JPH10500141A - シクロヘキサペプチジルリポペプチドの側鎖誘導体の改良製造方法 - Google Patents

シクロヘキサペプチジルリポペプチドの側鎖誘導体の改良製造方法

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JPH10500141A JP8508206A JP50820696A JPH10500141A JP H10500141 A JPH10500141 A JP H10500141A JP 8508206 A JP8508206 A JP 8508206A JP 50820696 A JP50820696 A JP 50820696A JP H10500141 A JPH10500141 A JP H10500141A
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    • Y10S930/27Cyclic peptide or cyclic protein

Abstract

(57)【要約】 以下の式:配列番号1(R1は詳しく定義されている)

Description

【発明の詳細な説明】 シクロヘキサペプチジルリポペプチドの 側鎖誘導体の改良製造方法 発明の背景 本発明はある特定のアミン含有シクロヘキサペプチジルリポペプチドの側鎖誘 導体の改良製造方法に関する。これらの側鎖は、以下の式(配列番号1)によっ て表されるシクロヘキサペプチドの1−[ヒドロキシオルニチン]残基のα−ア ミノ−窒素に結合している。 (R1は本明細書で後に詳しく定義される) 以前、これらのアミン含有リポペプチドの側鎖誘導体は、脱 アシル化−再アシル化工程、次に3−ヒドロキシグルタミン残基の3−ヒドロキ シオルニチン残基への化学変換により製造されてきた。しかし、このスキームで の収率は非常に低く、各誘導体毎に最適化を必要とする。 それ故、高収率で側鎖誘導体を製造するための改良方法を提供することが本発 明の目的である。発明の詳細な説明 本発明によれば、以下の式(配列番号1)により表されるある特定のアミン含 有シクロヘキサペプチド類が以下に記載する新規方法により良好でより再現性の ある収率で得ることができることが知見された。 [式中、 R1は、C9-21アルキル、C9−C21アルケニル、C1−C10アルコキシフェニ ル、C1−C10アルコキシナフチル、又は (ここで、RaはC1−C10アルキル又は(CH2qNRbcであり、 RbとRcは独立にH、C1−C10アルキルであるか、又はRbとRcはN原子と一 緒になって であり、 RdはC1−C16アルキル、フェニル又はベンジルであり、 pは1又は2であり、qは2、3又は4である)である」。 本発明の方法は、(a)以下の式を有するシクロヘキサペプチドを 脱水剤、還元剤、エーテル化剤と順次反応させて、以下の式を有するアミノアル キルエーテル誘導体を得、 (b)上記エーテル誘導体を脱アシル化して、以下の式を有す る化合物を得、 (c)優先的に3つのアミノ基のうち2つを、適切な保護基と反応させて保護し 、以下の式を有する化合物を得、 (d)未保護のアミノ基を、適切な活性化エステルと反応させて再アシル化し、 以下の式を有する化合物を得、次いで (e)保護されたアミノ基を脱保護し、以下の式を有する化合物を得ること、 からなる。 本発明の方法を、以下のスキームIでより詳細に説明する。 特記しない限り、以下の定義の用語を使用して、本明細書で本発明を記述する 。 “アルキル”という用語は、特記しない限り、1〜30個の炭素原子を含む一 価のアルカン(炭化水素)由来の基を指す。アルキルは直鎖、分岐鎖、環状鎖で ありうる。好適なアルキル基にはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ チル、t−ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルが含まれる。置換されると きには、アルキル基は、結合に利用できる任意の位置で最大3個の置換基で置換 されうる。アルキル基がアルキル基で置換されるというときは、そのアルキル基 は“分岐アルキル基”とも言われる。アルキル基は結合しうる任意の位置で置換 されることができる。“アルコキシ”のアルキル部分はまた上記のように定義さ れる。 