JPS6222265A - デイスク駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘッド挿入窓の遮蔽、開放をするシャッタを
具備したディスクカートリッジに適用できるディスク駆
動装置に関する。

〔従来の技術〕

従来より、前記シャッタを具備したディスクカートリッ
ジは種々提案され、実施されている。第１１図乃至第２
０図にその一例を示す。

即ち、この従来装置では、硬質合成樹脂よりなる上シェ
ル１と下シェル２とを接合して、外装ケース３を形成し
ており、前記上シェル１と下シェル２の上側面にはヘッ
ド挿入窓１ａ、２ａを各々形成し、また下シェル２の中
央部に、は駆動孔２ｂを形成しである。そして、この駆
動孔２ｂから、前記外装ケース３に内臓した柔軟性磁気
ディスク４の中央部に固定されたハブ５を露出させてお
り、このハブ５を駆動装置にて回転駆動させるものであ
る。さらに外装ケース３のヘッド挿入窓１ａｓ２ａ側に
は断面コ字状のシャッタ６を摺動可能に設け、このシャ
ッタ６の上下側に形成した通孔６ａ、６ｂと前記ヘッド
挿入窓１ａ、２ａとが、第１９図に示したように前記デ
ィスク４のロード時に−敗し、図示しない磁気ヘッドが
通孔６ａ、６ｂとヘッド挿入孔１ａ、２ａへ挿入されて
、ディスク４と接触するようにし、また不使用時にはシ
ャッタ６にて前記ヘッド挿入窓１ａ、２ａを外部から遮
断し、ケース３内へゴミなどが侵入しないようにしてあ
り、シャッタ６には常に上述した遮断する方向へ付勢力
が加わっている。

また前記外装ケース３のシャッタ６を配置した側壁には
切欠部７を形成し、シャッタ６のヘッド挿入窓１ａ、２
ａの遮蔽時（第１１図、第１３図の状態）に、外装ケー
ス３とシャッタ６との間に後述する操作ピン８が挿入で
きるような間隔９を形成しておく。

一方、ディスク駆動装置の概要を第１６図、第１７図に
示す。即ちディスクカートリッジを受は入れるハウジン
グ１０の両側にはディスクカートリッジの挿入を案内す
るガイド部１０ａを折曲して形成し、また上側端には磁
気ヘッドが挿通する溝部Ｊｏｂを形成しである。さらに
ハウジングｌＯの中央部には、一端部を軸１１にて回動
可能に支承した操作レバー１２を配置してあり、この操
作レバー１２の他端部に形成した傾斜部１２ａに前記操
作ピン８を固定しである。この操作ピン８は、ハウジン
グ１０の前記溝部１０ｂ方向へ湾曲する湾曲溝１３内に
挿入され、移動をガイドされる。また操作レバー１２に
は時計方向の回転付勢力が付与されるばね１４が付設さ
れ、ディスクカートリッジを排出する方向へ付勢力を受
けている。

従って、第１８図、第１９図に示した作動状態図のよう
に、ハウジング１０ヘデイスクカートリツジを挿入して
いくと、操作ピン８が間隔９へ入り込む、この状態でデ
ィスクカートリッジをさらに挿入すると第１９図に示す
ように、操作レバー１２が軸１１を中心にして反時計方
向に湾曲溝１３に案内されながら回転する。すると操作
ピン８は徐々に左方に移動することになり、シャッタ６
を左方へ移動するように押圧する。さらに操作レバー１
２を回転して操作ピン８が湾曲溝１３の上端部に位置し
た時、シャッタ６の通孔６ａ、６ｂとヘッド挿入窓１ａ
、２ａと一致し、ヘッド挿入窓１ａ、２ａが解放される
ことになる。

ところで上述した従来装置では、第２０図に示すように
シャッタ６の開き始めから全開の工程が必ず円弧曲線と
なってしまい、また操作レバー１２に固定された操作ピ
ン８によってシャッタ６が作動されるため、操作ピン８
の操作レバー１２に対する取りつけ位置のバラツキによ
っては、シャッタ６が所望位置まで移動せず、ヘッド挿
入窓ｌａ、２ａが完全に解放されない状態となることも
ある。そして、この状態でディスクがローディング位置
にセットされると磁気ヘッドがシャッタに衝突して、磁
気ヘッドの損傷を招くという問題があった。

〔発明が解消しようとする問題点〕

本発明は、上述した従来技術が有する問題点、即ちシャ
ッタが完全に所望位置まで移動しないということを、簡
単な構成して解消し、確実にシャッタによるヘッド挿入
窓の開閉作動が成しえるようにしたディスク駆動装置を
提供しようとするものである。

〔問題点を解消するための手段〕

上記の問題点を解消するための手段として、本発明は、
ディスクカートリッジの装置本体への挿入途中にて前記
ヘッド挿入窓を全開するようにシャッタの開閉手段を移
動し、しかもヘッド挿入窓の全開状態を保持したままデ
ィスクカートリッジを所定の挿入位置まで案内する案内
手段を設けたことを特徴とするものである。

