JPH04273516A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH04273516A JPH04273516A JP3034630A JP3463091A JPH04273516A JP H04273516 A JPH04273516 A JP H04273516A JP 3034630 A JP3034630 A JP 3034630A JP 3463091 A JP3463091 A JP 3463091A JP H04273516 A JPH04273516 A JP H04273516A
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- magnetic disk
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
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- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク・キャッシュ
を備えた磁気ディスク装置に関するものである。
を備えた磁気ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機システムには、主記憶装置のデー
タを記憶する外部記憶装置が接続されることがあるが、
このような外部記憶装置として磁気ディスク装置が多く
用いられている。
タを記憶する外部記憶装置が接続されることがあるが、
このような外部記憶装置として磁気ディスク装置が多く
用いられている。
【0003】ところで、磁気ディスク装置は、磁気ディ
スク本体と主記憶装置との間のデータのやり取りを高速
で行うことを必要とするため、ディスク・コントローラ
内にディスク・キャッシュメモリを備え、主記憶装置に
あるデータを磁気ディスク本体に書き込む場合、主記憶
装置よりバスを介して送られてくるデータを一旦ディス
ク・キャッシュメモリに格納した後、磁気ディスク本体
に対して書き込みを行うようにしている。
スク本体と主記憶装置との間のデータのやり取りを高速
で行うことを必要とするため、ディスク・コントローラ
内にディスク・キャッシュメモリを備え、主記憶装置に
あるデータを磁気ディスク本体に書き込む場合、主記憶
装置よりバスを介して送られてくるデータを一旦ディス
ク・キャッシュメモリに格納した後、磁気ディスク本体
に対して書き込みを行うようにしている。
【0004】ところが、このようなディスク・キャッシ
ュメモリを用いる場合、計算機システムに電源障害やシ
ステム異常などの障害が発生すると、ディスク・キャッ
シュメモリ内にあるデータが失われたり、磁気ディスク
本体に格納されているファイルデータを破壊してしまう
おそれがあった。ここで、磁気ディスク本体に格納され
たファイルデータが破壊された場合には、データベース
・システムなどで管理されたファイル以外は、事前に磁
気テープなどにバックアップをとっていた時点の状態ま
でしか回復できず、障害発生直前の状態まで回復するの
は殆ど不可能であった。
ュメモリを用いる場合、計算機システムに電源障害やシ
ステム異常などの障害が発生すると、ディスク・キャッ
シュメモリ内にあるデータが失われたり、磁気ディスク
本体に格納されているファイルデータを破壊してしまう
おそれがあった。ここで、磁気ディスク本体に格納され
たファイルデータが破壊された場合には、データベース
・システムなどで管理されたファイル以外は、事前に磁
気テープなどにバックアップをとっていた時点の状態ま
でしか回復できず、障害発生直前の状態まで回復するの
は殆ど不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の磁
気ディスク装置においては、計算機システムでの電源障
害やシステム異常などの障害に対するディスク・コント
ローラ内でのデータ保護が何等考えられていないため、
ディスク・キャッシュメモリのデータを磁気ディスク本
体に書き込む時、あるいはデータ書き込み時に、上述の
障害が発生すると、ディスク・キャッシュメモリの書き
込みデータを消失したり、磁気ディスク本体に格納され
ているファイルデータを破壊してしまう欠点があった。 そして、磁気ディスク本体のファイルデータが破壊され
た場合には、障害が発生した直前の状態まで復元するの
が事実上不可能であった。
気ディスク装置においては、計算機システムでの電源障
害やシステム異常などの障害に対するディスク・コント
ローラ内でのデータ保護が何等考えられていないため、
ディスク・キャッシュメモリのデータを磁気ディスク本
体に書き込む時、あるいはデータ書き込み時に、上述の
障害が発生すると、ディスク・キャッシュメモリの書き
