジアミン(1:3)中で反応して、95%収率で化
合物I aを与える。この反応は、約10℃〜約40℃の温度
で、約0.5〜約6.0時間で起こり得る。好ましくは、この
反応は室温で約1.5時間で起こる。この反応はまた、
水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、テト
ラヒドロフラン、トリフルオロエタノール、ジクロロエ
タン又はアセトニトリルのような適当な溶媒中に溶解さ
せたエチレンジアミンを使用して行うことができる。 反応図式II 上に示すように、工程1には、化合物IIとチオフェノ
ールとを、アセトニトリル及びトリフルオロ酢酸(TF
A)中で反応させて、フェニルスルフィド含有中間体を
生成させることが含まれる。全ての中強度酸が、良好な
収率でこの中間体を製造すると期待される。このような
中強度酸の例には、トリフルオロ酢酸、リン酸及びトリ
クロロ酢酸が含まれるが、これらに限定されない。4−
メトキシチオフェノール、2−メルカプト−1−メチル
イミダゾール及び2−メルカプトベンゾイミダゾールの
ような他のスルフィド類を使用することができる。化合
物VIは、水を添加することによって沈殿させ、濾過によ
って単離する。 使用するTFAの量は、置換速度並びに環式ペプチドの
ホモチロシンセグメントに於ける望ましくないスルフィ
ドの続く生成に対して極めて重要である。アセトニトリ
ル中の約5%〜約25%のTFAが、最良の収率及び処理熟
成時間を与え、好ましいTFA範囲は約7%〜約15%であ
ることが見出された。 この工程で使用されるチオフェノールの量もまた、最
終生成物の収率に対して重要である。3〜5当量のチオ
フェノールが最良の収率を与えた。 スルフィド生成のための好ましい条件は、0℃で10%
TFA/アセトニトリル中で5当量のチオフェノールである
と決定された。これらの条件によって、固相抽出後に65
〜70%の収率になった。 工程2には、THF中でフェニルボロン酸、p−メトキ
シフェニルボロン酸又はメタンボロン酸と反応させるこ
とによるフェニルスルフィド含有中間体の誘導化が含ま
れる。1〜10モル当量のこの酸を使用することができ、
1〜3モル当量が好ましい。 工程3には、THF又は他の適当な溶媒中の、ボランと
テトラヒドロフラン(THF)、ジメチルスルフィド、ジ
フェニルスルフィド、ジベンジルスルフィド、1,4−オ
キサチアンとの若しくはBH2Clとジメチルスルフィドと
のようなボラン錯体又はZrCl4/NaBH4若しくはTiCl4/NaB
H4のようなホウ化金属を使用して、化合物III aをアミ
ン(化合物V)に還元することが含まれる。この還元は
また、アンモニア、ジメチルアミン、ピリジン又はピペ
ラジンとのボラン錯体を使用して行うこともできる。好
ましい還元剤には、THF又は他の適当な溶媒中の、テト
ラヒドロフラン(THF)、ジメチルスルフィド、ジフェ
ニルスルフィド、ジベンジルスルフィド、1,4−オキサ
チアンとのボラン錯体若しくはBH2Clとジメチルスルフ
ィドとのボラン錯体又はZrCl4/NaBH4若しくはTiCl4/NaB
H4のようなホウ化金属が含まれる。この還元によって転
化されなかった全てのアミドは、逆相クロマトグラフィ
ーを使用して分離される。 工程3にはまた、酸水溶液による処理の間のフェニル
ボロナート基の除去が含まれる。 最後に、工程4には、フェニルチオ基の置換が含まれ
る。フェニルスルフィドは環境温度で純粋なエチレンジ
アミン(1:3)中で反応して、95%収率で化合物I aが得
られる。この反応は、約10℃〜約40℃の温度で、約0.5
〜約6.0時間で起り得る。好ましくは、この反応は室温
で約1.5時間で起こる。この反応はまた、水、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、テトラヒドロフラ
ン、トリフルオロエタノール、ジクロロエタン又はアセ
トニトリルのような適当な溶媒中に溶解させたエチレン
ジアミンを使用して行うことができる。 化合物III、III a、V及びVIは、本発明の方法で有用
である新規な中間体である。 本発明を、下記の実施例に於いて一層詳細に説明す
る。実施例に於いて、全ての部、調合、比及びパーセン
トは、他に示さない限り重量基準である。実施例に於い