シクロアルキルは、炭素原子間で交互二重結合即ち共鳴二重結合のない3〜5 個の炭素原子を含むアルキルであり、1〜4個の環が融合していてもよい。好適 なシクロアルキル基はシクロペンチルとシクロヘキシルである。 アルコキシはC1−C4アルキル−O−(アルキル基は任意に置換されている)を 指す。 米国特許第 5,202,309 号に記載され、その製造が米国特許第 5,194,377 号に 開示されている化合物Aを、初めに脱水剤と反応させ、次に還元剤で還元し、次 いでエーテル化して、化合物Bを得る。 カルボキサミド基の脱水は優先的に塩化シアヌルを用いて行う。塩化シアヌル の代わりに使用できる他の試薬は、無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、五酸化リ ンなどの無水物;塩化オキサリル、オキシ塩化リン、塩化チオニル、塩化p−ト ルエンスルホニル、クロロスルホニルイソシアナートなどの酸塩化物;五塩化リ ン、トリフェニルホスフィン/四塩化炭素、トリフェニルホスホニウムジトリフ ラート、二塩化トリフェニルホスホニウムなどのホスホニウム試薬;ジシクロヘ キシルカルボジイミドなどのカルボジイミド;塩化アルミニウム、四塩化チタニ ウム、水酸化エチル(カルボキシスルファモイル)トリエチルアンモニウム又は 内部塩などの他の脱水剤である。 ジメチルホルムアミド(DMF)などの溶媒中で反応を行う。使用できる他の 溶媒にはピリジン、コリジン、他の弱塩基性溶媒などがある。 化合物Aと脱水剤の相対量は変わるが、一般的には脱水剤を 過剰に使用する。脱水剤を約1.5〜15当量使用する。 還元剤は、結果として生成されるニトリル中間体を還元するために使用される 。この還元を、化学還元又は接触還元を用いて行うことができる。化学還元を用 いる場合には、水素化物又は水素化物の組合せが有用であることが知見された。 アルコール性溶媒中でホウ水素化ナトリウムに塩化第一コバルトを併用するこ とが特に有用であることが知見された。試薬のこの組合せを使用する場合、ニト リル1モル当り、ホウ水素化ナトリウム約5〜50モル当量、塩化第一コバルト 約2〜10モル当量を使用する。 ラネーニッケル、シアノホウ水素化ナトリウム、水素化アルミニウム、ジボラ ン、水素化ジイソブチルアルミニウムなどの他の水素化物還元剤も使用できる。 しばしばこれらの還元剤は、ホウ水素化ナトリウムと塩化第一コバルトの現在の 組合せにおけるように塩化第一コバルト又は塩化アルミニウムなどのルイス酸と 組合せて使用される。 接触水素化も炭素担持パラジウム、酸化白金、アルミナ担持ロジウムを含む多 数の触媒上で行うことができる。Pd/C触媒上の低圧接触還元は特に好適であ る。 それらの試薬に依存する代表的溶媒にはアルコール、特にメタノールとエタノ ール、ジメチルホルムアミド、ピリジン、テトラヒドロフラン又は他のエーテル が含まれる。 これらの工程の後、OH基を、塩としてアミノアルコールと反応させ、化合物 Bを得る。 化合物Bを、Actinoplanes utahensis のデアシラーゼ又はPseudomonas acido vorans のデアシラーゼなどの微生物の脱アシル化剤を使用して脱アシル化させ ることができ、化合物Cを得る。以下の式を有する化合物Cは、本発明の方法に 必須の新規中間体である。 化合物Cを、Biogel P2及び更に逆相C18カラムクロ マトグラフィーを使用するHPLCを用いる処理により更に精製できる。 3つの反応性アミン基を有する化合物Cを、適切な保護基との反応によって選 択的に保護できる。通常の保護基が使用されるが、カルボベンジルオキシ基(C Bz)が好適である。他の基には塩基性条件下で除去可能なカルバミン酸フルオ レニルメチル(Fmoc)及び酸性条件下で除去可能なカルバミン酸t−ブチル (t−BOC)が含まれる。3つの反応性アミンを選択的に保護する基はいずれ も使用できる。 保護反応を行うのに溶媒を使用する。適切な溶媒には、トリエチルアミン、D MF、アセトニトリル、ピリジン、又はn−メチルピロリジノンがある。典型的 には、この反応を約−20〜25℃の温度で約0.5〜12時間行う。 化合物Dは、0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)を含むCH3CN/H2Oを 使用するフラッシュクロマトグラフィーにより純粋なものとして単離できる。 