JP3079784B2 - ビデオデッキのカセット扉 - Google Patents

ビデオデッキのカセット扉

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、8ミリビデオ
デッキ等のカセット扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、8ミリビデオデッキにおけるフロ
ントローディングカセットコンパートメント(以下、カ
セコンという)のカセット扉は、カセコンのフロントパ
ネルに開口したカセット挿入口の裏面側に取り付けら
れ、蓋開閉機構によってカセット挿入口を開閉するよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
カセット扉は、カセコン内に配置する部材であるため、
カセコンの前方側にあるフロントパネルの前面と同一平
面にすることは不可能である。このため、フロントパネ
ルのカセット挿入口の開口縁部が外部から露見するので
デザイン上、外観体裁が損なわれると共に、カセット挿
入口の開口縁部に塵埃等が溜まりやすく不体裁であると
いった問題があった。
【0004】また、上述した問題を解消する対策として
カセット扉の扉厚を厚くしてフロントパネルと同一平面
にすることも考えられるが、このようにするとカセット
挿入時、カセット扉の厚みが障害となってカセコン内の
動作部品に当接してカセット扉が動作不良となるといっ
た問題がある。
【0005】一方、カセット扉にリンク機構を使用する
ことによってフロントパネルの前面と同一平面にカセッ
ト扉を設けることも可能であるが、フロントパネルとカ
セコンとの取り付け誤差によって位置ずれが生じると、
カセット扉とカセット挿入口との間にずれが生じること
となる。この結果、カセット扉とカセット挿入口との間
の隙間が不均一となって外観上の体裁が損なわれるとい
った問題がある。
【0006】本発明は、上述した問題点を解消するため
になされたもので、カセット扉がフロントパネルの前面
と同一平面にでき、かつカセット挿入口とカセット扉と
の間の隙間を均一にして外観体裁を向上できるようにし
たビデオデッキのカセット扉を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるビデオデッキのカセット扉は、駆動ア
ームの回動動作によってカセットホルダーがアンローデ
ィング位置とローディング位置とを往復移動し、上記駆
動アームの回動動作に連動して回動するカムによって扉
開閉リンクを回動操作し、フロントパネルの前面と同一
平面にカセット扉がカセット挿入口を閉止できるように
したビデオデッキのカセット扉において、カセット扉
は、扉リンクに支持されており、この扉リンクはフロン
トパネル裏面に第1の支軸によって回動可能かつカセッ
ト扉の閉止方向に第1のばね部材によりばね付勢されて
支承され、扉リンクの第2の支軸にカセット扉が回動可
能かつ第1のばね部材のばね付勢方向とは逆方向に第2
のばね部材によりばね付勢されて支承され、第1の支軸
に回動伝達部を設け、この回動伝達部に上記扉開閉リン
クを係合し、カセット扉の左右側部に、カセット挿入口
の縁部に設けたリブと当接しカセット扉の閉止時にカセ
ット挿入口に対してカセット扉が位置決めされる位置決
め片と、カセット扉の開放時にカセットコンパートメン
トに形成したカセット位置出しリブと当接しカセット扉
の位置ずれを規制し、カセットコンパートメント内にカ
セット扉が開放可能にした傾斜面とを設けたものであ
る。
【0008】
【作用】上述したように構成した本発明におけるビデオ
デッキのカセット扉は、カセット扉がカセット挿入口を
閉止している状態からカセット挿入口からカセットがカ
セットホルダーに挿入されると、カセット扉が第1のば
ね部材のばね力に抗して第1の支軸を回動中心として回
動しカセット挿入口を開放する。このとき、カセット扉
の左右側部の傾斜面がカセットコンパートメントのカセ
ット位置出しリブと接触し、傾斜面が滑ってカセット扉
を位置規制しカセットコンパートメント内へ開放させる
ことができる。カセットがカセットホルダーに挿着さ
れ、その後カセットホルダーは駆動アームの回動動作に
よってローディング位置に移動する。カセットがカセッ
ト挿入口を通過した時点でカセット扉は、第1のばね部