込みデータを消失したり、磁気ディスク本体に格納され
ているファイルデータを破壊してしまう欠点があった。 そして、磁気ディスク本体のファイルデータが破壊され
た場合には、障害が発生した直前の状態まで復元するの
が事実上不可能であった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、計算機システムに電源障害やシステム異常などの障
害が発生した場合も磁気ディスク本体の現状復旧を確実
に行うことができる磁気ディスク装置を提供することを
目的とする。
で、計算機システムに電源障害やシステム異常などの障
害が発生した場合も磁気ディスク本体の現状復旧を確実
に行うことができる磁気ディスク装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、磁気ディスク本体、この磁気ディスク本体に対し
読み書きされるデータを一時的に格納するもので少なく
とも書き込みデータを格納するのに不揮発性のメモリを
用いたディスク・キャッシュ、障害発生の際少なくとも
上記不揮発性メモリのデータを障害復旧に必要な情報と
して取り込み上記磁気ディスク本体の書き込みデータを
復旧する障害復旧処理手段から構成されている。
置は、磁気ディスク本体、この磁気ディスク本体に対し
読み書きされるデータを一時的に格納するもので少なく
とも書き込みデータを格納するのに不揮発性のメモリを
用いたディスク・キャッシュ、障害発生の際少なくとも
上記不揮発性メモリのデータを障害復旧に必要な情報と
して取り込み上記磁気ディスク本体の書き込みデータを
復旧する障害復旧処理手段から構成されている。
【0008】
【作用】この結果、本発明によれば、磁気ディスク本体
にデータ格納中に電源障害、システム異常などの障害が
発生した場合、障害が回復した時点でディスク・キャッ
シュの不揮発性メモリの内容を調べることで現在書き込
み中のデータの状態を知ることができ、これに基づいて
磁気ディスク本体の書き込みデータを復旧することが可
能になる。
にデータ格納中に電源障害、システム異常などの障害が
発生した場合、障害が回復した時点でディスク・キャッ
シュの不揮発性メモリの内容を調べることで現在書き込
み中のデータの状態を知ることができ、これに基づいて
磁気ディスク本体の書き込みデータを復旧することが可
能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたい説明
する。
する。
【0010】図1は、同実施例の概略的な構成を示すも
ので、ここでは、ディスク・キャッシュの一部を不揮発
性半導体メモリで構成した例を示している。
ので、ここでは、ディスク・キャッシュの一部を不揮発
性半導体メモリで構成した例を示している。
【0011】この場合、計算機システムの主要部を構成
するプロセッサ1および主記憶装置2をバス3に接続し
ている。そして、このバス3に、本発明の磁気ディスク
装置4を接続している。
するプロセッサ1および主記憶装置2をバス3に接続し
ている。そして、このバス3に、本発明の磁気ディスク
装置4を接続している。
【0012】磁気ディスク装置4は、ディスク・コント
ローラ41と磁気ディスク本体42により構成されてい
る。そして、ディスク・コントローラ41は、ディスク
・キャッシャ411、データ制御部412および不揮発
性レジスタ群413からなっている。
ローラ41と磁気ディスク本体42により構成されてい
る。そして、ディスク・コントローラ41は、ディスク
・キャッシャ411、データ制御部412および不揮発
性レジスタ群413からなっている。
【0013】ディスク・キャッシャ411は、揮発性メ
モリ411aとEEPROM411bで構成され、揮発
性メモリ411aに、磁気ディスク本体42から読み出
されるデータを格納し、EEPROM411bに、磁気
ディスク本体42に書き込むためのデータを格納するよ
うにしている。この場合、EEPROM411bに格納
される書き込みデータは、磁気ディスク本体42に対す
る書き込みデータの他にデータブロックの先頭番地、ブ
ロック数、書き込みに必要な情報からなっている。
モリ411aとEEPROM411bで構成され、揮発
性メモリ411aに、磁気ディスク本体42から読み出
されるデータを格納し、EEPROM411bに、磁気
ディスク本体42に書き込むためのデータを格納するよ
うにしている。この場合、EEPROM411bに格納
される書き込みデータは、磁気ディスク本体42に対す
る書き込みデータの他にデータブロックの先頭番地、ブ
ロック数、書き込みに必要な情報からなっている。
【0014】データ制御部412は、不揮発性レジスタ
群413の管理と、この不揮発性レジスタ群206の記
憶内容に基づいて障害復旧を行うものである。この場合
