JPH072931Y2 - 軸芯調整機能付き軸受 - Google Patents
軸芯調整機能付き軸受Info
- Publication number
- JPH072931Y2 JPH072931Y2 JP1990041358U JP4135890U JPH072931Y2 JP H072931 Y2 JPH072931 Y2 JP H072931Y2 JP 1990041358 U JP1990041358 U JP 1990041358U JP 4135890 U JP4135890 U JP 4135890U JP H072931 Y2 JPH072931 Y2 JP H072931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base body
- door
- bearing
- shaft
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オーディオラックその他のキャビネット等の
開口部に取付けられる扉の軸受に関するものであり、詳
しくは扉の回転軸の回転位置を調節可能な調節付軸受に
関するものである。
開口部に取付けられる扉の軸受に関するものであり、詳
しくは扉の回転軸の回転位置を調節可能な調節付軸受に
関するものである。
オーディオラックその他のキャビネットとして、キャビ
ネットの開口部に、ガラス製や木製や金属製や合成樹脂
材料製などの扉を回転自在に取りつけて開口部を開閉可
能に構成したものが広く採用されている。
ネットの開口部に、ガラス製や木製や金属製や合成樹脂
材料製などの扉を回転自在に取りつけて開口部を開閉可
能に構成したものが広く採用されている。
ところで、前記キャビネットにおいて、扉の回動中心が
傾いたり、ずれたりして、適性な位置に配置されない
と、キャビネットと扉との間に隙間が形成されたり、観
音開きの扉においては、扉を閉じたときに、左右の扉間
に隙間が形成されたり、左右の扉が面一にならなかった
りするという問題が発生する。
傾いたり、ずれたりして、適性な位置に配置されない
と、キャビネットと扉との間に隙間が形成されたり、観
音開きの扉においては、扉を閉じたときに、左右の扉間
に隙間が形成されたり、左右の扉が面一にならなかった
りするという問題が発生する。
そこで、扉とキャビネット間や左右の扉間に隙間が発生
しないようにするため、扉の回転中心位置を調整する機
能を備えた扉の取付構造が各種提案されている。
しないようにするため、扉の回転中心位置を調整する機
能を備えた扉の取付構造が各種提案されている。
例えば、実開昭51−159219号公報には、扉の回動中心に
上下両側へ突出したピン部材を設け、扉が装着されるキ
ャビネットなどの開口部にピン部材に対応させて取付孔
を形成し、この取付孔に回転可能に内嵌される略円筒状
の調節ブッシュを設け、調節ブッシュの偏心位置にピン
孔を形成して、このピン孔にピン部材を装着させて、扉
をキャビネット等に回動自在に取付け、調節ブッシュを
回転させることで、扉の回動中心を微調整するように構
成した扉の取付構造が記載されている。
上下両側へ突出したピン部材を設け、扉が装着されるキ
ャビネットなどの開口部にピン部材に対応させて取付孔
を形成し、この取付孔に回転可能に内嵌される略円筒状
の調節ブッシュを設け、調節ブッシュの偏心位置にピン
孔を形成して、このピン孔にピン部材を装着させて、扉
をキャビネット等に回動自在に取付け、調節ブッシュを
回転させることで、扉の回動中心を微調整するように構
成した扉の取付構造が記載されている。
また、実開昭56−174891号公報には、開口部を開閉する
扉をキャビネットに突出状に固定された軸受金具に対し
て回動自在に取付ける扉の取付構造において、軸受金具
に偏心ブッシュを設け、扉の回転軸を偏心ブッシュの偏
心孔に挿通させ、偏心ブッシュを回転させることで、扉
の回動中心を微調整するように構成したものが記載され
ている。また、偏心ブッシュは、所望の位置に回転させ
た状態で、軸受金具の側方より装着したビスで、軸受金
具に固定するように構成されている。
扉をキャビネットに突出状に固定された軸受金具に対し
て回動自在に取付ける扉の取付構造において、軸受金具
に偏心ブッシュを設け、扉の回転軸を偏心ブッシュの偏
心孔に挿通させ、偏心ブッシュを回転させることで、扉
の回動中心を微調整するように構成したものが記載され
ている。また、偏心ブッシュは、所望の位置に回転させ
た状態で、軸受金具の側方より装着したビスで、軸受金
具に固定するように構成されている。
前者の取付構造においては、キャビネットの取付孔に直
接嵌合させた調節ブッシュを回転させて扉の回転中心を
位置調整する関係上、調節ブッシュと取付孔間に多少の
