JP2006160309A - 蓋体の軸支構造 - Google Patents

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博司 水出
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Abstract

【課題】寒冷な場所においても蓋体が脱落するのを防止することができ、かつ、構造的にも簡素化することができる蓋体の軸支構造の提供。
【解決手段】蓋体11の一側縁部12の両側に各別に設けられた軸支部13と、ケーシング本体21の対応部位に各別に設けられた軸受け部22と、頭部32を有し、該頭部32から直進して中間に位置する支軸部33と、該支軸部33の端面34側から突設された雄ネジ部35とを有する螺杆材31とで構成され、軸支部13は、螺杆材31の頭部32の掛止と支軸部33側の遊挿とが自在な通孔15を有し、軸受け部22は、軸支部13に螺杆材31の頭部32が掛止された際に雄ネジ部35との螺合を自在とした雌ネジ部33を備え、各軸支部13を各別に遊挿させた螺杆材31のそれぞれを雌ネジ部35に各別に螺着して、ケーシング本体21に対し蓋体11を開閉自在に軸支させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーシング本体側に対し蓋体を開閉自在に軸支するのに好適な蓋体の軸支構造に関する技術である。
通常、ケーシング本体の開口部を覆う蓋体は、回転可能に軸支される支軸を介して開閉自在に取り付けられている。このような軸支構造には、ケーシング本体側に支軸として用いる突起を設けておき、蓋体側の対応部位に設けた軸受け穴 に突起 を嵌合させることで軸支させるようにしたものがある(例えば特許文献1の図1参照)。
特開平11−168535号公報
また、他の軸支構造としては、蓋体側の一側縁部側に支軸杆が配設されており、ケーシング本体の対応部位に設けられた円筒部内に支軸杆側を回転自在に挿通させることで軸支させるようにしたものなどがある(例えば特許文献2の図1参照)。
特開平8−62689号公報
しかし、特許文献1に示されている軸支構造にあっては、蓋体とケーシング本体とが異種部材を用いて形成されている場合、温度収縮の違いなどから、例えば寒冷な場所などでは、蓋体がケーシング本体側から外れて脱落してしまう不都合があった。
また、特許文献2に示されている軸支構造にあっては、比較的長寸な支軸杆を用いる必要があるので、それだけコスト上昇を招いてしまうほか、支軸杆の抜脱を防止するための固定構造も別途に必要になるなどの不具合があった。
本発明は、従来技術にみられた上記課題に鑑み、寒冷な場所においても蓋体が脱落するのを防止することができ、かつ、構造的にも簡素化することができる蓋体の軸支構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、蓋体の一側縁部の両側に各別に設けられた軸支部と、ケーシング本体の対応部位に各別に設けられた軸受け部と、頭部を有し、該頭部から直進して中間に位置する支軸部と、該支軸部の端面側から突設された雄ネジ部とを有する螺杆材とで構成され、前記軸支部は、螺杆材の前記頭部の掛止と前記支軸部側の遊挿とが自在な通孔を有し、前記軸受け部は、前記軸支部に螺杆材の前記頭部が掛止された際に前記雄ネジ部との螺合を自在とした雌ネジ部を備え、各軸支部を各別に遊挿させた螺杆材のそれぞれを前記雌ネジ部に各別に螺着して、前記ケーシング本体に対し蓋体を開閉自在に軸支させたことを最も主要な特徴とする。
この場合、前記螺杆材は、前記支軸部より小径となってその端面側から突設された前記雄ネジ部を有し、前記軸受け部に前記端面を当接させた状態のもとで前記雄ネジ部を雌ネジ部に螺着させるのが望ましい。
本発明のうち、請求項1に係る発明によれば、短寸な螺杆材を用いて蓋体をケーシング本体側に確実に軸支させることができるので、部材コストを低く抑えることができるほか、ケーシング本体と蓋体とを異種部材で形成し、これを寒冷な場所などにおいて用いることがあっても蓋体の脱落を防止することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、螺杆材において雄ネジ部よりも大径な支軸部の端面を軸受け部側に当接させた状態のもとで、雌ネジ部に対し雄ネジ部をゆるみが生じないように緊締螺着させることで、ケーシング本体に対し蓋体を確実に軸支させることができる。
図1は、本発明の一例についての要部構造を分解して示す説明図であり、図2は、これを組み立てた後の状態を断面構造のもとで示す説明図である。
