JP3039148B2 - カセットデッキのカセット扉開閉機構 - Google Patents

カセットデッキのカセット扉開閉機構

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JP3039148B2
JP3039148B2 JP4194915A JP19491592A JP3039148B2 JP 3039148 B2 JP3039148 B2 JP 3039148B2 JP 4194915 A JP4194915 A JP 4194915A JP 19491592 A JP19491592 A JP 19491592A JP 3039148 B2 JP3039148 B2 JP 3039148B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、8ミリビデオ
デッキ等に使用して好適なカセットデッキのカセット扉
開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、8ミリビデオデッキにおけるフロ
ントローディングカセットコンパートメント(以下、カ
セコンという)のカセット扉は、カセコンのフロントパ
ネルに開口したカセット挿入口の裏面側に取り付けら
れ、蓋開閉機構によってカセット挿入口を開閉するよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
カセット扉は、カセコン内に配置する部材であるため、
カセコンの前方側にあるフロントパネルの前面と同一平
面にすることは不可能である。このため、フロントパネ
ルのカセット挿入口の開口縁部が外部から露見するので
デザイン上、外観体裁が損なわれると共に、カセット挿
入口の開口縁部に塵埃等が溜まりやすく不体裁であると
いった問題があった。
【0004】また、上述した問題を解消する対策として
カセット扉の扉厚を厚くしてフロントパネルと同一平面
にすることも考えられるが、このようにするとカセット
挿入時、カセット扉の厚みが障害となってカセコン内の
動作部品に当接してカセット扉が動作不良となるといっ
た問題がある。
【0005】本発明は、 述した問題点を解消するため
になされたもので、カセット扉の扉厚を厚くすることな
く閉止状態のカセット扉がフロントパネルの前面と同一
平面にできるようにしたビデオデッキのカセット扉開閉
機構を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるカセットデッキのカセット扉開閉機構
は、フロントパネルの裏面側に第1の支軸によって回動
可能に支持され、カセット扉がカセット挿入口を閉止方
向に第1のばね部材によりばね付勢するようにしている
扉リンクと、扉リンクの第2の支軸に支持され第1のば
ね部材のばね付勢方向とは反対方向に第2のばね部材に
よりばね付勢されているカセット扉と、扉開閉リンクと
噛み合い第1の支軸を回転駆動する回転伝達部材とから
なり、カセット挿入口への扉リンクの閉止動作では、カ
セット扉とカセット挿入口とが係止手段により係合され
カセット扉がフロントパネルの前面と同一平面にカセッ
ト挿入口を閉止するようにしたものである。
【0007】
【作用】上述したように構成した本発明におけるカセッ
トデッキのカセット扉開閉機構は、カセット扉がカセッ
ト挿入口を閉止している状態では、第1のばね部材のば
ね力によりカセット扉がカセット挿入口を閉止方向に付
勢すると共に、カセット扉の係止部がカセット挿入口の
被係止部に係合され、カセット扉がフロントパネルの前
面と同一平面にされている。ここで、カセット挿入口か
らカセットが挿入されると、カセット扉が第1のばね部
材のばね力に抗して第1の支軸を回動中心として回動し
カセット挿入口を開放し、カセットがカセットホルダー
に挿着され、その後カセットホルダーは駆動アームの回
動動作によってローディング位置に移動する。カセット
がカセット挿入口を通過した時点でカセット扉は、第1
のばね部材のばね力により閉止方向へ回動し、ここで、
カセット扉の係止部がカセット挿入口の被係止部に係止
され、カセット扉がフロントパネルの前面と同一平面に
閉止される。
【0008】カセットの排出は、カセットホルダーがア
ンローディング位置に移動する動作に連動して駆動アー
ムのカムが扉開閉リンクを回動し、扉リンクを介してカ
セット扉が第1の支軸を中心として第1のばね部材のば
ね力に抗して開放し、カセットはカセット挿入口から排
出される。そしてカセットがカセット挿入口から完全に
排出された時点でカセット扉は第1のばね部材のばね力
により回動しフロントパネルの前面と同一平面に閉止す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本例のカセット扉開閉機構を8ミリビデオ
用カセコンに適用した場合のカセコン側の一部分解斜視
図を示し、図2はカセット扉とフロントパネルの斜視図
を示す。
【0010】図1において、符号1は左右一対のカセコ
ン側板を示し、両カセコン側板1,1に駆動アーム2,