、不揮発性レジスタ群413は、EEPROM411b
に書き込まれるデータブロックの先頭番地、ブロック数
、書き込みに必要な情報などをテーブルに格納するよう
にしている。
群413の管理と、この不揮発性レジスタ群206の記
憶内容に基づいて障害復旧を行うものである。この場合
、不揮発性レジスタ群413は、EEPROM411b
に書き込まれるデータブロックの先頭番地、ブロック数
、書き込みに必要な情報などをテーブルに格納するよう
にしている。
【0015】次に、以上ののように構成した実施例の動
作を説明する。
作を説明する。
【0016】まず、磁気ディスク装置4よりデータを読
み出す場合を図2に示すフローチャートにより説明する
。いま、計算機システムのプロセッサ1が磁気ディスク
本体42中の1ブロックのデータ読み出そうとすると、
プロセッサ1は、ディスクコントローラ41に対して読
み出し要求とデータの読み出しに必要な情報を送る。
み出す場合を図2に示すフローチャートにより説明する
。いま、計算機システムのプロセッサ1が磁気ディスク
本体42中の1ブロックのデータ読み出そうとすると、
プロセッサ1は、ディスクコントローラ41に対して読
み出し要求とデータの読み出しに必要な情報を送る。
【0017】ディスク・コントローラ41では、プロセ
ッサ1からの読み出し要求を受け取ると(ステップA1
)、この時の読み出しに必要な情報に基づいて、まずデ
ィスク・キャッシュ411の揮発性メモリ411aを管
理している不揮発性レジスタ群413のテーブル中に読
み出し要求のあったブロックが存在するかどうか調べる
(ステップA2)。
ッサ1からの読み出し要求を受け取ると(ステップA1
)、この時の読み出しに必要な情報に基づいて、まずデ
ィスク・キャッシュ411の揮発性メモリ411aを管
理している不揮発性レジスタ群413のテーブル中に読
み出し要求のあったブロックが存在するかどうか調べる
(ステップA2)。
【0018】ここで、読み出し要求のあったブロックが
存在する場合は、そのブロックをバス3を介して主記憶
装置2に格納し(ステップA3)、その後、読み出し要
求が終了したことをプロセッサ1に通知して(ステップ
A4)、処理を終了する。
存在する場合は、そのブロックをバス3を介して主記憶
装置2に格納し(ステップA3)、その後、読み出し要
求が終了したことをプロセッサ1に通知して(ステップ
A4)、処理を終了する。
【0019】一方、読み出し要求のあったブロックが存
在しない場合は、磁気ディスク本体42よりプロセッサ
1が要求したブロックの読み出しを行い、ディスク・キ
ャッシュ411の揮発性メモリ411aに格納するとと
もに、ディスク・キャッシュ411の揮発性メモリ41
1aを管理している不揮発性レジスタ群413のテーブ
ルに管理情報を作成する(ステップA5)。
在しない場合は、磁気ディスク本体42よりプロセッサ
1が要求したブロックの読み出しを行い、ディスク・キ
ャッシュ411の揮発性メモリ411aに格納するとと
もに、ディスク・キャッシュ411の揮発性メモリ41
1aを管理している不揮発性レジスタ群413のテーブ
ルに管理情報を作成する(ステップA5)。
【0020】そして、この場合もディスク・キャッシュ
411の揮発性メモリ411aに格納されたデータをバ
ス3を介して主記憶装置2に格納し(ステップA3)、
その後、読み出し要求が終了したことをプロセッサ1に
通知して処理を終了する。
411の揮発性メモリ411aに格納されたデータをバ
ス3を介して主記憶装置2に格納し(ステップA3)、
その後、読み出し要求が終了したことをプロセッサ1に
通知して処理を終了する。
【0021】次に、磁気ディスク装置4に対してデータ
を書き込む場合を図3に示すフローチャートにより説明
する。いま、プロセッサ1が主記憶装置2中の2つのブ
ロックのデータを磁気ディスク本体42に書き込もうと
すると、プロセッサ1は、ディスク・コントローラ41
に対して、書き込み要求とデータ書き込みに必要な情報
を送る。
を書き込む場合を図3に示すフローチャートにより説明
する。いま、プロセッサ1が主記憶装置2中の2つのブ
ロックのデータを磁気ディスク本体42に書き込もうと
すると、プロセッサ1は、ディスク・コントローラ41
に対して、書き込み要求とデータ書き込みに必要な情報
を送る。
【0022】ディスク・コントローラ41では、プロセ
ッサ1からのデータ書き込み要求を受け取ると(ステッ
プB1)、バス3を介して主記憶装置2から送られてく
るデータをディスク・キャッシュ411の揮発性メモリ
411aに書き込み、これと同時に、不揮発性レジスタ
群413で指示される番地に基づいてEEPROM41
1bにシーケンシャルに書き込む(ステップB2)。
ッサ1からのデータ書き込み要求を受け取ると(ステッ
プB1)、バス3を介して主記憶装置2から送られてく
