JP3056756B2 - 混成出力式両面複写装置 - Google Patents

混成出力式両面複写装置

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JP3056756B2
JP3056756B2 JP1297251A JP29725189A JP3056756B2 JP 3056756 B2 JP3056756 B2 JP 3056756B2 JP 1297251 A JP1297251 A JP 1297251A JP 29725189 A JP29725189 A JP 29725189A JP 3056756 B2 JP3056756 B2 JP 3056756B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、両面複写するコピー用紙についてエンドレ
ス両面複写用バッファ環状通路と非線形原稿ページ複写
順序を用いる複写機のコピー出力を、従来と異なるソー
ター動作で正しく丁合して、より高い効率で両面複写を
行う装置に関するものである。本発明の従来と異なるソ
ーター動作方式は、両面原稿シートを非線形すなわち非
丁合原稿ページ順序で複写する無トレイ環状両面複写装
置の動作と調整され、無トレイ環状通路付き両面複写装
置からより高い効率で正しく丁合いされた両面コピーセ
ットを得ることができる。以下開示する非通し番号順丁
合い方式を、「シャッフル」または「混成出力」方式と
呼ぶことにする。
開示する実施例は、従来と異なる非線形ページ提示順
原稿取扱い装置と、両面原稿シートの丁合い両面複写を
含め、高い効率で両面複写を実行する無トレイ両面複写
装置を備えている。また、装置と、矛盾のない独自の原
稿取扱い及び複写アルゴリズムの組合せを開示する。こ
こで開示するように、本「混成出力」方式は、実際の原
稿シートの現物ばかりでなく、それに代って、電子的再
順序付けや電子原稿ページを提示する場合にも使用でき
る。
開示する原稿取扱い装置は、両面原稿シート用の選択
可能な反転器を用いて所望の非通し番号順の原稿ページ
複写順序を与える両面原稿戻し環状通路を備えている。
例えば、1,3,2,4,5,7,6,8,...のようなページ順で原稿
ページを複写しても、丁合された両面コピーセットが得
られる。開示するように、このような混成原稿複写順序
は、適当な複写機において、対応する順序列のコピー用
紙に複写して、特に有限長さのエンドレス両面複写用バ
ッファ環状通路を備えた無トレイ両面複写を行う複写機
で作成した両面コピーの場合は、高い複写機生産性でし
かも正しいページ順のコピー出力を得ることができる。
現在の多くの原稿取扱い装置及び両面複写装置は、両
面原稿シートのそれぞれの面すなわちページの像形成の
間又は(及び)コピー用紙の第1面と第2面を複写する
間にスキップした複写機ピッチが一部の原因となって、
かなり生産性が低下する可能性がある。すなわち、効率
的な複写に必要な順序で原稿シートを送るため、原稿シ
ートを通路内でプラテンへ搬入したり搬出したりするた
め、両面原稿又は両面コピーを裏返す(反転する)た
め、両面複写するコピー用紙を、その第1面及び第2面
の像を受け取るため通路に沿って転写部へ送ったり、転
写部から送り出したりするため、あるいはコピー用紙と
原稿シートの正しい丁合いを保つために必要な時間まで
待機する時間が無駄になっていた。
開示する原稿取扱い装置を用いれば、複写するある原
稿シートを反転して再び提示する時間を、他の原稿シー
トの複写と分ち合う、すなわち重複させることができる
ので、両面複写する原稿シート又はコピー用紙の正しい
丁合いを維持したり、反転させるための時間遅れを介在
させずに、原稿ページを提示して複写機の全複写速度で
複写することができるばかりでなく、それぞれの出力側
で、丁合いされたコピー用紙と原稿シートが得られる。
また、開示する両面複写装置を用いれば、ある原稿シ
ートから片面が複写されたコピー用紙は、別の原稿シー
トから1枚または複写枚のコピーが作成されている間、
次の両面複写のため両面複写用バッファ環状通路の中に
置くことができる。これは、開示するように、例えば、
ページ対で行うことができ、対の次のページの第1面を
複写している間に、対の最初のページの第1面の最初の
コピーは両面バッファに一時的に保管されるか、通路を
通して戻される。続いて、別の両面原稿シートの第1面
が複写された後、最初の両面原稿シートを、その第2面
を複写するため反転した後、再びプラテンへ送ることが
できる。このようにして、複写機の生産性の低下を減ら
し、又は無くすことができる。
既に述べたように、改良した両面複写を行うために、
複写機内に、調整されたコピー用紙両面複写用バッファ
環状通路が設置される。このバッファ環状通路は、第1
面複写と第2面複写の間のコピー用紙の中間積重ね、す
なわち再給送を無くすために、それ自体は既知の形式で
あるが、複写部から複写部へ戻るように延びた、コピー
用紙を再循環させるエンドレス無トレイ両面複写用環状
通路を有していることが望ましい。この無トレイ両面複
写用バッファ環状通路は、最小限スキップピッチ(複写
機の複写サイクルの飛び越し)で、丁合された両面コピ
ーセット出力を得るため、両面コピー出力のソーター事
後丁合でなく、高い効率の内部非丁合両面複写を行うた
め、原稿シートの非線形再循環と調整される。
無トレイバッファ環状通路を用いる両面複写により、
従来の中間シート再積み重ね両面複写バッファトレイと
その再分離給送装置がなくなるので、コピー用紙のジャ
ムも、それに伴うジャムの除去も無くなる。また、これ
により、このシート給送装置/分離装置ハードウェアや
必要空間、並びにシートスタッカー、縁ジョッガー、セ
ット分離装置、ベイルバーや異なるシートサイズ用のト
レイ縁案内再設定手段のような関連するハードウェアは
不要である。
また、開示した方式によれば、事後丁合自動原稿取扱
い装置(ADF)と、事前丁合再循環原稿取扱い装置(RD
H)との間に、望ましい構造上の高度の共通性が得られ
る。
指摘したように、開示した装置と、アルゴリズムと、
調整された複写機の両面複写用用紙通路は、両面複写を
より能率よく行う。後で説明するように、これは、原稿
シートの複数ページのジョブの通常の通し番号順の複写
順序を、より小さい周期的複写サイクルに「分割」する
ことにより達成することができる。他の原稿ページの
前、すなわち他の原稿シートが複写される前に、しかし
少なくとも1枚の他の原稿シートが複写された後に、片
面原稿シート又は両面原稿ページを周期的に提示して複
写することができる。既に複写された原稿シートが次の
複写のため戻されている間に、通常の順序すなわち丁合
い順序から外して、次に原稿シートを複写することがで
きる。
この開示した原稿戻しバイパス環状通路は、原稿シー
トが搬出したプラテンの反対側すなわち原稿シート入力
側の縁へ原稿シートを(両面原稿の場合は1回反転させ
て)戻すことに留意されたい。この開示した原稿バイパ
ス環状通路の長さ(給送方向)は、内部に1枚以上の原
稿シートが入るように、原稿シート1枚以上の寸法を有
することが好ましい。また、使用する個々の周期的アル
ゴリズムは、この環状通路長に合っているべきである。
ここに記載した実施例では、一度に1原稿シートがこの
バイパス環状通路内にあるが、設けた原稿バイパス環状
通路の長さにより、2枚又は3枚の原稿シートがこのバ
イパス環状通路内にあることもある。
従来の技術 本発明の原稿送り装置の実施例に似ている構造が記載
されている特に興味のある先行特許文献の幾つかの例と
して、ゼロックス社の米国特許第4,456,236号(1984年
6月26日発行)とIBM社の米国特許第4,264,187号(1981
年4月48日発行)がある。上記米国特許第4,456,236号
に記載されている構造は、一実施例において部分的に使
用できるかもしれないが、本発明の装置又はアルゴリズ
ムの原理にたっておらず、また原稿シート反転器が原稿
送り込みステーションに設置されている点で(第4欄参
照)構造上重要な差があり、また生産性も低い。これ
は、自動原稿取扱い(例えば、1−N動作)の場合、両
面原稿シートの生産性にかなりの打撃を与えるであろ
う。両面原稿シートの第2面の複写が終った後、出力ト
レイが“出力トレイ40"の位置にあるとき、出力トレイ
に積み重ねる前に、正しく丁合いするため再度反転する
必要がある。逆に、もし出力トレイが“代替出口トレイ
100"に位置していれば、すべての片面原稿シートは、反
転する必要があるであろう。この文献の構造では、これ
は、原稿シートを複写せずに、再ぴプラテン(複写区
域)上で搬送しなければならないことを意味し、大きな
生産性の低下になる。また、前記米国特許第4,456,236
号に記載されている両面原稿環状通路(第2D図参照)
は、本方式のそれとはかなり異なっており、本方式のよ
うに、第1の原稿シートを反転して戻す間に、別の原稿
シートを直接、すなわちインタリーブして、プラテンへ
送ることができないことは明らかである。
複数原稿シート環状通路自体については、コダック社
の米国特許第4,179,215号(1979年12月18日発行)が注
目されるが、ここに開示する本方式とは明らかに異な
る。
無トレイ両面複写用通路と有トレイ両面複写用通路を
自由に選べる複写機が記載されている、特に関心のある
最近の特許文献としては、ゼロックス社の米国特許第4,
661,2963号(1987年4月28日発行)と、キャノン社の米
国特許第4,777,498号(1988年10月11日発行)(特に第
3図又は第7図の実施例が注目される)がある。
ここで、「原稿シート」は、複写機において「コピー
用紙」又は「コピー」に複写されるシート(原稿又は前
のコピー)である。ここで使用する用語の中で、「原
稿」又は「原稿シート」とは、紙、プラスチック、ある
