JPH0874834A - スタンドヒンジ部機構 - Google Patents

スタンドヒンジ部機構

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JPH0874834A
JPH0874834A JP6208794A JP20879494A JPH0874834A JP H0874834 A JPH0874834 A JP H0874834A JP 6208794 A JP6208794 A JP 6208794A JP 20879494 A JP20879494 A JP 20879494A JP H0874834 A JPH0874834 A JP H0874834A
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JP
Japan
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arm
stand
piece
contact surface
separate piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP6208794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shimoyama
貴男 下山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのアームの角度を任意の位置で固定で
き、さらに、アームに荷重をかけすぎた場合でも、構成
部品に破損を生じることのない、スタンドヒンジ部機構
を提供することを目的とする。 【構成】 ヒンジ部は、アーム1,アーム2,ナット6
と一体の別ピース3,ボルト7及びナット8で構成され
ている。また、アーム1には貫通孔12が形成されてい
て、ボルト7がある側と反対の面には、(b)に示すよ
うに、前記貫通孔12の回りを囲むように、ナット6が
はまる六角形のナット穴14が形成されている。そし
て、アーム2には貫通孔13が形成されていて、前記別
ピース3側の面に、突起部9が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用TVスタンドやデ
スクスタンドなど、2つのアームの接触箇所が回転し、
かつ任意の位置で固定可能な、位置固定具に関し、特
に、位置固定に関わるヒンジ部の機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のTVスタンドの概観図を
示す。図5(a)は、従来のTVスタンドを、TV台2
0と反対の側から見た図である。同図において、ボルト
7はアーム1に固定されていて、ヒンジ部を締め付ける
には、トッテ17と一体となったナット8を前記トッテ
17を介して回転させることにより行う。これにより、
ボルト7とナット8はアーム1とアーム2の接触面19
を圧接し、アーム1とアーム2を一定の角度に保つこと
ができるようになっている。また、図5(b)は、前記
TVスタンドを横から見た図であり、トッテ18はアー
ム1を挟んで反対側のTV台20に突き出ているネジ1
9と一体となっていて、図示しないTVのネジ穴を、該
ネジ19にはめ込み、前記トッテ18を回し、図示しな
いTVをTV台20に固定するようになっている。次
に、本願発明の要であるヒンジ部の構造の従来例につい
て説明する。
【0003】図6は、前記TVスタンドの従来のヒンジ
部における、角度固定方法を示す図である。図6(a)
は前記ヒンジ部を真横から見た図である。アーム1及び
アーム2にはそれぞれ突起部9が設けられている。図6
(b)は、前記ヒンジ部の斜視図であり、前記アーム1
及びアーム2にはそれぞれ、貫通孔12及び貫通孔13
が開いており、図6(c)に示すように、この貫通孔に
ボルト7を通し、ナット8で前記アーム1及びアーム2
に設けられた突起部9が噛み合うように締め付け固定す
ることで、従来のカーTV等のスタンドにおける角度調
整が行われていた。
【0004】ところで上記方法では、前記アーム1及び
アーム2の突起部9、即ち、前記アーム1及びアーム2
に設けられた突起部9の凹凸面が噛み合わさることによ
り、回転止めの役目をしているため、以下のような欠点
があった。
【0005】第1に、凹凸面の噛み合わせにより、前記
アーム1及びアーム2の固定を行っているため、隣り合
う凹凸の角度よりも細かな角度調整ができない、即ちア
ームを任意の位置で固定することができないこと。仮に
凹凸の数を増やしたとしてもアームの角度調整には限界
があるうえに、凹凸の数を増やすには、アームの加工工
数の増加が伴う。第2に、凹凸面を構成している材質等