るデータをディスク・キャッシュ411の揮発性メモリ
411aに書き込み、これと同時に、不揮発性レジスタ
群413で指示される番地に基づいてEEPROM41
1bにシーケンシャルに書き込む(ステップB2)。
【0023】そして、これらの書き込みが終了すると、
データ制御部412は、EEPROM411aに書き込
まれたデータのブロック数と磁気ディスク本体41に対
してデータを書き込むのに必要な情報を不揮発性レジス
タ群413に格納する(ステップB3)。
データ制御部412は、EEPROM411aに書き込
まれたデータのブロック数と磁気ディスク本体41に対
してデータを書き込むのに必要な情報を不揮発性レジス
タ群413に格納する(ステップB3)。
【0024】次に、ディスク・コントローラ41は、書
き込み要求が終了したことをプロセッサ1に通知した後
(ステップB4)、プセッサ1から送られてきた情報に
基づいて、磁気ディスク本体42に対してEEPROM
411aからの最初の1ブロック分のデータを書き込む
(ステップB4)。
き込み要求が終了したことをプロセッサ1に通知した後
(ステップB4)、プセッサ1から送られてきた情報に
基づいて、磁気ディスク本体42に対してEEPROM
411aからの最初の1ブロック分のデータを書き込む
(ステップB4)。
【0025】そして、1ブロック分のデータ書き込みを
終了すると、データ制御部412は、不揮発性レジスタ
群413のブロックの先頭番地を2ブロック目の先頭番
地に更新するとともに、ブロック数を1に更新する(ス
テップB6)。そして、EEPROM411aの全ての
ブロックを磁気ディスク本体42に書き込んだかを判断
する。ここでNOと判断すると、ステップB5に戻って
磁気ディスク本体42に対してEEPROM411aの
次の1ブロック分のデータを書き込むようになる。そし
て、EEPROM411aの全てのブロックの磁気ディ
スク本体42への書き込みが終了すると、データ制御部
412は、不揮発性レジスタ群413のブロックの先頭
番地を次のブロックの番地に、ブロック数を0に設定し
、次の書き込み要求に備え、処理を終了する。
終了すると、データ制御部412は、不揮発性レジスタ
群413のブロックの先頭番地を2ブロック目の先頭番
地に更新するとともに、ブロック数を1に更新する(ス
テップB6)。そして、EEPROM411aの全ての
ブロックを磁気ディスク本体42に書き込んだかを判断
する。ここでNOと判断すると、ステップB5に戻って
磁気ディスク本体42に対してEEPROM411aの
次の1ブロック分のデータを書き込むようになる。そし
て、EEPROM411aの全てのブロックの磁気ディ
スク本体42への書き込みが終了すると、データ制御部
412は、不揮発性レジスタ群413のブロックの先頭
番地を次のブロックの番地に、ブロック数を0に設定し
、次の書き込み要求に備え、処理を終了する。
【0026】ところで、このようにして磁気ディスク本
体42にデータを書き込んでいる際、またはデータ書き
込もうとしている際に、計算機システムに停電やシステ
ム異常などの障害が発生したとすると、EEPROM4
11bおよび不揮発性レジスタ群413には、それぞれ
この時点までのデータが復旧に必要な情報として格納さ
れている。
体42にデータを書き込んでいる際、またはデータ書き
込もうとしている際に、計算機システムに停電やシステ
ム異常などの障害が発生したとすると、EEPROM4
11bおよび不揮発性レジスタ群413には、それぞれ
この時点までのデータが復旧に必要な情報として格納さ
れている。
【0027】これにより、障害が回復したところで、デ
ータ制御部412によりEEPROM411bおよび不
揮発性レジスタ群413中の情報を調べ、これら情報に
利用することにより磁気ディスク本体42に書き込み中
のデータの状態を知ることができるようになり、これに
基づいて破壊されたファイルデータを磁気ディスク本体
42で復旧できることになる。また、このような障害復
旧のための処理は、OSや人的手段を用いることなく実
行できるので、これら停電やシステム異常などに原因す
る障害を簡単に、しかも短時間で復旧できるようにもな
る。
ータ制御部412によりEEPROM411bおよび不
揮発性レジスタ群413中の情報を調べ、これら情報に
利用することにより磁気ディスク本体42に書き込み中
のデータの状態を知ることができるようになり、これに
基づいて破壊されたファイルデータを磁気ディスク本体
42で復旧できることになる。また、このような障害復
旧のための処理は、OSや人的手段を用いることなく実
行できるので、これら停電やシステム異常などに原因す
る障害を簡単に、しかも短時間で復旧できるようにもな
る。
【0028】また、データ制御部412では、磁気ディ
スク本体42をブロック単位で管理していることで、各