いは薄くて取り扱いが比較的難しく、容易に損傷するよ
うなその他の個々の物理的像支持材から成る普通のシー
トを言い、一般に、保存、取扱い、所望の順序で複写す
るための再順序付けが非常に容易にかつ迅速にできるマ
イクロフィルムや電子像は含まない。したがって、光学
的入力として一連の実際の原稿ページではなく、(電子
的)ページ像の電子的入力や電子的ページ順序付けを意
図している場合は、特にそのことを指摘する。ここで、
原稿の「ページ」とは、通常は、実際のページ番号に関
係なく、原稿シートの片面及び原稿セット又は複写する
順序を言う。したがって、各両面シートは、通常は、そ
の両面のそれぞれの2っの像に対応する2っの連続する
ページ番号を持つものとする。
指摘したように、1組の原稿シートから複数の丁合さ
れたコピーを自動的に作成する場合には、事前丁合複写
と事後丁合複写との間の重要な周知の相違に留意するこ
とが大切である。事前丁合複写は、ソーターやコレータ
は必要ないが、出力セットスタッカーと仕上げ装置又は
そのどちらかが必要である。しかし、1回の循環でコピ
ーセットが1部(又は2部)作成されるだけであるか
ら、多数のコピーセットを作成するには、原稿セットを
複数回再循環させるための際循環原稿取扱い装置(RD
H)が必要である。事後丁合複写の場合には、各原稿シ
ートを複写部に提示して一度に複数枚のコピーを連続し
て作成することができ、したがって、RDHは必要ない
が、出力コピーを仕分けする(丁合いする)必要があ
る。また、両面複写についての要求事項も、上記2の複
写方式の間に差がある。
双方向に挿入するためビンをユニットとして上下でき
るようになっているものを含め、通常の多ビン事後丁合
ソーターは、かなり前から知られている。例えば、ゼロ
ックス社の4500複写機ソーターは、米国特許第3,788,64
0号(1974年1月29日発行)に記載される。そのソータ
ーやその他のソーターは、両面コピー出力の挿入と丁合
のために設置されている。ソーターでは、コピー用紙を
受け取るように選ばれたビンを複写機の出力側に位置決
めしてコピー用紙を受け取るように、ビンが移動するこ
とができるし、あるいは複写機の出力側からコピー用紙
を受け取り、各コピー用紙を選ばれた静止ビンの中に転
向させるシート搬送装置とゲートを、ソーターに備える
ことができる。ここでは、どちらの形式のソーターも使
用することができる。しかし、いずれにせよ、従来のソ
ータービン挿入は、通し順序である(本発明の独自の方
式とは異なる)。ビン挿入のとき飛ばされて選ばれない
ビン、あるいは移動中または不揃いに開いているビンが
あったり、あるいは不均一な数の丁合するシートを異な
るビンに挿入する場合もある。従来の仕分けでは、一度
に1枚のコピー用紙がビン(双方向ソーターの逆転箇所
で挿入される最後のビンを除く、このビンは次に最初の
ビンとして挿入される)に置かれる。使用されるすべて
のビンは、どれかのビンにどれかの異なるコピー用紙が
挿入される前に同一のコピー用紙が1枚だけ順次挿入さ
れる。
背景として、さらに「事後丁合」複写方式がある。こ
の方式では、原稿セットの各原稿シートから、限定され
た数の通し番号順のコピーが一度に作成され、これらの
コピーは、ジョブ実行中に作成するプログラムされた全
コピーセット数より少ないソータービンの中に完全にそ
ろったコピーセットとして堆積され、丁合される。そし
て全ジョブが完了するまで、この手順が自動的に繰り返
される。この方式は、ゼロックス9900複写装置に採用さ
れており、例えば、米国特許第4,361,393号(1982年11
月30日発行)及び同第4,411,515号(1983年10月25日発
行)に概略が記載されている。しかし、この装置は、大
形で高価な装置であり、すべての原稿ページが、プラテ
ンに提示する度に同じ数だけ順序正しく複写される。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、上に述べたさまざまの問題点及びそ
の他の問題点を解決し、上に述べたさまざまの特徴及び
利点を提供することである。
課題を解決するための手段 本願第1発明によれば、コピーを作成する複写機又は
プリンタの複写装置へ原稿ページ提示装置によって順次
提示された複数ページの原稿セットの実際の原稿ページ
又は電子的原稿ページから、複数枚の両面コピー用紙の
丁合されたセットをあらかじめ選択した部数だけ作成す
る事後丁合式複写装置であって、通常時、提示された前
記原稿ページから一度に複数の同一コピー用紙が、提示
原稿ページの順に作成され、前記複数の同一コピー用紙
が複写装置のコピー出力側から多ビン式ソーターの個々
のビンに送り込まれることにより、該コピー用紙が頁順
に丁合いされる事後丁合式複写装置が提供される。この
複写装置は、コピー用紙の第1面に複写した後第2面に
複写できるようにコピー用紙を反転して提示するための
反転機能付きの、限定されたコピー用紙ピッチ長さを有
する無トレイ両面複写用バッファ環状通路手段を備え;
前記原稿ページ提示装置は、前記原稿ページを非通し番
号順の差し込みページ順序で提示する手段を備えてお
り;前記原稿ページ提示装置と前記複写装置の無トレイ
両面複写用バッファ環状通路手段と前記ソーターとは、
前記無トレイバッファ環状通路手段の前記限定されたコ
ピー用紙ピッチ長さに対応して、少なくとも3枚の片面
原稿ページから少なくとも2枚のコピー用紙で成る複数
の部分コピーセットを作成するように、前記片面原稿ペ
ージから少なくとも2枚のコピー用紙の第1面に複写
し、それらのコピー用紙を前記無トレイバッファ環状通
路手段を通して送り、適正な順序の片面原稿ページから
前記のコピー用紙の第2面に複写し、更に適正な順序の
片面原稿ページから次の複写を行うとともに、それらの
両面コピー用紙を前記複写装置の出力側から前記ソータ
ーの選択したビンへ送り込んで前記両面コピーの部分セ
ットを作っており、その後、別の原稿ページを順次提示
して異なるコピー用紙に複写し、これらの追加コピー用
紙を前記ソータービンに送り込んで前の両面コピー用紙
と一緒にし、前記原稿セットの全原稿ページが複写され
るまで、この手順を繰り返しており;前記ソーターは、
前記原稿ページの非通し番号順のページ順序の提示及び
複写に連係させて、前記複数の部分コピーセットを、非
通し番号順のビン順序で前記ビンに挿入して、前記ビン
の中に頁順に丁合いされたコピーセットを提供してお
り;少なくとも2枚のコピー用紙の前記部分コピーセッ
トの各々は、異なる原稿ページから得られた複数のコピ
ー用紙であり、前記部分コピーセットの各々のコピー用
紙は、ソーターの1つのビンに、別の前記部分コピーセ
ットがソーターの別のビンに挿入され終わる前に、通し
番号順に挿入される;ことを特徴とする。
本願第2発明によれば、コピーを作成する複写機又は
プリンタの複写装置へ原稿ページ提示装置によって順次
提示された複数ページの原稿セットの実際の原稿ページ
又は電子的原稿ページから、複数枚の両面コピー用紙の
丁合されたセットをあらかじめ選択した部数だけ作成す
る事後丁合式複写装置であって、通常時、提示された前
記原稿ページから一度に複数の同一コピー用紙が、提示
原稿ページの順に作成され、前記複数の同一コピー用紙
が複写装置のコピー出力側から多ビン式ソーターの個々
のビンに送り込まれることにより、該コピー用紙が頁順
に丁合いされる事後丁合式複写装置が提供される。この
複写装置は、コピー用紙の第1面に複写した後第2面に
複写できるようにコピー用紙を反転して提示するための
反転機能付きの、限定されたコピー用紙ピッチ長さを有
する無トレイ両面複写用バッファ環状通路手段を備え;
前記原稿ページ提示装置は、前記原稿ページを非通し番
号順の差し込みページ順序で提示する手段を備えてお
り;前記原稿ページ提示装置と前記複写装置の無トレイ
両面複写用バッファ環状通路と前記ソーターとは、前記
無トレイバッファ環状通路手段の前記限定されたコピー
用紙ピッチ長さに対応して、少なくとも2枚のコピー用
紙で成る複数の部分コピーセットを作成するように、少
なくとも2枚の両面原稿ページを少なくとも2枚のコピ
ー用紙の第1面に複写し、それらのコピー用紙を前記無
トレイバッファ環状通路手段を通して送り、両面コピー
の前記部分セットを作るために適正な順序の反対面の前
記原稿ページから前記のコピー用紙の第2面に複写し
て、それらの両面コピー用紙を前記複写装置の出力側か
ら前記ソーターの選択したビンへ送り込んでおり、その
後、別の原稿ページを順次提示して異なるコピー用紙に
複写し、これらの追加コピー用紙を前記ソータービンに
送り込んで前の両面コピー用紙と一緒にし、前記原稿セ
ットの全原稿ページが複写されるまで、この手順を繰り
返しており;前記ソーターは、前記原稿ページの非通し
番号順のページ順序の提示及び複写に連係させて、前記
複数の部分コピーセットを、非通し番号順のビン順序で
前記ビンに挿入して、前記ビンの中に頁順に丁合いされ
たコピーセットを提供しており;少なくとも2枚のコピ
ー用紙の前記部分コピーセットの各々は、異なる原稿ペ
ージから得られた複数のコピー用紙であり、前記部分コ
ピーセットの各々のコピー用紙は、ソーターの1つのビ
ンに、別の前記部分コピーセットがソーターの別のビン
に挿入され終わる前に、通し番号順に挿入される;こと
を特徴とする。
本願第3発明によれば、コピーを作成する複写機又は
プリンタの複写装置へ原稿ページ提示装置によって順次
提示された複数ページの原稿セットの実際の原稿ページ
又は電子的原稿ページから、複数枚の両面コピー用紙の
丁合されたセットをあらかじめ選択した部数だけ作成す
る事後丁合式複写装置であって、通常時、提示された前
記原稿ページから一度に複数の同一コピー用紙が、提示
原稿ページの順に作成され、前記複数の同一コピー用紙
が複写装置のコピー出力側から多ビン式ソーターの個々