〔実施例〕

以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
。尚、第１１図乃至第２０図に於いて既述した部材と同
一部材あるいは均等部材には同一符号を付した。

ディスクカートリッジＤは、従来例として説明した第８
図乃至第１０図と同一構造であって、外装ケース３に磁
気ディスク４を内臓し、しかも外装ケース３のヘッド挿
入窓ｌａ側にシャッタ６を摺動可能に設け、このシャッ
タ６に形成した通孔６ａとヘッド挿入窓１ａがディスク
４のロード時に一致し、不使用時にはシャッタ６にて前
記ヘッド挿入窓１ａを外部から遮断し、ケース３内ヘゴ
ミ等が侵入しないようにしてあり、シャッタ６には常に
上述した遮断する方向へ付勢力を加えている また前記外装ケース３のシャッタ６を配置した側壁には
切欠部７を形成し、シャッタ６のヘッド挿入窓１ａの遮
蔽時に、外装ケースとシャッタ６との間に後述する開閉
手段である操作ピン１５が挿入できるような間隔９を形
成しておく。

一方、ディスク駆動装置の概要は、第２図、第３図に示
す構成をなし、ディスクカートリッジＤを受は入れるハ
ウジング１０の両側にはディスクカートリッジＤの挿入
を案内するガイド部１０ａを折曲して形成し、また上側
端には磁気ヘッドが挿通する溝部１０ｂを形成しである
。さらにハウジング１０の右部には前記操作ピン１５を
挿入する案内手段となる案内溝１６を形成する。この案
内溝１６は、下部に前記溝部１０ｂ方向へ傾斜する傾斜
部１６ａと、溝部１０ｂに沿って上方へ延出する直線部
１６ｂとからなる。そして前記操作ピン１５は、前記案
内溝１６を移動可能であって、またディスクカートリッ
ジＤを排出する方向へ付勢するばね１４が付設されてい
る。

前記操作ピン１５によるシャッタ６の開閉行程とディス
クカートリッジＤの挿入行程との関係は第７図に示すよ
うにしてあり、シャッタ６のヘッド挿入窓１ａの全開時
点は、前記案内溝１６の傾斜部１６ａと直線部１６ｂと
の連結部Ｍとなり、直線部１６ｂでは上述の全開状態が
維持されたままディスクカートリッジＤが挿入できるよ
うにしである。

従って、第４図乃至第６図に示した作動状態図のように
、ハウジング１０ヘデイスクカートリツジＤを挿入して
いくと、操作ピン１５が間隔９へ入り込む。この状態で
ディスクカートリッジＤをさらに挿入すると、第４図に
示すように、操作ピン１５は案内４１６の傾斜部１６ａ
の作用を受けた左方へ移動していき、シャッタ６を左方
へ移動し、第５図に示すように、操作ピン１５が案内溝
１６の連結部Ｍに達すると、シャッタ６は通孔６ａとヘ
ッド挿入窓１ａとが一致する全開状態にあることになる
。そして、さらにディスクカートリッジＤを挿入すると
、操作ピン１５ば案内ｆｉ１６の直線部１６ｂに位置し
ているため、上述したシャッタ６の全開状態は保持され
たままディスクカートリッジＤが、直線部１６ｂの終端
部分の所定挿入位置まで挿入されることになる。

またディスクカートリッジＤの排出にあたっては、上述
したディスクカートリッジＤの挿入行程においてばね１
４が蓄力されているために、このばね１４の付勢力を受
けてディスクカートリッジＤは自動的にハウジング１０
外へ突出することになる。

このように上述した実施例では、ディスクカートリッジ
Ｄのハウジング１０の挿入行程の途中にて、ヘッド挿入
窓１ａに対してシャッタ６が全開となり、その後のディ
スクカートリッジＤの挿入操作でも、シャッタ６の全開
状態は維持されるため、シャッタ６のヘッド挿入窓１ａ
に対する遮蔽、解放作動が正確且つ確実になる。また従
来装置では、シャッタ６の開き始めから全開の行程が必
ず円弧曲線となるが、本実施例では円弧曲線に限らず、
任意の形状に案内溝１６を形成でき、ディスクカートリ
ッジＤとシャッタ６との構造、あるいはシャッタ６の操
作装置に対応してシャッタ６の任意の操作行程特性が得
られる。さらに本実施例では、操作ピン１５は単に案内
溝１６内に挿入しているため、操作ピン１５の他部材へ
の取りつけ誤差によるシャッタ６の作動不良ということ
もない。

また上述した実施例では、操作ピン１５を案内ｌ１１６
に単に挿入しており、構造的には簡単であるが、必要に
応じて第８図に示すように、ハウジング１０に操作レバ
ー１２の傾斜部１２ａに操作ピン１５を、また端部に軸
１７を設け、この軸１７を上下方向に案内する直線溝１
８を形成するようにしても良い。