材のばね力により回動しカセット挿入口と同一平面に閉
止される。このとき、カセット扉の左右側部の位置決め
片がカセット挿入口の開口縁のリブと接触し、位置決め
片が滑ってカセット挿入口の中心にカセット扉が位置決
めされる。
【0009】カセットの排出は、駆動アームの回動によ
ってカセットホルダーがアンローディンク位置に移動す
る動作に連動して駆動アームのカムが扉開閉リンクを回
動し、この扉開閉リンクによって扉リンクを介してカセ
ット扉が第1の支軸を中心として第1のばね部材のばね
力に抗して開放し、カセットはカセット挿入口から排出
される。そしてカセットがカセット挿入口から完全に排
出された時点でカセット扉は第1のばね部材のばね力に
より回動しカセット挿入口を閉止する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本例のカセット扉を8ミリビデオ用カセコ
ンに適用した場合のカセコン側の一部分解斜視図を示
し、図2はカセット扉とフロントパネルの斜視図を示
す。
【0011】図1において、符号1は左右一対のカセコ
ン側板を示し、両カセコン側板1,1に駆動アーム2,
2を有する駆動輪3,3が軸4,4によって回転可能に
支承されている。両駆動輪3,3は伝達軸5に支持され
た伝達輪6,6がそれぞれ噛み合わされて連動可能であ
り、一方の駆動輪3が図示しないモータの回転を減速機
構を介して回転駆動される。両駆動アーム2,2のガイ
ド軸孔2a,2aにはカセットホルダー7から突出した
軸ピン8,8がカセコン側板1,1に形成したカギ状の
案内溝9,9を通じて支持され、駆動輪3,3の回転駆
動によって軸ピン8,8を案内溝9,9に沿って移動さ
せて上述したカセットホルダー7をアンローディング位
置とローディング位置間を移動可能に構成している。ま
た、一方の駆動輪3にはカム10を設けている。
【0012】上述した駆動輪3のカム10と対応する位
置には扉開閉リンク11の支点軸11aが図示しない側
蓋に回転可能に支承されている。この扉開閉リンク11
は先端部に歯部12と基端部にカム10と係合するカム
ホロワー13とを有し、該リンク11はコイルばね14
により矢印方向へ付勢される。
【0013】図2において、符号15はフロントパネル
であり、カセコンの前方において上シャーシ16に取付
片17をねじ18によって固定される。このフロントパ
ネル15には図示しない8ミリ用テープカセット(以
下、カセットという)が挿入及び排出されるカセット挿
入口20が形成され、このカセット挿入口20に対応し
て上述したカセコン側板1,1の前端部にカセット扉位
置決めリブ1a,1aが設けてある。カセット挿入口2
0の裏面左右部分にはリブ20a,20aを有し、ま
た、裏面下部には後述するカセット扉が係合する係止部
21,21が形成されている。
【0014】上述したフロントパネル15の裏面上部に
は一対の扉リンク22,22を備えた第1の支軸23が
軸受板24,24に回動可能に支承され、そして、扉リ
ンク22,22に設けたそれぞれの第2の支軸25にカ
セット扉26が揺動可能に支承されている。このカセッ
ト扉26はそのフロントパネル15の前面と同一平面に
カセット挿入口20を閉止している。
【0015】一方、カセット扉26は、カセット挿入口
20の閉止状態において該挿入口20に対して周囲に若
干隙間が生じるような大きさであり、上述した扉リンク
22の第2の支軸25に対してその軸方向へ多少ガタが
生じるようにされている。また、カセット扉26は、そ
の上下縁部がテーパー面26a,26aに形成されてい
ると共に、下縁部に上述したカセット挿入口20の係止
部21と係合する係止片27と、上縁部にカセット挿入
口20の上部開口縁と係合するリブ27aを設けてい
る。さらに、カセット扉26の上部の左右裏面には図3
に示すように前面に斜面28aを有する位置決め片28
を設け、また、下部左右側縁に傾斜面29,29(図2
参照)を形成してある。
【0016】このように構成したカセット扉26は、上
述した第1の支軸23に挿着した第1のばね30によっ
て扉リンク22を介して支持したカセット扉26をカセ
ット挿入口20の閉止方向へばね付勢している。また、
カセット扉26は、第2の支軸25に挿着した第2のば
ね31によって上述した第1のばね30の付勢方向と反
対方向へ付勢されている。さらに、扉リンク22には第