て、RIはジメチルトリデシルであった。 実施例1 a) 化合物IIから(化合物IIIを経由する)化合物IV
の合成 化合物II(総量60g、HPLC定量52.6g、49.4ミリモル)
を、乾燥THF(1480mL)に添加した。PhB(OH)(14.5
6g、119ミリモル)をこの懸濁液に添加した。この懸濁
液を室温で熟成し、次いで加熱還流した。室温熟成及び
還流の間に、反応溶液は均質になる。還流凝縮液を、液
体/固体抽出装置内の3Aモレキュラーシーブを通過させ
て、この溶液を、化合物IIに対して水が25モル%より少
なくなるまで脱水させるようにした。この反応混合物を
環境温度にまで冷却し、490mLの乾燥THFで希釈した。上
記で調製したビス(フェニルボロナート)溶液を約−7
℃まで冷却し、BH3・S(CH3(10M、33.3mL、6.7モ
ル当量)を添加した。この反応物を−12〜0℃に維持
し、6.5時間熟成し、それからHCl水溶液(2M、140mL、2
80ミリモル)をゆっくり添加した。HPLC定量により、化
合物IVの61%収率が示された。 クエンチした溶液の一部を、水で1:5.7v/vTHF/水の溶
液にまで希釈した。この溶液を逆相C−18吸着剤の中圧
液体クロマトグラフィーカラムにローディングさせた。
ローディングの後、1:4v/vアセトニトリル/水、次いで
1:3v/vアセトニトリル/水の溶液で、化合物IVを溶離さ
せた。 リッチカット(rich cuts)(>80HPLC面積%)を一
緒にし、水で1:7.3v/vアセトニトリル/水の溶液にまで
希釈した。この混合物を上記と同じカラムにローディン
グさせ、このカラムをメタノールで溶離した。リッチカ
ット画分(>80HPLC面積%)を一緒にし、濃縮して、ク
ロマトグラフィー及び単離についての化合物IVの88〜92
%の典型的な回収を得た。 b) フェニルスルフィド(化合物V)の調製 化合物IV(定量5.80g、0.00533モル)を、0.23Lの乾
燥アセトニトリルに添加し、−5℃まで冷却し、この時
点でチオフェノール(3.10g、0.028モル)を添加した。
TFA(36g、24.5mL、0.318モル)を、反応混合物の温度
を0℃より下に維持するために、20分間かけて添加し
た。HPLC分析により、<3面積%の出発物質が示される
まで(3.75時間)、反応物を−10℃〜0℃で熟成した。
この時点で、温度を5℃より下に維持するように反応混
合物を冷却しながら、冷却した水(0.56L)をゆっくり
添加した(1時間)。トリフルオロ酢酸塩としてのα−
及びβ−フェニルスルフィド付加物の定量収量は4.82g
(71%)であった。 この溶液を工程aで記載した同じカラムにローディン
グし、カラムを水(0.57L)で洗浄し、次いで吸着した
有機化合物をメタノール(0.50L)で溶離した。リッチ
カットを回転蒸発及び静的高真空によって濃縮した。こ
れによって、無定形発泡固体として、7.20g(純度57重
量%、水5.1重量%)の粗製フェニルスルフィドトリフ
ルオロ酢酸塩が得られた。フェニルスルフィドについて
の補正した単離工程収量は、α−及びβ−アミナルジア
ステレオマーの93:7混合物として4.10g(61%)であっ
た。 c) フェニルスルフィドの化合物I aへの転化 粗製フェニルスルフィドトリフルオロメタンスルホン
酸塩(粗製8.4g、純度57重量%、0.00377モル)を、環
境温度で撹拌しながら、エチレンジアミン(24mL)に添
加した。得られた溶液を1.5時間撹拌して、置換を完結
させ、次いで氷浴冷却により温度を25℃より下に維持し
ながら、メタノール(40mL)を添加し、続いて酢酸(45
mL)を添加した。濃厚なスラリーが得られた。水(160m
L)を添加して、スラリーを溶解させ、水層を優しく振
盪させながら、ヘキサン(75mL)で抽出した。このヘキ
サン層を水(40mL)で逆抽出し、一緒にした水層を中多
孔度焼結ガラス漏斗を通して濾過し、次いで50mm直径の
C18カラムを使用し、溶離液としてアセトニトリル22%/
0.15%酢酸水溶液78%を使用する分取HPLCによって精製
した。リッチカットを凍結乾燥して、78%単離工程収率
で、4.2gの、85重量%純度の二酢酸塩としての化合物I
