JP3076881B2 - メモリ復元機能付情報処理装置 - Google Patents

メモリ復元機能付情報処理装置

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JP3076881B2
JP3076881B2 JP03107688A JP10768891A JP3076881B2 JP 3076881 B2 JP3076881 B2 JP 3076881B2 JP 03107688 A JP03107688 A JP 03107688A JP 10768891 A JP10768891 A JP 10768891A JP 3076881 B2 JP3076881 B2 JP 3076881B2
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rom
e2rom
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Inventor
照道 木村
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株式会社エフ・エフ・シー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は常時はRAMを用いて処
理を行い、復電時のRAM内容の復元のために、制限回
数以内で書換え可能でかつ、電源断時にメモリ内容を保
持する機能を持つE2ROM (Electrically Erasable Read
Only Memory:電気的消去可能なROM)を使用した情
報処理装置、特にE2ROM の制限回数を上まわるデータ変
更を可能とするメモリ復元機能付情報処理装置に関す
る。なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相
当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図5,図6はE2ROM を使用した従来の情
報処理装置のメモリ回路の構成例を示す。図5において
1はCPU、2はE2ROM 、DBはこの両者1,2を結合
するデータバスである。また図6において3はデータバ
スDBに接続されたRAM、4は停電時、CPU1,R
AM3,E2ROM に電源を供給するバッテリ回路である。
すなわち従来、E2ROM 2にデータを書き込む方式として
は下記のものがある。 (1)図5のように保持すべきデータに変更が生じた時
にCPU1がE2ROM 2の内容を書き換える方式。 (2)図6のように通常はCPU1はRAM3のデータ
にて情報処理し、電源異常時にRAM3の内容をE2ROM
2にコピーし、電源回復時には逆にE2ROM 2の内容をR
AM3にコピーする方式。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらE2ROM の
書換え回数は有限であるためこれをN回とすると、図5
におけるデータ変更回数はN回以下。図6における電源
異常発生回数はN/2回以下としなければならないとい
う問題がある。また、図6では電源異常時にRAM3か
らE2ROM 2へコピーするため、この間の回路全体の動作
電圧を保証するための容量のバッテリ回路4が必要とな
る。そこでこの発明の課題は、E2ROM 2の書換え回数に
制限されずに書換え可能で、しかもバッテリ回路の小型
化を可能とするメモリ復元機能付情報処理装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明のメモリ復元機能付情報処理装置は、(バ
ッテリ回路4Aなどを介し)バッテリバックアップされ
るRAM(3など)を用いて常時、処理を行うと共に、
前記RAM内の所定領域のデータを(定周期E2ROM内容
調査更新手段1Aなどを介して)コピーして保存するE2
ROM(2など)を備えた情報処理装置であって、
【0005】電源回復時、前記RAMの前記所定領域の
データと前記E2ROM内の該データに対応するデータとを
比較し、両者が異なるときは前記E2ROMのデータを前記
RAM内の前記所定領域へコピーする手段(復電時RA
M内容調査更新手段1Bなど)を備え、
【0006】前記RAM内の前記所定領域のデータの前
記E2ROMへコピーは、この情報処理装置の寿命時間(T
など)を前記E2ROMの書換寿命回数(Nなど)で除した
期間以上の所定周期(tなど)毎に該データと前記E2RO
M内のこのデータに対応するデータとを比較した結果、
両者が異なるときに行われるようにするものとする。
【0007】
【作 用】バッテリバックアップされるRAMを用いて
常時、処理を行いつつ、定周期でRAMの更新内容をE2
ROM にコピーするようにし、復電時はRAMとE2ROM の
内容を比較し、相異があればE2ROM の内容をRAMへコ
ピーしてRAM内容を復元する。この場合、前記の周期
はこの情報処理装置の寿命時間をE2ROM の書換寿命回数
で除した期間以上となるようにする。
【0008】
【実施例】以下図1ないし図4に基づいて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の実施例としてのメモリ回
路の構成を示し、この図は図6に対応している。同図に
おいてはE2ROM 2とRAM3の容量は等しい。そして停
電時のデータを一定時間保証するために、RAM3のみ
にバッテリバックアップ回路4Aが接続されている。ま
たCPU1内にはこのCPUの機能を分担する主要手段