遊びを必要とし、この遊びにより扉にガタが発生するこ
と、調節ブッシュを取付孔に固定していないので、扉の
開閉を繰り返して行うと、調節ブッシュが回転して扉の
回動中心がずれ、扉とキャビネット間や左右の扉間に隙
間が発生すること、などの問題がある。
接嵌合させた調節ブッシュを回転させて扉の回転中心を
位置調整する関係上、調節ブッシュと取付孔間に多少の
遊びを必要とし、この遊びにより扉にガタが発生するこ
と、調節ブッシュを取付孔に固定していないので、扉の
開閉を繰り返して行うと、調節ブッシュが回転して扉の
回動中心がずれ、扉とキャビネット間や左右の扉間に隙
間が発生すること、などの問題がある。
また、調節ブッシュのガタを防止するため、調節ブッシ
ュにフランジ部などを形成し、扉の回転中心を適正な位
置に設定した後、フランジ部をキャビネットにビス止め
することも考えられるが、一旦ビス止めした後で、扉の
回転中心のズレに気付いて再度調整し直すことが出来な
いし、ビスを装着する孔を、例えば円弧状に形成した場
合でも、キャビネットに対してビスを直接取付ける場合
には、ビスの締め直しを複数回繰り返すと、ビス孔がバ
カ孔になってしまうという問題も考えられる。
ュにフランジ部などを形成し、扉の回転中心を適正な位
置に設定した後、フランジ部をキャビネットにビス止め
することも考えられるが、一旦ビス止めした後で、扉の
回転中心のズレに気付いて再度調整し直すことが出来な
いし、ビスを装着する孔を、例えば円弧状に形成した場
合でも、キャビネットに対してビスを直接取付ける場合
には、ビスの締め直しを複数回繰り返すと、ビス孔がバ
カ孔になってしまうという問題も考えられる。
一方、後者の取付構造においては、軸受金具の側方より
装着したビスで、偏心ブッシュを軸受金具に固定するの
で、前記問題を解決出来るが、オーディオラックや家具
などのように、木製部材で構成されたキャビネットに適
用すると、取付金具を取付けるために複数のボルトやネ
ジを必要とし、部品点数が増えてコスト高になること、
取付金具を配置するための上下方向のスペースを必要と
し、扉の上下両端部とキャビネット間に大きな隙間が形
成されること、などの問題が発生する。
装着したビスで、偏心ブッシュを軸受金具に固定するの
で、前記問題を解決出来るが、オーディオラックや家具
などのように、木製部材で構成されたキャビネットに適
用すると、取付金具を取付けるために複数のボルトやネ
ジを必要とし、部品点数が増えてコスト高になること、
取付金具を配置するための上下方向のスペースを必要と
し、扉の上下両端部とキャビネット間に大きな隙間が形
成されること、などの問題が発生する。
本考案に係る軸芯調整機能付き軸受は、扉の回転中心に
対応させてキャビネットに形成した取付孔に圧入固定さ
れる円柱状の基体であって、外周部に取付孔の内壁面に
食込むローレットを形成した基体と、前記キャビネット
の開口部に臨ませて設けられ、基体に回転可能に支承さ
れるとともに、基体に対する回転中心から偏心した位置
に扉の回転軸を回転自在に受止める軸受部を設けた回転
部材と、前記回転部材を基体に対して固定する固定手段
であって、回転部材の回転中心から偏心した位置に対応
させて基体に穿設した螺孔と、螺孔に対応させて形成し
た円弧状の螺軸挿通孔と、螺軸挿通孔を挿通して螺孔に
螺合する螺軸とからなる固定手段とを備えたものであ
る。
対応させてキャビネットに形成した取付孔に圧入固定さ
れる円柱状の基体であって、外周部に取付孔の内壁面に
食込むローレットを形成した基体と、前記キャビネット
の開口部に臨ませて設けられ、基体に回転可能に支承さ
れるとともに、基体に対する回転中心から偏心した位置
に扉の回転軸を回転自在に受止める軸受部を設けた回転
部材と、前記回転部材を基体に対して固定する固定手段
であって、回転部材の回転中心から偏心した位置に対応
させて基体に穿設した螺孔と、螺孔に対応させて形成し
た円弧状の螺軸挿通孔と、螺軸挿通孔を挿通して螺孔に
螺合する螺軸とからなる固定手段とを備えたものであ
る。
ここで、前記回転部材が、回転板と、回転板の下面の中
央に下方へ向けて突出状に形成した回転軸とから構成さ
れ、回転部材の回転軸が回転自在に装着される挿入孔を
基体に形成することが好ましい実施例である。
央に下方へ向けて突出状に形成した回転軸とから構成さ
れ、回転部材の回転軸が回転自在に装着される挿入孔を
基体に形成することが好ましい実施例である。
本考案に係る軸芯調整機能付き軸受においては、キャビ
ネットの取付孔にローレットを食い込ませて基体を圧入
装着し、この基体に対して回転部材を取付けるととも
に、回転部材の軸受部に扉の回転軸の端部を挿入し、回
転部材を微小量ずつ回転させて扉の回転軸の回転中心を