のビンに送り込まれることにより、該コピー用紙が頁順
に丁合いされる事後丁合式複写装置が提供される。この
複写装置は、コピー用紙の第1面に複写した後第2面に
複写できるようにコピー用紙を反転して提示するための
反転機能付きの、限定されたコピー用紙ピッチ長さを有
する無トレイ両面複写用バッファ環状通路手段を備え;
前記原稿ページ提示装置は、前記原稿ページを非通し番
号順の差し込みページ順序で提示する手段を備えてお
り;前記原稿ページ提示装置と前記複写装置の無トレイ
両面複写用バッファ環状通路手段と前記ソーターとは、
前記無トレイバッファ環状通路手段の前記限定されたコ
ピー用紙ピッチ長さに対応して、少なくとも2枚のコピ
ー用紙で成るセットを作成するように、少なくとも2枚
の原稿ページを少なくとも2枚のコピー用紙の第1面に
複写し、それらのコピー用紙を前記無トレイバッファ環
状通路手段を通して送り、適正な順序の反対面の前記原
稿ページから前記のコピー用紙の第2面に複写して両面
コピーのセットを作るとともに、それらの両面コピー用
紙を前記複写装置の出力側から前記ソーターの選択した
ビンへ送り込んでおり、前記少なくとも2枚の原稿ペー
ジから前記少なくとも2枚のコピー用紙で成るセットを
作成する手順を繰り返し、その後、別の原稿ページを順
次提示して異なるコピー用紙に複写し、これらの追加コ
ピー用紙を前記ソータービンに送り込んで前の両面コピ
ー用紙と一緒にし、前記原稿セットの全原稿ページが複
写されるまで、この手順を繰り返しており;前記ソータ
ーは、前記原稿ページの非通し番号順のページ順序の提
示及び複写に連係させて、前記両面コピーのセットを、
通し番号順のビン順序で前記ビンに挿入して、前記ビン
の中に頁順に丁合いされたコピーセットを提供する;こ
とを特徴とする。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例 次に、第1図及び第2(a)図〜第2(k)図に記載
した実施例について詳細に説明する。第1図は、典型的
な複写機10と原稿取扱い装置20を略図で示す。また、い
ろいろな代替実施例(変更態様)は、想像線を用いて示
してある。複写機は、図示した以外の既知の形式のも
の、例えば前に引用した米国特許文献に開示されている
複写機でもよい。
図示した原稿取扱い装置20は、自動的に個々の原稿シ
ートを複写機10の通常の複写部(プラテン)22の上へ送
り、プラテン22上に配置されたベルト式プラテン原稿搬
送装置24を用いてプラテン22を横切って原稿シートを搬
送する。原稿シートは、入力通路25を通して、プラテン
22とその搬送装置24の一方の端へ入力される。原稿シー
トは、プラテン22から間隔をおいて配置された入力積重
ねトレイ26(プラテン22の一方の縁に、又はプラテン22
の上方に間隔をおいて配置された代替入力積重ねトレイ
(30′))からプラテン22へ順次送られる。原稿シート
を上向きに積み重ねるか又は下向きに積み重ねるか、1
−N順の原稿入力を選択するか又はN−1順の原稿入力
を選択するかに従って、原稿シートは下部給送装置27
(又は31)又は上部給送装置28により入力トレイ26(又
は30′)からプラテン22へ送られる。原稿シートは、プ
ラテン22上の整合複写位置へ運ばれて複写された後、プ
ラテン搬送装置24によってプラテン22から搬出される。
これ以上の詳細は、前に引用した米国特許文献、その他
の文献を参照されたい。完全に複写された原稿シート
は、出力トレイ30へ出力することもできるし、所望する
原稿取扱い/複写方式に従って、出力トレイ30へ排出す
ることもできるし、通路(想像線)33を通して入力トレ
イ26へ戻すこともできる(又は、もしトレイ30′が入力
トレイであれば、トレイ30′へ戻すこともできる)。こ
こには、既知の代替装置も図示した。
代りの事前丁合原稿取扱い(RDH操作)の場合は、原
稿シートは、従来通り、通常の丁合い順序で、通常の原
稿入力トレイ26又は30′に積み重ねられ、そのトレイか
ら同じトレイへ(プラテン22からプラテン22へ)エンド
レス再循環用環状通路(25,22,72,33)を通して再循環
され、複写ジョブが終るまで、その入力トレイに丁合順
に再丁合される。したがって、事前丁合原稿取扱いすな
わちRDH操作の場合には、独立した原稿出力再積重ねト
レイ30は不要である。後で説明するように、再循環用環
状通路は、一般に、一部が独立している追加された両面
複写用バイパス環状通路70,72,74の重要な例外がある
が、それ以外は一体構造にしてもよいことがわかる。
周知のように、原稿取扱い装置(DH)20は、さらに、
半自動原稿取扱い(SADH)複写すなわちストリーム給
送、又は割込み複写すなわち例外複写のために、独立し
た原稿入力口を設けることができる。この原稿入力口
は、例えば25,74又は別の場所に設けることができる。
このDH20のプラテン搬送装置24は、原稿交換の時間遅
れが少ない利点、給送及び整合上の利点、その他の知ら
れた利点を有する単一方向搬送方式が好ましい。したが
って、原稿シートをプラテンの一方の縁へ送っていると
きに、同じプラテン搬送装置24でプラテンの他方の縁か
ら別の原稿シートを搬出することができる。プラテンの
一方の縁から他の縁まで延びている本発明の両面原稿戻
し環状通路は、このプラテン搬送装置24に特に適してい
る。しかし、場合によっては、好ましくないけれども、
代わりに、原稿シートの逆方向整合やプラテンの同じ縁
からの原稿シートの搬出/搬入を採用してもよい。
第1図を参照すると、典型的な複写機10は、例えば、
前に引用した多くの米国特許文献に記載されている周知
のゼロックス複写機、又は他のゼログラフィク複写機、
又は他の形式の複写機であってもよい。複写機10は、通
常、感光ベルト12と、感光ベルト12に作用する各種のゼ
ログラフィク処理部すなわち、帯電部14、像露光部15、
像現像部16、トナー像転写部17、トナー清掃部18、等を
備えている。プラテン22上の原稿シートを照明し、コピ
ー用紙の選択したサイズに原稿像を合わせる可変縮小比
光学像形成装置19を用いて、感光ベルト12上の領域15に
像形成することができる。
開示した原稿取扱い装置は実際の原稿シートを取り扱
うが、代わりに、既知形式のLEDバー式ページ幅像形成
装置15′を用いて電子原稿ページ入力(EFE)を描き、
感光ベルト10上に像形成することもできる。注目されて
いるように、LEDバー式ページ幅像形成装置15′は、非
常に融通性のあるページ提示再順序付けが可能である。
さらに、像形成装置15′は、プリンタ又はファクシミ
リ、その他の複写機の代替用途に使用することもでき
る。
複写機、原稿取扱い装置及び仕上げ装置のすべての動
作は、通常、複写機の制御装置100で制御される。制御
装置100は、米国特許第4,475,156号及びその引用文献に
記載されているように、既知のプログラム可能マイクロ
プロセッサ装置が好ましい。相互に連結された複数のマ
イクロプロセッサを異なる場所で使用することができ
る。制御装置100は、すべての複写工程を制御し、あら
ゆるシートの給送を含め、ここに記載する諸機能を果た
す。これには、原稿送り装置20、原稿シートゲートとコ
ピー用紙ゲート、シート給送装置の駆動装置、仕上げ装
置、等の動作が含まれる。上記の米国特許に詳しく記載
されているように、制御装置100は、従来のように、コ
ピー用紙と原稿シートのカウント、送られ再循環された
原稿セット内の原稿シート数、コピーセットの所望部
数、制御スイッチのパネルを通じてオペレータが行った
その他の選択を記憶したり、比較したりする。制御装置
の情報は、原稿シートやコピー用紙、装置の作動部品の
位置を制御したり、追跡するのに使用される。例えば、
制御装置は、原稿再循環通路内の各種の原稿シートセン
サから、ジャム信号、タイミング信号、位置信号その他
の制御信号を受け取り、それらの信号に応答するように
通常のやり方で接続することができる。また制御装置は
自動的に作動し、選択された動作モード及びそのモード
における複写状態に応じてシート通路選択ゲートの位置
を調節する。また、制御装置100は、できれば前記オペ
レータ機能制御ボタン(スイッチ)を含む、命令ディス
プレイパネル部分を通常のやり方で操作し、その上の表
示を変更する。
第1図の複写機10についてさらに詳しく説明すると、
複写機10は、RDH20によって提供された両面又は片面原
稿シート、又は別の像入力からさまざまのコピー用紙に
複写された両面又は片面コピーセットを作成できるよう
に構成されている。独立した給紙トレイ32,32′は、選
ばれたどちらかのトレイから通路34を通してコピー用紙
を供給することができる。複写機の右側には、大用量給
紙装置36が設けてあり、独立した用紙入力通路が通路34
に合流している。また、大用量給紙装置36の上方には、
用紙バイパス入力シュートが挿入されている。コピー用
紙は、大容量給紙装置36又は給紙トレイ32か、又は32′
の選択されたどちらか一方から通常の整合装置へ送られ
る。整合されたコピー用紙は通路38を通して転写部17へ
送られ、原稿像のトナー像が、感光ベルト10からコピー
用紙の一方の面へ通常の方法で転写される。次に、トナ
ー像が転写されたコピー用紙は、通常、ロール式定着装
置42へ送られ、コピー用紙にトナー像が定着される。定
着されたコピー用紙は、そのまま反転されずに、ゲート
48と出力ローラー44を通過して、ソーター46へ入るか、
又は既知の仕上げ装置(図示せず)へ送られる。コピー
出力を事前丁合することができるが、その場合には、周
知のように、出力積重ねトレイと仕上げ装置、又はその
どちらか一方を使用する必要があるだけで、ソーターは
不要である。
両面複写のため反転する場合、出力ローラー44が逆転
して、ローラー44内の用紙を逆進させて、ゲート48の他