その後、二置換オルニチン残基のTFA塩として化合物Dを、未保護アミン基 で、定義されたR1基で1〜10当量の活性化エステルとの反応により再アシル 化させることができ、化合物 Eを生成できる。活性化エステルは、当業者にアミン基をアシル化すると知られ ているものである。このようなエステルにはフェニル、p−ニトロフェニル、ペ ンタフルオロフェニル、ペンタクロロフェニル、N−ヒドロキシスクシンイミド 、3,5−ジクロロフェニル、チオフェニル、2−チオピリジルなどが含まれる 。アシル化剤は活性化エステルに限らない。使用できる反応性アシル化剤の他の 型には酸塩化物、酸無水物、オルトエステルが含まれる。 典型的には、再アシル化は温度約25〜60℃で約1〜72時間、DMF、N −メチルピロリジノン、テトラヒドロフラン、ピリジン、トリエチルアミン又は このような溶媒の組合せなどの適切な溶媒中で行われる。生成物は、C8又はC1 8 逆相カラムを使用するフラッシュクロマトグラフィー又はHPLCにより更に 精製される。2つの保護アミンは活性化エステルで攻撃されないで、反応は二置 換オルニチン残基のα−アミノ−窒素でだけ起こる。 化合物Dを必ずしも単離する必要がない。あるいはR1側鎖基を、化合物Dが 生成される反応において直接化合物Eを得るように導入することができる。アシ ル化は、温度約25〜60℃ で、化合物Dを含む反応混合液に直接活性化エステルを加えて、約1〜72時間 撹拌して達成されることができる。アシル化条件と化合物Eの精製は上述し、化 合物Dが最初に単離されようと生成後反応容器で直接アシル化されようとどちら でも適用できる。 次に化合物Eを、保護基を除去するために脱保護する。カルボベンジルオキシ 基(CBz)は、10%Pd/Cの存在下低圧水素化により除去できる。水素化 は、0.1%TFAを含むアセトニトリル/水溶媒系を用いる分析HPLCでモ ニターされる。反応が実質的に終わったときに、反応混合液を濾過し、触媒を除 去し、濾液を真空濃縮又は凍結乾燥し、生成物を分取HPLCを用いて精製する 。Fmoc又はt−BOCなどの他の保護基は、それぞれ塩基又は酸処理、ある いは当業者公知の他の方法で除去できる。 本発明の方法により製造される化合物は、抗生物質、特に抗真菌剤又は抗原生 動物剤として有用である。抗真菌剤として、本発明の方法により製造される化合 物は糸状菌及び酵母両方の防除に有用である。それらは特に、哺乳動物での真菌 感染、特にCandida 種(C.albicansC.tropicalisC.pseudotropicalis など)、Cryptococcus 種(C.neoformans など)、Aspegillus種(A.fumigatusA.flavusA.nigerなど)によって引き起こされる感染の治療のために使用に 適している。本発明の方法により製造される化合物はまた、免疫低下患者が特に かかりやすいPneumocystis carinii肺炎の治療及び/又は予防に有用である。 以下の実施例で本発明を説明するが、本明細書に記載した本発明を限定するも のと解釈されるべきではない。実施例1 A.脱アシル化酵素の調製 Luria-Bertani 培地寒天スラント上に維持されたP.acidovorans ATCC53942 を 使用し脱アシル化酵素を生産させた。 250ml容フラスコ中の Luria-Bertani培地50mlに一白金耳の細菌を植 菌してシード培養物を調製し、培養物を27℃で約24時間、一定の振盪をしな がらインキュベートした。撹拌発酵槽中の Luria-Bertani培地15lにシード培 養物30mlを植菌し、28℃で20〜24時間、撹拌400rpm、通気7. 5l/分でインキュベートして脱アシル化用細胞を生育させた。細胞を50mM リン酸カリウム緩衝液pH7.5で洗浄し、同緩衝液約41に再懸濁させた。脱 アシル化酵素を得るために懸濁液を37℃に平衡化させた。B.化合物Bの脱アシル化 上記懸濁液2lを使用して化合物B3.5gを脱アシル化した。化合物B3. 5gを蒸留水約900mlに溶解させ、37℃に保たれ、通気なしで約300r pmで撹拌したP.acidovoransの懸濁液2lに1時間かけてゆっくりと加えた。 24時間後、脱アシル化混合物から遠心分離でP.acidovorans 細胞を除去し て、上清1.8lを集めた。C.化合物Cの単離 化合物Cの精製に際し、まず10%トリフルオロ酢酸水溶液45mlを上記で 得られた上清900mlに加えた。