位置調整する。そして、回転軸の位置を調整した状態で
螺軸を螺孔に締結して、回転部材を基体に固定すること
になる。
ネットの取付孔にローレットを食い込ませて基体を圧入
装着し、この基体に対して回転部材を取付けるととも
に、回転部材の軸受部に扉の回転軸の端部を挿入し、回
転部材を微小量ずつ回転させて扉の回転軸の回転中心を
位置調整する。そして、回転軸の位置を調整した状態で
螺軸を螺孔に締結して、回転部材を基体に固定すること
になる。
このように、圧入により基体を取付孔に回転不能に装着
出来、基体を固定するためのビスなどを必要としないの
で、軸受の部品点数を低減出来、しかも、キャビネット
に対する軸受の組付性も大幅に向上する。
出来、基体を固定するためのビスなどを必要としないの
で、軸受の部品点数を低減出来、しかも、キャビネット
に対する軸受の組付性も大幅に向上する。
本考案の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る軸芯調整機能付き軸受の実施例説
明用分解斜視図、第2図は基体の平面図、第3図は回転
部材の底面図である。
明用分解斜視図、第2図は基体の平面図、第3図は回転
部材の底面図である。
1は回転板2の下面中央に回転軸3を突設した回転部材
であり、この回転部材1の回転軸3と偏心した位置に軸
受部4を有するものである。
であり、この回転部材1の回転軸3と偏心した位置に軸
受部4を有するものである。
この軸受部4は、略円筒形状でなり、中心に扉の回転軸
挿入孔5を有するものである。
挿入孔5を有するものである。
また、回転板2の軸受部4と対向する位置には、円弧状
の長孔でなる螺軸挿通孔6が穿設されている。
の長孔でなる螺軸挿通孔6が穿設されている。
7は、回転部材1を回転可能に支承する基体であり、上
面中央部には回転部材1の回転軸3が挿入される挿入孔
8が穿設されている。
面中央部には回転部材1の回転軸3が挿入される挿入孔
8が穿設されている。
また、基体7の上面は縁部を残して凹所12を形成してお
り、回転部材1の回転板2が遊嵌状に嵌入まれるもので
ある。
り、回転部材1の回転板2が遊嵌状に嵌入まれるもので
ある。
ここで、基体7には回転部材1の軸受部4に対応する位
置に、少なくとも軸受部4の可動範囲に穿設された受入
れ孔9と対向する位置に螺孔10が設けられている。
置に、少なくとも軸受部4の可動範囲に穿設された受入
れ孔9と対向する位置に螺孔10が設けられている。
また、基体7の外周面には上下方向にローレット11が設
けられており、取付後の回転を防止している。
けられており、取付後の回転を防止している。
13は、回転部材1の螺軸挿通孔6を通して基体7の螺孔
10に螺合する螺軸であり、螺孔10とともに回転部材1を
固定する固定手段を構成するものである。
10に螺合する螺軸であり、螺孔10とともに回転部材1を
固定する固定手段を構成するものである。
回転部材1及び基体7はそれぞれ硬質合成樹脂等で一体
成形することが可能であり、その他材質は特に限定はし
ない。
成形することが可能であり、その他材質は特に限定はし
ない。
また、基体7の凹所12を省略することも可能であり、回
転部材1の回転板2の外周が完全な円であり、これに応
じて基体7の凹所12の形状が完全な円形であれば、回転
部材1の回転軸3及び基体7の挿入孔8を省略すること
も可能である。
転部材1の回転板2の外周が完全な円であり、これに応
じて基体7の凹所12の形状が完全な円形であれば、回転
部材1の回転軸3及び基体7の挿入孔8を省略すること
も可能である。
更に、回転部材1の螺軸挿通孔6及び基体7の受入れ孔
9を図示したものより拡大して、回転部材1の可動範囲
を大きくすることも可能であり、図示したものに限定さ
れるものではない。
9を図示したものより拡大して、回転部材1の可動範囲
を大きくすることも可能であり、図示したものに限定さ
れるものではない。
尚、14は基体7の側面に設けられる治具挿通溝である。
第4図は、本考案に係る軸芯調整機能付き軸受の使用状
態を示す分解斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
21は、オーディオラックその他のキャビネット本体であ
り、前面に開口部22を有し、内面隅角部に本考案の軸受
が取付けられる取付孔23が穿設されている。
り、前面に開口部22を有し、内面隅角部に本考案の軸受
が取付けられる取付孔23が穿設されている。
取付孔23の径は、基体7の最大外径より若干小さく設定
されており、本考案の軸受を圧入すれば、基体7のロー
レット11が取付孔23に食込んで回動不能に固着される。
されており、本考案の軸受を圧入すれば、基体7のロー
レット11が取付孔23に食込んで回動不能に固着される。