の側を通してローラー45及び通路50へ送り込み、次に別
のゲートが通路55と通路51とを選択する。(代わりに、
選択可能な反転器60を使用し、ゲート48で出力ローラー
44をバイパスしてもよい。)両面複写通路51に転向され
たコピー用紙は、もし両面複写用バッファトレイ52が設
けられていれば、そのの中に積み重ねることができる。
次に、バッファトレイ52内のコピー用紙は下部給送装置
54により連続的に送り出され、用紙通路34,38を通して
転写部17へ戻され、そこで第2面すなわち反対面のペー
ジ像が転写され、両面複写が完了する。
上記の代わりに、より好ましいのは、無トレイ両面複
写用バッファ環状戻し通路55を使用して両面コピーを作
成するやり方である。この両面複写方式では、片面複写
済みのコピー用紙は、両面を複写するため、次に詳しく
説明するように、停止させたり、どれかのトレイに積み
重ねたりせずに、連続環状通路50,55,38を通して転写部
17へ戻して、第2面を複写する。この方式では、中間に
コピー用紙を積み重ねるための両面複写用バッファトレ
イ52と、関連する再分離給送装置54と、それらに必要な
空間が不要になる。このことは、用紙のジャムの要因が
なくなり、ジャムを除去する必要がなくなるほか、既知
の関連ハードウェア、例えば、用紙縁ジョッガー、セッ
ト分離装置、異なる用紙サイズについて再設定されるト
レイ縁ガイドが不要になる。後で説明するように、開示
した原稿取扱い装置の原稿戻しバイパス環状通路は、こ
の無トレイ両面複写用バッファ環状通路と連係したその
動作により、複写機の生産性を低下させずに、無トレイ
両面複写用バッファ環状通路の使用を可能にする。これ
により、一度に2枚以上のコピー用紙が無トレイ両面複
写用バッファ環状通路内に存在することができ、かつコ
ピー用紙を近接させ連続的に流れるように送ることがで
きるので、多くのモード又は多くの場合において、複写
機の全複写速度、もしくはそれに近い複写速度で出力コ
ピーを作成することができる。
例えば、コピー用紙は、選択可能な1−N順片面原稿
複写に適合させるため、出力ローラー44の逆回転、通路
50内のローラー45の逆回転、続くローラー44の再逆回転
によって反転されて、ソーター46へ出力される。コピー
出力が事前丁合する場合は、コピー用紙を代替積重ね用
トレイ又は仕上げ装置へ出力することができる。上記の
代わりに、反転器60を設置して、出力する用紙の反転に
使用することができる。
同じ面に重ね印刷する場合やハイライトカラー印刷す
る場合には、その選ばれたコピー用紙を非反転環状通
路、すなわちゲート48、ローラー45、及び通路50,55,
(又は51)38を通して転写部17へ送り戻すことができ
る。
RDHの代替装置として、前に挙げた多くの特許文献に
記載されている従来のRDH形態を得るため、トレイ30の
代替トレイの前端に、原稿シートを原稿通路72から待機
場所74へ送る、又は原稿プラテン入力通路25へ送るため
の下部シート給送装置を設けることができる。その場合
には、トレイ26を除去することもできるし、又はトレイ
26を半自動原稿取扱い(SADH)入力口として使用するこ
ともできる。前記トレイ30の代替トレイとシート給送装
置は、通常のやり方で、最初の原稿スタックの装入、図
示した入力口による通常の再積重ね、及び再循環のため
の再給送を行う。この代替装置、すなわちトレイ30′と
給送装置31は、第1図に想像線で示してある。
第2(a)図〜第2(k)図は、ある原稿シートの給
送入力の一例と、5両面原稿シート(5枚、10ページ)
の典型的なセットに関する複写順序を略図で示す。この
例の場合、第2(a)図に示すように、複写機の第1ピ
ッチ(第1複写サイクル)において、最初の両面原稿シ
ート(第1面がページ1、第2面がページ2)が、入力
トレイ26内の原稿スタックの底から送り出される。この
最初の原稿シートは、下向きに置かれたスタックの底か
ら下部シート給送装置27によって送り出される。したが
って、ページ1は、そのまま入力原稿通路25を通って下
向きにプラテン22上の像形成位置へ提供され、そこでペ
ージ1が複写される(露光される)。この例の場合、1
コピー、つまり1複写サイクルを仮定している。もし事
後丁合複写を使用していれば、このとき、複数のコピー
を作成することができよう。もし両面複写用トレイ52を
使用していれば、各原稿ページの提示の際作成されるコ
ピー数は、選択した数又はソーターのビン数のどちらか
少ないほうである。
次に、第2複写機ピッチ(サイクル)では、第2
(b)図に示すように、ページ1の複写後、同じ最初の
原稿シート(1/2)がプラテン22の下流側すなわち出力
側から両面原稿環状通路72へ送り込まれる。このとき、
このシートの第2面すなわちページ2は複写されないこ
とに留意されたい。同時に、同い複写機ピッチにおい
て、給送装置27により入力トレイ26から第2の原稿シー
ト(3/4)がプラテン22上に送り込まれ、そのページ3
が複写される。すなわち、両面原稿複写を実行している
にもかかわらず、最初の原稿シートのページ1の直ぐ
後、第2の原稿シートのページ3が複写される。
この第2の原稿シート(3/4)が給送され複写されて
いるとき、最初の原稿シート(1/2)が移動中であるこ
とに留意されたい。すなわち、この最初の原稿シート
(1/2)は、プラテン22から搬出され、原稿反転器70で
反転された後、戻し環状通路72を通して、プラテン22の
入力側に近い再進入場所74へ直かに送り戻される。戻し
環状通路72は、その場所で、入力トレイ26からの入力通
路25と合流している。
次に、第3の複写機ピッチ(サイクル)では、第2
(c)図に示すように、最初の原稿シート(1/2)が再
進入場所74から再びプラテン22へ送り込まれ、その第2
面が複写される。これは、原稿スタック内の次の原稿シ
ート(5/6)に先立って、実行されることに留意された
い。最初の原稿シートの第2面の複写は、第2の原稿シ
ートの第1面の複写と、第3の原稿シートの第1面の複
写の間に割り込まれる、すなわち戻し環状通路72を通る
原稿シートとスタック26から入力通路25を通る原稿シー
トの間に割り込まれる。
さらに、第2(c)図の同じ第3の複写機ピッチで
は、第2の原稿シート(3/4)がプラテン22から搬出さ
れ、反転器70で反転され、戻し環状通路72を通って再進
入場所74へ移動中である。
第2(d)図の第4の複写機ピッチでは、両面複写済
みの最初の原稿シート(1/2)が、図示のように、プラ
テン22の下流端から再び搬出され、このときは、反転機
70をバイパスして、出力トレイ30へ排出される。上記の
代わりに、特に、事前丁合再循環(RDH)複写のため続
いて原稿シートを再循環したければ、戻し環状通路72か
ら入力トレイ26の上方に延びている別の通路33(一点鎖
線)で示すように、両面複写済みの原稿書類を入力トレ
イ26内の原稿スタックの一番上に戻して積み重ねするこ
とができる。これは、実際に好ましくやり方であり、そ
の場合には、トレイ30を省略することができる。これ
は、追加の事前丁合コピーのため、入力トレイ26から原
稿セットを直接自動再循環させることを考慮している。
しかし、図を明確にするため、独立したトレイ30に最終
的に再積重ねするDADFの代案を示してある。いずれにせ
よ、原稿セットの最終再積重ねは、丁合い順序である。
再積重ねの際正しい丁合いを維持するため、出力トレイ
30に積み重ねられる原稿シートは、ページ1が下向きに
なることに留意されたい。もし代案を使用すれば、トレ
イ26又は30′に再積み重ねする場合にも同じことが言え
るであろう。また、図を明確にするため、第2(f)図
以降の図面には、既にトレイ30に積み重ねられた原稿シ
ートは図示してない。
また、第2(d)図のこの第4ピッチでは、第2の原
稿シート(3/4)が再進入場所74からプラテンへ送ら
れ、その反対面(ページ4)が複写される。
次の第5ピッチは、第2(e)図と第2(f)図に分
けて示してある(より詳細に示すため)。第2(e)図
は、プラテンの上に送られてきた第3の原稿シート(5/
6)(そのページ5はまだ複写されていない)と、トレ
イ30に既に積み重ねられた先の原稿シート(1/2)の上
に再び積み重ねられる途中で反転器70をバイパスする第
2の原稿シート(3/4)を示す。第2(f)図は、同じ
第5ピッチにおいて、続いて第3の原稿シート(5/6)
のページ5が複写され、第2の原稿シート(3/4)が出
力トレイ30に再び積み重ねられるところを示す。
続いて第2(g)図〜第2(k)図について対応する
個々のピッチを説明すると、これ以降の原稿シート及び
ページについて、同じ手順が繰り返されることがわか
る。しかし、奇数枚数のこの例では、最後の原稿シート
(9/10)は、原稿シートの介在はなく、その反対面を複
写するため反転して、戻さなければならないことがわか
る。したがって、この例では、最後の原稿シートを送り
出し、原稿取扱い装置の戻し環状通路72を通して複写部
へ戻すための時間を与えるため、余分のピッチ、すなわ
ちスキップ(非複写)ピッチが必要である。これは、第
2(j)図と第2(k)図の複写サイクルの間に生じる
移動である。すなわち、奇数枚数の原稿セットの場合
は、最後から二番目の複写サイクルのように、第2
(j)図と第2(k)図の複写サイクルの間に、1っの
余分の複写サイクル(ピッチ)が生じることがある。
したがって、5両面原稿シートのジョブセット(偶数
セットサイズでなく奇数セットサイズ)から作成される
1事前丁合コピーセットの上記例(第2(a)図〜第2
(k)図)の場合、ページは、10連続複写機ピッチ、す
なわち、1,3,2,4,5,7,6,8,9,[スキップ],10の順序で
複写されることがわかる。もし原稿セットサイズが奇数
でなく偶数であれば、スキップピッチは必要ないであろ
う。