溶液を濾過し、粒子状物質を除去し、それか ら逆相クロマトグラフィーで精製した(DELTA PAK C−18,45× 300mm、0.1%トリフルオロ酢酸を含む100%水を充填したラジアルパ ックカラム、50ml/分、λ=230nm)。分析用HPLC(ZORBAX RXーC18、2.5%アセトニトリル水溶液/0.1%トリフルオロ酢酸、 1ml/分、λ=210nm)で測定した適切な分画をプールし、凍結乾燥した 。上清の残りの900mlを同じように精製し、最初の精製からの物質と一緒に し合計1.3gの脱アシル化リポペプチドを得た。FAB−MS(M+H)m/ z856;1H NMR(400MHZ、CD3OD)δ 7.12(d),6.77(d),5.23 (d),5.02(d),3.17(m),3.05(t),1.29(d)。実施例2 無水N,N−ジメチルホルムアミド中の実施例1からの核生成物(nucleus)( 33.1mg,0.0276mmol)と4−ニトロフェニル炭酸ベンジル(1 5.1mg,0.0553mmol)の溶液に、トリエチルアミン(23.1μ l,0.166mmol)を加えた。反応混合物を1時間撹拌し、その後H2O (4ml)で希釈した。得られた水溶液を5%のステップグラジエントの10− 35%CH3CN/H2O(0.1%CF3COOH)で溶出するC18−フラッ シュクロマトグラフィーにかけた後、分析用HPLC(Z orbax RX−C18 、 25%アセトニトリル/H2O(0.1%CF3COOH)、1.5ml/分、2 77nmでのUV検出)で測定した生成物含有分画を凍結乾燥し、選択的に保護 された核生成物を得た。FAB−MS(Li)m/z1130.1,1124. 1;1H NMR(400MHZ、CD3OD)δ1.28(d),3.21(t),3.51(m),5.0 8(s),6.76(d),7.12(d),7.31(m)。実施例3 工程A:6−オクチルオキシ−2−ナフトエ酸ペンタフルオロフェニル 0℃の酢酸エチル(25ml)中の6−オクチルオキシ−2−ナフトエ酸(3 .15g,10.5mmol)とジシクロヘキシルカルボジイミドの懸濁液にペ ンタフルオロフェノール(2.12g,11.5mmol)を加えた。混合物を 25℃で18時間撹拌した。沈殿を濾過により除去した。濾液を水(2×150 ml)、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水した。酢酸エチルを真空除 去し、6−オクチルオキシ−2−ナフトエ酸ペンタフルオロフェニル5.4gを 固体として得た。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ0.88(t,3H,J=6.9Hz),4 .10(t,2H,J=6.6Hz),7.16(d,1H),7.21(d,1H),7.80(d,1H),7.87(d,1H),8.08(dd,1H ),8.69(d,1H)。工程B:結合した核生成物の製造 工程Aで記述したように製造した6−オクチルオキシ−2−ナフトエ酸ペンタ フルオロフェニル(20.5mg,0.044mmol)を、無水N,N−ジメ チルホルムアミド(2.1ml)中の実施例2からの保護された核生成物(45 mg,0.040mmol)の溶液に加えた。得られた溶液を室温で22 時間撹拌した。水(8ml)で希釈して不均質な混合物を得た。混合物を10% のステップグラジエントの30−100%CH3CN/H2Oで溶出するC18− フラッシュクロマトグラフィーにかけた後、分析用HPLC(Zorbax R XーC18、70%CH3CN/H2O(0.1%CF3COOH)、1.5ml /分、210nmでのUV検出)で測定した生成物含有分画を凍結乾燥し、上記 化合物19mgを無定形固体として得た。1H NMR(400MHZ、CD3O D)δ0.90(t,3H,J=7.0Hz),1.21(d,3H,J=5.8Hz),1.53(m,2H),1.66(m,1 H),2.43(dd,1H,J=7.0,13.2Hz),3.39(m,1H),3.51(m,1H),3.60(m,1H), 3.81(m,3H),3.97(dd,1H,J=3.0,11.2Hz),4.10(t,2H,J=6.4Hz),4.17(m, 1H),4.56(m,3H),5.30(dd,1H,J=1.6,9.3),6.75(d,2H,J=8.6Hz),7.23(m ),7.67(m),7.86(dd,1H,J=1.7,8.7Hz),8.33(s,1H),8.38(d,1H,J=8.9Hz );FAB−MS(Li)m/z1412.0。