この時、基体7側面の治具挿通溝14に取付用の治具を係
止して、本考案の軸受を取付孔23に圧入して取付けるも
のである。
止して、本考案の軸受を取付孔23に圧入して取付けるも
のである。
このキャビネット本体21の開口部22に例えばガラス製の
扉31を取付ける場合には、図示したような取付具32を利
用する。
扉31を取付ける場合には、図示したような取付具32を利
用する。
即ち、断面略コ字状のガラス受部33の側面に図示しない
締付ボルトを有しおり、下方に回転軸35を突設してなる
ものである。
締付ボルトを有しおり、下方に回転軸35を突設してなる
ものである。
しかして、取付具32のガラス受部33に扉31を嵌合して締
付ボルトにより固定し、キャビネット本体21に固定され
た本考案の軸受の軸受部4に回転軸35を挿入して扉31の
取付けを行う。
付ボルトにより固定し、キャビネット本体21に固定され
た本考案の軸受の軸受部4に回転軸35を挿入して扉31の
取付けを行う。
ここで、螺軸13を弛めると、回転部材1は回動可能とな
り、第5図に示すように一点鎖線から二点鎖線の範囲で
調整することができる。
り、第5図に示すように一点鎖線から二点鎖線の範囲で
調整することができる。
よって扉31を閉止した際の状態に応じて回転部材1を回
転し、軸受部4が最適の位置になるように螺軸13によっ
て固定する。
転し、軸受部4が最適の位置になるように螺軸13によっ
て固定する。
第6図、第7図は本考案に係る軸芯調整機能付き軸受の
取付例を示す簡略平面図である。
取付例を示す簡略平面図である。
第4図に示したような取付具32を用いた場合には、キャ
ビネット本体21の開口面に平行方向の調整は、この取付
具32によって可能である為、本考案の軸受を第6図に示
すような方向で取付ける。
ビネット本体21の開口面に平行方向の調整は、この取付
具32によって可能である為、本考案の軸受を第6図に示
すような方向で取付ける。
このようにすれば、キャビネット本体21の開口部22の内
外方向の調整を可能とし、取付具32の調整と併せて扉31
の回転中心の調整を可能とするものである。
外方向の調整を可能とし、取付具32の調整と併せて扉31
の回転中心の調整を可能とするものである。
また、第7図に示すように取付けた時には、扉31の遊端
側に隙間があった場合等の調整が可能となるものであ
る。
側に隙間があった場合等の調整が可能となるものであ
る。
また、本考案の軸受は扉の回転軸の上下双方に設けるこ
とができ、一方だけに設けることも可能である。
とができ、一方だけに設けることも可能である。
特に、扉の遊端側にプッシュラッチ機構を設けて、閉止
状態で扉を吸着する場合には、プッシュラッチ機構のな
い側に本考案の軸受を設けることが好ましく、例えば、
遊端側上方にプッシュラッチ機構を設けた場合には、扉
の下方回転軸に採用する。
状態で扉を吸着する場合には、プッシュラッチ機構のな
い側に本考案の軸受を設けることが好ましく、例えば、
遊端側上方にプッシュラッチ機構を設けた場合には、扉
の下方回転軸に採用する。
このことにより、扉の遊端側のずれを調整して、扉を面
一状態で閉止することを可能とし、隙間の調整も可能と
なるものである。
一状態で閉止することを可能とし、隙間の調整も可能と
なるものである。
また、基体7を取付孔23に圧入装着して、基体7の外周
部に形成したローレット11を取付孔23に食い込ますこと
で、基体7を取付孔23に対して回転不能に固定すること
が可能となり、基体7の組付作業が大幅に簡単になる
し、基体固定用のビスなどを必要としないので、部品点
数を低減して、軸受けの製作コストを極力低減出来る。
部に形成したローレット11を取付孔23に食い込ますこと
で、基体7を取付孔23に対して回転不能に固定すること
が可能となり、基体7の組付作業が大幅に簡単になる
し、基体固定用のビスなどを必要としないので、部品点
数を低減して、軸受けの製作コストを極力低減出来る。
本考案に係る軸芯調整機能付き軸受によれば、回転部材
を回転させて扉の回転中心を位置合わせした状態で螺軸
を螺孔に締結して、回転部材を基体に固定するので、キ
ャビネットに対して扉を容易に位置合わせして組付ける
ことが可能となる。また、圧入により基体を取付孔に回
転不能に装着出来、基体を固定するためのビスなどを必
要としないので、軸受の部品点数を低減出来、しかも、
キャビネットに対する軸受の組付性も大幅に向上する。
を回転させて扉の回転中心を位置合わせした状態で螺軸
を螺孔に締結して、回転部材を基体に固定するので、キ
ャビネットに対して扉を容易に位置合わせして組付ける
ことが可能となる。また、圧入により基体を取付孔に回
転不能に装着出来、基体を固定するためのビスなどを必