再び、第1図について説明すると、一般には、無トレ
イ両面複写が好ましいが、両面複写するコピーの中間保
管のため両面複写用トレイ52を使用する場合には、既知
の引っ込み式セットセパレータ53を設置することができ
る。例えば、米国特許第4,589,645号や英国特許第2,05
8,023A号に記載されている両面複写用トレイのセットセ
パレータを含め、前記米国特許に引用されているその他
の例を参照されたい。このセットセパレータ53は、前述
のように、両面複写する片面複写済みのコピー用紙の2
っの独立した中間セットを分離し、両者の完全さを保つ
ために既知のやり方で使用することができる。例えば、
原稿取扱い装置(DH)20とソーター46の組合わせから成
るDADHの変形を使用する事後丁合動作では、セットセパ
レータ53と、各原稿シートから一度に作成する最大コピ
ー枚数の2倍のシート容量を有するバッファトレイ52を
使用すれば、複写機の動作を、前に述べた原稿取扱い装
置の動作に調和させることができる。例えば、40ビンの
ソーター46の場合は、一度にページ1のコピー40枚と、
ページ3のコピー40枚をセットセパレータ53で分離して
保管するために、80シート容量の両面複写用トレイ52が
設置される。これらのページ1とページ3が両面複写さ
れ(第2面が複写され)、トレイ52が空になった後、1
組のページ5と、セットセパレータ53で分離された1組
のページ7を再挿入することができる。このシステム
は、不連続対の原稿ページの複写を、対応する対のコピ
ー用紙の順序付けに合わせることに留意されたい。
この自由に選択できる両面複写バッファトレイ中間保
管システム52,53,54は、ある特定モードにおいて、例え
ば、エンドレス両面複写用環状通路55や、その他のその
ような試みを使用する場合とは対照的に、大容量のソー
ター46や、あるいは事前丁合方式を用いる場合でも、一
度に大量の事後丁合コピーを作成する場合に自動的に選
択可能なオプションとして望ましいことがある。すなわ
ち、多数枚の両面コピー、特に2枚のみの片面原稿ペー
ジから両面コピーを作成する「バッチジョブ」は、たと
え両面複写用バッフア環状通路55が他のジョブに使用す
るため利用可能な場合でも、バッファトレイ52を上記の
ように自由に使用できることが望ましい。また、原稿手
差し両面複写方式は、バッファトレイ52を使用するもう
1っのオプションである。
次に、バッファトレイ52を使用する両面複写について
(無トレイすなわちコピー用紙が連続移動する両面複写
用バッファ環状通路55と対比して)詳しく説明する。従
来のDADH/ソーター構成(事後丁合複写用)では、各原
稿ページのコピーページが所望する全枚数だけ(最大枚
数はソーター46の容量)一度に複写されるのが普通であ
る。例えば、ソーター46のビン数が10であれば、両面原
稿/両面コピーのジョブの場合は、原稿シートがプラテ
ン上にある間に、一度に原稿ページ1のコピーが10枚ま
で作成され、10枚のコピーページ1がすべて両面複写用
バッファトレイ52へ送られる。このような従来方式で
は、続いて、両面複写用バッファトレイ52から送り出さ
れたコピーページ1の裏面に、同じ原稿シートの他の面
すなわちページ2が複写される。これに対して、本発明
の混成順序方式では、原稿ページ1のコピーが10枚作成
され、その直ぐ後、原稿ページ3(ページ2ではない)
のコピーが10枚作成される。次に、原稿ページ2のコピ
ーがコピーページ1の裏面すなわちページ2に複写され
る。前に指摘したように、このため、両面複写用バッフ
ァトレイ52は、2っの中間セットを取り扱えなければな
らない、すなわち、この例の場合、従来のアルゴリズム
では、従来の1セットの10枚の代わりに、2セットの20
枚を保持できなければならない。
次に、本発明の主題である混成順序原稿取扱い方式に
ついて一般的に説明する。以下、原稿取扱い操作を、若
干違う言い方で概説する。両面原稿セットの場合は、片
面が既に複写された両面原稿が、その反対面を複写する
ため原稿反転戻し環状通路72を通して反転され、プラテ
ンへ戻される間に、1または2枚の別の介在原稿シート
が複写される。これは、原稿スタックすなわちジョブの
従来の通し番号複写ページ順を小さい周期的複写サイク
ルに「分割」することにより達成される。特に重要なこ
とは、原稿シートを直接プラテン戻す通路すなわちバイ
パス通路72を使用することで、非線形ページ順が得られ
ることである。両面原稿シートは、この両面原稿戻し環
状通路72に周期的に通される。両面原稿シートは、片面
が複写された後、プラテン22から搬出され、通路72内の
反転器70で反転され、プラテン22へ直かに戻され(トレ
イ26へ戻さずに)、そしてトレイ26内の原稿スタックか
ら送られた他の原稿シートの前に、すなわち、この先の
現在戻されている原稿シートが両面原稿戻し環状通路72
により反転され、戻される間に少なくとも1枚の他の原
稿シートの第1面が複写された後でなければ、他の原稿
シートが複写される前に、原稿入力通路25に再び挿入さ
れる。すなわち、原稿シートは、独自の混成ページ順の
順序付けで複写され、通し番号ページ順の順序付けでは
ない。この方式を用いれば、複写機は、通常、両面原稿
シートの他の面を複写するため、裏返してプラテンへ戻
すに要する時間の間待っていなくてもよい(1又はそれ
以上の複写ピッチをスキップしなくてもよい)。生産性
は100%により近づくことができる。この両面原稿バイ
パス通路は、その通路長が少なくとも1原稿シート寸法
(給送方向に)でなければならないが、2原稿シート
長、又は3原稿シート長にすることもできよう。使用す
る独自の周期的アルゴリズムは、この環状通路の長さに
合ったものでなければならず、またこの通路にあふれる
ほど入れてはならない、すなわち通路長を超えてはなら
ない。環状通路72は、原稿シートが搬出されたプラテン
の反対側へ原稿シートを戻すことが望ましい。この環状
通路72は、入力トレイをバイパスするので、他の原稿シ
ートをプラテンへ搬入する妨げにならない。
前に述べたように、この連続環状割り込み原稿給送方
式と調和して動作するものに、反転器又は奇数の自然反
転を有し、同程度の通路長さを有する両立式両面複写用
コピー用紙戻し環状通路があることが好ましい。無トレ
イ両面複写アルゴリズムと複写機の構成は、両面複写の
ために、コピー用紙バッファ(両面複写用)トレイ及び
再給送装置を使用しなくてもよい。実際には、上に述べ
たように、エンドレス環状通路をコピー用紙両面複写用
バッファとして効率的に使用することができれば、バッ
ファトレイを省くことができるので好ましい。この装置
及びアルゴリズムでは、原稿反転戻し環状通路72を使用
する割り込み原稿複写サイクルと調和して動作する55の
ような両面複写用戻し環状通路を使用することが好まし
い。この両面複写用戻し環状通路55は複数シート容量を
有し、限定された容量の両面複写用バッファになる。し
たがって、この好ましい両面複写装置では、両面複写用
バッファトレイ52は、全く無くすか、あるいは、図示の
ように、臨時に代りに選択できる特別なケースの使用、
例えば両面原稿シートを手動取扱いする場合や、2、3
ページだけでの原稿シートから大量の両面コピーを作成
する場合のために設置してもよい。したがって、ADF/ソ
ーター方式の場合でも、通常は、中間セットを保管する
必要がない。すなわち、一度に少数の片面コピーがこの
両面複写用環状通路55内で循環され、反転されて転写部
へ戻され、その第2面に像を受け取った後、完成した両
面コピーとして複写機から排出される。
次に、DH20をDADFとして使用する事後丁合両面/両面
複写について、別の例で詳細に説明する。(その後、表
とソータまたはコレータの連係された動作例を用いて、
さらに別の例を詳細に説明する。)この例は、両面複写
用バッファトレイ52でなく、無トレイバッファ環状コピ
ー用紙両面複写用通路55を使用するものである。複写
は、第2(a)図の状態から開始することができる。
一例として、2ピッチの専用両面原稿戻し環状通路72
と3ピッチの両面複写用環状通路55を仮定すると、原稿
ページは、1,1,[スキップ],2,2,[スキップ],1,1,
[スキップ],2,2,...の順序で、事後丁合コピーの要求
枚数だけ、あるいはソータのビン数だけ繰り返して、複
写することができる。原稿シートは、スキップされたピ
ッチのとき反転される。続いて3,3,[スキップ],4,4,
[スキップ],...である。これは、「2回閃光」方式で
あり、原稿の循環回数はRDH動作モードの半分であるこ
とに留意されたい。しかし、もし原稿両面複写環状通路
とコピー両面複写環状通路の両方が3シート容量を有し
ていれば、以下のような100%効率複写アルゴリズムペ
ージ順序を使用することができる。すなわち、1,3,5;2,
4,6;1,3,5;2,4,6;....が選択されたコピーカウントだけ
繰り返され、自動的に7,9,11;8,10,12;7,9,11;8,10,1
2,...が続く(多数の原稿があると仮定し、もしさらに
多ければ、さらに続く)。後者のアルゴリズムでは、転
写部17から転写部17へ戻る環状通路48,50,55,38内を循
環している片面複写済みの3枚のコピー用紙に調和させ
て、一度に3枚の原稿シートがプラテンから環状通路72
を通って戻るように再循環している。3シートの各ジョ
ブサブセットの場合、2っの環状通路は満ちた状態であ
り、スキップは必要ない。
ここに示した基本例では、アルゴリズムは1−Nペー
ジ順複写用であり、DH20は1−N順で給送されるが、こ
れは不要である。次に、N−1ページ順複写用の代りの
原稿送り装置とトレイ配置について説明する。これらの
具体例は、転写部17から転写部17までのコピー取扱いモ
ジュール(copy handling module以下CHMと略す)の3
