JP2004176741A - 高さ調整装置 - Google Patents

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JP2004176741A
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Takeshi Imada
武 今田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】調整用ボルトの回転により、第1と第2の基板間の間隔を調整する高さ調整装置に関するもので、前記調整用ボルトが振動や繰り返し荷重を受けた際に、緩みが生じるのを防止する有効な緩み防止手段を提供する。
【解決手段】調整用ボルト4を、第1の基板1に設けられた透孔1aを貫通せしめてその先端に形成された螺子部4bを第2の基板3に螺合するとともに、前記第1と第2の基板との間に圧縮ばね5を介在させた高さ調整装置において、前記第1の基板1に円状に間欠的に位置するように複数個の係合凹部1cを設け、一端に前記ボルト4が貫通される透孔を有し、かつ、その透孔に貫通された前記ボルトの頭部4aに係合する係合壁7bを有し、他端部に前記係合凹部1cに係合する係合突起7cを形成した座金7を前記ボルト4の頭部4aと第1の基板1との間に介在せしめた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調整用ボルトの回転により、第1と第2の基板間の間隔を調整する高さ調整装置に関するもので、前記調整用ボルトが振動や繰り返し荷重を受けた際に、緩みが生じるのを防止する緩み防止手段に特徴を有し、特に、光学装置などにおいて、光源などの部品の位置を調整する際に使用される調整用ボルトのように、繰り返し回動調整が行われるボルトの緩み防止に効果のある具体的構成を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々の機器において部品の位置を調整する手段として、図6に示すように調整用ボルトを使用することが行われている。図6において、1は調整すべき部品2が固定された第1の基板であり、3は装置本体の第2の基板である。4は前記第1の基板1に形成された透孔1aを貫通して先端部に形成された螺子部4bが前記第2の基板3に形成された螺子孔3aに螺合した調整用ボルトであり、5は前記第1と第2の基板1,3間に、前記調整用ボルト4が中心に位置するように介在された圧縮ばねである。
すなわち、前記圧縮ばね5の弾性力により、第1の基板1は調整用ボルト4の頭部4aの下側に当接した状態でその位置が固定され、前記調整用ボルト4を回動することにより、前記第1の基板1の第2の基板3に対する高さ位置が調整されるように構成されている。
しかし、上述の構成のみでは、前記調整用ボルト4が振動や繰り返し荷重を受けた際に、緩みが生じることがあるため、図6に示すように、前記第2の基板3より突出した調整用ボルト4の螺子部4bに、さらに、緩み防止のためのナット6を前記第2の基板3の裏面に当接するまでねじ込んでいる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−235724号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような構成では、再調整時には、前記ナット6を緩め、その後に調整ボルト4を回転して調整した後、再度、ナツト6を締め付ける必要があり、手数の掛かるものであった。また、ナット6や調整ボルト4に合った工具が必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、基板に円状に間欠的に複数個の係合凹部を設ける一方で、ボルトの頭部に座金の一部を係合させ、座金の他端に設けた係合突起を基板の係合凹部に係合させるようにしたもので、工具を要しないで緩み防止を実現できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、一端に頭部が、他端部に螺子部が形成されたボルトを、第1の基板に設けられた透孔を貫通せしめて前記螺子部を第2の基板に形成された螺子孔に螺合するとともに、前記第1と第2の基板との間に介在された圧縮ばねの弾性力により前記第1の基板を前記ボルトの頭部の下側に押圧し、前記ボルトの回転に伴って前記第1と第2の基板間の間隔を調整する高さ調整装置において、前記第1の基板の前記透孔を中心とする円上に間欠的に複数個の係合凹部を設け、一端に前記ボルトが貫通される透孔を有するとともに、その透孔に貫通された前記ボルトの頭部に係合する係合壁を有し、他端部に前記係合凹部に係合する係合突起を形成した座金を前記ボルトの頭部と第1の基板との間に介在せしめて、前記ボルトの回転に伴って前記係合突起が前記係合凹部の1つに順次係合するように構成したことを特徴とする高さ調整装置であり、所定の位置までボルトを締め付け、その状態で係合突起と係合凹部とを係合せしめておけば、振動などにより、ボルトに緩み方向に回転する力が加わっても、前記係合凹部と係合突起とが係合してその回転を阻止するものである。
【0007】
本発明の請求項2に記載の発明は、前記座金の前記係合突起が形成された側の端部に、直立した把手を形成したことを特徴とする請求項1記載の高さ調整装置であり、前記把手によりボルトと一体的に回転する座金を容易に回転することができるため、調整時に、特に工具を必要としないものである。
本発明の請求項3に記載の発明は、前記係合突起は、徐々に高くなる傾斜面とその傾斜面の端部から急激に低くなる係合面を有していることを特徴とする請求項1記載の高さ調整装置であり、特に、前記斜面部が、ボルトの締め付け時の回転方向側に位置するよう構成しておけば、さしたる大きな抵抗もなく次の係合凹部1bに向けて座金7を回転でき、締め付け操作に支障の無いものである。また、調整後に、振動などにより、調整ボルトに緩み方向に回転する力が加わっても、前記係合突起の前記係合面が係合凹部1bと係合してその回転を阻止する。
【0008】
本発明の請求項4に記載の発明は、前記座金の係合壁は、ボルトの六角形状の頭部に五方向より沿うように形成されていることを特徴とする請求項1記載の高さ調整装置であり、ボルトの頭部に座金の係合壁が係合された後も、六角形状をしているので、通常の工具をボルトの頭部に係合することが出来好都合なものである。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態における緩み防止装置の平面図、図2は同側断面図、図3は本実施形態に使用される座金の斜視図、図4は同座金を反転した状態の斜視図である。なお、これらの図において、前述の従来例と類似部位には同一の符号を付している。本実施の形態の従来例と異なる点は、ナット6を廃し、代わりに後述の構成よりなる座金7を調整用ボルト4の頭部4aと第1の基板1との間に介在させた点にある。
前記座金7は、図3および図4に示すように、一端部に調整用ボルト4の貫通する透孔7aを有し、かつ、その透孔7aに貫通された調整用ボルト4の6角形状の頭部4aの側面に五方向より係合する係合壁部7bを有している。また、その座金7の他端部近傍の裏面には、徐々に突出量が増大する斜面とその斜面の端部より急激に元の高さになる係合面を有する断面が略直角三角形状に構成された係合突起7cが形成されており、これらの構成よりなる座金7は金属材により一体加工されている。
一方、前記第1の基板1には、図1に最も明瞭に示されるように、透孔1aの中心を中心とする円上に前記係合突起7cと係合可能な複数個の係合凹部1bが形成されている。前記円の半径は、前記座金7の透孔7aの中心から前記係合突起7cまでの距離と等しく成るように構成されている。
そして、前記座金7を介して調整用ボルト4を第1の基板1の透孔1aを貫通せしめて、第2の基板3の螺子孔3aに螺合し、この状態で、調整用ボルト4を締め付けると、圧縮ばね5が圧縮されながら前記第1の基板1と第2の基板3間の間隔は徐々に小さくなるものである。この締め付け時、前記座金7も調整用ボルト4と共に回転し、その回転に伴って座金7の前記係合突起7cが前記係合凹部1bに順次係合するが、係合突起7cの突出量が徐々に増大する斜面部が、その締め付け時の回転方向側に位置するよう構成しておけば、さしたる大きな抵抗もなく次の係合凹部1bに向けて座金7を回転でき、特に、締め付け操作に支障の無いものである。
所定の位置まで調整用ボルト4を締め付け、その状態で係合突起7cと係合凹部1bとを係合せしめておけば、振動などにより、調整用ボルト4に緩み方向に回転する力が加わっても、前記係合突起7cの係合面が係合凹部1bと係合してその回転を阻止する。なお、調整用ボルト4をゆるめる場合には、前記座金の弾性を利用して座金7の係合突起7c付近を持ち上げて前記係合突起7cと係合凹部1bを解いた状態で回動すればよいものである。
前記調整用ボルト4を回転するには、通常使用される工具を調整用ボルトの頭部4aに係合して行っても良いが、前記座金7の長さが長い場合には、この座金7の係合突起7c側の先端部をドライバーなどで引っかけて回転しても良い。
(実施の形態2)
この実施の形態は、調整用ボルト4を、特に、工具を使用することなく回転できるようにしたものであり、図5に示すように、座金7の係合突起7c側の先端部に前記係合突起7cと反対側に突出した把手7dを一体的に形成したものである。
すなわち、この把手7dにより座金7を回転することにより、調整用ボルト4を回転せしめるもので、調整時に、工具を必要としないため,度々調整する必要がある場合には好都合なものである。
【0009】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、調整用ボルトが振動や、繰り返し加重を受けた際の緩みを防止できるものであり、また、特に、工具を使うことなくボルトを回転することも可能であり、度々調整する必要がある場合には好都合なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における高さ調整装置の平面図
【図2】同高さ調整装置の側断面図
【図3】同高さ調整装置に使用される座金の斜視図
【図4】同座金を反転した状態の斜視図
【図5】本発明の他の実施の形態における高さ調整装置に使用される座金の斜視図
【図6】従来の高さ調整装置の側断面図
【符号の説明】
1 第1の基板
1a 透孔
2 部品
3 第2の基板
3a 螺子孔
4 調整ボルト
4a 頭部
4b ネジ部
5 圧縮ばね
6 ナット
7 座金
7a 透孔
7b 係合壁
7c 係合突起
7d 把手