ブロックの欠陥を検出することができるので、磁気ディ
スク本体42にデータを書き込む時点で、欠陥ブロック
が検出された場合には、データ制御部412で欠陥ブロ
ックを代替ブロックに書き替えたのちに、再度データを
書き込むようにでき、磁気ディスク本体42へのデータ
書き込みをより確実で安定したものにできる。
スク本体42をブロック単位で管理していることで、各
ブロックの欠陥を検出することができるので、磁気ディ
スク本体42にデータを書き込む時点で、欠陥ブロック
が検出された場合には、データ制御部412で欠陥ブロ
ックを代替ブロックに書き替えたのちに、再度データを
書き込むようにでき、磁気ディスク本体42へのデータ
書き込みをより確実で安定したものにできる。
【0029】次に、本発明の他実施例を図4にしたがい
説明する。
説明する。
【0030】図4は、同他実施例の概略的な構成を示す
もので、ここでは、ディスク・キャッシュを不揮発性半
導体メモリで構成した例を示している。
もので、ここでは、ディスク・キャッシュを不揮発性半
導体メモリで構成した例を示している。
【0031】この場合、磁気ディスク装置4のディスク
・キャッシュ411は、EEPROM411cのみによ
り構成している。このEEPROM411cは、磁気デ
ィスク本体42に対する読み書きデータの他に、データ
ブロックの先頭番地、ブロック数、書き込みに必要な情
報などからなっている。その他は、図1と同様であり、
同一部分には同符号を付して説明を省略する。
・キャッシュ411は、EEPROM411cのみによ
り構成している。このEEPROM411cは、磁気デ
ィスク本体42に対する読み書きデータの他に、データ
ブロックの先頭番地、ブロック数、書き込みに必要な情
報などからなっている。その他は、図1と同様であり、
同一部分には同符号を付して説明を省略する。
【0032】次に、このように構成した実施例の動作を
説明する。
説明する。
【0033】この場合、計算機システムのプロセッサ1
が磁気ディスク本体42よりデータ読み出す処理は、上
述した実施例と同様な動作により処理される。
が磁気ディスク本体42よりデータ読み出す処理は、上
述した実施例と同様な動作により処理される。
【0034】次に、磁気ディスク装置4に対してデータ
を書き込む場合を図5に示すフローチャートにより説明
する。この場合、プロセッサ1が主記憶装置2中の1ブ
ロックのデータを磁気ディスク装置4の磁気ディスク本
体42に書き込もうとすると、プロセッサ1は、ディス
ク・コントローラ41に対して、データ書き込み要求と
データ書き込みに必要な情報を送る。
を書き込む場合を図5に示すフローチャートにより説明
する。この場合、プロセッサ1が主記憶装置2中の1ブ
ロックのデータを磁気ディスク装置4の磁気ディスク本
体42に書き込もうとすると、プロセッサ1は、ディス
ク・コントローラ41に対して、データ書き込み要求と
データ書き込みに必要な情報を送る。
【0035】ディスク・コントローラ41では、プロセ
ッサ1からのデータ書き込み要求を受け取ると(ステッ
プC1)、この時の書き込みに必要な情報に基づいて、
まずディスク・キャッシュ411を構成しているEEP
ROM411cを管理するテーブルを調べ、EEPRO
M411c上に格納するブロックと同一ブロックが存在
するかどうか調べる(ステップC2)。
ッサ1からのデータ書き込み要求を受け取ると(ステッ
プC1)、この時の書き込みに必要な情報に基づいて、
まずディスク・キャッシュ411を構成しているEEP
ROM411cを管理するテーブルを調べ、EEPRO
M411c上に格納するブロックと同一ブロックが存在
するかどうか調べる(ステップC2)。
【0036】ここで、同一ブロックが存在する場合は、
EEPROM411c上の同一ブロックが格納された領
域のデータを送られてきたデータで更新する(ステップ
C3)。
EEPROM411c上の同一ブロックが格納された領
域のデータを送られてきたデータで更新する(ステップ
C3)。
【0037】一方、存在しない場合は、EEPROM4
11c上の未使用領域またはアクセス頻度の少ない領域
にデータを格納し(ステップC4)、テーブルの更新、
追加を行う。
11c上の未使用領域またはアクセス頻度の少ない領域
にデータを格納し(ステップC4)、テーブルの更新、
追加を行う。
【0038】そして、データの格納を終了した時点で、
データ制御部412により、更新または追加されたテー
ブルの情報と磁気ディスク本体42にデータを書き込む
のに必要な情報をEEPROM411cに格納し(ステ
ップC5)する。
データ制御部412により、更新または追加されたテー
ブルの情報と磁気ディスク本体42にデータを書き込む
のに必要な情報をEEPROM411cに格納し(ステ
ップC5)する。
