JP2005282726A - 揺動座金を有するボルト - Google Patents
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Abstract
【課題】固定部材を揺動座金を有するボルトで被固定部材に取り付ける場合に、固定部材全体を交換することなく、揺動座金のみを交換可能にする。
【解決手段】ボルト軸1aと、ボルト軸1aの一端に設けられたヘッド部1bと、ボルト軸1aのヘッド部1bに延設されるように形成された第1の雄ネジ部1cと、ボルト軸1aの他端に形成された第2の雄ネジ部1dと、第1の雄ネジ部1cと第2の雄ネジ部1dとの間に形成されたネジ切欠部1eとを有するボルト1と、円板状の押さえ部2aと、押さえ部2aに立設された筒状部2bと、筒状部2bに形成されたボルト挿入穴2cと、ボルト挿入穴2cの内周面に形成された雌ネジ部2dと、筒状部2bの側面に形成された開口2eとを有する揺動座金2とを備え、ボルト軸1aの第2の雄ネジ部1dに揺動座金2の雌ネジ部2dを螺合、貫通させ、揺動座金2をネジ切欠部内で揺動自在に嵌合させた構成。
【選択図】図1
【解決手段】ボルト軸1aと、ボルト軸1aの一端に設けられたヘッド部1bと、ボルト軸1aのヘッド部1bに延設されるように形成された第1の雄ネジ部1cと、ボルト軸1aの他端に形成された第2の雄ネジ部1dと、第1の雄ネジ部1cと第2の雄ネジ部1dとの間に形成されたネジ切欠部1eとを有するボルト1と、円板状の押さえ部2aと、押さえ部2aに立設された筒状部2bと、筒状部2bに形成されたボルト挿入穴2cと、ボルト挿入穴2cの内周面に形成された雌ネジ部2dと、筒状部2bの側面に形成された開口2eとを有する揺動座金2とを備え、ボルト軸1aの第2の雄ネジ部1dに揺動座金2の雌ネジ部2dを螺合、貫通させ、揺動座金2をネジ切欠部内で揺動自在に嵌合させた構成。
【選択図】図1
Description
本発明は、ボルト軸の先端に揺動自在の座金を有するボルトに関するものである。
ボルト軸の先端に揺動自在の皿状座金を有するボルトは、所謂、万力に多く用いられ(例えば特許文献1の図2(A)参照)、取付面で皿状座金を揺動可能に設けることにより、強固な固定を可能にするとともに取付面の損傷を防止するようにしている。通常、皿状座金はボルト軸の先端にカシメにより装着されている。
特開平10−89321号公報
しかしながら、上記従来のボルトにおいては、長年の使用により腐食等により皿状座金がボルト軸から外れてしまうケースがあり、この場合、ボルトの交換は皿状座金の存在のためできない構造になっているため、万力という固定部材全体を交換しなければならないという問題を有している。この問題は、万力のみならず、固定部材を皿状座金を有するボルトで被固定部材に取り付ける場合も同様である。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、固定部材を揺動座金を有するボルトで被固定部材に取り付ける場合に、固定部材全体を交換することなく、揺動座金のみを交換することができる揺動座金を有するボルトを提供することを目的とする。
そのために本発明の揺動座金を有するボルトは、ボルト軸1aと、ボルト軸1aの一端に設けられたヘッド部1bと、ボルト軸1aのヘッド部1bに延設されるように形成された第1の雄ネジ部1cと、ボルト軸1aの他端に形成された第2の雄ネジ部1dと、第1の雄ネジ部1cと第2の雄ネジ部1dとの間に形成されたネジ切欠部1eとを有するボルト1と、円板状の押さえ部2aと、押さえ部2aに立設された筒状部2bと、筒状部2bに形成されたボルト挿入穴2cと、ボルト挿入穴2cの内周面に形成された雌ネジ部2dと、筒状部2bの側面に形成された開口2eとを有する揺動座金2とを備え、ボルト軸1aの第2の雄ネジ部1dに揺動座金2の雌ネジ部2dを螺合、貫通させ、揺動座金2をネジ切欠部内で揺動自在に嵌合させたことを特徴としている。
本発明によれば、固定部材を揺動座金を有するボルトで被固定部材に取り付ける場合に、固定部材全体を交換することなく、揺動座金のみを交換することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の揺動座金を有するボルトの1実施形態を示し、図(A)はボルトの正面図、図(B)揺動座金の平面図、図(C)は側面図、図(D)は図(C)のD方向から見た側面図、図(E)は揺動座金の変形例を示す平面図、図(F)、図(G)は使用状態を示す側面図である。
本発明の揺動座金を有するボルトは、図(A)に示すボルト1と、図(B)〜図(D)に示す揺動座金2とから構成されている。図(A)に示すように、ボルト1は、ボルト軸1aと、ボルト軸1aの一端に設けられたヘッド部1bと、ボルト軸1aのヘッド部1bに延設されるように形成された第1の雄ネジ部1cと、ボルト軸1aの他端に形成された第2の雄ネジ部1dと、第1の雄ネジ部1cと第2の雄ネジ部1dとの間に形成されたネジ切欠部1eとを備えている。
図(B)〜図(D)に示すように、揺動座金2は、円板状の押さえ部2aと、押さえ部2aの図で上面に立設された筒状部2bと、筒状部2bの図で上面に形成されたボルト挿入穴2cと、ボルト挿入穴2cの内周面に形成された雌ネジ部2dと、筒状部2bの側面に形成された開口2eとを備え、各部は鋳造により一体成形されている。なお、開口2eは鋳型を抜くためのものである。