Claims (4)

  1. 一端に頭部が、他端部に螺子部が形成されたボルトを、第1の基板に設けられた透孔を貫通せしめて前記螺子部を第2の基板に形成された螺子孔に螺合するとともに、前記第1と第2の基板との間に介在された圧縮ばねの弾性力により前記第1の基板を前記ボルトの頭部の下側に押圧し、前記ボルトの回転に伴って前記第1と第2の基板間の間隔を調整する高さ調整装置において、前記第1の基板の前記透孔を中心とする円上に間欠的に複数個の係合凹部を設け、一端に前記ボルトが貫通される透孔を有するとともに、その透孔に貫通された前記ボルトの頭部に係合する係合壁を有し、他端部に前記係合凹部に係合する係合突起を形成した座金を前記ボルトの頭部と第1の基板との間に介在せしめて、前記ボルトの回転に伴って前記係合突起が前記係合凹部の1つに順次係合するように構成したことを特徴とする高さ調整装置。
  2. 前記座金の前記係合突起が形成された側の端部に、直立した把手を形成したことを特徴とする請求項1記載の高さ調整装置。
  3. 前記係合突起は、徐々に高くなる傾斜面とその傾斜面の端部から急激に低くなる係合面を有していることを特徴とする請求項1記載の高さ調整装置。
  4. 前記座金の係合壁は、ボルトの六角形状の頭部に五方向より沿うように形成されていることを特徴とする請求項1記載の高さ調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8193457B2 (en) * 2009-09-08 2012-06-05 Compal Electronics, Inc. Stack structure of circuit board
CN103899625A (zh) * 2014-04-23 2014-07-02 安徽星马专用汽车有限公司 一种螺栓固定套
JP2021152375A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 松山株式会社 緩み止め部材及び農作業機

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