としての定周期E2ROM 内容調査更新手段1Aおよび復電
時RAM内容調査復元手段1Bが設けられている。図2
〜図4は図1の動作を説明するための、RAM3とE2RO
M 2内のデータ内容の推移例を示すタイムチャートであ
る。次に図2〜図4を参照しつつ図1の動作を説明す
る。CPU1は通常、RAM3を使用して情報処理を行
い、一定周期t毎にRAM3とE2ROM 2の内容を比較
し、異なればRAMのデータをE2ROM にコピーする(図
2)。このコピーの機能はCPU1の定周期E2ROM 内容
調査更新手段1Aの機能に相当する。
【0009】このメモリ回路を使用する情報処理装置の
寿命をT、E2ROM の書換え寿命回数をNとすると次式が
成立するよう前記の周期tを定める。 (T/t)<N …… (1) また、CPU1は電源ON時、パリティチェック等の方
法でRAM3の内容をチェックし、データが正常であれ
ばそのまま情報処理を開始する(図3)。しかし逆に、
データが異常であればE2ROM 2のデータをRAM3にコ
ピーした後に情報処理を開始する(図4)。このコピー
の機能はCPU1の復電時RAM内容調査復元手段1B
の機能に相当する。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、電源回復時、RAMの
所定領域のデータとE2ROM内の該データに対応するデー
タとを比較し、両者が異なるときはE2ROMのデータをR
AM内の前記所定領域へコピーする手段を備え、RAM
内の所定領域のデータのE2ROMへのコピーは、情報処理
装置の寿命時間(T)をE2ROMの書換寿命回数(N)で
除した期間以上の所定周期(t)毎に該データとE2ROM
内のこのデータに対応するデータとを比較した結果、両
者が異なるときに行われるようにしたので、図2よりE2
ROMの書換え回数は、周期tにより決まり、RAM3の
変更回数には影響を受けない。
【0011】しかも、周期tは式(1)によって決定さ
れるため、装置稼動中にE2ROMの書換え回数Nに達し、
書換え不能となるおそれは無い。
【0012】また、図1におけるバッテリバックアップ
回路4AはRAMのデータ保持に必要な電力を供給すれ
ば良いため、図6のバッテリ回路4に比べて小型化する
ことが可能となる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての要部構成を示す回路図
【図2】図1の動作説明用のタイムチャート
【図3】図1の動作説明用のタイムチャート
【図4】図1の動作説明用のタイムチャート
【図5】従来のメモリ回路の1例を示す図
【図6】従来のメモリ回路の他の例を示す図
【符号の説明】
1 CPU 1A 定周期E2ROM 内容調査更新手段 1B 復電時RAM内容調査復元手段 2 E2ROM 3 RAM 4A バッテリ回路 t 周期 T 情報処理装置寿命 N E2ROM の書換寿命回数
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−240350(JP,A) 特開 昭61−51697(JP,A) 特開 昭50−131723(JP,A) 特開 昭63−204449(JP,A) 特開 昭63−66797(JP,A) 特開 平2−28856(JP,A) 特開 平4−217053(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16 G06F 12/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリバックアップされるRAMを用い
    て常時、処理を行うと共に、前記RAM内の所定領域の
    データをコピーして保存するE2ROMを備えた情報処理装
    置であって、 電源回復時、前記RAMの前記所定領域のデータと前記
    E2ROM内の該データに対応するデータとを比較し、両者
    が異なるときは前記E2ROMのデータを前記RAM内の前
    記所定領域へコピーする手段を備え、 前記RAM内の前記所定領域のデータの前記E2ROMへコ
    ピーは、この情報処理装置の寿命時間を前記E2ROMの書
    換寿命回数で除した期間以上の所定周期毎に該データと
    前記E2ROM内のこのデータに対応するデータとを比較し
    た結果、両者が異なるときに行われるようにしたことを
    特徴とするメモリ復元機能付情報処理装置。
JP03107688A 1991-05-14 1991-05-14 メモリ復元機能付情報処理装置 Expired - Lifetime JP3076881B2 (ja)

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JPH04336351A JPH04336351A (ja) 1992-11-24
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JP3969278B2 (ja) 2002-10-21 2007-09-05 株式会社デンソー 電子制御装置
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JP5070315B2 (ja) * 2010-04-28 2012-11-14 株式会社日立製作所 ストレージ装置及びストレージ装置におけるデータ階層管理方法
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