実施例4 メタノール(4ml)と氷酢酸(0.5ml)中の実施例3からの2個のCB Z結合核生成物(19mg,0.0135mmol)の溶液を、10%Pd/C (20mg)の存在下バルーン圧で1時間水素化した。反応混合物をケイソウ土 床で濾過し、触媒を除去し、MeOHで濯いだ。濾液を真空濃縮した。残渣を5 %のステップグラジエントの10−45%CH3CN/H2O(0.1%CF3C OOH)で溶出するC18−フラッシュクロマトグラフィーにかけた後、分析用 HPLC(Zor bax RXーC18、70%CH3CN/H2O(0.1%CF3COOH)、1 .5ml/分、210nmでのUV検出)で測定した生成物含有分画を凍結乾燥 し、不純物を含む生成物9.9mgを得た。この物質を再クロマトグラフィー( Zorbax RX−C18、21.2mm×25cm,10−40%CH3C N/H2O(0.1%CF3COOH)、5%のステップグラジエント、UV検出 277nm)にかけて二置換トリフルオロ酢酸塩6.3mgを得た。水で溶出す る強アニオン交換カラム(Cl-)上での二塩酸塩形態への変換、その後の凍結 乾燥により上記生成物5.5mgを無定形固体として得た;1H NMR(400 MHZ、CD3OD)δ0.91(t,3H,J=6.9Hz),1.22(d,3H,J=6.1Hz),1.53(m ,2H),2.45(dd,1H,J=6.9,13.1Hz),3.09(t,2H,J=5.0),3.16(m,2H),3.6 5(m,1H),4.00(dd,1H,J=3.1,6.5Hz),4.12(t,2H,J=6.5Hz),5.03(d,1H, J=3.2Hz),5.28(d,1H,J=2.1Hz),6.75(d,2H,J=8.6Hz),7.12(d,2H,J=8.6H z),7.21(m,1H),7.28(d,1H,J=2.2Hz),7.84(m,3H),8.36(brs,1H);FA B−MS(Li)m/z1144.6,1083.4。実施例5 工程A:4−(n−ペントキシフェニル)−4′−ペンタフルオロフェノキシ− カルボニル−ビフェニル ステップ1:4−(4−n−ペントキシフェニル)フェニルボロン酸 窒素雰囲気下で−78℃の無水テトラヒドロフラン(20ml)中の4−(4 −n−ペントキシフェニル)ブロモベンゼン(1.0g,3.13mmol)の 懸濁液に撹拌しつつ、ヘキサン中のn−ブチルリチウム(2.5M,1.32m l,3. 30mmol)を加えた。15分後、ホウ酸トリイソプロピル(760μl,3 .30mmol)を加えた。−78℃で15分間撹拌し続け、その後25℃で4 0分間撹拌し続けた。混合物を0.5N HCl(20ml)で酸性にし、その 後エーテル(50ml)と水(40ml)の間で分配した。有機相を水(3回) 、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水した。溶媒を真空除去し、4−( 4−n−ペントキシフェニル)フェニルボロン酸(750mg)を固体として得 た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ0.89(t,3H,J=7.2Hz),1.3 8(m,4H),1.72(m,2H),3.99(t,2H,J=6.5Hz),6.99(d,2H,J=8.8Hz),7.57( d,2H,J=8.2Hz),7.60(d,2H,J=8.8Hz),7.83(d,2H,J=8.2Hz)。ステップ2:4−(4−n−ペントキシフェニル)ブロモベンゼン ジメチルスルホキシド400ml中の4−(4−ブロモフェニル)フェノール (25.5g,0.102mol)の溶液に撹拌しつつ、2.5N NaOH( 40.9ml、0.102mol)、次いで臭化n−ペンチル(12.7ml, 0.102mol)を加えた。得られた混合物を70℃で18時間加熱し た。冷却後、溶液を酢酸エチル(1000ml)と水(500ml)の間で分配 した。有機相を水(3回)、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水した。 溶媒を真空除去し、4−(4−n−ペントキシフェニル)ブロモベンゼン30. 