JP3074363B2 - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JP3074363B2
JP3074363B2 JP04300224A JP30022492A JP3074363B2 JP 3074363 B2 JP3074363 B2 JP 3074363B2 JP 04300224 A JP04300224 A JP 04300224A JP 30022492 A JP30022492 A JP 30022492A JP 3074363 B2 JP3074363 B2 JP 3074363B2
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道夫 平岡
繁 山口
孝博 大下
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体とこれを覆う蓋と
を有する各種機器のヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ヒンジ装置は、性能を維持しつつ
構成部品を少なくすること、および組立作業性を良くす
ることなどによりコストダウンを追求することがなされ
ている。
【0003】以下に従来のヒンジ装置について説明す
る。図4において、本体1は蓋2で覆われている。蓋2
には蓋2と一体化してなり、軸受け部3が入りこむ切り
欠き部3aを有し、回転軸4を保持するための保持孔3
aを有する2個の凸部5が設けられている。一方本体1
には、本体1より突出してなり回転軸4が挿入される軸
受け孔3aを有する2個の軸受け部3が設けられてい
る。回転軸4は保持孔3bと軸受け孔3aに挿入され、
ナット6により凸部3に固定されている。以上のような
ヒンジ装置を2対備えている。
【0004】以上のように構成されたヒンジ装置におい
て、以下その動作を説明する。保持孔3bと軸受け孔3
aに挿入され凸部5に固定された回転軸4を中心とし、
蓋2は開閉する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、部品点数が多く、コスト高となっていた。ま
た、構造が複雑なため組立作業に多くの時間を要してい
た。ヒンジ装置としての部品点数は、回転軸4、ナット
6がそれぞれ2個づつ、計4点を必要としていた。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するもので、
部品点数を2個とし、蓋の開閉はゆるやかにすることが
でき、特殊な治具を必要としなく組立性も向上したヒン
ジ装置を提供することを第1の目的とし、また、部品点
数を1個とし、組立性も向上したヒンジ装置を提供する
ことを第2の目的とし、さらに、部品点数を1個としそ
の形状をシンプル化してコストを抑え、組立性を向上し
たヒンジ装置を提供することを第3の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明のヒンジ装置の第1の手段は、蓋より突
出し軸受け孔を有する一対の軸受け部を備え、本体には
前記軸受け部間に位置する凸部を備え、この凸部の両側
面にねじ締め固定でき、頭部が前記軸受け孔に軸受け孔
の内壁との間に間隙をもって挿入され前記蓋を回転支持
するねじを設け、前記軸受け部が凸部を挟持するように
配置したものである。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明のヒンジ装置の第2の手段は、蓋より突出し軸受
け孔を有する一対の軸受け部を備え、本体には前記軸受
け部と係合する一対の凸部を備え、一方の凸部にはこの
一方の凸部と一体化してなり一方の軸受け孔に挿入され
前記蓋を回転支持する回転軸を、またもう一方の凸部に
はもう一方の軸受け孔に挿入され前記蓋を回転支持する
回転軸となる頭部と、ストレート部とを備えた段付きね
じを設けたものである。
【0009】さらに、上記第3の目的を達成するため
に、本発明のヒンジ装置の第3の手段は、蓋より突出し
軸受け孔を有する一対の軸受け部を備え、本体には前記
軸受け部間に位置する一対の凸部を備え、一方の凸部に
はこの一方の凸部と一体化してなり一方の軸受け孔に挿
入され蓋を回転支持する回転軸を備え、またもう一方の
凸部にはもう一方の軸受け孔に挿入され前記蓋を回転支