−Iを得た。 d) 化合物I aの結晶化 この固体(2.3g)をエタノール(25mL)中に溶解し、
次いで水(2.7mL)を添加した。この溶液を焼結ガラス
漏斗に通過させて、無関係の物質を除去した。この濾液
に、酢酸(0.14mL)を添加し、続いて酢酸エチル(14m
L)をゆっくり添加した(1.75時間)。この溶液に種晶
添加し、種晶床を1時間熟成した。残りの酢酸エチル
(32mL)を5時間かけて添加し、更に1時間熟成した。
結晶性固体を焼結ガラス漏斗上に捕集し、エタノール/
酢酸エチル/水(それぞれ、6mL/9mL/0.5mL)の溶液で
洗浄した。この湿潤ケーキを窒素流で乾燥して、1.91g
(定量1.75g、回収88%)の化合物I aの二酢酸塩を得
た。 実施例2 a) フェニルスルフィド(化合物VI)の調製 化合物II(定量2.48kg、2.33モル)を、78Lの乾燥ア
セトニトリルに添加し、−8℃まで冷却し、この時点で
チオフェノール(1.08kg、9.8モル)を添加した。TFA
(12.8kg、8.65L、112モル)を、反応混合物の温度を0
℃より下に維持するために、30分間かけて添加した。HP
LC分析により、<3面積%の出発物質が示されるまで
(5時間)、反応物を−13℃〜0℃で熟成した。この時
点で、温度を5℃より下に維持するように反応混合物を
冷却しながら、冷却した水(35L)をゆっくり添加し
た。水添加の間に、生成物VIが沈殿する。混合物を1:3v
/vアセトニトリル/水に調節するために、追加の水を添
加した。固体を濾過によって取り出し、濾過のpHが>pH
5になるまで1:3v/vアセトニトリル/水で洗浄した。こ
の固体を窒素流の下で乾燥させた。トリフルオロ酢酸塩
としての化合物VIの定量収量は2.03kg(76%)であっ
た。 b) 化合物VIから(化合物III aを経由する)化合物
Vの合成 化合物VI(定量922g、0.94モル)を、乾燥THF(44L)
に添加した。PhB(OH)(119g、0.98ミリモル)をこ
の懸濁液に添加した。この懸濁液を室温で12時間熟成
し、次いで還流するまで加熱した。還流凝縮液を、液体
/固体抽出装置内の3Aモレキュラーシーブを通過させ
て、この溶液を、化合物VIに対して水が25モル%より少
なくなるまで乾燥させるようにした。この反応混合物を
冷却し、追加の乾燥THFを添加して、最初の体積まで混
合物を再構成させた。この混合物を<−4℃まで冷却し
た。生のBH3・SMe2(494g、6.51モル)を15分間かけて
添加し、この反応混合物を−4〜0℃に維持した。反応
の進行を、<30%の出発物質が残り、反応熟成の終わり
を示すまで(9時間)、HPLCによってモニターした。 この混合物を−10℃まで冷却し、2N HCl(2.98L)で
ゆっくりクエンチした。塩酸塩としての化合物Vの定量
収量は573g(61%)であった。 クエンチした溶液を、1:3.76v/vTHF/水にまで希釈
し、RP−C−18吸着剤(16.8kg)の中圧カラムにローデ
ィングさせた。ローディングの後、1:2.64v/vアセトニ
トリル/水、次いで1:2.45v/vアセトニトリル/水で、
カラムを溶離した。リッチカット(>80HPLC面積%)を
一緒にして、90%収率の化合物Vを得た。 一緒にしたリッチカットを、水で1:2v/vアセトニトリ
ル/水の溶液にまで希釈した。この混合物を、同様サイ
ズ減少バッチの希釈したリッチカットと一緒にし、上記
と同じカラムにローディングさせた。所望の化合物Vを
メタノールで溶離させた。リッチカット画分(>80面積
%)を一緒にし、回転蒸発によって濃縮して、98%回収
率の化合物Vを得た。 実施例1c及び1dに前記したようにして、化合物Vを化
合物I aに転化した。