9gを得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ0.93(t,3H,J=7.2 Hz),1.41(m,4H),1.79(m,2H),3.97(t,2H,J=6.6Hz),6.94(d,2H,J=8.8Hz ),7.39(d,2H,J=8.6Hz),7.45(d,2H,J=8.8Hz),7.51(d,2H,J=8.6Hz)。ステップ3:4−(n−ペントキシフェニル)−4′−カルボキシビフェニル エタノール(11ml)とトルエン(30ml)中の4−(4−n−ペントキ シフェニル)フェニルホロン酸(1.0g,3.52mmol)と4−ヨード安 息香酸(874mg,3.52mmol)の混合物に撹拌しつつ、炭酸ナトリウ ム水溶液(2M,5.3ml,10.6mmol)、次にテトラキス(トリフェ ニルホスフィン)パラジウム(204mg,5mol%)を加えた。反応混合物 を窒素雰囲気下18時間100℃で加熱した。冷却した混合物をpH3に酸性化 し(1N HCl)、酢酸エチルと水の間で分配した。有機相を水(3回)、ブ ライン で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、セライト床で濾過した。溶媒を真空除去 し、粗生成物を得、該生成物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーで精製 し、4−(n−ペントキシビフェニル)−4′−カルボキシビフェニル(450 mg)を得た。1H NMR(400MHZ、DMSO−d6)δ0.89(t,3H),1. 37(m,4H),1.72(m,2H),3.98(t,2H),7.01(d,2H)。ステップ4:4−(n−ペントキシフェニル)−4′−ペンタフルオロフェノキ シ−カルボニル−ビフェニル 0℃のN,N−ジメチルホルムアミド(70ml)中の4−(n−ペントキシ フェニル)−4′−カルボキシビフェニル(3.04g,8.43mmol)とジ シクロヘキシルカルボジイミド(2.28g,11.1mmol)の混合物に、 ペンタフルオロフェノール(4.08g,22.2mmol)を加えた。混合物 を25℃で18時間撹拌し、その後酢酸エチルと水の間で分配した。有機相を水 (3回)、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水した。溶媒を真空除去し 、ペンタフルオロフェニルエステル3.95gを得た。粗エステルをエーテルと ヘキサンで摩砕し、フィルターケーキを吸引−乾燥後、きれいな4−(n−ペン トキシフェニル)−4′−ペンタフルオロフェ ノキシカルボニルビフェニル0.5gを得た。1H NMR(400MHz、CD Cl3)δ0.93(t,3H),4.01(t,2H),6.98(d,2H),7.56(d,2H),7.67(d,2H) ,7.70(d,2H),7.79(d,2H),8.26(d,2H)。工程B:結合した核生成物の製造 無水N,N−ジメチルホルムアミド(3.5ml)中の実施例1からの核生成 物(103.9mg,0.087mmol)と4−ニトロフェニル炭酸ベンジル (47.4mg,0.173mmol)の溶液に撹拌しつつ、トリエチルアミン (48.4μl,0.347mmol)を加えた。反応混合物を1時間撹拌した 。工程Aで記載したように製造した4−(n−ペントキシフェニル)−4′−ペ ンタフルオロフェノキシカルボニルビフェニル(46mg,0.087mmol )を加え、撹拌を60時間続けた。水(3.5ml)で希釈すると不均質な混合 物が得られたが、該混合物はCH3OHの添加で部分的に清澄化した。生成物を 、最初に40%CH3CN/H2O、次にCH3OHで溶出するC18固相抽出に より単離した。分析用HPLC(Zorbax RXーC18、75%CH3C N/H2O(0.1%CF3COOH)、1.5ml/分、UV検出 210nm)により測定された生成物含有CH3OH分画を濃縮すると、粗のジ CBZ結合核生成物57mgを得た。メタノール(10ml)と氷酢酸(4ml )中のこの生成物の溶液を、10%Pd/C(100mg)の存在下バルーン圧 下で1.75時間水素化した。反応混合物をケイソウ土床で濾過し、触媒を除去 し、MeOHで濯いだ。濾液を真空濃縮した。