持する回転軸となる頭部を有するねじを備え、前記軸受
け部は前記凸部を挟持するように配置したものである。
【0010】
【作用】上記構成により、本発明のヒンジ装置の請求項
1の手段によれば、蓋の開閉はゆるやかにすることがで
き、特殊な治具を必要とすることなくヒンジ装置として
の構成部品はねじ2本だけであり、本体、蓋それぞれよ
り一体化してなる凸部、軸受け部の形状もシンプルで組
立性がよい。
【0011】また請求項2の手段によれば、ヒンジ装置
としての構成部品は段付きねじ1本だけであり、本体、
蓋それぞれより一体化してなる凸部、軸受け部の形状も
シンプルなものとなる。
【0012】また請求項3の手段によれば、第2の手段
によりさらにねじ形状がシンプルなものとなる。
【0013】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の実施例1のヒンジ装置について図1を参
照しながら説明する。図1において、本体10とこの本
体10を覆う蓋11とを備え、蓋11には蓋11より突
出した突出部に軸受け孔12aを有する一対の軸受け部
12を一体に備え、本体10には軸受け部12の間に位
置する凸部13を備え、この凸部13の両側面13aの
2箇所のねじ孔13bにねじ締め固定でき、頭部14a
が軸受け孔12aに間隙をもって挿入されて蓋11を回
転支持する2本のねじ15を備え、軸受け部12が凸部
13を挟持するように配されている。従って頭部14a
と軸受け孔12aとの間の間隙によってねじ15自体は
回転することがなく、しかも前記間隙の寸法の範囲内で
軸受け部12がガタつくことができるので、本体10に
一体に形成した凸部13と蓋11より一体に突出した軸
受け部12とがお互いに当接し、両者の当接時の摩擦力
によって蓋11は本体10に対して急激に回転すること
がない。
【0014】以上のように構成されたヒンジ装置によれ
ば、本体10および蓋11より一体化してなる部分以外
の部品としてはねじ15の2本だけであり、特殊な治具
によって回転軸を無理嵌めする構成に比較して無理嵌め
する治具も不要であり凸部13および軸受け部12の形
状もシンプルであるため組立が容易となる。
【0015】(実施例2)以下、本発明の実施例2のヒ
ンジ装置について図2を参照しながら説明する。図2に
おいて、本体16と、この本体16を覆う蓋17とを備
え、蓋17より突出し軸受け孔18と18bをそれぞれ
有する一対の軸受け部18を備え、本体16には一対の
凸部19aと19bを備え、一方の凸部19aの内側に
は一体化してなり一方の軸受け孔18aに挿入され蓋1
7を回転支持する回転軸20を、またもう一方の凸部1
9bにはもう一方の軸受け孔18bに挿入され、蓋17
を回転支持する回転軸となる頭部21aと、ストレート
部21bとを備えた凸部19bの外側に設けたねじ孔1
9cに固定された段付きねじ21を備えている。
【0016】以上のように構成されたヒンジ装置によれ
ば本体16および蓋17より一体化してなる部分以外の
部品としては段付きねじ21の1本だけであり、凸部1
9および軸受け部18の形状もシンプルであるため組立
が容易となる。
【0017】(実施例3)以下、本発明の実施例3のヒ
ンジ装置について図3を参照しながら説明する。図3に
おいて、本体22とこの本体22を覆う蓋23とを備
え、蓋23には蓋23より突出し軸受け孔24aを有す
る一対の軸受け部24を備え、本体22には本体22よ
り突出した一対の軸受け部24間に位置する一対の凸部
25を備え、一方の凸部25aの外側には一方の凸部2
5aと一体化してなり一方の軸受け孔24aに挿入され
蓋23を回転支持する回転軸26を、またもう一方の凸
部25bにはもう一方の軸受け孔24bには回転軸とな
る頭部27aが挿入され蓋23を回転支持する凸部25
bの外側に設けたねじ孔25cに固定されたねじ27を
備え、一対の軸受け部24が一対の凸部25を挟持する
ように配している。なお、本体22に蓋23を取り付け
るために隙間28を設けている。
【0018】以上のように構成されたヒンジ装置によれ
ば、本体22および蓋23と一体化してなる部分以外の
部品としてはねじ27の1本だけであり、このねじ27
の形状もシンプルである。また、凸部25および軸受け
部24の形状もシンプルであるため組立が容易となる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明のヒ