2のばね31によるカセット扉26の回動範囲を規制す
るストッパ32が形成してある。この第2のばね31の
ばね力は第1のばね30のばね力より小さく設定してあ
るためカセット扉26はカセット挿入口20を閉止状態
に維持している。
【0017】また、第1の支軸23の一端側には回動伝
達部となる歯部33が固定されている。この歯部33は
上述した扉開閉リンク11の歯部12と噛み合い、扉開
閉リンク11の回動力を第1の支軸23に伝達させるこ
とができる。
【0018】上述したように構成したカセット扉は、カ
セコンの上シャーシ16へフロントパネル15を取付片
17を利用して取り付ける際、実際には上シャーシ16
とフロントパネル15との組み立て精度のバラツキによ
って位置ずれし、カセコン側板1のカセット位置出しリ
ブ1aにカセット扉26が突き当たってカセット扉26
の開放が困難になることがある。しかし本発明の構成の
場合、カセット扉26の開放時にカセット扉26の傾斜
面29がカセット扉位置決めリブ1aに当接すると、傾
斜面29が滑ってカセット扉26をカセット扉位置決め
リブ1aに対して位置ずれさせることができ、この結
果、カセット扉26はカセット扉位置決めリブ1aに邪
魔されることもなくカセコン内へ開くことができる。
【0019】また、カセット扉26が閉止するとき、カ
セット挿入口20に対しカセット扉26が位置ずれした
場合でも、カセット扉26の左右方向の位置ずれは、図
5に示すように位置決め片28の斜面28aがカセット
挿入口20のリブ20aを滑ってカセット扉26をカセ
ット挿入口20の中央部分に位置決めすることができ、
これによって、カセット挿入口20に対するカセット扉
26の閉止位置を図4に示すようにカセット挿入口20
との隙間を均一化させることができる。
【0020】次に、上述したカセット扉開閉動作を図6
〜図9を参照して説明する。尚、一連の動作において符
号Cはカセットホルダーに挿着されてローディンク及び
アンローディングされるカセットを示し、カセットホル
ダーは省略する。図6はカセット扉開閉機構のアンロー
ディング状態、つまりカセット挿着待機状態であり、こ
の状態では扉開閉リンク11はコイルばね14の圧縮ば
ね力により反時計方向へ支点軸11aを中心として回動
されているので、扉開閉リンク11の歯部12と噛み合
っている第1の支軸23に固定されている歯部33は時
計方向へ回動され、従って、第1の支軸23に支持され
ている扉リンク22を介し、さらに第2の支軸25に支
承されているカセット扉26は時計方向へ回動付勢さ
れ、カセット扉26をフロントパネル15の前面と同一
平面状態でカセット挿入口20を閉止している。
【0021】さて、図6の状態からカセット扉26を押
してカセットCが挿入されると、カセット扉26は第1
の支軸23を回動支点として反時計方向へ回動しカセコ
ン内へ回動する。この際、第1の支軸23に固定した歯
部33と噛み合う扉開閉リンク11はコイルばね14の
ばね力に抗して時計方向へ回動する。かくして、カセッ
ト扉26は図7に示すように水平状態となってカセット
Cの上面と接触し、カセットCが図示しないカセットホ
ルダーに挿着される。
【0022】カセットCがカセットホルダーへの挿着状
態が完了すると、駆動輪3が図示しないモータにより回
転駆動され、駆動アーム2を時計方向へ回動してカセッ
トCを図8に示すようにローディング状態へ移動させ
る。この間、扉開閉リンク11はオーバーストローク状
態となっているため駆動輪3のカム10は扉開閉リンク
11のカムホロワー13に当接することはない(図7参
照)。また、上述した動作においてカセットCの後端が
カセット扉26を通過すると、コイルばね14の圧縮ば
ね力により扉開閉リンク11が反時計方向へ回動しその
歯部12と噛み合っている歯部33及び第1の支軸23
を介して扉リンク22と共にカセット扉26を時計方向
へ回動してカセット挿入口20を閉止させる。
【0023】一方、カセットCがローディング状態から
アンローディング状態への動作は、図8の状態から図示
しないモータが駆動輪3を回転駆動し駆動アーム2が反
時計方向へ回動してカセットCがアンローディング状態
に移動する。このアンローディング動作中において図9
に示すように駆動輪3のカム10が扉開閉リンク11の
カムホロワー13と当接して扉開閉リンク11を時計方