シート容量(3ピッチ)の両面複写用環状通路を示し、
さらに、2ピッチの両面原稿環状通路(すなわち、原稿
の複写からプラテンへ戻して反対面を複写する準備が完
了するのに、約2マシンピッチを要する)を示している
が、これも不要である。実際には、図示のように、これ
ら2っの環状通路72と55(それぞれ、原稿シートとコピ
ー用紙の環状通路)は、理論的には、ほぼ同じ長さであ
る、すなわち、両通路の長さは、間をおいた2シート寸
法(間をおいた3シート寸法がより好ましい)である。
いずれにせよ、アルゴリズムは、効率(生産性)を最大
にするため、2っの環状通路を調和させなければならな
い。
また、望ましいことに、同じ複写機構成、同じ用紙通
路、及び原稿シートの反転を必要としない片面原稿シー
トを非通し番号順に給送する同じ原稿送り装置を使用し
て、片面原稿シートから両面コピーを作成できることに
留意されたい。その例を次に開示する。
事後丁合(DADH/ソーター)装置の片面原稿/両面コ
ピーモードの場合の無トレイ両面複写動作について説明
する。望ましい効率的な順序すなわちアルゴリズムを案
出する上で重要な要素は、ピッチで表わされるCHM(コ
ピー取扱いモジュール)の両面複写用バッファ環状通路
のサイズ(有効環状通路長)、原稿交換時間、及び用紙
通路アーキテクチャ(すなわち、1−N又はN−1ペー
ジ順)である。従来の両面複写用バッファトレイ方式か
らのアルゴリズムの主な変更は、無トレイ両面複写に対
するCHMの用紙通路アーキテクチャの必要条件から生じ
る。無トレイ両面複写の場合、両面複写するコピー用紙
は、連続的に(すなわち、重なり合ったり、積み重ねら
れたり、停止されたり、あるいはトレイ内に保持された
りすることなく)両面複写用環状通路を一周し、かつ環
状通路の終りまでに反対面に原稿像を受け取るため、反
転されなければならない。ループは本質的に先入れ先出
し方式(FIFO)である。この構成は、待機する時間を無
くすために、無トレイ環状通路により第1面の像を有す
るコピー用紙が反転され、搬送されて再び転写位置へ戻
される時間までに、両面コピー用の正しい第2面の像が
プラテン上に置かれ、走査準備が完了していることが必
要である。また、通し番号順に両面複写する原稿ページ
の数は、環状通路長で制限される。これは、3ピッチの
両面複写用環状CHMの効率的な順序付けのために、第1
面の像の最初の走査後、第2面の像が第3ピッチのとき
プラテン上になければならないことを意味する。
最初に、無トレイ事後丁合両面複写の場合の従来の、
すなわち「非シャッフル」(シャッフルはトランプのカ
ードを切り混ぜるの意味)出力順序について説明する。
片面原稿の場合は、順次に走査することが望ましいが、
どの原稿シートも、CHM環状通路サイズが許す回数だけ
一度に連続して走査することができる。したがって、3
ピッチCHMの場合は、原稿シートが奇数枚数のセットの
最後の原稿シートでない限り、原稿シートを最大3回だ
け連続して走査することができ、その場合は、その最後
のコピー用紙が片面コピーになることがあり、したがっ
て、両面複写用環状通路を使用する必要はなく、すなわ
ちそれによる制限はない。例えば、3片面原稿4コピー
のジョブの場合には、3ピッチCHM及び1−Nアーキテ
クチャを仮定すると、片面原稿シート1が3回走査され
た後、原稿取扱い装置の戻し環状通路に送り込まれる。
次に片面原稿シート2がプラテン上に運ばれ、3回走査
された後、原稿取扱い装置の戻し環状通路に送り込まれ
る。すべての面2の像は、面1のコピー用紙と出会い、
出力するため使用できるが、4コピーが所望されている
から、原稿シート1をDADF戻し環状通路からプラテン上
へ戻して、再度走査しなければならない。その後、原稿
シート1を搬出し、積み重ねることができる。それに続
いて原稿書類2が戻し環状通路を通してプラテンへ戻さ
れる。第3ピッチの後に、2ピッチのスキップがある。
原稿シート1の4回目の走査後、原稿シート2が走査さ
れ、積み重ねられる。したがって、この時点で、原稿シ
ート1と原稿シート2の4枚の両面コピー(1/2)を得
られた。次に、原稿シート3がプラテンの上に運ばれ、
4回走査され、最終コピー用紙へ転写される裏面の像が
無いので、片面コピーとして複写され、直接出力され
る。原稿シート3の片面コピーは、ソーターのビンに積
み重ねるとき正しく丁合されるように、CHMを出る前に
反転される。
通常の通し番号順の「非シャッフル」順序付けを使用
するソーターの動作は、特に複雑ではなく、従来の逐次
ソータービン挿入順序を使用することができる。
次に、無トレイ両面複写を用いた、従来とは異なる、
すなわち「シャッフル」ソーター事後丁合複写アルゴリ
ズムについて述べる。「非シャッフル」無トレイ両面複
写には、かなりの生産性の低下が生じることがあるの
で、後で詳しく説明するように、複写順序をシャッフル
して幾つかのスキップピッチを無くすためのオプション
があることが望ましい。しかし、望ましい順序付けの必
要条件は、ジョブが終了したとき、コピー出力も再積重
ねされた原稿シートも共に正しく丁合されていなければ
ならないことである。
一例として、上記の3原稿4コピーのジョブの例を用
ると、「シャッフル」無トレイ動作の場合には、最初に
片面原稿シート1が3回走査され、その後DH戻し環状通
路を通して運ばれる。次に原稿シート2が、プラテンの
上に運ばれて、3回走査され、第1面が複写されたコピ
ー用紙と出会う。次に、原稿シート1がプラテンの上に
戻され、4回目の走査がなされた後、再び積み重ねられ
る。ここで、「非シャッフル」無トレイ動作の場合のよ
うに2ピッチをスキップする代わりに、原稿シート3が
プラテンの上に運ばれ、2回走査され、戻し環状通路を
通して運ばれる。次のピッチで、原稿シート2がプラテ
ンの上に戻され、走査された後、再び積み重ねられる。
次に原稿シート3が戻し環状通路からプラテンの上に運
ばれ、2回走査されて、ジョブが終了する。
しかし、このような「シャッフル」アルゴリズムは、
出力(コピー)がCHMを出るとき丁合されていないの
で、より複雑な、通常と異なるソーター動作が必要であ
る。これについては、後で詳しく説明する。
次に、片面原稿/両面コピー事前丁合(従来のRDH/仕
上げ装置動作)複写方式について述べる。従来のコピー
出力順序すなわち「非シャッフル」モードにおいては、
片面原稿は、サイクルごとに通常の丁合い順序で再び積
み重ねられる。3ピッチCHMの場合、第1面が像形成さ
れた後、第3ピッチのとき第2面の像がプラテンの上に
置かれていなければならないという必要条件が、アルゴ
リズムの主な考慮事項である。3片面原稿ジョブの場合
は、最初に原稿シート1がプラテンへ送られ、1回走査
された後、再び積み重ねられる。次に原稿シート2がプ
ラテンへ送られるが、第1面が複写されたコピー用紙
が、3ピッチ両面複写用バッファ環状通路を通してまだ
反転され、戻されていないので、像形成はされない。次
に原稿シート2は原稿取扱い装置の戻し環状通路を通し
て運ばれる。次に原稿シート3がプラテンへ運ばれ、1
回走査された後、戻し環状通路を通して運ばれる。次に
原稿シート2が戻し環状通路からプラテンへ運ばれ、1
回走査された後、再び積み重ねられる。次に原稿シート
3がプラテンへ運ばれ(像形成は必要ない)、再び積み
重ねられる。この手順が所望するセット数だけ繰り返さ
れる。
事前丁合(RDH/仕上げ装置動作)複写方式における
「シャッフル」モードは、「非シャッフル」モードとほ
ぼ同様に動作する。主な差は、片面原稿セットを再び積
み重ねるやり方にある。「非シャッフル」モードの場合
は、上述のように、原稿セットは常に丁合された順序で
再び積み重ねられる。「シャッフル」モードの場合は、
第2回目からn−1回目までの循環すなわちパスについ
ては、原稿セットがシャッフルされた順序で再積み重ね
られる。3原稿3セットのジョブの場合には、最初のパ
スでは、原稿シートは「非シャッフル」モードと同様に
走査されるが、原稿取扱い装置の戻し環状通路を用いて
1,3,2,の順序で再び積み重ねられる。それに続くn−1
までのパス(原稿セットの複写循環)では、原稿シート
がこの非丁合順序1,3,2,で提供される。n番目のパスで
は、原稿シートが再び積み重ねられる前に、原稿取扱い
装置の戻し環状通路により再丁合される。
次に、事後丁合(DADF/ソーター動作)複写の場合の
無トレイ両面複写動作の出力順序付けについて述べる。
最初に片面原稿/両面コピー動作について述べると、使
用できる2種類の複写及び出力順序付けがあるが、ここ
では、前述のように、それらを「シャッフル」及び「非
シャッフル」と記述する。
「非シャッフル」無トレイ両面複写アルゴリズムを使
用するソーター操作は特に複雑ではない。最終のCHMの
出力は、常に従来の丁合いに適している、すなわち、常
に従来の通し番号ページ順になっており、したがって、
従来の通し番号順ビン挿入ソーター操作を使用すること
ができる。
「シャッフル」無トレイ両面複写ソーター出力の場合
には、出力ページ順序が、この複写モードでは必ずしも
通し番号順でないので、ソーター操作に、多くの工夫を
しなければならない。正しい事後丁合を得るため、複写
機の出力に対し、従来と異なる非通し番号順のソーター
ビン選択が使用される。この動作を理解してもらう最も
容易なやり方は、実例による説明である。下表は、3シ
ート3ピッチCHM両面複写バッファ環状通路容量を有す
る複写機を用いた、「シャッフル」DADF/ソーターモー
ドの場合の3ページ片面原稿4両面コピーのジョブにつ
いての片面原稿/両面コピーモードのアルゴリズム表の
例である。
この表から、最初の3枚の両面コピーは、ピッチ4,5,
6,でCHMから出力された同じ3枚の同じページ(1/2)で
あることがわかる。したがって、ソーターは最初これら
の3枚のシートについて 通常のやり方で動作し、各コピー出力に対し順次1個の