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:6 配列の型:アミノ酸 鎖の数:不明 トポロジー:環状 配列の種類:ペプチド 配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベリツク,ケビン・エム アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカ ーン・アベニユー・126 (56)参考文献 特開 平6−321986(JP,A) 国際公開96/8267(WO,A1) 国際公開96/13272(WO,A1) 国際公開96/24613(WO,A1) 国際公開97/39763(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07K 7/56 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: (式中、 R1は、CH2CH2NH2又はCH2CONH2であり、 RIは、C9〜C21アルキル、C9〜C21アルケニル、C1〜C10
    アルコキシフェニル、C1〜C10アルコキシナフチル又はC
    1〜C10アルコキシターフェニルであり、 RIIは、H、C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニル、(C
    H22-4OH又は(CH22-4NRIVRVであり、 RIIIは、H、C1〜C4アルキルC3〜C4アルケニル、(C
    H22-4OH、(CH22-4NRIVRVであるか、又はRII及びR
    IIIは一緒になって、(CH2、(CH2、(CH22O
    (CH2又は(CH22NH(CH2であり、 RIVは、H又はC1〜C4アルキルであり、 RVは、H又はC1〜C4アルキルであり、 Qは、N又はOである) のアザシクロヘキサペプチド化合物又はその医薬的に許
    容される酸付加塩の調製方法であって、 a)式: の化合物IIを、フェニルボロン酸、p−メトキシフェニ
    ルボロン酸又はメタンボロン酸と反応させて、式: の化合物IIIを得る工程、 b)化合物IIIを続いてアミンに還元し、次いで加水分
    解して、式: の化合物IVを得る工程、 c)化合物IVを、適当な溶媒中でチオフェノールと反応
    させて、式: の化合物Vを得、これをフェニルチオ基の置換によって
    化合物Iに立体選択的に転化する工程 を含んでなる方法。
  2. 【請求項2】工程(b)に於ける還元を、ボラン錯体又
    はホウ化金属を使用して行う、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】ホウ化金属が、ZrCl4/NaBH4又はTiCl4/NaB
    H4であり、ボラン錯体が、ジメチルスルフィド、ジベン
    ジルスルフィド、ジフェニルスルフィド、THF若しくは
    1,4−オキサチアンで錯化されたボラン又はジメチルス
    ルフィドで錯化されたBH2Clである、請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】工程(c)に於ける適当な溶媒がアセトニ
    トリルである、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】フェニルチオ基の置換が、約10℃〜約40℃
    の温度で、純粋なエチレンジアミン中で又は適当な溶媒
    中に溶解されたエチレンジアミンで起こる、請求項1に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】適当な溶媒が、水、メタノール、エタノー
    ル、テトラヒドロフラン、イソプロパノール、トリフル
    オロエタノール、アセトニトリル又はジクロロメタンか
    ら選択される、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】式: (式中、 R1は、CH2CH2NH2又はCH2CONH2であり、 RIは、C9〜C21アルキル、C9〜C21アルケニル、C1〜C10
    アルコキシフェニル、C1〜C10アルコキシナフチル又はC
    1〜C10アルコキシターフェニルであり、 RIIは、H、C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニル、(C
    H22-4OH又は(CH22-4NRIVRVであり、 RIIIは、H、C1〜C4アルキルC3〜C4アルケニル、(C
    H22-4OH、(CH22-4NRIVRVであるか、又はRII及びR
    IIIは一緒になって、(CH2、(CH2、(CH22O