2を有する駆動輪3,3が軸4,4によって回転可能に
支承されている。両駆動輪3,3は伝達軸5に支持され
た伝達輪6,6がそれぞれ噛み合わされて連動可能であ
り、一方の駆動輪3が図示しないモータの回転を減速機
構を介して回転駆動される。両駆動アーム2,2のガイ
ド軸孔2a,2aにはカセットホルダー7から突出した
軸ピン8,8がカセコン側板1,1に形成したカギ状の
案内溝9,9を通じて支持され、駆動輪3,3の回転駆
動によって軸ピン8,8を案内溝9,9に沿って移動さ
せて上述したカセットホルダー7をアンローディング位
置とローディング位置間を移動可能に構成している。ま
た、一方の駆動輪3にはカム10を設けている。
【0011】上述した駆動輪3のカム10と対応する位
置には扉開閉リンク11の支点軸11aが図示しない側
蓋に回転可能に支承されている。この扉開閉リンク11
は先端部に歯部12と基端部にカム10と係合するカム
ホロワー13とを有し、該リンク11はコイルばね14
により矢印方向へ付勢される。
【0012】図2において、符号15はフロントパネル
であり、カセコンの前方において上シャーシ16に取付
片17をねじ18によって固定される。このフロントパ
ネル15には図示しない8ミリ用テープカセット(以
下、カセットという)が挿入及び排出されるカセット挿
入口20が形成され、このカセット挿入口20に対応し
て上述したカセコン側板1,1の前端部にカセット扉位
置決めリブ1a,1aが設けてある。カセット挿入口2
0の裏面左右部分にはリブ20a,20aを有し、ま
た、裏面下部には後述するカセット扉が係合する係止部
21,21が形成されている。
【0013】上述したフロントパネル15の裏面上部に
は一対の扉リンク22,22を備えた第1の支軸23が
軸受板24,24に回動可能に支承され、そして、扉リ
ンク22,22に設けたそれぞれの第2の支軸25,2
にカセット扉26が揺動可能に支承されている。この
カセット扉26はフロントパネル15のカセット挿入口
20を開閉する。
【0014】一方、カセット扉26は、カセット挿入口
20の閉止状態において該挿入口20に対して周囲に若
干隙間が生じるような大きさであり、上述した扉リンク
22の第2の支軸25に対してその軸方向へ多少ガタが
生じるようにされている。また、カセット扉26は、そ
の上下縁部がテーパー面26a,26aに形成されてい
ると共に、下縁部に上述したカセット挿入口20の係止
部21と係合する係止片27と、上縁部にカセット挿入
口20の上部開口縁と係合するリブ27aを設けてい
る。さらに、カセット扉26の上部の左右裏面には図3
に示すように前面に斜面28aを有する位置決め片28
を設け、また、下部左右側縁に傾斜面29,29(図2
参照)を形成してある。
【0015】このように構成したカセット扉26は、上
述した第1の支軸23に挿着した第1のばね30によっ
て扉リンク22を介して支持したカセット扉26をカセ
ット挿入口20の閉止方向へばね付勢している。また、
カセット扉26は、第2の支軸25に挿着した第2のば
ね31によって上述した第1のばね30の付勢方向と反
対方向へ付勢されている。さらに、扉リンク22には第
2のばね31によるカセット扉26の回動範囲を規制す
るストッパ片32が形成してある。この第2のばね31
のばね力は第1のばね30のばね力より小さく設定して
ある。すなわち、カセット扉26の閉止状態では、カセ
ット扉26の下縁に設けられている係止片27がカセッ
ト挿入口20の裏面下部に形成されている係止部21に
係止され、カセット扉26の前面がフロントパネル15
の前面と同一平面に閉止されるようになる。
【0016】また、第1の支軸23の一端側には回動伝
達部となる歯部33が固定されている。この歯部33は
上述した扉開閉リンク11の歯部12と噛み合い、扉開
閉リンク11の回動力を第1の支軸23に伝達させるこ
とができる。尚、扉開閉リンク11の回動範囲は略18
°であり、これに対して歯部33は略90°回動する。
また、扉開閉リンク11は18°の回動範囲以上のオー
バーストロークが可能である。
【0017】上述したように構成したカセット扉開閉機
構は、カセコンの上シャーシ16へフロントパネル15
を取付片17を利用して取り付ける際、実際には上シャ
ーシ16とフロントパネル15との組み立て精度のバラ
ツキによって位置ずれし、カセコン側板1のカセット位
置出しリブ1aにカセット扉26が突き当たってカセッ
ト扉26の開放が困難になることがある。しかし本発明
の構成の場合、カセット扉26の開放時にカセット扉2
6の傾斜面29がカセット扉位置決めリブ1aに当接す
ると、傾斜面29が滑ってカセット扉26をカセット扉
位置決めリブ1aに対して位置ずれさせることができ、
この結果、カセット扉26はカセット扉位置決めリブ1
aに邪魔されることもなくカセコン内へ開くことができ
る。
【0018】また、カセット扉26が閉止するとき、カ
セット挿入口20に対しカセット扉26が位置ずれした
場合でも、カセット扉26の左右方向の位置ずれは、位