これらの図によれば、その全体は、適宜の合成樹脂材などからなる蓋体11と、金属材などからなるケーシング本体21と螺杆材31とで構成されている。この場合、蓋体11は、その一側縁部12における両側(図示例では、一側のみを示す。)に各別に設けられた軸支部13を備えている。また、ケーシング本体21は、軸支部13の位置との対応関係にある部位に各別に設けられた軸受け部22を備えている。さらに、螺杆材31は、頭部32を有し、該頭部32から直進して中間に位置する支軸部33と、該支軸部33より小径となってその端面34側から突設された雄ネジ部35とを備えて形成されている。
蓋体11が一側縁部12に備える該軸支部13は、螺杆材31の頭部32の掛止が自在な受け穴部14と、該受け穴部14に連通させて雄ネジ部35を含む支軸部33側の遊挿を自在に穿設された通孔15とを有して形成されている。
ケーシング本体31が備える軸受け部22は、軸支部13の受け穴部14を介して螺杆材31の頭部32が掛止された際に、螺杆材31が備える雄ネジ部35との螺合を自在とした雌ネジ部33を備えて形成されている。
次に、本発明の作用・効果を図示例に基づいて説明すれば、まず、螺杆材31を図1に示すようにその雄ネジ部35側から蓋体11が備える軸支部13の受け穴部14内へと挿入する。
このとき、螺杆材31は、その支軸部33と雄ネジ35とを遊挿するようにして通孔15を挿通させ、雄ネジ35をケーシング本体21が備える軸受け部22へと到達させることができる。
しかも、ケーシング本体21が備える軸受け部22には、雌ネジ部33が形成されているので、螺杆材31の雄ネジ部35と螺合させることができるようになっている。
また、螺杆材31自体は、軸支部13の受け穴部14内に螺杆材31の頭部32が掛止された際に雄ネジ部35がケーシング本体21の軸受け部22の雌ネジ部35と螺合する長さが付与されているので、軸受け部22の雌ネジ部35に対し螺杆材31の雄ネジ部35を確実に螺着することができる。
しかも、このとき、螺杆材31の雄ネジ部35は、支軸部33より小径となってその端面34側から突設されているので、図2に示されているように軸受け部22に端面34を当接させた状態のもとで雌ネジ部33に対し螺着させることができる。
したっがって、螺杆材31は、その端面34が軸受け部22と圧接するに至るまで緊締することで、雌ネジ部33側とより確実に螺合させることができることになり、かくして、蓋体11は、ケーシング本体21に対し開閉自在に軸支されることになる。
以上は、本発明の内容を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な内容はこれに限定されるものではない。例えば、螺杆材には、その端面側にバネ座金を介装させることで、その螺着時に軸受け部22側に弾性を伴って当接させることで、より好ましい緩み防止機能を付与して螺合させることができるようにしてもよい。また、螺杆材は、段差が生成される端面を介在させることなく、支軸部と雄ネジ部とを同径に形成したものを用いることもできる。
さらに、ケーシング本体の軸受け部に形成される雌ネジ部は、ネジ溝を刻入することに代えてナット材を固着するものであってもよい。
本発明の一例についての要部構造を分解して示す説明図。 図1に示す構成部材相互を組み付けた後の状態を断面構造のもとで示す説明図。
符号の説明
11 蓋体
12 一側縁部
13 軸支部
14 受け穴部
15 通孔
21 ケーシング本体
22 軸受け部
31 螺杆材
32 頭部
33 支軸部
34 端面
35 雄ネジ部

Claims (2)

  1. 蓋体の一側縁部の両側に各別に設けられた軸支部と、ケーシング本体の対応部位に各別に設けられた軸受け部と、頭部を有し、該頭部から直進して中間に位置する支軸部と、該支軸部の端面側から突設された雄ネジ部とを有する螺杆材とで構成され、
    前記軸支部は、螺杆材の前記頭部の掛止と前記支軸部側の遊挿とが自在な通孔を有し、前記軸受け部は、前記軸支部に螺杆材の前記頭部が掛止された際に前記雄ネジ部との螺合を自在とした雌ネジ部を備え、各軸支部を各別に遊挿させた螺杆材のそれぞれを前記雌ネジ部に各別に螺着して、前記ケーシング本体に対し蓋体を開閉自在に軸支させたことを特徴とする蓋体の軸支構造。
  2. 前記螺杆材は、前記支軸部より小径となってその端面側から突設された前記雄ネジ部を有し、前記軸受け部に前記端面を当接させた状態のもとで前記雄ネジ部を雌ネジ部に螺着させた請求項1に記載の蓋体の軸支構造。

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