によっては、(例えば樹脂製の場合)アームにかかる重
量(力)によっては、凹凸面の突起部がつぶれてしま
い、機能を果たさなくなる場合がある等である。
【0006】図7は、同じく従来の別のヒンジ部の角度
固定方法を示す図である。図7(a)は、アーム1及び
アーム2の間に、剛性のプラスチック等でできたワッシ
ャ3を挟んで前記アーム1及びアーム2を前記ボルト7
及びナット8で固定する方法を示している。
【0007】この方法では、前記アーム1及びアーム2
を任意の角度(位置)で、かつ工具を要することなく固
定できるものの、固定強度を高め、アームにかかる荷重
の臨界強度を高めるため、前記ボルト7及びナット8に
よる締め付け強度を高めすぎると、ワッシャ3に変形が
生じたり、前記アーム1及びアーム2の固定角度を状況
に応じ、頻繁に変更するような場合、前記ワッシャ3の
変形によるネジのゆるみ等が発生することにより、前記
アーム1及びアーム2を任意の角度(位置)で固定する
ことが困難となる場合が発生する。勿論、工具等により
ネジの締め付け強度を変えれば一時的に固定する事は可
能ではあるが、前述したように、前記ワッシャ3に変形
が生じてしまっているため、以降の角度変更時には、工
具が常に必要となる。
【0008】図7(b)は、ボルト7の前記アーム1及
びアーム2の貫通孔12及び貫通孔13に隠れる部分の
表面に、剛性の弾性体を、前記貫通孔12及び貫通孔1
3より略太くなる程度に固着させ、前記ボルト7と前記
ナット8で、前記アーム1及びアーム2を固定する方法
を示している。
【0009】この方法では、前記図7(a)で示した方
法同様、前記アーム1及びアーム2を任意の角度(位
置)で、かつ工具を要することなく固定できるものの、
アームに比較的小さな力を加えただけでも、前記アーム
1及びアーム2の角度が容易に変化してしまい、重いも
のを固定する場合や、例えば自動車の移動等に伴って発
生する慣性による、強い応力が発生するような環境にお
ける使用には不向きである。
【0010】以上のように従来のアームの角度固定方法
には、既述したような問題(欠点)があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のス
タンドヒンジ部機構において、凹凸面の噛み合わせによ
って2つのアームの角度を固定する方法においては、2
つのアームの角度を任意の位置で固定できず、アームに
荷重をかけすぎると凹凸面の突起部がつぶれてしまい、
以降、要求性能を満たせなくなるという問題があった。
また、2つのアームの角度を任意の位置で固定できる方
法においても、アームに荷重をかけすぎるとワッシャ3
の変形によるネジのゆるみ等が発生し、以降、要求性能
を満たせなくなるといった同様な問題があった。
【0012】そこで、本発明はこのような問題を解決す
るため、2つのアームの角度を任意の位置で固定でき、
さらに、アームに荷重をかけすぎた場合でも、構成部品
に破損を生じることのない、スタンドヒンジ部機構を提
供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るスタンドヒンジ部機構は、第1のスタンドと一体とな
った第1のアームと、第2のスタンドと一体となった第
2のアームと、前記第1のアームに取り付けられた別ピ
ースと、前記別ピースを挟む格好で、前記第1のアーム
と前記第2のアームを接合する、接合手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項1記載のスタンドヒンジ部機構におい
て、前記別ピースは、柔軟性があり表面摩擦係数の大き
な樹脂で構成されている事を特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項1または2記載のスタンドヒンジ部機
構において、前記第2のアームにおける、前記第1のア
ームに取り付けられた別ピースとの接触面には、複数の
凹凸が設けられていることを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項3記載のスタンドヒンジ部機構におい
て、前記第2のアームにおける、前記別ピースとの接触
面に設けられた複数の凹凸は、前記第2のアームと、前
記別ピースとの接触面と一体に構成された、複数の突起
状部材からなることを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項2,3または4記載のスタンドヒンジ
部機構において、前記第2のアームにおける、前記別ピ
ースとの接触面と一体に構成された複数の突起状部材
は、前記別ピースよりも堅い材質で構成されていること