置決め片28の斜面28aがカセット挿入口20のリブ
20aを滑ってカセット扉26をカセット挿入口20の
中央部分に位置決めすることができ、これによって、カ
セット挿入口20に対するカセット扉26の閉止位置を
適正位置にさせることができる。
【0019】次に、上述したカセット扉開閉機構の一連
動作を図4〜図7を参照して説明する。尚、一連の動
作において符号1Cはカセットホルダーに挿着されてロ
ーディング及びアンローディングされるカセットを示
し、カセットホルダーは省略する。図4はカセット扉開
閉機構のアンローディング状態、つまりカセット挿着大
気状態であり、この状態では扉開閉リンク11はコイル
ばね14の圧縮ばね力により反時計方向へ支点軸11a
を中心として回動されているので、扉開閉リンク11の
歯部12と噛み合っている第1の支軸23に固定されて
いる歯部33は時計方向へ回動される。従って、第1の
支軸23に支持されている扉リンク22を介し、さらに
第2の支軸25を支承されているカセット扉26は時計
方向へ回動付勢され、ここで、カセット扉26はその下
縁部の係止片27がカセット挿入口20の裏面下端部の
係止部21に係合され、カセット扉26をフロントパネ
ル15の前面と同一平面状態でカセット挿入口20を閉
止している。
【0020】さて、図4の状態からカセット扉26を押
してカセットCが挿入されると、カセット扉26は第1
の支軸23を回動支点として反時計方向へ回動しカセコ
ン内へ回動する。この際、第1の支軸23に固定した歯
部33と噛み合う扉開閉リンク11はコイルばね14の
ばね力に抗して時計方向へ回動する。かくして、カセッ
ト扉26は図5に示すように水平状態となってカセット
Cの上面と接触し、カセットCが図示しないカセットホ
ルダーに挿着される。
【0021】カセットCがカセットホルダーへの挿着状
態が完了すると、駆動輪3が図示しないモータにより回
転駆動され、駆動アーム2を時計方向へ回動してカセッ
トCを図6に示すようにローディング状態へ移動させ
る。この間、扉開閉リンク11はオーバーストローク状
態となっているため駆動輪3のカム10は扉開閉リンク
11のカムホロワー13に当接することはない(図5参
照)。また、上述した動作においてカセットCの後端が
カセット扉26を通過すると、コイルばね14の圧縮ば
ね力により扉開閉リンク11が反時計方向へ回動しその
歯部12と噛み合っている歯部33及び第1の支軸23
を介して扉リンク22と共にカセット扉26を時計方向
へ回動してカセット挿入口20を閉止させる。
【0022】一方、カセットCがローディング状態から
アンローディング状態への動作は、図6の状態から図示
しないモータが駆動輪3を回転駆動し駆動アーム2が反
時計方向へ回動してカセットCがアンローディング状態
に移動する。このアンローディング動作中において図7
に示すように駆動輪3のカム10が扉開閉リンク11の
カムホロワー13と当接して扉開閉リンク11を時計方
向へ回動させるため、扉開閉リンク11の歯部12と噛
み合う歯部33を介して第1の支軸23を回動中心とし
て扉リンク22と共にカセット扉26を反時計方向へ回
動しカセット挿入口20を開放する。このカセット扉2
6の開放状態では、扉リンク22の第2の支軸25に挿
着した第2のばね31のばね力によりカセット扉26は
反時計方向へ回動し扉リンク22のストッパ片32に規
制されて傾斜状態で停止する。
【0023】続いて、上述したカセット扉26の開放状
態において駆動アーム2の回動動作によりアンローディ
ング状態のカセットCが排出方向へ移動する。ここで、
カセットCが開放状態のカセット扉26にさしかかる
と、カセットCの後端が傾斜状態のカセット扉26と当
接して該カセット扉26が押し上げられオーバーストロ
ーク状態となる。従って、カセットCがカセット挿入口
20を排出中においてはカセット扉26は水平状態でカ
セットCの上面と接触する。このとき、扉リンク22を
介して歯部33と噛み合う扉開閉リンク11もオーバー
ストローク状態となるため、カセットCを排出動作する
駆動輪3のカム10は扉開閉リンク11のカムホロワー
13と接触することなく該カム10を通過する。
【0024】かくして、カセット扉26からカセットC
が排出されると、扉開閉リンク11がコイルばね14の
ばね力により反時計方向へ回動することで、その歯部1
2と噛み合っている歯部33及び第1の支軸23を介し
て扉リンク22と共にカセット扉26を時計方向へ回動
してカセット挿入口20を閉止させ、一連の動作が終了
する。
【0025】本発明は、上述したようにカセットローデ
ィング機構の扉開閉リンク11を利用し、この扉開閉リ
ンク11に連動する扉リンク22を介してカセット扉2
6を開閉動作し、特に、カセット扉26の閉止状態では
フロントパネル15の前面と同一平面状態で閉止できる
ようにしたので、ビデオデッキの外観体裁が向上しデザ
イン上の自由度が向上できると共に、カセット挿入口2
0の開口縁に塵埃等が溜まることもない。また、カセッ
ト扉26の開放状態では、カセコン内のスペースに場所