要としないので、軸受の部品点数を低減出来、しかも、
キャビネットに対する軸受の組付性も大幅に向上する。
第1図は本考案に係る軸芯調整機能付き軸受の実施例説
明用分解斜視図、第2図は基体の平面図、第3図は回転
部材の底面図、第4図は使用状態を示す分解斜視図、第
5図は動作を示す平面図、第6図、第7図は取付例を示
す簡略平面図である。 1:回転部材、2:回転板、3:回転軸、4:軸受部、5:挿入
孔、6:螺軸挿通孔、7:基体、8:挿入孔、9:受入れ孔、1
0:螺孔、11:ローレット、12:凹所、13:螺軸、14:治具挿
通溝、21:キャビネット本体、22:開口部、23:取付孔、3
1:扉、32:取付具、33:ガラス受部、35:回転軸。
明用分解斜視図、第2図は基体の平面図、第3図は回転
部材の底面図、第4図は使用状態を示す分解斜視図、第
5図は動作を示す平面図、第6図、第7図は取付例を示
す簡略平面図である。 1:回転部材、2:回転板、3:回転軸、4:軸受部、5:挿入
孔、6:螺軸挿通孔、7:基体、8:挿入孔、9:受入れ孔、1
0:螺孔、11:ローレット、12:凹所、13:螺軸、14:治具挿
通溝、21:キャビネット本体、22:開口部、23:取付孔、3
1:扉、32:取付具、33:ガラス受部、35:回転軸。
Claims (2)
- 【請求項1】扉の回転中心に対応させてキャビネットに
形成した取付孔に圧入固定される円柱状の基体であっ
て、外周部に取付孔の内壁面に食込むローレットを形成
した基体と、 前記キャビネットの開口部に臨ませて設けられ、基体に
回転可能に支承されるとともに、基体に対する回転中心
から偏心した位置に扉の回転軸を回転自在に受止める軸
受部を設けた回転部材と、 前記回転部材を基体に対して固定する固定手段であっ
て、回転部材の回転中心から偏心した位置に対応させて
基体に穿設した螺孔と、螺孔に対応させて形成した円弧
状の螺軸挿通孔と、螺軸挿通孔を挿通して螺孔に螺合す
る螺軸とからなる固定手段と、 よりなる軸芯調整機能付き軸受。 - 【請求項2】前記回転部材が、回転板と、回転板の下面
の中央に下方へ向けて突出状に形成した回転軸とから構
成され、回転部材の回転軸が回転自在に装着される挿入
孔を基体に形成したことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項に記載の軸芯調整機能付き軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990041358U JPH072931Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 軸芯調整機能付き軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990041358U JPH072931Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 軸芯調整機能付き軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130879U JPH03130879U (ja) | 1991-12-27 |
JPH072931Y2 true JPH072931Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31551958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990041358U Expired - Lifetime JPH072931Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 軸芯調整機能付き軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072931Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51159219U (ja) * | 1975-06-10 | 1976-12-18 | ||
JPS56174891U (ja) * | 1980-05-26 | 1981-12-23 |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP1990041358U patent/JPH072931Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03130879U (ja) | 1991-12-27 |
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