を特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項2,3,4または5記載のスタンドヒ
ンジ部機構において、前記第2のアームにおける、前記
別ピースとの接触面と一体に構成された複数の突起状部
材は、円周方向に対して、のこぎり歯状に形成されてい
ることを特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項2,3,4または5記載のスタンドヒ
ンジ部機構において、前記第2のアームにおける、前記
別ピースとの接触面と一体に構成された複数の突起状部
材は、円周方向に対して、矩形波状に形成されているこ
とを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項2,3,4または5記載のスタンドヒ
ンジ部機構において、前記第2のアームにおける、前記
別ピースとの接触面と一体に構成された複数の突起状部
材は、円周方向に対して、多角形で形成されていること
を特徴とする。
【0021】請求項9記載の発明によるスタンドヒンジ
部機構は、請求項2,3,4または5記載のスタンドヒ
ンジ部機構において、前記第2のアームにおける、前記
別ピースとの接触面と一体に構成された複数の突起状部
材は、円周方向に対して、半円状に形成されていること
を特徴とする。
【0022】請求項10記載の発明によるスタンドヒン
ジ部機構は、請求項1から10のいずれかに記載のスタ
ンドヒンジ部機構において、前記接合手段は、前記第1
のアームと前記第2のアームとの接触面における圧着強
度を可変可能であることを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1〜9記載の発明によれば、2つのアー
ムの間に別ピースを挟み込み、ネジで締め付けることに
より、凹凸面の突起部が別ピースに食い込み、2つのア
ームの回転を、任意の位置で止めることができる。ま
た、アームに荷重がかかりすぎた場合には、前記別ピー
スが弾性変形するため、突起部によって生じている別ピ
ースの凹部分が移動することにより、2つのアームの接
触面における部品の破損を防止できるという効果があ
る。
【0024】請求項10記載の発明によれば、人間の力
によって自由な位置(任意の角度)にアームを移動する
ことができて、かつ、スタンド上の物体の荷重や前記慣
性により発生する応力によってもアームが回転(移動)
することのない、半固定状態のスタンドヒンジ構造を構
成できるという効果がある。
【0025】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明であるスタンドヒンジ部機構の一実施例を示
す斜視図である。
【0026】図1(a)に示すとおり、本発明であると
ころのヒンジ部は、アーム1,アーム2,ナット6と一
体の別ピース3,ボルト7及びナット8で構成されてい
る。また、アーム1には貫通孔12が形成されていて、
ボルト7がある側と反対の面には、図1(b)に示すよ
うに、前記貫通孔12の回りを囲むようにナット6がは
まる六角形のナット穴14が形成されている。そして、
アーム2には貫通孔13が形成されていて、前記別ピー
ス3側の面に突起部9が形成されている。
【0027】本実施例では、スタンドに設置するTV等
の重みが、図1に示す荷重方向10の向きにかかるた
め、前記突起部9をのこぎり波形状にし、前記スタンド
に設置されたTV等の荷重によりアームに発生する回転
モーメントに抗するように、図では前記荷重方向10と
同じ方向に、前記突起部9の先端が向くよう構成されて
いる。これにより、アーム1及びアーム2の接触面、即
ち前記突起部9と、前記別ピース3との摩擦係数を大き
くできる効果がある。
【0028】図2は、本発明であるスタンドヒンジ部の
組立手順を示したものである。先ず、図2(a)に示す
ように、右からボルト7,アーム1,ナット6と一体の
別ピース3,アーム2そしてナット8の順に並べ、続い
て図2(b)に示すように、前記別ピース3と一体のナ
ット6を、前記アーム1のナット穴14にはめ込む。こ
れにより、前記アーム1と前記別ピース3とは一体とな
り、前記アーム1が回転すると、前記別ピース3は、該
アーム1と一体で回転する。そして、前記アーム1,ナ
ット6と一体の別ピース3,アーム2を、図2(c)に
示すように、ボルト7及びナット8で固定する。このと
き、アーム2は、その突起部9と別ピース3との接触を
介して、別ピース3と一体のアーム1と、間接的に繋が
る事となる。即ち、実際に接触(接触面は)しているの
は、突起部9と別ピース3であるということになる。
【0029】一方、前記別ピース3(回転接触面の一