前記操作レバー１２は、既述したディスクカートリッジ
の挿入に際し、操作ピン１５が案内溝１６の傾斜部１６
ａによって左方への移動力を与えられる時には、操作レ
バー１２の軸１７は直線清１８の底部に位置しており、
操作レバー１２を軸１７を中心に反時計方向に回動させ
るが、操作ピン１５が連結部Ｍより上方の直線部１６ｂ
へ移動する時には、操作レバー１２は軸１７が直線溝１
８に案内されつつ、上方へそのまま平行移動するのであ
る。

この操作レバー１２の移動中、操作ピン１５は既述した
第１実施例と同一作動により、シャッタ６のヘッド挿入
窓１ａへの遮蔽、開放作動を行う。

尚、案内手段としては、溝に限らずハウジング１０に枠
体を突設して、前記傾斜部１６ａと直線部１６ｂを形成
しても良い。

また上述した実施例において、ディスクカートリッジＤ
とシャッタ６との形状等は特に限定されない。

また、上述したディスクカートリッジＤに対する磁気ヘ
ッドは、ディスクカートリッジＤの一方側には固定ヘッ
ドが配置され、他方側には回転可能なレバーの端部に固
定されたヘッドが上下動可能に配置され、ディスクカー
トリッジＤの挿入の邪魔にならないようにしであるもの
が一般的な取り付は構成である。ところが、上述したよ
うな回転するレバーにヘッドを設けることは、その回転
角度が大きいと、ディスクに対する位置精度、作動精度
のバラツキが大きく、トラッキング精度に悪影響が出る
という欠点がある。

そこで、第９図に示す分解斜視図のように、ヘッド挿入
窓１ａ、２ａ部分の上下シェル１，２の側壁部Ｘを薄く
し、シャッタ６の通孔６ａ、６ｂ部分の側壁部Ｙも同様
に薄くシ、この側壁部Ｙと前記側壁部Ｘとを略等しくし
、磁気ヘッドとの当接する部分を極力少なくしたディス
クカートリッジＤとシャッタ６の構造が考えられる。

この様に構成することにより、第１Ｏ図に示したように
固定ヘッド１９ａに対する移動ヘッド１９ｂの移動スト
ロークは外装ケース３の肉厚が薄くなっただけ小さくで
き、製造上の位置精度が比較的良く出ることになり、ま
た作動誤差も少なくなり、トラッキング精度の向上など
ヘッドにおけく入出力信号が安定する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、ディスクカートリッジ
の挿入途中にて必ず、ヘッド挿入窓に対するシャッタの
全開状態を経るようにすることにより、シャッタのヘッ
ド挿入窓に対する遮蔽、開放作動を確実に出来るディス
ク駆動装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第７図は本発明の第１実施例を示し、第１図
はディスクカートリッジの正面図、第２図はディスク駆
動装置の平面図、第３図はディスク駆動装置の正面図、
第４図、第５図、第６図はディスクカートリッジのディ
スク駆動装置への挿入作動時の状態を示す正面図、第７
図はディスクカートリッジの挿入行程とシャッタの開閉
行程の関係を示す図、第８図は本発明の第２実施例を示
す正面図、第９図はディスクカートリッジとシャッタと
の他の関連構造を示す分解斜視図、第１０図は第９図の
ディスクカートリッジと磁気ヘッドとの関係を示す図一
部断面側面図、第１１図乃至第２０図は従来例を示し、
第１１図はディスクカートリッジの正面図、第１２図は
ディスクカートリッジの側面断面図、第１３図はディス
クカートリッジの背面図、第１４図はシャッタ全開時の
ディスクカートリッジを示す正面図、第１５図は第１４
図のディスクカートリッジの背面図、第１６図はディス
ク駆動装置の平面図、第１７図はディスク駆動装置の正
面図、第１８図、第１９図はディスクカートリッジの駆
動装置への挿入作動の状態を示す正面図、第２０図はデ
ィスクカートリッジの挿入行程とシャッタの開閉行程の
関係を示す図である。 Ｄ・・・ディスクカー１−リッジ、ｌａ・・・ヘッド挿
入窓、３・・・ケース、４・・・ディスク、６・・・シ
ャッタ、１５・・・開閉手段、１６・・・案内手段。 第１図 ４′ 第２図 １ａ−一一ヘラト挿入恋 ６−−−−シヤツタ ＋５−一一一開閉手段 第５図 第６図 第７図 第８図 ｎ 第９図 第１６図 第１７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録・再生用のディスクを内臓したディスクカートリッ
   ジに記録・再生用ヘッドを挿入しうるヘッド挿入窓を形
   成し、このヘッド挿入窓を遮蔽、開放するシャッタをデ
   ィスクカートリッジに摺動可能に設け、さらに前記シャ
   ッタの開閉手段を設けたディスク駆動装置において、前
   記ディスクカートリッジの装置本体への挿入途中にて前
   記ヘッド挿入窓を全開するようにシャッタの開閉手段を
   移動し、しかもヘッド挿入窓の全開状態を保持したまま
   ディスクカートリッジを所定の挿入位置まで案内する案
   内手段を設けたことを特徴とするディスク駆動装置。