ンジ装置によれば、まず、ヒンジ装置としての構成部品
がねじ2本だけであり、蓋の開閉はゆるやかにすること
ができ、特殊な治具を必要とすることなく本体、蓋それ
ぞれより一体化してなる凸部、軸受け部の形状もシンプ
ルであるため組立も容易となる。これによりコストダウ
ンが図れる。
【0020】また、ヒンジ装置としての構成部品は段付
きねじ1本だけであり、本体、蓋それぞれより一体化し
てなる凸部、軸受け部の形状もシンプルであるため組立
も容易になる。これによりコストダウンが図れる。
【0021】さらに、ヒンジ装置として構成部品は形状
がシンプなねじ1本だけであり、本体、蓋それぞれより
一体化してなる凸部、軸受部の形状もシンプルであるた
め組立も容易であるためさらにコストを抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1のヒンジ装置の分解斜
視図 (b)同断面図
【図2】(a)本発明の実施例2のヒンジ装置の分解斜
視図 (b)同断面図
【図3】(a)本発明の実施例3のヒンジ装置の分解斜
視図 (b)同断面図
【図4】(a)従来のヒンジ装置の分解斜視図 (b)同断面図
【符号の説明】
10 本体 11 蓋 12 軸受け部 12a 軸受け孔 13 凸部 14a 頭部 15 ねじ 16 本体 17 蓋 18 軸受け部 18a、18b 軸受け孔 19a、19b 凸部 20 回転軸 21 段付ねじ 21a 頭部 21b ストレート部 22 本体 23 蓋 24 軸受け部 24a、24b 軸受け孔 25a、25b 凸部 26 回転軸 27 ねじ 27a 頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平3−21688(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 3/06 E05D 5/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体とこの本体を覆う蓋とを備え、前記蓋
    にはこの蓋より突出した軸受け孔を有する一対の軸受け
    部を備え、前記本体には前記軸受け部間に位置する凸部
    を備え、この凸部の両側面にねじ締め固定ができ、頭部
    が前記軸受け孔に軸受け孔の内壁との間に間隙をもって
    挿入され、前記蓋を回転支持するねじを備え、前記軸受
    け部が前記凸部を挟持するように配したヒンジ装置。
  2. 【請求項2】本体とこの本体を覆う蓋とを備え、前記蓋
    にはこの蓋より突出し軸受け孔を有する一対の軸受け部
    を備え、前記本体には前記軸受け部と係合する一対の凸
    部を備え、一方の凸部にはこの一方の凸部と一体化して
    なり一方の軸受け孔に挿入され、前記蓋を回転支持する
    回転軸を、またもう一方の凸部にはもう一方の軸受け孔
    に挿入され前記蓋を回転支持する頭部とストレート部を
    備えた段付きねじを有するヒンジ装置。
  3. 【請求項3】本体とこの本体を覆う蓋とを備え、前記蓋
    にはこの蓋より突出し軸受け孔を有する一対の軸受け部
    を備え、前記本体には前記軸受け部間に位置する一対の
    凸部を備え、一方の凸部にはこの一方の凸部と一体化し
    てなり一方の軸受け孔に挿入され前記蓋を回転支持する
    回転軸を備え、またもう一方の凸部にはもう一方の軸受
    け孔に挿入され、前記蓋を回転支持する頭部を有するね
    じを備え、前記軸受け部は前記凸部を挟持するように配
    置したヒンジ装置。
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JP2006160309A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Hioki Ee Corp 蓋体の軸支構造
DE102009031829C5 (de) * 2009-07-03 2019-01-24 Eco Schulte Gmbh & Co. Kg Band aus wenigen Teilen und Herstellungsverfahren hierfür

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