向へ回動させるため、扉開閉リンク11の歯部12と噛
み合う歯部33を介して第1の支軸23を回動中心とし
て扉リンク22と共にカセット扉26を反時計方向へ回
動しカセット挿入口20を開放する。このカセット扉2
6の開放状態では、扉リンク22の第2の支軸25に挿
着した第2のばね31のばね力によりカセット扉26は
反時計方向へ回動し扉リンク22のストッパ32に規制
されて傾斜状態で停止する。
【0024】続いて、上述したカセット扉26の開放状
態において駆動アーム2の回動動作によりアンローディ
ング状態のカセットCが排出方向へ移動する。ここで、
カセットCが開放状態のカセット扉26にさしかかる
と、カセットCの後端が傾斜状態のカセット扉26と当
接して該カセット扉26が押し上げられオーバーストロ
ーク状態となる。従って、カセットCがカセット挿入口
20を排出中においてはカセット扉26は水平状態でカ
セットCの上面と接触する。このとき、扉リンク22を
介して歯部33と噛み合う扉開閉リンク11もオーバー
ストローク状態となるため、カセットCを排出動作する
駆動輪3のカム10は扉開閉リンク11のカムホロワー
13と接触することなく該カム10を通過する。
【0025】かくして、カセット扉26からカセットC
が排出されると、扉開閉リンク11がコイルばね14の
ばね力により反時計方向へ回動することで、その歯部1
2と噛み合っている歯部33及び第1の支軸23を介し
て扉リンク22と共にカセット扉26を時計方向へ回動
してカセット挿入口20を閉止させ、一連の動作が終了
する。
【0026】本発明は、上述したようにカセットローデ
ィング機構の扉開閉リンク11を利用し、この扉開閉リ
ンク11に連動する扉リンク22を介してカセット扉2
6を開閉動作し、特に、カセット扉26の閉止状態では
フロントパネル15の前面と同一平面状態で閉止できる
ようにしたので、ビデオデッキの外観体裁が向上しデザ
イン上の自由度が向上できると共に、カセット挿入口2
0の開口縁に塵埃等が溜まることもない。また、カセッ
ト扉26の開放状態では、カセコン内のスペースに場所
を取ることなく収容できるため、ビデオデッキの薄型化
も可能となる。
【0027】また、カセコンの上シャーシ16へフロン
トパネル15を取付片17を利用して取り付ける際、実
際には上シャーシ16とフロントパネル15との組み立
て精度のバラツキによって位置ずれしたとしても、カセ
ット扉26の開放時にカセット扉26の傾斜面29がカ
セット扉位置決めリブ1aによって案内されてスライド
移動し、カセット扉26はカセット扉位置決めリブ1a
に邪魔されることもなくカセコン内へ開くことができ
る。
【0028】また、カセット扉26が閉止するとき、カ
セット挿入口20に対しカセット扉26が位置ずれした
場合でも、カセット扉26の左右方向の位置ずれは、位
置決め片28の斜面28aがカセット挿入口20のリブ
20aを滑ってカセット扉26をカセット挿入口26の
中央部分に位置決めさせることができ、カセット挿入口
20に対するカセット扉26の隙間を均一化し外観体裁
を高めることができる。
【0029】尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実
施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本発明の
カセット扉は、8ミリビデオデッキの扉に適用されて好
適であるが、その他のビデオデッキのカセット扉にも広
く適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明におけるビデ
オデッキのカセット扉は、駆動アームの回動動作によっ
てカセットホルダーがアンローディング位置とローディ
ング位置とを往復移動し、駆動アームの回動動作に連動
して回動するカムによって扉開閉リンクを回動操作し、
フロントパネルの前面と同一平面にカセット扉がカセッ
ト挿入口を閉止するようにしたビデオデッキのカセット
扉において、カセット扉が扉リンクに支持されており、
この扉リンクはフロントパネル裏面に第1の支軸によっ
て回動可能かつカセット扉の閉止方向に第1のばね部材
によりばね付勢されて支承され、扉リンクの第2の支軸
にカセット扉が回動可能かつ第1のばね部材のばね付勢
方向とは逆方向に第2のばね部材によりばね付勢されて