【0039】その後、ディスク・コントローラ41によ
りプロセッサ1に対してデータ書き込み終了を通知し(
ステップC6)、さらに、ディスク・コントローラ41
によりディスク・キャッシュ41に格納されたデータを
磁気ディスク本体42に書き込み(ステップC7)、デ
ータ制御部412がEEPROM411cに書かれた情
報を無効にして(ステップC8)、次の書き込み要求に
備えるようになる。
りプロセッサ1に対してデータ書き込み終了を通知し(
ステップC6)、さらに、ディスク・コントローラ41
によりディスク・キャッシュ41に格納されたデータを
磁気ディスク本体42に書き込み(ステップC7)、デ
ータ制御部412がEEPROM411cに書かれた情
報を無効にして(ステップC8)、次の書き込み要求に
備えるようになる。
【0040】したがって、このようにしても上述した実
施例と同様にして磁気ディスク本体42にデータを書き
込んでいる際、またはデータ書き込もうとしている際に
、計算機システムに停電やシステム異常などの障害が発
生した場合も、障害が回復した時点でEEPROM41
1cおよび不揮発性レジスタ群413の記憶内容から磁
気ディスク本体42の書き込みデータの状態を知ること
ができ、これに基づいて破壊されたファイルデータを磁
気ディスク本体42で復旧できる。このことは、障害復
旧のための処理をOSおよび人的手段を用いることない
ので、停電やシステム異常などのに原因する障害を簡単
に、しかも短時間で復旧できる。さらに、磁気ディスク
本体42へのデータを書き込む時点で、欠陥ブロックが
検出された場合も、再度のデータ書き込みが可能になり
、データ書き込みをより確実で安定したものにできる。
施例と同様にして磁気ディスク本体42にデータを書き
込んでいる際、またはデータ書き込もうとしている際に
、計算機システムに停電やシステム異常などの障害が発
生した場合も、障害が回復した時点でEEPROM41
1cおよび不揮発性レジスタ群413の記憶内容から磁
気ディスク本体42の書き込みデータの状態を知ること
ができ、これに基づいて破壊されたファイルデータを磁
気ディスク本体42で復旧できる。このことは、障害復
旧のための処理をOSおよび人的手段を用いることない
ので、停電やシステム異常などのに原因する障害を簡単
に、しかも短時間で復旧できる。さらに、磁気ディスク
本体42へのデータを書き込む時点で、欠陥ブロックが
検出された場合も、再度のデータ書き込みが可能になり
、データ書き込みをより確実で安定したものにできる。
【0041】なお、本発明は、上記実施例にのみ限定さ
れず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる
。例えば、上述した実施例では、ディスク・キャッシュ
に用いられる不揮発性のメモリとして半導体メモリのE
EPROMの例を述べたが、これに限らず他の不揮発性
のメモリを使用することも可能である。また、上述した
実施例では、障害が回復した時点で、EEPROMおよ
び不揮発性レジスタ群に格納された情報に基づいて磁気
ディスク本体の書き込みデータを復旧するようにしたが
、EEPROMに格納された情報のみに基づいて磁気デ
ィスク本体の書き込みデータを復旧するようにしてもよ
い。
れず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる
。例えば、上述した実施例では、ディスク・キャッシュ
に用いられる不揮発性のメモリとして半導体メモリのE
EPROMの例を述べたが、これに限らず他の不揮発性
のメモリを使用することも可能である。また、上述した
実施例では、障害が回復した時点で、EEPROMおよ
び不揮発性レジスタ群に格納された情報に基づいて磁気
ディスク本体の書き込みデータを復旧するようにしたが
、EEPROMに格納された情報のみに基づいて磁気デ
ィスク本体の書き込みデータを復旧するようにしてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、磁気ディスク本体に対
し読み書きされるデータを一時的に格納するディスク・
キャッシュの少なくとも書き込みデータを格納するもの
に不揮発性のメモリを用いることにより、電源障害、シ
ステム異常などの障害が発生し、磁気ディスク本体のフ
ァイルデータを破壊されても、プロセッサなどの制御を
受けることなく、障害を復旧することができる。また、
データ書き込み時に磁気ディスク本体上に欠陥ブロック
が発見された場合でも、プロセッサにエラーを通知する
ことなく、磁気ディスク装置内で代替ブロックに置き換
え、データを書き込むことが実現可能になる。
し読み書きされるデータを一時的に格納するディスク・
キャッシュの少なくとも書き込みデータを格納するもの
に不揮発性のメモリを用いることにより、電源障害、シ