    (CH2又は(CH22NH(CH2であり、 RIVは、H又はC1〜C4アルキルであり、 RVは、H又はC1〜C4アルキルである) のアザシクロヘキサペプチド化合物又はその医薬的に許
    容される酸付加塩の調製方法であって、 a)式: の化合物IIをチオフェノールと反応させて、式: の化合物VIを得る工程、 b)続いて化合物VIをフェニルボロン酸、p−メトキシ
    フェニルボロン酸又はメタンボロン酸と反応させて、
    式: の化合物III aを得る工程、 c)化合物III aを続いてアミンに還元し、次いで加水
    分解して、式: の化合物Vを得る工程、 d)化合物Vをフェニルチオ基の置換によって化合物I
    に立体選択的に転化する工程 を含んでなる方法。
  8. 【請求項8】工程(c)に於ける還元を、ボラン錯体又
    はホウ化金属を使用して行う、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】ホウ化金属が、ZrCl4/NaBH4又はTiCl4/NaB
    H4であり、ボラン錯体が、ジメチルスルフィド、ジベン
    ジルスルフィド、ジフェニルスルフィド、THF若しくは
    1,4−オキサチアンで錯化されたボラン又はジメチルス
    ルフィドで錯化されたBH2Clである、請求項8に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】化合物IIを、適当な溶媒中でのチオフェ
    ノールとの反応によってフェニルスルフィドに転化す
    る、請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】適当な溶媒がアセトニトリルである、請
    求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】フェニルチオ基の置換が、約10℃〜約40
    ℃の温度で、純粋なエチレンジアミン中で又は適当な溶
    媒中に溶解されたエチレンジアミンで起こる、請求項7
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】適当な溶媒が、水、メタノール、エタノ
    ール、テトラヒドロフラン、イソプロパノール、トリフ
    ルオロエタノール、アセトニトリル又はジクロロメタン
    から選択される、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】式: の化合物又はその医薬的に許容される塩が調製される、
    請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】式: の化合物又はその医薬的に許容される塩が調製される、
    請求項7に記載の方法。
  16. 【請求項16】式: の化合物又はその医薬的に許容される塩が調製される、
    請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】式: (式中、RIは、C9〜C21アルキル、C9〜C21アルケニル、
    C1〜C10アルコキシフェニル、C1〜C10アルコキシナフチ
    ル又はC1〜C10アルコキシターフェニルである) の化合物。
  18. 【請求項18】式: (式中、RIは、C9〜C21アルキル、C9〜C21アルケニル、
    C1〜C10アルコキシフェニル、C1〜C10アルコキシナフチ
    ル又はC1〜C10アルコキシターフェニルである) の化合物。
  19. 【請求項19】式: (式中、RIは、C9〜C21アルキル、C9〜C21アルケニル、
    C1〜C10アルコキシフェニル、C1〜C10アルコキシナフチ
    ル又はC1〜C10アルコキシターフェニルである) の化合物。
  20. 【請求項20】式: (式中、RIは、C9〜C21アルキル、C9〜C21アルケニル、
    C1〜C10アルコキシフェニル、C1〜C10アルコキシナフチ
    ル又はC1〜C10アルコキシターフェニルである) の化合物。
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