支承され、第1の支軸に回動伝達部を設け、この回動伝
達部に扉開閉リンクを係合した構成としたので、閉止状
態のカセット扉がフロントパネルの前面と同一平面状態
で閉止できるようになり、これによって、ビデオデッキ
の外観体裁が向上しデザイン上の自由度が向上でき、か
つカセット挿入口の開口縁に塵埃等が溜まることもな
い。また、カセット扉の開放状態では、カセコン内のス
ペースに場所を取ることなく収容できるため、ビデオデ
ッキの薄型化も可能となる。
【0031】また、カセットコンポートメントとフロン
トパネルとの組み立て精度のバラツキによって位置ずれ
した場合でも、カセットコンパートメントのカセット扉
位置決めリブに邪魔されることもなくカセコン内へ開く
ことができ、カセットホルダーへのカセットの挿着を円
滑に行うことができる。
【0032】また、カセット扉の閉止時、カセット挿入
口に対しカセット扉が位置ずれした場合でも、カセット
挿入口とカセット扉との隙間を均一化し外観体裁を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例におけるカセット扉のカセコン側の分解斜
視図である。
【図2】本例におけるカセット扉のフロントパネルとカ
セット扉の斜視図である。
【図3】カセット扉の正面側より見た一部分の斜視図で
ある。
【図4】フロントパネルとカセット扉との正面図であ
る。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】カセット扉開閉機構のカセット挿入前の断面図
である。
【図7】カセット扉開閉機構のカセット挿入時の断面図
である。
【図8】カセット扉開閉機構のカセットローディング時
の断面図である。
【図9】カセット扉開閉機構のカセット排出時の断面図
である。
【符号の説明】
1 カセコン側板 1a カセット扉位置出しリブ 2 駆動アーム 3 駆動輪 6 伝達輪 7 カセットホルダー 10 カム 11 扉開閉リンク 13 カムホロワー 15 フロントパネル 20 カセット挿入口 22 扉リンク 23 第1の支軸 25 第2の支軸 26 カセット扉 28 位置決め片 28a 斜面 29 傾斜面 30 第1のばね 31 第2のばね 32 ストッパ 33 歯部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動アームの回動動作によってカセット
    ホルダーがアンローディング位置とローディング位置と
    を往復移動し、上記駆動アームの回動動作に連動して回
    動するカムによって扉開閉リンクを回動操作し、フロン
    トパネルの前面と同一平面にカセット扉がカセット挿入
    口を閉止するようにしたビデオデッキのカセット扉にお
    いて、 上記カセット扉は、扉リンクに支持されており、この扉
    リンクは上記フロントパネル裏面に第1の支軸によって
    回動可能かつカセット扉の閉止方向に第1のばね部材に
    よりばね付勢されて支承され、 上記扉リンクの第2の支軸に上記カセット扉が回動可能
    かつ該第2の支軸に対して軸方向へ所要範囲スライド可
    能で、上記第1のばね部材のばね付勢方向とは逆方向に
    第2のばね部材によりばね付勢されて支承され、 上記第1の支軸に回動伝達部を設け、この回動伝達部に
    上記扉開閉リンクを係合した構成からなり、 上記カセット扉の左右側部に、上記カセット挿入口の縁
    部に設けたリブと当接しカセット扉の閉止時に上記カセ
    ット挿入口に対して上記カセット扉が位置決めされる位
    置決め片と、上記カセット扉の開放時にカセットコンパ
    ートメントに形成したカセット位置出しリブと当接し上
    記カセット扉の位置ずれを規制し、上記カセットコンパ
    ートメント内に上記カセット扉が開放可能にした傾斜面
    とを設けたことを特徴とするビデオデッキのカセット
    扉。
  2. 【請求項2】 上記位置決め片は斜面が上記カセット挿
    入口のリブと当接するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のビデオデッキのカセット扉。
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