ステム異常などの障害が発生し、磁気ディスク本体のフ
ァイルデータを破壊されても、プロセッサなどの制御を
受けることなく、障害を復旧することができる。また、
データ書き込み時に磁気ディスク本体上に欠陥ブロック
が発見された場合でも、プロセッサにエラーを通知する
ことなく、磁気ディスク装置内で代替ブロックに置き換
え、データを書き込むことが実現可能になる。
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す回路図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図4】本発明の他の実施例の概略構成を示す回路図。
【図5】同他の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート。
ャート。
1…プロセッサ、2…主記憶装置、3…バス、4…磁気
ディスク装置、41…ディスク・コントローラ、411
…ディスク・キャッシャ、411a…揮発性メモリ、4
11b、411c…EEPROM、412…データ制御
部、413…不揮発性レジスタ群、42…磁気ディスク
本体。
ディスク装置、41…ディスク・コントローラ、411
…ディスク・キャッシャ、411a…揮発性メモリ、4
11b、411c…EEPROM、412…データ制御
部、413…不揮発性レジスタ群、42…磁気ディスク
本体。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気ディスク本体と、この磁気ディス
ク本体に対し読み書きされるデータを一時的に格納する
もので少なくとも書き込みデータを格納するのに不揮発
性のメモリを用いたディスク・キャッシュと、障害発生
の際少なくとも上記不揮発性メモリのデータを障害復旧
に必要な情報として取り込み上記磁気ディスク本体の書
き込みデータを復旧する障害復旧処理手段とを具備した
ことを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3034630A JPH04273516A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3034630A JPH04273516A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04273516A true JPH04273516A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=12419725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3034630A Pending JPH04273516A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04273516A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001166993A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-22 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置およびキャッシュメモリの制御方法 |
JP2015109054A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | 日本電気株式会社 | 磁気ディスク装置およびストレージ装置 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3034630A patent/JPH04273516A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001166993A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-22 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置およびキャッシュメモリの制御方法 |
US7111134B2 (en) | 1999-12-13 | 2006-09-19 | Hitachi, Ltd. | Subsystem and subsystem processing method |
JP2015109054A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | 日本電気株式会社 | 磁気ディスク装置およびストレージ装置 |
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