残渣を、完全に可溶化するに十分 なCH3OHを含有する移動相中に負荷して分取用HPLC(Zorbax R X−C18、40%CH3CN/H2O(0.1%CF3COOH)溶出)を行い 、次いで分析用HPLC(Zorbax RX−C18、70%CH3CN/H2 O(0.1%CF3COOH)、1.5ml/分、UV検出210nm)により 測定された生成物含有分画を凍結乾燥すると、結合した脱保護核生成物30mg を無定形固体として得た。1H NMR(400MHz、CD3OD)δ0.96(t,3 H,J=7.1Hz),1.22(d,3H,J=6.1Hz),1.45(m,4H),2.45(dd,1H,J=6.8,12.7 Hz),3.11(t,2H,J=4.4),3.16(m,2H),3.67(m,1H),4.02(t,2H,J=6.5Hz) ,4.11(m,1H),5.03(d,1H,J=3.3Hz),5.28(d,1H,J=2.2Hz),6.76(d,2H,J =8.6Hz),7.01(d,2H,J=8.9Hz),7.12(d,2H,J=8.7Hz),7.60(d,2H,J=8.8Hz ),7.70(d, 2H,J=8.8Hz),7.74(d,2H,J=8.8Hz),7.80(d,2H,J=8.5Hz),7.97(d,2H,J= 8.5Hz);FAB−MS(Li)m/z 1204.5。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KR ,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK, MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,S I,SK,TJ,TM,TT,UA,US,UZ (72)発明者 ブーフアード,フランシス・エイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 ドロピンスキー,ジエイムズ・エフ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 アデフアラテイ,アキンロルー・エイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 カツズ,ジヤン・エス アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の式 [式中、 R1は、C9-C21アルキル、C9−C21アルケニル、C1−C10アルコキシフェニ ル、C1−C10アルコキシナフチル、又は (ここで、RaはC1−C10アルキル又は(CH2qNRb cであり、 RbとRcは独立にH、C1−C10アルキルであるか、又はRbとRcはN原子と一 緒になって であり、 RdはC1−C16アルキル、フェニル又はベンジルであり、 pは1又は2であり、qは2、3又は4である)である] を有するシクロペプチジルアミンの改良製造方法であって、 (a)以下の式を有するシクロヘキサペプチドを 脱水剤、還元剤、エーテル化剤と順次反応させて、以下の式を有するアミノアル キルエーテル誘導体を得、 (b)このエーテル誘導体を脱アシル化して、以下の式を有する化合物を得、 (c)優先的には3つのアミノ基のうち2つを、適切な保護基と反応させて保護 し、以下の式を有する化合物を得、 (d)未保護のアミノ基を、適切な活性化エステルと反応させて再アシル化し、 以下の式を有する化合物を得、次いで (e)保護されたアミノ基を脱保護し、以下の式を有する化合物を得ること、 からなる前記方法。 2.脱水剤が塩化シアヌルである、請求項1に記載の方法。 3.還元剤を、ホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、水素化ア ルミニウム、ジボラン、水素化ジイソブチルアルミニウムからなる群から選択す る、請求項1に記載の方法。 4.還元剤を、塩化第一コバルトと共に存在させる、請求項3に記載の方法。 5.保護基を、カルボベンジルオキシ、カルバミン酸フルオレニルメチル、カル バミン酸t−ブチルから選択する、請求項1 に記載の方法。 6.脱水剤が塩化シアヌル、還元剤がホウ水素化ナトリウムと塩化第一コバルト との組合せ、保護基がカルボベンジルオキシである、請求項1に記載の方法。 7.以下の式 を有する化合物及びその医薬的に許容可能な塩。
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