ビンを増し、各ビン1,2,3,に1枚のコピー用紙を置いて
いく。しかし、Nコピーセットには、ソーターに利用可
能なビンがN個必要である。したがって、この4コピー
セットの例では、4個のビンに入れなければならない。
しかし、この場合、第4、第5及び第6ピッチは面1及
び面2の両面コピー(1/2)を3枚だけ出力し、そして
ソーターはビン3まで達している。しかし、再び、ピッ
チ7でDADHから別の第1面の像を内部CHM両面複写バッ
ファ環状通路に送り込んだ後、次のピッチ8,9でページ
3の片面コピーを2枚出力することができる(これは、
3ページの原稿セットの例であるので)。しかし、その
セットに必要な先のコピー(面1と面2の両面コピー)
がまだビン4に入っていないので、これらのページ3の
コピーをソーターのビン4へ出力することができない。
(もし出力すれば、誤丁合になる。)したがって、ソー
ターは、ピッチ8,9において、これらの2ページの3枚
のコピー出力を連続してビン1,2に受け入れるためビン
を再位置決めしなければならない。これにより、2っの
ビンの中に最初の2っのコピーセットが完成する。次
に、ピッチ10で、ページ1,2の最後の両面コピーがCHM両
面複写バッファ環状通路を通過し、出力する準備が完了
する。したがって、前にビン2に位置決めされたソータ
ーは、この時点でその出力を受け入れるように、ビン4
を移動させなければならない。最後に、ピッチ11,12
で、最後のページ3の3枚の片面コピーが出力される。
これらの最後のコピーの場合は、ソーターは、最初ビン
4に留どまり、次にビン3まで増して残りのセットを完
成することができる。
実際の出力及びビン挿入は、それらの間の用紙通路移
動時間のため像転写後の部分ピッチ又は全ピッチで起き
ることがあるので、この表は簡略化されていることに留
意されたい。また、通常は、複写部と転写部の間を感光
体が移動する時間があるけれども、DADHによる原稿像の
提示と、そのページの対応するCHMのコピー作成は、同
じピッチに示してある。
次に、両面原稿を無トレイ両面複写した出力の事後丁
合について述べる。前述の片面原稿/両面コピーの場合
と同様に、両面原稿/両面コピー無トレイ両面複写「シ
ャッフル」アルゴリズムには、非通し番号順のソーター
動作が必要である。2シート両面原稿(4ページ)、3
両面コピーのジョブに関するアルゴリズム表を下に示
す。
この例では、第4及び第5ピッチの間又はその直後、
2枚の同じ両面コピー(1/2)がそれぞれビン1と2へ
出力される。出力する準備のできた次の両面コピー(3/
4)は、ページ3の像とページ4の像を有する。コピー
セットは最初にページ1/2を有するコピーが必要である
が、そのコピー(1/2)はまだビン3内になく、したが
って、ビン3はコピー(3/4)を受け取ることができな
い。したがって、コピー(3/4)を受け取るためビン1
(又はビン2)を所定の位置へ戻さなければならない。
CHMを離れる次のコピーは、面1と面2の最後の両面コ
ピーである。これは、ピッチ10で、ビン3に置かれる。
最後に、面3と面4の最後の2枚の両面コピーが、この
両面複写用バッファ環状通路により連続してビン2と3
へ出力され、このジョブが完了する。次に、代りの混成
出力両面コピー丁合方式の別の例について述べる。この
方式では、丁合されたコピーセットが、従来と異なる順
序の原稿複写、及び調整された従来と異なる、すなわち
「シャッフル」されたビン選択(ビン移動、又はビン選
択ゲートの転向)によって、両面複写用バッファトレイ
を用いずに、すなわち両面複写するコピー用紙のための
エンドレス両面複写用環状通路を用いて、従来のソータ
ーのビンに出力される。この例では、複写機は、2シー
トCHM両面複写バッファ環状通路長を有し、6ページ
(3シート)両面原稿から1−N順で、3枚の両面コピ
ーセットを作成すると仮定する。原稿シート1の原稿ペ
ージ1が、入力トレイから原稿取扱い装置(DH)によっ
てプラテンの上に置かれ、1回複写される。最初の原稿
シート(1/2)は、次にDHの両面原稿戻し環状通路に送
り込まれる。次に、原稿ページ1のコピーがCHMの両面
複写バッファ環状通路に送り込まれる。次に原稿ページ
3が1回複写され(第2の両面原稿シートをプラテンの
上に送って)、原稿ページ3のコピーがCHMの両面複写
用バッファ環状通路に送り込まれる。原稿ページ3が複
写されている間に、原稿シート(1/2)はDHの両面原稿
戻し環状通路内にあって、反転されることに留意された
い。次に第2の原稿シート(3/4)がDHの両面原稿戻し
環状通路に送り込まれる。次に原稿シート(1/2)の原
稿ページ2が、DHの両面原稿戻し環状通路によってプラ
テンの上に置かれ、CHMの両面複写用バッファ環状通路
から戻されてきたページ1のコピーの裏面に複写され
て、この完成したコピー(1/2)が複写機から出力され
る。次に、原稿シート2の原稿ページ4がDHの両面原稿
戻し環状通路によってプラテンの上に置かれ、同様に原
稿ページ2のコピーの裏面に複写されて出力される。こ
れらの最初の2枚のコピーは順次その順序で同じ1個の
ソータービンに排出されるので、この最初のソータービ
ンには、現在コピー(1/2)と(3/4)が入っている。続
いて、この手順を2回又はそれ以上繰り返して、2個又
はそれ以上のビンに同じ対の2枚の異なる両面コピーを
排出することができる(この例では、コピーセットが3
部要求されているので)。次に、最後の原稿シート(5/
6)の原稿ページ5がプラテンの上に送られ、1回複写
され、裏返された後、その他の面(ページ6)が複写さ
れる。これが3回繰り返されて、最後の3コピー(5/
6)が作成され、それぞれ、同じ3個のビンの1っに入
れられる。これにより、各ビンの中にコピーセット1/2,
3/4,5/6が全部そろい、このジョブが完了する。
ここで説明している方式では、両面複写バッファ環状
通路のシート容量に対応する数の異なるページ(同じコ
ピーではない)の複数枚の部分コピーセットがそれぞれ
独立したビンに送り込まれ、その後、別の複写サイクル
で、追加の原稿ページからの追加の部分コピーセットが
同じビンに送り込まれ、これらのビン内にある前の部分
コピーセットと合体して丁合されたセットができ上がる
ことに留意する必要がある。すなわち、複数の部分コピ
ーセットが作られ、ソーターのビンに入れられ、続いて
追加の部分コピーセットが作られ、同じビン内のコピー
セットの上に置かれ、各ビンの中に完全にそろったコピ
ーセットができ上がる、つまり全ジョブが完了する。こ
のアルゴリズムは、特に大きな原稿セットについては、
非常に効率が良い。CHMの両面複写用バッファ環状通路
のピッチ長で割った原稿セットの原稿枚数が整数でな
く、したがって原稿セットの最後の原稿シートを複写す
るときCHMの両面複写用バッファ環状通路が一杯にする
ことができない場合や、DHの両面原稿戻し環状通路の原
稿シート長で割った原稿セットの原稿枚数が整数でな
く、したがって別の原稿ページを複写している間はDHの
両面原稿戻し環状通路を使用できない場合を除いて、原
稿セットの最後の原稿シートを複写するまで、ピッチの
スキップはない。
開示した無トレイ両面複写のための混成すなわち「シ
ャッフル」事後丁合(仕分け)アルゴリズムは、具体的
な実施例の間でかなり相違していることに留意された
い。2シートピッチ長のCHM両面複写用バッファ環状通
路と3シートピッチ長のCHM両面複写用バッファ環状通
路について説明した実例は、それぞれの効率を最大にす
るために全く異なっている。相違するかも知れないが、
説明した実例からわかるように、開示したすべてのケー
スにおいて、従来と異なる複写順序とソータービン挿入
順序が使用されている。複写ジョブの際、通し番号順に
一度に作成するコピー数、通し番号順に挿入するビン
数、ビンを変更又は移動させずに、通し番号順にビンに
挿入するコピー数、及びビンに挿入する順序を変更した
いことがある。ビンに挿入する順序は、両方向に不規則
であり、挿入順序のある点で、あるコピーをビンに挿入
せずに、中間のビンを素通りする。従来のソータービン
のように通し番号順に、ビンにコピーが出力されないの
で、用語「混成」又は「シャッフル」出力を使用してい
る。同様に、従来と異なる仕分けされたコピーが生じる
ように複写される原稿ページは、従来の原稿取扱い装置
の場合のように、通し番号順すなわち丁合順序で複写さ
れないので、「混成」又は「シャッフル」原稿入力を使
用している。
発明の効果 本発明によれば、事後丁合式両面複写装置において、
両面複写のための、反転の時間遅れの時間を無駄にせ
ず、極めて効率のよい生産性の高い複写作業ができ、事
後丁合い式の両面複写でありながら、両面原稿シートか
ら両面コピーの部分的丁合いセットを得ることができ、
これにより、大量コピーを行う場合には、時間を無駄に
しない生産性の高い複写作業ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による典型的な原稿取扱い装置を備え
た典型的な複写機の略正面図、及び 第2(a)図〜第2(k)図は、複写機ピッチに対応す
るそれぞれの逐次動作における原稿シート及びページ位
置を示す、第1図の原稿取扱い装置の拡大略正面図であ
る。 符号の説明 10……複写機、12……感光ベルト、14……帯電部、15…
…露光部、15′……LEDバー式ページ幅像形成装置、16
……現像部、17……転写部、18……清掃部、19……可変
縮小比光学像形成装置、20……原稿取扱い装置(DH)、
22……プラテン、24……ベルト式プラテン搬送装置、25
……入力通路、26……入力トレイ、27……下部給送装
置、28……上部給送装置、30……出力トレイ、30′……
入力トレイ、31……給送装置、32,32′……給紙トレ