方)は、柔軟性があり、表面摩擦係数の大きな樹脂でで
きていて、前記突起部9は、該別ピース3に潜り込む形
で接している。このようにすることで、即ちスタンドの
回転接触面をアーム2の突起部9と、アーム1に対して
回転しない構造とした別ピース3の平面とすることによ
って、前記2つのアームを任意の位置で固定することを
可能とした。
【0030】さらに、前述のとおり、別ピース3を柔軟
性があり表面摩擦係数の大きな樹脂で構成したことによ
り、図2(c)に示すように、スタンド、即ち本実施例
ではアーム1に荷重がかかりすぎた場合でも、前記別ピ
ース3が弾性変形(くぼみ17がくぼみ18に移動)を
することにより、従来例に示したように、接触面におけ
る部品の損傷を防止することを可能とした。
【0031】図3は、本発明の一使用例を示す図であ
る。図3において、アーム2のスタンド部は、例えばグ
ローブBOX5等に固定されていて、アーム1のスタン
ド部には、例えば液晶テレビ4等が取り付けられてい
る。このとき、アーム1には前記液晶テレビ4の荷重
が、荷重方向10にかかることになるが、本実施例では
既述(図1で説明)したとおり、アーム2の突起部9の
先端部が、前記荷重方向10と同じ向きであるので、前
記別ピース3(回転接触面の一方)との接触面におい
て、前記荷重方向10に対し大きな抗力が発生すること
により、アーム1を固定することとなる。
【0032】図4は、本発明であるスタンドヒンジ部の
他の構造を示す斜視図である。図4(a)には、前記ア
ーム2の突起部9の構造として、底面を二等辺三角形と
する三角柱であるものを示している。この三角柱は、2
つの底面を除いた残りの3つの面のうちの、面積の等し
い2つの面が上側(別ピース3と接する面)となるよう
に、即ち面積の等しい2つの面以外の面とアーム2とが
固着されるように構成されている。
【0033】この構造では、負荷のかかる方向が、図に
示すように荷重の方向15または、荷重の方向16のい
ずれの方向であっても、突起部9と前記別ピース3の接
触面における抗力は同一である。従って、どちらの方向
にもスタンドが動いて欲しくない場合に有効である。
【0034】さらに、別ピース3(回転接触面の一方)
の硬度及び締め付けネジの締め付け強度を適当に調整す
ることで、人間の力によって(工具等を必要とせず
に)、自由な位置(任意の角度)にアームを移動し、固
定することができて、かつ、スタンド上の物体の荷重
や、前記慣性により生じる応力程度では、前記アーム1
及びアーム2が回転(移動)することのない、いわゆ
る、半固定状態のスタンドヒンジ構造を構成する事も可
能である。
【0035】図4(b)には、前記アーム2の突起部9
の構造として、四角柱であるものを示している。
【0036】この構造においても、負荷のかかる方向
が、図に示すように荷重の方向15または、荷重の方向
16のいずれの方向であっても、突起部9と前記別ピー
ス3の接触面における抗力は同一であるが、この構造に
おけるメリットとして、前記突起部9と前記別ピース3
の接触面における抗力、即ち摩擦力を、図4(a)に示
す構造のものと比べ、格段に大きくする事ができる。し
たがって、たとえば、スタンド(アーム1)に、荷重の
大きな構造物を載せる(装着する)ことが可能となる。
【0037】また、図示していないが、前記アーム2の
突起部9の構造として、多角柱や円柱等のものも考えら
れる。
【0038】さらに、上記実施例に共通する効果とし
て、別ピース3(回転接触面の一方)の構造を、柔軟性
があり、表面摩擦係数の大きな樹脂としたことにより、
グローブBOX5等に固着されているアーム2に発生し
た振動を、前記別ピース3が吸収することにより、アー
ム1及びそれと一体のスタンド、さらにはそれに取り付
けられる液晶テレビ等に与える影響を減少させる効果が
有る。
【0039】尚、上記実施例では、スタンドと一体のヒ
ンジの構造について説明したが、本発明はこれに限定さ
れず、ヒンジを使用(または利用)する装置全般に応用
することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、2つ
のアームを任意の位置で固定することが可能となり、ア
ームに荷重がかかるすぎた場合でも、部品の破壊を防止
することができる。
【0041】また、回転接触面の一方(別ピース3)の
硬度を変更することにより、部品の破損を避けつつアー
ムを回転させるのに必要な、アームに対する荷重を調整
する事が可能である、という効果が期待できるととも
に、前記別ピース3をもうけた事により、前記グローブ
BOX5等に固着されている、アーム2に発生した振動
が、アーム1及びそれと一体のスタンドに対し与える影