を取ることなく収容できるため、ビデオデッキの薄型化
も可能となる。
【0026】尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実
施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本発明の
カセット扉開閉機構は、8ミリビデオデッキの扉開閉機
構に適用されて好適であるが、その他のカセットの扉開
閉機構にも広く適用可能である。
【0027】以上説明したように本発明におけるカセッ
トデッキのカセット扉開閉機構は、カセット扉がフロン
トパネルの前面と同一平面に閉止されるようにしたの
で、カセットデッキの外観体裁が向上しデザイン上の自
由度が向上でき、かつカセット挿入口の開口縁に塵埃等
付着することもない。また、カセット扉の開放状態で
は、カセコン内のスペースにカセット扉が場所を取るこ
となく収容できるため、カセットデッキの薄型化も可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例におけるカセット扉開閉機構のカセコン側
の分解斜視図である。
【図2】本例におけるカセット扉開閉機構のフロントパ
ネルとカセット扉の斜視図である。
【図3】カセット扉の正面側より見た一部分の斜視図で
ある。
【図4】カセット扉開閉機構のカセット挿入前の断面図
である。
【図5】カセット扉開閉機構のカセット挿入時の断面図
である。
【図6】カセット扉開閉機構のカセットローディング時
の断面図である。
【図7】カセット扉開閉機構のカセット排出時の断面図
である。
【符号の説明】
1 カセコン側板 1a カセット扉位置出しリブ 2 駆動アーム 3 駆動輪 6 伝達輪 7 カセットホルダー 10 カム 11 扉開閉リンク 13 カムホロワー 15 フロントパネル 20 カセット挿入口21 係止部 22 扉リンク 23 第1の支軸 25 第2の支軸 26 カセット扉27 係止片 28 位置決め片 28a 斜面 29 傾斜面 30 第1のばね 31 第2のばね 33 歯部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動アームの回動動作によってカセット
    ホルダーがアンローディング位置とローディング位置と
    を往復移動し、上記駆動アームの回動動作に連動して回
    動するカムによって扉開閉リンクを回動操作し、フロン
    トパネルのカセット挿入口をカセット扉が開閉するよう
    にしたカセットデッキのカセット扉開閉機構において、上記カセット扉が支持され、上記フロントパネルの裏面
    側に第1の支軸によって回動可能で上記カセット扉が上
    記カセット挿入口を閉止方向に第1のばね部材によりば
    ね付勢されるようにしている扉リンクと、 上記扉リンクの第2の支軸に支持され、上記第1のばね
    部材のばね付勢方向とは反対方向に第2のばね部材によ
    りばね付勢されているカセット扉と、 上記扉開閉リンクと噛み合い、上記第1の支軸を回転駆
    動する回転伝達部材とからなり、 上記カセット挿入口への上記扉リンクの閉止動作では、
    上記カセット扉と上記カセット挿入口とが係止手段によ
    り係合され 上記カセット扉が上記フロントパネルの前面
    と同一平面上記カセット挿入口を閉止することを特徴
    とするカセットデッキのカセット扉開閉機構。
  2. 【請求項2】 上記扉リンクの下端部に上記カセット扉
    の回動範囲を規制するストッパ片を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のカセットデッキのカセット扉開閉機
    構。
  3. 【請求項3】 上記第2のばね部材のばね力は、第1の
    ばね部材のばね力より小さく設定されていることを特徴
    とする請求項1記載のカセットデッキのカセット扉開閉
    機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6478742B1 (en) 1999-11-05 2002-11-12 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc PRF adjustment method and apparatus, and ultrasonic wave imaging apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6478742B1 (en) 1999-11-05 2002-11-12 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc PRF adjustment method and apparatus, and ultrasonic wave imaging apparatus

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