イ、33……通路、34……用紙通路、36……大容量給紙装
置、38……用紙通路、42……ロール式定着装置、44……
出力ローラー、45……ローラー、46……ソーター、48…
…ゲート、50,51……通路、52……両面複写用バッファ
トレイ、53……セットセパレータ、54……下部給送装
置、55……無トレイ両面複写用バッファ環状通路、60…
…反転器、70……原稿反転器、72……両面原稿戻し環状
通路、74……待機場所、100……制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョージ ジェイ ローラー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14526 ペンフィールド ブルックシャ ー レーン 10 (56)参考文献 特開 昭53−87735(JP,A) 特開 昭58−80667(JP,A) 特開 昭58−90658(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コピーを作成する複写機又はプリンタの複
    写装置へ原稿ページ提示装置によって順次提示された複
    数ページの原稿セットの実際の原稿ページ又は電子的原
    稿ページから、複数枚の両面コピー用紙の丁合されたセ
    ットをあらかじめ選択した部数だけ作成する事後丁合式
    複写装置であって、通常時、提示された前記原稿ページ
    から一度に複数の同一コピー用紙が、提示原稿ページの
    順に作成され、前記複数の同一コピー用紙が複写装置の
    コピー出力側から多ビン式ソーターの個々のビンに送り
    込まれることにより、該コピー用紙が頁順に丁合いされ
    る事後丁合式複写装置において、 前記複写装置は、コピー用紙の第1面に複写した後第2
    面に複写できるようにコピー用紙を反転して提示するた
    めの反転機能付きの、限定されたコピー用紙ピッチ長さ
    を有する無トレイ両面複写用バッファ環状通路手段を備
    え、 前記原稿ページ提示装置は、前記原稿ページを非通し番
    号順の差し込みページ順序で提示する手段を備えてお
    り、 前記原稿ページ提示装置と前記複写装置の無トレイ両面
    複写用バッファ環状通路手段と前記ソーターとは、前記
    無トレイバッファ環状通路手段の前記限定されたコピー
    用紙ピッチ長さに対応して、少なくとも3枚の片面原稿
    ページから少なくとも2枚のコピー用紙で成る複数の部
    分コピーセットを作成するように、前記片面原稿ページ
    から少なくとも2枚のコピー用紙の第1面に複写し、そ
    れらのコピー用紙を前記無トレイバッファ環状通路手段
    を通して送り、適正な順序の片面原稿ページから前記の
    コピー用紙の第2面に複写し、更に適正な順序の片面原
    稿ページから次の複写を行うとともに、それらの両面コ
    ピー用紙を前記複写装置の出力側から前記ソーターの選
    択したビンへ送り込んで前記両面コピーの部分セットを
    作っており、その後、別の原稿ページを順次提示して異
    なるコピー用紙に複写し、これらの追加コピー用紙を前
    記ソータービンに送り込んで前の両面コピー用紙と一緒
    にし、前記原稿セットの全原稿ページが複写されるま
    で、この手順を繰り返しており、 前記ソーターは、前記原稿ページの非通し番号順のペー
    ジ順序の提示及び複写に連係させて、前記複数の部分コ
    ピーセットを、非通し番号順のビン順序で前記ビンに挿
    入して、前記ビンの中に頁順に丁合いされたコピーセッ
    トを提供しており、 少なくとも2枚のコピー用紙の前記部分コピーセットの
    各々は、異なる原稿ページから得られた複数のコピー用
    紙であり、前記部分コピーセットの各々のコピー用紙
    は、ソーターの1つのビンに、別の前記部分コピーセッ
    トがソーターの別のビンに挿入され終わる前に、通し番
    号順に挿入される ことを特徴とする事後丁合式複写装置。
  2. 【請求項2】コピーを作成する複写機又はプリンタの複
    写装置へ原稿ページ提示装置によって順次提示された複
    数ページの原稿セットの実際の原稿ページ又は電子的原
    稿ページから、複数枚の両面コピー用紙の丁合されたセ
    ットをあらかじめ選択した部数だけ作成する事後丁合式
    複写装置であって、通常時、提示された前記原稿ページ
    から一度に複数の同一コピー用紙が、提示原稿ページの
    順に作成され、前記複数の同一コピー用紙が複写装置の
    コピー出力側から多ビン式ソーターの個々のビンに送り
    込まれることにより、該コピー用紙が頁順に丁合いされ
    る事後丁合式複写装置において、 前記複写装置は、コピー用紙の第1面に複写した後第2
    面に複写できるようにコピー用紙を反転して提示するた
    めの反転機能付きの、限定されたコピー用紙ピッチ長さ
    を有する無トレイ両面複写用バッファ環状通路手段を備
    え、 前記原稿ページ提示装置は、前記原稿ページを非通し番
    号順の差し込みページ順序で提示する手段を備えてお
    り、 前記原稿ページ提示装置と前記複写装置の無トレイ両面
    複写用バッファ環状通路手段と前記ソーターとは、前記
    無トレイバッファ環状通路手段の前記限定されたコピー
    用紙ピッチ長さに対応して、少なくとも2枚のコピー用
    紙で成る複数の部分コピーセットを作成するように、少
    なくとも2枚の両面原稿ページを少なくとも2枚のコピ
    ー用紙の第1面に複写し、それらのコピー用紙を前記無
    トレイバッファ環状通路手段を通して送り、両面コピー
    の前記部分セットを作るために適正な順序の反対面の前
    記原稿ページから前記のコピー用紙の第2面に複写し
    て、それらの両面コピー用紙を前記複写装置の出力側か
    ら前記ソーターの選択したビンへ送り込んでおり、その
    後、別の原稿ページを順次提示して異なるコピー用紙に
    複写し、これらの追加コピー用紙を前記ソータービンに
    送り込んで前の両面コピー用紙と一緒にし、前記原稿セ
    ットの全原稿ページが複写されるまで、この手順を繰り
    返しており、 前記ソーターは、前記原稿ページの非通し番号順のペー
    ジ順序の提示及び複写に連係させて、前記複数の部分コ
    ピーセットを、非通し番号順のビン順序で前記ビンに挿
    入して、前記ビンの中に頁順に丁合いされたコピーセッ
    トを提供しており、 少なくとも2枚のコピー用紙の前記部分コピーセットの
    各々は、異なる原稿ページから得られた複数のコピー用
    紙であり、前記部分コピーセットの各々のコピー用紙
    は、ソーターの1つのビンに、別の前記部分コピーセッ
    トがソーターの別のビンに挿入され終わる前に、通し番
    号順に挿入される ことを特徴とする事後丁合式複写装置。
  3. 【請求項3】コピーを作成する複写機又はプリンタの複
    写装置へ原稿ページ提示装置によって順次提示された複
    数ページの原稿セットの実際の原稿ページ又は電子的原
    稿ページから、複数枚の両面コピー用紙の丁合されたセ
    ットをあらかじめ選択した部数だけ作成する事後丁合式
    複写装置であって、通常時、提示された前記原稿ページ
    から一度に複数の同一コピー用紙が、提示原稿ページの
    順に作成され、前記複数の同一コピー用紙が複写装置の
    コピー出力側から多ビン式ソーターの個々のビンに送り
    込まれることにより、該コピー用紙が頁順に丁合いされ
    る事後丁合式複写装置において、 前記複写装置は、コピー用紙の第1面に複写した後第2
    面に複写できるようにコピー用紙を反転して提示するた
    めの反転機能付きの、限定されたコピー用紙ピッチ長さ
    を有する無トレイ両面複写用バッファ環状通路手段を備
    え、 前記原稿ページ提示装置は、前記原稿ページを非通し番
    号順の差し込みページ順序で提示する手段を備えてお
    り、 前記原稿ページ提示装置と前記複写装置の無トレイ両面
    複写用バッファ環状通路手段と前記ソーターとは、前記
    無トレイバッファ環状通路手段の前記限定されたコピー
    用紙ピッチ長さに対応して、少なくとも2枚のコピー用
    紙で成るセットを作成するように、少なくとも2枚の原
    稿ページを少なくとも2枚のコピー用紙の第1面に複写
    し、それらのコピー用紙を前記無トレイバッファ環状通
    路手段を通して送り、適正な順序の反対面の前記原稿ペ
    ージから前記のコピー用紙の第2面に複写して両面コピ
    ーのセットを作るとともに、それらの両面コピー用紙を
    前記複写装置の出力側から前記ソーターの選択したビン
    へ送り込んでおり、前記少なくとも2枚の原稿ページか
    ら前記少なくとも2枚のコピー用紙で成るセットを作成
    する手順を繰り返し、その後、別の原稿ページを順次提
    示して異なるコピー用紙に複写し、これらの追加コピー
    用紙を前記ソータービンに送り込んで前の両面コピー用
    紙と一緒にし、前記原稿セットの全原稿ページが複写さ
    れるまで、この手順を繰り返しており、 前記ソーターは、前記原稿ページの非通し番号順のペー
    ジ順序の提示及び複写に連係させて、前記両面コピーの
    セットを、通し番号順のビン順序で前記ビンに挿入し
    て、前記ビンの中に頁順に丁合いされたコピーセットを
    提供する ことを特徴とする事後丁合式複写装置。
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