響を防止、或いは減少させることが可能である。
【0042】そして、別ピース3(回転接触面の一方)
の硬度及び締め付けネジの締め付け強度を適当に調整す
ることで、人間の力によって(工具等を必要とせずに)
自由な位置(任意の角度)にアームを固定することがで
き、かつ、スタンド上の物体の荷重によって前記アーム
1及びアーム2が回転(移動)することのない、いわゆ
る、半固定状態のスタンドヒンジ構造を構成する事も可
能である。
【0043】さらに、締め付けネジの同軸上に前記別ピ
ース3があるため、締め付け作業をスムーズに行うこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明であるスタンドヒンジ部機構の一実施例
を示す斜視図。
【図2】本発明であるスタンドヒンジ部の組立手順を示
した図。
【図3】本発明の一使用例を示す図。
【図4】本発明であるスタンドヒンジ部の他の構造を示
す斜視図。
【図5】従来のTVスタンドの概観図。
【図6】従来のヒンジ部における角度固定方法を示す
図。
【図7】従来の別のヒンジ部の角度固定方法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…アーム 2…アーム 3…別ピース 6…ナット 7…ボルト 8…ナット 9…突起部 10…荷重方向 12…貫通孔 13…貫通孔 14…ナット穴

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のスタンドと一体である第1のアーム
    と、 第2のスタンドと一体である第2のアームと、 前記第1のアームに取り付けられた別ピースと、 前記別ピースを挟む格好で前記第1のアームと前記第2
    のアームを接合する接合手段とを具備したことを特徴と
    するスタンドヒンジ部機構。
  2. 【請求項2】前記別ピースは、柔軟性があり表面摩擦係
    数の大きな樹脂で構成されていることを特徴とする請求
    項1記載のスタンドヒンジ部機構。
  3. 【請求項3】前記第2のアームにおける、前記第1のア
    ームに取り付けられた別ピースとの接触面には、複数の
    凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1または
    2記載のスタンドヒンジ部機構。
  4. 【請求項4】前記第2のアームにおける、前記別ピース
    との接触面に設けられた複数の凹凸は、前記第2のアー
    ムの、前記別ピースとの接触面と一体に構成された、複
    数の突起状部材からなることを特徴とする請求項3記載
    のスタンドヒンジ部機構。
  5. 【請求項5】前記第2のアームにおける、前記別ピース
    との接触面と一体に構成された複数の突起状部材は、前
    記別ピースよりも堅い材質で構成されていることを特徴
    とする請求項2,3または4記載のスタンドヒンジ部機
    構。
  6. 【請求項6】前記第2のアームにおける、前記別ピース
    との接触面と一体に構成された複数の突起状部材は、円
    周方向に対して、のこぎり歯状に形成されていることを
    特徴とする請求項2,3,4,または5記載のスタンド
    ヒンジ部機構。
  7. 【請求項7】前記第2のアームにおける、前記別ピース
    との接触面と一体に構成された複数の突起状部材は、円
    周方向に対して、矩形波状に形成されていることを特徴
    とする請求項2,3,4,または5記載のスタンドヒン
    ジ部機構。
  8. 【請求項8】前記第2のアームにおける、前記別ピース
    との接触面と一体に構成された複数の突起状部材は、円
    周方向に対して、多角形で形成されていることを特徴と
    する請求項2,3,4,または5記載のスタンドヒンジ
    部機構。
  9. 【請求項9】前記第2のアームにおける、前記別ピース
    との接触面と一体に構成された複数の突起状部材は、円
    周方向に対して、半円状に形成されていることを特徴と
    する請求項2,3,4,または5記載のスタンドヒンジ
    部機構。
  10. 【請求項10】前記接合手段は、前記第1のアームと前
    記第2のアームとの接触面における圧着強度を可変可能
    であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに
    記載のスタンドヒンジ部機構。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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