図(E)は揺動座金の変形例を示す平面図である。本例においては、筒状部2bを平面視で矩形状としている。その他の構造は上記実施形態と同様である。本例によれば、後述する揺動座金2のボルト1へ結合させるに際して、矩形状部にスパナ等の工具を把持させることにより容易に結合させることができる。
図(F)、図(G)は、本発明の揺動座金を有するボルトの使用状態を示す側面図である。図(F)において、断面コ字形状の固定部材3は上片3aと下片3bを有し、上片3aにボルト1のボルト軸1aの第1の雄ネジ部1cが螺合され、第2の雄ネジ部1dに揺動座金2の雌ネジ部2dが螺合され、雌ネジ部2dは第2の雄ネジ部1dを乗り越えて貫通させ、揺動座金2が切欠部1e内で揺動自在に嵌合されている。固定部材3の下片3bは被固定部材4に係合させ、この状態でボルト1を締め付けると揺動座金2の押さえ部2aは被固定部材4の面に強固に固定されることになる。図(G)は被固定部材4の面が傾斜している場合を示し、この場合、揺動座金2の押さえ部2aは傾斜に追随して揺動するため、被固定部材4に強固に固定され、且つ被固定部材4の表面の傷付きを防止する。
揺動座金2が破損した場合には、ボルト1を緩め、揺動座金2をボルト軸1aから外すことにより交換することが可能なため、従来のように、固定部材3、ボルト1および揺動座金2全てを交換する必要がない。
図2は、本発明の揺動座金を有するボルトの他の実施形態を示す側面図である。本実施形態は、固定部材3が万力の場合を示し、固定部材3の下片3bにボルト1が螺合され、ボルト1のヘッド部1bには回転ハンドル1fが貫通して装着されている。なお、前記実施形態と同一の構成については同一番号を付けて説明を省略する。
1…ボルト、1a…ボルト軸、1b…ヘッド部、1c…第1の雄ネジ部
1d…第2の雄ネジ部、1e…ネジ切欠部、2…揺動座金、2a…押さえ部
2b…筒状部、2c…ボルト挿入穴、2d…雌ネジ部、2e…開口
1d…第2の雄ネジ部、1e…ネジ切欠部、2…揺動座金、2a…押さえ部
2b…筒状部、2c…ボルト挿入穴、2d…雌ネジ部、2e…開口
Claims (1)
- ボルト軸と、ボルト軸の一端に設けられたヘッド部と、ボルト軸のヘッド部に延設されるように形成された第1の雄ネジ部と、ボルト軸の他端に形成された第2の雄ネジ部と、第1の雄ネジ部と第2の雄ネジ部との間に形成されたネジ切欠部とを有するボルトと、円板状の押さえ部と、押さえ部に立設された筒状部と、筒状部に形成されたボルト挿入穴と、ボルト挿入穴の内周面に形成された雌ネジ部と、筒状部の側面に形成された開口とを有する揺動座金とを備え、前記ボルト軸の第2の雄ネジ部に前記揺動座金の雌ネジ部を螺合、貫通させ、揺動座金を前記ネジ切欠部内で揺動自在に嵌合させたことを特徴とする揺動座金を有するボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098008A JP2005282726A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 揺動座金を有するボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098008A JP2005282726A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 揺動座金を有するボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005282726A true JP2005282726A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35181350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004098008A Pending JP2005282726A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 揺動座金を有するボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005282726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011020228A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Sugino Machine Ltd | 爆発性物品用ウォータージェット切断装置及び切断方法 |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004098008A patent/JP2005282726A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011020228A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Sugino Machine Ltd | 爆発性物品用ウォータージェット切断装置及び切断方法 |
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